JP2013222828A - 電子部品実装システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業結果を後工程にフィードフォワードする方式において、基板と作業結果データとの対応関係を簡便な方法によって担保することができる電子部品実装システムを提供することを目的とする。
【解決手段】基板を個別に待機させる待機位置が複数設けられた基板待機部としての基板待機装置M3と、基板待機装置M3に待機中の基板4についての基板ID(基板識別情報)を待機位置と関連付けて記憶する記憶装置60(待機基板情報記憶部)と、印刷検査装置M2から基板待機装置M3への基板4の移動に伴って記憶装置60に記憶される基板IDを更新する基板ID管理部46(識別情報更新処理部)とを備え、記憶装置60に記憶された基板IDおよびこの基板IDと関連づけられた検査結果データを部品搭載装置M4に伝達する。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板に電子部品を実装して実装基板を製造する電子部品実装システムに関するものである。
電子部品を基板に実装して実装基板を製造する電子部品実装システムは、半田印刷装置、電子部品搭載装置、リフロー装置など複数の電子部品実装用装置を連結して構成されている。近年実装作業精度の高度化や生産性向上の要請に伴い、電子部品実装システムの各工程における検査結果を後工程にフィードフォワードする方式が用いられるようになっている(例えば特許文献1参照)。この特許文献例に示す先行技術においては、複数の単位基板よりなる多面取り基板に電子部品を実装する部品実装において、半田の印刷状態の良否を半田印刷状態検査によって判定し、判定結果を半田検査データとして後工程の電子部品搭載装置にフィードフォワードするようにしている。これにより、印刷不良の単位基板に電子部品を搭載する無駄を排除できるという効果を得る。
特開2006−202804号公報
上述のフィードフォワード方式においては、後工程の作業は検査結果データに基づいて実行されるため、基板搬送・データ転送の過程において現物の基板と検査結果データとの対応関係を担保することが求められる。しかしながら、上述の特許文献例を含め、従来技術においては電子部品実装システムを構成する各装置間に基板待機コンベアなど複数の基板が待機するスペースが存在すると、待機中の基板が何らかの理由で抜き取られたり落下した場合には、実際に後工程に搬入される基板と転送される検査結果データとの対応関係が乱れる結果となっていた。
このような不都合を防止するため、個々の基板に識別用のIDマークを設けて識別情報と個々の検査結果データとをリンクさせておき、作業実行の際にその都度ID読み取り装置にてIDマークを読み取って基板を識別することにより、基板と検査結果データとの対応関係を担保することが考えられる。しかしながら識別用のIDマークは通常は表面のみにしか設けられないため、裏面を対象とする作業実行時にはIDマークを読み取ることができない。このため、表裏両面において基板の識別を確実に行うためには、裏面を対象とする作業時にもIDマークを読み取りを可能にするように、基板の下面側にID読み取り装置を増設する必要があり、装置の複雑化と設備費用の増大を招く結果となっていた。このように、従来の電子部品実装システムにおいては、検査作業などの作業結果を後工程にフィードフォワードする方式において、基板と作業結果データとの対応関係を簡便な方法によって担保することが困難であるという問題があった。
そこで本発明は、作業結果を後工程にフィードフォワードする方式において、基板と作業結果データとの対応関係を簡便な方法によって担保することができる電子部品実装システムを提供することを目的とする。
本発明の電子部品実装システムは、複数の電子部品実装用装置を連結して構成され、基板に電子部品を実装して実装基板を製造する電子部品実装システムであって、前記基板を対象として第1の作業動作を実行する上流側装置と、前記第1の作業動作の結果を個々の基板を特定する基板識別情報と関連づけた個別の作業結果データとして記憶する記憶部と、前記上流側装置の下流側に配置され、第1の作業動作が実行された後の基板を対象として第2の作業動作を実行する下流側装置と、前記基板が前記上流側装置から前記下流側装置へ移動する移動経路に設けられ、前記基板を個別に待機させる待機位置が複数設けられた基板待機部と、前記上流側装置からの基板搬出が可能であることを示す搬出可能信号と当該搬出された基板を搬入して待機させるべき前記待機位置を特定する第1の待機位置情報および前記下流側装置への基板搬入が可能であることを示す搬入可能信号と当該搬入されるべき基板が待機中の前記待機位置を特定する第2の待機位置情報を承けて、上流側装置から前記基板待機部へ基板を搬入する搬入動作およびこの基板待機部から下流側装置へ基板を搬出する搬出動作を実行する基板搬送部と、前記基板待機部に待機中の複数の基板についての基板識別情報を前記待機位置と関連づけて記憶する待機基板情報記憶部と、前記搬入動作および搬出動作に伴って前記待機基板情報記憶部に記憶される基板識別情報を更新する識別情報更新処理部と、前記待機基板情報記憶部に記憶された基板識別情報およびこの基板識別情報と関連づけられた前記作業結果データを前記下流側装置に伝達する第1の情報伝達手段と、前記搬出可能信号と第1の待機位置情報とを前記上流側装置と基板待機部との間で授受し、前記搬入可能信号と第2の待機位置情報とを前記下流側装置と基板待機部との間で授受する第2の情報伝達手段とを備えた。
また本発明の電子部品実装システムは、複数の電子部品実装用装置を連結して構成され、基板に電子部品を半田接合により実装して実装基板を製造する電子部品実装システムであって、前記基板に形成された電極に半田を印刷する印刷装置と、前記基板に印刷された半田の印刷状態を検査する印刷検査装置と、前記印刷状態の検査結果を、個々の基板を特定する基板識別情報と関連づけた個別の検査結果データとして記憶する記憶部と、前記印刷検査装置の下流側に配置され、前記半田の印刷状態の検査後の基板を対象として、部品供給部から電子部品をピックアップし前記検査結果データに基づいて半田が印刷された前記基板に搭載する部品搭載機構を備えた部品搭載装置と、前記基板が前記印刷検査装置から前記部品搭載装置へ移動する移動経路に設けられ、前記基板を個別に待機させる待機位置が複数設けられた基板待機部と、前記印刷検査装置からの基板搬出が可能であることを示す搬出可能信号と当該搬出された基板を搬入して待機させるべき前記待機位置を特定する第1の待機位置情報および前記部品搭載装置への基板搬入が可能であることを示す搬入可能信号と当該搬入されるべき基板が待機中の前記待機位置を特定する第2の待機位置情報を承けて、印刷検査装置から前記基板待機部へ基板を搬入する搬入動作およびこの基板待機部から部品搭載装置へ基板を搬出する搬出動作を実行する基板搬送部と、前記基板待機部に待機中の複数の基板についての基板識別情報を前記待機位置と関連づけて記憶する待機基板情報記憶部と、前記搬入動作および搬出動作に伴って前記待機基板情報記憶部に記憶される基板識別情報を更新する識別情報更新処理部と、前記待機基板情報記憶部に記憶された基板識別情報およびこの基板識別情報と関連づけられた前記作業結果データを前記部品搭載装置に伝達する第1の情報伝達手段と、前記搬出可能信号と第1の待機位置情報とを前記印刷検査装置と基板待機部との間で授受し、前記搬入可能信号と第2の待機位置情報とを前記部品搭載装置と基板待機部との間で授受する第2の情報伝達手段とを備えた。
本発明によれば、基板が上流側装置である印刷検査装置から下流側装置である部品搭載装置へ移動する移動経路に基板を個別に待機させる待機位置が複数設けられた基板待機部を有する構成において、この基板待機部に待機中の複数の基板についての基板識別情報を待機位置と関連づけて記憶する待機基板情報記憶部と、印刷検査装置から基板待機部への基板の移動に伴って待機基板情報記憶部に記憶される基板識別情報を更新する識別情報更新処理部とを備え、待機基板情報記憶部に記憶された基板識別情報およびこの基板識別情報と関連づけられた検査結果データを部品搭載装置に伝達することにより、検査結果を後工程にフィードフォワードする方式において、基板と検査結果データとの対応関係を簡便な方法によって担保することができる。
本発明の一実施の形態の電子部品実装システムの平面図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムに配設された基板待機装置の構成説明図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムの制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムにおける印刷検査処理を示すフロー図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムにおける部品実装処理を示すフロー図
まず図1を参照して、電子部品実装システム1の構成を説明する。電子部品実装システム1は基板に半田接合により電子部品を実装して実装基板を製造する機能を有しており、複数の電子部品実装用装置を直列に連結して構成されている。ここでは直列に連結された印刷装置M1、印刷検査装置M2(上流側装置)、基板待機装置M3の下流に、部品搭載装置M4(下流側装置)を直列に接続した構成となっている。
以下、各装置の構成を説明する。印刷装置M1は実装対象の基板に電子部品接合用の半田ペーストを印刷する機能を有しており、基台2Aの上面には実装対象の基板4を基板搬送方向に搬送する基板搬送機構3および搬送された基板4を位置決めして保持する基板位置決め部5が配置されている。基板位置決め部5の上方にはマスク枠14に展張されたマスクプレート15が配設されており、さらにマスクプレート15の上方には、移動ビーム12に保持されたスキージユニット13をY軸テーブル11によって水平駆動する構成のスクリーン印刷部36(図3参照)が配設されている。
上流側から供給され(矢印a)、基板位置決め部5によって位置決めされた基板4をマスクプレート15の下面に当接させ、Y軸テーブル11を駆動して半田ペーストが供給されたマスクプレート15の上面でスキージユニット13を摺動させることにより、基板4に形成された部品接続用の電極にはマスクプレート15に設けられたパターン孔を介して半田ペーストが印刷される。すなわち、上流側の作業装置である印刷装置M1は基板4に対して第1の作業動作である半田ペーストの印刷作業を行う。
印刷検査装置M2は、印刷装置M1によって印刷作業が実行された後の基板4を受け取り、基板4に印刷された半田ペーストの印刷状態を検査する印刷検査を行う機能を有している。印刷検査装置M2の基台2Bの上面には、印刷装置M1と連結された基板搬送機構3および基板位置決め部5が配置されている。さらに基板位置決め部6の上方には、Y軸テーブル11、移動ビーム16よりなるカメラ移動機構によって水平移動する検査用のカメラ17が配設されている。カメラ移動機構を駆動することにより、カメラ17は基板4の上方で水平方向に移動し、基板4の任意位置を撮像する。そしてこの撮像結果を画像認識部43(図3参照)によって認識処理し、認識処理結果を検査処理部44によって判定処理することにより、印刷検査が実行される。
この印刷検査においては、印刷状態の良否判定結果とともに、当該基板における半田ペーストの印刷位置の正規位置からの位置ずれ状態を示す位置ずれ量の検出結果を含む個別の作業結果データである検査結果データが、個別の基板4毎に作成され記憶される。そしてこれらの検査結果データは、下流の部品搭載装置M4に伝達される。部品搭載装置M4においては、これらの半田位置ずれ量データに基づき、当該基板4に対して電子部品を実装する際の部品搭載位置の補正が行われる。
ここで図2を参照して、印刷検査装置M2の下流に配置された基板待機装置M3の構成を説明する。基台2Cにおいて印刷検査装置M2の基板搬送レベルに相当する高さ位置には、コンベア機構18がX方向に配設されている。基台2Cの上面には、昇降ベース20bによって下部を保持されて昇降自在のマガジン20aを内蔵した基板バッファ部20が配設されている。マガジン20aには基板4を個別に収納する複数の収納段Sが設けられており、これらの収納段Sには当該収納段Sの位置を特定する収納段番号S(N)が付されている。
昇降ベース20bは、送りねじ20dを昇降モータ20eによって回転駆動する構成の昇降機構20cによって昇降し、マガジン20aの任意の収納段Sをコンベア機構18による基板搬送レベルに合わせることができるようになっている。これにより、上流側装置である印刷検査装置M2から受け渡された基板4を待機位置である任意の収納段Sに搬入して待機させ、また任意の収納段Sにて待機中の基板4をマガジン20aから搬出して下流側装置である部品搭載装置M4に受け渡すことができる。したがって基板待機装置M3は、基板4が上流側装置である印刷検査装置M2から下流側装置である部品搭載装置M4へ移動する移動経路に設けられ、基板4を個別に待機させる待機位置が複数設けられた基板待機部となっている。
基板待機装置M3は内部制御機能として基板待機制御部20fを備えており、基板待機制御部20fはコンベア機構18および昇降機構20cを制御して基板待機動作を実行させる。基板待機制御部20fは、上流側装置である印刷検査装置M2および下流側装置である部品搭載装置M4とそれぞれ接続された個別の信号線(図3に示す信号線57、58参照)を介して、基板搬送の可否を表出するフラグ信号の授受を行うとともに、マガジン20aの各収納段Sにおける基板4の有無を常に監視する機能を有している。
したがって、上流側装置からの搬出可能信号、下流側装置からの搬入可能信号と、マガジン20aにおける待機位置としての各収納段における基板4の有無を示す待機位置情報とに基づいて、基板待機制御部20fがコンベア機構18および昇降機構20cを制御することにより、上流側装置からの基板搬出と下流側装置への基板搬入のタイミングが同期していない場合にあっても、基板待機装置M3の基板バッファ機能によって、上流側装置と下流側装置間の基板搬送動作を搬送トラブル無く正常に実行することが可能となっている。
すなわち、基板待機制御部20fは、印刷検査装置M2から出力され基板搬出が可能であることを示す搬出可能信号と、当該搬出された基板4を搬入して待機させるべき空の収納段Sを特定する第1の待機位置情報とを承けて、印刷検査装置M2から基板待機装置M3へ基板4を搬入する搬入動作を実行する。また部品搭載装置M4への基板搬入が可能であることを示す搬入可能信号と当該搬入されるべき基板4が待機中の収納段Sを特定する第2の待機位置情報を承けて、基板待機装置M3から部品搭載装置M4へ基板4を搬出する搬出動作を実行する。基板待機装置M3における基板4の搬入・搬出の対象となる位置を示す第1の待機位置情報、第2の待機位置情報は、基板待機制御部20fから印刷検査装置M2,基板待機装置M3に対して信号線57、58(図3参照)を介して伝達される。
基板待機装置M3の下流に配置された部品搭載装置M4の構成を説明する。基台2Dの中央には、基板搬送方向(X方向)に基板搬送機構19が配設されている。基板搬送機構19は基板待機装置M3を介して印刷検査装置M2から渡された基板4を搬送し、以下に説明する部品搭載機構55(図3参照)によって部品搭載作業を行うための実装ステージに位置決めする。
基板搬送機構19の両側にはそれぞれ部品供給部23が設けられており、部品供給部23には複数のテープフィーダ24が並設されている。テープフィーダ24は基板4に実装される電子部品を保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより、部品ピックアップ位置に電子部品を供給する。基台2DのX方向側の端部には、Y軸移動テーブル21が配設されており、Y軸移動テーブル21に結合された2つのX軸移動テーブル22には、それぞれ搭載ヘッド25が装着されている。搭載ヘッド25は複数の単位搭載ヘッドを備えており、各単位搭載ヘッドに装着された吸着ノズルによって電子部品を真空吸着により保持する。
Y軸移動テーブル21およびX軸移動テーブル22を駆動することにより、搭載ヘッド25はX方向、Y方向に水平移動する。これにより、搭載ヘッド25はそれぞれ部品供給部23のテープフィーダ24から電子部品を吸着して取り出し、第1の作業動作である半田印刷作業が実行された後に、基板搬送機構19の実装ステージに位置決めされた基板4に電子部品を移送搭載する第2の作業動作を実行する。Y軸移動テーブル21、X軸移動テーブル22、搭載ヘッド25は、部品供給部23から電子部品をピックアップし、印刷検査装置M2から伝達される検査結果データに基づいて半田が印刷された基板4に搭載する部品搭載機構55(図3参照)を構成する。
搭載ヘッド25の移動経路には、部品認識カメラ26が設けられており、電子部品を保持した搭載ヘッド25が、部品認識カメラ26の上方を移動することにより、部品認識カメラ26は、搭載ヘッド25によって保持された電子部品を下方から撮像して認識する。
次に図3を参照して、電子部品実装システム1の制御系の構成を説明する。図3において、印刷装置M1、印刷検査装置M2、部品搭載装置M4は、それぞれLAN回線30を介して相互に接続されており、さらにLAN回線30は管理コンピュータ31に接続されている。すなわちLAN回線30は、印刷検査装置M2と部品搭載装置M4とを相互に連結する構成となっており、管理コンピュータ31は電子部品実装システム1の全体動作を管理する機能を有している。
印刷装置M1は、通信部32、印刷制御部33、印刷データ記憶部34、機構駆動部35を備えている。通信部32は管理コンピュータ31および他装置との間で、LAN回線30を介して信号の授受を行う。印刷制御部33は通信部32を介して受信する制御信号に基づき、印刷装置M1による印刷作業を制御する。印刷データ記憶部34は、印刷作業の実行に必要な印刷データを基板種毎に記憶する。機構駆動部35は印刷制御部33に制御されて、基板搬送機構3、基板位置決め部5、スクリーン印刷部36を制御する。
印刷検査装置M2は、通信部41、検査制御部42、画像認識部43、検査処理部44、検査結果データ記憶部45、基板ID管理部46及び搬送処理部47を備えている。通信部41は、管理コンピュータ31および他装置との間で、LAN回線30を介して信号の授受を行う。検査制御部42は、印刷検査装置M2によって実行される印刷検査作業を制御する。
画像認識部43はカメラ17によって撮像された印刷後の基板4の画像を認識処理する。検査処理部44は画像認識部43によって認識処理された結果に基づき、個別の基板4毎に印刷検査を実行するための処理を行う。この印刷検査においては、印刷状態の良否判定結果とともに、当該基板における半田ペーストの印刷位置の正規位置からの位置ずれ状態を示す位置ずれ量の検出結果を含む検査結果データが個別の基板4毎に作成される。検査結果データ記憶部45は、このようにして作成された検査結果データを記憶する。
この検査結果データには、各基板4の印刷状態の良否判定結果を示す良否判定データ45a、位置ずれ量の検出結果を示す位置ずれ量データ45c及び個々の基板4を特定して他と識別する基板識別情報としての基板ID45bが含まれる。すなわち検査結果データ記憶部45は、印刷状態の検査結果を、個々の基板4を特定する基板識別情報と関連づけた個別の検査結果データとして記憶する記憶部として機能する。なお、検査結果データをLAN回線30を介して管理コンピュータ31に送信し、管理コンピュータ31の記憶装置に記憶させるようにしてもよい。
基板ID管理部46は、印刷検査装置M2にて印刷検査の対象となる基板4と当該基板4について取得された検査結果データとの対応関係を担保するために必要な基板識別情報の管理に関する処理を行う。電子部品実装ラインにおいて作業対象となる基板4には、必ずしも全てに個体を識別する基板IDが付与されているとは限らない。しかしながら、印刷結果後の作業管理においては、検査結果データと個々の基板との対応関係を厳密に管理する必要があるため、印刷検査装置M2に基板ID管理機能を設けて、基板IDと検査結果データとの対応関係を担保するために必要とされる処理を実行させるようにしている。
まず予めバーコードなどで基板IDが付与された基板4が印刷検査の対象となる場合には、基板ID管理部46はバーコードリーダなどによって基板IDを読み取り、検査結果データ記憶部45に基板ID45bとして書き込む。また基板IDが付与されていない基板4を印刷検査の対象とする場合には、基板ID管理部46は新たに搬入される基板毎に固有の基板IDを生成して検査結果データ記憶部45に基板ID45bとして書き込む。そして印刷検査後の基板4が印刷検査装置M2から搬出される際には、基板ID管理部46は当該搬出対象の基板4に対応する基板IDを出力する。
そして出力された基板IDは、LAN回線30に接続された記憶装置60に書き込まれる。記憶装置60は、基板待機部である基板待機装置M3のマガジン20aに複数設けられた待機位置としての収納段に待機中の基板4についての基板ID(基板識別情報)を、収納段を特定する収納段番号S(N)と関連づけて記憶する待機基板情報記憶部として機能する。
ここで記憶装置60に記憶される基板IDは、印刷検査装置M2から基板待機装置M3のマガジン20aに設けられた収納段Sへの基板4の移動、収納段Sに待機中の基板4の部品搭載装置M4への移動に伴って、基板ID管理部46によって当該基板4に対応する基板IDが上書きされて更新される。したがって基板ID管理部46は、印刷検査装置M2から基板待機装置M3への搬入動作および基板待機装置M3から部品搭載装置M4への搬出動作に伴って、待機基板情報記憶部に記憶される基板識別情報を更新する識別情報更新処理部として機能している。
なお、電子部品実装システム1の構成における記憶装置60の所属は特に限定されず、印刷検査装置M2、基板待機装置M3、部品搭載装置M4のいずれかの記憶機能を用いてもよく、また管理コンピュータ31の記憶機能、さらにはLAN回線30に接続された独立の記憶装置を記憶装置60として用いるようにしてもよい。
搬送処理部47は基板待機装置M3の基板待機制御部20fと信号線57によって接続されており、印刷検査装置M2を対象とする基板4の搬送に際して、印刷検査装置M2の状態が基板搬送可能な状態であるか否かをフラグ信号の形で表出する。すなわち印刷検査装置M2から下流側への基板4の搬出の可否を、基板搬出準備完了フラグが0,1のいずれであるかによって表出する。印刷検査装置M2の基板搬送機構3から基板待機装置M3のコンベア機構18への基板4の移動は、搬送処理部47から基板搬出準備完了フラグ=1(搬出可能信号)が基板待機制御部20fに対して表出されている状態で実行される。
部品搭載装置M4は、それぞれ通信部51、搭載制御部52、搭載データ記憶部53、機構駆動部54、搬送処理部56を備えている。通信部51は、他装置および管理コンピュータ31との間でLAN回線30を介して信号の授受を行う。搭載制御部52は、部品搭載装置M4による部品搭載作業を制御する。搭載データ記憶部53は、部品搭載作業に必要となるデータを基板種毎に記憶する。機構駆動部54は、搭載制御部52に制御されて基板搬送機構19および部品搭載機構55を駆動する。
搭載制御部52による部品搭載機構55の制御に際しては、搭載制御部52は通信部51、LAN回線30を介して記憶装置60にアクセスし、記憶装置60に書き込まれている基板ID、換言すれば当該時点において基板待機装置M3に設定された待機位置にて待機中の基板4を特定する基板IDを取得する。次いで特定された基板IDと関連づけられた検査結果データを印刷検査装置M2の検査結果データ記憶部45から取得する。そして部品搭載動作の実行に際しては、取得した検査結果データの位置ずれ量データ45cに基づいて部品搭載機構55を制御することにより、電子部品の部品搭載位置を補正する。
上記構成において、LAN回線30、印刷検査装置M2に備えられた通信部41、部品搭載装置M4に備えられた通信部51は、待機基板情報記憶部である記憶装置60に記憶された基板識別情報としての基板IDおよびこの基板IDと関連づけられて印刷検査装置M2の検査結果データ記憶部45に記憶された作業結果データとしての検査結果データを、下流側装置である部品搭載装置M4に伝達する第1の情報伝達手段となっている。
搬送処理部56は基板待機装置M3の基板待機制御部20fと信号線58を介して接続されており、印刷検査装置M2における搬送処理部47と同様に、部品搭載装置M4を対象とする基板4の搬送に際して、部品搭載装置M4の基板搬送機構19の状態が基板搬送可能な状態であるか否かをフラグ信号の形で基板待機制御部20fに対して表出する。すなわち基板搬送機構19への上流側からの基板4の搬入の可否を、基板搬入準備完了フラグが0,1のいずれであるかによって表出する。基板待機装置M3のコンベア機構18から部品搭載装置M4の基板搬送機構19への基板4の移動は、部品搭載装置M4の搬送処理部56から、基板搬入準備完了フラグ=1(搬入可能信号)が表出されている状態で実行される。
また上記構成において、基板待機装置M3の基板待機制御部20fと部品搭載装置M4,印刷検査装置M2とを接続する信号線57、58は、印刷検査装置M2からの搬出可能信号と第1の待機位置情報とを印刷検査装置M2と基板待機装置M3との間で授受し、部品搭載装置M4への搬入可能信号と第2の待機位置情報とを部品搭載装置M4と基板待機装置M3との間で授受する第2の情報伝達手段を構成する。なお、上述機能の第2の情報伝達手段として、信号線57,58の替わりに、基板待機装置M3をLAN回線30に接続し、LAN回線30を介して同様の信号授受を行うようにしてもよい。
さらに上記構成において、基板待機装置M3の基板待機制御部20fは、上流側装置である印刷検査装置M2からの基板搬出が可能であることを示す搬出可能信号と当該搬出された基板4を搬入して待機させるべき基板待機装置M3の待機位置を特定する第1の待機位置情報および下流側装置である部品搭載装置M4への基板搬入が可能であることを示す搬入可能信号と当該搬入されるべき基板4が待機中の待機位置を特定する第2の待機位置情報を承けて、印刷検査装置M2から基板待機装置M3へ基板4を搬入する搬入動作および基板待機装置M3から部品搭載装置M4へ基板4を搬出する搬出動作を実行する基板搬送部としての機能を有している。
次に、電子部品実装システム1において印刷検査装置M2によって実行される印刷検査処理について、図3を参照して説明する。まず、搬送処理部47において、基板搬出準備完了フラグ=0、基板搬入準備完了フラグ=1が表出され(ST1)、基板搬入可能な状態であることが上流側装置に対して通知されて基板4が搬入される(ST2)。そしてこの状態を承けて、新たな基板4の搬入・搬出を禁止するために、基板搬出準備完了フラグ=0。基板搬入準備完了フラグ=0が表出される(ST3)。
次に、搬入された基板4を識別するための基板ID読み取りまたはID付与が行われる(ST4)。すなわち搬入された基板4が既にバーコードなどによって基板IDが付与済みの場合には、基板ID管理部46の機能により付設のリーダーによって基板IDを読みとる。また基板IDのない基板4の場合には、基板ID管理部46によって当該基板4に固有の新たな基板IDを生成する。そしてこのようにして読み取られ,または生成された基板IDは、基板ID45bとして検査結果データ記憶部45に記憶される。
次に半田印刷状態検査が実行される(ST5)。すなわち、搬入された基板4をカメラ17によって撮像した画像を画像認識部43によって認識処理し,この結果を検査処理部44が検査処理することにより、印刷状態の良否を示す良否判定データ45a、印刷位置の位置ずれ量を示す位置ずれ量データ45cが求められる。そしてこれらの検査結果データは、基板ID45bと関連づけられて検査結果データ記憶部45に記憶されるとともに(ST6)、LAN回線30を介して管理コンピュータ31に検査結果データが送信される(ST7)。
このようにして印刷検査作業が完了したならば、基板搬出を開始する。すなわち、まず基板搬出準備完了フラグ=1、基板搬入準備完了フラグ=0が表出され(ST8)、基板搬出が可能な状態であることが基板待機装置M3の基板待機制御部20fに対して通知される。次いで基板待機制御部20fによって、マガジン20aにおいて新たに搬入される基板4を収納して待機させるべき待機位置となる収納段Sの収納段番号S(N)を取得する(ST9)。次いで取得された収納段番号Sに対応する待機位置へ、印刷検査済みの基板4を搬出する(ST10)。そしてこの印刷検査済みの基板4の待機位置への移動に伴って、収納段番号S(N)と関連付けて記憶装置60に当該基板4の基板IDを書き込む(ST11)。これにより、記憶装置60において当該収納段番号S(N)に対応して記憶されていた前の基板4の基板IDが、当該時点において当該収納段番号S(N)の収納段Sにて待機する基板4の基板IDによって上書きされて更新される。そしてこの後、(ST1)に戻って同様のステップが反復実行される。
次に、電子部品実装システム1において部品搭載装置M4によって実行される部品実装処理について、図4を参照して説明する。まず、搬送処理部56において、基板搬出準備完了フラグ=0、基板搬入準備完了フラグ=1が表出され(ST12)、基板搬入可能な状態であることが基板待機装置M3に対して通知される。次いで基板待機制御部20fによって、マガジン20aにおいて搬入されるべき基板4が待機中の待機位置を示す収納段の収納段番号S(N)を取得する(ST13)。次いで取得された収納段番号Sに対応する待機位置から、基板4を部品搭載装置M4へ搬入する(ST14)。
次に、搭載制御部52は記憶装置60にアクセスして記憶されている基板IDのうち、当該時点で新たに搬入された基板4が待機していた収納段の収納段番号S(N)と関連付けられた基板IDを取得する(ST15)。さらに搭載制御部52は印刷検査装置M2の検査結果データ記憶部45にアクセスして、取得した基板IDと関連づけられた位置ずれ量データ45cを含む検査結果データを取得する(ST16)。そしてこの状態を承けて、新たな基板4の搬入・搬出を禁止するために、基板搬出準備完了フラグ=0、基板搬入準備完了フラグ=0が表出される(ST17)。
次に取得した検査結果データに基づき、実装位置補正が行われる(ST18)。すなわち、位置ずれ量データ45cに基づき、実際に電子部品を搭載着地させる際の実装位置座標を補正する。そして補正された実装位置座標に基づき、部品搭載機構55によって部品実装が実行される(ST19)。部品実装終了後には、LAN回線30を介して管理コンピュータ31に実装結果データが送信される(ST20)。
このようにして部品実装作業が完了したならば、基板搬出を開始する。すなわち、まず基板搬出準備完了フラグ=1、基板搬入準備完了フラグ=0が表出され(ST21)、基板搬出が可能な状態であることが下流側装置に対して通知される。下流側装置が基板搬入可能であれば部品実装済みの基板4を搬出する(ST22)。そしてこの後、(ST12)に戻って同様のステップが反復実行される。
上記説明したように、本実施の形態に示す電子部品実装システム1は、基板4が印刷検査装置M2から部品搭載装置M4へ移動する移動経路に基板4を個別に待機させる待機位置が複数設けられた基板待機部としての基板待機装置M3と、基板待機装置M3に待機中の基板4についての基板ID(基板識別情報)を記憶する記憶装置60(待機基板情報記憶部)と、印刷検査装置M2から基板待機装置M3への基板4の移動に伴って記憶装置60に記憶される基板IDを更新する基板ID管理部46(識別情報更新処理部)とを備え、記憶装置60に記憶された基板IDおよびこの基板IDと関連づけられた検査結果データを部品搭載装置M4に伝達する構成としたものである。
そして複数の基板4を待機させることが可能な構成の基板待機装置M3への基板搬入、基板待機装置M3からの基板搬出のため基板待機制御部20fを備え、印刷検査装置M2から出力され基板搬出が可能であることを示す搬出可能信号と、当該搬出された基板4を搬入して待機させるべき空の収納段を特定する第1の待機位置情報とを承けて、印刷検査装置M2から基板待機装置M3へ基板4を搬入する搬入動作を実行し、また部品搭載装置M4への基板搬入が可能であることを示す搬入可能信号と当該搬入されるべき基板4が待機中の収納段を特定する第2の待機位置情報を承けて、基板待機装置M3から部品搭載装置M4へ基板4を搬出する搬出動作を実行するようにしている。
これにより、検査結果を後工程にフィードフォワードする方式において、各装置間に基板バッファコンベアなど複数の基板が待機可能なバッファスペースが存在する場合に、待機中の基板が何らかの理由で抜き取られた場合や、基板に識別用のIDマークがない場合などにあっても、基板と検査結果データとの対応関係を簡便な方法によって担保することができる。
なお本実施の形態においては、直列に連結されて電子部品実装システムを構成する上流側装置および下流側装置が、それぞれ印刷検査装置M2、部品搭載装置M4である例を示したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。すなわち、複数の電子部品実装用装置を連結して構成された電子部品実装システムであって、基板を対象として第1の作業動作を実行する上流側装置と、第1の作業動作の結果を個々の基板を特定する基板識別情報と関連づけた個別の作業結果データとして記憶する記憶部と、上流側装置の下流側に配置され第1の作業動作が実行された後の基板を対象として第2の作業動作を実行する下流側装置と、基板が上流側装置から下流側装置へ移動する移動経路に基板を個別に待機させる待機位置が複数設けられた基板待機部を介在させた構成であれば、本発明の適用対象となる。
本発明の電子部品実装システムは、検査結果を後工程にフィードフォワードする方式において、基板と検査結果データとの対応関係を簡便な方法によって担保することができるという効果を有し、基板に電子部品などの部品を実装して実装基板を製造する分野に有用である。
1 電子部品実装システム
3 基板搬送機構
4 基板
17 カメラ
18 コンベア機構
19 基板搬送機構
20 基板バッファ部
20a マガジン
30 LAN回線
M1 印刷装置
M2 印刷検査装置
M3 基板待機装置
M4 部品搭載装置
S1〜S4 収納段

Claims (3)

  1. 複数の電子部品実装用装置を連結して構成され、基板に電子部品を実装して実装基板を製造する電子部品実装システムであって、
    前記基板を対象として第1の作業動作を実行する上流側装置と、
    前記第1の作業動作の結果を個々の基板を特定する基板識別情報と関連づけた個別の作業結果データとして記憶する記憶部と、
    前記上流側装置の下流側に配置され、第1の作業動作が実行された後の基板を対象として第2の作業動作を実行する下流側装置と、
    前記基板が前記上流側装置から前記下流側装置へ移動する移動経路に設けられ、前記基板を個別に待機させる待機位置が複数設けられた基板待機部と、
    前記上流側装置からの基板搬出が可能であることを示す搬出可能信号と当該搬出された基板を搬入して待機させるべき前記待機位置を特定する第1の待機位置情報および前記下流側装置への基板搬入が可能であることを示す搬入可能信号と当該搬入されるべき基板が待機中の前記待機位置を特定する第2の待機位置情報を承けて、上流側装置から前記基板待機部へ基板を搬入する搬入動作およびこの基板待機部から下流側装置へ基板を搬出する搬出動作を実行する基板搬送部と、
    前記基板待機部に待機中の複数の基板についての基板識別情報を前記待機位置と関連づけて記憶する待機基板情報記憶部と、
    前記搬入動作および搬出動作に伴って前記待機基板情報記憶部に記憶される基板識別情報を更新する識別情報更新処理部と、
    前記待機基板情報記憶部に記憶された基板識別情報およびこの基板識別情報と関連づけられた前記作業結果データを前記下流側装置に伝達する第1の情報伝達手段と、
    前記搬出可能信号と第1の待機位置情報とを前記上流側装置と基板待機部との間で授受し、前記搬入可能信号と第2の待機位置情報とを前記下流側装置と基板待機部との間で授受する第2の情報伝達手段とを備えたことを特徴とする電子部品実装システム。
  2. 複数の電子部品実装用装置を連結して構成され、基板に電子部品を半田接合により実装して実装基板を製造する電子部品実装システムであって、
    前記基板に形成された電極に半田を印刷する印刷装置と、
    前記基板に印刷された半田の印刷状態を検査する印刷検査装置と、
    前記印刷状態の検査結果を、個々の基板を特定する基板識別情報と関連づけた個別の検査結果データとして記憶する記憶部と、
    前記印刷検査装置の下流側に配置され、前記半田の印刷状態の検査後の基板を対象として、部品供給部から電子部品をピックアップし前記検査結果データに基づいて半田が印刷された前記基板に搭載する部品搭載機構を備えた部品搭載装置と、
    前記基板が前記印刷検査装置から前記部品搭載装置へ移動する移動経路に設けられ、前記基板を個別に待機させる待機位置が複数設けられた基板待機部と、
    前記印刷検査装置からの基板搬出が可能であることを示す搬出可能信号と当該搬出された基板を搬入して待機させるべき前記待機位置を特定する第1の待機位置情報および前記部品搭載装置への基板搬入が可能であることを示す搬入可能信号と当該搬入されるべき基板が待機中の前記待機位置を特定する第2の待機位置情報を承けて、印刷検査装置から前記基板待機部へ基板を搬入する搬入動作およびこの基板待機部から部品搭載装置へ基板を搬出する搬出動作を実行する基板搬送部と、
    前記基板待機部に待機中の複数の基板についての基板識別情報を前記待機位置と関連づけて記憶する待機基板情報記憶部と、
    前記搬入動作および搬出動作に伴って前記待機基板情報記憶部に記憶される基板識別情報を更新する識別情報更新処理部と、
    前記待機基板情報記憶部に記憶された基板識別情報およびこの基板識別情報と関連づけられた前記作業結果データを前記部品搭載装置に伝達する第1の情報伝達手段と、
    前記搬出可能信号と第1の待機位置情報とを前記印刷検査装置と基板待機部との間で授受し、前記搬入可能信号と第2の待機位置情報とを前記部品搭載装置と基板待機部との間で授受する第2の情報伝達手段とを備えたことを特徴とする電子部品実装システム。
  3. 前記印刷検査装置は、前記半田の印刷状態の良否判定結果および印刷位置の位置ずれ量の検出結果を含む検査結果データを記憶し、
    前記部品搭載装置は、前記位置ずれ量の検出結果に基づいて前記部品搭載機構を制御することにより前記電子部品の部品搭載位置を補正することを特徴とする請求項2に記載の電子部品実装システム。
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