JP2013223409A - 送電装置、非接触電力伝送システムおよび信号生成方法 - Google Patents

送電装置、非接触電力伝送システムおよび信号生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】特定の高調波成分を選択的に抑制する。
【解決手段】 第1の信号生成部11により、スイッチング方式を用いてパルス幅を調整した1以上の高調波成分を含む第1の高周波信号を生成し、また、第2の信号生成部15により、スイッチング方式を用いてパルス幅および第1の高周波信号との位相差を調整した特定の高調波成分を含む第2の高周波信号を生成する。そして、第1の高周波信号と第2の高周波信号を差動駆動し、合成信号を生成する。
【選択図】図2

Description

本開示は、例えば非接触で電力を伝送する送電装置、非接触電力伝送システムおよび信号生成方法に関する。
非接触電力伝送(いわゆるワイヤレス給電)においては、送電装置から大電力の正弦波信号を出力する必要がある。この様な正弦波信号を発生する装置は高周波電源と呼ばれる。例えば、低周波かつ低出力で、高周波電源から正弦波信号への電力変換効率が要求されないオーディオ用パワー・アンプ等では高周波電源から出力する正弦波信号の信号レベルを可変することは容易である。しかし、高周波かつ高出力で、高い電力変換効率が要求されるワイヤレス給電に用いる高周波電源では、出力電力を可変することは困難なため、一般には、単純な回路構成で高い効率が得られるスイッチング動作により、矩形波を生成するインバータを使用することが多い。
例えば、非接触電力伝送システムに適用できる高効率な高周波電源としては、E級アンプ(E級インバータ)、ハーフ・ブリッジ・インバータ、フル・ブリッジ・インバータ(いわゆるHブリッジ回路)等が挙げられる。
一般的な高周波電源を利用した送電装置の概略を、図1を参照して、説明する。図1は、ハーフ・ブリッジ・インバータを使用した、一般的な高周波電源を説明するための概略回路図である。
図1に示す送電装置は、最も簡単な構成の一例として、例えば高周波電源101と、送電コイル102及び共振用コンデンサ103で構成される共振回路104(直列共振回路)とを備える。高周波電源101は、信号発生器にハーフ・ブリッジ・インバータが用いられており、ハーフ・ブリッジ・インバータの構成は周知であるのでその詳細な回路構成は省略する。高周波電源101は、高周波数の出力信号として矩形波信号を発生させ、共振回路104に、その矩形波信号を供給する。
しかし、何れの高周波電源もスイッチング方式で矩形波を発生させるインバータである。その出力信号である矩形波は多くの高調波を含んでおり、送電装置からの不要な輻射に繋がる。
特許文献1には、所定周波数の矩形波信号から台形波信号を生成する台形波信号生成回路と、台形波信号を増幅してアンテナ負荷に供給する台形波信号増幅回路と、を有して成るアンテナ駆動装置が開示されている。このアンテナ駆動装置では、台形波信号増幅回路が、互いの位相が反転された正相出力信号と逆相出力信号をアンテナ負荷の両端にそれぞれ供給し、負荷への印加電圧を倍増している。
特開2011−120216号公報
高調波成分を含んだ交流信号を送電装置の送電コイルに供給すると、不要輻射となってしまう。そのため、例えば、基本波を輻射の限界値が高いレベルであるISM帯(ISM:Industry Science Medical)に選んでも、その高調波が規格値に収まらない場合がある。ISM帯は、国際電気通信連合(ITU)により、電波をもっぱら無線通信以外の産業・科学・医療に高周波エネルギー源として利用するために指定された周波数帯である。例えば、米国のISM帯は、6.78MHz、13.56MHz、27.12MHzであるが、仮に給電用信号を6.78MHzとした場合、その3次高調波は非ISM帯の20.34MHzとなってしまう。
特許文献1に記載の技術では、基本波に含まれる上記のような特定の高調波成分を選択的に抑制することはできなかった。
以上の状況から、特定の高調波成分を選択的に抑制することができる高周波電源が要望されていた。
本開示の一側面は、第1の信号生成部により、スイッチング方式を用いてパルス幅を調整した1以上の高調波成分を含む第1の高周波信号を生成し、また、第2の信号生成部により、スイッチング方式を用いてパルス幅および第1の高周波信号との位相差を調整した特定の高調波成分を含む第2の高周波信号を生成する。そして、第1の高周波信号と第2の高周波信号を差動駆動し、合成信号を生成する。
本開示の一側面によれば、第1の高周波信号のパルス幅、および第2の高周波信号のパルス幅および第1の高周波信号に対する位相差を適切に調整することにより、第1の高周波信号と第2の高周波信号を合成したときに、特定の高調波成分が相殺もしくは減少される。
本開示によれば、一般的なスイッチング方式を採用しつつ、第1の高周波信号から特定の高調波成分を選択的に相殺もしくは減少することができる
ハーフ・ブリッジ・インバータを使用した、一般的な高周波電源を説明するための概略回路図である。 本開示の一実施形態に係る高周波電源を説明するための概略回路図である。 本開示の一実施形態に係る高周波電源の具体例を説明するための回路図である。 矩形波を説明する図である。 矩形波の高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。 図6Aは高周波信号の電圧、図6Bは高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。 図7Aは図6Aの高周波信号からデューティ比を変更した時間波形、図7Bは高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。 3次高調波の抑圧例(第1の例)を示す図である。図8Aは第1の高周波信号Voの電圧、図8Bはキャンセル用の第2の高周波信号Vcの電圧、図8Cは負荷に印加される信号(Vo―Vc)の電圧の波形を示す図である。 図8Cの信号(Vo―Vc)の高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。 3次高調波の抑圧例(第2の例)を示す図である。図10Aは第1の高周波信号Voの電圧、図10Bはキャンセル用の第2の高周波信号Vcの電圧、図10Cは負荷に印加される信号(Vo―Vc)の電圧の波形を示す図である。 図10Cの信号(Vo―Vc)の高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。 A〜Cは高周波信号の移相と合成波形を説明する図である。 基本波周期Tの1/2シフトしたときの2次高調波と3次高調波を説明する図である。 5次高調波の抑圧例(第1の例)を示す図である。図14Aは第1の高周波信号Voの電圧、図14Bはキャンセル用の第2の高周波信号Vcの電圧、図14Cは負荷に印加される信号(Vo―Vc)の電圧の波形を示す図である。 図14Cの信号(Vo―Vc)の高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。 5次高調波の抑圧例(第2の例)を示す図である。図16Aは第1の高周波信号Voの電圧、図16Bはキャンセル用の第2の高周波信号Vcの電圧、図16Cは負荷に印加される信号(Vo―Vc)の電圧の波形を示す図である。 図16Cの信号(Vo―Vc)の高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。 本開示の一実施形態に係る高周波電源を利用した非接触電力伝送システムの概略回路図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)の例について説明する。本明細書および図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。説明は以下の順序で行う。
1.送電装置の構成例
2.信号波形と周波数成分の説明
3.非接触電力伝送システムの構成例
4.変形例
本開示の一実施形態に係る送電装置(高周波電源)では、送電コイルを含む共振回路の一端にスイッチング方式により高周波数の交流信号(高周波信号)を発生させる信号発生器を使用し、該共振回路の一端に高周波信号を供給する。一方、共振回路の他端に高調波キャンセル用の高周波信号を発生させる高周波電源に接続し、2つの高周波電源を差動駆動することで両端に供給する高周波信号の減算処理を行い、特定の高調波成分(および奇数次高調波成分)を相殺(キャンセル)もしくは減少するものである。
<1.送電装置の構成例>
(送電装置の概要)
図2は、本開示の一実施形態に係る高周波電源を説明するための概略回路図である。
送電装置10は、高周波電源10Aと、この高周波電源10Aから出力される交流信号が供給される共振回路14(負荷の一例)を備える。
高周波電源10Aは、信号発生器11(第1の信号発生部の一例)と、信号発生器15(第2の信号発生部の一例)とを備える。
信号発生器11は、スイッチング動作により略矩形波の信号(第1の高周波信号)を発生させ、その第1の高周波信号を共振回路14の一端に供給する。信号発生器11は、後述する制御部16(図3参照)の制御の下で、指定された周波数(例えば、MHzオーダー),位相,デューティ比および振幅を持つ第1の高周波信号を発生させる。
信号発生器15は、信号発生器11が発生させた第1の高周波信号に対し、位相が所定量だけ異なる略矩形波の第2の高周波信号を発生させ、その第2の高周波信号を共振回路14の端端に供給する。信号発生器15には、例えば信号発生器11と同様の構成が採用される。
共振回路14は、送電コイル(1次側コイル)12と共振用コンデンサ(キャパシタとも呼ばれる)13を直列に接続した直列共振回路である。共振回路14は、送電コイル12のインダクタンス値と共振用コンデンサ13のキャパシタンス値で決まる所定の周波数f(=1/{2π√(LC)})で共振する。
信号発生器11から出力される第1の高周波信号と、信号発生器15から出力される第2の高周波信号とがそれぞれ、共振回路14の一端14−1と他端14−2に供給される。それゆえ、共振回路14には、一端14−1に印加される第1の高周波信号(電圧Vo)と、他端14−2に印加される第2の高周波信号(電圧Vc)とを合成した信号(電圧Vo−Vc)が印加される。
なお、上述した第1の高周波信号および第2の高周波信号は、スイッチング方式により生成された、特定の高調波成分を含む高周波信号であればよい。例えば、複数の高調波成分を含む信号の一例として、矩形波信号を適用できる。この場合、矩形波信号は、略矩形波の高周波信号であればよく、実質的に矩形波とみなせる高周波信号であればよい。例えば、矩形波が鈍ったような波形の信号、あるいは、およそ台形のような波形の信号などが含まれる。すなわち、形状が崩れている略矩形波のような第1の高周波信号と、該第1の高周波信号の位相が所定量だけ異なる第2の高周波信号を負荷(この例では共振回路)に供給した際に、以下に述べる本開示と同様もしくは類似する作用、効果が得られる場合、それらの高周波信号は実質的に矩形波であるとみなせる。
また、負荷の一例である共振回路14の構成は、この例に限られない。共振回路としては、例えば送電コイルに対して、共振用コンデンサが電気的に直列、並列、もしくは直列と並列とを組み合わせた接続となるように配置されていればよい。
例えば、共振用コンデンサは、送電コイル12に対して電気的に並列となるような構成で接続されたコンデンサ、もしくは、送電コイル12に対して電気的に直列と並列を組み合わせたような構成となるように接続されたコンデンサでもよい。
(送電装置の具体例)
図3は、図2の送電装置10における高周波電源10Aの具体例を説明するための回路図である。
この例では、高周波電源10Aが備える信号発生器11,15に、ハーフ・ブリッジ・インバータを適用した例としている。
高周波電源10Aは、第1の高周波信号を発生させる信号発生器11と、第2の高周波信号を発生させる信号発生器15と、信号発生器11と信号発生器15の駆動を制御する制御部16とを備える。
制御部16は、入力信号(制御信号)に基づいて駆動信号を生成してこれを信号発生器11,15に供給し、信号発生器11,15による信号の発生を制御する。制御部16は、例えばマイクロコンピュータやCPUなどの演算処理装置が適用される。入力信号は、例えば予め決定されている設定値もしくは実行プログラムに基づいて自動で、あるいはユーザ操作に基づいて生成される。
信号発生器11は、直列接続されたスイッチング素子11S1(第1のスイッチング部の例)とスイッチング素子11S2(第2のスイッチング部の例)とから構成されるハーフ・ブリッジ・インバータであり、電源電圧Vccが供給される。スイッチング素子11S1とスイッチング素子11S2の接続中点が、共振回路14の一端14−1に接続されている。
信号発生器15は、直列接続されたスイッチング素子15S1(第3のスイッチング部の例)とスイッチング素子15S2(第4のスイッチング部の例)とから構成されるハーフ・ブリッジ・インバータであり、電源電圧Vccが供給される。スイッチング素子15S1とスイッチング素子15S2の接続中点が、共振回路14の他端14−2に接続されている。
スイッチング素子11S1,11S2,15S1,15S2は、一例として、電力用MOS電界効果トランジスタ(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor:MOSFET)を用いることができる。電力用MOSFETはパワーMOSFETとも呼ばれる。例えば、この例では、スイッチング素子11S1,15S1にPチャネル型MOS電界効果トランジスタを、スイッチング素子11S2,15S2にNチャネル型MOS電界効果トランジスタTr2を用いる。
信号発生器11において、制御部16の制御により、発生させたい第1の高周波信号のハイ区間およびロー区間に対応して、スイッチング素子11S1をオン・オフするともに、スイッチング素子11S2をオフ・オンすることにより、パルス幅を調整した第1の高周波信号を生成する。
同時に、信号発生器15において、制御部16の制御により、発生させたい第2の高周波信号のハイ区間およびロー区間に対応して、スイッチング素子15S1をオン・オフするとともに、スイッチング素子15S2をオフ・オンすることにより、パルス幅および第1の高周波信号との位相差を調整した第2の高周波信号を生成する。
このように、制御部16は、信号発生器11に対し所定のパルス幅を持つ第1の高周波信号を発生させる。また、信号発生器15に対し該第1の高周波信号と同一周期かつ同一振幅で、所定のパルス幅かつ位相差が基本波周期Tの所定数分の1だけ異なる略矩形波の第2の高周波信号を発生させる。
本実施形態では、第1の高周波信号および第2の高周波信号のパルス幅を、該第1の高周波信号および第2の高周波信号の基本波周期Tの1/n(nは自然数)とし、第1の高周波信号と第2の高周波信号との位相差を基本波周期Tの1/2とする。そして、この第1の高周波信号と第2の高周波信号の差分をとって合成信号を生成することにより、第1の高周波信号に含まれる高調波成分のうち少なくとも一つの高調波成分を相殺もしくは減少する。
なお、本実施形態に係る高周波電源10Aでは、第1および第2の高周波信号を共振回路14へ供給する最終段の構成を、フル・ブリッジ・インバータと同じ形態とすることができる。すなわち、第1および第2の信号生成部を周知の回路を用いて構成することができ、また回路規模が同一であるので、本開示を容易に実現できるとともに2つの信号生成部を備えていても安価に抑えられる。
また、第1の信号生成部と第2の信号生成部は、生成する高周波信号の振幅電圧が同じであるため、第1の信号生成部および第2の信号生成部に対する電源電圧は一つでよい。
これらの高周波電源10Aの回路は、いわゆるマイコン(microcontroller:MCU)などの集積回路で構成してもよい。
<2.信号波形と周波数成分の説明>
次に、信号発生器11が発生する第1の高周波信号Vo(主信号)と、信号発生器15が発生する第2の高周波信号Vc(キャンセル用信号)と、これらの合成信号(Vo―Vc)(差動信号)について、図4〜図17を参照して説明する。
まず、図4および図5を参照して矩形波とその周波数スペクトラムを説明する。
図4は、矩形波を説明する図である。図5は、矩形波の高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。図5においては、横軸に周波数、縦軸に高速フーリエ変換後の絶対値(高調波レベル)を示している。
図4に示すような繰返し周期T、パルス幅τの矩形波において、その周波数特性は、
f=1/T
を基本波とし、その高調波成分は図5に示すsinc関数を描き,1/τ周期で零となる。
図6Aは高周波信号の電圧、図6Bは高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。図6Aの波形図において、横軸は時間(sec:秒)、縦軸は信号(電圧)の振幅値を表し、図6Bにおいて、横軸は周波数(Hz)、縦軸は高速フーリエ変換後の絶対値を表している。
図6A,図6Bに示すように、デューティ比が1/2の高周波信号の高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値では、奇数次(1次、3次、5次、7次、9次、・・・)の高調波成分が検出される。
ここで、図6Aの高周波信号のデューティ比を1/3に変更した場合を説明する。
図7Aは図6Aの高周波信号からデューティ比を変更した時間波形、図7Bは高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。
図7Bに示すように、高周波信号の3次高調波を抑制できている。しかし、デューティ比が1/2の場合には存在しなかった2次高調波が発生している。
以下、本開示の技術は、所望の高調波を選択的に抑制できるものである。以下、全ての偶数次高調波と3次高調波およびその高調波を抑圧する例を説明する。
(3次高調波の第1の抑圧例)
図8は、3次高調波の抑圧例(第1の例)を示す図である。図8Aは第1の高周波信号Voの電圧、図8Bは第2の高周波信号Vcの電圧、図8Cは負荷に印加される信号(Vo―Vc)の電圧の波形を示す図である。図8A〜図8Cの波形図において、横軸は時間(sec:秒)、縦軸は信号(電圧)の振幅値を表しており、各信号の振幅値は第1の高周波信号Voの振幅値を1として正規化した値を示している。図10についても、波形図の横軸及び縦軸の定義は同じである。
ここでは、第1の高周波信号Voと第2の高周波信号Vcのパルス幅を基本波周期Tの1/3とし、第1の高周波信号Voと第2の高周波信号Vcの位相差を基本波周期Tの1/2としている。
図9は、図8Cの信号(Vo―Vc)の高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。図9に示すように、偶数次高調波と3次高調波およびその高調波が抑圧されている。それは、次の理由による。
図13に示すように、第2の高周波信号Vcを第1の高周波信号Voから基本周波数Tの1/2の位相シフトをしても、偶数次高調波(例えば3次高調波32−1)は同相のままで減算すると相殺もしくは減少する。一方、基本周波数Tの1/2の位相シフトをすると、奇数次高調波33−1は逆相となり減算すると2倍となるからである。
(3次高調波の第2の抑圧例)
図10は、3次高調波の抑圧例(第2の例)を示す図である。図10Aは第1の高周波信号Voの電圧、図10Bは第2の高周波信号Vcの電圧、図10Cは負荷に印加される信号(Vo―Vc)の電圧の波形を示す図である。
ここでは、第1の高周波信号Voと第2の高周波信号Vcのパルス幅を基本波周期Tの1/2とし、第1の高周波信号Voと第2の高周波信号Vcの位相差を基本波周期Tの1/3としている。
図11は、図10Cの信号(Vo―Vc)の高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。図11に示すように、偶数次高調波と3次高調波およびその高調波が抑圧されている。
3次高調波の第1の抑圧例と第2の抑圧例における、信号Vo−Vcの時間波形(図8C、図10C)は同一となり、ゆえに周波数スペクトラムも同一となる。
(高周波信号の移相と合成波形の説明)
次に、高周波信号の移相と合成波形について説明する。
図12A〜Cは、高周波信号の移相と合成波形を説明する図である。
図12のように、第2の高周波信号を時間τだけ位相シフトし、第1の高周波信号Voとの差分を取ると、「パルス幅τで時間差T/2の信号の差分を取った場合と同じ波形」になることが理解できる。よって、(2n+1)次の奇数次高調波を抑圧する場合、第1の高周波信号と第2の高周波信号との間に、T/(2n+1)だけ位相差を設ければよい。
以下、全ての偶数次高調波と5次高調波およびその高調波を抑圧する例を説明する。
(5次高調波の第1の抑圧例)
図14は、5次高調波の抑圧例(第1の例)を示す図である。図14Aは第1の高周波信号Voの電圧、図14Bは第2の高周波信号Vcの電圧、図14Cは負荷に印加される信号(Vo―Vc)の電圧の波形を示す図である。図14A〜図14Cの波形図において、横軸は時間(sec:秒)、縦軸は信号(電圧)の振幅値を表しており、各信号の振幅値は第1の高周波信号Voの振幅値を1として正規化した値を示している。図16についても、波形図の横軸及び縦軸の定義は同じである。
ここでは、第1の高周波信号Voと第2の高周波信号Vcのパルス幅を基本波周期Tの1/5とし、第1の高周波信号Voと第2の高周波信号Vcの位相差を基本波周期Tの1/2としている。
図15は、図14Cの信号(Vo―Vc)の高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。図15に示すように、偶数次高調波と5次高調波およびその高調波が抑圧されている。
(5次高調波の第2の抑圧例)
図16は、5次高調波の抑圧例(第2の例)を示す図である。図16Aは第1の高周波信号Voの電圧、図16Bは第2の高周波信号Vcの電圧、図16Cは負荷に印加される信号(Vo―Vc)の電圧の波形を示す図である。
ここでは、第1の高周波信号Voと第2の高周波信号Vcのパルス幅を基本波周期Tの1/2とし、第1の高周波信号Voと第2の高周波信号Vcの位相差を基本波周期Tの1/5としている。
図17は、図16Cの信号(Vo―Vc)の高速フーリエ変換後の周波数ごとの絶対値を示す図である。図17に示すように、偶数次高調波と3次高調波およびその高調波が抑圧されている。
5次高調波の第1の抑圧例と第2の抑圧例における、信号Vo−Vcの時間波形(図14C、図16C)は同一となり、ゆえに周波数スペクトラムも同一となる。
なお、3次、5次以外の他の高調波を抑圧する場合も同様の考え方でパルス幅と位相差を設定すればよい。
上述した実施形態によれば、第1の高周波信号のパルス幅、および第2の高周波信号のパルス幅および第1の高周波信号に対する位相差を適切に調整することにより、第1の高周波信号と第2の高周波信号を合成したときに、所望の高調波成分を相殺又は減少することができる。
例えば、第1の高周波信号および第2の高周波信号のパルス幅を基本波周期T/n(nは自然数)とし、第1の高周波信号と第2の高周波信号との位相差を基本波周期T/2とする。
もしくは、第1の高周波信号および第2の高周波信号のパルス幅を基本波周期T/2とし、第1の高周波信号と第2の高周波信号との位相差を基本波周期T/nとする。
ここで、所定数nに所望の数字を設定することにおり、所望の高調波を抑圧した高周波信号を生成することができる。
したがって、例えば6.78MHzを基本波の周波数とした場合、上記nを3に設定することにより、偶数次高調波、3次高調波およびその高調波を抑制することができるので、3次高調波(20.34MHz)を抑圧し、ISM帯に関する規格を満たす高周波信号を生成することが可能になる。
このように、本実施形態によれば、主信号の高調波による不要輻射、例えば電気通信に関する規格を満たさないような不要輻射を選択的に抑えることができる。
なお、上述した高調波の第1の抑圧例ではデューティを狭くするため、信号発生用のデバイスの動作がやや高速となってしまうが、高調波の第2の抑圧例では、デューティは1/2のままなので高速なデバイスが不要である。それゆえ、実装にあたっては、第2の抑圧例に係る方式がよりこの好ましい。
<3.非接触電力伝送システムの構成例>
図18は、本開示の一実施形態に係る高周波電源を利用した非接触電力伝送システムの概略回路図である。
非接触電力伝送システム1は、磁界を用いて非接触に電力を伝送(非接触給電)する送電装置10と、該送電装置10から伝送された(磁束から)電力を受電する受電装置20を含んで構成される。
送電装置10は、高周波電源10Aと、この高周波電源10Aから出力される高周波信号が供給される共振回路14(負荷の一例)と、高周波電源10Aの駆動を制御する制御部16とを備える。送電装置10の内部構成および動作は、図2〜図17を用いて説明したとおりであるので、詳細な説明は割愛する。
一方、受電装置20は、送電装置10から非接触により受電するための受電コイル21と、その受電コイル21と共振回路23を構成する共振用コンデンサ22と、共振回路23から供給される交流信号を直流信号に変換する整流回路24と、負荷25を備える。負荷25は、例えば図示しないバッテリー(2次電池)を備えている。整流回路24は、整流処理に加えて平滑処理をするように構成してもよい。
共振回路23は、受電コイル21と共振用コンデンサ22が直列共振回路を形成するように接続され、給電周波数において共振するように、受電コイル21のインダクタンス値、及び共振用コンデンサ22のキャパシタンス値が調整されている。送電装置10(1次側)が伝送する電力が高いほど、受電装置20(2次側)で受電できる電力が大きくなる。なお、共振回路23の構成は、この例に限らず、送電装置10の共振回路14の場合と同様に種々の構成を取り得る。
ワイヤレス給電システム(非接触電力伝送システム)では、非接触で送電装置から受電装置に電力を伝送するために、共振回路のコイルから放出する磁束(磁界)が大きく、その分、不要輻射も増えやすい。これに対し、本実施形態に係る非接触電力伝送システムによれば、送電装置において第1の高周波信号と第2の高周波信号の差分をとり特定の高調波成分を相殺もしくは減少する構成をとる。それにより、送電装置が出力する送電信号から特定の高調波成分を消去することができ、不要な周波数成分の輻射を抑制することができる。
なお、磁界共鳴型の非接触電力伝送システムでは、送電装置側の負荷は共振回路であり、高調波成分を抑制する一定のフィルタ効果があるが、その効果は限定的である。本開示の技術を適用することにより、送電装置が出力する送電信号から高調波成分をより効果的に消去し、不要輻射を抑制することができる。
さらに、磁界共鳴型の非接触電力伝送システムは、高効率な電力伝送が可能であるということが特徴の一つであり、その点において、効率が低下しやすい正弦波信号を用いない本開示の技術は、磁界共鳴型の非接触電力伝送システムに適していると言える。
<4.変形例>
上述した高周波電源(例えば高周波電源10A)を実装時には、各信号生成部の出力波形は理想的な矩形とはならないことがある。その場合、高周波信号のパルス幅や位相を微調整することにより、抑圧量の最適化を図ってもよい。例えば、高周波信号の振幅を1/3にする際に、正確に1/3(=0.33…)とするのではなく、実装機器に合わせて、0.3に設定する等してもよい。
また、上述の実施形態では、第1および第2の信号生成部にハーフ・ブリッジ・インバータを適用したが、矩形波を出力する別形式の信号発生器にも本開示の技術を適用可能である。
なお、本開示は以下のような構成も取ることができる。
(1)
非接触電力伝送に用いられる共振回路と、
前記共振回路の一端と接続され、スイッチング方式を用いて、1以上の高調波成分を含む第1の高周波信号を生成する第1の信号生成部と、
前記共振回路の他端と接続され、スイッチング方式を用いて、特定の高調波成分を含む第2の高周波信号を生成する第2の信号生成部と、を備え、
前記第1の高周波信号のパルス幅を調整して前記共振回路の一端に入力するとともに、前記第2の高周波信号のパルス幅を調整するとともに前記第1の高周波信号との位相差を調整して前記共振回路の他端に入力する
送電装置。
(2)
前記第1の高周波信号および前記第2の高周波信号のパルス幅を基本波周期T/n(nは自然数)とし、前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号との位相差を基本波周期T/2とする
前記(1)に記載の送電装置。
(3)
前記第2の高周波信号に含まれる前記特定の高調波成分は、前記第1の高周波信号に含まれる高調波成分のうち少なくとも一つの高調波成分に対応する
前記(1)又は(2)に記載の送電装置。
(4)
前記第1の高周波信号および前記第2の高周波信号は、実質的に矩形波である
前記(1)〜(3)のいずれかに記載の送電装置。
(5)
もしくは、
前記第1の高周波信号および前記第2の高周波信号のパルス幅を基本波周期T/2とし、前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号との位相差を基本波周期T/nとする
前記(2)〜(5)のいずれかに記載の送電装置。
(6)
非接触で電力を伝送する送電装置と、該送電装置から電力を受電する受電装置を含んで構成され、
前記送電装置は、
非接触電力伝送に用いられる共振回路と、
前記共振回路の一端と接続され、スイッチング方式を用いて、1以上の高調波成分を含む第1の高周波信号を生成する第1の信号生成部と、
前記共振回路の他端と接続され、スイッチング方式を用いて、特定の高調波成分を含む第2の高周波信号を生成する第2の信号生成部と、を備え、
前記第1の高周波信号のパルス幅を調整して前記共振回路の一端に入力するとともに、前記第2の高周波信号のパルス幅を調整するとともに前記第1の高周波信号との位相差を調整して前記共振回路の他端に入力する
非接触電力伝送システム。
(7)
第1の信号生成部により、スイッチング方式を用いてパルス幅を調整した1以上の高調波成分を含む第1の高周波信号を生成することと、
第2の信号生成部により、スイッチング方式を用いてパルス幅および前記第1の高周波信号との位相差を調整した特定の高調波成分を含む第2の高周波信号を生成することと、
前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号を差動駆動し、合成信号を生成することと、含む
信号生成方法。
上述した各実施形態例における一連の処理は、ハードウェアにより実行することができるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種の機能を実行するためのプログラムをインストールしたコンピュータにより、実行可能である。例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに所望のソフトウェアを構成するプログラムをインストールして実行させればよい。
また、本明細書において、時系列的な処理を記述する処理ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)をも含むものである。
以上、本開示は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の変形例、応用例を取り得ることは勿論である。
すなわち、上述した各実施形態の例は、本開示の好適な具体例であるため、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本開示の技術範囲は、各説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。例えば、以下の説明で挙げる使用材料とその使用量、処理時間、処理順序および各パラメータの数値的条件等は好適例に過ぎず、また説明に用いた各図における寸法、形状および配置関係も概略的なものである。
1…非接触電力伝送システム、 10…送電装置、 10A…高周波電源、 11…信号発生器、 11S1,11S2…スイッチング部、 14…共振回路、 15…信号発生器、 15S1,15S2…スイッチング部、 16…制御部、 20…受電装置

Claims (7)

  1. 非接触電力伝送に用いられる共振回路と、
    前記共振回路の一端と接続され、スイッチング方式を用いて、1以上の高調波成分を含む第1の高周波信号を生成する第1の信号生成部と、
    前記共振回路の他端と接続され、スイッチング方式を用いて、特定の高調波成分を含む第2の高周波信号を生成する第2の信号生成部と、を備え、
    前記第1の高周波信号のパルス幅を調整して前記共振回路の一端に入力するとともに、前記第2の高周波信号のパルス幅を調整するとともに前記第1の高周波信号との位相差を調整して前記共振回路の他端に入力する
    送電装置。
  2. 前記第1の高周波信号および前記第2の高周波信号のパルス幅を基本波周期Tの1/n(nは自然数)とし、前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号との位相差を基本波周期Tの1/2とする
    請求項1に記載の送電装置。
  3. 前記第2の高周波信号に含まれる前記特定の高調波成分は、前記第1の高周波信号に含まれる高調波成分のうち少なくとも一つの高調波成分に対応する
    請求項2に記載の送電装置。
  4. 前記第1の高周波信号および前記第2の高周波信号は、実質的に矩形波である
    請求項1に記載の送電装置。
  5. もしくは、
    前記第1の高周波信号および前記第2の高周波信号のパルス幅を基本波周期Tの1/2とし、前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号との位相差を基本波周期Tの1/nとする
    請求項2に記載の送電装置。
  6. 非接触で電力を伝送する送電装置と、該送電装置から電力を受電する受電装置を含んで構成され、
    前記送電装置は、
    非接触電力伝送に用いられる共振回路と、
    前記共振回路の一端と接続され、スイッチング方式を用いて、1以上の高調波成分を含む第1の高周波信号を生成する第1の信号生成部と、
    前記共振回路の他端と接続され、スイッチング方式を用いて、特定の高調波成分を含む第2の高周波信号を生成する第2の信号生成部と、を備え、
    前記第1の高周波信号のパルス幅を調整して前記共振回路の一端に入力するとともに、前記第2の高周波信号のパルス幅を調整するとともに前記第1の高周波信号との位相差を調整して前記共振回路の他端に入力する
    非接触電力伝送システム。
  7. 第1の信号生成部により、スイッチング方式を用いてパルス幅を調整した1以上の高調波成分を含む第1の高周波信号を生成することと、
    第2の信号生成部により、スイッチング方式を用いてパルス幅および前記第1の高周波信号との位相差を調整した特定の高調波成分を含む第2の高周波信号を生成することと、
    前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号を差動駆動し、合成信号を生成することと、含む
    信号生成方法。
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