JP2000343327A - 拡縮調整が可能なリーマ及び該リーマを備えたボアフィニッシングマシン - Google Patents

拡縮調整が可能なリーマ及び該リーマを備えたボアフィニッシングマシン

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JP2000343327A
JP2000343327A JP15524199A JP15524199A JP2000343327A JP 2000343327 A JP2000343327 A JP 2000343327A JP 15524199 A JP15524199 A JP 15524199A JP 15524199 A JP15524199 A JP 15524199A JP 2000343327 A JP2000343327 A JP 2000343327A
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栄治 竹澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーマ本体内のねじ軸に伝達された回転運動
をスライドシャフトの直線運動に変換することによっ
て、これまで人手にのみ可能とされたリーマの拡縮径を
機械的に行い得るようにする。 【解決手段】 リーマ本体1を中空のシャトル部2と、
筒状で周壁に複数のスリット5を軸方向に有し、内周面
がテーパー面の研削部3とから構成する。シャトル部2
にねじ筒による回転シャフト4を外部から回転可能に内
装する。一端部がねじ軸7で中間部位に軸方向のガイド
孔8を有し、他端に拡径部材11を連結したスライドシ
ャフト9を回転シャフト4に螺合してシャトル部2に内
装する。回転シャフト4の回転運動をスライドシャフト
9の直線運動に変換するガイドピン10をガイド孔8に
挿通する。スライドシャフト9と共に拡径部材11を軸
方向に移動することにより、研削部3の外径を調整可能
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、切削加工された
穴の内面や円筒内面等の表面を、高精度に仕上げる場合
に採用される研削部の拡縮調整が可能なリーマ及び該リ
ーマを備えたボアフィニッシングマシンに関するもので
ある。
【0002】研削部の拡縮調整が可能なリーマは、米国
特許第5,482,498号明細書及び実公平3−29
065号公報により既に公知となっている。それらは研
削部の内周面をテーパー面に形成してそこにテーパーコ
ーン又はボールを挿入し、それらの位置を治具により上
下に変更して、研削部の外径を拡径或いは縮径するもの
であった。
【0003】このような治具による拡径調整はその都度
人手によって行われることと、調整量は僅かであること
などから調整に熟練を要し、また拡径調整したリーマを
研削装置の回転軸に装着して研削を試しながら最終調整
に至るという煩わしさがあった。
【0004】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めに考えられたものであって、その目的は、従来と同様
にテーパー面を採用したものであっても、治具と人手の
みによらずリーマの研削部の拡縮径を機械的に行い得る
新たな構成の研削部の拡縮調整が可能なリーマを提供す
ることにある。
【0005】またこの発明の他の目的は、リーマを研削
仕上装置に装着した後において、電動機による主回転軸
の回転運動をリーマに内装したスライドシャフトの直線
運動に変換して、研削部の拡縮径を機械的に行い得る新
たな構成の拡縮調整が可能なリーマを提供することにあ
る。
【0006】さらこの発明は、研削部の拡縮調整が可能
なリーマにおける拡縮調整と、リーマによる研削仕上げ
加工の両方を実施することができ、またリーマを装着し
た主回転軸への上下振動の付与を、偏心カム及びスプリ
ング又はクランク以外の傾斜ディスクの採用により行い
得る新たな機構を備えた拡縮調整が可能なリーマを備え
たボアフィニッシングマシンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の拡縮調整が可能なリーマは、ねじ筒による回転シャフ
トを外部から操作可能に内蔵した中空のシャトル部と、
筒状で周壁の複数個所に軸方向に長いスリットを等間隔
に有し、内周面がスリット上部から開口端にわたるテー
パー面の研削部とからなるリーマ本体と、一端部がねじ
軸で中間部位に軸方向のガイド孔を有し、他端に拡径部
材を連結したリーマ本体内のスライドシャフトとからな
り、そのスライドシャフトと上記回転シャフトは上記ね
じ軸により互いに螺合してシャトル部内にて接続され、
かつシャトル部側から上記ガイド孔に挿通されたガイド
ピンによって、回転シャフトの回転運動がスライドシャ
フトの直線運動に変換され、そのスライドシャフトと共
に軸方向に移動する上記拡径部材により、上記研削部の
外径が任意に調整可能に構成されてなる、というものて
ある。
【0008】また上記研削部は、加工体材質及び硬度に
より最適な粒度・密度を選択して母材に着したダイヤモ
ンド砥石からなるというものであり、上記拡径部材は、
外周面が上記研削部のテーパー内周面と同一テーパー面
に形成され、かつ底面の外径が研削部の開口端内径とほ
ぼ同一のテーパーコーンからなり、その底面にねじ着し
たボルトにより上記スライドシャフトの他端に一体的に
連結されて、スライドシャフトと共に研削部内を軸方向
に強制移動するように構成されている、いうものであ
る。
【0009】またこの発明の拡縮調整が可能なリーマを
備えたボアフィニッシングマシンは、コラムに昇降自在
に保持されたハウジングに回転自在に軸承して縦方向に
設けられ、下端にリーマ本体の装着部を備えた研削用の
中空の主回転軸と、その主回転軸の内部に回転自在に挿
入支持され、かつ主回転軸から突出した上端にピニオン
を有し、下端がリーマ本体内の回転シャフトを主回転軸
内にて接続する継手に形成されたリーマ拡縮径用の回転
軸と、上記ピニオンと一時的に噛合して該ピニオンを上
記回転軸と共に設定回転角度づつ回動する間欠歯車と、
その間欠歯車の歯先位置を検知して、上記駆動源の作動
停止のシグナルを発信し、該間欠歯車を常に噛合位置外
に停止位置する位置確認用センサーと、上記主回転軸を
伝動機構を介して回転駆動するハウジング上の主電動機
と、上記間欠歯車及びピニオンを介して上記回転軸を回
動する調整用電動機とからなり、その調整用電動機によ
る回転軸下端の回転シャフトの回転運動を、該回転シャ
フトに螺合したリーマ本体内のスライドシャフトの直線
運動に変換して、スライドシャフト端部のリーマ本体内
の拡径部材により研削部の外径調整を可能に構成してな
る、というものである。
【0010】また上記伝動機構は、ハウジングに回転自
在に軸承して設けられた縦方向の主回転軸駆動用の回転
筒と、その回転筒と並行にハウジング内に配設して上記
主電動機の駆動軸に連結した伝動軸と、その伝動軸と回
転筒の軸承部間の外周囲とにそれぞれ一体的に設けられ
たプーリと、それらプーリに巻回したベルトとからな
り、その回転筒に上記主回転軸を挿通するとともに、該
主回転軸をキー部材を介して回転方向には回転筒と一体
的に軸方向には可動自在に接続して、主回転軸を内装し
たリーマ拡径用の上記回転軸と共に回転かつ上下動自在
に構成してなる、というものである。
【0011】さらにまた上記主回転軸の上部を回転自在
に挿通保持するブロック状の加振部材と、加振部材側面
に挟持間隔を空けて設けられた上下一対の挟持ローラ
と、その挟持ローラが臨むハウジング内に主回転軸と並
行に縦に設けられたスピニング軸と、そのスピニング軸
に傾斜自在に嵌装して周縁を上記挟持空間に挿入し、上
記一対の挟持ローラを介して加振部材に接続された加振
ディスクと、その加振ディスクの下側のスピニング軸下
部に該加振ディスクとの間に所要間隔を空けて嵌合止着
された回転盤と、その回転盤と上記加振ディスクとを偏
心部位にて連結し、連結部を支点として加振ディスクを
回転盤上に傾斜支持する継手とから構成された主回転軸
の振動付与装置を備えてなる、というものである。
【0012】上記継手は、上記加振ディスクと回転盤の
偏心部位の穴部のそれぞれに嵌合されたスリーブと、各
スリーブに内装された球面状のベアリングと、それらベ
アリングを貫通して加振ディスクと回転盤とにわたり挿
通されたボルトによる連結軸及びナットとからなる。
【0013】また上記継手は、加振ディスク側のスリー
ブの上端に固定された円形のスケールプレートと、連結
軸のスケールプレートに臨む側部に突設された指針部材
とを備え、上記スケールプレートと指針部材から読み取
れる連結軸の回動量から上記加振ディスクの角度設定が
可能な手段を備える、というものでもある。
【0014】
【発明の実施の形態】第1図及び第2図は、この発明の
研削部の拡縮調整が可能なリーマの1実施例を示すもの
である。図中1はリーマ本体で、中空のシャトル部2と
その端部に連設された円筒形状の研削部3とからなる。
【0015】上記シャトル部2は、研削部3とは反対側
の端部に、ねじ筒による回転シャフト4を外部から操作
可能に内蔵している。また研削部3は加工体材質及び硬
度により最適な粒度・密度を選択して母材に電着したダ
イヤモンド砥石からなり、周壁の4個所に軸方向に長い
スリット5,5を等間隔に有し、その内周面6はスリッ
ト上部から開口端にわたるテーパー面(傾斜1/20〜
1/100)に形成されている。
【0016】このリーマ本体1の内部には、一端部がね
じ軸7で中間部位に軸方向に長いガイド孔8を有するス
ライドシャフト9が、研削部3の開口部側からねじ軸7
を上記回転シャフト4に互いに螺合しながら挿入され、
それにより回転シャフト4とシャトル部2内にて接続す
るとともに、シャトル部側からガイド孔8に挿入したガ
イドピン10により軸方向にのみ移動するようにリーマ
本体内に設けられている。
【0017】このスライドシャフト9の他端には、外周
面が上記研削部3のテーパー内周面と同一テーパー面に
形成され、かつ底面の外径が研削部3の開口端内径とほ
ぼ同一で、開口端内に収まったテーパーコーンからなる
拡径部材11が、底面にねじ着したボルト12により連
結されている。
【0018】このような構成のリーマでは、シャトル部
2の端面から突出した接続端子4aを外部から回転操作
して、上記回転シャフト4が回転すると、回転シャフト
4とねじ軸7によって螺合したスライドシャフト9が、
上記ガイド孔8のガイドピン10に回転を阻止されてい
ることから、それにより回転シャフト4における回転運
動がスライドシャフト9の直線運動に変換されて、スラ
イドシャフト9が開口部の拡径部材11と共にリーマ本
体1の内部を移動するようになる。
【0019】スライドシャフト9の移動寸法は回転シャ
フト4の回転数に比例し、回転数が増すほど移動寸法が
長くなる。また回転シャフト4の回転が右方向では、ス
ライドシャフト9が内方へ前進して、拡径部材11が研
削部3の周壁を外方へ押圧しながら内部へと移動するよ
うになる。
【0020】研削部3ではスリット5,5により周壁が
分割されていることから、第2図に示すように、その押
圧力により外側に膨らんで外径が拡径される。図では拡
径は誇張して示されているが、実際には0.001mm〜
0.2mmの範囲での拡径が行われる。
【0021】反対に左回転ではスライドシャフト9が外
方へ後退して、拡径部材11は開口部へと戻され、周壁
に対する押圧力が除かれて、研削部3の外径は元の外径
に縮径されてゆく。したがつて上記回転シャフト4を左
右いずれかの方向に回転するだけで、研削部3の外径の
拡縮径が機械的に行え、その外径も回転数の制御により
任意に調整することが可能となる。
【0022】第3図以下は、上記リーマを備えたボアフ
ィニッシングマシンの1実施例を示すものである。
【0023】図中20はボアフィニッシングマシンのコ
ラムで、側部に昇降用ねじ軸21が回転自在に並設して
ある。この昇降用ねじ軸21の上端はコラム20の頂部
に設置した昇降用電動機22の駆動軸23にカプラー2
4をもって接続してある。
【0024】25はボアフィニッシングマシンの駆動部
ハウジングで、一端面に突設したアーム26の先端に一
体的に設けたナット部27を上記昇降用ねじ軸21に螺
合して、コラム20の側部に昇降自在に設けられてい
る。
【0025】このハウジング25の上部には、第3図に
示すように、リーマ回転駆動用の主電動機28、リーマ
研削部の調整用減速機を備えた電動機29、リーマ振動
用の電動機30の順に各電動機が歯車変速機と共に並列
に設置してある。
【0026】上記主電動機28の下側のハウジング25
の内部には、伝動軸31が主回転軸駆動用の回転筒32
と並行にハウジング25に回転自在に軸承して縦に設け
てある。この伝動軸31の上端は電動機28の駆動軸3
3と連結し、下端には歯付プーリ34が取付けてある。
【0027】上記回転筒32は調整用電動機29の下側
のハウジング25と、ハウジング下部に固定した軸受部
材35とにわたり上下の複数個所を回転自在に軸承して
縦に設けられている。この回転筒32の軸承部間の外周
囲には歯付プーリ36が嵌着してあり、その歯付プーリ
36と伝動軸端の上記歯付プーリ34とにわたりタイミ
ングベルト37を巻回して、上記主電動機28により回
転筒32を回転する伝動機構を構成している。
【0028】上記回転筒32には、下端にリーマ40の
装着部39を備えた中空の研削用の主回転軸38が、ハ
ウジング25の内部から軸受部材35の下側に装着部3
9が突出位置するところまで挿通してある。この主回転
軸38は第4図に示すように、側部に設けた軸方向のキ
ー溝41と回転筒側から嵌合したキー部材42とにより
軸方向に可動自在に回転筒32に係合され、そのキー部
材42を介して回転筒32と共に回転駆動するようにし
てある。
【0029】上記主回転軸38の内部には、リーマ40
の上記研削部3の外径を拡縮する拡径用の回転軸43が
回動自在に挿入してある。この回転軸43は、主回転軸
38から突出した上端にピニオン44を有し、下端はリ
ーマ40の本体内の上記回転シャフト4を主回転軸38
の内部にて接続する継手45に形成されている。
【0030】また上記ピニオン44にはピニオン歯形と
一回転ごとに噛合して、上記回転軸43と共にピニオン
44を設定回転角度づつ回動する所要数の歯形45aを
部分的に形成した間欠歯車45が、ハウジング上の台座
46に設置した上記調整用電動機29の駆動軸47に取
付けて隣設してある。
【0031】この間欠歯車45には、歯先位置を検知し
て上記調整用電動機29の作動停止のシグナルを発信
し、間欠歯車45を常に噛合位置外に停止位置して、ピ
ニオン44を自由状態となす近接スイッチ48が位置確
認用センサーとして対設してある。
【0032】なお図示の例では、歯形45aを周縁の一
箇所にのみ形成しているが、これは対向位置の二個所で
も良く、この場合には半回転ごとにピニオン44と噛合
することになるので、間欠歯車45の一回転で回転軸4
3に2倍の回転角度が生じ、その分だけリーマ40にお
ける外径の拡縮径操作が早く行えるようになる。
【0033】上記ピニオン44の下側の回転軸43の上
端部と主回転軸38との上端は、第6図に示すように、
部材49及び該部材49から回転軸43に施した環状溝
49aにねじ着したピン49bと、主回転軸38の軸端
に形成したフランジ38aとによって、軸方向に共に移
動するように連結してある。
【0034】50は主回転軸38の振動付与装置で、第
4図及び第7図以下に示すように、主回転軸38の上部
を回転自在に挿通保持するブロック状の加振部材51
と、その加振部材51の側面に挟持間隔を空けて設けら
れた上下一対の挟持ローラ52,53と、その挟持ロー
ラ52,53が臨むハウジング25の内部に、上記電動
機30の駆動軸30aに連結して主回転軸38と並行に
縦に設けられた下向き段部54a付きのスピニング軸5
4と、そのスピニング軸54に中央の穴部55aを上下
動自在に、かつ同一回転自在に嵌挿して周縁を上記挟持
空間に挿入し、挟持ローラ52,53を介して加振部材
51に接続された加振ディスク55と、その加振ディス
ク55の下側のスピニング軸54の下部に嵌合して、上
記段部54aに係止すると共に、下端をハウジング側の
ベアリング65により受け止めて、加振ディスク55の
下側に所要間隔を空けて位置させた回転盤56と、その
回転盤56と上記加振ディスク55とを偏心部位にて連
結し、加振ディスク55を回転盤56上に傾斜支持する
とともに、連結部を支点として傾斜調整を可能とする継
手とから構成されている。
【0035】また回転盤56の連結部の反対側には、バ
ランスウエイト56aが取付けてあり、これにより偏心
位置の連結部による偏荷重を相殺して回転振れが生じな
いようにしてある。
【0036】上記加振ディスク55の挟持間隙は、上部
の挟持ローラ52を偏心軸受52aに軸部を軸承して加
振部材51に設けることにより容易にし得る。偏心軸受
52aでは回転により高低差が生ずるようになるので、
止めねじ52bを緩めて偏心軸受52aを回転変位する
ことにより、加振ディスク55の傾斜角に応じた挟持間
隙を設定することができる。
【0037】上記スピニング軸54の加振ディスク55
を嵌挿する両側面には面取り54a54aが施されてお
り、また加振ディスク55の上記穴部55aは対向内縁
が平行に形成されて、両内縁上に受部材55b,55b
が設けられ、その受部材55bと上記面取り54aとの
接触により、スピニング軸54と一緒に加振ディスク5
5が同一回転するようにしてある。
【0038】上記継手は、加振ディスク55と回転盤5
6の偏心部位の穴部のそれぞれに嵌合されたスリーブ5
7,58と、各スリーブに内装された球面状のベアリン
グ59,60と、それらベアリングを貫通して加振ディ
スク55と回転盤56とにわたり挿通されたボルトによ
る連結軸61と、そこに螺合したナット部材62とから
なる。
【0039】また上記継手は、加振ディスク側のスリー
ブ57の上端に固定された円形のスケールプレート63
と、連結軸61のスケールプレート63に臨む側部に突
設された指針板64とを備え、上記スケールプレート6
3と指針板64とから読み取れる連結軸の回動量に基づ
いて、上記加振デスク55の角度設定ができるようにし
てある。
【0040】上記構成のボアフィニッシングマシンで
は、上記リーマ40を装着部39に挿入して、上記回転
シャフト4の外端の接続端子4aを上記回転軸43の下
端の継手43aに直接又は中継軸(図示せず)を介して
嵌合し、またシャトル部2をねじ止めにより上記装着部
39に固着して、リーマ40を上記主回転軸38に容易
に装着することができる。
【0041】このようなボアフィニッシングマシンにお
いて、リーマ40による研削仕上げ加工等は、上記主電
動機28による回転力を上記伝動軸31とプーリ34,
36及びタイミングベルト37とを介して上記回転筒3
2に伝達することにより容易に行い得る。回転筒32に
おける回転伝達は上下の軸承間にて行われることから、
軸端にて伝達を行った場合に生じがちな回転振れが起こ
らず、したがってキー部材42により回転筒32と共に
回転する主回転軸38にも回転振れが起きないので、リ
ーマ40における偏心回転が防止されて、高精度の研削
仕上げが行えるようになる。
【0042】また主回転軸38は、その上部を挿通保持
する加振部材により設定ストローク範囲(0mm〜3mm)
を上下に振動する。この上下振動はリーマ振動用の上記
電動機30によりスピニング軸54を回転することによ
り行われる。スピニング軸54が回転すると同軸の上記
加振ディスク59と回転盤60とが共に回転して、傾斜
により高低差が生じたディスク周縁が上記挟持ローラ間
を移動する過程において、周縁を挟持しているローラ5
2,53のいずれか一方を一回転ごとに上方及び下方へ
押圧し、これにより加振部材51が主回転軸38と共に
上下振動する。この主回転軸38の上下振動により軸端
の装着部39に装着された上記リーマ40も上下振動す
ることになるので、研削仕上げは回転かつ上下振動の下
に行われることになる。
【0043】次に、リーマ40の切削部3の外径調整
は、上記主電動機28を制動停止し、伝動軸31により
プーリ34,36及びタイミングベルト37を会して上
記回転筒32に伝達される回転を強制停止して、回転筒
32と共に主回転軸38を固定した状態にしてから、上
記調整用電動機29を始動することにより行い得る。
【0044】この調整用電動機29の始動により上記間
欠歯車45が回転すると、一回転ごとにピニオン44が
回転軸43と共に回転するようになる。この回転軸43
の軸端にはリーマ内部の上記回転シャフト4が嵌着され
ていることから、回転軸43と一緒に回転シャフト4が
シャトル2の内部で回転し、これにねじ軸7を螺合した
スライドシャフト9が、ねじリードとガイド孔8及びガ
イドピン10とによって、前述のごとく移動して拡径部
材11による研削部3の拡径が行われることになる。
【0045】したがつて、これまで治具を使用して手作
業により行われていた研削部3の外径の拡径及び縮径が
機械的に行えるようになり、また回転数と回転角度によ
って研削部3の外径を任意にかつ高精度に調整すること
が可能となる。このようなリーマ40の機械的な拡縮調
整によって、研削精度が一段と向上し、手動調整ではこ
れまで困難であった穴経などの超精密仕上げが手際良く
容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる研削部の拡縮調整が可能な
リーマの拡径前の縦断正面図である。
【図2】 同上の拡径時の縦断正面図である。
【図3】 この発明のリーマを備えたボアフィニッシン
グマシンの概略をハウジングを縦断して示す側面図であ
る。
【図4】 同上のリーマ駆動部の縦断側面図である。
【図5】 ボアフィニッシングマシンにおけるリーマの
研削部の拡縮径調整用の電動機を省略した部分平面図で
ある。
【図6】 図5のVI−VI線における部分縦断側面図であ
る。
【図7】 主回転軸の振動付与装置の縦断側面図であ
る。
【図8】 同上の平面図である。
【図9】 加振ディスクが反転した際の振動付与装置の
側面図である。
【符号の説明】
1 リーマ本体 2 シャトル部 3 研削部 4 回転シャフト 5 スリット 6 内周面 7 ねじ軸 8 ガイド孔 9 スライドシャフト 10 ガイドピン 11 拡径部材 12 ボルト 28 主電動機 29 リーマ縮径調整用の電動機 30 リーマ上下振動用の電動機 31 伝動軸 32 回転筒 33 駆動軸 37 タイミングベルト 38 主回転軸 39 装着部 40 リーマ 42 キー部材 43 拡縮用の回転軸 44 ピニオン 45 間欠歯車 48 近接スイッチ 50 振動付与装置 51 加振部材 52,53 挟持ローラ 54 スピニング軸 55 加振デスク 56 回転盤 56a バランスウエイト 61 連結軸 63 スケールプレート 64 指針板
フロントページの続き (72)発明者 野本 俊幸 新潟県長岡市城岡一丁目2番1号 倉敷機 械株式会社内 (72)発明者 竹澤 栄治 栃木県下都賀郡藤岡町大字藤岡2743番地 株式会社竹沢精機内 Fターム(参考) 3C050 EB07 3C058 AA03 AA09 AA12 BA09 CB01 CB03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ筒による回転シャフトを外部から操
    作可能に内蔵した中空のシャトル部と、筒状で周壁の複
    数個所に軸方向に長いスリットを等間隔に有し、内周面
    がスリット上部から開口端にわたるテーパー面の研削部
    とからなるリーマ本体と、一端部がねじ軸で中間部位に
    軸方向のガイド孔を有し、他端に拡径部材を連結したリ
    ーマ本体内のスライドシャフトとからなり、 そのスライドシャフトと上記回転シャフトは上記ねじ軸
    により互いに螺合してシャトル部内にて接続され、かつ
    シャトル部側から上記ガイド孔に挿通されたガイドピン
    によって、回転シャフトの回転運動がスライドシャフト
    の直線運動に変換され、そのスライドシャフトと共に軸
    方向に移動する上記拡径部材により、上記研削部の外径
    が任意に調整可能に構成されてなることを特徴とする拡
    縮調整が可能なリーマ。
  2. 【請求項2】 上記研削部は、加工体材質及び硬度によ
    り最適な粒度・密度を選択して母材に着したダイヤモン
    ド砥石からなる請求項1記載の拡縮調整が可能なリー
    マ。
  3. 【請求項3】 上記拡径部材は、外周面が上記研削部の
    テーパー内周面と同一テーパー面に形成され、かつ底面
    の外径が研削部の開口端内径とほぼ同一のテーパーコー
    ンからなり、その底面にねじ着したボルトにより上記ス
    ライドシャフトの他端に一体的に連結されて、スライド
    シャフトと共に研削部内を軸方向に強制移動するように
    構成されてなる請求項1記載の拡縮調整が可能なリー
    マ。
  4. 【請求項4】 コラムに昇降自在に保持されたハウジン
    グに回転自在に軸承して縦方向に設けられ、下端にリー
    マ本体の装着部を備えた研削用の中空の主回転軸と、 その主回転軸の内部に回転自在に挿入支持され、かつ主
    回転軸から突出した上端にピニオンを有し、下端がリー
    マ本体内の回転シャフトを主回転軸内にて接続する継手
    に形成されたリーマ拡縮径用の回転軸と、 上記ピニオンと一時的に噛合して該ピニオンを上記回転
    軸と共に設定回転角度づつ回動する間欠歯車と、 その間欠歯車の歯先位置を検知して、上記駆動源の作動
    停止のシグナルを発信し、該間欠歯車を常に噛合位置外
    に停止位置する位置確認用センサーと、 上記主回転軸を伝動機構を介して回転駆動するハウジン
    グ上の主電動機と、 上記間欠歯車及びピニオンを介して上記回転軸を回動す
    る電動機とからなり、その電動機による回転軸下端の回
    転シャフトの回転運動を、該回転シャフトに螺合したリ
    ーマ本体内のスライドシャフトの直線運動に変換して、
    スライドシャフト端部のリーマ本体内の拡径部材により
    研削部の外径調整を可能に構成してなることを特徴とす
    る拡縮調整が可能なリーマを備えたボアフィニッシング
    マシン。
  5. 【請求項5】 上記ハウジングに回転自在に軸承して設
    けられた縦方向の主軸駆動用の回転筒と、その回転筒と
    並行にハウジング内に配設して上記主電動機の駆動軸と
    連結した伝動軸と、その伝動軸と回転筒の軸承部間の外
    周囲とにそれぞれ一体的に設けられたプーリと、それら
    プーリに巻回したベルトとからなる伝動機構を備え、そ
    の回転筒に上記主回転軸を挿通するとともに、該主回転
    軸をキー部材を介して回転方向には回転筒と一体的に軸
    方向には可動自在に接続して、主回転軸を内装した拡縮
    径用の上記回転軸と共に回転かつ上下動自在に構成して
    なる請求項4記載の拡縮調整が可能なリーマを備えたボ
    アフィニッシングマシン。
  6. 【請求項6】 上記主回転軸の上部を回転自在に挿通保
    持するブロック状の加振部材と、加振部材側面に挟持間
    隔を空けて設けられた上下一対の挟持ローラと、その挟
    持ローラが臨むハウジング内に主回転軸と並行に縦に設
    けられたスピニング軸と、そのスピニング軸に傾斜自在
    に嵌装して周縁を上記挟持空間に挿入し、上記一対の挟
    持ローラを介して加振部材に接続された加振ディスク
    と、その加振ディスクの下側のスピニング軸下部に該加
    振ディスクとの間に所要間隔を空けて嵌合止着された回
    転盤と、その回転盤と上記加振ディスクとを偏心部位に
    て連結し、連結部を支点として加振ディスクを回転盤上
    に傾斜支持する継手とから構成された主回転軸の振動付
    与装置を備えてなる請求項4又は5記載の拡縮調整が可
    能なリーマを備えたボアフィニッシングマシン。
  7. 【請求項7】 上記継手は、上記加振ディスクと回転盤
    の偏心部位の穴部のそれぞれに嵌合されたスリーブと、
    各スリーブに内装された球面状のベアリングと、それら
    ベアリングを貫通して加振ディスクと回転盤とにわたり
    挿通されたボルトによる連結軸及びナットとからなる請
    求項4乃至6記載のいずれかの拡縮調整が可能なリーマ
    を備えたボアフィニッシングマシン。
  8. 【請求項8】 上記継手は、加振ディスク側のスリーブ
    の上端に固定された円形のスケールプレートと、連結軸
    のスケールプレートに臨む側部に突設された指針部材と
    を備え、上記スケールプレートと指針部材から読み取れ
    る連結軸の回動量から上記加振ディスクの角度設定が可
    能な請求項7記載の拡縮調整が可能なリーマを備えたボ
    アフィニッシングマシン。
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