JP2002292520A - ラップ盤とラップ盤の運転方法 - Google Patents
ラップ盤とラップ盤の運転方法Info
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- JP2002292520A JP2002292520A JP2001219558A JP2001219558A JP2002292520A JP 2002292520 A JP2002292520 A JP 2002292520A JP 2001219558 A JP2001219558 A JP 2001219558A JP 2001219558 A JP2001219558 A JP 2001219558A JP 2002292520 A JP2002292520 A JP 2002292520A
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Abstract
よって、作業効率の向上及びコストの低減を図ることが
可能なラップ盤とラップ盤の運転方法を提供すること。 【解決手段】 基台と、基台上に設けられ正転・逆転可
能な駆動モータと、基台上に設けられ駆動モータによっ
て正転・逆転されるラップ工具と、基台上であってラッ
プ工具に対向する側に配置されラップ仕上対象物を保持
するチャック手段と、ラップ工具側とチャック手段側と
を相対的に離接させる駆動手段とを具備したもの。
Description
ジ・ボールナット機構を構成するボールナットの内径面
にラップ仕上加工を施すのに好適なラップ盤とラップ盤
の運転方法に係り、特に、簡単な作業で所望のラップ仕
上加工を行うことを可能にするものに関する。
てボールネジ・ボールナット機構がある。この種のボー
ルネジ・ボールナット機構は、ボールネジとこのボール
ネジに螺合するボールナットとから構成されていて、サ
ーボモータによってボールネジを回転させることにより
その回転を規制されるボールナットを一軸方向に往復動
させるものである。又、そのボールナットに様々な機器
が搭載されることになる。
専用の加工機によって製造され、その後ラップ仕上加工
によってそのねじ面等が仕上げられることになる。この
種のラップ仕上加工は熟練した作業員が手作業によって
行っているものである。
と次のような問題があった。すなわち、従来の場合には
作業員の手作業によってラップ仕上加工を行っており、
そのため作業の効率が低く、それが原因してコストを上
昇させてしまうという問題があった。又、その種の作業
には熟練を要するという問題もあり、作業員の確保が困
難であるという問題もあった。
ものでその目的とするところは、ラップ仕上加工の作業
の省力化を図り、それによって、作業効率の向上及びコ
ストの低減を図ることが可能なラップ盤とラップ盤の運
転方法を提供することにある。
本願発明の請求項1によるラップ盤は、基台と、上記基
台上に設けられ正転・逆転可能な駆動モータと、上記基
台上に設けられ上記駆動モータによって正転・逆転され
るラップ工具と、上記基台上であって上記ラップ工具に
対向する側に配置されラップ仕上対象物を保持するチャ
ック手段と、上記ラップ工具側と上記チャック手段側と
を相対的に離接させる駆動手段と、を具備したことを特
徴とするものである。又、請求項2によるラップ盤は、
請求項1記載のラップ盤において、上記駆動手段は上記
駆動モータの回転を上記チャック手段側に伝達して駆動
モータの正転・逆転に対応して上記チャック手段を往動
・復動させるものであることを特徴とするものである。
又、請求項3によるラップ盤は、請求項1記載のラップ
盤において、上記駆動手段は上記駆動モータと上記ラッ
プ工具を往復動させるものであることを特徴とするもの
である。又、請求項4によるラップ盤は、請求項1〜請
求項3の何れかに記載のラップ盤において、ラップ盤は
横型であることを特徴とするものである。又、請求項5
によるラップ盤は、請求項1〜請求項3の何れかに記載
のラップ盤において、ラップ盤は縦型であることを特徴
とするものである。又、請求項6によるラップ盤は、請
求項1〜請求項5の何れかに記載のラップ盤において、
上記ラップ工具はねじ状のラップバーであり、上記チャ
ック手段側にラップ仕上対象物としてのナットを取り付
け、上記ラップバーによって上記ナットにラップ仕上加
工を施すものであることを特徴とするものである。又、
請求項7によるラップ盤は、請求項1〜請求項5記載の
何れかに記載のラップ盤において、上記ラップ工具はナ
ット状のものであり、上記チャック手段側にラップ仕上
対象物としてのねじを取り付け、上記ラップ工具によっ
て上記ねじにラップ仕上加工を施すものであることを特
徴とするものである。又、請求項8によるラップ盤は、
請求項1〜請求項7の何れかに記載のラップ盤におい
て、上記駆動伝達手段はボールネジ・ボールナット機構
を備えるものであることを特徴とするものである。又、
請求項9によるラップ盤は、請求項1〜請求項8の何れ
かに記載のラップ盤において、ラップ仕上動作時のトル
クを検出するトルク検出手段と、該トルク検出手段の検
出信号に基づいて駆動モータの正転・逆転の切換と回転
数を制御する制御手段と、が設けられていることを特徴
とするものである。又、請求項10によるラップ盤は、
請求項1〜請求項9の何れかに記載のラップ盤におい
て、ラップ工具の径を調整可能としたことを特徴とする
ものである。又、請求項11によるラップ盤は、請求項
9記載のラップ盤において、ラップ工具を正転させた状
態でラップ仕上対象物方向に送りラップ仕上加工を施
し、該送り動作時にトルクが予め設定された設定値を超
えた場合にはラップ工具を逆転させた状態で戻し、該戻
し動作時にトルクが予め設定された設定値を超えた場合
にはラップ工具を正転させた状態で送り、以下、正転・
送り動作時及び逆転・戻し動作時の両方においてトルク
を監視しながら適宜切り換えてラップ仕上加工を施すよ
うにしたことを特徴とするものである。又、請求項12
によるラップ盤の運転方法は、ラップ工具を弾性部材を
介して上下動可能に弾圧・垂下した状態で取り付け、ラ
ップ仕上加工開始時上記ラップ工具を下方のラップ仕上
対象物方向に送り、上記ラップ工具がラップ仕上対象物
に当接したことを検知して送り動作を停止し、上記ラッ
プ工具を回転させることによりラップ工具とラップ仕上
対象物の位置決めを行い、上記位置決めが完了したこと
を検知してラップ工具の回転と同期させながら送り動作
を再開してラップ仕上加工を行うようにしたことを特徴
とするものである。
には、基台上に配置された駆動モータを正転させること
によりラップ工具を同方向に回転させる。又、ラップ工
具側とチャック手段側とは駆動手段によって相対的に離
接するようになっており、これを相対的に接近させるこ
とにより、チャック手段に保持されているラップ仕上対
象物を正転しているラップ工具に関わらせてラップ仕上
加工を施すものである。又、駆動モータを適宜正転・逆
転させると共にラップ工具側とチャック手段側とを駆動
手段によって相対的に離接させながら所望のラップ仕上
加工を行っていく。その際、駆動手段としては、上記駆
動モータの回転を上記チャック手段側に伝達して駆動モ
ータの正転・逆転に対応して上記チャック手段を往動・
復動させるものとしたり、或いは、上記駆動モータと上
記ラップ工具を往復動させるものとすることが考えられ
る。又、ラップ盤としては横型の場合と縦型の場合とが
考えられる。又、上記ラップ工具をねじ状のラップバー
とし、上記チャック手段側にチャックされるラップ仕上
対象物をナットとすることが考えられる。逆に、上記ラ
ップ工具をナット状のものとし、上記チャック手段側に
ラップ仕上対象のねじを取り付け、ナット状のラップ工
具によって上記ねじにラップ仕上加工を施す構成が考え
られる。又、上記駆動伝達手段としてはボールネジ・ボ
ールナット機構を備えるものが考えられる。又、ラップ
仕上動作時のトルクを検出するトルク検出手段と、該ト
ルク検出手段の検出信号に基づいて駆動モータの正転・
逆転、回転数を制御する制御手段とを設けることが考え
られ、この場合には、ラップ仕上加工時におけるトルク
を検出しながら駆動モータの正転・逆転及び回転数を自
動的に制御するものである。又、ラップ工具の径を調整
可能とすることが考えられる。又、ラップ工具を正転さ
せた状態でラップ仕上対象物方向に送りラップ仕上加工
を施し、該送り動作時にトルクが予め設定された設定値
を超えた場合にはラップ工具を逆転させた状態で戻し、
該戻し動作時にトルクが予め設定された設定値を超えた
場合にはラップ工具を正転させた状態で送り、以下、正
転・送り動作時及び逆転・戻し動作時の両方においてト
ルクを監視しながら適宜切り換えてラップ仕上加工を施
すようにすることが考えられる。又、本願発明によるラ
ップ盤の運転方法は、ラップ工具を弾性部材を介して上
下動可能に弾圧・垂下した状態で取り付け、ラップ仕上
加工開始時上記ラップ工具を下方のラップ仕上対象物方
向に送り、上記ラップ工具がラップ仕上対象物に当接し
たことを検知して送り動作を停止し、上記ラップ工具を
回転させることによりラップ工具とラップ仕上対象物の
位置決めを行い、上記位置決めが完了したことを検知し
てラップ工具の回転と同期させながら送り動作を再開し
てラップ仕上加工を行うようにしたものであり、それに
よって、簡単な方法によってラップ工具とラップ仕上対
象物との位置決めを行うことができ、ラップ工具とラッ
プ仕上対象物の間の位置ずれに起因した損傷等を確実に
防止することができる。
発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形
態によるラップ盤の正面図であり、図2は本実施の形態
によるラップ盤の平面図であり、図3はラップ盤の側面
図である。この第1の実施の形態の場合には横型のラッ
プ盤を例に挙げて示すものである。
て、図中右端には駆動モータ3が設置されている。上記
駆動モータ3の回転軸3aにはカップリング機構5を介
してシャフト7が連結されている。上記シャフト7は軸
受部材9によって回転可能に支持されている。又、上記
シャフト7にはスピンドル11が連結されていて、この
スピンドル11にはラップバー取付ホルダ13が連結さ
れている。上記ラップバー取付ホルダ13にラップ工具
としてのラップバー15が取り付けられているものであ
る。
に対向する側(図中左側)にはチャック手段17が図中
左右方向に往復動可能に設置されている。このチャック
手段17は、図4にも示すように、3個の爪17aを備
えた三爪式のチャック機構であり、ラップ仕上対象物で
あるボールナット19(図6に示す)を保持するもので
ある。上記チャック手段17は駆動伝達手段21によっ
て往復動するように構成されている。
23が固着されている。このギヤ23にはギヤ25が噛
合しており、そのギヤ25にはギヤ27が噛合してい
る。上記ギヤ27は上記シャフト7に対して平行に配置
された別のシャフト29に固着されている。このシャフ
ト29には別のシャフト30がカップリング32を介し
て連結されている。上記シャフト29は軸受部材31に
よって回転可能に支持されている。又、上記シャフト3
0は軸受部材33、34によって回転可能に支持されて
いる。又、上記シャフト30の図中左側はボールネジ3
5となっていて、このボールネジ35にはボールナット
37が螺合している。前記チャック手段17はこのボー
ルナット37に固定されているものである。
ガイド機構39が設けられている。すなわち、図3及び
図4に示すように、このガイド機構39は基台1側に敷
設された一対のレール41、41と、チャック手段17
側に取り付けられた一対のガイド部材43、43とから
構成されている。上記ガイド部材43、43は上記レー
ル41、41に移動可能に係合している。
り(図1中矢印a方向)、ギヤ23、25、27を介し
てシャフト29、30が同方向に回転する。それによっ
て、ボールネジ35を介してボールナット37が図中右
方向に往動することになり、それに伴ってチャック手段
17も上記ガイド機構39を介して同方向に往動する。
逆に、駆動モータ3が逆転することにより(図1中矢印
b方向)、ギヤ23、25、27を介してシャフト2
9、30が同方向に回転する。それによって、ボールネ
ジ35を介してボールナット37が図中右方向に復動す
ることになり、それに伴ってチャック手段17も上記ガ
イド機構39を介して同方向に復動する。
7にはトルク検出手段51が取り付けられている。この
トルク検出手段51によってラップ仕上加工時のトルク
を検出し、その検出信号S51を制御手段53に出力す
る。制御手段53は入力した検出信号S51に基づいて
駆動モータ3に制御信号S53を出力する。それによっ
て、駆動モータ3の正転・逆転を制御すると共に回転数
を制御するものである。
すような形状をなしている。一方、ラップ仕上対象物と
してのボールナット19は、図6に示すような形状にな
っている。ボールナット19の内周面にはネジ溝19a
が形成されている。このネジ溝19aの面をラップバー
15のねじ山部15a及び図示しない砥粒によってラッ
プ仕上加工を行うものである。
(例えば、ダイヤモンドの粒)を付着させて回転させ
る。そこにボールナット19を螺合させながら移動させ
ていくものである。それによって、ボールナット19の
ネジ溝19aがラップバー15のねじ山部15a及び砥
粒によって仕上げられることになる。尚、ラップバー1
5の外表面には上記したように砥粒が付着されている
が、この場合砥粒を付着させる方法として「固定式」と
「遊離式」とがある。固定式としては、例えば、電着方
式や接着剤方式があり、砥粒をこれらの方式によってラ
ップバー15の外表面に付着・固定させておくものであ
る。これに対して、遊離式の場合には、ラップ仕上加工
時に砥粒をラップバー15の外表面に移動可能な状態で
付着させるものである。
ず、ラップ仕上対象物としてのボールナット19をチャ
ック手段17に取り付ける。次に、駆動モータ3を正転
させる。この駆動モータ3の正転によって砥粒が付着し
たラップバー15が同方向に回転することはもとより、
駆動伝達手段21を介してチャック手段17が往動す
る。このチャック手段17の往動によりボールナット1
9は図中右方向、すなわち、ラップバー15方向に移動
していき、ラップバー15に螺合していく。それによっ
て、ボールナット19のネジ溝19aのラップ仕上加工
が行われることになる。
していく際、ボールナット19側の内径の大小によって
発生するトルクが変化する。すなわち、内径が大きい箇
所では発生するトルクは小さなものとなり、逆に内径が
小さい箇所がある場合にはラップ仕上加工時の抵抗が大
きくなるのでトルクが増大することになる。このような
トルクの変化はトルク検出手段51によって常時検出さ
れていて検出信号S51として制御手段53に出力され
ている。そして、トルクが予め設定された値を超えた場
合には、制御手段53は駆動モータ3に制御信号S53
を出力して逆転動作を行わせる。
段17側は復動していく。つまり、ボールナット19が
ラップバー15より離間していく方向に移動する。そし
て、上記制御信号S53に基づいて駆動モータ3の回転
数がおとされると共に再度正転する。つまり、回転数を
おとした状態で再度ラップ仕上げを行うものである。以
下、回転数を調整しながら正転・逆転を適宜繰り返しな
がらボールナット19のネジ溝19aに対して所望のラ
ップ仕上加工を施していくものである。
果を奏することができる。まず、ボールナット19のネ
ジ溝19aのラップ仕上加工作業の省力化を図ることが
できる。それによって、作業効率を向上させてコストの
低減を図ることができる。又、従来のように熟練した作
業員を要することもない。又、この実施の形態の場合に
は、ラップ仕上加工時のトルクを検出してそれに基づい
て駆動モータ3の正転・逆転、回転数を自動的に制御す
るようにしているので、作業の殆どを自動化することが
でき、上記効果をより高めることができる。尚、制御の
内容に関しては様々なものが考えられる。
第2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の
場合には、横型のラップ盤を例に挙げて説明したが、こ
の第2の実施の形態では、縦型のラップ盤を例に挙げて
示すものである。以下詳細に説明する。
体の構成を説明する。基台101があり、この基台10
1にはチャック手段103が設置されている。このチャ
ック手段103は3爪式であって3個のチャック爪10
3aを備えている。このチャック手段103によって、
例えば、ラップ仕上対象物としてのボールナット105
を保持するものである。尚、図7に示すラップ仕上対象
物としてのボールナット105は、前記第1の実施の形
態の説明において図6に示したものと同じである。
ている。この支柱107にはスライド台109が上下方
向にスライド可能に取り付けられている。すなわち、図
8に示すように、支柱107の側面には一対のレール1
11、113が敷設されている。一方、スライド台10
9側には上記レール111、113に対して移動可能に
係合するガイド部材115が左右に2個ずつ取り付けら
れている。スライド台109は上記ガイド部材115を
介して一対のレール111、113に沿って上下方向に
スライドするものである。
7によって駆動される。このサーボモータ117の回転
軸には図示しないボールネジが連結されている。又、こ
のボールネジには図示しないボールナットが螺合してい
て、このボールナットに上記スライド台109が固着さ
れているものである。よって、サーボモータ117が適
宜の方向に回転することによりボールネジが同方向に回
転し、それによって、回転を規制されているボールナッ
トが上下何れかの方向に移動する。このボールナットの
移動に伴ってスライド台109も同方向に移動するもの
である。
うに、バランサ117が連結されている。すなわち、回
転体119、121が配置されていて、これら回転体1
19、121には紐体123が巻回されている。この紐
体123の一端はスライド台109に連結されていて他
端が上記バランサ117に連結されている。又、図7で
は片側の構成のみを示しているが、反対側にも同様の構
成をなす回転体119、121と紐体123が設置され
ていて、この紐体123の一端はスライド台109に連
結されていて他端が上記バランサ117に連結されてい
る。そして、このバランサ117によってスライド台1
09のスライド時の安定性を図るようにしている。
25が設置されていて、このスピンドル機構25にはラ
ップバーホルダ(フローティング部)127が取り付け
られている。このラップホルダ127にはラップ工具と
してのラップバー129(図10に示す)が着脱可能に
取り付けられている。上記スライド台109には、図8
に示すように、トルク検知式サーボモータ131が搭載
されていて、上記スピンドル機構125のスピンドルシ
ャフト(図14に符号171で示す)はこのトルク検知
式サーボモータ131により正転・逆転駆動されるよう
になっている。上記トルク検知式サーボモータ131に
よりスピンドルシャフト171を回転させ、且つ、検出
されるトルクに応じて正転・逆転の切換、回転数の調整
を行うものである。尚、トルク管理に基づく正転・逆転
の切換及び回転数の調整に関しては追って詳細に説明す
る。
な構成になっている。まず、ラップバー本体133があ
り、このラップバー本体133は中空状をなしていて中
空部135を有していると共に外周面にはラップ仕上対
象物であるボールナット105の溝の形状に対応するね
じ部137が形成されている。
内にはラップ径調整部材139が挿入されている。この
ラップ径調整部材139はラップバー本体133の雌ね
じ部141に螺合する螺部143と、この螺部143に
一体に設けられたラップ径調整部145とから構成され
ている。このラップ径調整部145はその先端部が先細
りのテーパ形状になっている。そして、上記ラップ径調
整部材139をラップバー本体133の中空部135内
にねじ込んでいくことにより、絞り部135aを介して
ラップバー本体133側を拡径させるものであり、逆
に、上記ラップ径調整部材139をラップバー本体13
3の中空部135内より引き抜いていくことにより、絞
り部135aを介してラップバー本体133側を縮径さ
せるものである。
動させるのが、図7に示すラップ径調整用ステッピング
モータ147である。このラップ径調整用ステッピング
モータ147によって上記ラップ径調整部材139を回
転駆動し、それによって、ラップバー本体133のラッ
プ径を調整するものである。尚、図中符号151はクー
ラントタンク、符号153はクーラントポンプ、符号1
55はマグネットセパレータ、符号157は操作盤、符
号159は制御盤である。
7及びその近傍の構成を図11乃至図14を参照して詳
細に説明する。図14に示すように、まず、スピンドル
シャフト171があり、このスピンドルシャフト171
は、軸受部材173及び図示しない他の軸受部材によっ
て回転可能に取り付けられている。上記スピンドルシャ
フト171にはカップリング175を介して別のシャフ
ト177が連結されている。又、上記スピンドルシャフ
ト171にはフランジ部材179が複数本のボルト18
1によって取付・固定されており、又、このフランジ部
材179には筒部材183が複数本のボルト185によ
って取付・固定されている。
の間にはコイルスプリング保持部材187が配置されて
いる。又、シャフト177の外周側には筒部材189が
配置されていて、この筒部材189の鍔部191と上記
コイルスプリング保持部材187との間にはコイルスプ
リング193が介挿されている。又、上記筒部材189
の下方には筒部材195と筒部材197が配置されてい
て、これらは複数本の固定ボルト199によって取付・
固定されている。又、シャフト177の下端にはコイル
スプリング保持部材201が固定ねじ203によって取
付・固定されている。上記コイルスプリング保持部材2
01と筒部材197の鍔部205との間にはコイルスプ
リング207が介挿されている。
持筒部材209が複数本の固定ボルト211によって取
付・固定されている。このラップバー保持筒部材209
によって既に説明したラップバー129を保持するもの
である。
部分がシャフト177に対して垂下された状態にあり、
昇降可能に取り付けられている。常時は、筒部材189
を含んだ下方の構成部分が下方に下降した状態にあり、
それによって、コイルスプリング207が圧縮された状
態にある。これに対して、ラップバー129の先端部が
下降動作時にボールナット105の何処かに当接する
と、筒部材189を含んだ下方の構成部分が、コイルス
プリング193のスプリング力に抗して上昇するように
なっている。
ダ127の側方であって所定位置にはスイッチ221が
配置されていて、このスイッチ221はブラケット22
3によって所定位置に取り付けられている。そして、上
記筒部材189を含んだ下方の構成部分が下降した状態
にあるときにはスイッチ221は「オフ」の状態にあ
る。これに対して、筒部材189を含んだ下方の構成部
分が上昇するとことによりスイッチ221が「オン」の
状態となる。
るが、図12に示すように、まず、ブラケット223側
に上下方向に延長して形成された長穴225が形成され
ている。この長穴225に2本の固定ねじ227、22
7が通され、これら2本の固定ねじ227、227をス
ピンドル機構125に螺合させていくことにより取付・
固定する。そして、上記長穴225の範囲内でブラケッ
ト223を上下させ、それによって、スイッチ221の
位置を調整できるようになっている。
材231がブラケット233を介して取り付けられてい
る。又、上記ブラケット233の取付構造であるが、図
13に示すように、まず、ブラケット233側に上下方
向に延長して形成された長穴235が形成されている。
この長穴235に2本の固定ねじ237、237が通さ
れ、これら2本の固定ねじ237、237をスピンドル
125に螺合させていくことにより取付・固定する。そ
して、上記長穴235の範囲内でブラケット233を上
下させ、それによって、ガイド部材231の位置を調整
できるようになっている。
ず、ラップ径調整用ステッピングモータ147を駆動す
ることによってラップバー本体133のラップ径を調整
・設定する。又、チャック手段103側にラップ仕上げ
対象物であるボールナット105をセットする。次に、
所定の回転数にてサーボモータ131を正転させると共
にサーボモータ117を駆動してスライド台109を下
降させていく。それによって、回転しているラップバー
129が所定の回転数と所定の送り速度にてボールナッ
ト105内に螺合されていき、それによって、ラップ仕
上加工が施されることになる。
螺合していく際、ボールナット105側の内径の大小に
よって発生するトルクが変化する。すなわち、内径が大
きい箇所では発生するトルクは小さなものとなり、逆に
内径が小さい箇所がある場合にはラップ仕上加工時の抵
抗が大きくなるのでトルクが増大することになる。この
ようなトルクの変化はサーボモータ131の図示しない
トルク検出手段によって常時検出されている。そして、
トルクが予め設定された値を超えた場合には、サーボモ
ータ131に制御信号が出力されて逆転動作を行わせる
と共にサーボモータ117にも制御信号が出力されてス
ライド台109を上昇させる。
が落とされると共に再度正転し、且つ、サーボモータ1
17にも制御信号が出力されてスライド台109を下降
させる。つまり、回転数を落とした状態で再度ラップ仕
上加工を行うものである。以下、回転数を調整しながら
正転・逆転を適宜繰り返しながらボールナットのネジ溝
に対して所望のラップ仕上加工を施していくものであ
る。したがって、前記第1の実施の形態の場合と同様の
作用・効果を奏することができるものである。又、ラッ
プ径を所望の径に自動的に調整・設定できるものであ
る。
作開始時の作用及びその後のトルク管理を伴う作用につ
いて詳しく説明する。まず、ラップ仕上加工開始時の作
用を図15のフローチャートに示す。まず、スタートし
て、送り動作を開始する(ステップS1)。すなわち、
サーボモータ117を駆動してスライド台109を下降
させていく。次に、ステップS2に移行して、スイッチ
221がオンしたか否かの判別がなされる。つまり、サ
ーボモータ117を駆動してスライド台109を下降し
ていくと、ラップバー129の先端がボールナット10
5の何処かに当接してそれ以上の下降が規制される。一
方、サーボモータ117の駆動によるスライド台109
の下降は継続されているので、結局、筒部材189を含
んだ下方の構成部分が相対的に上昇することになり、そ
れによって、スイッチ221が「オン」するものであ
る。
「オン」していると判別された場合には、ステップS3
に移行して、サーボモータ117の駆動によるスライド
台109の下降動作を停止させると共に回転させる。こ
の回転動作によって、ラップバー129が回転すること
になり、それによって、ラップバー129がボールナッ
ト105に対して所定の位置に位置決めされることにな
る。つまり、ラップバー129のねじ部129aがボー
ルナット105の溝に螺合することになる。そして、そ
のような両者の噛合により、筒部材189を含んだ下方
の構成部分が僅かにが下降することになる。
221が「オフ」したか否かを判別する。上記したよう
に、ラップバー129が回転することによりそのねじ部
129aがボールナット105の溝に螺合することにな
る。そして、そのような両者の噛合により、筒部材18
9を含んだ下方の構成部分が僅かに下降し、その結果、
オンしていたスイッチ221が「オフ」することにな
る。ここでスイッチ221が「オフ」したと判別された
場合には、ステップS5に移行する。そして、回転動作
と同期させながら送り動作、すなわち、サーボモータ1
17の駆動によるスライド台109の下降動作を再開す
る。次に、ステップS6に移行して、トルク管理を行い
ながら、所定のラップ仕上加工を行うものである。以上
が一連のラップ下降時の作用である。
ルク管理を伴ったラップ仕上加工について、図16乃至
図18のフローチャートを参照して説明する。まず、ス
テップS11において、ラップバー129を回転させな
がら送り動作を行う。すなわち、回転動作と同期させな
がらサーボモータ117の駆動によってスライド台10
9を下降させるものである。これによってラップ仕上加
工が行われることになる。
仕上加工時のトルクが設定値を超えていないかどうかの
判別が行われる。トルクが設定値を超えていない場合に
はステップS13に移行する。これに対して、トルクが
設定値を超えている場合には図17に示すフローに移行
する。図17のフローについては後で詳細に説明する。
上記ステップS13においては、所定量の送りが完了し
たか否かの判別が行われる。所定量の送りが完了してい
ないと判別された場合には、ステップS11に戻る。こ
れに対して、所定量の送りが完了していると判別された
場合には、ステップS14に移行する。
29を逆転させると共にスライド台109を上昇させる
ものである。次に、ステップS15に移行して、逆転・
戻し時におけるトルクが設定値を超えていないかどうか
の判別が行われる。逆転・戻し時のトルクが設定値を超
えていると判別された場合には、図18に示すフローに
移行する。図18に示すフローについては追って詳細に
説明する。これに対して、トルクが設定値を超えていな
いと判別された場合には、ステップS16に移行する。
ステップS16では、所定の戻し量が終了したか否かの
判別がなされる。
了していないと判別された場合には、ステップS14に
戻る。これに対して、所定量の戻しが終了していると判
別された場合には、ステップS17に移行して、所定回
数のラップ動作が完了したか否かの判別がなされる。通
常、ラップバー129が往復動して1回のラップ仕上加
工が終了したことになり、例えば、これを20回と設定
しておけば、ラップバー129が20往復して所定回数
のラップ仕上加工が完了したことになる。そして、所定
回数のラップ仕上加工が完了したと判別された場合には
終了し、完了していないと判別された場合には、ステッ
プS11に戻るものである。
17に示すフローは、正転・送り時にトルクが設定値を
超えたと判別された場合のフローである。この場合に
は、ステップS21に移行して、ラップバー129を逆
転させると共に低速にて戻す動作、すなわち、スライド
台109を上昇させるものである。そして、ステップS
22に移行して、逆転・戻し時のトルクか設定値を超え
ているか否かの判別を行う。トルクが設定値を超えてい
ないと判別された場合には、ステップS23に移行し
て、所定量戻したか否かの判別を行う。所定量戻したと
判別された場合には、図15に示すステップS11に移
行して、正転・送り動作を再開する。これに対して、所
定量戻していないと判別された場合には、ステップS2
1に移行する。
時のトルクが設定値を超えていると判別された場合に
は、図15に示すフローのステップS11に移行して、
正転・送り動作に切り換えるものである。つまり、正転
・送り動作と逆転・戻し動作をトルク管理の下に適宜切
り換えながらラップ動作を行っていくものである。
図18に示すフローは、逆転・戻し時にトルクが設定値
を超えたと判別された場合のフローである。この場合に
は、ステップS31に移行して、ラップバー129を正
転させると共に低速にて送る動作、すなわち、スライド
台109を下降させるものである。そして、ステップS
32に移行して、正転・送り時のトルクか設定値を超え
ているか否かの判別を行う。トルクが設定値を超えてい
ないと判別された場合には、ステップS33に移行し
て、所定量送ったか否かの判別を行う。所定量送ったと
判別された場合には、図15に示すステップS14に移
行して、逆転・戻し動作を再開する。これに対して、所
定量送っていないと判別された場合には、ステップS3
1に移行する。
時のトルクが設定値を超えていると判別された場合に
は、図15に示すフローのステップS14に移行して、
逆転・戻し動作に切り換えるものである。つまり、逆転
・戻し動作と正転・送り動作をトルク管理の下に適宜切
り換えながらラップ動作を行っていくものである。
第1の実施の形態の場合と同様の作用・効果を奏するこ
とができるものである。又、ラップ径を所望の径に自動
的に調整・設定できるものである。又、ラップ仕上加工
開始時において、ラップバー129のねじ部129がボ
ールナット105の溝部に正確に螺合するように位置決
めするようになっているので、ラップ仕上加工時にボー
ルナット105の溝を誤って削ってしまうといったこと
をなくすことができる。又、そのような位置決めを行う
為の構成は極めて簡単であり、位置決めを行う為に複雑
な構成を要することもなければ、複雑な制御を要するこ
ともない。又、この実施の形態におけるトルク管理に基
づく制御は、正転時のみならず逆転時にもトルク管理を
行っており、よって、ボールナット105の溝を損傷さ
せることなく、且つ、精度の高いラップ仕上加工を行う
ことができる。
態に限定されるものではない。前記第1及び第2の実施
の形態ではトルク検出手段の検出信号に基づいて、制御
手段によって駆動モータやサーボモータの正転・逆転、
回転数を自動的に制御するようにしたが、それに限定さ
れるものではない。例えば、作業員がスイッチ操作する
ことにより駆動モータやサーボモータの正転・逆転、回
転数を調整するようにすることも考えられる。この場合
には完全な自動化ではないが、作業の省力化を図ること
はできる。前記第1及び第2の実施の形態の場合にはラ
ップ工具としてねじ状のラップバーを想定し、それによ
って、ボールナットのネジ溝にラップ仕上加工を施す場
合を例に挙げて説明したが、逆に、ナット状のラップ工
具を想定し、それによって、ボールネジのネジ面をラッ
プ仕上加工する場合も考えられる。その他様々なケース
が想定される。
盤とラップ盤の運転方法によると、まず、ラップ仕上加
工作業の省力化を図ることができ、それによって、作業
効率を向上させてコストの低減を図ることができる。
又、従来のように熟練した作業員を要することもない。
又、ラップ仕上加工時のトルクを検出してそれに基づい
て駆動モータの正転・逆転、回転数を制御するようにし
た場合には略完全に自動化することが可能となり上記効
果をより高めることができる。又、ラップ径の調整を可
能にした場合には任意の値に調整・設定することができ
る。又、ラップ径を所望の径に自動的に調整・設定でき
るものである。又、ラップ仕上加工開始時において、ラ
ップ工具がラップ仕上対象物に正確に位置決めできるよ
うになっているので、ラップ工具とラップ仕上対象物の
位置ずれに起因した損傷等を防止することができる。
又、そのような位置決めを行う為の構成は極めて簡単で
あり、位置決めを行う為に複雑な構成を要することもな
ければ、複雑な制御を要することもない。又、トルク管
理に基づく制御は、正転時のみならず逆転時にもトルク
管理を行っており、よって、ラップ工具とラップ仕上対
象物の双方を損傷させることなく、且つ、精度の高いラ
ップ仕上加工を行うことができる。
盤の正面図である。
盤の平面図である。
盤の側面図である。
盤のチャック手段の正面図である。
バーの平面図である。
はボールナットの正面図、(b)はボールナットの断面
図である。
装置の全体の構成を示す正面図である。
装置の全体の構成を示す側面図である。
装置の全体の構成を示す平面図である。
プバーの構成を示す断面図である。
プ装置のフローティング部及びその近傍の構成を示す正
面図である。
プ装置のフローティング部及びその近傍の構成を示す側
面図である。
プ装置のフローティング部及びその近傍の構成を示す側
面図である。
ーティング部の構成を示す断面図である。
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
Claims (12)
- 【請求項1】 基台と、 上記基台上に設けられ正転・逆転可能な駆動モータと、 上記基台上に設けられ上記駆動モータによって正転・逆
転されるラップ工具と、 上記基台上であって上記ラップ工具に対向する側に配置
されラップ仕上対象物を保持するチャック手段と、 上記ラップ工具側と上記チャック手段側とを相対的に離
接させる駆動手段と、 を具備したことを特徴とするラップ盤。 - 【請求項2】 請求項1記載のラップ盤において、 上記駆動手段は上記駆動モータの回転を上記チャック手
段側に伝達して駆動モータの正転・逆転に対応して上記
チャック手段を往動・復動させるものであることを特徴
とするラップ盤。 - 【請求項3】 請求項1記載のラップ盤において、 上記駆動手段は上記駆動モータと上記ラップ工具を往復
動させるものであることを特徴とするラップ盤。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れかに記載のラ
ップ盤において、 ラップ盤は横型であることを特徴とするラップ盤。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項3の何れかに記載のラ
ップ盤において、 ラップ盤は縦型であることを特徴とするラップ盤。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5の何れかに記載のラ
ップ盤において、 上記ラップ工具はねじ状のラップバーであり、上記チャ
ック手段側にラップ仕上対象物としてのナットを取り付
け、上記ラップバーによって上記ナットにラップ仕上加
工を施すものであることを特徴とするラップ盤。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項5記載の何れかに記載
のラップ盤において、 上記ラップ工具はナット状のものであり、上記チャック
手段側にラップ仕上対象物としてのねじを取り付け、上
記ラップ工具によって上記ねじにラップ仕上加工を施す
ものであることを特徴とするラップ盤。 - 【請求項8】 請求項1〜請求項7の何れかに記載のラ
ップ盤において、 上記駆動伝達手段はボールネジ・ボールナット機構を備
えるものであることを特徴とするラップ盤。 - 【請求項9】 請求項1〜請求項8の何れかに記載のラ
ップ盤において、 ラップ仕上動作時のトルクを検出するトルク検出手段
と、該トルク検出手段の検出信号に基づいて駆動モータ
の正転・逆転の切換と回転数を制御する制御手段と、 が設けられていることを特徴とするラップ盤。 - 【請求項10】 請求項1〜請求項9の何れかに記載の
ラップ盤において、 ラップ工具の径を調整可能としたことを特徴とするラッ
プ盤。 - 【請求項11】 請求項9記載のラップ盤において、 ラップ工具を正転させた状態でラップ仕上対象物方向に
送りラップ仕上加工を施し、 該送り動作時にトルクが予め設定された設定値を超えた
場合にはラップ工具を逆転させた状態で戻し、 該戻し動作時にトルクが予め設定された設定値を超えた
場合にはラップ工具を正転させた状態で送り、 以下、正転・送り動作時及び逆転・戻し動作時の両方に
おいてトルクを監視しながら適宜切り換えてラップ仕上
加工を施すようにしたことを特徴とするラップ盤。 - 【請求項12】 ラップ工具を弾性部材を介して上下動
可能に弾圧・垂下した状態で取り付け、 ラップ仕上加工開始時に上記ラップ工具を下方のラップ
仕上対象物方向に送り、 上記ラップ工具がラップ仕上対象物に当接したことを検
知して送り動作を停止し、 上記ラップ工具を回転させることによりラップ工具とラ
ップ仕上対象物の位置決めを行い、 上記位置決めが完了したことを検知してラップ工具の回
転と同期させながら送り動作を再開してラップ仕上加工
を行うようにしたことを特徴とするラップ盤の運転方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (4)
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-
2001
- 2001-07-19 JP JP2001219558A patent/JP4786828B2/ja not_active Expired - Fee Related
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