JP2013217650A - ジャイロセンサー、及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】角速度をより正確に検出可能なジャイロセンサー及び電子機器を提供する。
【解決手段】本発明のジャイロセンサー10は、検出部(可動質量部36A,36B)を備えた駆動質量部26A,26Bと、前記駆動質量部26A,26Bを第1方向(X軸方向)に振動させる駆動部(可動電極44、固定電極46A,46B)と、を有している。そして、前記駆動質量部26A,26Bは、前記第1方向に沿った側壁を備え、前記駆動質量部26A,26Bの前記側壁と対向する位置に、前記駆動質量部26A,26Bの前記第1方向に交差する方向の変位を検出するための検出電極48が配置されていることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジャイロセンサー、及びこれを搭載した電子機器について、特にジャイロセンサーの振動の振幅方向以外の変位を検知する技術に関する。
近年、MEMS(Micro Electro Mechanical System:微小電気機械システム)技術を使用して、小型で高感度のジャイロセンサーを実現する技術が注目されている。
図12に従来技術のジャイロセンサーを示す。図12に示すように従来技術のジャイロセンサー100は、ベース基板102上に枠形状の駆動質量部104と、駆動質量部104の内側に配置された可動質量部106を備えた構成を有している。駆動質量部104には駆動部108が取り付けられ、駆動質量部104の振幅方向がX軸方向となるように振動させている。また駆動質量部104にはX軸方向から挟み込むように駆動バネ110が取り付けられ、駆動バネ110はベース基板102に固定されたアンカー部112により支持されている。駆動バネ110は、Y軸方向の力に対して一定の剛性を有し、X軸方向の力に対して可撓性を有している。
可動質量部106は、検出バネ114によって駆動質量部104に接続されている。検出バネ114は、X軸方向の力に対して一定の剛性を有しY軸方向の力に対して可撓性を有している。またベース基板102において可動質量部106にY軸方向から対向する位置に固定電極116が配置されている。
上記構成において、駆動部108により駆動質量部104を振動させると可動質量部106は、駆動質量部104に連動してX軸方向に振動するが、可動質量部106と固定電極116との間の距離は一定に保たれ、可動質量部106と固定電極116との間の静電容量が一定に保たれる。
この状態でZ軸(ベース基板102の法線方向)回りの角速度を受けると可動質量部106はコリオリ力を受けてY軸方向に変位する。これにより可動質量部106と固定電極116との間の距離が変化する。よって、この距離の変化に伴う、可動質量部106と固定電極116との間の静電容量の変化をモニターすることによりZ軸回りの角速度を検知することができる。
ところで、上記構成のようなジャイロセンサー100では、駆動質量部104が、X軸方向のみならずY軸方向にも振動する、所謂ねじれ振動を起こし、この振動が可動質量部106にも伝達し、これが上述の静電容量の変化を表す信号の誤差の原因になることが知られている。
そこで、特許文献1においては、アンカー部112が駆動質量部104をY軸方向から挟み込む配置となるように、アンカー部112及び駆動バネ110を配置し、アンカー部112を駆動質量部104に対してY軸方向の変位のストッパとして機能させている。
特開2007−155489号公報
上記構成によれば、駆動質量部104のY軸方向の振動の振幅(変位)をストッパとの間の隙間以上の大きさにすることを制限することが可能であるが、振動の振幅がその隙間以下となっている場合であっても、検出される角速度において、Y軸方向の振動成分が含まれ、角速度に誤差が生じることになる。
そこで、本発明は、上記問題点に着目し、角速度をより正確に検出可能なジャイロセンサー及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]検出部を備えた駆動質量部と、前記駆動質量部を第1方向に振動させる駆動部と、を有し、前記駆動質量部は、前記第1方向に沿った側壁を備え、前記駆動質量部の前記側壁と対向する位置に、前記駆動質量部の前記第1方向に交差する方向の変位を検出するための検出電極が配置されていることを特徴とするジャイロセンサー。
上記構成により、検出電極と駆動質量部との間の静電容量の変化により駆動質量部の振幅方向に交差する方向、即ち検出部の感応性軸方向の変位が検知可能となり、この変位に基づいて検出部で検出される角速度の値を補正することができる。したがって、角速度をより正確に測定可能なジャイロセンサーとなる。
[適用例2]前記検出電極は、前記第1方向に交差する方向に少なくとも一対配置されていることを特徴とする適用例1に記載のジャイロセンサー。
上記構成により、駆動質量部の変位を、各検出電極と駆動質量部との間の静電容量の差分により検出することができるので、駆動質量部の感応性軸方向の変位を高感度に検出することができる。
[適用例3]前記駆動質量部は、前記第1方向に延びる第1梁部と、前記第1方向に交差する方向に延びる第2梁部と、を備え、前記検出電極は、前記第1梁部に対向して配置されていることを特徴とする適用例1または2に記載のジャイロセンサー。
上記構成により、角速度をより正確に測定可能なジャイロセンサーを簡易な構成で構築することができる。
[適用例4]前記検出電極は、前記第1梁部の長手方向の両端部の少なくとも一方に接近して設けられていることを特徴とする適用例3に記載のジャイロセンサー。
上記構成により、駆動質量部のねじれ振動の振幅の大きな位置に配置されるので、駆動質量部の感応性軸方向の変位の検知を高感度に行なうことができる。
特に、検出電極を第1梁部の長手方向の両端に配置した場合、各検出電極と駆動質量部との間の静電容量の変化にもとづいて各検出電極に印加する印加電圧を制御することにより、各検出電極の駆動質量部に対する静電引力を制御して駆動質量部の感応性軸方向の振動の振幅を低減することができる。これにより、検出される角速度における、駆動質量部の感応性軸方向の成分を低減することができる。
[適用例5]前記駆動部は、前記第1方向に沿って前記駆動質量部の前記側壁に複数設けられ、前記検出電極は、前記駆動部に隣接して配置されていることを特徴とする適用例1乃至4のいずれか1例に記載にジャイロセンサー。
上記構成により、駆動部、駆動質量部、検出電極を、一つの部材を型抜きすることにより形成する場合に、その部材が抜け落ちるデッドスペースに検出電極を形成することになるので、部材の型抜き量を低減してコストを抑制することができる。
[適用例6]前記駆動質量部の前記側壁と、前記側壁に対向する前記検出電極の側壁と、からは、電極指がそれぞれ前記振幅方向に並ぶように交互に延出していることを特徴とする適用例1乃至5のいずれか1例に記載のジャイロセンサー。
上記構成により、検出電極と部材とが互いに対向する部分の面積が増えるので、検出電極と駆動質量部との間の静電容量の変化の検出感度を高め、且つ検出電極が駆動質量部に印加する静電引力を高めることができる。
[適用例7]前記検出電極は、前記駆動質量部の前記側壁に対向する側が幅広となっていることを特徴とする適用例1乃至6のいずれか1例に記載のジャイロセンサー。
上記構成により、検出電極と部材とが互いに対向する部分の面積が増えるので、検出電極と駆動質量部との間の静電容量の変化の検出感度を高め、且つ検出電極が駆動質量部に印加する静電引力を高めることができる。
[適用例8]適用例1乃至7のいずれか1例に記載のジャイロセンサーを搭載したことを特徴とする電子機器。
上記構成により、角速度をより正確に測定可能な電子機器となる。
本実施形態のジャイロセンサーの平面図である。 図1の一点鎖線で囲まれた部分の詳細図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 本実施形態のジャイロセンサーの製造工程(溝及び凹部形成工程)を示す図である。 本実施形態のジャイロセンサーの製造工程(導電膜形成工程)を示す図である。 本実施形態のジャイロセンサーの製造工程(陽極接合工程)を示す図である。 本実施形態の検出電極の第1の変形例を示す図である。 本実施形態の検出電極の第2の変形例を示す図である。 本実施形態の検出電極の第3の変形例を示す図である。 本実施形態のジャイロセンサーを搭載した電子機器の模式図である。 従来技術のジャイロセンサーの模式図を示す。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1に、本実施形態のジャイロセンサーの平面図を示す。また、図2に、一点鎖線で囲まれた部分の詳細図、図3に、図2のA−A線断面図、図4に、図2のB−B線断面図を示す。図において、X軸、Y軸、Z軸は互いに直交するものとする。
図1に示すように、本実施形態のジャイロセンサー10は、X軸方向(第1方向)に並べられた一対の駆動質量部26A,26Bと、各駆動質量部を振動させる駆動部(可動電極44、固定電極46A,46B)と、駆動質量部26A,26Bに支持された検出部(可動質量部36A,36B)などがベース基板12上に一体で配置されているものである。この一体物は、導電性のシリコン等により形成され、Y軸方向の線(導電膜22O)を中心線としてほぼ線対称な配置となっている。よって、図1の一点鎖線で囲まれた部分(図2)を用いて説明する。
図2等に示すように、駆動質量部26Aは、矩形の枠形状を有するものである。駆動質量部26Aは、X軸方向に長手方向を有し、互いに平行となる一対の部材となる第1梁部28と、Y軸方向に長手方向を有し、互いに平行となる一対の第2梁部30を有する。また、駆動質量部26Aの第1梁部28の長手方向の延長線上にはアンカー部32(32A〜32D)が配置されている。駆動質量部26Aは、第1梁部28の長手方向の端部において駆動バネ34に接続され、駆動バネ34がアンカー部32にそれぞれ接続されている。よって、駆動質量部26Aは、駆動バネ34を介してアンカー部32に電気的に接続されている。駆動バネ34は、X軸方向(振動方向)には可撓性を有し(変形しやすく)、Y軸方向(感応軸方向)には一定の剛性を有する(変形しにくい)ように形成されている。
検出部は、可動質量部36Aと島状電極40Aを有する。また検出部は、可動質量部36Aと島状電極40Aに接続され、可動質量部36Aと島状電極40Aとの間の静電容量を検出する検出回路(不図示)を有している。可動質量部36Aは、駆動質量部26Aの内側に配置され、検出バネ42を介して駆動質量部26Aに接続されている。検出バネ42は、Y軸方向(感応軸方向)には可撓性を有し、X軸方向(振動方向)には一定の剛性を有するように形成されている。よって、可動質量部36Aは、ベース基板12上で駆動質量部26Aの振動方向に交差(直交)する方向に変位可能となっている。可動質量部36Aは、矩形の枠形状を有し、X軸方向を長手方向とするスリット38が、Y軸方向に一定の間隔で並んで複数空けられている。島状電極40Aは、可動質量部36Aから空間的に分離した部材であり、各スリット38の内部に配置され、ベース基板12に接合している。
駆動部は、駆動質量部26AからY軸方向に延出した櫛歯状の可動電極44と、ベース基板12に接合され、可動電極44をX軸方向から挟み込む櫛歯状の固定電極46A,46Bと、を有する。可動電極44からは電極指44aが固定電極46A,46Bに向かってX軸方向に延出している。また固定電極46A,46Bからも電極指46Aa,46Baが可動電極44に向かってX軸方向に延出している。そして、可動電極44から延出した電極指44aと固定電極46Aから延出した電極指46Aa,46BaがY軸方向に交互に並ぶように配置されている。
アンカー部32、固定電極46A,46Bは、ベース基板12に接合されている。一方、駆動バネ34、駆動質量部26A,26B、可動電極44、検出バネ42、可動質量部36Aは、ベース基板12上に形成された凹部16上で浮いた状態でアンカー部32に支持されている。
固定電極46A,46Bには、一定の直流電圧が印加されるとともに、互いに逆位相となる交流電圧が印加される。よって、可動電極44は、固定電極46A,46Bの直流電圧の成分によって生じる静電引力により固定電極46A,46Bの高さ位置に引きつけられ、交流電圧の成分により交流電圧と同一の周波数でX軸方向を振幅方向として振動する。これにより、駆動質量部26A、可動電極44、検出バネ42、可動質量部36Aは、X軸方向を振幅方向として振動し、駆動バネ34は、X軸方向で伸縮振動をする。この振動において、駆動質量部26AがY軸方向に変位しない場合は、可動質量部36Aと島状電極40Aとの間の幅が不変であるため、その間の静電容量に変化はない。
上記構成において、Z軸回りの角速度が印加されると可動質量部36AがY軸方向に変位するコリオリ力を受け、この力を受けて検出バネ42がY軸方向に伸縮し、可動質量部36AがY軸方向に変位する。これにより島状電極40Aと可動質量部36A(スリット38の+Y軸側の壁面)との間隔が変化し、島状電極40Aと可動質量部36Aとの間の静電容量が変化する。よって、この静電容量の変化を検出回路(不図示)においてモニターすることにより、Z軸回りの角速度の大きさ及び方向を検出することができる。
また、駆動質量部26Aの第1梁部28の長手方向の両端側の側壁に対してY軸方向から対向する位置には、検出電極48(48A〜48D)が配置されている。検出電極48は、駆動質量部26Aと空間的に分離し、電気的にも絶縁している。
また駆動質量部26Aに電気的に接続するアンカー部32と、検出電極48は、それぞれ検波回路(不図示)に接続されている。検波回路(不図示)は、検出回路と駆動質量部26A(第1梁部28)との間の静電容量の変化をモニターするとともに、後述のように、検出電極48(48A〜48H)に対して個別に交流電圧を印加することができる。
図2に示すように、検出電極48Aは、第1梁部28(駆動質量部26A)の−X軸側の端部であって+Y軸方向から第1梁部28に対向する位置に配置され、検出電極48Bは、第1梁部28の+X軸側の端部であって+Y軸方向から第1梁部28に対向する位置に配置されている。検出電極48Cは、第1梁部28の−X軸側の端部であって−Y軸方向から第1梁部28に対向する位置に配置され、検出電極48Dは、第1梁部28の+X軸側の端部であって−Y軸方向から第1梁部28に対向する位置に配置されている。この配置により、検出電極48と駆動質量部26A(第1梁部28)との間の静電容量を検出することができる。
背景技術で述べたように、駆動質量部26Aは、駆動部(可動電極44、固定電極46A,46B)の駆動によりX軸方向のみならず、Y軸方向にも変位する。
具体的には、X軸方向の振動に同期して、Z軸回りに一定の角度で往復回転する、いわゆるねじれ振動を起こす。この場合、駆動質量部26Aの対角線の一方の延長線上にある検出電極48A,48Dと駆動質量部26Aとの間が広くなれば、駆動質量部26Aの対角線の他方の延長線上にある検出電極48B,48Cと駆動質量部26Aとの間が狭くなる。よって検出電極48と駆動質量部26Aとの間の静電容量をモニターすることにより、駆動質量部26AのY軸方向の変位を検出することができる。
また、各々の駆動バネ34の幅や長さ等は製造ばらつきがあり、これによって駆動方向への振動だけでも(コリオリ力を受けなくても)、駆動質量部26Aはねじれを伴って振動することがある。
このとき、検波回路(不図示)は、駆動質量部26AのY軸方向の振動成分を静電容量の変化として検出する。そして、検出電極48と駆動質量部26Aとの間の静電容量は、駆動質量部26Aの振動周期と同一の周期で変動し、その振幅が、駆動質量部26AのY軸方向の変位の大きさに対応したものとなる。
検出電極48は、駆動質量部26Aの第1梁部28の長手方向の端部側に対向する位置に配置されている。よって、検出電極48は、上述の駆動質量部26Aのねじれ振動の最も振幅(変位)が大きくなる位置に対向するので、ねじれ振動を高精度に検出することができる。
また、ねじれ振動の場合、検出電極48A(48C)と、検出電極48B(48D)とは静電容量の変化が互いに逆方向となるので、検波回路(不図示)において検出電極48A(48C)と駆動質量部26Aとの間の静電容量と、検出電極48B(48D)と駆動質量部26Aとの間の静電容量と、の差分をとることにより、静電容量の変化が互いに強めあうことになるので、静電容量の変化を高精度に検出することができる。なお、ねじれ振動の場合、検出電極48A(48B)と、検出電極48C(48D)との間でも静電容量の変化が互いに逆方向になる。
この静電容量の変化は、検出部(検出回路(不図示))において検出される角速度の情報に対する補正値に変換することができる。したがって、検出部(検出回路(不図示))で検出された角速度の情報を静電容量の変化に基づいた補正値により補正して、角速度をより高精度に検出することができる。
駆動質量部26AのY軸方向の変位を検出するためには、検出電極48が少なくともひとつあればよいが、静電容量の変化を高精度に得るためには上述のように互いに異なる位置に複数に配置することが望ましい。
本実施形態のように駆動質量部26Aに対して検出電極48が4つ配置される場合には、駆動質量部26AのY軸方向の変位を低減させる構成も可能である。例えば、検出電極48A,検出電極48Dに駆動質量部26Aの振動周期と同一周期であって互い同位相となる交流電圧を印加し、検出電極48B、検出電極48Cにも駆動質量部26Aの振動周期と同一周期であって互いに同位相となる交流電圧を印加する。検出電極48A(48D)に印加される交流電圧と検出電極48B(48C)に印加される交流電圧は互いに逆位相である。そして交流電圧は、駆動質量部26Aが、検出電極48から駆動質量部26Aと検出電極48との間の平均距離よりも遠くなるときに、その検出電極48が駆動質量部26Aを引きつける静電引力を持たせるように高電圧となり、逆に近づいたときは低電圧(例えば0V)となるように振動する。
そして、その振幅は、検出電極48と駆動質量部26Aとの間の静電容量の変化の振幅に基づいて制御する。すなわち、検出電極48と駆動質量部26Aとの間の静電容量の変化の振幅が最小となるように交流電圧の振幅を制御する。これにより、検出電極48からの静電引力が、駆動質量部26Aに対して、ねじれによる回転方向と逆向きに回転させる力を与え、ねじれによる回転を打ち消すことになるので、駆動質量部26Aのねじれ振動を低減させることができる。したがって、検出部(検出回路(不図示))において角速度を高精度に検出することができる。
図1に示すように、図1の右側にある、駆動バネ34、駆動質量部26B、可動電極44、検出バネ42は、それぞれ図1左側のものと同様である。可動質量部36Bは、可動質量部36Aと同様であり、島状電極40Bは、島状電極40Aと同様である。アンカー部32B,32Dは、それぞれX軸方向から駆動バネ34に挟まれ、駆動バネ34を支持している。
左側の駆動質量部26Aに隣接する検出電極48A,48B,48C,48Dに倣って、右側の駆動質量部26Bには検出電極48E,48F,48G,48Hが配置されている。この検出電極48E,48F,48G,48Hの機能は、検出電極48A,48B,48C,48Dと同様である。また図1右側の駆動質量部26Bに隣接する固定電極46A,46Bは、図1左側の駆動質量部26Aに隣接する固定電極46A,46Bと可動電極44を中心として左右逆向きに配置されている。
ベース基板12は、ガラス等の絶縁材料により形成されている。ベース基板12上の、駆動バネ34、駆動質量部26A,26B、可動電極44、検出バネ42、可動質量部36等に対向する位置には、凹部16(図5、図6参照)が設けられている。よって、これらの構成要素は、アンカー部32に支持されるものの、ベース基板12に干渉せずに、ベース基板12上でX軸方向、Y軸方向に変位することができる。一方、固定電極46A,46B、検出電極48は、ベース基板12上に接合される。また凹部16の島状電極40A,40Bに対向する位置には、島状電極40A,40Bの外形に倣った形状の島部20が配置され、島状電極40A,40Bは、島部20上に接合される。
また、ベース基板12上には、互いに異なる駆動部に属する固定電極46A同士を電気的に接続する接合配線50A、互いに異なる駆動部に属する固定電極46B同士を電気的に接続する接合配線50B、アンカー32A〜32Dを電気的に接続する接合配線50C、アンカー32E,32F同士を電気的に接続する接合配線50Dが配置されている。
ベース基板12には溝14(図3、図4、図5参照)が配置され、溝14は、導電膜22の接続先となる各種電極・接合配線の下面に対向する位置にまで延出している。溝14において、導電膜22の接続先となる各種電極・接合配線に対向する位置には凸部18が配置されている。また溝14にはITO(Indium Tin Oxide)等で形成された導電膜22(22A〜22O)が配置され、導電膜22は、溝14の底部、凸部18の表面を覆うように配置されている(図6参照)。凸部18の上面はベース基板12の表面とほぼ同じ高さとなっている。
よって図3、図4に示すように、導電膜22は、凸部18の上面では、ベース基板12の表面より露出して各種電極・接合配線と接続するが、それ以外の部分はベース基板12表面より低い位置に配置され、導電膜22が凸部18の上面以外で他の構成要素と短絡することはない。
また導電膜22は、端部において端子24(24A〜24M)を形成している。端子24Aは、導電膜22Aを介して検出電極48Dに電気的に接続されている。端子24Bは、導電膜22Bを介して検出電極48Cに電気的に接続されている。端子24Cは、導電膜22Cを介して島状電極40Aと電気的に接続されている。端子24Dは、導電膜22Dを介して検出電極48Aと電気的に接続されている。
端子24Eは、導電膜22Eを介して接合配線50Aと電気的に接続されている。また接合配線50Aは、固定電極46Aを並列に接続している。これにより、端子24Eは、接合配線50Aを介して固定電極46Aと電気的に接続される。
端子24Fは、導電膜22Fを介して検出電極48Bに電気的に接続される。端子24Gは、導電膜22Gを介して検出電極48Eに電気的に接続される。
端子24Hは、導電膜22Hを介して接合配線50Bに電気的に接続される。接合配線50Bは、導電膜22Nを介して、固定電極46Bを電気的に並列に接続している。これにより、端子24Hは、接合配線50B、導電膜22Nを介して固定電極46Bに電気的に接続される。
端子24Iは、導電膜22Iを介して検出電極48Fと電気的に接続されている。端子24Jは、導電膜22Jを介して接合配線50C及びアンカー部32Eに電気的に接続されている。接合配線50Cは、アンカー部32A及びアンカー部32Cに接続されるとともに、導電膜22Oを介してアンカー部32B、及びアンカー部32Dに電気的に接続されている。またアンカー部32Fは、接合配線50Dを介してアンカー部32Eに電気的に接続している。これにより端子24Iは、アンカー部32A〜32Fと電気的に接続される。
端子24Kは、導電膜22Kを介して島状電極40Bと電気的に接続されている。端子24Lは、導電膜22Lを介して検出電極48Hと電気的に接続されている。端子24Mは、導電膜22Mを介して検出電極48Gと電気的に接続されている。
端子24A,24B,24D,24F,24G,24I,24J,24L,24Mは検波回路(不図示)に接続され、端子24C、24Kは検出回路(不図示)に接続される。
そして、端子24Eと端子24Hとの間に交流電圧を印加することにより、可動電極44が固定電極46A,46Bから交互に静電引力を受ける。そして、駆動質量部26A,26Bにおいて、固定電極46A,46Bの配置が互いに左右逆となっているので、駆動質量部26A,26Bは、互いに逆位相となるようにX軸方向を振幅方向として振動する。これにより、駆動質量部26A,26Bは、ベース基板12上で左右対称に振動し、振動に伴う重心の移動はないので、振動もれを抑制することができる。
上記構成において、Z軸回りの角速度を受けると、可動質量部36A,36Bは、振幅方向(X軸方向)が互いに反対方向であるので、Y軸方向に互いに反対方向にコリオリ力を受けることになる。またY軸に平行な方向の加速度を受けると、可動質量部36A,36Bは、共にY軸方向で同一方向に慣性力(加速度)を受ける。
よって、可動質量部36Aと島状電極40Aとの間の静電容量と、可動質量部36Bと島状電極40Bとの間の静電容量との差分を取ると、Y軸に平行な方向の加速度の成分は相殺され、Z軸回りの角速度の成分を足し合わせたものを検出することができる。したがって、Z軸回りの角速度の検出を高感度に行なうことができる。
次に、本実施形態のジャイロセンサー10の製造工程について説明する。図5乃至図7に、本実施形態のジャイロセンサーの製造工程を示す。図5に示すように、ベース基板12に、溝14、凹部16、凸部18、島部20をエッチングにより形成する。凹部16は、駆動バネ34、駆動質量部26A,26B、可動電極44等の外形に倣って形成される。凸部18は、ベース基板12の溝14及び凹部16を形成する領域において、凸部18となる部分を残してエッチングを行なうことにより形成される。島部20もベース基板12の凹部16を形成する領域において、島部20となる部分を残してエッチングすることにより形成される。
図6に示すように、スパッタ等を用いて、導電膜22、端子24を形成する。このとき、ベース基板12の導電膜22を形成する位置以外の部分を覆うマスクをベース基板12上に形成し、導電膜22を形成後にマスクを除去する。この導電膜22は、溝14及び凹部16の底面のみならず、凸部18の上面にも形成される。
図7に示すように、構成要素(アンカー部32、駆動バネ34、駆動質量部26A,26B、可動電極44、固定電極46A,46B、検出バネ42、可動質量部36A,36B、島状電極40A,40B、検出電極48、接合配線50A〜50D)の材料基板となる導電性のシリコン基板52をベース基板12に配置して、シリコン基板52をベース基板12(ガラス基板)に陽極接合により接合する。この接合により、導電膜22の凸部18の上面に配置された部分とシリコン基板52とが接続する。そして、シリコン基板52をエッチングして上述の構成要素を型抜きすることにより、本実施形態のジャイロセンサー10が構築される。
本実施形態のジャイロセンサー10を低コストで製造するためには、シリコン基板52の面積の肥大化を避ける必要がある。本実施形態のようなタイプのジャイロセンサーにおいて、駆動部(可動電極44、固定電極46A,46B)と駆動バネ34は、X軸方向に並べて配置されているが、両者の間は、設計上空きやすい。一方、シリコン基板52は、駆動部と駆動バネ34との間の部分も包含しており、その部分がエッチングにより抜け落ちるため無駄(デッドスペース)となる。
そこで、本実施形態のように、検出電極48を、駆動部(固定電極46A,46B)と駆動バネ34との間のデッドスペースに配置する。すなわち、シリコン基板52において駆動部と駆動バネ34の形成領域の間となる領域に検出電極48を形成する。よって、検出電極48を形成するための領域分だけ、用意するシリコン基板52の面積が肥大化することを回避し、コストを抑制することができる。
図8に、本実施形態の検出電極の第1の変形例を示す。なお、以下の説明において、上述の実施形態と共通の構成要素については同一番号を付し、必要な場合を除いてその説明を省略する。
図8に示すように第1の変形例の検出電極48は、駆動質量部26の内側となる位置で駆動質量部26の第1梁部28と対向するように配置されている。また凸部18及び検出電極48に接続する導電膜22もベース基板12(凹部16)上で検出電極48に対向する位置に配置されている。これにより、シリコン基板52の駆動質量部26の内側となる部分を有効利用してコストを抑制することができる。また固定電極46A,46Bと駆動バネ34との間には、検出電極48を形成しないので、駆動部の設計の自由度を阻害することはない。
図9に、本実施形態の検出電極の第2の変形例を示す。図9に示すように、第2の変形例の検出電極48は、駆動質量部26の第1梁部28と固定電極46A,46Bとの間となる位置に延出した延出部54を有している。検出電極48は、図9に示すように、駆動質量部26に対向する部分がL字型に折れ曲がった形態でも良いし、その部分がハンマーヘッドのように第1梁部28の長手方向に沿って伸びてもよい。いずれにしても、検出電極48は、駆動質量部26の側壁に対向する側が、その反対側よりも幅広となっている。
上記構成により、検出電極48と第1梁部28とが互いに対向する部分の面積が増えるので、検出電極48と駆動質量部26との間の静電容量の変化の検出感度を高め、且つ検出電極48が駆動質量部26に印加する静電引力を高めることができる。さらに、検出電極48(延出部54)が駆動部(固定電極46A,46B)と駆動質量部26との間に配置されるので、シリコン基板52の駆動質量部26に囲まれた部分のデッドスペースを有効利用してコストを抑制することができる。
図10は、本実施形態の検出電極の第3の変形例を示す図である。図10に示すように、第3の変形例の検出電極48は、駆動質量部26の第1梁部28と対向する側壁から第1梁部28に向けて伸びる(Y軸方向に伸びる)電極指56が設けられている。電極指56は、X軸方向(駆動質量部26の振幅方向)に一定の間隔で並べて複数配置されている。一方、第1梁部28の検出電極48と対向する側壁からは、検出電極48に向けて伸びる(Y軸方向に伸びる)電極指58が設けられている。よって、検出電極48と第1梁部28の互いに対向する側壁同士からは、電極指56,58がそれぞれ振幅方向(X軸方向)に並ぶように交互に延出している。ここで、電極指56と電極指58との間のX軸方向の隙間の幅は、可動電極44と固定電極46A,46Bとの間のX軸方向の隙間の幅と同程度かそれ以上となるようにする。これにより、電極指56、58が可動電極44の振動に干渉することはない。
上記構成により、検出電極48と第1梁部28とが互いに対向する部分の面積が増えるので、検出電極48と駆動質量部26との間の静電容量の変化の検出感度を高め、且つ検出電極48が駆動質量部26に印加する静電引力を高めることができる。なお第3の変形例は、第1の変形例のように、検出電極48が駆動質量部26の内側に配置されている場合でも、検出電極48と、検出電極48に対向する駆動質量部26の第1梁部28との側壁同士の間で構成することができる。
図11に、本実施形態の電子部品を搭載した電子機器(携帯端末)の模式図を示す。図11において、携帯端末60(PHSを含む)は、複数の操作ボタン62、受話口64及び送話口66を備え、操作ボタン62と受話口64との間には表示部68が配置されている。最近では、このような携帯端末60においても手ぶれ補正機能がついたカメラを備えている。そこで、携帯端末60には、手振れ補正機能に用いる角速度検知のため、本実施形態のジャイロセンサー10が内蔵されている。
なお、本実施形態のジャイロセンサー10を備える電子機器は、上述の携帯端末60のほかに、スマートフォン、デジタルスチルカメラ、パーソナルコンピュータ、タブレット型パーソナルコンピュータ、ラップトップ型パーソナルコンピュータ、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、インクジェット式吐出装置、電子手帳、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニタ、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば、電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレータ等に適用することができる。
10………ジャイロセンサー、12………ベース基板、14………溝、16………凹部、18………凸部、20………島部、22,22A〜22O………導電膜、24,24A〜24M………端子、26,26A、26B………駆動質量部、28………第1梁部、30………第2梁部、32,32A〜32F………アンカー部、34………駆動バネ、36A,36B………可動質量部、38………スリット、40A,40B………島状電極、42………検出バネ、44………可動電極、44a………電極指、46A,46B………固定電極、46Aa,46Ba………電極指、48,48A〜48H………検出電極、50A,50B,50C,50D………接合配線、52………シリコン基板、54………延出部、56………電極指、58………電極指、60………携帯端末、62………操作ボタン、64………受話口、66………送話口、68………表示部、100………ジャイロセンサー、102………ベース基板、104………駆動質量部、106………可動質量部、108………駆動部、110………駆動バネ、112………アンカー部、114………検出バネ、116………固定電極。

Claims (8)

  1. 検出部を備えた駆動質量部と、
    前記駆動質量部を第1方向に振動させる駆動部と、を有し、
    前記駆動質量部は、前記第1方向に沿った側壁を備え、
    前記駆動質量部の前記側壁と対向する位置に、前記駆動質量部の前記第1方向に交差する方向の変位を検出するための検出電極が配置されていることを特徴とするジャイロセンサー。
  2. 前記検出電極は、前記第1方向に交差する方向に少なくとも一対配置されていることを特徴とする請求項1に記載のジャイロセンサー。
  3. 前記駆動質量部は、前記第1方向に延びる第1梁部と、前記第1方向に交差する方向に延びる第2梁部と、を備え、
    前記検出電極は、前記第1梁部に対向して配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のジャイロセンサー。
  4. 前記検出電極は、前記第1梁部の長手方向の両端部の少なくとも一方に接近して設けられていることを特徴とする請求項3に記載のジャイロセンサー。
  5. 前記駆動部は、前記第1方向に沿って前記駆動質量部の前記側壁に複数設けられ、
    前記検出電極は、
    前記駆動部に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載にジャイロセンサー。
  6. 前記駆動質量部の前記側壁と、前記側壁に対向する前記検出電極の側壁と、からは、電極指がそれぞれ前記振幅方向に並ぶように交互に延出していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のジャイロセンサー。
  7. 前記検出電極は、前記駆動質量部の前記側壁に対向する側が幅広となっていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のジャイロセンサー。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のジャイロセンサーを搭載したことを特徴とする電子機器。
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