JP2000326121A - 電動加工装置 - Google Patents

電動加工装置

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JP2000326121A
JP2000326121A JP2000134628A JP2000134628A JP2000326121A JP 2000326121 A JP2000326121 A JP 2000326121A JP 2000134628 A JP2000134628 A JP 2000134628A JP 2000134628 A JP2000134628 A JP 2000134628A JP 2000326121 A JP2000326121 A JP 2000326121A
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guide rod
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Yoshihiro Shigematsu
義廣 重松
Hiroshi Morita
弘 森田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体として小型で全長も短く、しかもその取
付けが容易で製造価格も廉価な電動加工装置を提供す
る。 【解決手段】 外側が円筒状ケース19となって内部に
電動モータのロータ26に直結されたスピンドル16を
先部に有し、後部には電動モータの端子ボックス28が
設けられたモータ本体12と、スピンドル16の先部に
取付けられる工具チャック11と、モータ本体12に固
定されたピストン29、その外側に配置された円筒体3
3、及び円筒体33の両側にそれぞれ設けられ、モータ
本体12を前後動可能に支持し、しかも下部には取付け
座47、48が一体的に形成された前後の脚付きガイド
ブロック34、35を備えたエアシリンダー部13と、
ガイドブロック35にその前端が取付けられたガイドロ
ッド14と、ガイドロッド14を摺動移動する回り止め
15とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穴開け、タップ、
中ぐり、ブラッシング又はホーニング等の各種の加工に
使用できる電動加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動加工装置は、先部に工具チャ
ックを備えたスピンドルを進退する手段と、前記スピン
ドルを回転するモータとは別体としていたので、形状が
大きくなり、取扱いに不便を生じることが多い。そこ
で、実公昭44−10545号公報に記載のように、ス
ピンドルを回転駆動するモータの背部にエアシリンダー
を取付け、該エアシリンダーの動作によって回転する工
具チャックを前後動するものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
公昭44−10545号公報記載のドリルユニットにお
いては、後部にエアシリンダーを備えているので、モー
タの全長に更にエアシリンダーの全長が加わるので、全
長が長くなるという問題がある。また、該ドリルユニッ
トを他の装置等に取付けようとする場合、該ドリルユニ
ットを挟持状態あるいはねじ取付け状態で固定する取付
け部材を必要とし、面倒であるという問題があり、新た
に取付け部材を付属させたのでは全体として価格が高く
なるという問題がある。本発明はかかる事情に鑑みてな
されたもので、全体として小型で全長も短く、しかもそ
の取付けが容易で製造価格も廉価な電動加工装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の電動加工装置は、外側が円筒状ケースとなって内
部に電動モータを備え、該電動モータのロータに直結さ
れたスピンドルを先部に有し、後部には前記電動モータ
の端子ボックスが設けられたモータ本体と、前記スピン
ドルの先部に取付けられる工具チャックと、前記モータ
本体の中央に固定されたリング状のピストン、その外側
に配置された円筒体、及び該円筒体の両側にそれぞれ設
けられ、前記モータ本体を前後動可能に支持し、しかも
下部にはねじ孔を穿設した取付け座が一体的に形成され
た前後の脚付きガイドブロックを備えたエアシリンダー
部と、前記後ろ側の脚付きガイドブロックにその前端が
取付けられたガイドロッドと、前記モータ本体に固着さ
れ前記ガイドロッドを摺動移動する回り止めとを有して
構成されている。
【0005】
【作用】請求項1記載の電動加工装置においては、モー
タ本体の外側にエアシリンダー部が取付けられ、しかも
該エアシリンダー部の両側には一体構造の脚付きガイド
ブロックが設けられているので、該脚付きガイドブロッ
クに形成されているねじ孔にボルト等を挿入して、該電
動加工装置を所定の位置に簡便に取付けることができ
る。そして、前記固定された脚付きガイドブロックによ
ってエアシリンダーの両側が固定され、その内部を電動
モータがエアシリンダー部の動きによって前後動するよ
うになっているので、全長が短くなる。そして、前記エ
アシリンダー部の円筒体を所定位置に保持し、前記モー
タ本体を摺動移動可能に支持するブロックの下部に取付
け座を有する脚が一体的に形成されているので、構造が
簡略化され製造コストの低減化を図ることができる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る電動加工装
置の半断面図、図2は同背面図、図3はガイドロッド取
付け金具の平面図である。
【0007】図1〜図3に示すように、本発明の一実施
例に係る電動加工装置10は、先端に工具チャック11
が取付けられたモータ本体12と、該モータ本体12の
外側に形成されたエアシリンダー部13と、該エアシリ
ンダー部13の後部に取付けられたガイドロッド14
と、該ガイドロッド14に案内される回り止め15とを
有している。以下、これらについて詳しく説明する。
【0008】前記モータ本体12は、中心のロータ軸は
スピンドル16となって、両側に軸受17、18を有
し、これらは円筒状ケース19によって接続されてい
る。そして、軸受17の内部にはベアリング20が配置
され、該ベアリング20は大小のカラー21、22及び
ねじ込みされたベアリング押さえ23によって所定位置
に固定され、前記ベアリング押さえ23にはオイルシー
ル24が装着されている。また、前記軸受18には所定
位置に固定されたベアリング25が装着されている。
【0009】前記スピンドル16に装着されたロータ2
6の外側に僅少の隙間を有してステータ27が設けら
れ、後部の接続端子28まで配線される図示しないリー
ド線によって、交流電圧が加えられるようになってい
る。なお、前記ロータ26及びステータ27によって電
動モータを構成している。
【0010】前記円筒状ケース19の外側にはエアシリ
ンダー部13が設けられているが、該エアシリンダー部
13のピストン29は、円筒状ケース19の所定位置に
Oリングによってシールされ、複数のボルト30によっ
て固定されたシールリング31と、該シールリング31
の円周溝に収納されたパッキン32とによって構成され
ている。
【0011】また、前記エアシリンダー部13の円筒体
33の両側を固定し、前記モータ本体12を横移動自在
に支持する前後の脚付きガイドブロック34、35が設
けられているが、前側の脚付きガイドブロック34には
エア供給口36が形成され、シールを図るためのダスト
パッキン37、Uパッキン38及びOリング39が取付
けられている。一方、後ろ側の脚付きガイドブロック3
5には、前記円筒体33とのシールを図るOリング4
0、ダストパッキン41及びUパッキン42が設けら
れ、更に上部は平面となって、図2に示すようにガイド
ロット取付け金具43がねじ止めされている。図3に示
すように該ガイドロッド取付け金具43にエアシリンダ
ー部13の他方のエア供給部44が形成されていると共
に、後方には前記ガイドロッド14が取付けられてい
る。
【0012】前記脚付きガイドブロック34、35はア
ルミ製となって、下部には対となるねじ孔45、46を
有する取付け座47、48が設けられている。このよう
に、この実施例においては、モータ本体12を前後動自
在に支持する部分と、エアシリンダー部13の両側金具
となる部分と、取付け座47、48の部分が一体となる
ことによって、全体の構造が簡略化し、製造価格を廉価
にしている。
【0013】前記モータ本体12の後部には、ねじ49
によって締着される回り止め15が取付けられ、該回り
止め15の上部には前記ガイドロッド14に装着された
リニアベアリング50が設けられている。なお、前記回
り止め15の上部に形成されている雌ねじ孔51はボル
トが螺着されて、調整可能なストッパーとして作用する
ようになっている。
【0014】従って、この電動加工装置10を使用する
場合には、まず取付け座47、48に形成されているね
じ孔45、46を利用して、該電動加工装置10を所定
位置に取付け、次に、スピンドル16の先部に取付けら
れている工具チャック11に所定のドリル52を装着す
る。この状態でエア供給口36から圧縮空気を入れて、
モータ本体12を所定位置まで後退させた状態で、モー
タ本体に電気を供給してドリル52を回転させ、エア供
給口36を開放した状態で、エア供給口44からエアを
供給すると、ドリル52が前進して被加工物にドリル径
の穴を開けることができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の電動加工装置は以上の説
明からも明らかなように、モータ本体の外側にエアシリ
ンダー部が取付けられているので全長が短くなり、更に
は、該エアシリンダー部の両側には一体構造の脚付きガ
イドブロックが設けられているので、構造が簡略化さ
れ、製造コストの低減化を図ることができる。また、取
付け座を一体として備えた前後の脚付きガイドブロック
が、モータ本体、エアシリンダー部を直接支持するので
取付けが強固となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電動加工装置の半断面
図である。
【図2】同背面図である。
【図3】ガイドロッド取付け金具の平面図である。
【符号の説明】
10:電動加工装置、11:工具チャック、12:モー
タ本体、13:エアシリンダー部、14:ガイドロッ
ド、15:回り止め、16:スピンドル、17:軸受、
18:軸受、19:円筒状ケース、20:ベアリング、
21:カラー、22:カラー、23:ベアリング押さ
え、24:オイルシール、25:ベアリング、26:ロ
ータ、27:ステータ、28:接続端子、29:ピスト
ン、30:ボルト、31:シールリング、32:パッキ
ン、33:円筒体、34:脚付きガイドブロック、3
5:脚付きガイドブロック、36:エア供給口、37:
ダトスパッキン、38:Uパッキン、39:Oリング、
40:Oリング、41:ダストパッキン、42:Uパッ
キン、43:ガイドロッド取付け金具、44:エア供給
部、45:ねじ孔、46:ねじ孔、47:取付け座、4
8:取付け座、49:ねじ、50:リニアベアリング、
51:雌ねじ孔、52:ドリル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側が円筒状ケースとなって内部に電動
    モータを備え、該電動モータのロータに直結されたスピ
    ンドルを先部に有し、後部には前記電動モータの端子ボ
    ックスが設けられたモータ本体と、前記スピンドルの先
    部に取付けられる工具チャックと、前記モータ本体の中
    央に固定されたリング状のピストン、その外側に配置さ
    れた円筒体、及び該円筒体の両側にそれぞれ設けられ、
    前記モータ本体を前後動可能に支持し、しかも下部には
    ねじ孔を穿設した取付け座が一体的に形成された前後の
    脚付きガイドブロックを備えたエアシリンダー部と、前
    記後ろ側の脚付きガイドブロックにその前端が取付けら
    れたガイドロッドと、前記モータ本体に固着され前記ガ
    イドロッドを摺動移動する回り止めとを有することを特
    徴とする電動加工装置。
JP2000134628A 1994-04-06 2000-05-08 電動加工装置 Expired - Lifetime JP3609324B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013223898A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Marusa Seisakusho:Kk 卓上型ホーニング装置

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