JP2013219067A - 放射線検出装置の製造方法、放射線検出装置、及び放射線撮像システム - Google Patents

放射線検出装置の製造方法、放射線検出装置、及び放射線撮像システム Download PDF

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Abstract

【課題】 光電変換素子の上部電極が光電変換素子の半導体層よりも内側に配置されている場合、半導体層端部まで電界が印加されにくく、キャリアの収集効率が低下し、信号出力速度の低下や、残像発生の原因となり得、画像品位を低下させる場合がある。
【解決手段】 基板と、第1の電極と、半導体層と、第2の電極と、を含む光電変換素子を有する放射線検出装置の製造方法であって、前記半導体層の上に形成され、前記半導体層の端部に位置する電極層の少なくとも一部を除去して前記第2の電極を形成する工程と、前記電極層が除去された領域の前記半導体層の少なくとも一部に絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層の上の少なくとも一部に第3の電極を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療用画像診断装置、非破壊検査装置、放射線を用いた分析装置などに応用される放射線検出装置、及び放射線検出システムに関するものである。なお、本願明細書において放射線は、放射線崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギーを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども、含まれるものとする。
近年、TFT(薄膜トランジスタ)を用いた液晶パネルの製造技術が進展し、パネルの大型化と共に表示部の大画面化が進んでいる。この製造技術は、半導体によって構成された光電変換素子等の変換素子とTFT等のスイッチ素子(スイッチング素子ともいう)を有する大面積エリアセンサ(検出装置)に応用されている。このようなエリアセンサは、X線等の放射線を可視光等の光に波長変換する蛍光体と組み合わせて、医療用X線検出装置のような放射線検出装置の分野で利用されている。
特許文献1には、TFTと光電変換素子の間に有機絶縁層を有する光電変換装置において、光電変換素子の上部電極の端部が光電変換素子を構成する半導体層及び不純物半導体層よりも内側に配置される構成が開示されている。即ち光電変換素子を構成する半導体層を上面側から見た場合に、半導体層領域周縁部よりも内側に電極領域が配置されている。
一方、特許文献2には、半導体層の端部をパッシベーション層で覆い、当該パッシベーション層を覆うように上部電極(透明電極)を設ける構成が開示されている。
特開2007−59887号公報 特開平5−145110号公報
しかし、特許文献1のような構成では、光電変換素子の上部電極が光電変換素子の半導体層よりも内側に配置されている為、半導体層端部まで電界が印加されにくく、半導体層端部に位置する半導体層内のキャリアの収集効率が低下する場合がある。その為、信号出力速度の低下が発生し、残像やクロストークの原因になる。その結果、画像品位を低下させてしまう場合がある。
特許文献2の構成とすることにより、電極が半導体層の端部(周辺部)も含めて全体を覆う構成となる為、半導体層端部まで電界が印加されることから、キャリアの収集効率をある程度向上させることができる。
しかし、特許文献2の構成は、半導体層上にパッシベーション膜を形成し、当該パッシベーション膜の半導体層の端部以外の領域をパターニングにより除去した後、上部電極を形成するものである。そしてパッシベーション膜の材料は半導体層と同様にシリコン系の材料であることから、パッシベーション膜のパターニング(エッチング)時に、半導体層表面に一定のダメージを与えることとなる。半導体層表面にダメージを有すると、当該ダメージ部分(領域)の構造欠陥が増大することとなり、半導体層で発生したキャリアのトラップとなり得る。
このように、特許文献2の構成では、半導体層表面の欠陥を増加させることとなり、半導体層表面の欠陥が少なく、かつキャリアの収集効率が高い素子構成を得ることは困難である。
また、特許文献2の上部電極の構成は、画素毎に電気的に分離されていないため、キャリアの収集効率をさらに向上させるために上部電極と、半導体層端部とに各々任意の電位を印加することができない。
本発明は上記課題を解決する為に、本発明者らが鋭意検討した結果完成に至ったものである。その骨子とするところは、基板と、第1の電極と、半導体層と、第2の電極と、を含む光電変換素子を有する放射線検出装置の製造方法であって、前記半導体層の上に形成され、前記半導体層の端部に位置する電極層の少なくとも一部を除去して前記第2の電極を形成する工程と、前記電極層が除去された領域の前記半導体層の少なくとも一部に絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層の上の少なくとも一部に第3の電極を形成する工程と、を含むことを特徴とするものである。
また、本発明の放射線検出装置は、基板上に複数の画素が配置され、前記画素は、スイッチ素子と、第1の電極と、半導体層と第2の電極と、を含む光電変換素子と、前記半導体層の少なくとも一部を覆うように配置された絶縁層と、前記絶縁層の上の少なくとも一部に配置された第3の電極と、を有し、前記第2の電極と、前記第3の電極と、が電気的に分離されていることを特徴とするものである。
また、本発明の放射線検出装置は、基板上に複数の画素が配置され、前記画素は、スイッチ素子と、第1の電極と、半導体層と第2の電極と、を含む光電変換素子と、前記半導体層の少なくとも一部を覆うように配置された絶縁層と、前記絶縁層の上の少なくとも一部に配置された第3の電極と、を有し、前記第2の電極と、前記第3の電極と、が離間して形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の放射線撮像システムは、前記放射線検出装置と、前記半導体装置からの信号を処理する信号処理手段と、前記信号処理手段からの信号を表示するための表示手段と、を具備することを特徴とするものである。
本発明によれば、特許文献2よりも光電変換素子を構成する半導体層表面にダメージを与えることなく、光電変換素子の上部電極が半導体層を被覆しない領域に対して、絶縁層を介して前記上部電極とは異なる電極を形成することができる。その結果、光電変換素子を構成する半導体層のダメージが少なく、光電変換素子の上部電極が半導体層を被覆しない領域に対して、上部電極の上層に絶縁層を介して前記上部電極とは異なる電極から電界を印加することもできる為、半導体層の端部で発生したキャリアの収集効率が上がる。そして、特許文献1よりも信号読み出し速度の低下が発生しない為、残像やクロストークの問題も低減でき、画像品位の高い撮像装置を提供することができる。
(a):実施形態に係る2×2の画素の模式的な平面図、(b):図1(a)中のA−A’の断面図 (a)、(c)、(e):実施の形態1の工程で使用されるフォトマスクのマスクパターン(b)、(d)、(f):図1のA−A’の断面図 (a):実施の形態2における2×2の画素の模式的な平面図、(b):図3(a)中のA−A’の断面図、(c):図1(a)中のB−B’の断面図 (a)、(c)、(e):実施の形態2の工程で使用されるフォトマスクのマスクパターン(b)、(d)、(f):図3(a)のA−A’の断面図 (a):第3の実施形態に係る2×2の画素の平面図、(b):図5(a)中のA−A’の断面図 (a)、(c):実施の形態3の工程で使用されるフォトマスクのマスクパターン(b)、(d):図5(a)のA−A’の断面図 (a):第4の実施形態に係る2×2の画素の平面図、(b):図7(a)中のA−A’の断面図 (a)、(c)、(e)、(g)、(i)、(k):実施の形態4の工程で使用されるフォトマスクのマスクパターン(b)、(d)、(f)、(h)、(j)、(l):図7(a)のA−A’の断面図 本発明の検出装置を用いた放射線検出システムの構成を示す図 (a)本発明の半導体層の端部(上面)を説明する図、(b)本発明の半導体層の端部(側面)を説明する図 (a)〜(f)本発明の第3の電極の配置の一例を示す図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明するが本発明はこれらの実施形態により何ら限定されるものではない。なお、本願明細書において放射線は、放射線崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギーを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども、含まれるものとする。
本発明において光電変換素子とは、第1の電極122と、半導体層123乃至125と、第2の電極126とを含む半導体素子を意味する。本発明における光電変換素子は、光または放射線を電気信号に変換するものである。そして、本発明における光電変換素子は、放射線を直接電気信号に変換する直接変換型の放射線検出装置だけでなく、シンチレータ等の波長変換体により放射線を一旦可視光等に変換して当該可視光を電気信号に変換する間接変換型の放射線検出装置に用いることもできる。ここで第1の電極、第2の電極とは、説明の便宜のために与えた番号であって、いずれが上部電極であっても下部電極であっても良い。そして半導体層は必要に応じて所定の導電型(p型、i型、n型)を1層又は多層積層した構成を採用することができる。さらに必要に応じて絶縁層を、半導体層と電極の間に設けることができる。光電変換素子の代表的な構成としては、pin型(nip型)、及びMIS型を挙げることができる。(図1参照)
本発明において、光電変換素子の上部電極の端部が光電変換素子の半導体層よりも内側に配置とは、光電変換素子を上側(上面側)から見た場合に、上部電極の領域が半導体層領域内に含まれており、かつ、上部電極が半導体層周縁部よりも内側に配置されていることを意味する。
本発明において半導体層の端部とは、半導体層の周縁部の領域の少なくとも一部の領域を意味している。そして周縁部の領域とは、半導体層の上面の周縁部と、半導体層の側面(側壁ともいう)を意味する。図10は、本発明の半導体層の端部を説明する図である。図10において、(a)は半導体層の上面図、(b)は半導体層の断面図である。1001は半導体層(半導体領域)の外周であり、1002(ハッチング部分)が前記半導体層上面の周縁部、1003は半導体層上面の周縁部と周縁部以外の境界(典型的には上部電極との境界)である。即ち、1001と1003とに挟まれた領域が本発明における半導体層を上面側から見た場合の端部(周縁部)である。尚、1001と1003との間の距離(幅)は、電界のかけ方に応じて任意に設計できる。1004は半導体層の上面、1005は半導体層の側面(側壁)、1006は半導体層の下面である。そして前記半導体層上面の周縁部1002と、前記半導体層の側面(側壁)1005の両方が本発明の半導体層の端部である。
本発明において、電極(第3の電極128)が絶縁層を介して光電変換素子の半導体層の端部の少なくとも一部の領域を覆うように配置するとは、少なくとも半導体層の端部(半導体層の上面の周縁部又は半導体層の側面)の少なくとも一部に絶縁層が形成されており、前記絶縁層の上の少なくとも一部に前記電極が形成されていることを意味する。そして前記電極は、半導体層の端部全体を覆うように形成する場合だけでなく、半導体層の上面の周縁部又は半導体層の側面のみに形成する、或いは半導体層の端部に所定の間隔を保って形成する(離間して形成する)等、任意の設計を行うことができる。(図1参照)
本発明において「電気的に分離」とは、分離対象の電極間がDC(直流)的に分離されていることを意味する。DC(直流)的に分離されている状態とは、分離対象の電極間に、当該電極を用いた装置(例えば放射線検出装置)の機能に対して実質的に影響を与える電流が流れない程度に抵抗体又は空間によって絶縁されており、分離対象の電極毎に異なる電位を印加することが可能な状態にあることを意味する。
[実施形態1]
図1(a)、図1(b)、を用いて、本実施形態に係る放射線撮像装置の1画素の構成について説明する。なお、本実施形態では光電変換素子としてpin型構造を用いているが、pin型構造には限定されず、MIS型構造(金属−絶縁層−半導体構造)を用いることもできる。
図1(a)は本実施形態に係る2×2の画素の模式的な平面図である。また、図1(b)は図1(a)中のA−A’の断面図である。
本発明の検出装置における1つの画素11は、放射線又は光を電荷に変換する光電変換素子12と、光電変換素子12の電荷に応じた電気信号を出力するスイッチ素子(スイッチング素子ともいう)であるTFT13(薄膜トランジスタ)とを含む。また、前記スイッチ素子と、前記光電変換素子と、を含む複数の画素が基板100上に2次元上に配置されている。光電変換素子12は、第1の電極(下部電極)122と、n層(第3の半導体層123)、i層(第4の半導体層124)、p層(第5の半導体層125)からなるpin型半導体層と第2の電極(上部電極)126とから構成されるpin型フォトダイオードである。光電変換素子12とTFT13とは、ガラス基板、又は表面に絶縁材料がコーティングされた基板等の絶縁性の表面を有する基板100の上に第1層間絶縁層120を挟んで積層されて配置する。なお、以下の説明においては、基板に対して光電変換素子12やTFT13が配置される表面の側を「上」と、その表面と対向する表面(裏面)の側を「下」と、その表面と平行な方向を「横」と、それぞれ記載する。
TFT13は、前記基板100の上に配置された制御電極(ゲート電極)131と、第1の絶縁層161と、第1の半導体層132と、第2の半導体層133と、第1主電極134と、第2主電極135と、第2の絶縁層162と、を含む。前記第2の半導体層133は前記第1の半導体層132よりも不純物濃度が高くなるように構成される。第1の半導体層132において、第1主電極134と接する第2の半導体層133と接する領域と、第2主電極135と接する第2の導体層133と接する領域と、の間の領域が、TFT13のチャネル領域として機能する。制御電極131は制御配線16と電気的に接合されており、第1主電極134は信号配線15と電気的に接合されており、第2主電極135は光電変換素子12の第1電極122と電気的に接合されている。
光電変換素子12は、第1層間絶縁層120の上に形成される。そして、下側(第1層間絶縁層120側)から順に、第1の電極122と、第3の半導体層123と、第4の半導体層124と、第5の半導体層125と、からなるpin型フォトダイオードと、第2の電極126と、第4の絶縁層164と、第3の電極128と、を含む。そして前記第3の半導体層123は前記第4の半導体層124よりも不純物濃度が高い。同様に前記第5の半導体層125は、前記第4の半導体層124よりも不純物濃度が高く、前記第3の半導体層123とは導電型の異なる不純物がドープされる。
なお、フォトダイオードは上側からpin型となる構成としてもよく、nip型となる構成としてもよい。第3の電極128は、第4の絶縁層164に設けられたコンタクトホールを介して、第2の電極126と電気的に接続されている。
第1層間絶縁層120としては、有機絶縁層又は無機絶縁層を用いるのが好ましい。比誘電率の小さい絶縁層を用いることにより、光電変換素子12とTFT13、制御配線16、信号配線15との間で発生する静電容量を小さくすることができる。信号配線15や制御配線16の総容量が大きくなると、撮影した画像のノイズが大きくなったり、TFTからの信号転送時の時定数を大きく取る必要が生じる。その結果、画像を高速で読み取ることが困難になる。このため、TFT13 と光電変換素子12部の間には、誘電率が低く厚い膜を形成することができる絶縁層を配置することが望ましい。一般的に有機絶縁層を用いる場合にはアクリル系樹脂やポリイミド等の比誘電率が低い材料が用いられる。しかし、光電変換素子12を構成する前記半導体層をプラズマCVD法で成膜する場合には、当該有機絶縁層の耐熱温度以下で成膜することが好ましい。一般的に成膜時の温度が低くなると、膜中の欠陥が多くなり、その結果、成膜時の温度が高い場合と比較して相対的に高抵抗の膜が成膜される。
更に、第2の電極126は第5の半導体層125よりも内側に配置されている。ここで半導体層よりも内側に配置されているとは、光電変換素子を上側から見た場合に、電極領域が半導体層領域の中に位置しており、かつ、半導体層領域の外周よりも電極領域の外周が小さい関係にあることを意味する。このような構成を採用することは、以下の理由による。
第2電極126パターニング時のアライメントずれの影響や、光電変換素子12のエッチング時の後退量の影響により、第2電極126の端部(外周端)が光電変換素子12の半導体層124の外側まで延在する構造(オーバーハングともいう)となる恐れがある。このような構造になると、光電変換素子12の保護層の被覆性が悪くなり、信頼性の低下を招く。そこで、第2電極126は光電変換素子12の半導体層124の内側に配置する構造を採用するものである。
上述したように、特に有機絶縁層を採用する場合には、光電変換素子12の第4の半導体層124を有機絶縁層の耐熱温度以下の低温で成膜する必要があることから高抵抗化する恐れがある。また、信頼性確保の為に第2電極126が第4の半導体層124の内側に配置しなければならない。その為、光電変換素子12の第4の半導体層124端部で、第2電極126が被覆されていない領域で発生したキャリアに対して電界が充分に印加されず、キャリアの収集効率が低下し得る。
その為、第3の電極は、第2の電極の上層に絶縁層164を介して、光電変換素子12の第4の半導体層124の端部の前記第2の電極で覆われていない領域の少なくとも一部を被覆するように配置している。これにより、第4の半導体層124の端部に電界が印加され、光電変換素子12の第4の半導体層の端部の領域で発生したキャリアの収集効率が向上する。
次に、図2を用いて、本発明の第1の実施形態における検出装置の製造方法について説明する。第1層間絶縁層120の形成からの工程についてはプロセス中の断面図を用いて詳しく説明する。なお、図2の(a)(c)(e)は、各工程で使用されるフォトマスクのマスクパターンを示すものであり、図2の(b)(d)(f)は、それぞれの工程でのそれぞれ図1のA−A’の断面図である。TFTと光電変換素子の形成は公知の方法を用いることができる。以下に示す第1の工程から第9の工程を用いて、その一例を説明する。
第1の工程では、絶縁性の表面を有する基板100の上全面に、スパッタリング法により、制御電極131となるAl等の導電膜を成膜する。そして、成膜された導電膜の一部をエッチングして、TFT13の制御電極131を形成(パターニング)する。
次に、第2の工程では、前記制御電極131を含む前記基板100の上全面に、第1絶縁層161となる窒化シリコン膜等の絶縁膜を形成する。さらに、第1の半導体層132であるアモルファスシリコン膜等の半導体膜と、第2の半導体層133となるリン等の5価の元素を不純物としてドープしたアモルファスシリコン膜を不純物半導体膜と、を形成する。第1絶縁層161、第1の半導体層132、第2の半導体層133はプラズマCVD法により積層する。なお、ここでは、第2の半導体層133にリン等の5価の元素をドープしたアモルファスシリコン膜を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。ボロン等の3価の元素を不純物としてドープしたアモルファスシリコン膜を用いてもよい。そして、成膜された各半導体膜を各々エッチングして、TFT13を構成する第1の半導体層132及び、第2の半導体層133を形成(パターニング)する。
次に、第3の工程では、前記第1の半導体層132と、第2の半導体層133と、を形成した前記基板100の上全面に、スパッタリング法によりTFT13の第1主電極134及び、第2主電極135となるAl等の導電膜を成膜する。そして、成膜された導電膜の一部を所定のマスクを用いてエッチングして、TFT13の第1主電極134及び、第2主電極135を形成(パターニング)する。次いで、第1主電極134及び、第2主電極135を形成したマスクと同様のマスクを用いて、各半導体膜の一部をエッチングする。このエッチング工程により、TFT13のチャネル領域となる半導体膜上の不純物を含有する半導体膜は除去される。
次に第4の工程では、前記第1主電極134及び、第2主電極135を形成した前記基板100の上全面に、プラズマCVD法により、窒化シリコン膜等の絶縁膜(第2の絶縁層162)を成膜する。そして、形成した絶縁膜の第2主電極135上のフォトダイオードである光線変換素子と電気的に接続する部分において、エッチングにより、コンタクトホールを形成する。以上の工程を経てTFT部分が完成する。
次に第5の工程では、前記TFT部分を含む前記基板100の上全面に、第1層間絶縁層120として、感光性を有するアクリル樹脂等をスピナー等の塗布装置を用いて第1層間絶縁層120を成膜する。感光性を有する有機材料としては、他にもポリイミド樹脂等が使用可能である。その後、フォトリソグラフィー法により、露光、現像処理工程を経てコンタクトホールを形成する。
次に第6の工程では、第1層間絶縁層120を含む前記基板100の上全面に、第3の電極層153となるITOをスパッタリング法により成膜する。そしてITO膜をウエットエッチングにより形成(パターニング)して、フォトダイオードの個別電極である第1電極122を形成する。次に、非晶質ITOをアニール処理により結晶化させることで、第1電極122を低抵抗化させる。本実施形態では第1電極122にITOを用いたが、ITO以外の材料を用いることもできる。例えば、InZnO、InGaO、ZnO、SnO2、InGaZnO等の透明導電性酸化物や、PEDOT(poly−ethylene dioxy thiophene)、PSS(Poly−styrene sulfonate)等の導電性有機膜、Al等の遮光性の導電膜を用いても良い。
次に第7の工程では、前記第1電極122を含む前記基板100の上全面に、電極間無機絶縁層121となる窒化シリコン膜等の絶縁膜(第3の絶縁層163)をプラズマCVD法により成膜する。そして、絶縁膜の一部をエッチングして、画素間に電極間無機絶縁層121を形成(パターニング)することにより第3の絶縁層163とする。本実施形態では、電極間無機絶縁層121を配置した構成を用いて説明しているが、電極間無機絶縁層121は必要に応じて設ける層であって、必ずしも必要ではない。電極間無機絶縁層121を配置する効果としては、画素分離プロセスにおけるドライエッチング工程において、電極間無機絶縁層121(第3の絶縁層163)がエッチングストッパーとして機能する。その結果、ドライエッチングのスピーシーズに第1層間絶縁膜120が晒されることなく、形状安定加工、及び、第1層間絶縁層120による半導体表面への汚染を抑制することができる。
第8の工程では、前記電極間無機絶縁層121を含む前記基板100の上全面に、第3の半導体層123となるリン等の5価の元素を不純物としてドープしたアモルファスシリコン膜を形成する。次いで、第4の半導体層124となるアモルファスシリコン等の半導体膜と、第5の半導体層となるボロン等の3価の元素を不純物としてドープしたアモルファスシリコン膜と、を形成する。これらの半導体層は、プラズマCVD法により順次成膜する。この時の成膜温度は、第1層間絶縁層120の耐熱温度以下で成膜することが好ましく、例えば230℃〜280℃程度の温度で成膜する。なお、ここでは、下から5価の不純物元素をドープしたアモルファスシリコン膜(n層)、不純物をドープしないアモルファスシリコン膜(i層)、3価の不純物元素をドープしたアモルファスシリコン膜(p層)を順次成膜した積層膜を用いる例を説明した。しかし、本発明はそれに限定されるものではない。下から3価の元素を不純物としてドープしたアモルファスシリコン膜(p層)、不純物をドープしないアモルファスシリコン膜(i層)、5価の元素を不純物としてドープしたアモルファスシリコン膜(n層)の順次成膜した積層膜を用いてもよい。また本発明において、不純物をドープしないアモルファスシリコン膜(i層)とは、便宜上の表現であって、不純物を全く含まない場合や実質的に不純物をドープしない場合だけでなく微量にドープ(ライトリードープ)したアモルファスシリコン膜も含む。
以下に説明する第9の工程以降の工程が本発明の製造方法における特徴的な工程である。
第9の工程では、前記アモルファスシリコン積層膜を含む前記基板100の上全面に、スパッタリング法により電極層であるITOを成膜する。次に、所定のマスクを用いて、ITOをウエットエッチングして一部を除去することにより、光電変換素子12の第2の電極を形成(パターニング)する。そして、光電変換素子12の第2の電極と同じマスクを用いて、第3の半導体層123と、第4の半導体層124と、第5の半導体層125と、をドライエッチングすることにより、フォトダイオードを1画素ごとに分離する。この時、光電変換素子12の第3の半導体層123と、第4の半導体層124と、第5の半導体層125は第1電極の内側に形成されているが、外側に形成しても良い。内側に形成することの効果としては、光電変換素子12の第4の半導体層124(i型半導体層)の端部で発生したキャリアに電界が印加出来るので、キャリアの収集効率が向上することである。前述したように、第2の電極126は第5の半導体層125よりも内側に配置されているのは以下の理由による。即ち、第2電極126パターニング時のアライメントずれの影響や、光電変換素子12のエッチング時の後退量(オーバーハング)の影響により、第2電極126の端部が光電変換素子12の第4の半導体層124の外側まで延在する構造となる場合がある為である。その結果、光電変換素子12の保護層の被覆性が悪くなり、信頼性の低下を招くので、第2電極126は光電変換素子12の第4の半導体層124の内側に配置することで設計上または製造上のマージンを確保することができる。
次工程からプロセス中の断面図とマスク図を用いてさらに詳しく説明する。
第10の工程では、前記光電変換素子12を形成した前記基板100の上全面に、第4の絶縁層164となる窒化シリコン膜等の絶縁膜をプラズマCVD法により成膜する。そして、図2(a)に示す第10のフォトマスクを用いて、絶縁膜を選択的にエッチングして、コンタクトホールを形成する。コンタクトホールは上部電極が配置されている位置に設ける。上部電極が第5の半導体層125に対して一種の保護層として機能する。その結果、コンタクトホール形成時のエッチングダメージが第5の半導体層125に及ぶことがなく、第5の半導体層125と第2の電極の接合が良好になり、暗電流やノイズが少なくなる。
本実施形態では、第10の工程で形成されたコンタクトホールを介して第2の電極と第3の電極を接続し、後述の共通するバイアス配線14から電位を供給しているが、第2の電極と第3の電極は別配線から電位を供給しても良い。その場合は、第10の工程でコンタクトホールを開口する必要はない。その場合も、光電変換素子12の第5の半導体層125はエッチングダメージが無い、又は少ない状態で形成できるので、同様の効果が得られる。
次に第11の工程では、前記第4の絶縁層164を形成した基板100の上全面に、スパッタリング法によりITOを成膜する。次に、図2(c)に示す第11のフォトマスクを用いて、ITOをウエットエッチングして、第3の電極を形成(パターニング)する。この時、第3の電極は、前記第4の絶縁層164を介して光電変換素子12の半導体層の端部の少なくとも一部の領域を覆うように配置する。これにより、光電変換素子12の半導体層で第2の電極が被覆していない領域に電界を印加する事が可能になり、キャリアの収集効率が向上する。本構成では、第3の電極は画素間で分離されているが、分離されてなくても良い。
また、第3の電極を形成する領域は、絶縁層164を介して光電変換素子12の半導体層の端部の全体を必ずしも覆うように形成する必要はなく、半導体層の上面の周縁部又は側面のみに形成する、或いは半導体層の端部に所定の間隔を保って形成する等、任意の設計を行うことができる。第三の電極を形成する領域を変化させることによって、設計の自由度が向上し、キャリアの収集効率を制御することができる。例えば、画素領域又は画素毎に第3の電極を形成する領域を変えることによって、素子全体としてキャリアの収集効率に一定の分布を持たせることもできる。
図11は本発明の第3の電極の配置の一例を表す図である。1101は第3の電極、1102は、半導体層領域を示している。但し、第3の電極と半導体層との間には絶縁層が形成されている(介在している)。
図11において、(a)は半導体層の上面の周縁部全体を第3の電極で覆うように配置した形態である。(b)乃至(f)は、半導体層領域の辺部又は角部の少なくとも一方に第三の電極を配置した形態である。第3の電極は、キャリアの収集効率(半導体層への電界のかかり方)や、製造コスト等を考慮して最適なデザインを採用することができる。
本実施の形態では、第2の電極、第3の電極に、ITOを用いたが、その他、透明電極材料がInZnO、InGaO、ZnO、SnO2、InGaZnO等の透明導電性酸化物や、PEDOT(poly−ethylene dioxy thiophene)、PSS(Poly−styrene sulfonate)等の導電性有機膜を用いても良い。
次に第12の工程では、前記第3の電極まで形成した前記基板100の上全面に、スパッタリング法によりバイアス配線14となるAl等の導電膜を成膜する。そして、図2(e)に示す第12のフォトマスクを用いて、Alをエッチングして、バイアス配線14を形成(パターニング)する。この時、第3の電極とバイアス配線14は画素と画素の間で電気的に接合されている。本実施形態では、第3の電極の直上にバイアス配線14を配置しているが、第3の電極とバイアス配線14の間に第2層間絶縁層140を配置して、平坦化した後にバイアス配線14を配置しても良い。
最後に、第13の工程では、前記バイアス配線14を含む前記基板100の上全面に、保護層を成膜し、図1(b)に示す構成が得られる。
[実施形態2]
次に、図3(a)、(b)、(c)を用いて、第2の実施形態を示す。図3(a)は第2の実施形態における2×2の画素の模式的な平面図である。(a)図3(b)は図3(a)中のA−A’の断面図である。図3(c)は図1(a)中のB−B’の断面図である。第1の実施形態と同じものは同じ番号を付与している。
第1の実施形態との違いは、第1の実施形態においては第3の電極は画素間で分離されていたのに対し、本例では、第3の電極が画素間で接続されている点である。加えて、本例では第3の電極上に配置された第2層間絶縁層140の上層にバイアス配線14が配置され、第2層間絶縁層140に設けられたコンタクトホールを介して、画素間で第3の電極と接続されている。更にバイアス配線14は格子状に配置されている。この構成においても、光電変換素子12の半導体層端部の第2電極が被覆されていない領域が、第4の絶縁層164を介して第3の電極により覆われている為、前記半導体層端部に電界が印加され、キャリアの収集効率が向上し、信号出力の低下が起らず、画像品位の高い装置を提供可能である。
次に、図4用いて、本発明の第2の実施形態の検出装置の製造方法について説明する。第2層間絶縁層140の形成からの工程についてはプロセス中の断面図を用いて詳しく説明する。なお、図4の(a)(c)(e)は、各工程で使用されるフォトマスクのマスクパターンを示すものであり、図4の(b)(d)(f)は、それぞれの工程でのそれぞれ図3(a)のA−A’の断面図である。なお、第1〜第10の工程は先に述べた実施形態と同一である。
第11の工程では、第10の工程までに形成した層構成を有する前記基板100の上全面に、スパッタリング法によりITOを成膜する。次に、図4(a)に示す第11のフォトマスクを用いて、ITOを選択的にウエットエッチングして、第3の電極を形成(パターニング)する。この時、第3の電極は隣接する画素まで延在している。
第12の工程では、前記基板100の上全面に、第2層間絶縁層140として、感光性を有するアクリル樹脂等をスピナー等の塗布装置を用いて第2層間絶縁層140を成膜する。感光性を有する有機材料としては、他にもポリイミド樹脂等が使用可能である。その後、図4(c)に示す第12のフォトマスクを用いて露光、現像処理によりコンタクトホールを形成する。
第13の工程では、前記基板100の上全面に、スパッタリング法により第3の電極層156となるAl等の導電膜を成膜する。そして、図4(e)に示す第12のフォトマスクを用いて、Alをエッチングして、第3の電極層156を形成する。
最後に第14の工程では、前記第3の電極層を形成した基板100の上全面に、保護層を成膜し、図3(b)に示す構成が得られる。
[実施形態3]
次に、図5(a)、図5(b)、を用いて本発明の第3の実施形態について説明する。図5(a)は本発明の第3の実施形態に係る2×2の画素の平面図である。図5(b)は図5(a)中のA−A’の断面図である。第1の実施形態と同じものは同じ番号を付している。本実施形態では光電変換素子としてpin型構造を用いているが、MIS型構造を用いることもできる。
第1の実施形態との違いは、第3の電極128に有機導電膜を使用している点である。PEDOTやPSSといった有機導電膜はスピンキャスト法等の塗布により成膜する為、平坦化が可能である。これにより、層間絶縁層無しで、平坦化された第3の電極128の上部にバイアス配線14を配置可能である。この構成においても、光電変換素子12の第4の半導体層124の端部が第4の絶縁層164を介して第3の電極128で被覆されていることから、半導体の端部の領域にも電界が作用するため、キャリアの収集効率が向上する。
次に、図6を用いて本発明の第3の実施形態における検出装置の製造方法について説明する。層間絶縁層の形成からの工程についてはプロセス中の断面図を用いて詳しく説明する。なお、図6の(a)(c)は、各工程で使用されるフォトマスクのマスクパターンを示すものであり、図6の(b)(d)は、それぞれの工程でのそれぞれ図5(a)のA−A’の断面図である。なお、第1〜第10の工程は実施形態1と同一である。
第11の工程では、前記第10の工程までに形成した層構成を有する前記基板100の上全面に、第3の電極として、PEDOTや、PSS等の導電性有機膜をスピンコート等の方法により成膜する。感光性を有する有機材料としては、他にもポリイミド樹脂等が使用可能である。その後、図6(a)に示す第11のフォトマスクを用いて、導電性有機膜をエッチングする。
第12の工程では、前記導電性有機膜をエッチングした前記基板100の上全面に、スパッタリング法により第3の電極層となるAl等の導電膜を成膜する。そして、図6(c)に示す第12のフォトマスクを用いて、Alをエッチングして、第3の電極層を形成する。
最後に、第13の工程では、前記第3の電極層を形成した前記基板100の上全面に、窒化シリコン膜を成膜し、図5(b)に示す構成が得られる。
[実施形態4]
次に、図7(a)、図7(b)を用いて本発明の第4の実施形態について説明する。図7(a)は、本発明の第4の実施形態に係る2×2の画素の平面図である。図7(b)は図7(a)中のA−A’の断面図である。第1の実施形態と同じものは同じ番号を付している。本実施形態では光電変換素子としてpin型構造を用いているが、MIS型構造を用いることもできる。
第1の実施形態との違いは、第2の電極126と第3の電極128は接続せず、電気的に分離されている。そして、第2の電極126は第2層間絶縁層140を挟んで上層に配置されたバイアス配線14と接続され、第3の電極128は画素間に配置された電源供給配線17と接続されている点である。この時、バイアス配線14の下方に透明電極層157としてITOが配置されているが、これは、Al等の低抵抗な材質で形成されるバイアス配線14が遮光性な為、第2の電極126と接続する為に光電変換素子12とオーバーラップさせると、その分開口率をロスする事になる。その為、バイアス配線14は光電変換素子12とオーバーラップさせずに、バイアス配線14の下方に配置した透明電極層157が第2の電極126と接続されている。本実施形態ではバイアス配線14の下層に透明電極層を配置したが、バイアス配線の上層に配置しても良い。又、本実施形態ではITOを配置しているが、その他、透明電極材料がInZnO、InGaO、ZnO、SnO2、InGaZnO等の透明導電性酸化物や、PEDOT(poly−ethylene dioxy thiophene)、PSS(Poly−styrene sulfonate)等の導電性有機膜を用いても良い。但し、本発明においては透明電極は必須ではなく、光を透過させたい領域の上に電極を設ける際には、透明電極を用いることの他、電極面積を小さくする、電極に開口部を設ける等により光が透過する領域を設ければよい。
本構成によれば、例えば第2電極126と接続されているバイアス配線14に−10Vの電位を供給し、第3の電極128と接続されている電源供給配線17に−15V程度の電位を供給することができる。このような構成とすることにより、第2の電極126に印加する電位と、第3の電極128に印加する電位とを各々独立に制御することができる。そして、実施形態1乃至3と比較して、光電変換素子12の端部の電界密度が高くなる。その結果、第4の半導体層124の端部で第2の電極126が被覆していない領域のキャリアの収集効率が向上する。そして、信号出力速度の低下が発生せずに、残像やクロストークといった問題が発生しないという効果を奏する。
次に、図8を用いて、本発明の第4の実施形態における検出装置の製造方法について説明する。層間絶縁層の形成からの工程についてはプロセス中の断面図を用いて詳しく説明する。なお、図8の(a)(c)(e)(g)(i)(k)は、各工程で使用されるフォトマスクのマスクパターンを示すものであり、図8の(b)(d)(f)(h)(j)(l)は、それぞれの工程でのそれぞれ図7(a)のA−A’の断面図である。なお、第1の工程から第9の工程までは実施形態1と同一である。
第10の工程では、前記第9の工程までに形成した層構成を含む前記基板100の上全面に、窒化シリコン膜等の絶縁膜をプラズマCVD法により成膜する。そして、図8(a)に示す第10のフォトマスクを用いて、当該窒化シリコン膜164の一部を選択的にエッチングする。
第11の工程では、前記窒化シリコン膜がパターニングされた前記基板100の上全面に、スパッタリング法によりITOを成膜する。次に、図8(c)に示す第11のフォトマスクを用いて、ITOをウエットエッチングして、第3の電極を形成(パターニング)する。
第12の工程では、前記第3の電極128を形成した前記基板100の上全面に、スパッタリング法によりAl等の導電膜を成膜する。そして、図8(e)に示す第12のフォトマスクを用いて、Alをエッチングして、電源供給配線17を形成する。
第13の工程では、前記電源供給配線17を形成した前記基板100の上全面に、感光性を有するアクリル樹脂等をスピナー等の塗布装置を用いて第2層間絶縁層140を成膜する。感光性を有する有機材料としては、他にもポリイミド樹脂等が使用可能である。その後、図8(g)に示す第13のフォトマスクを用いて露光、現像処理によりコンタクトホールを形成する。
第14の工程では、前記第2層間絶縁層140を形成した前記基板100の上全面に、ITOをスパッタリング法により成膜する。次に、図8(i)に示す第14のフォトマスクを用いて、ITOをウエットエッチングして、透明電極層157を形成する。
第15の工程では、前記透明電極層157を形成した前記基板100の上全面に、第8の電極層となるAl等の導電膜をスパッタリング法により成膜する。次に、図8(k)に示す第15のフォトマスクを用いて、Alをウエットエッチングして、バイアス配線14を形成する。
最後に、第16の工程では、前記バイアス配線14を形成した前記基板100の上全面に、窒化シリコン等の絶縁膜165をプラズマCVD法により成膜する。このようにして、図7(b)の構成が得られる。
次に、図9を用いて、本発明の検出装置を用いた放射線撮像システム(放射線検出システム)を説明する。図9は、本発明の検出装置を用いた放射線検出システムの構成を示す図である。
放射線源であるX線チューブ6050で発生したX線6060は、患者あるいは被験者6061の胸部6062を透過し、シンチレータを光電変換部3の光電変換素子12の上方に配置した放射線検出装置6040に入射する。この入射したX線には患者6061の体内部の情報が含まれている。X線の入射に対応してシンチレータは発光し、これを光電変換部3で光電変換して、電気的情報を得る。この情報はディジタルに変換され信号処理手段となるイメージプロセッサ6070により画像処理され制御室の表示手段となるディスプレイ6080で観察できる。
また、この情報は必要に応じて電話回線6090等の伝送処理手段を設けることにより遠隔地へ転送でき、別の場所のドクタールームなど表示手段となるディスプレイ6081に表示もしくは光ディスク等の記録手段に保存することができ、遠隔地の医師が診断することも可能である。また記録手段となるフィルムプロセッサ6100により記録媒体となるフィルム6110に記録することもできる。
11 画素
12 光電変換素子
13 TFT
14 バイアス配線
15 信号配線
16 制御配線
110 基板
120 第1層間絶縁層
121 電極間無機絶縁層
122 第1の電極
123 第3の半導体層
124 第4の半導体層
125 第5の半導体層
126 第2の電極
128 第3の電極
131 制御電極
132 第1の半導体層
133 第2の半導体層
134 第1主電極
135 第2主電極
164 第4の絶縁層

Claims (7)

  1. 基板上と、第1の電極と、半導体層と、第2の電極と、を含む光電変換素子を有する放射線検出装置の製造方法であって、
    前記半導体層の上に形成され、前記半導体層の端部に位置する電極層の少なくとも一部を除去して前記第2の電極を形成する工程と、
    前記電極層が除去された領域の前記半導体層の少なくとも一部に絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層の上の少なくとも一部に第3の電極を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする放射線検出装置の製造方法。
  2. 前記基板と前記第1の電極との間にスイッチ素子が配置され、前記スイッチ素子と前記第1の電極との間に有機絶縁層を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置の製造方法。
  3. 前記スイッチ素子と、前記光電変換素子と、を含む画素が2次元上に配置され、前記第3の電極を画素毎に分離する工程を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射線検出装置の製造方法。
  4. 前記第3の電極に共通するバイアス配線を形成する工程を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の放射線検出装置の製造方法。
  5. 基板上に複数の画素が配置され、
    前記画素は、
    スイッチ素子と、
    第1の電極と、半導体層と第2の電極と、を含む光電変換素子と、
    前記半導体層の少なくとも一部を覆うように配置された絶縁層と、
    前記絶縁層の上の少なくとも一部に配置された第3の電極と、を有し、
    前記第2の電極と、
    前記第3の電極と、
    が電気的に分離されていること、
    を特徴とする放射線検出装置。
  6. 基板上に複数の画素が配置され、
    前記画素は、
    スイッチ素子と、
    第1の電極と、半導体層と第2の電極と、を含む光電変換素子と、
    前記半導体層の少なくとも一部を覆うように配置された絶縁層と、
    前記絶縁層の上の少なくとも一部に配置された第3の電極と、を有し、
    前記第2の電極と、
    前記第3の電極と、
    が離間して形成されていること、
    を特徴とする放射線検出装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の放射線検出装置と、
    前記半導体装置からの信号を処理する信号処理手段と、
    前記信号処理手段からの信号を表示するための表示手段と、
    を具備することを特徴とする放射線撮像システム。
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