JP2013216022A - タイヤ成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生タイヤ基体のビード部がビード保持リングのビード保持面に貼り付くことを防止し、ビード保持リングへの生タイヤ基体の着脱を容易にするとともに、タイヤの品質向上をも計りうるタイヤの試験方法を提供する。
【解決手段】円筒状の生タイヤ基体Tの一対のビード部Tb、Tbをそれぞれ保持する一対のビード保持リング2、2を接近移動可能に具えたタイヤ成形装置1であって、ビード保持リング2は、ビード部Tbが保持されるビード保持面15を有し、該ビード保持面15は、フッ素樹脂でコーティングされ、かつ、表面粗さRzが25μm以上である粗面部20を有する。よって、ビード保持リングへの生タイヤ基体の着脱を容易にできる。また、潤滑剤を要しないため、生産性、及びタイヤの品質を向上することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、円筒状の生タイヤ基体をビード保持リングで保持し、生タイヤ基体を膨張させてトロイド状に成形するタイヤ成形装置に関し、特に、ビード保持リングへの生タイヤ基体の着脱を容易にするとともに、タイヤの品質向上をも計りうるタイヤ成形装置に関する。
円筒状の生タイヤ基体をトロイド状に成形するタイヤ成形装置が、例えば、下記特許文献1に提案されている。この装置は、図5(a)に示されるように、生タイヤ基体aを保持する近接移動可能な一対のビード保持リングd、dを具えている。前記ビード保持リングd、dにはそれぞれ、生タイヤ基体の左右一対のビード部b、bを保持するビード保持面cが形成されている。なお、ビード保持リングd、d間には、生タイヤ基体を内側から押圧するブラダeのタイヤ軸方向両端部が、それぞれ気密に保持されている。
上記タイヤ成形装置では、生タイヤ基体aのビード部bが、それぞれのビード保持リングdのビード保持面cに取り付けられた後、図5(b)に示されるように、一方のビード保持リングdに対して他方のビード保持リングdを相対的に近接させながら、ブラダeの内部へ流体が充填される。これにより、生タイヤ基体aがブラダeに内側から押圧されて、トロイド状に成形される。しかる後、生タイヤ基体aがビード保持リングdから取り外される。
ところで、上記生タイヤ基体aは、未加硫のゴム特有の粘性を有している。このため、上記タイヤ成形装置では、トロイド状に成形された生タイヤ基体aのビード部bが、ビード保持面cに貼り付く場合がある。この場合、前記ビード部bをビード保持面cから取り外す作業は、作業員の負担となる他、ビード部bを変形させ、タイヤのユニフォミティを悪化させるおそれもある。
従来、このような問題を解消するために、前記ビード部bとビード保持面cとの間に、例えば、エチレングリコール等の潤滑剤が塗布される。詳しくは、この潤滑剤が、まず生タイヤ基体aのビード部b、bに塗布される。その後、ビード部bをそれぞれ、各ビード保持面cに取り付ける際に、これらビード部bを介して各ビード保持面cに潤滑剤が転写される。
特開2007−296744号公報
しかしながら、上記従来技術では、生タイヤ基体aをトロイド状に形成する際、潤滑剤が飛散し、生タイヤ基体aの他の部分に付着することがある。このような潤滑剤は、後のタイヤ成形において、異物となり、タイヤを形成する他のゴム部材との接着を阻害するおそれがある。また、上記従来技術では、ビード部b、bに潤滑剤を塗布する工程を要し、生産性が低い。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、生タイヤ基体のビード部がビード保持リングのビード保持面に貼り付くことを防止し、ビード保持リングへの生タイヤ基体の着脱を容易にするとともに、タイヤの品質向上をも計りうるタイヤ成形装置を提供することにある。
本発明のうち請求項1記載の発明は、円筒状の生タイヤ基体の一対のビード部をそれぞれ保持する一対のビード保持リングを接近移動可能に具えたタイヤ成形装置であって、前記ビード保持リングは、前記ビード部が保持されるビード保持面を有し、該ビード保持面は、フッ素樹脂でコーティングされ、かつ、表面粗さRzが25μm以上である粗面部を有することを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記粗面部は、フッ素樹脂のコーティング厚さが10〜20μmである請求項1に記載のタイヤ成形装置である。
また請求項3記載の発明は、前記ビード保持面は、その全域が前記粗面部からなる請求項1又は2に記載のタイヤ成形装置である。
また請求項4記載の発明は、前記ビード保持リングは、前記ビード保持面と、該ビード保持面のタイヤ軸方向外側に連なりかつ外径が漸減するテーパ状面と、前記ビード保持面のタイヤ軸方向内側に連なりかつ前記ビード保持面よりも大径のフランジ部とを有する請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤ成形装置である。
また請求項5記載の発明は、前記一対のビード保持リング間には、前記生タイヤ基体を内側面から押圧してトロイド状に膨張させるブラダのタイヤ軸方向両側部がそれぞれ気密に固着保持される請求項1乃至4のいずれかに記載のタイヤ成形装置である。
本発明によれば、フッ素樹脂でコーティングされ、かつ、表面粗さRzが25μm以上である粗面部を有するビード保持面により生タイヤ基体のビード部が保持される。このため、ビード部とビード保持面との接触面積が低下し、生タイヤ基体のビード部がビード保持リングのビード保持面へ貼り付くことを防止でき、ビード保持リングへの生タイヤ基体の着脱を容易にでき、均一性に優れた生タイヤを成形できる。また、エチレングリコール等の潤滑剤を要しないため、生産性を向上できる。さらに、生タイヤ基体に潤滑剤が付着して異物となることもなく、タイヤの品質を向上することができる。
本発明の実施形態を示すタイヤ成形装置の要部断面図である。 図1の成形装置の要部拡大断面図である。 図1の成形装置の要部拡大斜視図である。 図1の成形装置の動作説明図である。 従来のタイヤ成形装置の説明図である。
以下、本発明の実施の一形態が、図面に基づき説明される。
本実施形態のタイヤ成形装置1は、図1に示されるように、円筒状の生タイヤ基体Tの一対のビード部Tb、Tbをそれぞれ保持する一対のビード保持リング2,2を近接移動可能に具えている。なお、図1には、既にトロイド状に変形された生タイヤ基体Tが示されている。
ここで、生タイヤ基体Tは、周知の円筒状のドラムに、ゴム引きされたカーカスプライが巻装されて形成される。詳しくは、カーカスコードを薄いトッピングゴムで被覆したカーカスプライTkがドラムの外側に配され、その外側に一対のビードコアTcが外嵌され、カーカスプライTkが各ビードコアTcの廻りで内側から外側に折り返されて円筒状に形成される。なお、生タイヤ基体Tには、必要に応じて、その他のタイヤ部材、例えば、インナーライナゴム、ビードエーペックスゴム及びサイドウォールゴム等が巻装される。
一方のビード保持リング2aは、軸方向に移動できかつ回転自在な主軸3に、ホイール4を介して取り付けられる。ホイール4は主軸3に固定されている。また、他方のビード保持リング2bは、主軸3に回転自在に外嵌され、かつ軸方向に移動可能な外筒5に、ホイール6を介して取り付けられる。このため、各ビード保持リング2は、回転自在であるとともに、一方のビード保持リング2aに対して他方のビード保持リング2bが相対的に近接移動可能である。
また、一対のビード保持リング2a、2b間には、生タイヤ基体Tを内側面から押圧し、生タイヤ基体Tをトロイド状に膨張させるブラダ7が保持されている。このブラダ7は、タイヤ軸方向両側部がそれぞれ、ビード保持リング2a、2bにより、気密に固着保持されている。
上記ビード保持リング2は、それぞれ、図2に拡大して示されるように、ブラダ7の内側面を保持するインナクランプ8と、ブラダ7の外側面を保持するアウタクランプ9とから形成される。
上記インナクランプ8は、主軸3又は外筒5に支持される円盤状のクランプ本体8Aを具えている。このクランプ本体8Aの半径方向外方には、軸方向内向きに折返されたブラダ7の側部7Aの先端部分7Bを嵌入する凹部10と、この凹部10に連なり、かつ前記折返されたブラダ7の側部7Aとブラダ7の胴部7Cとの間に介在する凸部11とが形成されている。なお、凸部11はその外周面を、前記ブラダー7が自然状態の円筒状に縮径した際の胴部7Cの内面を受ける受け面として形成されている。
また、上記アウタクランプ9は、図2又は図3に示されるように、インナクランプ8のクランプ本体8Aに、例えば、ボルト等によって取付く円盤状のクランプ本体9Aと、このクランプ本体9Aに連なり、かつ前記折返されたブラダ7の側部7Aをインナクランプ8との間で狭圧して保持する狭持部12とを具える。また、アウタクランプ9は、生タイヤ基体Tのビード部Tbが保持され、かつ実質的に一定の外径を有するビード保持面15と、該ビード保持面15のタイヤ軸方向外側に連なり、かつ外径が漸減するするテーパ状面16と、ビード保持面15のタイヤ軸方向内側に連なり、かつビード保持面15よりも大径のフランジ部17とを有する。
上記ビード保持リング2のアウタクランプ9により、生タイヤ基体Tをタイヤ成形装置1に取り付ける際、生タイヤ基体Tのビード部Tbがアウタクランプ9のテーパ状面16に沿ってビード保持面15の位置まで円滑に案内される。また、ビード保持面15の位置まで案内されたビード部Tbは、フランジ部17と当接することで、ビード保持面15の位置に位置決めされる。
また、上記アウタクランプ9は、フランジ部17の軸方向内側に連なり、かつ軸方向内側に突出する延長部18を有している。この延長部18は、図2に仮想線で示されるように、ブラダ7が膨張する際に、ブラダ7の外表面と当接し、ブラダ7の膨張部の根元部分を絞ることができる。その結果、ブラダ7の膨張部に押圧されてトロイド状に膨張する生タイヤ基体Tは、タイヤ赤道付近の内面の半径を減じることができる。
上記ビード保持面15は、フッ素樹脂でコーティングされ、かつ、その表面粗さRzが25μm以上である粗面部20を有している。このような粗面部20は、ビード部Tbとビード保持面15との接触面積を低下させ、生タイヤ基体Tのビード部Tbがビード保持リング2のビード保持面15へ貼り付くことを防止でき、ビード保持リング2への生タイヤ基体Tの着脱を容易にでき、均一性に優れた生タイヤを成形できる。また、本実施形態では、従来のような、エチレングリコール等の潤滑剤を要しないため、生産性を向上できる。さらに、生タイヤ基体Tに潤滑剤が付着して異物となることもなく、タイヤの品質を向上することができる。
上記粗面部20は、例えば、炭化ケイ素の粒子が噴射されるブラスト加工をビード保持面15に施すことにより、その表面粗さRzに加工される。粗面部20の表面粗さRzは、ビード部Tbとの接触面積を減少させるために、25μm以上とされるが、より好ましくは35μm以上が望ましい。他方、ブラスト加工による加工容易性の観点から、粗面部20の表面粗さRzは、45μm以下が望ましい。なお、本実施形態では、上記ビード保持面15は、その全域が粗面部20からなるが、例えば、ビート保持面15の一部に粗面部20を形成する構成であってもよい。また、粗面部20は、テーパ状面16の一部、及びフランジ部17の一部まで延長して設けられるのが望ましい。
本明細書において、前記「表面粗さ」とは、JIS B0601:2001の「製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−用語、定義及び表面性状パラメータ」の4.2.1項に定義される“輪郭曲線を粗さ曲線とする算術平均粗さ”を意味する。また、粗さRzの測定方法は、JIS B0633:2001の「製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−表面性状評価の方式及び手順」の7.「触針式表面粗さ測定機による評価の方式及び手順」に基づいて定められる。
また、粗面部20は、フッ素樹脂のコーティング厚さが10〜20μmであるのが望ましい。フッ素樹脂のコーティングは、例えば、ブラスト加工が施された下地面に接着剤が塗布され、そこにフッ素樹脂が噴霧された後、所定の温度で下地面に焼付けられる。このフッ素樹脂のコーティング厚さが10μmより小さい場合、フッ素樹脂のコーティングを形成するのが困難であるとともに、ビード部Tbと接触した際に、フッ素樹脂が容易に剥離するおそれがある。また、フッ素樹脂のコーティング厚さが20μmより大きい場合、ブラスト加工により下地面に形成された凹凸を埋めてしまうおそれがあり、表面粗さの調整が困難となる。
次に、前記構成のタイヤ成形装置1による成形方法を説明する。
図4(a)に示されるように、円筒状の生タイヤ基体Tは、軸線方向の両端のビード部Tb、Tbが、タイヤ成形装置1のビード保持面15、15に固定される。このとき、ビード部Tb、Tbは、上述のように、ビード保持リング2、2のテーパ状面16に沿って案内され、ビード保持面15に固定される。
そして、一対のビード保持リング2、2を相対的に近接移動させることで、図4(b)に示されるように、生タイヤ基体Tのビード部Tb、Tbを軸方向に近接させながら、ブラダ7の内部に、例えば、100kPa以下、好ましくは40〜80kPaの流体を充填し、ブラダ7を膨張させる。
さらに、一対のビード保持リング2、2が相対的に近接移動され、図4(c)に示されるように、ビード部Tb、Tbが所定位置まで近接されると、ブラダ7に充填する流体の内圧を、例えば、100kPaより大、好ましくは130〜250kPaまで上昇させる。
この結果、生タイヤ基体Tが、トロイド状に形成される。また、その後、ブラダ7に充填された流体が排出され、ブラダ7が収縮される。そして、生タイヤ基体Tの各ビード部Tb、Tbがそれぞれ、ビード保持リング2、2のビード保持面15から取り外されて、タイヤ成形装置1から取り外される。
生タイヤ基体Tの各ビード部Tb、Tbをそれぞれ、ビード保持リング2、2のビード保持面15から取り外す際に、ビード保持リング2、2のビード保持面15が、フッ素樹脂でコーティングされ、かつ、表面粗さRzが25μm以上である粗面部20であるため、ビード部Tbとビード保持面15とのミクロの接触面積が低下されるとともに、貼り付きが防止される。よって、生タイヤ基体Tのビード部Tb、Tbがのビード保持面15、15へ貼り付くことを防止でき、ビード保持リング2、2への生タイヤ基体Tの着脱を容易にできる。
また、本実施形態では、従来技術で用いられるエチレングリコール等の潤滑剤を要せず、これを塗布する工程を要しない。このため、生タイヤ基体Tをトロイド状に形成する生産性を向上できる。さらに、生タイヤ基体Tをトロイド状に形成する際に、生タイヤ基体Tに潤滑剤が付着することもなく、潤滑剤が異物として混入するおそれが解消され、タイヤの品質を向上することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。例えば、タイヤ成形装置1において、アウタクランプを主軸3に支持させ、インナクランプをアウタクランプに取り付ける構成、及び一方のビード保持リングを固定し、他方のビード保持リングのみを接近移動可能に支持する構成など適宜に採用することができる。また、粗面部20をビード保持面の一部にのみ形成したものであっても、ビード保持リング2、2への生タイヤ基体Tの着脱を容易にできる。
本発明のタイヤ成形装置を用いて、生タイヤ基体をトロイド状に形成した後、ビード保持リングから生タイヤ基体を取り外す工程に要する時間を、表1に記載される仕様にて測定した。なお、表1に記載される時間は、各比較例及び各実施例毎に測定を10回行った平均値である。
また、潤滑剤としてエチレングリコールを用いてトロイド状に形成された生タイヤ基体と、本発明のタイヤ成形装置を用いてトロイド状に形成した生タイヤ基体とを用いてタイヤを作製し、専用のタイヤユニフォミティ試験機にて、完成したタイヤのラジアルフォースバリエーション(RFV)、及びラテラルフォースバリエーション(LFV)を測定した。表2には、各比較例及び各実施例毎に測定を100回行った平均値を記載するとともに、そのときの標準偏差σを記載する。なお、タイヤユニフォミティは、RFV値、LFV値及び標準偏差σが小さいほど安定していることになる。
Figure 2013216022
Figure 2013216022
表1、及び表2に示されるように、本発明の成形装置を用いてトロイド状に形成された生タイヤ基体は、ビード保持リングから取り外しが容易で、かつ、異物の混入が無く、タイヤとして加硫された後のユニフォミティが向上されているのが確認できる。
1 タイヤ成形装置
2 ビード保持リング
3 主軸
5 外筒
7 ブラダ
8 インナクランプ
9 アウタクランプ
15 ビード保持面
16 テーパ状面
17 フランジ部
20 粗面部
T 生タイヤ基体
Tb ビード部

Claims (5)

  1. 円筒状の生タイヤ基体の一対のビード部をそれぞれ保持する一対のビード保持リングを接近移動可能に具えたタイヤ成形装置であって、
    前記ビード保持リングは、前記ビード部が保持されるビード保持面を有し、
    該ビード保持面は、フッ素樹脂でコーティングされ、かつ、表面粗さRzが25μm以上である粗面部を有することを特徴とするタイヤ成形装置。
  2. 前記粗面部は、フッ素樹脂のコーティング厚さが10〜20μmである請求項1に記載のタイヤ成形装置。
  3. 前記ビード保持面は、その全域が前記粗面部からなる請求項1又は2に記載のタイヤ成形装置。
  4. 前記ビード保持リングは、前記ビード保持面と、該ビード保持面のタイヤ軸方向外側に連なりかつ外径が漸減するテーパ状面と、前記ビード保持面のタイヤ軸方向内側に連なりかつ前記ビード保持面よりも大径のフランジ部とを有する請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤ成形装置。
  5. 前記一対のビード保持リング間には、前記生タイヤ基体を内側面から押圧してトロイド状に膨張させるブラダのタイヤ軸方向両側部がそれぞれ気密に固着保持される請求項1乃至4のいずれかに記載のタイヤ成形装置。
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