JP2007069292A - ラッピング治具およびラッピング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円筒状かつ径方向に拡縮自在に形成され、外周部のラップ部(突条24)と内周面のテーパ孔23を有するラッピング治具本体3を備える。テーパ孔23内に嵌合する第1〜第3のテーパ面5a〜5cが外周部に形成され、先端側がラッピング治具本体3内に挿入されたテーパ軸部材2を備える。このテーパ軸部材2の基端側外周部に設けられ、ラッピング治具本体3を先端側へ付勢する皿ばね12を備える。ラッピング治具本体3をテーパ軸部材2の先端部側から皿ばね12側へテーパ軸部材2に対して移動させる外径調整手段(雄ねじ14およびナット16)を備えた。
【選択図】 図1
Description
前記ラッピング治具本体の外周部には、前記凹溝内をラッピングするためのねじ状の突条が形成されている。この突条の外表面には、砥粒が電着や接着などにより付着されている。また、このラッピング治具本体は、外径を拡げたり縮めたりすることができるように、軸線方向に延びるスリットが複数形成されている。
特許文献2に開示されているラッピング装置は、上述したラッピング治具を回転させるとともに軸線方向に往復動させる構成が採られている。すなわち、このラッピング装置に装着されたラッピング治具は、ねじが締め込まれる方向に回転しながらボールねじナット内に挿入され、ねじが緩む方向に回転しながらボールねじナット内から引き出される。
このラッピング治具において、前記軸部材のねじ込み量の調整(ラッピング治具本体の外径の調整)を例えば作業者による手作業で行うためには、ラッピング治具を装置から取外し、前記軸部材をラッピング治具本体に対して回すことによって行う。
したがって、本発明によれば、外径調整を人手作業により容易に行うことができるラッピング治具を提供することができる。
図1はこの実施の形態によるラッピング治具の断面図で、同図(a)はテーパ軸部材が挿入される部材を破断しテーパ軸部材を露出させた断面図、同図(b)はラッピング治具の縦断面図である。同図(b)の破断位置を同図(a)においてB−B線によって示す。図2はラッピング治具本体の平面図、図3は同じく正面図、図4は同じく底面図である。図5は図2におけるラッピング治具本体のV線矢視図、図6は図2におけるラッピング治具本体のVI−VI線断面図、図7はラッピング治具本体とテーパ軸部材の嵌合部分を拡大して示す断面図、図8はラッピング治具本体の斜視図である。
このラッピング治具1は、図1に示すように、同図において上下方向に延びるように形成されたテーパ軸部材2と、このテーパ軸部材2に装着された筒状のラッピング治具本体3などによって構成されている。
前記基端部4は、外径が一定になるように形成されている。この基端部4の軸端には、図示していないラッピング装置に接続される四角柱状の連結部6が形成されている。なお、このラッピング装置としては、例えば特許文献2に記載されているような装置を使用することができる。
ラッピング治具本体3の基端部3a(図1においては上端部)には、前記筒体13の先端部内に嵌合する小径筒部25が形成されている。また、ラッピング治具本体3の先端部3bには、前記キャップ15内に嵌合する小径筒部26が形成されている。
前記長孔22は、ラッピング治具本体3を内周面から外周面にわたって貫通しかつ軸線方向に長くなるように形成されている。この長孔22におけるラッピング治具本体3の周方向の開口幅は、前記ボルト21の頭部が嵌合する寸法に形成されている。すなわち、前記ボルト21は、ラッピング治具本体3のテーパ軸部材2に対する相対回転を規制し、かつラッピング治具本体3のテーパ軸部材2に対する軸線方向への移動を許容する。このボルト21と長孔22とによって、本発明でいう回転伝達手段が構成されている。
ラッピングによりボールねじナットの研磨が進むと、砥粒が被研磨面に当たり難くなる。このような場合は、ラッピング装置を一時停止させ、ナット16を締め込み、ラッピング治具本体3を拡径させる。
ラッピング初期や前記拡径を行った直後などは、ラッピング治具本体3が被研磨面に強く押し付けられることがある。
ラッピング治具の他の実施の形態とラッピング装置の一実施の形態を図9ないし図15によって詳細に説明する。
図9および図10はラッピング治具の他の実施の形態を示す断面図で、図9はテーパ軸部材がラッピング治具本体の先端部まで延びる例を示し、図10はテーパ軸部材がラッピング治具本体の中間部まで延びている例を示す。
ラッピング治具を図9および図10に示すように構成しても第1の実施の形態を採る場合と同等の効果を奏する。
前記スピンドル94の下端部には、テーパーソケット103が下方に向けて開口するように形成されており、タップチャック95のテーパーシャンク104が取付けられている。
前記軸継手47は、前記ロッド43をピストンロッド46aに対して回転自在に支持し、かつ前記ロッド43をピストンロッド46aと一体的に昇降するように支持している。
Claims (8)
- 円筒状であって径方向に拡縮自在に形成され、外周部にラップ部が設けられるとともに内周面にテーパ孔が形成されたラッピング治具本体と、
前記テーパ孔内に嵌合するテーパ面が外周部に形成され、先端側がラッピング治具本体内に挿入されたテーパ軸部材と、
このテーパ軸部材の基端側外周部に設けられ、ラッピング治具本体を先端側へ付勢するばね部材と、
前記ラッピング治具本体を前記テーパ軸部材の先端部側から前記ばね部材側へテーパ軸部材に対して移動させる外径調整手段とを備えたことを特徴とするラッピング治具。 - 請求項1記載のラッピング治具において、
テーパ軸部材の先端部はラッピング治具本体の先端部から突出し、
外径調整手段は、
前記テーパ軸部材の先端部に形成された雄ねじと、
この雄ねじに螺着されかつラッピング治具本体を押圧するナットとから構成されているラッピング治具。 - 請求項1記載のラッピング治具において、
外径調整手段は、
テーパ軸部材の軸心部に移動可能に挿入され、テーパ軸部材を貫通するロッドと、
このロッドにおけるテーパ軸部材の先端部から突出する先端部に設けられ、ラッピング治具本体を押圧する押圧手段とから構成されているラッピング治具。 - 請求項3記載のラッピング治具において、
押圧手段は、ラッピング治具本体の先端部内に形成されたテーパ孔内に嵌合するテーパ部材を備えているラッピング治具。 - 請求項3または請求項4記載のラッピング治具において、
押圧手段は、ロッドに螺着するナットと座金とを備え、このナットによってラッピング治具本体に対する軸線方向の位置が変更可能に構成されているラッピング治具。 - 請求項1ないし請求項5記載のうちいずれか一つに記載のラッピング治具において、ラッピング治具本体のテーパ軸部材に対する相対回転を規制し、かつラッピング治具本体のテーパ軸部材に対する軸線方向への移動を許容する回転伝達手段を備えているラッピング治具。
- 請求項1ないし請求項5のうちいずれか一つに記載のラッピング治具を支持し、このラッピング治具を回動させかつ軸線方向に往復動させる駆動装置を備えているラッピング装置。
- 請求項3ないし請求項5のうちいずれか一つに記載のラッピング治具を支持し、このラッピング治具を回動させかつ軸線方向に往復動させる第1の駆動装置と、
前記ラッピング治具のロッドを軸線方向に移動させる第2の駆動装置とを備えているラッピング装置。
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