JP2013223898A - 卓上型ホーニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用場所に関しての自由度が高く、不使用時の移動が可能であり、使用方法としての加工内容に応じた柔軟性などにも優れ、更に設置コストの問題も解消することができて新規導入や増設を簡単に行えるようにする。
【解決手段】工作機械2に設置するベース部5と、ベース部5に設けられたメカ本体部6と、メカ本体部6に回転自在に設けられ前端部に工具保持部16が備えられた従スピンドル7と、メカ本体部6に回転自在に設けられ後端部に工作機械2からの駆動回転を受ける入力部23が備えられた回転駆動軸8とを有し、メカ本体部6には回転駆動軸8と従スピンドル7との連動機構12が内蔵されていると共に加工量調整機構13が設けられており、加工量調整機構13は外径可変式のホーニング工具20の突き棒67に前進力及び後進力を付与することで砥石ヘッド66の外径を可変にする構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、卓上型ホーニング装置に関するものである。
孔内面の研磨加工を行うホーニング装置として、砥石軸の外径を可変にしたものが知られている(特許文献1等参照)。この公知のホーニング装置は、研磨加工を開始するに際して孔へ砥石軸を挿入した後に、砥石軸の外径を拡大できるようにしたものであって、砥石軸を回転駆動させるためのモーターとは別に、砥石軸の外径を粗研磨用に(おおよその寸法に)拡大させるための油圧シリンダ機構と、更に砥石軸の外径を仕上げ加工用に(高精度に)微量拡大させるためのモーターとを備えた構成とされている。
このようにこの公知のホーニング装置は、複数のモーターや油圧シリンダ機構、及びそれらの制御装置を備えた構成であるため、フライス盤やマシニングセンタなどと同じように、フロア設置タイプの大型機械であることが明らかである。
実公平4−48920号公報
従来公知のホーニング装置は前記したように大型機械であって、重量もあることから、一旦設置した後には簡単に移動できるものではない。すなわち、使用場所は限定され、不使用時であるからといって邪魔にならない位置へ移動させることはできない。
加えて、このような大型のホーニング装置では、簡易な研磨加工には寧ろ使い難い場合もある。殊に、小径の孔(例えば内径が3mm以下)をはじめ、止まり孔(底のある非貫通孔)や段付き孔(内径が段階的に細くなっている孔)などに対するホーニング作業には向かないという不都合もあった。
また、この種の大型機械はイニシャルコスト的にも高価であり、簡単に新規導入や増設などできるものではない。換言すれば、この種の大型機械を新規導入又は増設できるか否かの事情により、孔内面に対するホーニング作業の実施の可否が左右され、加工業者として処理範囲が制限されたり、外注利用によって一連の機械加工処理が高コスト化したりする問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、使用場所に関しての自由度が高く、不使用時の移動が可能であり、使用方法としての加工内容に応じた柔軟性などにも優れ、更に設置コストの問題も解消することができて新規導入や増設を簡単に行えるようにした卓上型ホーニング装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る卓上型ホーニング装置では、工作機械のテーブルに設置するベース部と、前記ベース部に起立状態で設けられたメカ本体部と、前記メカ本体部に対して横軸まわりに回転自在に設けられ且つ前記メカ本体部から前方突出させた前端部に工具保持部が備えられた従スピンドルと、前記メカ本体部に対して前記従スピンドルとは別に配置されて横軸まわりに回転自在に設けられ且つ前記メカ本体部から後方突出させた後端部に前記工作機械からの駆動回転を受け入れる入力部が備えられた回転駆動軸と、を有し、前記メカ本体部には前記回転駆動軸の回転を前記従スピンドルに伝動する連動機構が内蔵され、更に前記メカ本体部には加工量調整機構が設けられており、前記加工量調整機構は、先端部に径方向すり割りが形成された円筒形の砥石ヘッドとこの砥石ヘッドの筒孔に挿入された突き棒とを有する外径可変式のホーニング工具が前記従スピンドルの工具保持部に保持されたときに、前記ホーニング工具の突き棒に軸方向の前進力及び後進力を付与することで前記砥石ヘッドの外径を可変にする構成であることを特徴とする。
前記従スピンドルには、工具保持部から後端部にわたり回転軸心に沿って貫通する貫通
孔が設けられており、前記加工量調整機構は、前記従スピンドルの貫通孔内で前記突き棒を後方へ移動させる方向に付勢する退入付勢部と、前記従スピンドルの貫通孔から後方突出する前記突き棒の後端部を当て止めする軸当接部と、前記軸当接部を前後方向へ移動させる操作部とを有したものとするとよい。
前記加工量調整機構の操作部は、前記メカ本体部の前部に設けられたものとすることもできる。
前記回転駆動軸には、手回しハンドルが着脱自在な状態で取付可能にされたものとするとよい。
本発明に係る卓上型ホーニング装置では、使用場所に関しての自由度が高く、不使用時の移動が可能であり、使用方法としての加工内容に応じた柔軟性などにも優れ、更に設置コストの問題も解消することができて新規導入や増設を簡単に行えるものである。
本発明に係る卓上型ホーニング装置を示した一部破砕側面図である。 本発明に係る卓上型ホーニング装置を示した一部破砕平面図である。 (A)は本発明に係る卓上型ホーニング装置の正面図であり(B)は背面図である。 ブレーキ機構を拡大して示した側面図であって(A)は操作前の状態であり(B)は操作状況である。 本発明に係る卓上型ホーニング装置の使用状況を示した側面図である。 本発明に係る卓上型ホーニング装置について手動式に変更する状況を説明した側面図である。 本発明に係る卓上型ホーニング装置を手動式にして使用する状況を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図7は、本発明に係る卓上型ホーニング装置1を示している。この卓上型ホーニング装置1は、図5に示すように、卓上ボール盤等の工作機械2を利用して使用することができる小型のものであって、使用場所に関しての自由度が極めて高く、不使用時には邪魔にならない場所へと移動又は収納できるものである。また、使用方法として、加工内容に応じた柔軟性(例えば、工作機械2に対する取付向きの変更や図7に示すような手動式への変更等)などで優れた利点を有する。
なお、以下では、卓上型ホーニング装置1を使用する際に作業者が工作機械2に対峙する姿勢を基準において、卓上型ホーニング装置1の前後・左右方向及び上下方向を説明する。すなわち、図1の左側を卓上型ホーニング装置1の「前」、同右側を「後」とし、図2の上側を卓上型ホーニング装置1の「左」、同下側を「右」とする。また図1の上側を卓上型ホーニング装置1の「上」、同下側を「下」とする。これらの方向は、あくまでも説明の便宜上のものであって、卓上型ホーニング装置1の構造面での向きや使用向きなどを限定するものではない。
この卓上型ホーニング装置1は、図1に示すように、ベース部5とメカ本体部6とを有しており、メカ本体部6には、従スピンドル7と回転駆動軸8との2本の軸がそれぞれ回転自在に保持されている。
ベース部5は、この卓上型ホーニング装置1を工作機械2のテーブル10に安定的に設置する際等に用いるものであって、底面はフラットとされ、メカ本体部6に設けられる従スピンドル7や回転駆動軸8の回転軸心をテーブル10の上面と平行させるための基準面となっている。
なお、卓上型ホーニング装置1をテーブル10へ固定する必要がある場合には、このベース部5に対し上下に貫通する取付孔(図示略)を設けて、テーブル10へボルト締結させるとよい。また、テーブル10に設置するバイス装置(図示略)により卓上型ホーニング装置1をクランプする場合を考慮して、ベース部5における左右の二側面又は前後の二
側面は、底面に対して垂直に形成しておくのが好適である。本実施形態では、左右の二側面間の寸法(ベース部5の幅)を、設置安定性を確保しつつバイス装置によるクランプが容易となるように、比較的小さな寸法で形成してある。
メカ本体部6はベース部5に起立状態で設けられており、内部には、連動機構12を内蔵するための空洞部が形成されている。また、図2及び図3に示すように、このメカ本体部6には加工量調整機構13やブレーキ機構14が設けられている。
従スピンドル7は、メカ本体部6の上部寄りを前後方向に貫通するようにして保持されており、横軸(水平又は略水平な軸線)まわりに回転自在となっている。この従スピンドル7はメカ本体部6の前方へ突出するようになっており、メカ本体部6から前方側の配置となる前端部には工具保持部16が備えられている。
本実施形態において、工具保持部16は三爪構造17を有したドリルチャックとして構成されたものとしてある。そのため、ホーニング工具20の着脱を容易に行える。場合によっては、ホーニング工具20とは異なる工具(例えば、ドリルビット、面取りビット、外径不変の砥石軸、リーマ、タップなど)を保持させることも可能である。
また、図2に示すように、この従スピンドル7には、工具保持部16から後端部にわたり回転軸心に沿って貫通する貫通孔21が設けられている。この貫通孔21は、前半部が内径の小さな径小孔21aとされ、後半部が内径の大きな径大孔2bとされた段付き孔になっている。
回転駆動軸8は、メカ本体部6の上下方向中央部を前後方向に貫通するようにして保持されており、横軸(水平又は略水平な軸線)まわりに回転自在となっている。すなわち、回転駆動軸8は従スピンドル7の下方に配置され、回転駆動軸8と従スピンドル7とは、互いに並行状態となっている。
この回転駆動軸8はメカ本体部6の後方へ突出するようになっており、メカ本体部6から後方側の配置となる後端部(作業者から見てメカ本体部6の背側)には、工作機械2からの駆動回転を受け入れる入力部23が備えられている。本実施形態において、入力部23は、前から後方になるほど径小となる円錐台形に形成された金属製の摩擦ホイール24を採用してある。この摩擦ホイール24は、回転駆動軸8の後端部外周面との間で、スプラインやセレーション又はキー構造などの回り止め構造25を採用して、当該回転駆動軸8と一体回転するようにしてある。
メカ本体部6に内蔵された連動機構12は、回転駆動軸8の回転を従スピンドル7に伝動するためのものであって、例えば、回転駆動軸8や従スピンドル7に対してそれぞれ一体回転可能に設けた平歯車28,29を、直接的又は他の平歯車を介して間接的に噛合させた歯車列として構成されている。回転駆動軸8の平歯車28が大径で、従スピンドル7の歯車29が小径となっており、回転駆動軸8の回転に対して従スピンドル7が増速される。
このような連動機構12を備え、且つ回転駆動軸8に入力部23(摩擦ホイール24)が設けられた構成であるため、この卓上型ホーニング装置1は、工作機械2の駆動回転を利用して回転駆動軸8を回転させ、従スピンドル7を回転させることができる。
この場合、図5に示すように、工作機械2のスピンドル2aに対し、上から下方になるほど径小となる円錐台形の摩擦ホイール26(以下、「駆動側ホイール26」と言う)が設けられた伝動軸27を保持させて、この駆動側ホイール26と、回転駆動軸8の摩擦ホイール24(以下、「従動側ホイール24」と言う)とを互いにテーパ面同士で接合させるようにする。
なお、駆動側ホイール26は、ゴム等の弾性材により形成するとスリップを低減して伝動効率を高めることができる。加えて、回転駆動軸8の回転に対して一定限度を超える過大負荷が加わったときに、駆動側ホイール26の弾性変形を誘発させ、もって駆動側ホイール26と従動側ホイール24との間のスリップを許容させることができる。すなわち、この現象がトルクリミッターの作用となって、卓上型ホーニング装置1(加工中の工作物を含む)についても、また工作機械2についても、破損や故障、事故などを回避できる利点がある。
本実施形態では、このような駆動側ホイール26と従動側ホイール24との間の摩擦伝動によって工作機械2の駆動回転を従スピンドル7の回転駆動に利用する構成であるので、必要に応じて迅速にこの駆動系を切断し、且つ回転駆動軸8の回転を停止させることができるように、前記したブレーキ機構14を装備させたものである。
このブレーキ機構14は、図1、図3及び図4に示すように、従動側ホイール24を回転駆動軸8(回り止め構造25が設けられた軸部)に沿って移動させることで、駆動側ホイール26と接合・離反させる構成としてある。
ここにおいて、従動側ホイール24にはスリーブ部(くびれ形成部)35を介して円板状のブレーキ板36を設けてあり、これら全体を一体化してスライダー37を構成させてある。このスライダー37には、前面側(メカ本体部6に向く側)に、回り止め構造25が設けられた軸部よりも一回り径大なバネホール38が形成されており、このバネホール38内に付勢バネ39が収納されている。
また、メカ本体部6の後面には、上部ヒンジ41を支点として下端部を前後揺動させるようにブレーキレバー42が設けられており、このブレーキレバー42に形成されたU字開口42a内でスライダー37のスリーブ部35を左右から挟み込むようにしてある。
そのため、ブレーキレバー42を非操作にしているときでは、付勢バネ39のバネ力によってブレーキレバー42がスライダー37を後方へ押し出し、駆動側ホイール26と従動側ホイール24との接合状態(回転駆動の伝動状態)を保持するようになる。
一方で、ブレーキレバー42をその下端部が前方へ揺動するように操作すると、スライダー37が回転駆動軸8(回り止め構造25が設けられた軸部)に沿って前方移動し、駆動側ホイール26と従動側ホイール24との間を離反状態にする。このとき、スライダー37のブレーキ板36がベアリング押さえ44を押して回転駆動軸8の段付き部に圧接させるようになり、回転駆動軸8の回転を止めるべくブレーキ作用を生じさせるようになっている。
なお、図4に示すように、ブレーキレバー42は、上半体の肉厚を分厚くし下半体の肉厚を薄くしてあり、このブレーキレバー42を側面視したときに、上下方向の略中央位置で前方下向きの段差部42bが形成されるようにしてある。この段差部42bを形成させることにより、ブレーキレバー42を操作してレバー下端部を前方へ揺動させたときにも、当該ブレーキレバー42によるスライダー37(ブレーキ板36)への押圧位置が、回転駆動軸8(回り止め構造25が設けられた軸部)の軸心位置Pと略一致し続けるようになる(押圧位置が下方へ移行しない)。
すなわち、このような構造を採用することで、スライダー37は、回転駆動軸8(回り止め構造25が設けられた軸部)に対して軸方向に沿った直進押圧力を受け、こじれ(かじり現象)等を生じることなく、円滑に前後動できるようになっている。
また本実施形態では、ブレーキレバー42の操作性を軽快なものとし、且つブレーキレバー42の操作によってブレーキ作用を生じさせたときに、このブレーキ作用を自己保持できるようにするために、ベース部5に対して操作ハンドル50を設けてある。
この操作ハンドル50は偏心カムによる倍力機構を利用したものとなっており、非操作時のブレーキレバー42の下端部に後方から当接するコマ部53と、このコマ部53から回転支軸52の径方向外方へ突出させたハンドルレバー54とを有している。
コマ部53にはベース部5に差し込むための回転支軸52が下方突出して設けられており、この回転支軸52を中心として回転自在に保持されている。また、このコマ部53は円柱形に形成されたものであって、円柱形の中心軸Q1は回転支軸52の軸心Q2に対して偏心するようになっている。
従って、ハンドルレバー54を水平揺動させるように回転操作すると、コマ部53が偏心回転してブレーキレバー42の下端部を前方へ押したり、反対にブレーキレバー42の下端部に対する押し力を弱めたりする。要するに、この操作ハンドル50(ハンドルレバー54)の操作により、ブレーキ機構14を操作できるものである。
加工量調整機構13は、図2に示すように、従スピンドル7の工具保持部16に外径可変式のホーニング工具20を保持させたときに、このホーニング工具20の外径を拡大さ
せたり縮小させたりできるようにしたものである。この加工量調整機構13は、退入付勢部62と軸当接部63と操作部64とを有している。
なお、外径可変式のホーニング工具20は、円筒形の砥石ヘッド66と、この砥石ヘッド66の筒孔に挿入された突き棒67とを有したものである。
砥石ヘッド66の筒孔は、当該砥石ヘッド66を貫通したものとされており、先端部(前端部)が径小となる段付き孔となっている。砥石ヘッド66の先端部は、研磨しようとする孔の内径に対応した外径となるように段付き状に細く形成されており、その外周面にダイヤモンド粉末が付着された研磨面66aが形成されている。この研磨面66aよりも後側の太い部分は、工具保持部16の三爪構造17によるクランプに耐えられる外径としてある。
また、この砥石ヘッド66の先端部には、砥石ヘッド66を径方向に横断するすり割り68が形成されている。このすり割り68は、少なくとも研磨面66aを含んだ長さ領域に及んでいる。このような砥石ヘッド66は、研磨面66aの外径が異なる複数サイズのものが準備されているものとすればよい。
これに対し、突き棒67は、砥石ヘッド66の筒孔に対してその後方側から挿入した状態として、棒の先端部を砥石ヘッド66における筒孔内の径小部に対応させ、棒の後端側を砥石ヘッド66から後方へ突出させる長さに形成されている。突き棒67の先端部は、砥石ヘッド66の筒孔(段付き孔)に対し、径大部分と径小部分との境に生じた段差部に当接する環状面を含んだ先細りのテーパ形に形成されている(又は円錐台形の面取りを施しておいてもよい)。
このような外径可変式のホーニング工具20では、砥石ヘッド66の筒孔へ突き棒67を挿入した状態として、砥石ヘッド66の後方側へ突出した突き棒67に軸方向の前進力や後進力を付与すると、この突き棒67の先端部における中途部(テーパ途中の環状面)で砥石ヘッド66の筒孔内に生じた段差部を押したり押しを緩めたりするカム作用を生じさせることになり、このカム作用によって砥石ヘッド66のすり割り68を拡大させたり縮小させたりする。この結果として、砥石ヘッド66の外径(特に、その先端エッジの外径)を拡縮変化させることができる。
加工量調整機構13の退入付勢部62は、ホーニング工具20の突き棒67を従スピンドル7の貫通孔21内で後方へ向けて押圧し、突き棒67に対してその先端部を砥石ヘッド66のテーパ孔から引き離すような付勢作用を生じさせるものである。すなわち、砥石ヘッド66のすり割り68を拡大させない方向で維持させようとするためのものである。
本実施形態では、突き棒67の後端部に対し、貫通孔21の径大孔21b内に嵌るピストン部70を設けてあり、その後部側が径大孔21b(従スピンドル7)から後方、即ち、メカ本体部6の後面から突き出るようにしてある。また退入付勢部62には貫通孔21の径大孔21b内に収納可能な圧縮コイルバネを用いてある。
退入付勢部62の前端部は、貫通孔21の径小孔21aと径大孔21bとの境部に形成された径大孔21b側の段差面に突き当たり、退入付勢部62の後端部は、突き棒67のピストン部70に突き当たるようになるので、この退入付勢部62は、ピストン部70を径大孔21bから後方へ追い出すように作用する。
加工量調整機構13の軸当接部63は、従スピンドル7の貫通孔21から後方突出するホーニング工具20の後端部(突き棒67のピストン部70)を当て止めするためのものであり、また操作部64は、この軸当接部63を退入付勢部62の付勢力に抗しながら前方へ移動させたり、反対に退入付勢部62の付勢力を利用しつつ軸当接部63の後方移動を許容させたりするためのものである。換言すれば、操作部64の操作で軸当接部63を介して突き棒67のピストン部70に前進駆動を付与したり又はこの後進駆動を付与したりできるようになっている。
本実施形態では、図3(B)に示すように、メカ本体部6の後面でホーニング工具20の後端部が突き出している位置に一致させて横バー72を架設し、この横バー72に軸当接部63を前向き突出状に設けてある。
軸当接部63の前端部は、ホーニング工具20の後端部(突き棒67のピストン部70
)に点接触となるように半球状又は針尖端状に形成してある。そのため、従スピンドル7の回転に伴ってこれと一体的にホーニング工具20が回転するに際して、突き棒67の後端部(ピストン部70)に対する摩擦抵抗を可及的に小さく抑えられるようにしてある。また、軸当接部63の突出向きが従スピンドル7の軸心方向と不一致となる場合(多少の交差角を生じたとき)でも、軸当接部63によるホーニング工具20への押圧力が正しく伝わるようにしている。
横バー72の左端部(図2上側)は、メカ本体部6に固定されたヒンジブラケット73に対し、縦方向のヒンジ軸74を介して接続されており、当該横バー72が水平揺動自在な状態となるように保持されている。また、横バー72の右端部(図2下側)は、メカ本体部6に固定された二股突出状のキャッチブラケット75に対し、当該横バー72の水平揺動によって(二股内に)出入り自在となっている。このキャッチブラケット75には、横バー72の右端部が二股内に入り込んだときに、横バー72の脱出を阻止できるようにする(貫通又は圧接する)ための抜止ボルト76が螺合により装着されている。
操作部64は、キャッチブラケット75を前後移動させることにより、ヒンジブラケット73を支点として横バー72が絶妙に水平揺動するようにさせ、この横バー72の水平揺動と共に軸当接部63を前後動させ、もって、ホーニング工具20の突き棒67に高精度の前進又は後進をさせる構造としてある。
キャッチブラケット75を前後移動させるための構造は、キャッチブラケット75の支軸77を前方へ延長させることによってメカ本体部6内を貫通させ、メカ本体部6の前面側へ突き出させ、更に、この突き出た部分に雌ねじ78を設けて、この雌ねじ78に操作ナット79を螺合させた構造としてある。すなわち、この操作ナット79を回転することで雌ねじ78を前後方向へ移動させることができるので、これらによって操作部64が構成されるものである。
このように、操作部64は、メカ本体部6の前面側で操作ナット79の回転操作ができるものであり、結果としてホーニング工具20の突き棒67に高精度の前進又は後進を行わせて砥石ヘッド66の外径を可変できる。このことから、この操作部64はメカ本体部6の前部に配置されていると言うことができる。本実施形態において、操作部64の操作ナット79は、図3(A)に示すように、メカ本体部6の右肩部で右方及び上方へ張り出すような配置としてあり、操作性を一層高めてある(作業者の手指を引っ掛けやすくしてある)。
以上、詳説したところから明らかなように、本発明に係る卓上型ホーニング装置1を使用するには、まず、メカ本体部6の前方へ突出する従スピンドル7の工具保持部16に対して、外径可変式のホーニング工具20を保持させる。
ホーニング工具20の保持は、砥石ヘッド66をドリルチャックの三爪構造17でクランプし、退入付勢部62を外嵌させた突き棒67を、メカ本体部6の後側から従スピンドル7の貫通孔21内へと差し込むことで行う。このとき、突き棒67のピストン部70をメカ本体部6の後方へ突出させた状態にする。
また、ヒンジブラケット73とキャッチブラケット75との間で横バー72を架設状態にして、抜止ボルト76でロック状態とすることで、軸当接部63をホーニング工具20の後端部(突き棒67のピストン部70)に当接させる。
そして、工作機械2のテーブル10にベース部5を設置する。このとき、駆動側ホイール26を備えた伝動軸27を工作機械2のスピンドル2aに装着すると共に、この駆動側ホイール26と、メカ本体部6の後部で突出している回転駆動軸8の入力部23(従動側ホイール24)とをそれらのテーパ面同士が接合するように、テーブル10の高さ調節等を行う。
この状態で、工作機械2においてスピンドル回転速度を低速に設定して作動させる。
回転駆動軸8の入力部23は、メカ本体部6の後方側、即ち、作業者から見てメカ本体部6の背側に配置されたものであるので、駆動側ホイール26から従動側ホイール24への摩擦伝動は、作業者から見てメカ本体部6に遮られる配置となる。故に、工作機械2のスピンドル2aを含め、作業者に安全な配置であると言える。
工作機械2のスピンドル2aが回転するのに合わせて、伝動軸27−駆動側ホイール26−従動側ホイール24−回転駆動軸8−連動機構12−従スピンドル7へと駆動回転が伝わり、従スピンドル7の工具保持部16を介してホーニング工具20が回転駆動される。
そこで、工作物に設けられた孔(図示略)をホーニング工具20の砥石ヘッド66へ突き刺すようにして、孔内周面のホーニング加工を行う。このホーニング加工と並行しつつ、暫時的に工作物を取り出して孔内径を測定する。この測定で研磨不足であること等が判明したときには、メカ本体部6の前面側で加工量調整機構13の操作部64(操作ナット79)を回転操作して、軸当接部63を前方移動させ、ホーニング工具20の突き棒67を前進させる。
これにより、砥石ヘッド66の外径を拡大させて、再び工作物の孔内周面をホーニング加工する、ということを繰り返す。
ブレーキ機構14が装備されていることから、必要に応じて操作ハンドル50のハンドルレバー54を回転操作し、回転駆動軸8の回転、即ち、従スピンドル7の工具保持部16に保持されたホーニング工具20の回転を停止させることができる。従って、工作物の孔を砥石ヘッド66に対して突き刺すときや引き抜くときなどに、ホーニング工具20の回転を停止させる、といったことも必要に応じて簡単に行えるものである。
なお、回転駆動軸8には、スプラインやセレーション又はキー構造などの回り止め構造25(図1参照)を設けてあり、この回り止め構造25に対してスライダー37(従動側ホイール24、スリーブ部35及びブレーキ板36を一体化したもの)を装着してある。そのため、図6に示すように、このスライダー37を回転駆動軸8の回り止め構造25から取り外し、代わりに、手回しハンドル80を装着することが可能である。
このように手回しハンドル80を装着することで、図7に示すように、本発明に係る卓上型ホーニング装置1を手動式のものとして一層手軽に使用することもできるものである。この場合、ブレーキ機構14のブレーキレバー42や、操作ハンドル50(回転支軸52、コマ部53及びハンドルレバー54)をも取り外すようにしてもよい。
ところで、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、従スピンドル7の工具保持部16は三爪構造17等を具備したドリルチャック方式とすることが限定されるものではなく、コレットチャック方式等を採用することができる。
ホーニング工具20において、砥石ヘッド66はその外周面にダイヤモンド粉末が付着されたものとすることが限定されるものではなく、無機質の砥材が付着されたものとしたり、金属肌に直接的に粗面状の砥面を形成させたりしたものでもよい。また、ダイヤモンド粉末を含むワックスやパウダーを砥石ヘッド66の外周面に塗布しつつホーニング作業を行うような使い方も可能であるため、この場合には砥石ヘッド66の外周面を平滑面としておくことも可能である。
回転駆動軸8の入力部23(従動側ホイール24)をゴム製とし、工作機械2のスピンドル2aに保持させる駆動側ホイール26を金属製としてもよい。また、これら従動側ホイール24及び駆動側ホイール26を共に金属製又はゴム製としてもよい。場合によっては、これら従動側ホイール24及び駆動側ホイール26をベベルギヤなど、他の伝動手段に置換してもよい。
連動機構12においてもベベルギヤを採用することができ、この場合には従スピンドル7と回転駆動軸8とを平面交差状態(直交など)に配置することもできる。
回転駆動軸8の入力部23には、例えばユニバーサルジョイントとトルクリミッターとを連結した構成の伝動軸等を用いることが可能であり、この場合には、工作機械2に代えて電機ドリルや電動ドライバーなどを駆動源として用いることが可能となる。
砥石ヘッド66の筒孔(突き棒67を挿入する孔)は、先端ほど微妙に細くなるテーパ孔としてもよい。この場合、突き棒67は、軸先端部が同一径を保持したストレート軸として形成してもよい。
1 卓上型ホーニング装置
2 工作機械
2a スピンドル
2b 太孔
5 ベース部
6 メカ本体部
7 従スピンドル
8 回転駆動軸
42a U字開口
10 テーブル
12 連動機構
13 加工量調整機構
14 ブレーキ機構
16 工具保持部
17 三爪構造
20 ホーニング工具
21 貫通孔
21a 径小孔
21b 径大孔
23 入力部
24 摩擦ホイール(従動側ホイール)
25 回り止め構造
26 摩擦ホイール(駆動側ホイール)
27 伝動軸
28,29 平歯車
35 スリーブ部
36 ブレーキ板
37 スライダー
38 バネホール
39 付勢バネ
41 上部ヒンジ
42 ブレーキレバー
42b 段差部
50 操作ハンドル
52 回転支軸
53 コマ部
54 ハンドルレバー
62 退入付勢部
63 軸当接部
64 操作部
66 砥石ヘッド
66a 研磨面
67 突き棒
68 すり割り
70 ピストン部
72 横バー
73 ヒンジブラケット
74 ヒンジ軸
75 キャッチブラケット
76 抜止ボルト
77 支軸
79 操作ナット
80 手回しハンドル

Claims (4)

  1. 工作機械のテーブルに設置するベース部と、
    前記ベース部に起立状態で設けられたメカ本体部と、
    前記メカ本体部に対して横軸まわりに回転自在に設けられ且つ前記メカ本体部から前方突出させた前端部に工具保持部が備えられた従スピンドルと、
    前記メカ本体部に対して前記従スピンドルとは別に配置されて横軸まわりに回転自在に設けられ且つ前記メカ本体部から後方突出させた後端部に前記工作機械からの駆動回転を受け入れる入力部が備えられた回転駆動軸と、を有し、
    前記メカ本体部には前記回転駆動軸の回転を前記従スピンドルに伝動する連動機構が内蔵され、
    更に前記メカ本体部には加工量調整機構が設けられており、
    前記加工量調整機構は、先端部に径方向すり割りが形成された円筒形の砥石ヘッドとこの砥石ヘッドの筒孔に挿入された突き棒とを有する外径可変式のホーニング工具が前記従スピンドルの工具保持部に保持されたときに、前記ホーニング工具の突き棒に軸方向の前進力及び後進力を付与することで前記砥石ヘッドの外径を可変にする構成である
    ことを特徴とする卓上型ホーニング装置。
  2. 前記従スピンドルには、工具保持部から後端部にわたり回転軸心に沿って貫通する貫通孔が設けられており、
    前記加工量調整機構は、
    前記従スピンドルの貫通孔内で前記突き棒を後方へ移動させる方向に付勢する退入付勢部と、
    前記従スピンドルの貫通孔から後方突出する前記突き棒の後端部を当て止めする軸当接部と、
    前記軸当接部を前後方向へ移動させる操作部とを有している
    ことを特徴とする請求項1記載の卓上型ホーニング装置。
  3. 前記加工量調整機構の操作部は、前記メカ本体部の前部に設けられていることを特徴とする請求項2記載の卓上型ホーニング装置。
  4. 前記回転駆動軸には、手回しハンドルが着脱自在な状態で取付可能となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の卓上型ホーニング装置。
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