JP2013220896A - 移動棚装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置環境が暗くても、形成されつつある作業通路に面する移動棚の収納物品を視認できる移動棚装置を得る。
【解決手段】複数の移動棚が集合離散可能に並べられた移動棚装置であって、移動棚間に形成される通路が所定幅以上であるか否かを検出することができる通路幅検出装置4と、移動棚間に形成される通路を照明する照明灯3と、移動棚間への作業通路形成動作中に通路が所定幅以上になったことを通路幅検出装置4が検出したときから所定時間だけ計測する計時部25と、計時部25が時間を計測している間照明灯3を点灯させ計時部25が所定時間計測することにより照明灯3を消灯させる制御部2と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の棚が集合離散可能に並べられて使用される移動棚装置に関するもので、特に、棚と棚との間に形成される作業通路の照明装置に関するものである。
複数台の移動棚を集合離散可能に並べることによって構成される移動棚装置は、物品を出し入れしようとする移動棚の前面にのみ必要な幅の作業通路を形成し、他の移動棚は集合させておくことができるため、スペースの利用効率が高くなる。移動棚装置は屋内において用いられ、かつ、複数の棚が密集した状態で使用されるため、屋内に照明灯が設置されている場合であっても、上記作業通路内の照度が不足しがちである。そこで、各移動棚に、その間口すなわち物品出し入れ口の前方に作業通路が形成された場合に上記作業通路を照明する照明灯が設けられている。
移動棚装置における照明灯の原始的な点灯・消灯制御は、移動棚間に所定の幅以上の作業通路が形成されていればその作業通路を照明する照明灯を点灯し、上記作業通路が所定の幅よりも狭くなれば上記照明灯を消灯させるものである。しかし、このような原始的な点灯・消灯制御によれば、作業通路内で作業が行われていなくても、作業通路が形成されている限り照明灯が点灯し続けるため、電力を浪費する難点がある。
そこで、照明灯が無駄に点灯し続けないように様々な工夫がなされている。特許文献1記載の発明はその一つで、移動棚が何ら動作することなく第1所定時間(例えば20分)経過すると、照明灯への給電を停止して消灯し、引き続き第2所定時間が経過すると移動棚への電源供給を遮断する構成とした棚設備に関するものである。
特許文献1記載の発明によれば、照明灯によって消費する電力をある程度軽減することができる。しかし、移動棚を何ら動作させない状態が続いても、第1所定時間が経過するまでは無駄に照明灯が点灯し続ける。あるいは、形成した作業通路において物品の出し入れ作業を第2所定時間以上続けていると、照明灯が消灯する不具合がある。また、第2所定時間が経過すると電源が遮断されるため、電源を復活させる操作が必要であり、操作が煩雑になる難点がある。
上記のような不具合を回避するために、形成された作業通路に人や作業台車などが進入していれば照明灯を点灯し、作業通路内から人や作業台車などが退出すれば照明灯を消灯するように構成することが考えられる。特許文献2記載の発明はその例で、光電センサを用いた作業通路への進入・退出検出手段と、この進入・退出検出手段による進入・退出の検出数をカウントして記憶するカウント記憶手段を備え、上記カウント値が、作業通路内に人が進入している値であれば通路ロックをかけるとともに通路照明灯を点灯させ、進入と退出のカウント値が一致したときは通路ロックを解除するとともに通路照明灯を消灯させるものである。
特許文献2記載の発明によれば、作業通路内に人がいる場合にのみ通路照明灯が点灯するため、消費電力の無駄を無くすことができる。上記進入・退出検出手段は、作業通路への出入り口に、作業通路への進行方向に配置された二つの光電センサからなり、この二つの光電センサによる検出信号の時間的な前後の関係で作業通路への進入・退出を検出する。しかしながら、二つの光電センサからなる進入・退出検出手段は検出結果の信頼性が劣る。すなわち、作業通路に二人の人間が同時に出入りすると光電センサは一人の人間の出入りと誤って検出し、また、一人の人間の出入りであっても、胴体と腕を別々に検出することがあり複数の人間が出入りしたものと誤って検出することがあるからである。
特許文献1および2記載の従来例のほかに、以下のように動作する移動棚装置が一般的に用いられている。すなわち、希望の位置に作業通路を形成させるために操作スイッチを操作すると、操作スイッチの操作と同時にインターロック状態になるとともに形成しようとする作業通路を照明する照明灯が点灯し、また、移動棚が移動して希望の位置に作業通路が形成される。別の位置に作業通路を形成することが可能な状態にするために上記インターロックを解除すると、上記照明灯が消灯する。上記インターロックを解除した後、既に形成されている上記作業通路に人などが進入すると進入センサが作動してインターロック状態になり、上記照明灯が再び点灯する。
上記一般的に用いられている従来の移動棚装置によれば、以下のような技術的課題がある。
(1)作業通路内での作業が終了後、通路照明灯を消灯させるにはインターロックを解除するためのスイッチを操作する必要があるが、このスイッチ操作を忘れることがある。
(2)複数箇所に通路を形成して使用する場合、インターロック状態を維持してそれぞれの作業通路を維持する必要があるため、作業を終了した通路の照明灯も点灯し続け、電力が浪費される。
(3)移動棚への物品の出し入れ作業を行うことなく、単に移動棚を移動させる必要がある場合でも、形成される作業通路の照明灯が点灯することになり、電力が浪費される。
(4)照明灯が蛍光灯などのようにスイッチオンから点灯までに時間を要する照明灯が使用されている場合、作業者はスイッチオンから点灯までの間収納物検索ができず、照明灯が点灯するまでに移動棚が作業者の面前を通り過ぎてしまうことがある。
(5)作業通路形成動作が終了後、照明灯が点灯するものにおいては、移動棚装置の設置環境が暗い場合、形成されつつある作業通路に面する移動棚の収納物品を確認することができない。したがって、作業通路形成後にその作業通路が目的の作業通路でなかった場合は改めて別の位置に作業通路形成動作を行わせる必要があり、迅速かつ的確な作業通路形成ができない。
(6)作業通路を形成させるために操作スイッチを操作すると直ちに照明灯が点灯する形式の移動棚においては、形成されつつある作業通路に面する移動棚の収納物品を確認することができる利点があるが、電力が照明灯で浪費される難点がある。
特開2004−35233号公報 特開平11−99821号公報
本発明は、移動棚装置の設置環境が暗い場合でも、形成されつつある作業通路に面する移動棚の収納物品を確認することができるようにするとともに、照明灯による電力の浪費を回避することができる移動棚装置を提供することを目的とする。
複数の移動棚が集合離散可能に並べられた移動棚装置であって、
前記移動棚間に形成される通路が所定幅以上であるか否かを検出することができる通路幅検出装置と、
前記移動棚間に形成される通路を照明する照明灯と、
前記移動棚間への作業通路形成動作中に通路が所定幅以上になったことを前記通路幅検出装置が検出したときから所定時間だけ計測する計時部と、
前記計時部が時間を計測している間前記照明灯を点灯させ前記計時部が所定時間計測することにより前記照明灯を消灯させる制御部と、
を備えていることを最も主要な特徴とする。
作業通路形成動作中に通路幅が所定幅以上になったことを通路幅検出装置が検出すると、計時部が計時を開始するとともに制御部が照明灯を所定時間点灯させて消灯させる。したがって、例えば、暗い場所に移動棚装置が設置されていたとしても、通路形成途中に通路照明灯が一時的に点灯し、形成されつつある通路の両側の収納物を確認することができる。収納物を確認した結果、望まない位置に通路が形成されようとしている場合は通路形成を中止して別の位置に通路を形成することができるため、収納物の出し入れ作業の能率を高めることができる。上記照明灯の点灯は一時的なものであるから、照明灯で消費される電力を節約することができる。
本発明に係る移動棚装置の一実施例の外観を示す正面図である。 本発明に係る移動棚装置の別の実施例の外観を示す正面図である。 本発明に適用可能な通路幅検出装置の例を示す斜視図である。 本発明に係る移動棚装置が電動式移動棚装置である場合に適用可能な制御系の例を示すブロック図である。 本発明に係る移動棚装置が電動式移動棚装置である場合に適用可能な制御系の別の例を示すブロック図である。 本発明に係る移動棚装置が電動式移動棚装置である場合に適用可能な制御系のさらに別の例を示すブロック図である。 本発明に係る移動棚装置が手動式移動棚装置である場合に適用可能な制御系の例を示すブロック図である。 本発明に係る移動棚装置が電動式移動棚装置である場合の動作例を示すフローチャートである。 本発明に係る移動棚装置が電動式移動棚装置である場合の別の動作例を示すフローチャートである。 本発明に係る移動棚装置が手動式移動棚装置である場合の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る移動棚装置の各種実施例について図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、「作業通路」とは、移動棚間に形成される通路でありかつ物品の出し入れ作業に支障のない十分な幅の通路のことを言う。また、「通路が所定幅以上であるか否か」という場合の「所定幅」とは、作業通路形成動作中に形成される通路の幅であって上記作業通路よりも狭い幅のことを言う。上記「所定幅」の基準としては、例えば、移動棚の上方に支持されている照明灯を視認できる程度の幅である。
本発明に係る移動棚装置は、電動式の移動棚にも、手動式の移動棚にも適用可能である。図1、図2はいずれも電動式移動棚に本発明を適用した例を示しており、それぞれ3台の移動棚1が床上に集合離散可能配置されている例を示している。図1、図2に示す各移動棚1は、紙面に対し直交する方向の面が物品の出し入れ面すなわち間口面になっており、間口面に直交する方向に配置されている側パネル13の面を正面として描かれている。また、各移動棚1は、図示されない走行車輪およびこの走行車輪を回転駆動するモータにより、側パネル13の面と平行な方向すなわち間口面に対し直交する方向に移動することができる。
図1、図2に示す例は、左端の移動棚1と左端から2台目の移動棚1の間に作業通路が形成された例であって、左端の移動棚1から斜め上方に延びたアームによって上記通路を照明する照明灯3が支持されている。照明灯3は上記のようにして各移動棚1に設けられているが、左端の移動棚1で支持された照明灯3以外の描写は省略されている。各移動棚1の側パネル13には、右行きを指示する操作スイッチ11、左行きを指示する操作スイッチ12が組み込まれている。図1、図2に示す例において、左端の移動棚1には制御部2が組み込まれている。他の移動棚にも制御部2が組み込まれているが図示は省略されている。制御部2は、移動棚1の移動、インターロック、通路照明灯の点滅などの制御を行う。
図1に示す例と、図2に示す例の違いは、通路幅検出装置の違いにある。通路幅検出装置は、隣り合う移動棚1間に形成される通路が所定幅以上になったことを検出するもので、図1に示す例は、通路幅検出装置4が距離センサからなり、図2に示す例は通路幅検出装置5が揺動アームを用いた形式になっている。上記距離センサは、例えば対向する移動棚1に向かって超音波を発射し、対向する移動棚1から反射されて戻ってくる超音波の時間遅れなどを検出するものである。距離センサからの検出信号は、後で説明する通路幅検出部で演算処理され、通路幅Dが検出される。
図2に示す通路幅検出装置5は、図3に示すように、揺動アーム51とスイッチ55を主体として構成されている。移動棚1の天板14上の左右両端部には、揺動アーム51の一端部が、上記天板14の面と平行な平面内したがって水平面内において回転可能に取り付けられている。一方の移動棚1から他方の移動棚1に向かって斜めに延びた揺動アーム51の先端部は、他方の移動棚1から斜めに延びた揺動アーム51の先端部に互いに水平面内において回転可能に連結されている。したがって、相対向する移動棚1の間隔に応じて揺動アーム51の回転角度が変わる。相対向する移動棚1が近接しているときは、双方の移動棚1から延びている揺動アーム51が近接して、相互の揺動アーム51の連結部を中心とした角度が鋭角的になり、相対向する移動棚1の間隔が広がるにしたがい上記角度が広がる。
移動棚1の左右両端部の揺動アーム51のうち、一方の揺動アーム51の基端部近くにはスイッチ押圧部材56が固着され、揺動アーム51の揺動に伴うスイッチ押圧部材56の移動範囲内に、スイッチ55の操作ボタンが位置している。相対向する移動棚1の間隔が所定の間隔よりも狭いときはスイッチ押圧部材56がスイッチ55の操作ボタンを押圧し、相対向する移動棚1の間隔が所定の間隔より広くなるとスイッチ押圧部材56によるスイッチ55の操作ボタンの押圧が解除されるように調整されている。スイッチ55のオン、オフ切り換え信号は後で説明する通路幅検出部に入力される。
図3に示す通路幅検出装置5の主要な構成部材である揺動アーム51は、隣接する移動棚間を電気的につなぐケーブルの支持部材を兼ねている。すなわち、隣接する移動棚から延び出て互いに回転可能に連結される揺動アーム51は、上記連結部を除いてチャンネル状に形成され、このチャンネル状の部分にケーブル58が引き通されている。ケーブル58は、隣接する移動棚相互間での信号のやり取り、電源の供給に用いられる。
本発明を適用することができる手動式移動棚の外観は図示されていないが、従来知られている手動式移動棚一般に適用可能である。例えば、各移動棚の側パネルに回転操作可能なハンドルを設け、このハンドルの手動による回転力を、減速機構を介して走行車輪に伝達することにより任意の移動棚を移動させることができるようにしたものでもよい。あるいは、小規模な移動棚装置であれば、移動棚を直接手動で押しあるいは引いて移動させるようにしたものでもよい。
次に、移動棚装置における作業通路照明装置の各種実施例について説明する。電動式移動棚の実施例の中には、インターロック方式が新規なものも含まれているが、本発明に適用するインターロック方式は、従来の電動式移動棚におけるインターロック方式のように、通路を形成するための操作スイッチが操作された時点でインターロックをかけ、上記操作スイッチ以外の操作スイッチの操作を無効とする方式であってもよい。
図4は、電動式移動棚において通路幅検出装置として距離センサを用いた実施例を示す。図4において、制御部2は、例えば1枚の回路基板にまとめられていて、複数のブロックで示す機能を果たすようにプログラムされたマイクロコンピュータ乃至はマイクロプロセッサを主体として構成することができる。あるいは各機能を果たすICやロジック回路、リレー回路などで構成することができる。制御部2は、インターロック部21、点灯維持部22、モータ駆動部24、設定時間点灯部23、計時部25、通路幅検出部41を備えている。
制御部2には、前記操作スイッチ11、操作スイッチ12、移動棚を駆動する駆動モータ30、通路幅検出装置としての超音波センサ4、隣接する移動棚間に形成される通路に進入する作業者などの物体を検出する進入センサ60、および照明灯3の点滅動作を行わせる照明リレー26が、外部接続部材として接続されている。上記操作スイッチ11を操作している間は、その移動棚が右の方に向かって移動するように、モータ駆動部24がモータ30を駆動する。上記操作スイッチ12を操作している間は、その移動棚が左の方に向かって移動するように、モータ駆動部24がモータ30を駆動する。操作スイッチ11又は操作スイッチ12の操作を止めるとモータ30の駆動が停止し、移動棚が停止する。
本実施例では、各電動式移動棚は他の移動棚との電気的な連携がなく単独に移動するようになっていて、一つの移動棚の進行方向に他の移動棚がある場合は、他の移動棚を押し動かすようになっている。かかる電動式移動棚の駆動源であるモータは、始動時のトルクが最大になる特性を有する直流モータが適している。始動時のトルクが最大になる直流モータを駆動源とすると、モータから駆動車輪に至る動力伝達系の減速比を小さくすることができるため、他の移動棚によって押し動かされるときの機械的な抵抗が小さく、他の棚で押し動かされることを想定した移動棚の駆動源として適している。
移動棚が駆動されて隣接移動棚との間隔が広がるにしたがい超音波センサ4からなる通路幅検出装置の検出信号が変化し、この検出信号を通路幅検出部41が演算することにより、上記隣接移動棚との間隔をリアルタイムで検出する。通路幅検出部41は、隣接移動棚との間隔が予め設定されている通路幅に達すると、照明リレー26を作動させて照明灯3を点灯すると同時に計時部25による計時を開始させる。計時部25によって計測される時間は設定時間点灯部23で例えば10秒というように予め設定されていて、この予め設定されている時間だけ照明灯3を点灯させ、設定時間が経過すると照明リレー26を作動させて照明灯3を消灯させる。
上記照明灯3の点灯動作は、移動棚相互間の通路が十分に開かないうちに、すなわち物品の出し入れ作業に必要な作業通路の幅よりも狭い通路幅、例えば、移動棚の上方に支持されている照明灯を視認できる程度の所定の幅に達したときに行われる。したがって、移動棚装置が暗い環境の中に設置されていても、照明灯3の一時的な点灯により、通路に面する移動棚に収納されている物品や空きスペースなどを目視により確認することができる。所望の位置に通路が形成されつつあるのであれば、そのまま通路形成動作を継続させればよく、形成されつつある通路の位置が所望の位置でなければ、通路形成動作を停止し別の位置に作業通路を形成すべく操作すればよい。別の位置に作業通路を形成する動作に際して、照明灯3の一時的な点灯によって照明されている通路が上記所定の幅よりも狭められると、一旦点灯した照明灯3は消灯される。
本実施例では、上記のように移動棚間に通路を形成すべく操作スイッチ11または12を操作しただけではインターロックがかからない構成になっている。この点で、従来の電動式移動棚のように操作スイッチを操作したときからインターロックがかかる構成とは異なっている。したがって、上記のように通路形成動作の途中で通路形成動作を中止し、別の位置に通路を形成しようとする場合でも、インターロックを解除する操作をすることなく、直ちに別位置に通路を形成する操作を行うことができる。
物品の出し入れをするのに必要な幅の作業通路が所望の位置に形成されると操作スイッチ11または12の操作を止め、モータ駆動部24によるモータ30の駆動を停止させて移動棚の移動を停止させる。この時点でもまだインターロックはかかっていない。作業通路に人や台車などの物体が進入するとこれを進入センサ60が検出し、この検出信号によって初めてインターロック部21がインターロックをかける。この場合のインターロックとは、別の位置に作業通路を形成すべく別の棚の操作スイッチ11または12が操作されても、移動棚の移動を規制することをいう。インターロック部21がインターロックをかけると、点灯維持部22が照明リレー26を動作させて照明灯3を点灯させる。
点灯維持部22は、計時部25が所定時間を計測中に、したがって照明灯3が一時的に点灯しているときに、作業通路が形成されかつロック装置すなわち上記インターロック部21が移動棚の移動を規制すると、計時部25がタイムアップしても照明灯3の点灯を維持させる。作業通路から人や台車などが退出すると、進入センサ60による検出信号が途絶え、インターロック部21がインターロックを解除し、点灯維持部22が照明リレー26を反転させて照明灯3を消灯させる。
上記実施例の変形例として、インターロック部21によるインターロックおよびその解除を、インターロック操作部材の操作によって行うようにしてもよい。インターロック操作部材としては、専用の操作部材であってもよいし、操作部材11,12が兼ねていてもよい。操作部材11,12がインターロック操作部材を兼ねている場合とは、一つの移動棚の操作部材11又は12が操作されて通路が形成されている状態で、別の操作部材11又は12が操作された場合にインターロックがかかるように構成されている場合である。この変形例の場合、インターロックがかかっていない状態で、形成された作業通路に進入してもインターロックがかからず、インターロック操作部材を操作することによってインターロックがかかり、通路照明灯3が点灯する。インターロック操作部材を操作してインターロックを解除すると通路照明灯3が消灯し、別の位置に作業通路を形成可能になる。
図5は、電動式移動棚において通路幅検出装置として通路幅検出スイッチを用いた実施例を示す。図5に示す実施例は、図4に示す実施例における超音波センサ4に代り、図3に示す揺動アーム形式の通路幅検出装置5で用いられている通路幅検出スイッチ55を備えている。そのほかの制御部2の内部構成は図4に示す実施例における制御部2の内部構成と同じである。制御部2に接続されている外部接続部材も図4に示す実施例と略同じであり、左側通信線と右側通信線が接続されている点が異なっている。左側通信線は左側の移動棚の制御回路に接続され、左側の移動棚からの右行き信号を伝達し、また、左側の移動棚に左行き信号を伝達する。右側通信線は右側の移動棚の制御回路に接続され、右側の移動棚からの左行き信号を伝達し、また、右側の移動棚に右行き信号を伝達する。
操作スイッチ11および操作スイッチ12は、図4に示す実施例における操作スイッチ11、12と同様に、操作している間はその移動棚が右又は左の方に向かって移動し、操作を止めると移動棚が停止するような構成にしてもよく、一度操作すると作業通路が形成されるまで移動棚が移動するような構成にしてもよい。何れにせよ、操作スイッチ11を操作すると右行き信号を生成してその棚を右方に移動させるとともに、生成した右行き信号を右側の棚に伝達して右側の棚を右方に移動させる。また、操作スイッチ12を操作すると左行き信号を生成してその棚を左方に移動させるとともに、生成した左行き信号を左側の棚に伝達して左側の棚を左方に移動させるように構成されている。移動する必要のある移動棚には右行き信号又は左行き信号が伝達され、右行き信号又は左行き信号が伝達された移動棚がモータ30によって右方または左方に駆動される。
この実施例では、操作スイッチ11または12を操作して棚が移動し始め、形成されつつある移動棚間の通路幅が予め設定されている幅に達すると通路幅検出スイッチ55が作動する。スイッチ55の作動により通路幅検出部41が照明リレー26を作動させて照明灯3を点灯すると同時に計時部25による計時を開始させる。この後の動作は図4に示す実施例の動作と同じで、計時部25が例えば10秒を計測している間だけ照明灯3を点灯させた後消灯させる。隣接する棚との間に作業に必要な幅の作業通路が形成されると移動が停止する。さらに、上記作業通路に物体が進入するとこれを進入センサ60が検出し、インターロック部21がインターロックをかけると同時に点灯維持部22が照明リレー26を介して照明灯3を点灯させる。点灯維持部22は、計時部25の時間計測に伴い照明灯3が一時的に点灯しているときに、作業通路が形成されかつインターロック部21が移動棚の移動を規制すると、計時部25がタイムアップしても照明灯3の点灯を維持させる。本実施例においても、図4に示す実施例と同様の効果を得ることができる。
図6に示す実施例は、通路幅検出装置が超音波センサ4に代わっていること、照明リレー26および照明灯3が移動棚の左右両側に設けられていること以外は図5に示す実施例と同じである。したがって、通信線を介して隣の移動棚から右行き信号、左行き信号が転送される。超音波センサ4は図4に示す実施例の超音波センサ4と同じである。本実施例のように移動棚の左右に照明灯3が設けられている場合、移動棚の移動によって形成されつつある通路に面する側の照明灯3を点灯する。上記通路を挟んで相対向する両側の移動棚におけるそれぞれの制御部2の制御により、上記通路に面する側の照明灯3を点灯する。
次に、通路照明装置を手動式移動棚に適用した実施例を、図7を参照しながら説明する。手動式移動棚は、操作スイッチやモータおよびその駆動部、インターロック部などは備えていない。移動棚間に形成される通路の照明灯の点滅制御は電動式移動棚の場合と同様に行われるように構成される。図7において、制御部2は、点灯維持部22、設定時間点灯部23、計時部25を備えている。制御部2には、外部接続部材として、通路照明灯3、通路幅検出スイッチ55、ロック操作部62が接続されている。ロック操作部62は、移動棚が移動することによって作業通路が形成された後移動棚がみだりに移動しないように、機械的にロックするもので、ロック操作部62を備えている。ロック操作部材62がロック位置にあるときとロック解除位置にあるときとでスイッチを切り換えるように構成されていて、このスイッチの切り換え信号が制御部2に入力されるようになっている。
図7に示す操作部32は、例えば、手動力によって回転操作するハンドルが該当する。符号34は移動棚を移動させるための駆動機構を示しており、駆動機構34は、上記ハンドルの回転駆動力を走行車輪に伝達する減速機構および上記走行車輪を含む。
操作部32を操作して駆動機構34を作動させると、移動棚を右または左に向かって移動させることができる。移動棚の移動に伴い、移動棚の左右の間口面の一方側に、相対向する移動棚との間に作業通路が形成される。この作業通路の形成過程において、通路幅が作業通路の幅よりも狭い予め定められている通路幅になると通路幅検出スイッチ55が作動し、この作動信号が制御部2に入力される。制御部2では、通路幅検出スイッチ55の作動信号により計時部25を起動させると同時に設定時間点灯部23を動作させ、適宜の駆動部材例えばリレーを介して照明灯3を点灯させる。この照明灯3の点灯時間は、設定時間点灯部23によって予め例えば10秒程度に設定されていて、10秒経過すると計時部25の時間計測に基づき照明灯3が消灯される。作業通路形成途中で照明灯3を一時的に点灯させる理由は、前記実施例において説明したとおりである。
作業通路形成途中で照明灯3が一時的に点灯し消灯した後も移動棚の移動を続行させ、作業をするのに必要な幅の作業通路が形成されると操作部32の操作を止めて移動棚の移動を停止させる。形成された作業通路に人などが進入する前に、移動棚がみだりに動かないように、ロック操作部62を操作して移動棚を機械的にロックする。ロック操作部62からロック信号が制御部2に入力され、制御部2は照明灯3を点灯させる。点灯維持部22は、計時部25の時間計測に伴い照明灯3が一時的に点灯しているときに、ロック操作部62が操作されてロック装置が移動棚の移動を規制すると、計時部25がタイムアップしても照明灯3の点灯を維持させる。
このように、手動式移動棚装置に通路照明装置を組み込んだ本実施例においても、前述の電動式移動棚装置に通路照明装置を組み込んだ実施例と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明に係る移動棚装置における通路照明装置のいくつかの点滅制御動作例について図8、図9、図10を参照しながら説明する。図8、図9、図10では、動作ステップごとに、S21,S22,S23,・・・のように符号を付した。
図8に示す動作例は、インターロック操作部材、例えば作業通路を形成するための操作部材を操作するによりインターロックをかけるようにした従来の電動式移動棚に適用可能な通路照明灯の点滅動作例である。まず、ステップ21において通路形成操作が行われるのを待つ。通路形成操作が行われるとことによってインターロックがかかり(S22)、指定された位置に作業通路を形成する動作が開始する。形成されつつある上記作業通路に面する移動棚では、前記超音波センサ4または通路幅検知スイッチ55からの信号によって、所定の通路幅に達したか否かを判断する(S23)。この場合の「所定の通路幅」とは、物品の出し入れに必要な作業通路幅よりも小さく、形成されつつある通路に面する移動棚に収納されている物品を視認できる程度の通路幅である。
作業通路形成動作中に作業通路幅よりも狭い所定の通路幅に達すると、タイマーすなわち前記計時部25による計時をスタートさせるとともに、上記通路を照明する照明灯を点灯させる(S24)。上記タイマーによる計時時間は、例えば10秒というように比較的短い時間に設定されていて、タイマーがタイムアップすると(S25のYes)、上記照明灯を消灯させる(S25)。したがって、上記照明灯の点灯は一時的なものであり、この間に、形成されつつある上記通路に面する移動棚の収納物を移動棚の外から視認することができる。視認した収納物が目的のものであればそのまま通路形成作業を続ければよく、目的の収納物でなければ、通路形成動作を停止させ、改めて別の位置に作業通路を形成すべく操作しなおせばよい。
上記照明灯が一時点灯し、その後消灯しても通路形成動作が続行され、物品の出し入れ作業に必要な幅の作業通路が形成されると(S26のYes)、次に、形成された作業通路に人その他の物体が進入したかどうかを判断する(S27)。この判断は前記進入センサ60の出力信号によって制御部2が行う。作業通路に物体が進入したことを検出すると、上記通路照明灯を点灯させる(S28)。この通路照明灯の点灯動作は、次のインターロック解除か否かの判断ステップS29でインターロックが解除されたと判断されるまで維持される。インターロックが解除されると、他の場所に作業通路を形成するための操作が有効になり、この操作によって他の場所に作業通路を形成することができる。インターロックの解除により上記照明灯が消灯され(S30)動作が終了する。
ステップS27で、作業通路への進入がない場合は、別の位置に作業通路を形成する操作が行われるか否かを判断し(S35)、別の位置に作業通路を形成する場合はインターロックを解除して(S36)動作を終了する。別の位置に作業通路を形成する操作が行われない場合は、通路進入判断ステップ(S27)に戻る。
前記タイムアップか否かの判断ステップS25で、タイムアップに至らない間は、通路形成終了か否かの判断ステップS31に進み、通路形成終了に至っていなければステップS25に戻り、通路形成終了に至っていれば次のタイムアップか否かの判断ステップS32に進む。タイムアップに至ると前記消灯ステップS25に進む。タイムアップに至っていなければ、通路進入判断ステップ(S33)に進み、通路に進入したことが検出されると点灯が維持され(S34)、前記インターロック解除か否かの判断ステップ(S29)に進む。ステップS33で通路進入が検出されなければ、タイムアップか否かの判断ステップS32に戻る。上記ステップS31ないしS34があることによって、前記一時的な通路照明灯の点灯期間中に物品出し入れ作業用の広い作業通路が形成されてこの通路に物体が進入した場合は、照明灯の一時的な点灯ではなく、継続して点灯が維持される。
図8に示す動作例によれば、作業通路形成動作中に一時的に通路照明灯が点灯するため、移動棚装置が設置されている場所が暗い場所であっても、形成されつつある通路に面する移動棚の収納物を移動棚の側方から確認することができ、所望の通路場所でなかった場合は直ちに次の場所への通路形成作業を行うことができる。また、作業通路形成後、作業通路への進入がなければ通路照明灯は点灯しないから、照明灯の無駄な点灯を防止することができる。
次に、図9に示す動作例について説明する。この動作例は、電動式移動棚における通路照明装置であって、作業通路形成動作が行われてもインターロックがかからず、作業通路への進入が検知されて初めてインターロックがかかり、通路照明灯が点灯する例である。まず、ステップ41において通路形成操作が行われるのを待つ。通路形成操作が行われるとことによって、指定された位置に作業通路を形成する動作が開始する(S42)。形成されつつある通路に作業者などの物体が進入したかどうかを判断し(S43)、進入した場合は後述のステップS50に飛ぶ。通常は形成途中の通路に進入することはなく、ステップS44の所定の通路幅判断ステップに進む。この場合の「所定の通路幅」とは、前述のとおり、物品の出し入れに必要な作業通路の幅よりも小さく、形成されつつある通路に面する移動棚に収納されている物品を視認できる程度の通路幅である。
作業通路形成動作中に所定の通路幅に達すると、タイマーすなわち前記計時部25による計時をスタートさせるとともに、上記通路を照明する照明灯を点灯させる(S45)。10秒程度の比較的短い時間に設定されている計時部25がタイムアップすると(S46のYes)、上記照明灯を消灯させる(S47)。このように一時的に照明灯が点灯している間に上記通路に面する移動棚の収納物を視認することができる。
ステップS47で照明灯を消灯した後、作業通路の形成が終了するのを待ち(S48)、次に上記作業通路に作業者などが進入したか否かを判断する(S49)。作業通路への進入があると、ここで初めてインターロックをかけるとともに上記作業通路の照明灯を点灯させる(S50)。この照明灯の点灯およびインターロックは、次の通路退出か否かの判断ステップ(S51)で退出と判断されるまで維持され、通路退出と判断されるとインターロックが解除されかつ照明灯が消灯され(S52)、動作が終了する。
ステップS49で通路進入と判断されない間はステップS55で別の位置に作業通路形成操作が行われたか否かが判断され、別の位置に作業通路形成操作が行われた場合は動作が終了し、新たな作業通路形成動作としてステップS41から動作が開始される。別の位置に作業通路形成操作が行われない場合はステップS49に戻る。
計時部25がタイムアップする前に作業通路が形成され、通路に進入することもあるため、図8の動作例におけるステップS31〜S34に対応するステップS54〜S58が置かれている。ステップS46でタイムアップする前に作業通路形成動作が終了すると(S53のYES)、再び計時部25がタイムアップしたか否かを判断し(S54)、タイムアップすれば照明灯を消灯し(S47)、タイムアップしていなければ通路進入か否かを判断し(S55)、通路進入があればインターロックをかけ(S56)、かつ照明灯の点灯を維持してステップS51に進む。
以上説明した動作例によれば、図8に示す動作例と同様の効果を得ることができるほか、作業通路形成動作で直ちにインターロックをかけるのではなく、作業通路への進入を検知して初めてインターロックがかかり、作業通路から退出するとインターロックが解除されるため、一つの作業通路形成後別の位置に作業通路を形成する操作を簡略化することができる。
次に、図10に示す動作例について説明する。この動作例は、手動式移動棚における通路照明装置の動作例である。まず、ロック装置によってその移動棚が移動不能にロックされている状態になっているか否かが判断される(S61)。ロックされている場合は通路照明灯の点灯ステップS69に飛ぶ。ロックされていない場合は、移動棚が可動しているか否かを判断し(S62)、可動しているときは次の所定の通路幅判断ステップS63に進む。この場合の「所定の通路幅」も、物品の出し入れに必要な作業通路幅よりも小さく、形成されつつある通路に面する移動棚に収納されている物品を視認できる程度の通路幅である。
作業通路形成動作中に所定の通路幅に達すると、タイマーすなわち前記計時部25による計時をスタートさせるとともに、上記通路を照明する照明灯を点灯させる(S64)。10秒程度の比較的短い時間に設定されている計時部25がタイムアップすると(S65のYes)、上記照明灯を消灯させる(S66)。照明灯の消灯後一旦待機し(S67)、次に再びロック装置によって移動棚がロックされているか否か判断される(S68)。ロックされていなければ動作を終了し、ロックされていれば上記通路照明灯を再び点灯させる(S69)。この照明灯の点灯は、次のロック解除か否かの判断ステップ(S70)でロック解除と判断されるまで維持され、ロックが解除されると消灯して(S71)動作を終了する。
ステップS65のタイムアップか否かの判断ステップで、まだタイムアップしていないときはロック状態か否かを判断し(S72)、ロック状態であれば照明灯の点灯を維持させ(S73)、ロック解除か否かの判断ステップ(S70)に進む。ステップS72でロック状態になっていなければ、タイムアップか否かの判断ステップ(S65)に戻る。
上記動作例の場合も、作業通路形成動作中に一時的に通路照明灯が点灯するため、形成されつつある通路に面する移動棚の収納物を確認することができ、所望の通路場所でなかった場合は直ちに次の場所への作業通路形成作業を行うことができる。また、作業通路形成後、作業通路に進入する際に安全確保のためにロック装置で移動棚を移動不能にロックしなければ通路照明灯は点灯せず、ロックを解除すれば消灯するから、照明灯の無駄な点灯を防止することができる。
以上説明した何れの実施例においても、作業通路の形成途中の一時的に通路照明灯の点灯中に、作業通路が形成されてロック装置がロック態様をとりまたは作業通路への進入が検出されると、上記通路照明灯の点灯を、一時的な点灯ではなく継続的に点灯を維持する。そのため、照明灯の頻繁な点滅が回避されるとともに、作業通路が形成されたときは作業通路が照明されており、作業通路の形成と同時に物品の差し入れ作業に取り掛かることができる。
また、何れの実施例においても、形成されつつある通路の幅が一定以上になって照明灯3を一時的に点灯させた後、別の位置に作業通路を形成するために、上記通路が上記所定の幅よりも狭められると、一旦点灯した照明灯3が消灯されるようになっている。
1 移動棚
2 制御部
3 照明灯
4 通路幅検出装置(距離センサ)
5 通路幅検出装置(揺動アーム型)
11 操作スイッチ
12 操作スイッチ
25 計時部
30 モータ
51 揺動アーム
55 スイッチ
60 進入センサ

Claims (7)

  1. 複数の移動棚が集合離散可能に並べられた移動棚装置であって、
    前記移動棚間に形成される通路が所定幅以上であるか否かを検出することができる通路幅検出装置と、
    前記移動棚間に形成される通路を照明する照明灯と、
    前記移動棚間への作業通路形成動作中に通路が所定幅以上になったことを前記通路幅検出装置が検出したときから所定時間だけ計測する計時部と、
    前記計時部が時間を計測している間前記照明灯を点灯させ前記計時部が所定時間計測することにより前記照明灯を消灯させる制御部と、
    を備えている移動棚装置。
  2. 複数の移動棚が集合離散可能に並べられた移動棚装置であって、
    前記移動棚間に形成される通路が所定幅以上であるか否かを検出することができる通路幅検出装置と、
    前記移動棚間に形成される通路を照明する照明灯と、
    前記移動棚間への作業通路形成動作中に通路が所定幅以上になったことを前記通路幅検出装置が検出したときから所定時間だけ計測する計時部と、
    前記移動棚間に通路が形成されている状態で前記移動棚の移動を規制することができるロック装置と、
    前記計時部が時間を計測している間前記照明灯を点灯させ前記計時部が所定時間計測することにより前記照明灯を消灯させ、また、前記移動棚間に通路が形成されている状態で前記ロック装置が移動棚の移動を規制しているとき前記照明灯を点灯させ、前記ロック装置による移動棚の移動規制が解除されると前記照明灯を消灯させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記計時部が所定時間計測中に前記ロック装置が移動棚の移動を規制することにより前記照明灯の点灯を維持させる点灯維持部を備えている移動棚装置。
  3. 複数の移動棚が集合離散可能に並べられた移動棚装置であって、
    前記移動棚間に形成される通路が所定幅以上であるか否かを検出することができる通路幅検出装置と、
    前記移動棚間に形成される通路を照明する照明灯と、
    前記移動棚間への作業通路形成動作中に通路が所定幅以上になったことを前記通路幅検出装置が検出したときから所定時間だけ計測する計時部と、
    前記移動棚間に形成されている通路への物体の進入退出を検出する進入センサと、
    前記計時部が時間を計測している間前記照明灯を点灯させ前記計時部が所定時間計測することにより前記照明灯を消灯させ、また、前記進入センサが通路に物体が進入したことを検出したとき前記照明灯を点灯させ、前記進入センサが上記通路から物体が退出したことを検出すると前記照明灯を消灯させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記計時部が所定時間計測中に前記進入センサが通路に物体が進入したことを検出することにより前記照明灯の点灯を維持させる点灯維持部を備えている移動棚装置。
  4. 作業通路形成動作中に通路幅検出装置が検出する通路の所定幅は、作業通路の幅よりも狭い請求項1,2または3記載の移動棚装置。
  5. 通路幅検出装置は、隣り合う移動棚相互間の距離を検出する距離センサからなる請求項1乃至4のいずれかに記載の移動棚装置。
  6. 通路幅検出装置は、隣接する移動棚間に架け渡され隣接する移動棚相互の間隔に応じて移動棚に対する角度が変化する揺動アームと、この揺動アームが一定の角度以上になることにより作動して通路幅検出信号を出力するスイッチと、を備えている請求項1,2または3記載の移動棚装置。
  7. 通路幅検出装置は超音波センサからなり、移動棚が駆動されて隣接移動棚との間隔が広がるにしたがい上記超音波センサの検出信号が変化し、この検出信号を演算することにより、隣接移動棚との間隔をリアルタイムで検出する請求項1乃至4のいずれかに記載の移動棚装置。
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