JP2013224232A - シリコン単結晶育成用石英るつぼ、シリコン単結晶育成用石英るつぼの製造方法、およびシリコン単結晶の製造方法 - Google Patents

シリコン単結晶育成用石英るつぼ、シリコン単結晶育成用石英るつぼの製造方法、およびシリコン単結晶の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013224232A
JP2013224232A JP2012096953A JP2012096953A JP2013224232A JP 2013224232 A JP2013224232 A JP 2013224232A JP 2012096953 A JP2012096953 A JP 2012096953A JP 2012096953 A JP2012096953 A JP 2012096953A JP 2013224232 A JP2013224232 A JP 2013224232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
single crystal
silicon
crucible
coating layer
silicon single
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012096953A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5870263B2 (ja
Inventor
Hidetoshi Utsuro
英俊 宇津呂
Tadashi Okamoto
匡史 岡本
Ryo Kuwabara
涼 桑原
Naoya Ryoki
直矢 領木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012096953A priority Critical patent/JP5870263B2/ja
Priority to US13/792,561 priority patent/US20130276694A1/en
Publication of JP2013224232A publication Critical patent/JP2013224232A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5870263B2 publication Critical patent/JP5870263B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • C30B15/10Crucibles or containers for supporting the melt
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • C30B15/14Heating of the melt or the crystallised materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T117/00Single-crystal, oriented-crystal, and epitaxy growth processes; non-coating apparatus therefor
    • Y10T117/10Apparatus
    • Y10T117/1024Apparatus for crystallization from liquid or supercritical state
    • Y10T117/1032Seed pulling

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

【課題】従来のチョクラルスキー法によるシリコン単結晶の製造工程では、石英るつぼ内のシリコン融液を汚染してしまい、また溶融工程が長時間化してしまうという問題があった。
【解決手段】石英材料のるつぼ本体12と、るつぼ本体の内壁に形成された、内部に充填するシリコン材料14と同等の純度を有する純シリコンのコーティング層17とを備えた構成とする。コーティング層17の純シリコンは、内部に充填したシリコン材料とともに溶融する。
【選択図】図1

Description

本発明は、チョクラルスキー法によるシリコン単結晶の製造方法、その製造に用いるシリコン単結晶育成用石英るつぼ、およびシリコン単結晶育成用石英るつぼの製造方法に関するものである。
チョクラルスキー工程は、シリコンウエハを作製する単結晶シリコンインゴットを製造する方法として従来から行なわれており、ほぼ完成された技術となっている。
図8に、従来のチョクラルスキー工程におけるシリコン単結晶引き上げ時の状態を示す。
チョクラルスキー工程では、石英製のるつぼ92にシリコン原料を充填し、石英るつぼ92を包囲するヒーターによって加熱を行い、充填されたシリコン原料を融解し、シリコン多結晶融液93とする。
次に、種結晶94をシリコン多結晶融液93の溶融液面に接しつつ回転させながら徐々に引き上げると、接触面の凝固と共に結晶が成長し、円柱状のシリコン単結晶95を得ることができる。
特開昭57−71894号公報
しかしながら、従来のチョクラルスキー法によるシリコン単結晶の製造工程では、石英るつぼの内壁が剥がれてシリコン融液を汚染してしまい、また石英るつぼの内壁にシリコン原料が固着して溶融工程が長時間化してしまう、という問題があった。
これらの問題について、以下に説明する。
図9(a)に、チョクラルスキー工程におけるシリコン原料を充填した状態を示し、図9(b)にシリコン原料を充填する際の問題点を説明するための図を示す。
まず、図9(a)に示すように、石英るつぼ98内に原材料であるポリシリコン塊97を充填するが、その際に、ポリシリコン塊97が石英るつぼ98の内壁にこすれることにより、図9(b)に示すように微細なSiOチッピング(欠け)99が発生し、石英の小片により、ポリシリコン塊97が溶融した後のシリコン融液を汚染してしまう。
また、図9(a)に示す充填工程の際に、ポリシリコン塊97が石英るつぼ98の内壁に押し付けられて、図9(b)に示すようにポリシリコン塊97が石英るつぼ98の内壁にめり込み、貼り付き96が生じることがある。ポリシリコン塊97が石英るつぼ98の内壁に固着すると、溶融工程が長時間化してしまう。
なお、特許文献1に、作製するシリコン単結晶中に含有される酸素濃度を均一にすることを目的として、シリコン多結晶融液に不溶の膜(例;Si)を内壁面の上部に設けた構成の石英るつぼが開示されているが、このような構成の石英るつぼを用いた場合でも、シリコン原料の充填時にSiNチッピングが生じてシリコン融液を汚染してしまい、また不溶膜の層にシリコン原料が貼り付いてしまい、同様の問題が生じる。
本発明は、上記従来の課題を考慮して、チョクラルスキー工程においてコンタミ防止と溶融時間の短縮を実現できるシリコン単結晶育成用石英るつぼ、シリコン単結晶育成用石英るつぼの製造方法およびシリコン単結晶の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
石英材料のるつぼ本体と、
前記るつぼ本体の内壁に形成された、内部に充填するシリコン材料と同等の純度を有する純シリコンのコーティング層とを備えたことを特徴とする、シリコン単結晶育成用石英るつぼである。
また、第2の本発明は、
前記コーティング層は、多結晶処理が施された多結晶シリコンであることを特徴とする、第1の本発明のシリコン単結晶育成用石英るつぼである。
また、第3の本発明は、
前記コーティング層は、少なくとも、前記るつぼ本体の最上部における厚さが前記るつぼ本体の底部における厚さよりも薄いことを特徴とする、第1の本発明のシリコン単結晶育成用石英るつぼである。
また、第4の本発明は、
前記コーティング層には、凹凸面が設けられていることを特徴とする、第1の本発明のシリコン単結晶育成用石英るつぼである。
また、第5の本発明は、
石英材料のるつぼ本体の内壁にシリコン粉末を塗布し、局所加熱処理によって前記塗布したシリコン粉末を多結晶化することによって純シリコンのコーティング層を形成することを特徴とする、シリコン単結晶育成用るつぼの製造方法である。
また、第6の本発明は、
前記コーティング層を、少なくとも前記るつぼ本体の最上部における厚さが前記るつぼ本体の底部における厚さよりも薄くなるように形成することを特徴とする、第5の本発明のシリコン単結晶育成用るつぼの製造方法である。
また、第7の本発明は、
前記コーティング層に凹凸面を設けることを特徴とする、第5の本発明のシリコン単結晶育成用るつぼの製造方法である。
また、第8の本発明は、
第1の本発明のシリコン単結晶育成用石英るつぼの内部に、原材料のポリシリコン塊を充填する充填工程と、
前記シリコン単結晶育成用石英るつぼを加熱して、前記充填したポリシリコン塊を溶融する溶融工程と、
前記シリコン単結晶育成用石英るつぼを加熱しながら、前記ポリシリコン塊を溶融したシリコン融液からシリコン単結晶を引き上げる単結晶引き上げ工程とを備えたことを特徴とする、シリコン単結晶の製造方法である。
また、第9の本発明は、
前記シリコン単結晶育成用石英るつぼの前記るつぼ本体の内壁に形成されている前記コーティング層は、多結晶処理が施された多結晶シリコンであることを特徴とする、第8の本発明のシリコン単結晶の製造方法である。
また、第10の本発明は、
前記溶融工程において、前記コーティング層の純シリコンが溶融することを特徴とする、第8の本発明のシリコン単結晶の製造方法である。
また、第11の本発明は、
前記充填工程では、前記シリコン単結晶育成用石英るつぼの前記るつぼ本体の内壁に形成されている前記コーティング層と密着するように前記ポリシリコン塊を充填し、
前記溶融工程では、前記るつぼ本体の外側からヒーターにより加熱することを特徴とする、第8の本発明のシリコン単結晶の製造方法である。
また、第12の本発明は、
前記充填工程では、前記シリコン単結晶育成用石英るつぼの前記るつぼ本体の内壁に形成されている前記コーティング層が変形または部分的に分離されるように前記ポリシリコン塊を前記コーティング層に押し付けながら充填し、
前記溶融工程では、分離された前記コーティング層の純シリコンの破片が前記ポリシリコン塊とともに溶融することを特徴とする、第8の本発明のシリコン単結晶の製造方法である。
また、第13の本発明は、
前記溶融工程後に、シリコン溶融液面よりも上部の、前記シリコン単結晶育成用石英るつぼの前記るつぼ本体の内壁に前記コーティング層が残存していることを特徴とする、第8の本発明のシリコン単結晶の製造方法である。
また、第14の本発明は、
前記シリコン単結晶育成用石英るつぼの前記るつぼ本体の内壁に形成されている前記コーティング層の純シリコンとして、シリコンインゴット製造の後工程であるシリコンウエハ製造工程において、切代として発生する単結晶のシリコン屑を用いることを特徴とする、第8の本発明のシリコン単結晶の製造方法である。
本発明により、チョクラルスキー工程においてコンタミ防止と溶融時間の短縮を実現できるシリコン単結晶育成用石英るつぼ、シリコン単結晶育成用石英るつぼの製造方法およびシリコン単結晶の製造方法を提供できる。
(a)本発明の実施の形態1における石英るつぼの断面図、(b)本発明の実施の形態1における、単結晶シリコンインゴット製造の際の、シリコン材料の充填工程時の石英るつぼの断面図、(c)本発明の実施の形態1における、単結晶シリコンインゴット製造の際の、シリコン材料の溶融工程後の石英るつぼの断面図 本発明の実施の形態1における石英るつぼを用いることにより従来の問題を解決できることを説明するための図 本発明の実施の形態1における、上部と下部でSiコーティング層の厚さを異ならせた構成の石英るつぼの断面図 (a)本発明の実施の形態2における、石英るつぼのSiコーティング層の形成方法を説明するための図、(b)本発明の実施の形態2における、Siコーティング層を形成した石英るつぼの断面図 (a)本発明の実施の形態2における、石英るつぼのSiコーティング層の他の形成方法を説明するための図、(b)本発明の実施の形態2における、凹凸面を有するSiコーティング層を形成した石英るつぼの断面図 本発明の実施の形態3の石英るつぼにおける、単結晶引き上げ工程時の輻射熱線のシールド効果を説明するための図 本発明の実施の形態3における、不溶膜を形成した構成の石英るつぼの断面図 従来のチョクラルスキー工程におけるシリコン単結晶引き上げ時の状態を示す図 (a)従来のチョクラルスキー工程におけるシリコン原料を充填した状態を示す図、(b)従来のチョクラルスキー工程におけるシリコン原料を充填する際の問題点を説明するための図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1(a)に、本発明の実施の形態1の石英るつぼの断面図を示す。
また、図1(b)に、単結晶シリコンインゴット製造の際の、シリコン材料の充填工程時の断面図を示し、図1(c)に、シリコン材料の溶融工程後の断面図を示す。
本実施の形態1の石英るつぼは、図1(a)に示すように、るつぼ本体部12の内壁に、石英るつぼに充填するポリシリコン塊14と同等の純度を持った純シリコンでコーティングを施し、Siコーティング層17を形成している。るつぼ本体部12は、一般的に使用される石英製のシリコン単結晶育成用のるつぼであり、本実施の形態1の石英るつぼは、その一般的に使用される石英るつぼの内壁にSiコーティング層17を形成した構成としている。
単結晶シリコンインゴットの製造工程において、まず図1(b)に示すように、本実施の形態1の石英るつぼ内に、ポリシリコン塊14を充填する。
そして、溶融工程に入り、溶融工程終了時には、図1(c)に示すように、ポリシリコン塊14とSiコーティング層17の両方が溶融してシリコン多結晶融液13となる。
このように、本実施の形態1では、溶融工程において、Siコーティング層17自体を溶融させる。
なお、るつぼ本体部12が、本発明のるつぼ本体の一例にあたり、Siコーティング層17が、本発明のコーティング層の一例にあたる。また、ポリシリコン塊14が、本発明のシリコン材料の一例にあたる。
次に、本実施の形態1の石英るつぼを用いることにより、上記した従来の問題を解決できる理由について説明する。
図2に、本実施の形態1の石英るつぼを用いることにより従来の問題を解決できることを説明するための図を示す。
るつぼ本体部12の内壁にSiコーティング層17が形成されているので、原材料であるポリシリコン塊14を石英るつぼ内に充填する際に、ポリシリコン塊14がるつぼ本体部12の表面に直接触れることが無い。このため、図9(b)で説明したような石英の小片が、石英るつぼの内部に入り、コンタミネーション(汚染物)としてシリコン多結晶融液13に混入することを避けることができる。
ポリシリコン塊14の充填時にチッピング(欠け)が発生するが、純シリコンのSiコーティング層17がチッピングしても、混入するのはポリシリコン塊14と同等の純度を持った純Siチッピング18であるため、汚染とはならない。
また、Siコーティング層17は、原材料であるポリシリコン塊14と同等の純度を持った純シリコンであるため、原材料であるポリシリコン塊14と融点が同じである。このため、ポリシリコン塊14が溶融する際にSiコーティング層17自身も溶融し、Siコーティング層17にめり込んだポリシリコン塊14は、Siコーティング層17自身の溶融に伴って落下し、貼り付きとはならない。このように、図9(b)で説明したような、ポリシリコン塊97の石英るつぼ98内壁への貼り付き現象96を防止することができる。
このように、本実施の形態1の構成の石英るつぼを用いることで、チッピングレス、貼り付きレスの溶融工程により、コンタミ防止と溶融時間の短縮を実現することができる。
また、本実施の形態1のシリコン単結晶の製造方法においては、るつぼ本体部12の内部に原材料であるポリシリコン塊14を充填する際に、ポリシリコン塊14とSiコーティング層17との接触面積が大きくかつ密着するように充填することにより、るつぼ本体部12の外側からのヒーター加熱による溶融工程の際に、るつぼ本体部12からポリシリコン塊14への伝熱性を高めることができる。
なお、るつぼ本体部12に原材料であるポリシリコン塊14を充填する際に、Siコーティング層17が変形もしくは部分的に分離されるようにポリシリコン塊14をSiコーティング層17に押し付けながら充填し、分離されたSiコーティング層17の破片をポリシリコン塊14と一緒に溶融することにより、溶融工程における伝熱性を高めることも可能である。
図3に、本実施の形態1の他の構成の石英るつぼの断面図を示す。図3に示す石英るつぼは、Siコーティング層の厚さを上部と下部で異ならせた構成としている。
図3に破線で示すシリコン溶融液面位置32は、石英るつぼの内部に充填した原材料であるポリシリコン塊を溶融した後のシリコン融液の液面の位置を示している。
図3に示す石英るつぼは、ポリシリコン塊がるつぼ本体部31に固着して溶融時間が増加することを避けるため、るつぼ本体部31の内壁面に形成するSiコーティング層を、シリコン溶融液面位置32より下部においては厚い厚膜Siコーティング層33とし、シリコン溶融液面位置32より上部においては、厚膜Siコーティング層33よりも厚さが薄い薄膜Siコーティング層34としている。
ここではその厚みは、薄膜Siコーティング層34の場合には、薄膜Siコーティング層34の温度上昇が、るつぼ本体部31の温度上昇に十分追従できるようにするため、薄膜Siコーティング層34の熱容量がるつぼ本体部31材の熱容量よりも十分に小さくなるように設定する。るつぼ本体部31の材質の厚みが10mm前後であるのに対して、薄膜Siコーティング層34の厚みはその1/10である1mm前後とし、厚膜Siコーティング層33の場合には、その数倍である数mmの厚みとする。
これにより、シリコン溶融液面位置32より上部の薄膜Siコーティング層34は、るつぼ本体部31との接触面積は変化しないまま、体積が小さくなり、熱容量が小さくなる。このため、石英るつぼを包囲するヒーターによって加熱を行い、充填されたポリシリコン塊を融解する際に、薄膜Siコーティング層34の全体が、るつぼ本体部31からの伝熱によりすばやく温度上昇し、溶融する。すなわち、薄膜Siコーティング層34は、原材料であるポリシリコン塊の溶融時に容易に溶けるシリコンコーティングとなる。
その結果、より効率的に、従来の貼り付き現象を防止することができる。
なお、図3に示す石英るつぼの構成が、本発明の、コーティング層の、るつぼ本体の最上部における厚さがるつぼ本体の底部における厚さよりも薄い構成の一例にあたる。薄膜Siコーティング層34の厚さが、本発明のるつぼ本体の最上部における厚さの一例にあたり、厚膜Siコーティング層33の厚さが、本発明のるつぼ本体の底部における厚さの一例にあたる。
なお、図3では、シリコン溶融液面位置32よりも上部を薄膜Siコーティング層34とし、シリコン溶融液面位置32よりも下部を厚膜Siコーティング層33としたが、薄膜Siコーティング層34と厚膜Siコーティング層33との境界部分がシリコン溶融液面位置32よりも下方に位置する構成、すなわち薄膜Siコーティング層34がシリコン溶融液面位置32よりも下方まで至っている構成としてもよい。
また、図3では、るつぼ本体部31の内壁面に形成するSiコーティング層の厚さを、薄膜Siコーティング層34および厚膜Siコーティング層33の2種類の厚さとしたが、3種類以上の厚さのSiコーティング層を、るつぼ本体部31の上部から下部にかけて厚くなるように配置した構成としてもよい。また、図3に示すような、るつぼ本体部31の上部と下部に厚さの異なるSiコーティング層を段階的に設ける構成に限らず、るつぼ本体部31の上部から下部に向かうにつれて連続的に厚さが変化するような構成のSiコーティング層を形成した構成としてもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2において、本発明の石英るつぼのSiコーティング層の形成方法について説明する。
図4(a)に、本実施の形態2の石英るつぼのSiコーティング層の形成方法を説明するための図を示し、図4(b)にSiコーティング層を形成した後の石英るつぼの断面図を示す。
本実施の形態2においては、図4(a)に示すように、石英製のるつぼ本体部41の内壁を純シリコンでコーティングする際に、多結晶化処理を施す。
ここでは、るつぼ本体部41の内壁にシリコン粉末42を塗布し、大気圧プラズマトーチ43を用いた局所加熱44を行う。
ここで用いる大気圧プラズマトーチ43としては、例えば、石英多重管に数ターンのコイルを設けて整合回路を通して電力を供給することにより、石英パイプの先端にプラズマトーチを生成して放電させるものが用いられる。プラズマが生成された部分とその近辺のみが局所的に温度上昇するため、るつぼ本体部41の温度上昇による変形を抑えつつ、塗布したシリコン粉末42を多結晶化することができる。具体的には、この石英パイプの先端と、塗布したシリコン粉末42との間の距離を5〜10mm程度に保つことで、塗布したシリコン粉末42のみを温度上昇させて、図4(b)に示すように多結晶Siコーティング層45を形成させる。
多結晶化することにより組成が密になり、シリコン粉末42よりも格段に熱伝導率が向上する。これにより、多結晶Siコーティング層45が溶融時に容易に溶けるため、より確実に貼り付き現象を防止することができる。
図5(a)に、本実施の形態2の石英るつぼのSiコーティング層の他の形成方法を説明するための図を示し、図5(b)に、図5(a)に示す形成方法によりSiコーティング層を形成した後の石英るつぼの断面図を示す。
図5(a)に示すSiコーティング層の形成方法では、るつぼ本体部51の内壁にシリコン粉末52を塗布した後、局所加熱54を行う際に、制御装置55を用いて、大気圧プラズマトーチ53に加熱強度変調56を加えることにより、局所加熱54の強度を変調し、図5(b)に示すような凹凸面を有する多結晶Si凹凸コーティング層57を形成する。
具体的には、大気圧プラズマトーチ53に供給する電力を制御することにより、プラズマの強度を変調する。ここでは、形成する凹と凸の間隔T(mm)に対して、大気圧プラズマトーチ53のるつぼ本体部51の内壁面に対する走査速度をV(mm/s)とすると、電力の最大値と最小値の時間間隔がT/V(s)となるような制御を行う。
Siコーティング層の表面を凹凸面とすることにより、石英るつぼの内部に充填する原材料であるポリシリコン塊と、多結晶Si凹凸コーティング層57との接触面積を大きくし、かつ密着させることができる。その結果、石英るつぼの外側からのヒーター加熱による溶融工程の際に、るつぼ本体部51からポリシリコン塊への伝熱性を高めることができ、溶融工程の高効率化が可能となる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3の石英るつぼの構成について説明する。
図6に、本実施の形態3の石英るつぼにおける、単結晶引き上げ工程時の輻射熱線のシールド効果を説明するための断面図を示す。
本実施の形態3では、石英るつぼに充填した原材料を溶融する溶融工程において、るつぼ本体部71の内壁に形成したSiコーティング層を全て溶融させるのではなく、図6に示すように、溶融工程後にSiコーティング層残存部75が残るようにする。
図6に示すように、溶融工程後のシリコン溶融液面よりも石英るつぼの上部に、Siコーティング層残存部75が存在することにより、シリコン多結晶融液72からの輻射熱線76のシールド効果が得られる。このシールド効果により、るつぼ本体部71の上部の熱による変形を抑えることが可能となる。
このようにして、シリコンインゴット73をシリコン溶融面に接しつつ回転させながら徐々に引上げることにより、接触面の凝固と共に結晶が成長し、るつぼ本体部71の変形を抑えつつ円柱状のシリコン単結晶を得ることができる。
また、作製するシリコン単結晶中に含有される酸素濃度を均一にするために、るつぼ本体部の内壁面にSiなどのシリコン多結晶融液に不溶の膜を形成し、その不溶膜の上にSiコーティング層を形成する構成としてもよい。
図7に、るつぼ本体部の内壁に不溶膜を形成した上にSiコーティング層を形成した構成の石英るつぼの断面図を示す。
図7に示す石英るつぼは、不溶膜82により、るつぼ本体部81とシリコン多結晶融液が接触しないため、るつぼ本体部81からシリコン多結晶融液中に酸素が溶出せず、シリコン多結晶融液中の酸素濃度が変化しないので、作製するシリコン単結晶中に含有される酸素濃度が均一となる。
また、Siコーティング層83により、原材料であるポリシリコン塊を石英るつぼに充填する際に、ポリシリコン塊が不溶膜82に直接触れることが無いので、不溶膜82のSiNの小片が石英るつぼの内部に入りコンタミとしてシリコン融液に混入することが防止される。
なお、図7では、るつぼ本体部81の内壁面の全体に亘って不溶膜82を形成した構成としているが、不溶膜82を、るつぼ本体部81内壁の底面部分には形成させず、単結晶引き上げ工程時にシリコン多結晶融液の液面部分が接するるつぼ本体部81内壁の側面部分のみに形成させる構成としてもよい。
なお、各実施の形態においてコーティング層を形成させるために用いるシリコンは、シリコンインゴット製造の後工程であるシリコンウエハ製造工程において発生するシリコン屑をリサイクルして用いることにより、全体工程の効率化を図ることができる。シリコンウエハ製造工程において発生するシリコン屑としては、円柱シリコンインゴットからシリコン角柱への切り出しや、シリコン角柱からシリコンウエハをスライスする際の切代として発生するシリコン屑を用いることができる。
以上に説明したように、本発明のシリコン単結晶育成用石英るつぼを用いることにより、原材料であるポリシリコン塊を石英るつぼに充填する際に、ポリシリコン塊が石英るつぼの表面や不溶膜に直接触れることが無くなる。したがって、石英の小片やSiNの小片が石英るつぼの内部に入りコンタミとしてシリコン融液に混入することを避けることができる。
また、本発明のシリコン単結晶育成用石英るつぼを用いた場合、ポリシリコン塊の充填時にチッピング(欠け)が発生するのは、ポリシリコン塊と同等の純度を持った純Siチッピングであるため、汚染とはならない。また、ポリシリコン塊が溶融する際に、Siコーティング層自身も溶融し、ポリシリコン塊の石英るつぼ内壁への貼り付き現象を防止することができる。その結果、チッピングレス、貼り付きレスの溶融工程により、コンタミ防止と溶融時間の短縮を実現することができる。
これにより、シリコンインゴット引き上げのサイクルタイム短縮と長さ歩留り向上が達成され、シリコンインゴット製造の生産性が向上し、結果的に、低コストでシリコンウエハを製造することが可能となる。
本発明に係るシリコン単結晶育成用石英るつぼ、シリコン単結晶育成用石英るつぼの製造方法およびシリコン単結晶の製造方法は、チョクラルスキー工程においてコンタミ防止と溶融時間の短縮を実現できる効果を有し、太陽電池などに用いられるシリコンウエハのためのシリコンインゴット製造工程等において有用である。
12、31、41、51、71、81 るつぼ本体部
14 ポリシリコン塊
13、72 シリコン多結晶融液
17、83 Siコーティング層
18 純Siチッピング
32 シリコン溶融液面位置
33 厚膜Siコーティング層
34 薄膜Siコーティング層
42、52 シリコン粉末
43、53 大気圧プラズマトーチ
44、54 局所加熱
45 多結晶Siコーティング層
55 制御装置
56 加熱強度変調
57 多結晶Si凹凸コーティング層
73 シリコンインゴット
75 Siコーティング層残存部
76 輻射熱線
82 不溶膜

Claims (14)

  1. 石英材料のるつぼ本体と、
    前記るつぼ本体の内壁に形成された、内部に充填するシリコン材料と同等の純度を有する純シリコンのコーティング層とを備えたことを特徴とする、シリコン単結晶育成用石英るつぼ。
  2. 前記コーティング層は、多結晶処理が施された多結晶シリコンであることを特徴とする、請求項1に記載のシリコン単結晶育成用石英るつぼ。
  3. 前記コーティング層は、少なくとも、前記るつぼ本体の最上部における厚さが前記るつぼ本体の底部における厚さよりも薄いことを特徴とする、請求項1に記載のシリコン単結晶育成用石英るつぼ。
  4. 前記コーティング層には、凹凸面が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のシリコン単結晶育成用石英るつぼ。
  5. 石英材料のるつぼ本体の内壁にシリコン粉末を塗布し、局所加熱処理によって前記塗布したシリコン粉末を多結晶化することによって純シリコンのコーティング層を形成することを特徴とする、シリコン単結晶育成用るつぼの製造方法。
  6. 前記コーティング層を、少なくとも前記るつぼ本体の最上部における厚さが前記るつぼ本体の底部における厚さよりも薄くなるように形成することを特徴とする、請求項5に記載のシリコン単結晶育成用るつぼの製造方法。
  7. 前記コーティング層に凹凸面を設けることを特徴とする、請求項5に記載のシリコン単結晶育成用るつぼの製造方法。
  8. 請求項1に記載のシリコン単結晶育成用石英るつぼの内部に、原材料のポリシリコン塊を充填する充填工程と、
    前記シリコン単結晶育成用石英るつぼを加熱して、前記充填したポリシリコン塊を溶融する溶融工程と、
    前記シリコン単結晶育成用石英るつぼを加熱しながら、前記ポリシリコン塊を溶融したシリコン融液からシリコン単結晶を引き上げる単結晶引き上げ工程とを備えたことを特徴とする、シリコン単結晶の製造方法。
  9. 前記シリコン単結晶育成用石英るつぼの前記るつぼ本体の内壁に形成されている前記コーティング層は、多結晶処理が施された多結晶シリコンであることを特徴とする、請求項8に記載のシリコン単結晶の製造方法。
  10. 前記溶融工程において、前記コーティング層の純シリコンが溶融することを特徴とする、請求項8に記載のシリコン単結晶の製造方法。
  11. 前記充填工程では、前記シリコン単結晶育成用石英るつぼの前記るつぼ本体の内壁に形成されている前記コーティング層と密着するように前記ポリシリコン塊を充填し、
    前記溶融工程では、前記るつぼ本体の外側からヒーターにより加熱することを特徴とする、請求項8に記載のシリコン単結晶の製造方法。
  12. 前記充填工程では、前記シリコン単結晶育成用石英るつぼの前記るつぼ本体の内壁に形成されている前記コーティング層が変形または部分的に分離されるように前記ポリシリコン塊を前記コーティング層に押し付けながら充填し、
    前記溶融工程では、分離された前記コーティング層の純シリコンの破片が前記ポリシリコン塊とともに溶融することを特徴とする、請求項8に記載のシリコン単結晶の製造方法。
  13. 前記溶融工程後に、シリコン溶融液面よりも上部の、前記シリコン単結晶育成用石英るつぼの前記るつぼ本体の内壁に前記コーティング層が残存していることを特徴とする、請求項8に記載のシリコン単結晶の製造方法。
  14. 前記シリコン単結晶育成用石英るつぼの前記るつぼ本体の内壁に形成されている前記コーティング層の純シリコンとして、シリコンインゴット製造の後工程であるシリコンウエハ製造工程において、切代として発生する単結晶のシリコン屑を用いることを特徴とする、請求項8に記載のシリコン単結晶の製造方法。
JP2012096953A 2012-04-20 2012-04-20 シリコン単結晶育成用るつぼの製造方法 Expired - Fee Related JP5870263B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012096953A JP5870263B2 (ja) 2012-04-20 2012-04-20 シリコン単結晶育成用るつぼの製造方法
US13/792,561 US20130276694A1 (en) 2012-04-20 2013-03-11 Quartz crucible for growing silicon single crystal, method of manufacturing quartz crucible for growing silicon single crystal and method of manufacturing silicon single crystal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012096953A JP5870263B2 (ja) 2012-04-20 2012-04-20 シリコン単結晶育成用るつぼの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013224232A true JP2013224232A (ja) 2013-10-31
JP5870263B2 JP5870263B2 (ja) 2016-02-24

Family

ID=49378928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012096953A Expired - Fee Related JP5870263B2 (ja) 2012-04-20 2012-04-20 シリコン単結晶育成用るつぼの製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20130276694A1 (ja)
JP (1) JP5870263B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160076173A (ko) * 2014-12-22 2016-06-30 주식회사 엘지실트론 잉곳 성장장치의 도가니
KR20190116525A (ko) * 2017-04-27 2019-10-14 가부시키가이샤 사무코 실리콘 단결정의 인상 방법

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103964677B (zh) * 2014-04-17 2016-03-30 江苏盎华光伏工程技术研究中心有限公司 多晶硅铸锭后熔融石英坩埚碎片再生方法
EP3025701A1 (de) 2014-11-28 2016-06-01 Evonik Degussa GmbH Nanokristalline siliciumpulver, verfahren zu dessen herstellung als auch deren verwendung
CN114347218A (zh) * 2021-12-28 2022-04-15 宁夏盾源聚芯半导体科技股份有限公司 提高直拉单晶硅棒尾部氧含量的石英坩埚的制备装置及方法和石英坩埚

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06127915A (ja) * 1992-10-16 1994-05-10 Tonen Chem Corp 多結晶シリコン製造用流動層反応器
JPH10101319A (ja) * 1996-09-24 1998-04-21 Sumitomo Sitix Corp シリコン鋳造方法
JPH11130583A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Nippon Steel Corp シリコン単結晶引き上げ用石英ルツボ及びその製造方法
JP2001114590A (ja) * 1999-10-13 2001-04-24 Nippon Steel Corp シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボ
JP2002226291A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Mitsubishi Materials Silicon Corp 石英るつぼ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6221478B1 (en) * 1997-07-24 2001-04-24 James Kammeyer Surface converted graphite components and methods of making same
JP4710187B2 (ja) * 2000-08-30 2011-06-29 ソニー株式会社 多結晶シリコン層の成長方法および単結晶シリコン層のエピタキシャル成長方法
JP4148049B2 (ja) * 2003-07-15 2008-09-10 株式会社Sumco 原料供給装置
JP4789437B2 (ja) * 2004-07-16 2011-10-12 信越石英株式会社 シリコン単結晶引上げ用石英ガラスるつぼおよびその製造方法
EP1974076A2 (en) * 2006-01-20 2008-10-01 BP Corporation North America Inc. Methods and apparatuses for manufacturing geometric multicrystalline cast silicon and geometric multicrystalline cast silicon bodies for photovoltaics
US9567691B2 (en) * 2008-06-20 2017-02-14 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Melt purification and delivery system
JP5500684B2 (ja) * 2010-06-25 2014-05-21 株式会社Sumco シリカガラスルツボ及びその製造方法、シリコンインゴットの製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06127915A (ja) * 1992-10-16 1994-05-10 Tonen Chem Corp 多結晶シリコン製造用流動層反応器
JPH10101319A (ja) * 1996-09-24 1998-04-21 Sumitomo Sitix Corp シリコン鋳造方法
JPH11130583A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Nippon Steel Corp シリコン単結晶引き上げ用石英ルツボ及びその製造方法
JP2001114590A (ja) * 1999-10-13 2001-04-24 Nippon Steel Corp シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボ
JP2002226291A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Mitsubishi Materials Silicon Corp 石英るつぼ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160076173A (ko) * 2014-12-22 2016-06-30 주식회사 엘지실트론 잉곳 성장장치의 도가니
KR101665793B1 (ko) * 2014-12-22 2016-10-24 주식회사 엘지실트론 잉곳 성장장치의 도가니
KR20190116525A (ko) * 2017-04-27 2019-10-14 가부시키가이샤 사무코 실리콘 단결정의 인상 방법
KR102267755B1 (ko) 2017-04-27 2021-06-21 가부시키가이샤 사무코 실리콘 단결정의 인상 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP5870263B2 (ja) 2016-02-24
US20130276694A1 (en) 2013-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5870263B2 (ja) シリコン単結晶育成用るつぼの製造方法
CN103215633B (zh) 一种多晶硅的铸锭方法
KR101423075B1 (ko) 도핑된 상부 벽 부위를 가지는 도가니 및 그 제조 방법
JP4866924B2 (ja) シリコン単結晶引き上げ用の石英ガラスルツボおよびシリコン単結晶の製造方法
JP6467056B2 (ja) シリコン単結晶インゴットの成長装置
CN105247115A (zh) 单晶硅制造方法
JP2009091233A (ja) シリコンインゴット成長方法
JP4601437B2 (ja) 内表面が半結晶化した石英ガラスルツボとその製造方法
JP2923720B2 (ja) シリコン単結晶引上げ用石英ルツボ
JP4454059B2 (ja) シリコン単結晶引き上げ用大口径石英ガラスるつぼ
JP5272247B2 (ja) Cz法における多結晶シリコン原料の溶解方法
JP3215992B2 (ja) シリコン単結晶引上げ用石英ルツボ
JP4428529B2 (ja) 石英ルツボ
JPS59213697A (ja) 単結晶半導体引上装置
JP2006213556A (ja) シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボとその製造方法、および取り出し方法
JP2016033093A (ja) 単結晶シリコン引き上げ用石英ガラスるつぼ及びその製造方法
JP7279722B2 (ja) 石英ガラスルツボ及びこれを用いたシリコン単結晶の製造方法
CN103924294A (zh) 一种多晶硅及其制备方法
KR101411275B1 (ko) 태양전지용 다결정 실리콘 제조장치 및 그 제조방법
TW202132633A (zh) 單晶矽的製造方法
JP6413973B2 (ja) シリコン単結晶の製造方法
JP2000072589A (ja) シリコン単結晶引き上げ用石英ガラスるつぼ及び その製造方法
JP2007076974A (ja) シリコン単結晶引上用ルツボ
CN111270302B (zh) 一种高品质半导体硅材料耗材生长方法
CN109564870A (zh) 电极板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140715

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141009

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20141014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150818

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5870263

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees