JP2013219166A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を複雑にすることなく、2つの部品の間の伝熱を抑制することができる電子装置を提供する。
【解決手段】電子装置は、リードフレーム10に第1部品20及び第2部品30が実装され、これらがモールド樹脂40で封止された構成をしている。また、第1部品20は外部から熱を受けると特性が変動し、第2部品30は第1部品20を動作させることで発熱する。この構成において、モールド樹脂40は、第1部品20と第2部品30との間に位置しリードフレーム10に対する第1部品20及び第2部品30の実装方向に貫通した貫通孔41を有する。これにより、第1部品20と第2部品30の間には熱伝導率が非常に小さい空気が介在するので、第2部品30から第1部品20への熱伝達が抑制される。また、モールド樹脂40に貫通孔41を設けた構造であるので、電子装置の構造自体が複雑になることはない。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部から熱を受けると特性が変動する第1部品と、第1部品を動作させることで発熱する第2部品と、がモールド樹脂で封止された電子装置に関する。
従来より、リードフレームと、リードフレームに実装された発熱素子及び制御素子と、リードフレームの一部及び各素子を封止したモールド樹脂と、を備えて構成された半導体装置の構造が、例えば特許文献1で提案されている。
特許文献1の半導体装置は、さらに、リードフレームのうち発熱素子とは反対側にヒートシンクを備えている。ヒートシンクはモールド樹脂に封止されている。そして、モールド樹脂に放熱フィンが接触することで、ヒートシンクと放熱フィンとでモールド樹脂が挟まれた構造となる。
このような構造によると、発熱素子から生じた熱がリードフレーム、ヒートシンク、モールド樹脂を介して放熱フィンに放出される。このため、制御素子が発熱素子の熱の影響を受けにくくなっている。
特開2006−190798号公報
しかしながら、上記従来の技術では、半導体装置が放熱フィンの上に配置されるため、ヒートシンクを介して放熱フィンに伝達された熱が再びモールド樹脂を介して制御素子に伝達してしまうという問題がある。また、ヒートシンクや放熱フィンを用いたヒートシンクや放熱フィンを用いた伝熱構造を取っているため、構造が複雑になっているという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、構造を複雑にすることなく、2つの部品の間の伝熱を抑制することができる電子装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、リードフレーム(10)と、リードフレーム(10)に実装されると共に、外部から熱を受けると特性が変動する第1部品(20)と、リードフレーム(10)に実装されると共に、第1部品(20)を動作させることで発熱する第2部品(30)と、を備えている。
さらに、第1部品(20)、第2部品(30)、及びリードフレーム(10)の一部を封止すると共に、第1部品(20)と第2部品(30)との間に位置しリードフレーム(10)に対する第1部品(20)及び第2部品(30)の実装方向に貫通した貫通孔(41)を有するモールド樹脂(40)を備えていることを特徴とする。
これによると、貫通孔(41)によって、熱伝導率が大きいモールド樹脂(40)の体積が減ると共に、第1部品(20)と第2部品(30)の間には熱伝導率が非常に小さい空気が介在する。このため、第2部品(30)から第1部品(20)への熱伝導を抑制することができる。また、モールド樹脂(40)に貫通孔(41)を設けた構造であるので、電子装置の構造自体が複雑になることはない。したがって、構造を複雑にすることなく、2つの部品(20、30)の間の伝熱を抑制することができる。
請求項2に記載の発明では、リードフレーム(10)において各部品(20、30)が実装された実装面(11)に平行な方向のうち各部品(20、30)が並べられた方向に垂直な方向を延設方向とする。そして、延設方向における貫通孔(41)の幅は、延設方向における各部品(20、30)の幅のうち小さい幅よりも大きいことを特徴とする。
これによると、第2部品(30)から波面状に広がって伝達する熱を貫通孔(41)で遮ることができる。すなわち、第2部品(30)から放射状に伝達する熱が貫通孔(41)を回り込んで第1部品(20)に到達することを阻止することができる。
請求項3に記載の発明では、リードフレーム(10)のうち各部品(20、30)が実装された実装面(11)において、貫通孔(41)を迂回して第1部品(20)と第2部品(30)とを電気的に接続する中継部材(50)を備えていることを特徴とする。これによると、第1部品(20)と第2部品(30)とを直接電気的に接続することによる熱の伝達を回避することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る電子装置の平面模式図である。 図1のA矢視方向を見た側面模式図である。 本発明の第2実施形態に係る電子装置の平面模式図である。 本発明の第3実施形態に係る電子装置の平面模式図である。 本発明の第4実施形態に係る電子装置の平面模式図である。 図5のB矢視方向を見た側面模式図である。 本発明の第5実施形態に係る電子装置の側面模式図である。 他の実施形態に係る電子装置の平面模式図である。 図8のC矢視方向を見た側面模式図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1及び図2を参照して説明する。図1に示されるように、電子装置は、リードフレーム10と、第1部品20と、第2部品30と、モールド樹脂40と、を備えて構成されている。
リードフレーム10は、第1部品20及び第2部品30を外部と電気的に接続するための周知の金属製部品である。リードフレーム10は複数個に分離・分割されている。すなわち、第1部品20用のリードフレーム10の一群と、第2部品30用のリードフレーム10の一群とが電子装置に設けられている。
そして、第1部品20は当該第1部品20用のリードフレーム10の一群のうちの一つに実装されている。第2部品30も同様に第2部品30用のリードフレーム10の一群のうちの一つに実装されている。
第1部品20は、外部から熱を受けると特性が変動する部品である。第1部品20として例えば湿度センサが採用される。湿度センサは例えば雰囲気の相対湿度を検出する方式である。相対湿度とは大気中に含み得る水分の割合であり、温度と圧力により値が変化する。このため、湿度センサの周囲に温度と圧力を変動させる要因があると、正確な相対湿度を算出することが難しいという特徴がある。
第2部品30は、第1部品20を動作させる駆動用の部品である。第2部品30として例えば制御回路を含んだ半導体チップが採用される。この第2部品30は第1部品20を駆動することで自身が発熱する発熱部品である。
第1部品20及び第2部品30は、図1のように、アイランド状の中継部材50とボンディングワイヤ60を介して互いに電気的に接続されている。中継部材50はリードフレーム10と同様に金属製の部品であり、第1部品20と第2部品30とを電気的に接続する役割を果たす。
なお、図1では、各部品20、30とリードフレーム10とがボンディングワイヤ60でそれぞれ接続されていないが、図1ではこのボンディングワイヤ60を省略しているだけであり、実際にはボンディングワイヤ60で接続されている。また、第1部品20用の中継部材50と第2部品30用の中継部材50とは分離していなくても良く、共通の中継部材50でも良い。熱の伝達を抑制する観点では、中継部材50は各部品20、30用に分離していることが好ましい。
モールド樹脂40は、電子装置の外観をなすものである。モールド樹脂40は、各部品20、30、中継部材50、ボンディングワイヤ60、及びリードフレーム10の一部を封止している。モールド樹脂40として、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられる。
また、モールド樹脂40は、図1及び図2に示されるように、第1部品20と第2部品30との間に位置する貫通孔41を有している。貫通孔41は、リードフレーム10に対する第1部品20及び第2部品30の実装方向に貫通している。ここで、「実装方向」とは、言い換えると、リードフレーム10において各部品20、30が実装された実装面11に垂直な方向である。なお、リードフレーム10のうち、図1に示された実装面11に対して反対側の面に第1部品20や第2部品30が実装されれば、当該反対側の面も実装面になり得る。
このように、各部品20、30の間に貫通孔41が位置しているので、各部品20、30の間に位置する熱伝導率が大きいモールド樹脂40の体積を減少させることができる。また、第1部品20と第2部品30の間には貫通孔41内の熱伝導率が非常に小さい空気が介在する。エポキシ樹脂であるモールド樹脂40の熱伝導率と空気の熱伝導率とは10倍も異なる。このため、第2部品30から第1部品20への熱伝達を抑制することができる。
そして、図1によると、第1部品20と第2部品30とが貫通孔41を挟むようにそれぞれリードフレーム10の長手方向に並んでいる。本実施形態では、貫通孔41を中心として長手方向の一方向側に第1部品20とこれに関連するリードフレーム10や中継部材50が位置している。また、貫通孔41を中心として長手方向の他方向側に第2部品30とこれに関連するリードフレーム10や中継部材50が位置している。中継部材50は、リードフレーム10の実装面11において貫通孔41を迂回して各部品20、30を電気的に接続するように機能する。
上記のように各部品20、30と貫通孔41が配置された構成において、各部品20、30と貫通孔41との長さ関係について説明する。まず、リードフレーム10において各部品20、30が実装された実装面11に平行な方向のうち各部品20、30が並べられた方向に垂直な方向を延設方向とする。つまり、実装面11に平行な方向であって、リードフレーム10の長手方向に垂直な方向が延設方向である。そして、この延設方向における貫通孔41の幅は、延設方向における各部品20、30の幅のうち小さい幅よりも大きくなっている。
例えば、2つの部品20、30の延設方向における幅が同じ場合は、貫通孔41の延設方向における幅は各部品20、30の幅よりも大きい。一方、第1部品20または第2部品30のいずれか一方の延設方向における幅が大きい場合は、貫通孔41の延設方向における幅は各部品20、30の一方の幅と他方の幅の間の幅となる。
このように、延設方向における貫通孔41の幅を規定することにより、第2部品30から波面状に広がって伝達する熱を貫通孔41で遮ることができる。すなわち、第2部品30から放射状に伝達する熱が貫通孔41を回り込んで第1部品20に到達することを阻止することができる。このため、第2部品30から放出された熱が貫通孔41によって確実に遮断される。
上記のような特徴を有する貫通孔41は、モールド樹脂40をモールド成型する際の金型に貫通孔41となる部分を設けることで形成できる。また、モールド樹脂40に貫通孔41を設けた構造であるので、電子装置に複雑な機構を設ける必要がなく、電子装置の構造自体が複雑になることもない。
そして、各部品20、30の間に貫通孔41が位置しているが、上述の中継部材50とボンディングワイヤ60が設けられているので、これらを用いて貫通孔41を迂回して各部品20、30を電気的に接続することができる。また、第1部品20と第2部品30とをボンディングワイヤ60で直接電気的に接続することによる熱の伝達を回避することができる。
以上により、電子装置の構造を複雑にすることなく、第1部品20と第2部品30との間の伝熱を抑制することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図3に示されるように、本実施形態では、第1部品20、貫通孔41、及び第2部品30が並べられたリードフレーム10の長手方向に沿った棒状の中継部材50がモールド樹脂40に封止されている。
そして、各部品20、30と中継部材50とがボンディングワイヤ60で接続されており、貫通孔41を迂回して各部品20、30が電気的に接続されている。すなわち、中継部材50及びボンディングワイヤ60を各部品20、30の間ではない方、つまり上述の延設方向に逃がしている。
また、モールド樹脂40には放熱部材70も封止されている。放熱部材70は、中継部材50に接触すると共に中継部材50の熱を外部に放出する熱伝導率が高いものである。放熱部材70は単一または複数で構成され、放熱部材70に対して絶縁的に接触している。本実施形態では、3本の中継部材50に接触する単一の放熱部材70が採用されている。
放熱部材70は一部がモールド樹脂40から露出しているため、第2部品30からボンディングワイヤ60及び中継部材50を介して受け取った熱を外部に放出しやすくなっている。
以上のように、中継部材50に放熱部材70を接触させて中継部材50に放熱機構を持たせることにより、中継部材50から第1部品20への伝熱を回避でき、第2部品30から中継部材50に伝達した熱が第1部品20に伝達することを抑制できる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1、第2実施形態と異なる部分について説明する。上記各実施形態で示された構造では、例えば図1や図3に示されるように、貫通孔41はリードフレーム10において各部品20、30が実装された実装面11に垂直な方向を見たときの形状が多角形状、具体的には四角形になっていた。
しかし、本実施形態では、図4に示されるように、貫通孔41は、当該四角形の角部が面取りされた形状になっている。ここで、「面取り」とは、角に丸み等を付けることをいう。このような形状によると、貫通孔41の四角形の角部に掛かる応力が面取り形状すなわち丸み形状によって緩和される。このため、当該角部が起点となってモールド樹脂40にクラックが発生することを防止することができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1〜第3実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態では、モールド樹脂40に溝も設けたことが特徴となっている。
まず、本実施形態においても、リードフレーム10の実装面11に平行な方向のうち各部品20、30が並べられた方向に垂直な方向を延設方向とする。そして、図5に示されるように、モールド樹脂40は、第1部品20と第2部品30との間に位置し、貫通孔41に接続され、さらに延設方向に沿って形成された溝42を有している。溝42が「貫通孔41に接続され」とは、溝42が貫通孔41と繋がっていることを意味している。
溝42は貫通孔41とモールド樹脂40の側面との間に設けられている。本実施形態では、溝42はモールド樹脂40の側面を貫通し、モールド樹脂40の側面が溝42によって開口している。また、溝42は、図6に示されるように、リードフレーム10の実装面11側とこの実装面11の反対側の面側との両方に設けられている。
以上のように、モールド樹脂40に溝42を設けることによって、熱を伝達するモールド樹脂40の体積をさらに減少させることができる。また、溝42に位置する空気が熱伝達を妨げるので、第2部品30から第1部品20への熱伝達をさらに抑制することができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、第4実施形態と異なる部分について説明する。上述の図6に示されるように、溝42は、前記実装面11に垂直な方向の断面形状が多角形状、具体的には矩形になっている。
しかし、本実施形態では、図7に示されるように、溝42は、当該矩形の角部が面取りされた形状になっている。リードフレーム10の長手方向における溝42の幅に応じて、矩形が例えば半円状に面取りされていても良い。なお、図7は図5のB矢視方向に相当する図である。
以上により、溝42の断面形状の角部に掛かる応力を緩和することができる。また、当該角部が起点となってモールド樹脂40にクラックが発生することを防止することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された電子装置の構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、熱の影響を受けると特性が変化する第1部品20として上記各実施形態では湿度センサを例に説明したが、湿度センサに限らず他の物理量センサが採用されても良い。
他に、各部品20、30が別々のリードフレーム10に実装されずに共通のリードフレーム10に実装されていても良い。つまり、各部品20、30が実装されるリードフレーム10は単一となる。この場合、リードフレーム10には貫通孔41を通すための貫通孔を設ければ良い。
また、各部品20、30は、両方ともリードフレーム10の同じ実装面11に実装されている必要はない。すなわち、各部品20、30のいずれか一方が実装面11とは反対側の面に実装されていても良いし、両方が実装面11とは反対側の面に実装されていても良い。
さらに、上記各実施形態では、2つの部品20、30が電子装置に備えられた構成について説明したが、これは最小構成であり、3つ以上の部品が備えられていても良い。この場合でも、発熱部品と熱の影響を受けたくない部品との間のモールド樹脂40に貫通孔41を設ければ良い。
第2実施形態では、放熱性を高めるために中継部材50に放熱部材70を接触させていたが、貫通孔41を迂回して各部品20、30の電気的接続ができれば良いという観点では放熱部材70が備えられていなくても良い。
第4実施形態では、溝42がモールド樹脂40の側面にまで達するように形成されているが、これは溝42の構造の一例である。したがって、溝42は貫通孔41からモールド樹脂40の側面までの範囲に形成されていても良い。
また、リードフレーム10の実装面11側の溝42はモールド樹脂40の側面まで形成されており、リードフレーム10の実装面11とは反対側の面側の溝42は貫通孔41とモールド樹脂40の側面との間の範囲に形成されていても良い。この関係は逆でも良い。
さらに、溝42はリードフレーム10の実装面11側とその反対側の面側との両方に設けられている必要はなく、例えばリードフレーム10の実装面11側だけに設けられていても良い。
そして、上述ではモールド樹脂40に貫通孔41を設けた構造において溝42をさらに設けた構造になっているが、図8及び図9に示されるように、貫通孔41が設けられておらず、溝42のみをモールド樹脂40に設けても良い。もちろん、延設方向の溝42の長さは図8のように端から端までの全体でも構わないし、上述のように延設方向の一部でも構わない。
10 リードフレーム
11 リードフレームの実装面
20 第1部品
30 第2部品
40 モールド樹脂
41 貫通孔
42 溝
50 中継部材
70 放熱部材

Claims (7)

  1. リードフレーム(10)と、
    前記リードフレーム(10)に実装されると共に、外部から熱を受けると特性が変動する第1部品(20)と、
    前記リードフレーム(10)に実装されると共に、前記第1部品(20)を動作させることで発熱する第2部品(30)と、
    前記第1部品(20)、前記第2部品(30)、及び前記リードフレーム(10)の一部を封止すると共に、前記第1部品(20)と前記第2部品(30)との間に位置し前記リードフレーム(10)に対する前記第1部品(20)及び前記第2部品(30)の実装方向に貫通した貫通孔(41)を有するモールド樹脂(40)と、
    を備えていることを特徴とする電子装置。
  2. 前記リードフレーム(10)において前記各部品(20、30)が実装された実装面(11)に平行な方向のうち前記各部品(20、30)が並べられた方向に垂直な方向を延設方向とすると、
    前記延設方向における前記貫通孔(41)の幅は、前記延設方向における前記各部品(20、30)の幅のうち小さい幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記リードフレーム(10)のうち前記各部品(20、30)が実装された実装面(11)において、前記貫通孔(41)を迂回して前記第1部品(20)と前記第2部品(30)とを電気的に接続する中継部材(50)を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子装置。
  4. 前記中継部材(50)に接触すると共に前記中継部材(50)の熱を外部に放出する放熱部材(70)を備えていることを特徴とする請求項3に記載の電子装置。
  5. 前記貫通孔(41)は、前記リードフレーム(10)において前記各部品(20、30)が実装された実装面(11)に垂直な方向を見たときの形状が多角形状になっており、当該多角形状の角部が面取りされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電子装置。
  6. 前記リードフレーム(10)において前記各部品(20、30)が実装された実装面(11)に平行な方向のうち前記各部品(20、30)が並べられた方向に垂直な方向を延設方向とすると、
    前記モールド樹脂(40)は、前記第1部品(20)と前記第2部品(30)との間に位置し、前記貫通孔(41)に接続され、前記延設方向に沿って形成された溝(42)を備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電子装置。
  7. 前記溝(42)は、前記実装面(11)に垂直な方向の断面形状が多角形状になっており、当該多角形状の角部が面取りされていることを特徴とする請求項6に記載の電子装置。
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JP2006190798A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

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