JP2013218552A - 工作機械の送り軸を駆動するサーボモータを制御するサーボモータ制御装置 - Google Patents

工作機械の送り軸を駆動するサーボモータを制御するサーボモータ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】工作機械による被加工対象の加工時間を短縮し、かつ、工作機械の送り軸が早送り動作から切削送り動作に切り替わる直後に加工精度が悪化しないサーボモータ制御装置を提供する。
【解決手段】演算係数設定部125は、フィードフォワード制御情報とフィードバック制御情報のうちの少なくとも一方を作成するための演算係数を、切削送り動作用に設定される第1の演算係数値と第1の演算係数値より小さい早送り動作用の第2の演算係数値との間の値に設定する。演算係数変更部123は、早送り動作中の任意の時点である第1の時点の後の第2の時点において動作指令が早送り動作指令から切削送り動作指令に切り替わることが第1の時点で予測される場合、演算係数を第2の値から第1の演算係数値に連続的に変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械の送り軸を駆動するサーボモータに対してフィードバック制御を行うサーボモータ制御装置に関する。
サーボモータによって駆動される工作機械の送り軸の動作には、工作機械による被加工対象の加工プログラムの動作指令が切削送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行いながら工作機械の送り軸を移動させる切削送り動作と、工作機械による被加工対象の加工プログラムの動作指令が早送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行わずに工作機械の送り軸を移動させる早送り動作とがある。切削送り動作が目的位置までの迅速な移動よりも正確な切削が優先されるのに対して、早送り動作が目的位置までの迅速な移動が要求されるので、切削送り動作中の送り軸の送り速度及び加速度は、早送り動作中の送り軸の送り速度及び加速度より低く設定される。
工作機械の送り軸を駆動するサーボモータに対してフィードバック制御を行うサーボモータ制御装置において、サーボモータの振動を抑制するために、サーボモータに対する速度指令及びトルク指令を作成するための位置制御ゲイン、比例ゲイン、積分ゲイン等の演算係数として、早送り動作用の演算係数値と早送り動作用の演算係数値より高い切削動作用の演算係数値を用いるサーボモータ制御装置が提案されている(例えば、特許文献1,2)。この場合、サーボモータ制御装置は、送り軸の動作を早送り動作から切削送り動作に切り替え又は切削送り動作から早送り動作に切り替える際に、サーボモータを一時停止し、演算係数を早送り動作用の演算係数値から切削送り動作用の演算係数値に又は切削送り動作用の演算係数値から早送り動作用の演算係数値に不連続に変更している。
このように演算係数を不連続に変更するサーボモータ制御装置において、加工時間を短縮するためにサーボモータを停止することなく演算係数を不連続に変更した場合、速度指令が不連続になるためにトルク指令が不連続になり、サーボモータのショックが増大するという不都合がある。
一方、フィードバック制御を行う制御装置において、演算係数を二つのモード間で連続的に変更する制御装置が提案されている(例えば、特許文献3〜6)。このような制御装置をサーボモータ制御装置に適用し、送り軸の動作を早送り動作から切削送り動作に切り替え又は切削送り動作から早送り動作に切り替える場合、サーボモータを停止しなくても演算係数が連続的に変化する。これにより、速度指令が連続的に変化するためにトルク指令が不連続にならず、サーボモータのショックの増大を回避することができる。
特開2000−277994号公報 特開2003−216243号公報 特開2000−39061号公報 特開2001−290501号公報 特開2009−303423号公報 特許第4441493号公報
演算係数を二つのモード間で連続的に変更する制御装置において送り軸の動作を早送り動作から切削送り動作に切り替える場合、演算係数の変更を早送り動作から切削送り動作への切替時に開始し、切削送り動作を開始してから所定の時間が経過したときに演算係数が切削送り動作用の演算係数値に到達する。このために、切削送り動作を開始してから演算係数が切削送り動作用の演算係数値に到達するまでの間は、演算係数が切削送り動作用の演算係数値より低いためにトルク指令の値が低くなり、サーボモータのトルクが十分でないことがある。したがって、工作機械の送り軸が早送り動作から切削送り動作に切り替わる直後に加工精度が悪化することがある。
本発明の目的は、工作機械による被加工対象の加工時間を短縮し、かつ、工作機械の送り軸が早送り動作から切削送り動作に切り替わる直後に加工精度が悪化しないサーボモータ制御装置を提供することである。
本発明によるサーボモータ制御装置は、工作機械による被加工対象の加工プログラムの動作指令が切削送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行いながら工作機械の送り軸を移動させる切削送り動作及び工作機械による被加工対象の加工プログラムの動作指令が早送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行わずに工作機械の送り軸を移動させる早送り動作を行うために工作機械の送り軸を駆動するサーボモータに対して、フィードバック制御を行うサーボモータ制御装置であって、フィードバック制御用演算係数を、切削送り動作用に設定される第1のフィードバック制御用演算係数値と第1のフィードバック制御用演算係数値より小さい早送り動作用の第2のフィードバック制御用演算係数値との間の値に設定する演算係数設定部と、早送り動作中の任意の時点である第1の時点の後の第2の時点において動作指令が早送り動作指令から切削送り動作指令に切り替わることが第1の時点で予測される場合、第1の時点と第2の時点との間の第1の期間又は第1の時点より後かつ第2の時点より前の第3の時点と第2の時点との間の第2の期間に亘って、フィードバック制御用演算係数を第2のフィードバック制御用演算係数値から第1のフィードバック制御用演算係数値に連続的に変更する演算係数変更部と、サーボモータに対するトルク指令を、サーボモータに対する位置指令と速度指令のうちの少なくとも一方、サーボモータの位置偏差と速度偏差のうちの少なくとも一方及びフィードバック制御用演算係数に基づいて生成するトルク指令生成部と、を備えることを特徴とする。
好適には、演算係数変更部は、第2の時点において動作指令が早送り動作指令から切削送り動作指令に切り替わるか否かを、第2の時点の動作指令を加工プログラムから先読みした外部制御装置から供給される第2の時点の動作指令に関する動作指令情報に基づいて予測する。
好適には、サーボモータ制御装置は、第2の時点の動作指令を加工プログラムから先読みし、第2の時点の動作指令に関する動作指令情報を作成して演算係数変更部に提供する動作指令情報作成部を更に有し、演算係数変更部は、第2の時点において動作指令が早送り動作から切削送り動作に切り替わるか否かを動作指令情報に基づいて予測する。
好適には、演算係数変更部は、第2の時点の動作指令を加工プログラムから先読みし、第2の時点の動作指令に関する動作指令情報を作成する動作指令情報作成部を更に有し、第2の時点において動作指令が早送り動作から切削送り動作に切り替わるか否かを動作指令情報に基づいて予測する。
好適には、演算係数変更部は、フィードバック制御用演算係数の第2のフィードバック制御用演算係数値から第1のフィードバック制御用演算係数値への変更を線形的に行う。
好適には、演算係数変更部は、動作指令が切削送り動作指令から早送り動作指令に切り替わることが予測される場合、動作指令が切削送り動作指令から早送り動作指令に切り替わる第4の時点と第4の時点より後の当該早送り動作指令に従う早送り動作中の任意の時点である第5の時点との間の第3の期間に亘って、フィードバック制御用演算係数を第1のフィードバック制御用演算係数値から第2のフィードバック制御用演算係数値に連続的に変更する。
好適には、演算係数変更部は、フィードバック制御用演算係数の第1のフィードバック制御用演算係数値から第2のフィードバック制御用演算係数値への変更を線形的に行う。
本発明による他のサーボモータ制御装置は、工作機械による被加工対象の加工プログラムの動作指令が切削送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行いながら工作機械の送り軸を移動させる切削送り動作及び工作機械による被加工対象の加工プログラムの動作指令が早送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行わずに工作機械の送り軸を移動させる早送り動作を行うために工作機械の送り軸を駆動するサーボモータに対して、フォードフォワード制御及びフィードバック制御を行うサーボモータ制御装置であって、フィードフォワード制御用演算係数を、切削送り動作用に設定される第1のフィードフォワード制御用演算係数値と第1のフィードフォワード制御用演算係数値より小さい早送り動作用の第2のフィードフォワード制御用演算係数値との間の値に設定する演算係数設定部と、早送り動作中の任意の時点である第1の時点の後の第2の時点において動作指令が早送り動作指令から切削送り動作指令に切り替わることが前記第1の時点で予測される場合、第1の時点と前記第2の時点との間の第1の期間又は第1の時点より後かつ第2の時点より前の第3の時点と第2の時点との間の第2の期間に亘って、フィードフォワード制御用演算係数を第2のフィードフォワード制御用演算係数値から第1のフィードフォワード制御用演算係数値に連続的に変更する演算係数変更部と、サーボモータに対するトルク指令を、サーボモータに対する位置指令と速度指令のうちの少なくとも一方及びフィードフォワード制御用演算係数に基づいて生成するトルク指令生成部と、を備える。
本発明によれば、工作機械による被加工対象の加工時間を短縮し、かつ、工作機械の送り軸が早送り動作から切削送り動作に切り替わる直後に加工精度が悪化しない。
本発明の第1の実施の形態によるサーボモータ駆動制御装置を有するシステムのブロック図である。 図1の演算係数設定部を詳細に示すブロック図である。 図1の動作指令情報作成部の演算係数変更信号の作成処理のフローチャートである。 図1の演算係数変更部の演算係数変更処理のフローチャートである。 図1のサーボモータ駆動制御装置の動作を説明するためのグラフである。 本発明の第2の実施の形態によるサーボモータ駆動制御装置を有するシステムのブロック図である。 図6の演算係数変更部及び動作指令情報作成部の演算係数変更信号の作成処理及び演算係数変更処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態によるサーボモータ駆動制御装置を有するシステムのブロック図である。
本発明によるサーボモータ駆動制御装置の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、図面中、同一構成要素には同一符号を付す。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるサーボモータ駆動制御装置を有するシステムのブロック図である。図1に示すシステムは、三相交流電源1と、コンバータ2と、平滑用コンデンサ3と、インバータ4と、サーボモータ5と、位置検出部6と、速度検出部7と、サーボモータ制御装置8と、電圧指令生成部9と、PWM信号生成部10と、外部制御装置としての上位制御装置11と、を有する。
三相交流電源1は、商用交流電源によって構成される。コンバータ2は、例えば、複数(3相交流の場合は6個)の整流ダイオード及びこれらの整流ダイオードのそれぞれに逆並列に接続されたトランジスタによって構成され、三相交流電源1から供給される交流電力を直流電力に変換する。平滑用コンデンサ3は、コンバータ2の整流ダイオードによって整流された電圧を平滑化するためにコンバータ2に並列に接続される。インバータ4は、平滑用コンデンサ3に並列に接続され、例えば、複数(3相交流の場合は6個)の整流ダイオード及びこれらの整流ダイオードのそれぞれに逆並列に接続されたトランジスタによって構成され、後に説明するPWM信号に基づいてトランジスタのオンオフ動作を行うことによって、コンバータ2によって変換された直流電力を交流電力に変換する。
サーボモータ5は、工作機械による被加工対象の加工プログラム(例えば、NCプログラム)12の動作指令が切削送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行いながら工作機械の送り軸を移動させる切削送り動作及び工作機械による被加工対象の加工プログラム12の動作指令が早送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行わずに工作機械の送り軸を移動させる早送り動作を行うために工作機械の送り軸を駆動する。なお、サーボモータ5として、ロータとステータのうちのいずれか一方に永久磁石が設けられた回転型サーボモータ、ステータとスライダのうちのいずれか一方に永久磁石が設けられたリニアサーボモータ、ステータとバイブレータのうちのいずれか一方に永久磁石が設けられた振動型サーボモータ等を用いる。なお、図1において、一つのサーボモータ5を示すが、サーボモータ5の個数を2以上にし、工作機械のテーブル又は工具を移動させる互いに直交した少なくとも二つの送り軸を駆動させるようにしてもよい。
位置検出部6は、エンコーダ、ホール素子、レゾルバ等によって構成され、サーボモータ5すなわち送り軸の位置を検出し、送り軸の位置情報を速度検出部7及びサーボモータ制御装置8に出力する。速度検出部7は、送り軸の位置情報が入力され、送り軸の位置を時間で微分することによって送り軸の送り速度を検出し、送り軸の速度情報をサーボモータ制御装置8に出力する。
サーボモータ制御装置8は、サーボモータに対して、フィードフォワード制御とフィードバック制御の両方を行う。このために、サーボモータ制御装置8は、トルク指令生成部101と、微分器102,103と、演算係数変更部104と、積分器105と、演算係数設定部106と、を有する。
トルク指令生成部101は、サーボモータ5に対する後に説明するトルク指令を、送り軸の位置指令と速度指令の両方、サーボモータの位置偏差と速度偏差の両方及び後に説明するフィードフォワード制御用演算係数とフィードバック制御用演算係数の両方に基づいて生成する。このために、トルク指令生成部101は、位置制御部111と、速度制御部112と、を有する。
位置制御部111は、送り軸の位置指令及び位置情報を用いて送り軸の位置を制御する。このために、位置制御部111は、減算器111aと、加算器111bと、を有する。減算器111aは、上位制御装置11から送り軸の位置指令が入力される+入力端子と、位置検出部6から送り軸の位置情報が入力される−入力端子と、送り軸の位置指令値と送り軸の位置の値との位置偏差を演算係数設定部106に出力する出力端子と、を有する。加算器111bは、演算係数設定部106からの信号が入力される第1の+入力端子及び第2の+入力端子と、入力された信号に基づいて送り軸の速度指令を生成して速度制御部112に出力する出力端子と、を有する。
速度制御部112は、送り軸の速度指令及び速度情報を用いて送り軸の速度を制御する。このために、速度制御部112は、減算器112aと、加算器112b,112cと、を有する。減算器112aは、加算器111bの出力端子から送り軸の速度指令が入力される+入力端子と、速度検出部7から送り軸の速度情報が入力される−入力端子と、送り軸の速度指令値と送り軸の速度の値との速度偏差を演算係数設定部106に出力する出力端子と、を有する。加算器112bは、演算係数設定部106からの信号が入力される第1の+入力端子及び第2の+入力端子と、入力された信号と、これらの信号の和を加算器112cに出力する出力端子と、を有する。加算器112cは、加算器112bの出力端子からの信号が入力される第1の+入力端子と、演算係数設定部106からの信号が入力される第2の+入力端子と、入力された信号に基づいてトルク指令を生成して電圧指令生成部9に出力する出力端子と、を有する。
微分器102は、上位制御装置11から送り軸の位置指令が入力され、送り軸の位置指令の値を時間で1階微分し、送り軸の位置指令の値を1階微分したもの(1階微分位置指令値)を微分器103及び演算係数設定部106に入力する。微分器103は、1階微分位置指令値が微分器102から入力され、送り軸の位置指令の値を2階微分したもの(2階微分位置指令値)を演算係数設定部106に入力する。
演算係数変更部104は、後に説明するように、フィードフォワード制御用演算係数を、切削送り動作用に設定される第1のフィードフォワード制御用演算係数値と第1のフィードフォワード制御用演算係数値より小さい早送り動作用の第2のフィードフォワード制御用演算係数値との間で連続的に変更し、フィードバック制御用演算係数を、切削送り動作用に設定される第1のフィードバック制御用演算係数値と第1のフィードバック制御用演算係数値より小さい早送り動作用の第2のフィードバック制御用演算係数値との間で連続的に変更する。積分器105は、加算器112aから供給される速度偏差の値を1階積分し、速度偏差を1階積分したもの(1階積分速度偏差)を演算係数設定部106に出力する。
演算係数設定部106は、フィードフォワード制御用演算係数を、切削送り動作用に設定される第1のフィードフォワード制御用演算係数値と第1のフィードフォワード制御用演算係数値より小さい早送り動作用の第2のフィードフォワード制御用演算係数値との間に設定し、フィードバック制御用演算係数を、切削送り動作用に設定される第1のフィードバック制御用演算係数値と第1のフィードバック制御用演算係数値より小さい早送り動作用の第2のフィードバック制御用演算係数値との間に設定する。このために、演算係数設定部106は、図2に示すように、位置フィードフォワード係数設定部106aと、速度フィードフォワード係数設定部106bと、位置制御ゲイン設定部106cと、比例ゲイン設定部106dと、積分ゲイン設定部106eと、を有する。
位置フィードフォワード係数設定部106aは、フィードフォワード制御用演算係数としての位置フィードフォワード係数を、切削送り動作用に設定される第1の位置フィードフォワード係数値と第1の位置フィードフォワード係数値より小さい早送り動作用の第2の位置フィードフォワード係数値との間の値に設定する。位置フィードフォワード係数を設定するために、演算係数変更部104は、位置フィードフォワード係数を第1の位置フィードフォワード係数値と第2の位置フィードフォワード係数値との間で連続的に変更する。また、位置フィードフォワード係数設定部106aは、微分器102から1階微分位置指令値が入力され、設定した位置フィードフォワード係数と1階微分位置指令値との積を、加算器111bの第1の+入力端子に入力する。
速度フィードフォワード係数設定部106bは、フィードフォワード制御用演算係数としての速度フィードフォワード係数を、切削送り動作用に設定される第1の速度フィードフォワード係数値と第1の速度フィードフォワード係数値より小さい早送り動作用の第2の速度フィードフォワード係数値との間の値に設定する。速度フィードフォワード係数を設定するために、演算係数変更部104は、速度フィードフォワード係数を第1の速度フィードフォワード係数値と第2の速度フィードフォワード係数値との間で連続的に変更する。また、速度フィードフォワード係数設定部106bは、微分器103から2階微分位置指令値が入力され、設定した速度フィードフォワード係数と2階微分位置指令値との積を、加算器112bの第1の+入力端子に入力する。
位置制御ゲイン設定部106cは、フィードバック制御用演算係数としての位置制御ゲインを、切削送り動作用に設定される第1の位置制御ゲイン値と第1の位置制御ゲイン値より小さい早送り動作用の第2の位置制御ゲイン値との間の値に設定する。位置制御ゲインを設定するために、演算係数変更部104は、位置制御ゲインを第1の位置制御ゲイン値と第2の位置制御ゲイン値との間で連続的に変更する。また、位置制御ゲイン設定部106cは、減算器111aから位置偏差が入力され、設定した位置制御ゲインと位置偏差との積を、加算器111bの第2の+入力端子に入力する。
比例ゲイン設定部106dは、フィードバック制御用演算係数としての比例ゲインを、切削送り動作用に設定される第1の比例ゲイン値と第1の比例ゲイン値より小さい早送り動作用の第2の比例ゲイン値との間の値に設定する。比例ゲインを設定するために、演算係数変更部104は、比例ゲインを第1の比例ゲイン値と第2の比例ゲイン値との間で連続的に変更する。また、比例ゲイン設定部106dは、減算器112aから速度偏差が入力され、設定した比例ゲインと速度偏差との積を、加算器112bの第2の+入力端子に入力する。
積分ゲイン設定部106eは、フィードバック制御用演算係数としての積分ゲインを、切削送り動作用に設定される第1の積分ゲイン値と第1の積分ゲイン値より小さい早送り動作用の第2の積分ゲイン値との間の値に設定する。積分ゲインを設定するために、演算係数変更部104は、積分ゲインを第1の積分ゲイン値と第2の積分ゲイン値との間で連続的に変更する。また、積分ゲイン設定部106eは、積分器105から1階積分速度偏差が入力され、設定した積分ゲインと1階積分速度偏差との積を、加算器112cの第2の+入力端子に入力する。
なお、以下の説明において、演算係数は、位置フィードフォワード係数、速度フィードフォワード係数、位置制御ゲイン、比例ゲイン及び積分ゲインの全てを意味し、第1の演算係数値は、第1の位置フィードフォワード係数値、第1の速度フィードフォワード係数値、第1の位置制御ゲイン値、第1の比例ゲイン値及び第1の積分ゲイン値の全てを意味し、第2の演算係数値は、第2の位置フィードフォワード係数値、第2の速度フィードフォワード係数値、第2の位置制御ゲイン値、第2の比例ゲイン値及び第2の積分ゲイン値の全てを意味する。
電圧指令生成部9は、トルク指令を電流指令に変換し、電流指令の値とサーボモータ5の電流値との電流偏差に基づいて電圧指令を生成する。PWM信号生成部10は、電圧指令をPWM信号に変換し、PWM信号をインバータ4に出力する。
本実施の形態では、速度検出部7、サーボモータ制御装置8、電圧指令生成部9及びPWM信号生成部10は、入出力ポート、シリアル通信回路、A/D変換器、カウンタ等を備えたプロセッサによって実現され、図示しないメモリに格納された処理プログラムに従って後に説明する処理を実行する。
上位制御装置11は、CNC(数値制御装置)等によって構成され、加工プログラム12を解析し、後に説明するモード切替信号及び位置指令をサーボモータ制御装置8に出力する。このために、上位制御装置11は、動作指令情報作成部11a及び位置指令作成部11bを有する。
動作指令情報作成部11aは、送り軸の現在の動作が早送り動作中である場合には加工プログラム12の現在から所定の期間経過した後の動作指令を先読みし、送り軸の現在の動作が切削動作中である場合には加工プログラムの現在の動作指令を解析する。そして、動作指令情報作成部11aは、先読み又は解析した動作指令に応じてハイ又はローの演算係数変更信号を演算係数変更部104に出力する。したがって、演算係数変更部104は、演算係数変更信号がローからハイに切り替わった時点において演算係数を第2の演算係数値から第1の演算係数値に連続的に変更し、演算係数変更信号がハイからローに切り替わった時点において演算係数を第1の演算係数値から第2の演算係数値に連続的に変更する。このように演算係数変更部104にハイ又はローの演算係数変更信号が入力されることによって、加工プログラム12の現在又は現在から所定の期間経過した後の動作指令に関する動作指令情報が演算係数変更部104に提供される。
なお、上述した「所定の期間」は、例えば、サーボモータ5に生じるショックが工作機械によって許容されるように設定された第1の演算係数値から第2の演算係数値に変更するまでの期間のうちの最短期間とする。
動作指令情報作成部11bは、加工プログラム12から現在の位置指令を解析し、位置指令を加算器111aの+入力端子に入力する。
図3は、図1の動作指令情報作成部の演算係数変更信号の作成処理のフローチャートである。このフローチャートは、工作機械による被加工対象の加工処理中に実行され、上位制御装置11で実行される処理プログラムによって制御される。
先ず、動作指令情報作成部11aは、前回解析した加工プログラム12の前回の動作指令すなわち早送り動作と切削送り動作のいずれかの動作を行わせる指令に基づいて、送り軸が早送り動作中であるか否か判断する(ステップS1)。
送り軸が早送り動作中である場合、送り軸の動作が所定期間経過後に早送り動作から切削送り動作に切り替わるか否かを判断するために、動作指令情報作成部11aは、加工プログラム12の現在から所定の期間経過した後の動作指令を先読みする(ステップS2)。それに対し、送り軸が早送り動作中でない、即ち、送り軸が切削送り動作中である場合、送り軸の動作がすぐに切削送り動作から早送り動作に切り替わるか否かを判断するために、動作指令情報作成部11aは、加工プログラム12の現在の動作指令を解析する(ステップS3)。
ステップS2又はステップS3の後、動作指令情報作成部11aは、先読みし又は解析した動作指令が早送り動作指令であるか否か判断する(ステップS4)。先読みし又は解析した動作指令が早送り動作指令である場合、動作指令情報作成部11aは、ローの演算係数変更信号を演算係数変更部104に送信し(ステップS5)、処理フローを終了する。それに対し、先読みし又は解析した動作指令が早送り動作指令でない、すなわち、先読みし又は解析した動作指令が切削送り動作指令である場合、動作指令情報作成部11aは、ハイの演算係数変更信号を演算係数変更部104に送信し(ステップS6)、処理フローを終了する。
なお、現在の動作指令は、例えばフラグを付した信号を上位制御装置11からサーボモータ制御装置8に供給することによって上位制御装置11からサーボモータ制御装置8に供給され、現在の動作指令に関する情報が、サーボモータ制御装置8に内蔵されたメモリ(図示せず)に格納される。サーボモータ制御装置8は、メモリに格納された現在の動作指令に関する情報を読み出すことによって送り軸の動作状態を判断することができる。
図4は、図1の演算係数変更部の演算係数変更処理のフローチャートである。このフローチャートは、工作機械による被加工対象の加工処理中に演算係数変更部104が演算係数変更信号を受信する度に実行され、サーボモータ制御装置8で実行される処理プログラムによって制御される。
先ず、演算係数変更部104は、今回受信した演算係数変更信号がローであるか否か判断する(ステップS11)。今回受信した演算係数変更信号がローである場合、演算係数変更部104は、前回受信した演算係数変更信号がローであるか否か判断する(ステップS12)。前回受信した演算係数変更信号がローである場合、演算係数変更部104は、サーボモータ制御装置8に内蔵されたカウンタのカウンタ値を1だけ増分する(ステップS13)。それに対し、前回受信した演算係数変更信号がローである、すなわち、前回受信した演算係数変更信号がハイである場合、演算係数変更部104は、当該カウンタのカウンタ値を0にクリアする(ステップS14)。
ステップS13又はステップS14の後、演算係数変更部104は、サーボモータ制御装置8に内蔵されたカウンタのカウンタ値が1未満であるか否か判断する(ステップS15)。カウンタ値が1未満でない場合、演算係数変更部104は、送り軸が早送り動作を継続すると判断し、演算係数を第2の演算係数値のままにし(ステップS16)、処理フローを終了する。それに対し、カウンタ値が1未満である場合、演算係数変更部104は、送り軸の動作が所定の期間経過後に早送り動作から切削送り動作に切り替わると予測し、演算係数を第2の演算係数値から第1の演算係数値に連続的に変更し(ステップS17)、処理フローを終了する。
一方、ステップS11において今回受信した演算係数変更信号がローであると判断された場合、演算係数変更部104は、前回受信した演算係数変更信号がローであるか否か判断する(ステップS18)。前回受信した演算係数変更信号がローである場合、演算係数変更部104は、サーボモータ制御装置8に内蔵されたカウンタのカウンタ値を0にクリアする(ステップS19)。それに対し、前回受信した演算係数変更信号がローである、すなわち、前回受信した演算係数変更信号がハイである場合、演算係数変更部104は、当該カウンタのカウンタ値を1だけ増分する(ステップS14)。
カウンタ値を1だけ増分し又はカウンタ値を0にクリアした後、演算係数変更部104は、サーボモータ制御装置8に内蔵されたカウンタのカウンタ値が1未満であるか否か判断する(ステップS21)。カウンタ値が1未満でない場合、演算係数変更部104は、送り軸が切削送り動作を継続すると判断し、演算係数を第2の演算係数値のままにし(ステップS22)、処理フローを終了する。それに対し、カウンタ値が1未満である場合、演算係数変更部104は、送り軸の動作がすぐに切削送り動作から早送り動作に切り替わると予測し、演算係数を第1の演算係数値から第2の演算係数値に連続的に変更し(ステップS23)、処理フローを終了する。
図5は、図1のサーボモータ駆動制御装置の動作を説明するためのグラフである。図5において、演算係数変更信号の時間変化を示すグラフ、演算係数の時間変化を示すグラフ、速度指令の時間変化を示すグラフ及びトルク指令の時間変化を示すグラフを上から順に示す。
図5において、演算係数変更部104は、早送り動作中の任意の時点である第1の時点としての時点t1の後の第2の時点としての時点t2において加工プログラム12の動作指令が早送り動作指令から切削送り動作指令に切り替わることを、上位制御装置11によって先読みした時点t2の動作命令に基づいて時点t1で予測する。その後、演算係数変更部104は、時点t1と時点t2との間の期間(第1の期間)に亘って演算係数を第2の演算係数値から第1の演算係数値に連続的に変更する。なお、演算係数の第2の演算係数値から第1の演算係数値への連続的な変更を、時点t1より後かつ時点t2より前の第3の時点としての時点t3と時点t2との間の期間(第2の期間)に亘って行ってもよい。また、図5において、第2の演算係数値から第1の演算係数値への連続的な変更を、線形的に、すなわち、第1の期間又は第2の期間を時定数とする直線補間によって行っているが、連続的な変更は線形的な変更である必要はなく、連続的な変更を例えば指数関数的な変更とすることもできる。
このように演算係数を第1の期間又は第2の期間に亘って第2の演算係数値から第1の演算係数値に連続的に変更することによって、切削送り動作開始時である時点t2には演算係数が切削送り動作用の第1の演算係数値に設定されるので、工作機械の送り軸が早送り動作から切削送り動作に切り替わる直後に加工精度が悪化しない。また、演算係数を第1の期間又は第2の期間に亘って第2の演算係数値から第1の演算係数値に連続的に変更することによって、サーボモータ5の速度指令を零にしなくてもトルク指令が不連続にならないので、サーボモータ5のショックが発生しない。したがって、工作機械による被加工対象の加工中にサーボモータ5を停止させる必要がなくなり、工作機械による被加工対象の加工時間を短縮することができる。
また、演算係数変更部104は、第4の時点としての時点t4において動作指令が切削送り動作指令から早送り動作指令に切り替わると予測する。その後、演算係数変更部104は、時点t4と時点t4より後の当該早送り動作指令に従う早送り動作中の任意の時点である第5の時点としてのt5との間の期間(第3の期間)に亘って、演算係数を第1の演算係数値から第2の演算係数値に連続的に変更する。これによって、送り軸の送り動作が切削送り動作から早送り動作に切り替わるとすぐに演算係数の第1の演算係数値から第2の演算係数値への変更を開始するので、送り軸の切削送り動作時には演算係数が常に第1の演算係数値に設定される。
したがって、本実施の形態によれば、工作機械による被加工対象の加工時間を短縮し、かつ、工作機械の送り軸が早送り動作から切削送り動作に切り替わる直後に加工精度が悪化しない。
図6は、本発明の第2の実施の形態によるサーボモータ駆動制御装置を有するシステムのブロック図である。図1に示すシステムは、三相交流電源1と、コンバータ2と、平滑用コンデンサ3と、インバータ4と、サーボモータ5と、位置検出部6と、速度検出部7と、サーボモータ制御装置8’と、電圧指令生成部9と、PWM信号生成部10と、外部制御装置としての上位制御装置11’と、を有する。
図6において、三相交流電源1、コンバータ2、平滑用コンデンサ3、インバータ4、サーボモータ5、位置検出部6、速度検出部7、電圧指令生成部9及びPWM信号生成部10は、図1に示した第1の実施の形態の三相交流電源1、コンバータ2、平滑用コンデンサ3、インバータ4、サーボモータ5、位置検出部6、速度検出部7、電圧指令生成部9及びPWM信号生成部10と同一構成を有するので、これらの説明を省略する。
図6に示す実施の形態において、サーボモータ制御装置8’は、図1の動作指令情報作成部11aと同一機能を有する動作指令情報作成部107を更に有する。また、上位制御装置11’は、図1に示した第1の実施の形態の動作指令情報作成部11aの代わりに、加工プログラム12を取得して動作指令情報作成部107に提供する加工プログラム提供部11a’を有する。
図7は、図6の演算係数変更部及び動作指令情報作成部の演算係数変更信号の作成処理及び演算係数変更処理のフローチャートである。このフローチャートは、工作機械による被加工対象の加工処理中に実行され、サーボモータ制御装置8’で実行される処理プログラムによって制御される。
先ず、動作指令情報作成部107は、前回解析した加工プログラム12の前回の動作指令すなわち早送り動作と切削送り動作のいずれかの動作を行わせる指令に基づいて、送り軸が早送り動作中であるか否か判断する(ステップS31)。
送り軸が早送り動作中である場合、送り軸の動作が所定期間経過後に早送り動作から切削送り動作に切り替わるか否かを判断するために、動作指令情報作成部107は、加工プログラム12の現在から所定の期間経過した後の動作指令を先読みする(ステップS32)。それに対し、送り軸が早送り動作中でない、即ち、送り軸が切削送り動作中である場合、送り軸の動作がすぐに切削送り動作から早送り動作に切り替わるか否かを判断するために、動作指令情報作成部107は、加工プログラム12の現在の動作指令を解析する(ステップS33)。
ステップS32又はステップS33の後、動作指令情報作成部107は、先読みし又は解析した動作指令が早送り動作指令であるか否か判断する(ステップS34)。先読みし又は解析した動作指令が早送り動作指令である場合、動作指令情報作成部107は、ローの演算係数変更信号を演算係数変更部104に送信する(ステップS35)。それに対し、先読みし又は解析した動作指令が早送り動作指令でない、すなわち、先読みし又は解析した動作指令が切削送り動作指令である場合、動作指令情報作成部107は、ハイの演算係数変更信号を演算係数変更部104に送信する(ステップS36)。
ステップS35又はステップS36の後、演算係数変更部104は、今回受信した演算係数変更信号がローであるか否か判断する(ステップS37)。今回受信した演算係数変更信号がローである場合、演算係数変更部104は、前回受信した演算係数変更信号がローであるか否か判断する(ステップS38)。前回受信した演算係数変更信号がローである場合、演算係数変更部104は、サーボモータ制御装置8’に内蔵されたカウンタのカウンタ値を1だけ増分する(ステップS39)。それに対し、前回受信した演算係数変更信号がローである、すなわち、前回受信した演算係数変更信号がハイである場合、演算係数変更部104は、当該カウンタのカウンタ値を0にクリアする(ステップS40)。
ステップS39又はステップS40の後、演算係数変更部104は、サーボモータ制御装置8’に内蔵されたカウンタのカウンタ値が1未満であるか否か判断する(ステップS41)。カウンタ値が1未満でない場合、演算係数変更部104は、送り軸が早送り動作を継続すると判断し、演算係数を第2の演算係数値のままにし(ステップS42)、処理フローを終了する。それに対し、カウンタ値が1未満である場合、演算係数変更部104は、送り軸の動作が所定の期間経過後に早送り動作から切削送り動作に切り替わると予測し、演算係数を第2の演算係数値から第1の演算係数値に連続的に変更し(ステップS43)、処理フローを終了する。
一方、ステップS37において今回受信した演算係数変更信号がローであると判断された場合、演算係数変更部104は、前回受信した演算係数変更信号がローであるか否か判断する(ステップS44)。前回受信した演算係数変更信号がローである場合、演算係数変更部104は、サーボモータ制御装置8’に内蔵されたカウンタのカウンタ値を0にクリアする(ステップS45)。それに対し、前回受信した演算係数変更信号がローである、すなわち、前回受信した演算係数変更信号がハイである場合、演算係数変更部104は、当該カウンタのカウンタ値を1だけ増分する(ステップS46)。
ステップS44又はステップS45の後、演算係数変更部104は、サーボモータ制御装置8’に内蔵されたカウンタのカウンタ値が1未満であるか否か判断する(ステップS47)。カウンタ値が1未満でない場合、演算係数変更部104は、送り軸が切削送り動作を継続すると判断し、演算係数を第2の演算係数値のままにし(ステップS48)、処理フローを終了する。それに対し、カウンタ値が1未満である場合、演算係数変更部104は、送り軸の動作がすぐに切削送り動作から早送り動作に切り替わると予測し、演算係数を第1の演算係数値から第2の演算係数値に連続的に変更し(ステップS49)、処理フローを終了する。
本実施の形態によれば、加工プログラム12の所定の期間経過後の動作指令の先読みを、サーボモータ制御装置8’内で行うことができる。
図8は、本発明の第3の実施の形態によるサーボモータ駆動制御装置を有するシステムのブロック図である。図1に示すシステムは、三相交流電源1と、コンバータ2と、平滑用コンデンサ3と、インバータ4と、サーボモータ5と、位置検出部6と、速度検出部7と、サーボモータ制御装置8”と、電圧指令生成部9と、PWM信号生成部10と、外部制御装置としての上位制御装置11’と、を有する。
図8において、三相交流電源1、コンバータ2、平滑用コンデンサ3、インバータ4、サーボモータ5、位置検出部6、速度検出部7、電圧指令生成部9、PWM信号生成部10及び上位制御装置11’は、図6に示した第2の実施の形態の三相交流電源1、コンバータ2、平滑用コンデンサ3、インバータ4、サーボモータ5、位置検出部6、速度検出部7、電圧指令生成部9、PWM信号生成部10及び上位制御装置11’と同一構成を有するので、これらの説明を省略する。
図8に示す実施の形態において、サーボモータ制御装置8”は、演算係数変更部104及び動作指令情報作成部107の代わりに、動作指令情報作成部107’を有する演算係数変更部104’を有し、動作指令情報作成部107’は、図6の動作指令情報作成部107と同一機能を有する。
本実施の形態によれば、加工プログラム12の所定の期間経過後の動作を予測するために演算係数変更信号を送受信する必要がない。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例えば、商用交流電源として三相交流電源3を用いたが、三相以外の多相交流電源を商用交流電源として用いることもできる。
また、フィードフォワード用演算係数とフィードバック用演算係数の両方を第1の演算係数値と第2の演算係数値との間に設定する場合について説明したが、フィードフォワード用演算係数とフィードバック用演算係数のいずれか一方を第1の演算係数値と第2の演算係数値との間に設定する場合にも本発明を適用することができる。
また、演算係数として位置フィードフォワード係数、速度フィードフォワード係数、位置制御ゲイン、比例ゲイン及び積分ゲインを用いる場合について説明したが、演算係数としてこれら位置フィードフォワード係数、速度フィードフォワード係数、位置制御ゲイン、比例ゲイン及び積分ゲインのうちの少なくとも一つを用いた場合、演算係数として位置フィードフォワード係数、速度フィードフォワード係数、位置制御ゲイン、比例ゲイン及び積分ゲイン以外の演算係数を用いる場合等にも本発明を適用することができる。
また、トルク指令を生成するために位置指令と速度指令の両方を用いる場合について説明したが、トルク指令を生成するために位置指令と速度指令のいずれか一方を用いる場合にも本発明を適用することができる。
また、トルク指令を生成するために位置情報と速度情報の両方を提供する場合について説明したが、トルク指令を生成するために位置情報と速度情報のいずれか一方を用いる場合にも本発明を適用することができる。
さらに、フィードフォワード制御とフィードバック制御の両方を行う場合について説明したが、フィードバック制御のみを行う場合にも本発明を適用することができる。
1 三相交流電源
2 コンバータ
3 平滑用コンデンサ
4 インバータ
5 サーボモータ
6 位置検出部
7 速度検出部
8,8’,8’’ サーボモータ制御装置
9 電圧指令生成部
10 PWM信号生成部
11,11’ 上位制御装置
11a,107,107’ 動作指令情報作成部
11b 位置指令作成部
12 加工プログラム
101 トルク指令生成部
102,103 微分器
104,104’ 演算係数変更部
105 積分器
106 演算係数設定部
106a 位置フィードフォワード係数設定部
106b 速度フィードフォワード係数設定部
106c 位置制御ゲイン設定部
106d 比例ゲイン設定部
106e 積分ゲイン設定部
111 位置制御部
111a,112a 減算器
111b,112b,112c 加算器
112 速度制御部

Claims (8)

  1. 工作機械による被加工対象の加工プログラムの動作指令が切削送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行いながら工作機械の送り軸を移動させる切削送り動作及び工作機械による被加工対象の加工プログラムの動作指令が早送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行わずに工作機械の送り軸を移動させる早送り動作を行うために工作機械の送り軸を駆動するサーボモータに対して、フィードバック制御を行うサーボモータ制御装置であって、
    フィードバック制御用演算係数を、切削送り動作用に設定される第1のフィードバック制御用演算係数値と前記第1のフィードバック制御用演算係数値より小さい早送り動作用の第2のフィードバック制御用演算係数値との間の値に設定する演算係数設定部と、
    早送り動作中の任意の時点である第1の時点の後の第2の時点において動作指令が早送り動作指令から切削送り動作指令に切り替わることが前記第1の時点で予測される場合、前記第1の時点と前記第2の時点との間の第1の期間又は前記第1の時点より後かつ前記第2の時点より前の第3の時点と前記第2の時点との間の第2の期間に亘って、前記フィードバック制御用演算係数を前記第2のフィードバック制御用演算係数値から前記第1のフィードバック制御用演算係数値に連続的に変更する演算係数変更部と、
    サーボモータに対するトルク指令を、サーボモータに対する位置指令と速度指令のうちの少なくとも一方、サーボモータの位置偏差と速度偏差のうちの少なくとも一方及び前記フィードバック制御用演算係数に基づいて生成するトルク指令生成部と、
    を備えることを特徴とするサーボモータ制御装置。
  2. 前記演算係数変更部は、前記第2の時点において動作指令が早送り動作指令から切削送り動作指令に切り替わるか否かを、前記第2の時点の動作指令を加工プログラムから先読みした外部制御装置から供給される前記第2の時点の動作指令に関する動作指令情報に基づいて予測する請求項1に記載のサーボモータ制御装置。
  3. 前記第2の時点の動作指令を加工プログラムから先読みし、前記第2の時点の動作指令に関する動作指令情報を作成して前記演算係数変更部に提供する動作指令情報作成部を更に有し、
    前記演算係数変更部は、前記第2の時点において動作指令が早送り動作から切削送り動作に切り替わるか否かを前記動作指令情報に基づいて予測する請求項1に記載のサーボモータ制御装置。
  4. 前記演算係数変更部は、前記第2の時点の動作指令を加工プログラムから先読みし、前記第2の時点の動作指令に関する動作指令情報を作成する動作指令情報作成部を更に有し、前記第2の時点において動作指令が早送り動作から切削送り動作に切り替わるか否かを前記動作指令情報に基づいて予測する請求項1に記載のサーボモータ制御装置。
  5. 前記演算係数変更部は、前記フィードバック制御用演算係数の前記第2のフィードバック制御用演算係数値から前記第1のフィードバック制御用演算係数値への変更を線形的に行う請求項1から4のうちのいずれか1項に記載のサーボモータ制御装置。
  6. 前記演算係数変更部は、動作指令が切削送り動作指令から早送り動作指令に切り替わることが予測される場合、動作指令が切削送り動作指令から早送り動作指令に切り替わる第4の時点と前記第4の時点より後の当該早送り動作指令に従う早送り動作中の任意の時点である第5の時点との間の第3の期間に亘って、前記フィードバック制御用演算係数を前記第1のフィードバック制御用演算係数値から前記第2のフィードバック制御用演算係数値に連続的に変更する請求項1から5のうちのいずれか1項に記載のサーボモータ制御装置。
  7. 前記演算係数変更部は、前記フィードバック制御用演算係数の前記第1のフィードバック制御用演算係数値から前記第2のフィードバック制御用演算係数値への変更を線形的に行う請求項6に記載のサーボモータ制御装置。
  8. 工作機械による被加工対象の加工プログラムの動作指令が切削送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行いながら工作機械の送り軸を移動させる切削送り動作及び工作機械による被加工対象の加工プログラムの動作指令が早送り動作指令であるときに被加工対象の切削を行わずに工作機械の送り軸を移動させる早送り動作を行うために工作機械の送り軸を駆動するサーボモータに対して、フォードフォワード制御及びフィードバック制御を行うサーボモータ制御装置であって、
    フィードフォワード制御用演算係数を、切削送り動作用に設定される第1のフィードフォワード制御用演算係数値と前記第1のフィードフォワード制御用演算係数値より小さい早送り動作用の第2のフィードフォワード制御用演算係数値との間の値に設定する演算係数設定部と、
    早送り動作中の任意の時点である第1の時点の後の第2の時点において動作指令が早送り動作指令から切削送り動作指令に切り替わることが前記第1の時点で予測される場合、前記第1の時点と前記第2の時点との間の第1の期間又は前記第1の時点より後かつ前記第2の時点より前の第3の時点と前記第2の時点との間の第2の期間に亘って、前記フィードフォワード制御用演算係数を前記第2のフィードフォワード制御用演算係数値から前記第1のフィードフォワード制御用演算係数値に連続的に変更する演算係数変更部と、
    サーボモータに対するトルク指令を、サーボモータに対する位置指令と速度指令のうちの少なくとも一方及び前記フィードフォワード制御用演算係数に基づいて生成するトルク指令生成部と、
    を備えることを特徴とするサーボモータ制御装置。
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