JP2013223616A - 調理釜 - Google Patents

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順一 辻林
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Abstract

【課題】
大型の調理釜において、調理人の腕などが触れても火傷をしないよう、加熱手段によって釜本体の底面側から加熱しても調理釜の上端部が熱くならないようにする。
【解決手段】
釜本体4の底面側にある加熱手段(アルミモールドヒーター8)から発せられた熱は、食材を収容する食材収容部12から断熱部13に伝わり、上端部14に到達する。この熱を上端部14に伝わり難くするため、断熱部13は熱を伝え難いステンレス(SUS304)材を採用し、断熱部13の厚さ寸法は食材収容部12の厚さ寸法より小さくした。さらに上端部14の外側に突状部15を設け、突状部15に空洞部16を形成した。この二段階の機構によって、上端部14が熱くならない調理釜を提供する。
【選択図】 図4

Description

本発明は調理釜に係り、特に学校給食等で一度に大量の調理を行う場合等に用いられる大型の調理釜に関するものである。
この種の調理釜は加熱調理食材を収容する食材収容部を備え、前記食材収容部の底面側を加熱する電熱ヒーター等の加熱手段を有している。この加熱手段によって釜本体の食材収容部を加熱し、食材の加熱調理を行う。この種の調理釜の例としては、特許文献1、2に示されているものがある。
特開2009−201834号公報 特開2011−253669号公報
しかしながら、加熱手段から発せられた熱は釜本体の底面側から上側へ伝わり、釜本体の頂部が高温となる。この種の調理釜は前述のとおり大型であるため、調理人は作業の際に釜本体の上面開口部に身を乗り出すような体勢を取らざるを得ず、調理人の腕などが高温になった釜本体の頂部に触れてしまい、思わぬ火傷をしてしまうという問題があった。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、加熱手段によって釜本体の底面側から熱せられている間も頂部が高温とはならず、前記頂部に触れて火傷をすることがない調理釜の提供を、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、加熱調理する食材を収容する食材収容部を有した釜本体と、前記釜本体をその底面側から加熱する加熱手段とを具備した調理釜において、前記釜本体の上端部に空洞部を形成し、釜本体の頂部に加熱手段から発せられる熱が伝わるのを抑えたことを特徴とする調理釜である。
請求項2の発明は、請求項1に記載した調理釜において、空洞部は釜本体の周面に沿う方向に連続して形成されていることを特徴とする調理釜である。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した調理釜において、上端部は外面側へのみ突出する突状部を有し、前記突状部に空洞部が形成されていることを特徴とする調理釜である。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載した調理釜において、釜本体の食材収容部と上端部との間に、加熱手段から発せられる熱を前記上端部へ伝わり難くする断熱部を備えたことを特徴とする調理釜である。
請求項5の発明は、請求項4に記載した調理釜において、断熱部の厚さ寸法は食材収容部の厚さ寸法より小さく、かつ断熱部は食材収容部より熱を伝え難い材料によって構成されていることを特徴とする調理釜である。
本発明の調理釜によれば、加熱手段によって釜本体の底面側が加熱された状態でも、上端部の頂部が高温にならず、その頂部に触れても火傷をすることはなく、事故の発生を防止することができる。
本発明の実施の形態に係る調理釜の斜視図である。 図1の調理釜に搭載された釜本体とカバーの断面図である。 図1の釜本体の斜視図である。 図3のA−A断面図の一部である。
本発明の実施の形態に係る調理釜1を図面にしたがって説明する。
調理釜1は床面から略垂直に延びる左右一対の架台2、3、食材Fを調理する釜本体4、釜本体4の上面開口部5を覆う蓋体6等によって構成されている。
右側の架台2の上部にはハンドル10が取り付けられており、このハンドル10を回すことにより、釜本体4を回動させて傾斜させることができる。
左側の架台3の上部には、設定温度や現在温度をデジタル表示したり、温度を調節したりするための操作パネル11が設けられている。
符号7はカバーを示しており、このカバー7は有底で比較的短寸法の略円筒状を為しており、その外周面から突出する左右一対の支持軸9が固定されている。これらの支持軸9は架台2、3に設けられた図示しない軸受を介して支持され、これによりカバー7は架台2、3に回動可能に取り付けられている。
カバー7には釜本体4が保持され、釜本体4はカバー7と共に回動可能である。また、釜本体4の上端部14の一部はカバー7の開口から僅かに突出して露出しており、この上端部14の露出部分が釜本体4の頂部17となっている。
次に、図2によって釜本体4の構造について説明する。
釜本体4は加熱調理する食材を収容する食材収容部12を有している。この食材収容部12には、その上端から立ち上がるようにして断熱部13が形成されている。断熱部13の上端には前記した釜本体4の上端部14が連続して形成されている。
上端部14は突状部15を有しており、この突状部15は外周面側へのみ突出している。従って、釜本体4の内周面側は従来の釜本体と同じように突出部分がない形状となっている。突状部15は空洞部16を有しており、この空洞部16は突状部15内に連続して形成されている。すなわち、空洞部16は釜本体4の周面に沿うように連続している。
釜本体4の底面側には加熱手段としてのアルミモールドヒーター8が固定されている。アルミモールドヒーター8は通電することで発熱するシーズヒーターをアルミニウム材に鋳込んだものであり、釜本体4を底面側から熱する。
食材収容部12は内側がステンレス鋼、外側が鋼材のクラッド材で形成されている。このクラッド材は熱伝導率が高いため、釜本体4の底面側のアルミモールドヒーター8から伝わる熱を食材Fに効率よく伝えることができる。
釜本体4の断熱部13および上端部14は熱を伝え難いステンレス(SUS304)材で形成されている。また、食材収容部12の厚さ寸法より小さくなっている。すなわち、断熱部13はアルミモールドヒーター8から発せられる熱を上端部14へ伝わり難くするための構成となっている。
次に、調理釜1の使用方法について説明する。
架台3の操作パネル11の電源スイッチを入れ、アルミモールドヒーター8を発熱させる。アルミモールドヒーター8は底面側から食材収容部12を加熱する。
図4の矢印は熱の伝わる向きを表しており、矢印の太さは熱が伝わる度合を表している。この矢印は上端部14に向かうほど細くなっている。
食材収容部12の底面側はアルミモールドヒーター8から直接熱を受け、食材収容部12が高温になる。この食材収容部12は熱伝導率の高いクラッド材で形成されているため、食材収容部12全体が調理に適した温度となり、食材Fを十分な熱で加熱調理できる。
また、断熱部13は、熱を伝え難いステンレス(SUS304)材で形成されており、さらに食材収容部12より厚み寸法が小さいため、アルミモールドヒーター8から発せられて食材収容部12へ伝わった熱が上端部14に伝わるのを抑えることができる。これに加えて、上端部14は空洞部16が形成されているため、空洞部16の空気による放熱・断熱作用によって頂部17が熱くならない。このように頂部17を、触っても火傷をしない程度の温度に保つことができる。
調理人は食材収容部12内の食材Fを撹拌器具などでかき混ぜる。この際、調理人は食材Fの様子を見ながら作業を行うため、釜本体4の上面開口部5に身を乗り出すようにして作業を行うこともある。このように上面開口部5に身を乗り出すような体勢で作業を行い、頂部17に腕などが触れても、前述のように頂部17は高温とならず火傷をしない程度の温度に保たれているので、火傷による事故を防ぐことができる。空洞部16は釜本体4の周面に沿うように連続しているので、頂部17の全体が火傷をしない程度の温度に保たれており、頂部17のどの部分に触れても火傷をすることはない。
調理が終了したら、ハンドル10を回して釜本体4を回動させ、調理済みの食材Fを排出する。前記突状部15は外面側へのみ突出しており、従来の釜本体の内側の形状を損なわない。そのため、食材Fの排出などの作業をする際は、従来の調理釜と同様に使用することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、本実施例では加熱手段としてアルミモールドヒーター8を使用したが、加熱手段として他の種類の電熱ヒーターやガスバーナー、電磁誘導加熱装置などを用いてもよい。
また、釜本体4の材料について、本実施の形態では食材収容部12の材料にクラッド材を使用しているが、食材収容部12は熱伝導性、耐熱性、耐腐食などをもつ材料であればアルミ材やステンレス材などを使用してもよい。
断熱部13の材料は、ステンレス(SUS304)に限らず、熱を伝えにくいものであれば他のステンレス材(SUS316)などやチタン合金などを使用してもよい。
本発明の調理釜は、厨房機器の製造業等で利用できる。
1…調理釜 2…架台 3…架台
4…釜本体 5…上面開口部 6…蓋体
7…カバー 8…アルミモールドヒーター
9…支持軸 10…ハンドル 11…操作パネル
12…食材収容部 13…断熱部 14…上端部
15…突状部 16…空洞部 17…頂部
F…食材

Claims (5)

  1. 加熱調理する食材を収容する食材収容部を有した釜本体と、前記釜本体をその底面側から加熱する加熱手段とを具備した調理釜において、前記釜本体の上端部に空洞部を形成し、釜本体の頂部に加熱手段から発せられる熱が伝わるのを抑えたことを特徴とする調理釜。
  2. 請求項1に記載した調理釜において、空洞部は釜本体の周面に沿う方向に連続して形成されていることを特徴とする調理釜。
  3. 請求項1または2に記載した調理釜において、上端部は外面側へのみ突出する突状部を有し、前記突状部に空洞部が形成されていることを特徴とする調理釜。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載した調理釜において、釜本体の食材収容部と上端部との間に、加熱手段から発せられる熱を前記上端部へ伝わり難くする断熱部を備えたことを特徴とする調理釜。
  5. 請求項4に記載した調理釜において、断熱部の厚さ寸法は食材収容部の厚さ寸法より小さく、かつ断熱部は食材収容部より熱を伝え難い材料によって構成されていることを特徴とする調理釜。
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