JP2013220954A - 黒鉛ヒータ - Google Patents

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Abstract

【課題】接合強度および、耐久性が高い、大型化に有利なシリコン単結晶引き上げ用黒鉛ヒータに適したターミナル部と支持部との接合構造を提供する。
【解決手段】黒鉛ヒータ100は、筒状の本体部10と、該筒状の本体部10の中心軸aに沿って外側に延びる複数のターミナル部4と、該ターミナル部4と接合する支持部11を有してなり、前記筒状の本体部10には、その中心軸の反対側を向いた第1平面が形成されてなり、かつ前記支持部11には第2平面がそれぞれ形成されてなるとともに、前記第1平面と第2平面は、炭素系の接着層を介して接合されてなる。ターミナル部4を延長することにより自由に接着層の面積を大きくとることができ、さらには接着層にかかる応力を減らすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、黒鉛ヒータの接続構造に関する。
黒鉛ヒータの固定構造として、「基台に対して回転されるるつぼの周囲に配置されて、ルツボを加熱する黒鉛ヒータにおいて、この黒鉛ヒータの下端を、前記基台上側に固定される固定部材上に、炭素化または黒鉛化した接着層を介して固定したことを特徴とする黒鉛ヒータの固定構造」が開示されている。(特許文献1)
また、特許文献1では、産業上の利用分野として、チョクラルスキー法によるシリコン単結晶引き上げ装置に使用され、ルツボ内のシリコン原料を溶融するために使用される黒鉛ヒータの固定構造が例示されている。
実開平3−53791号公報
近年、シリコンウエハの大型化に伴い、シリコン単結晶引き上げ装置も大型化が進行している。また、シリコンインゴットが大型化し長くなったために、単結晶の引き上げ開始から終了までの時間も長くなっている。
これらは、以下の問題を引き起こす原因となる。
(1) 装置が大型化したために、装置の外殻であるチャンバとホットゾーンとの熱膨張差が大きくなる。このような熱膨張差は、もっとも温度が高くなる発熱領域である黒鉛ヒータの本体部と、碍子などの絶縁部材を介して冷却されたチャンバに接続される電極端子と、をつなぐ支持部の周辺には、熱膨張差によって応力が発生する。このような作用によって発生する応力は、装置の大型化に伴って、その値も大きくなる。
(2) 装置が大型化すると、黒鉛ヒータなどの部材の質量は装置の大きさの3乗に比例して増加する。これに対し、部材を受ける支持部分の面積は、装置の大きさの2乗に比例して大きくなる。このため、特許文献1に記載された固定構造(接着構造)をとる黒鉛ヒータの接着層にかかる応力は装置の大型化に伴って加速度的に大きくなる。
(3) 単結晶の引き上げ開始から終了までの時間が長くなったことにより、1回の引き上げ開始から引き上げ終了までの間に、黒鉛ヒータの本体部と支持部との接続部分に、折損、スパークなどのトラブルが発生する確率が高くなる。また、単結晶の引き上げ開始から終了までの時間が長くなったことにより、引き上げ開始前に黒鉛ヒータのトラブル発生を予測することが困難になり、ヒータの交換周期を長く設定しにくくなる。
このような課題を解決するために、本発明は、接合強度および、耐久性が高い、大型化に有利なターミナル部と支持部との接合構造を有する黒鉛ヒータを提供する。
前記課題を解決するための本発明の黒鉛ヒータの構成は
(1)筒状の本体部と、該筒状の本体部の中心軸に沿って外側に延びる複数のターミナル部と、該ターミナル部と接合する支持部を有してなり、
前記筒状の本体部には、その中心軸中心軸の反対側を向いた第1平面が形成されてなり、かつ前記支持部には第2平面がそれぞれ形成されてなるとともに、
前記第1平面と第2平面は、炭素系の接着層を介して接合されてなること
(2)前記支持部は、前記中心軸に対して回転対称軸となるように複数有していること
(3)前記第1平面は、前記中心軸側を向き、該第1平面と該中心軸側との距離は、該第1平面の中央で最小となること
(4)前記筒状の本体部には、スリットが形成された発熱部を有し、前記第1平面と前記中心軸との距離の最小値は、該発熱部内面の半径よりも小さいこと
(5)前記記載の黒鉛ヒータは、さらに接着層を貫通する炭素からなるボルトにより前記支持部と本体部とが接続されていること
(6)前記記載の黒鉛ヒータはシリコン単結晶引き上げ装置用に用いられること
を特徴とする。
本発明によれば、中心軸に沿って外側に延びる複数のターミナル部に該中心軸に平行な第1平面と、支持部の第2平面を接続している。このため、端部を延長することにより自由に接着層の面積を大きくとることができ、接着層にかかる応力を減らすことができる。
また、黒鉛または炭素の接着層は、有機物を含む接着剤を焼成あるいは黒鉛化して形成するので、焼成時あるいは黒鉛化時に寸法収縮を伴う。このため、有機物を含む接着剤を塗布した段階で接着層に厚みのばらつきがあると、焼成時あるいは黒鉛化時に厚い部分に空隙が形成され、強度低下の原因となる。本発明によれば、接着層で接合する面は共に平面であるので、加工誤差によって発生する接着層の厚みのばらつきを小さくすることができる。このため、接着層全体が均等に収縮することができ、空隙を形成しにくくすることができる。このため、接着強度を高めることができる。
さらに本発明は、第1平面と第2平面との間に接着層を有しているので、炉内の雰囲気ガスが第1平面と第2平面の接する部分に侵入しにくいので、第1平面または第2平面の酸化あるいは珪化などの反応により、減肉し折れやすくなったり、接触抵抗が高くなり、異常発熱したり、スパークすることを防止することができる。
以上の理由により、接合強度および、耐久性が高い、大型化に有利なシリコン単結晶引き上げ用黒鉛ヒータの本体部と支持部との接合構造を提供することができる。
本発明の黒鉛ヒータの一例を示す斜視図 図1の黒鉛ヒータのターミナル部を模式的に示す正面図 図1の黒鉛ヒータの本体部を模式的に示す平面図 図1の黒鉛ヒータのターミナル部と支持部の接合方法を示す説明図 図1の黒鉛ヒータのターミナル部と支持部の接合状態を示す説明図 本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの平面図 本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの正面図 本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの断面図 本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの本体部の平面図 本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの本体部の正面図 本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの本体部の寸法を示す説明図 本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの第1変形例を示す平面図 本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの第2変形例を示す底面図 本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの第2変形例を示す正面図
まず、説明のため、黒鉛ヒータの方向性の定義について説明する。図1に示すように、筒状の本体部は、筒の中心軸aが、z1−z2方向(z軸)、z1を上となるように定義する。中心軸aから特定のターミナル部の方向をx1方向(x軸)となるよう定義する。y軸は、x軸とz軸の両方に直交する。
例えば、対称にターミナル部を2個有する黒鉛ヒータの場合にはターミナル部はそれぞれ中心軸aからx1、x2方向に位置し、対称にターミナル部4を4個有する場合にはターミナル部はそれぞれ中心軸aからx1、x2、y1、y2方向に位置する。
本発明において、黒鉛は、等方性黒鉛、押出成形黒鉛、型押成形黒鉛などどのようなものでも利用することができる。
等方性黒鉛はコークスとバインダからなる原料粉を冷間等方性加圧(CIP:Cold Isostatic Press)成形した後、焼成、黒鉛化することによって得られる。等方性黒鉛は、CIP黒鉛材、特殊炭素などとも呼ばれる。等方性黒鉛材は、冷間等方性加圧によって成形されるので、素材の特性に方向性がつきにくいのが特徴であり、例えば固有抵抗又は熱膨張係数の異方比は1.3以下の素材を容易に得ることができる。等方性黒鉛材としては例えば、イビデン株式会社製ET−10、T−4、T−5など利用することができる。
押出成形黒鉛は、コークスとバインダとからなる原料粉を押出成形し、同様に焼成、黒鉛化することによって得られる。押出成形の際に、黒鉛結晶の六角網面が押出方向に揃いやすく、押出方向の固有抵抗、熱膨張係数が、最も低くなる特徴がある。押出成形電極は、黒鉛電極とも呼ばれ、製鋼用電極として広く使われている。押出成形黒鉛としては、例えばSGL社製HLM、SECカーボン社製PSG332などが利用できる。
型押成形黒鉛は、コークスとバインダからなる原料粉を型押成形した後、焼成、黒鉛化することによって得られる。1軸方向に加圧されるので、黒鉛結晶の六角網面が加圧方向に直交する面に揃いやすく、加圧方向の固有抵抗、熱膨張係数が、最も高くなる特徴がある。
一般に、等方性黒鉛及び型押成形黒鉛は押出成形黒鉛に比べ、細かな原料粉を使用できるので、組織の細かく高強度の素材が得られやすい。さらに等方性黒鉛は、固有抵抗のブロック内ばらつき及び方向性が小さいので、ヒータとして使用すると高強度が得られる上に、ヒータ製作時の全抵抗の誤差を小さくすることができる。
また、黒鉛の原料であるコークスはどのようなものでも利用することができる。ニードルコークス、アモルファスコークスのいずれであってもよく、石油系コークス、石炭系コークスのいずれでもよい。
黒鉛ヒータに供給する電源は特に限定されない。直流電源でも交流電源でもよい。交流電源の場合、単相でも三相でもよい。
本発明の支持部11は、黒鉛ヒータの本体部10からかかる荷重を支持する。本発明の支持部11は、本体部10の荷重を支持するのみではなく、黒鉛ヒータ100に電流を供給する機能を有していてもよい。また、荷重を支持するのみの支持部11、電流の供給と荷重の支持をする支持部11と混在していてもよい。
直流又は単相の電源の場合、支持部11及びターミナル部4は2組あれば黒鉛ヒータを構成することができる。尚、支持部11及びターミナル部4は2組に限定されず、それ以上用いてもよい。支持部11が4個使用され、90°毎に配置されている場合、それぞれ交互に極性の異なる電源をつないでもよく、互いに向かい合う支持部11に電源を接続し、その他の支持部11は単に黒鉛ヒータ100の荷重を支持するのみでもよい。
三相交流の電源を接続する場合には、支持部11を3個使用することが望ましい。電源を3個の支持部11に接続することにより、黒鉛ヒータ100をデルタ接続することができ、円筒形状の黒鉛ヒータ100に均等に電力を供給することができ、均等に発熱させることができる。
本発明の黒鉛ヒータ100は、中心軸aに沿って外側に延びる複数のターミナル部4を有している。中心軸aに沿って外側に延びるとは、円筒を延長する方向(z1方向またはz2方向)であり、例えば円筒が部分的に延長されて形成されている。本発明の黒鉛ヒータ100は複数のターミナル部4を有している。複数のターミナル部4はそれぞれ同一方向(z1方向又はz2方向)に延びていても、互いに異なる方向に延びていてもよいが、同一方向に延びていることが好ましい。同一方向に延びていると、黒鉛ヒータ100が加熱され熱膨張しても、複数のターミナル部4のz方向の位置は互いにずれないので、装置の黒鉛ヒータ取り付け部にz方向の熱膨張を打ち消す機構が不要となる。このため黒鉛ヒータのターミナル部4を容易に支持することができる。
図2は、本発明の黒鉛ヒータの一例の中心軸aと第1平面1との位置関係を模式的に示すターミナル部4の側面図である。図2(a)は、中心軸aと第1平面1が平行な場合を示し、一点鎖線は、筒状の黒鉛ヒータ100の中心線aである。図2(b)は、中心軸aと第1平面1とのなす角(第1の角度)αで交わる場合を示し、図中a’は中心軸に平行な説明のための補助線である。
本発明の黒鉛ヒータは、中心軸aに沿って外側に延びる複数のターミナル部4に、該中心軸a側または該中心軸aの反対側を向いた第1平面1を有している。第1平面1には炭素系の接着層3を介して、支持部11の第2平面1と接合される。第1平面1は、該中心軸側または該中心軸の反対側を向いているので、ターミナル部4を中心軸(z方向)に延長することにより、面積を自由に大きくすることができる。
第1平面1が中心軸側または中心軸の反対側を向いているとは、第1の角度αが小さいことを示す。好ましい第1の角度αは10°以下、より好ましい第1の角度αは0°すなわち平行であることが好ましい。第1の角度αが10°以下であると、薄いターミナル部4に十分に大きな面積の接着層3を確保することができる。さらに第1の角度αが0°(平行)であると、ターミナル部4の肉厚に無関係に大きな面積の接着層3を得ることができる。接着層3は、第1平面1のみではなく、ターミナル部4の下面に形成されていてもよい。本体部10と支持部11の接合面積をさらに大きくすることができる。
図3は、本発明の黒鉛ヒータ100の一例の中心軸aと第1平面1との位置関係を模式的に示す平面図である。中央の点は、筒状の黒鉛ヒータ100の中心線aを示す。図3(a)は、第1平面1と中心軸aとの距離は第1平面1の中央で最小となる場合、すなわち、第1平面1の中心と中心軸aとを結ぶ線と、第1平面1の法線とのなす角(第2の角度)βが0°である場合を示す。図3(b)は、第2の角度βが0°でない場合を示す。
本発明の第1平面1と中心軸aとの距離は第1平面1の中央で最小となることが好ましい。第1平面1と中心軸aとの距離は第1平面1の中央で最小となるとは、第1平面1の正面または背面に中心軸aがある位置関係にあることを示す。いいかえると、第1平面1の中心と中心軸aとを結ぶ線と、第1平面1の法線とのなす角(第2の角度)βがほぼ0°であることを示す。図2では、第1平面1と中心軸aとの距離は第1平面1の中央で最小となっている状態を示している。第2の角度βが大きな値をとり、第1平面1が横を向いた状態であると、接着層3を大きくとることが難しくなる。
図4は、ターミナル部4と支持部11との接合方法の一例を示す。図4は、ターミナル部4と、支持部11を接合する前を示し、第1平面1または第2平面1には炭素系接着剤が塗布されている。
図5は、ターミナル部4と支持部11との接合した状態を示す。図4に示す接合前の状態において、炭素系接着剤は、第1平面1及び第2表面の両方に塗布されていてもよい。炭素系接着剤は後述するように硬化・焼成することにより炭素質の接着層3を形成する。図4では、さらに支持部11とターミナル部4を接続するためのボルト穴9が支持部11とターミナル部4の双方に形成されている。これらのボルト穴9には、炭素からなるボルト8がねじ込まれる。ボルト8は、支持部側からでも、ターミナル部側からでもどちらから挿入されてもよい。ターミナル部4と支持部11のいずれかに雌ねじを有するか、ナットをさらに有し、雌ねじとボルトあるいはボルトとナットで支持部11とターミナル部4が締め付けられる。
炭素系の接着層3は、黒鉛または炭素からなる。炭素系の接着層3は、炭素系接着剤を焼成して得ることができ、焼成後にも、強度と導電性を有しているので好適に利用することができる。炭素系の接着剤は例えば、熱硬化性樹脂ではCOPNA樹脂、フェノール樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂が挙げられ、熱可塑性樹脂では、ピッチ、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコールなどを利用することができる。COPNA樹脂とは多環芳香族と、2基以上の水酸基からなる架橋剤及び酸触媒からなる。中でもCOPNA樹脂は、高い強度と導電性を有しているので好適に利用することができる。
炭素系接着剤は、有機物の前駆体を焼成することにより、黒鉛または炭素の接着層3を形成する。焼成の際に有機物の体積が減り、接着層3の体積は炭素系接着剤よりも小さくなる。接着層3の体積が減少すると、接着層3の厚い部分が収縮しやすく厚い部分に空隙ができやすくなる。接着層3に空隙ができると接着力が小さくなり、抵抗も高くなる。このような場合、黒鉛ヒータとして使用した際に、接着層3が剥離したり、接着層3で異常発熱する原因となる。
接着層3に空隙ができることを防ぐため、これらの炭素系の接着剤に、骨材として黒鉛粉あるいは炭素粉を加えてもよい。接着剤の中に骨材を加えることによって体積の減少を小さくし、接着層3に空隙ができることを防ぐことができる。
本発明のターミナル部4には第1平面1を有し、支持部11には第2平面1を有していることを特徴とする。すなわち被接着面は共に平面で構成される。
ターミナル部4と支持部11の接合部分が曲面で形成される場合には、切削物、加工機の温度などの原因により加工誤差が生じやすい上、刃物で少しずつ切削するので凹凸ができやすい。また、被接着面が曲面である場合には2つの接着面の形状を同一に加工しても、貼り付ける際に両者の凹凸を一致させ、隙間無く接着することは難しい。
このような理由から、曲面の被接着面は、加工誤差、表面の凹凸、貼り付け時のずれによって接着剤の厚さにばらつきが生じ、焼成時に厚い部分が大きく収縮し接着層3に空隙ができやすくなる。
これに対し、第1平面1は、例えば黒鉛の材料を旋盤などで筒状に加工した後、マシニングセンタで平面となるように加工することにより得ることができる。第1平面1の加工は細かな加工をする必要がないので、Rの大きな刃物あるいは線状の刃先を有する刃物を使用して加工することができる。このため、精度が高く凹凸の小さな面を容易に得ることができる。
支持部11の第2平面1は、例えば刃物を使ったフライス加工、砥石を使った平面研削盤などで加工することができる。いずれの加工もRの小さな刃物で加工する必要が無いので加工面に凹凸ができにくく、精度が高く凹凸の小さな面を容易に得ることができる。
本発明では、第1平面1、第2平面1は、共に平面であるので、加工誤差の影響を受けにくい、表面に凹凸ができにくい、貼り合わせ時のずれの影響を受けにくいといった特徴がある。これによって、接着剤の厚さのばらつきが生じにくくなるために、接着層3に空隙を形成させにくくすることができる。このため、接着層3の接着強度、導電性を高めることができる。
本発明の支持部11は、中心軸aに対して回転対称軸となるように複数有していることが好ましい。複数の支持部11が回転対称に備えられていると支持部間の抵抗を同等にすることができるので黒鉛ヒータの発熱のばらつきを小さくすることができる。
本発明の黒鉛ヒータ100の本体部10は筒状の形状である。筒状の本体部10には、z1方向、z2方向から交互にスリット7が形成された発熱部5を有している。スリット7は本体部の全周に形成されていることが好ましいが、電流はターミナル部4から右回り、左回りに分かれ電圧降下の仕方は同じであるので、ターミナル部4近傍ではスリット7を省略することができる。
本発明の黒鉛ヒータ100は、スリット7の本数を増やせば黒鉛ヒータの全抵抗が高くなり、スリット7の本数を減らせば黒鉛ヒータの全抵抗は低くなるので、スリット7の本数を増減することで全抵抗を調整することができる。
また、黒鉛ヒータ100の全抵抗は筒状部6の厚さでも調整することができる。筒状部6の厚さは内径側でも外形側のいずれで調整してもよい。スリット7を加工後に、黒鉛ヒータの全抵抗を調整する場合には、中芯を入れて外径側を加工すると容易に加工し、全抵抗を調整することができる。
本発明の第1平面1と中心軸aとの距離の最小値は、発熱部内面5aの半径よりも小さいことが望ましい。すなわち、第1平面1の中央は、発熱部内面5aより内側に位置する。ここでは、第1平面1が内側を向いている。第1平面1の中央は、発熱部5内面より内側に位置するのでターミナル部4の肉厚を十分に大きくすることができる。このため、ターミナル部4は発熱しにくく、接着層3の幅を大きくしやすいので、ターミナル部4をあまり延長することなく接着層3の面積を大きくすることができる。
本発明の黒鉛ヒータ100は、さらに接着層3を貫通する炭素からなるボルト8によって支持部11と本体部とが接続されていることが望ましい。炭素からなるボルトとは、黒鉛のボルトでも、C/Cコンポジットからなるボルトであってもよい。炭素からなるボルト8で接続されていると、支持部11と本体部とを接続することのみならず、炭素系接着剤を薄くするように焼成過程で強く圧力を保持することができる。圧力をかけながら焼成するよって空隙の発生を防ぐことができる。空隙ができにくいので、接着層3の接着強度及び導電性を高くすることができる。
本発明の黒鉛ヒータは、シリコン単結晶引き上げ装置用に用いられる黒鉛ヒータとして好適に利用することができる。シリコン単結晶引き上げ装置用黒鉛ヒータは、シリコンウエハが大口径化することによってサイズの大きなヒータが必要である上に、低電圧で使用するので発熱量を得るために大電流を流す。このため、接着層3には高い導電率が求められるからである。また、本発明の黒鉛ヒータ100は、黒鉛化かなり、接着層3は炭素質であるので、金属材料が含まれていない。黒鉛及び炭素質材料は昇華点が3600℃以上であり。きわめて蒸気圧が低いので、シリコン単結晶引き上げ装置用黒鉛ヒータとして好適に利用することができる。
本発明の実施形態1では、ターミナル部が2個ある黒鉛ヒータを説明する。
図6に実施形態1の黒鉛ヒータの平面図、図7に実施形態1の黒鉛ヒータの正面図、図8に実施形態1の黒鉛ヒータの断面図を示す。
図9に本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの本体部の平面図、図10に本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの本体部の正面図、図11に本発明の実施形態1の黒鉛ヒータの本体部の寸法を示す説明図を示す。
黒鉛ヒータの筒状部6の外径2Rは、1000mm、内径2rは950mmであり、共に発熱部5の外径及び内径と同じである。本体部高さhは、800mm、筒状部高さcは700mmである。発熱長bは本体部の高さのうち上下からのスリット7が共に到達している領域の長さを示し、500mmである。
黒鉛ヒータの材質は、イビデン株式会社製ET−10である。スリット7は、下側から45°毎に等間隔で8本形成され、上側は45°間隔で6本形成されている。ターミナル部4の位置に上から形成されるスリット7は、省略できるので上からは6本でよい。
ターミナル部4には、内側に向かって第1平面1が形成されている。2つのターミナル部4の第1平面間の距離2Lは800mmである。ターミナル部4は、互いに向かい合う位置関係(中心軸aに対して180°)にある。
第1平面1は、中心軸aと平行であり、第1平面1は、中央部で中心軸aとの距離が最小となっている。すなわち第1平面1の正面に中心軸aが位置している。
2つのターミナル部4の第1平面1には、炭素系の接着層3を介してL字形状の支持部11が接続されている。ターミナル部4には、ねじ穴を有し、支持部側から黒鉛のボルト8で締め付けられている。L字形状の支持部下端には、電源がつながっている。
炭素系の接着層3は、COPNA樹脂が炭化することによって形成されている。
本実施形態の黒鉛ヒータ100は、例えば以下の手順によって製作される。
本体部10は、まず黒鉛を旋盤により加工し、底が内側に折れ曲がった円筒形状に加工する。次にマシニングセンタを用い、ターミナル部4が形成されるように下側を加工したのちスリット7を加工する。次にL字形状をした支持部の第2平面1を第1平面1に炭素系接着剤(COPNA樹脂)で接着する。
COPNA樹脂の接着は、COPNA樹脂を加熱しての粘度を下げて行う。粘度が低いので接着剤に圧力を加えることにより薄くすることができる。圧力はどのようにして加えてもよいが、接着層3を貫通する黒鉛のボルト8で加えることができる。本実施形態では、さらにボルト8で圧力を加えながら硬化、焼成するので、COPNA樹脂の炭化収縮に合わせて接着層3を圧縮することができ、空隙がなく強度、導電率の高い接着層3を得ることができる。
具体的なCOPNA樹脂の接着方法は、本体部10と支持部11をあらかじめ加熱しておく。加熱温度は、40〜100℃が望ましい。次にCOPNA樹脂を、第1平面1または第2平面1に塗布し、貼り合わせる。COPNA樹脂は高粘度であるので、50℃程度に加熱すると容易に塗布することができる。第1平面1と第2平面1を貼り合わせた後、圧力を加え、接着剤を薄く引き延ばす。このとき余分な樹脂と共に気泡が外部に流出する。次に圧力を加えたまま、硬化、焼成する。圧力は、クランプなど治具を使って加えてもよいが、本体部10、支持部11に形成された穴をボルト8によって締め付けて加えてもよい。ボルト8を用いて締め付けると位置決め精度が高くなる上に、硬化、焼成時に本体部10、支持部11と同様に熱膨張するので、締め付け力が熱をかけても変化しにくく、圧縮力を維持できる。また、ボルト8はヒータと同様に炭素からなるので、加熱によって、軟化、溶融、変質することがないので、好適に利用することができる。
貼り合わせた後の硬化は、100〜200℃30分間以上の条件で実施することが望ましい。100〜200℃30分間以上の条件で硬化すると、緩やかな条件で十分に硬化できるので、硬化過程で発泡による空隙を形成しにくい。このため強度、導電率の高い接着層3を得ることができる。さらに、黒鉛ヒータを2000℃に還元雰囲気下あるいは不活性ガス雰囲気下で加熱し、接着層3を炭化あるいは黒鉛化する。炭化あるいは黒鉛化することによって接着層3に高い導電率が付与される。
本実施形態の黒鉛ヒータ100は、単相交流、直流の電源に接続することができる。
図12は、実施形態1の第1変形例であるターミナル部4が3個ある黒鉛ヒータについて説明する。本変形例の黒鉛ヒータは、三相交流の電源に接続して使用することができる。本変形例の黒鉛ヒータには3個のターミナル部4にはそれぞれの支持部11を通してR,S,T相に接続され、デルタ接続となる。
図13は、実施形態1の第2変形例の本体部の底面図を示す。図14は実施形態1の第2変形例の本体部の正面図を示す。実施形態1の第2変形例はターミナル部4が2個であってターミナル部4の第1平面1が中心軸aの反対側を向いた黒鉛ヒータを示す。本変形例では、第1平面1が外側に向き、接着層3を介して支持部11は黒鉛ヒータの周囲に構成されている。
a 中心軸
1 第1平面
2 第2平面
3 接着層
4 ターミナル部
5 発熱部
5a 発熱部内面
5b 発熱部外面
6 筒状部
7 スリット
8 ボルト
9 ボルト穴
10 本体部
11 支持部
100 黒鉛ヒータ
α 第1の角度
β 第2の角度
前記課題を解決するための本発明の黒鉛ヒータの構成は
(1)筒状の本体部と、該筒状の本体部の中心軸に沿って外側に延びる複数のターミナル部と、該ターミナル部と接合する支持部を有してなり、
前記筒状の本体部には、該中心軸または該中心軸の反対側を向いた第1平面が形成されてなり、かつ前記支持部には第2平面がそれぞれ形成されてなるとともに、
前記第1平面と第2平面は、炭素系の接着層を介して接合されてなること
(2)前記支持部は、前記中心軸に対して回転対称軸となるように複数有していること
(3)前記第1平面は、前記中心軸側を向き、該第1平面と該中心軸側との距離は、該第1平面の中央で最小となること
(4)前記筒状の本体部には、スリットが形成された発熱部を有し、前記第1平面と前記中心軸との距離の最小値は、該発熱部内面の半径よりも小さいこと
(5)前記記載の黒鉛ヒータは、さらに接着層を貫通する炭素からなるボルトにより前記支持部と本体部とが接続されていること
(6)前記記載の黒鉛ヒータはシリコン単結晶引き上げ装置用に用いられること
を特徴とする。

Claims (6)

  1. 筒状の本体部と、該筒状の本体部の中心軸に沿って外側に延びる複数のターミナル部と、該ターミナル部と接合する支持部を有してなり、
    前記筒状の本体部には、その中心軸中心軸の反対側を向いた第1平面が形成されてなり、かつ前記支持部には第2平面がそれぞれ形成されてなるとともに、
    前記第1平面と第2平面は、炭素系の接着層を介して接合されてなることを特徴とする黒鉛ヒータ
  2. 前記支持部は、前記中心軸に対して回転対称軸となるように複数有していることを特徴とする請求項1に記載の黒鉛ヒータ
  3. 前記第1平面は、前記中心軸側を向き、該第1平面と該中心軸側との距離は、該第1平面の中央で最小となることを特徴とする請求項1または2に記載の黒鉛ヒータ
  4. 前記筒状の本体部には、スリットが形成された発熱部を有し、前記第1平面と前記中心軸との距離の最小値は、該発熱部内面の半径よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の黒鉛ヒータ
  5. 前記記載の黒鉛ヒータは、さらに接着層を貫通する炭素からなるボルトにより前記支持部と本体部とが接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の黒鉛ヒータ
  6. 前記記載の黒鉛ヒータはシリコン単結晶引き上げ装置用に用いられることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の黒鉛ヒータ
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