JP2017121793A - ビードクランプリング - Google Patents

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【課題】 ビード部の底面との滑りを改善し、ビード部の装着を容易にかつ精度良く行う。【解決手段】 ビード部T1の底面Tsを着座させる円筒状の着座部5と、この着座部5から軸心方向外側に向かって縮径する向きに傾斜するコーン状をなし、かつ軸心方向外側から挿入されるビード部T1の底面Tsを滑らせながら前記着座部5まで案内する滑り面6Sを有する案内部6とを含むリング本体7を具える。前記リング本体7は、繊維強化プラスチックから形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、ビード部の装着を容易としたビードクランプリングに関する。
ラジアルタイヤの製造においては、通常、
(a)成形フォーマを用いて、カーカスプライを含む円筒状の生タイヤ基体を形成する生タイヤ基体形成工程と;
(b)シェーピングフォーマを用いて、前記生タイヤ基体をトロイド状に膨張(シェーピング)させ、これによって前記生タイヤ基体と、その半径方向外側で待機させたトレッドリングとを一体に接合させるシェーピング工程とが行われる。
また前記シェーピングフォーマには、成形フォーマから受け取った生タイヤ基体のビード部を保持するビードクランプリングが設けられている。
他方、自動二輪車用タイヤの如く、ビード剛性が小な小型軽量のタイヤを製造する場合、ビードクランプリングとして、下記の特許文献1、2に開示される如く、拡縮径機能を有さない構造簡易なものが広く用いられる。図8に略示するように、前記ビードクランプリングaは、生タイヤ基体Tのビード部T1を着座されて保持する着座部bと、この着座部bから軸心方向外側に向かって縮径する向きに傾斜するコーン状の案内部cとを含む。そして案内部cは、軸心方向外側から挿入されるビード部T1の底面を滑らせながら着座部bまで案内する。
しかし、従来のビードクランプリングaは、スチールやアルミ合金などの金属材にて形成されている。そのため、未加硫ゴムで被覆されるビード部T1の底面が、案内部cの表面と粘着かつ密着しやすくなって滑りが悪い。そのため、ビード部T1が着座位置に正しく保持されずにタイヤ形成精度を損ねる傾向を招く。また滑りを良くするために、案内部cに潤滑剤を塗布することが提案されるが、この場合、塗布による作業性の低下、及び生タイヤ基体Tに付着する潤滑剤がゴム同士の剥離を誘発してタイヤ品質を低下させる恐れを招く。
特開2003−118011号公報 特開2010−089316号公報
そこで発明は、潤滑剤を用いることなく、ビード部の底面との滑りを改善することができ、作業性の低下、及びタイヤ品質の低下を招くことなくビード部の装着を容易にかつ精度良く行いうるビードクランプリングを提供することを課題としている。
本発明は、生タイヤのビード部を保持するためのビードクランプリングであって、
前記ビード部の底面を着座させて保持する円筒状の着座部と、
この着座部から軸心方向外側に向かって縮径する向きに傾斜するコーン状をなし、かつ軸心方向外側から挿入されるビード部の底面を滑らせながら前記着座部まで案内する滑り面を有する案内部とを含むリング本体を具えるとともに、
前記リング本体は、繊維強化プラスチックから形成されることを特徴としている。
本発明に係る前記ビードクランプリングでは、前記繊維強化プラスチックは、プリプレグの積層体からなることが好ましい。
本発明に係る前記ビードクランプリングでは、前記プリプレグは、経糸及び緯糸で織られた織物部材を有することが好ましい。
本発明に係る前記ビードクランプリングでは、前記積層体の各層は、周方向に分割された複数のプリプレグ分割片からなり、かつ各プリプレグ分割片の周方向端縁部間を接続することにより各層が形成されることが好ましい。
本発明に係る前記ビードクランプリングでは、前記積層体は、隣り合う層間でプリプレグ分割片の接続位置の周方向の位相が互いに相違する層間を有することが好ましい。
本発明に係る前記ビードクランプリングでは、前記プリプレグ分割片は、前記経糸又は緯糸の一方が、プリプレグ分割片の周方向巾中心線に対して40〜50度の角度α1で配列する第1のプリプレグ分割片と、±5度の角度α2で配列する第2のプリプレグ分割片とから構成されるとともに、
前記積層体は、第1のプリプレグ分割片からなる第1層と、第2のプリプレグ分割片からなる第2層とを組み合わせて積層されることが好ましい。
本発明は叙上の如く、ビード部の底面を滑らせながら着座部まで案内するコーン状の滑り面を有するリング本体を、繊維強化プラスチックにて形成している。
そのため、前記滑り面に、繊維強化プラスチックに含まれる繊維によって粗面状の微少な凹凸が形成される。その結果、ビード部の底面(未加硫ゴム)が密着するのを抑えることができる。また滑り面が、プラスチック材料によって覆われるため、ビード部の底面(未加硫ゴム)が粘着するのを抑えることができる。そして、これらの相乗効果により、ビード部の底面との滑りを改善することができ、ビード部の装着を容易にかつ精度良く行いうる。また潤滑剤の塗布か不要となるため、塗布による作業性の低下、及び潤滑剤が生タイヤ基体に付着してタイヤ品質を低下させるのを抑えることができる。
本発明のビードクランプリングの使用状態を示す断面図である。 前記ビードクランプリングを示す斜視図である。 前記ビードクランプリングの厚さ方向の略断面図である。 積層体の各層を、最も滑り面側に配される層を代表して示す側面図である。 (A)は第1のプリプレグ分割片からなる第1層、(B)は第2のプリプレグ分割片からなる第2層を示す概念図である。 (A)〜(E)は、積層体の各層におけるプリプレグ分割片の突合わせ位置の位相を示す概念図である。 リング本体の形成方法を例示する断面図である。 ビードクランプリングの従来の問題点を説明する断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本実施形態のビードクランプリング1が、シェーピングフォーマ2に設けられ、成形フォーマ(図示しない)によって形成された円筒状の生タイヤ基体Tのビード部T1を、受け取りかつ保持するために使用される。なおシェーピングフォーマ2には一対のビードクランプリング1が設けられるが、同図には、一方側のビードクランプリング1のみ図示される。
前記ビードクランプリング1は、軸心方向に移動可能な摺動体3に取り付き、保持したビード部T1を、互いに接近する向きに移動させる。また生タイヤ基体Tは、前記移動と同期してビード部T1、T1間でトロイド状に膨張(シェーピング)され、これによって生タイヤ基体Tと、その半径方向外側で待機させたトレッドリング(図示しない)とが一体に接合される。即ちシェーピング工程が行われる。
次に、ビードクランプリング1は、図1、2に示すように、着座部5と案内部6とを少なくとも含むリング本体7を具える。詳しくは、本例のリング本体7は、前記着座部5と、前記案内部6と、位置決め部8と、側壁部9と、取付け部10とを有する。
前記着座部5は、円筒状をなし、その外周面で、前記ビード部T1の底面Tsを着座させて保持する。前記案内部6は、着座部5の軸心方向外端から軸心方向外側に向かって縮径する向きに傾斜するコーン状をなす。この案内部6は、軸心方向外側から挿入されるビード部T1の底面Tsを、滑らせながら前記着座部5まで案内するコーン状の滑り面6Sを外周面に有する。なお前記「軸心方向」とは、リング本体7の軸心iの向き意味する。このうち、一対のビードクランプリング1、1が互いに向き合う向きを、軸心方向の「内」その逆を「外」と定義される。
前記位置決め部8は、案内部6の軸心方向内端から半径方向外側に段差状に立ち上がる。この位置決め部8は、ビード部T1の内側面と当接することでビード部T1を軸心方向に位置決めする。前記側壁部9は、位置決め部8から半径方向内側にのびる。また前記取付け部10は、例えば円筒状をなし、前記側壁部9の半径方向内端に連なる。この取付け部10は、摺動体3に固定され、リング本体7を摺動体3に一体移動可能に連結する。なお図中の符号25はキー、26はキー溝である。
そして本発明では、前記リング本体7は、繊維強化プラスチックから形成される。これにより、前記滑り面6Sに、繊維強化プラスチックに含まれる繊維によって粗面状の微少な凹凸が形成される。その結果、ビード部T1の底面Tsが密着するのを抑えることができる。また滑り面6Sが、プラスチック材料によって覆われるため、ビード部T1の底面Tsが粘着するのを抑えることができる。そして、これらの相乗効果により、ビード部T1の底面Tsとの滑りを改善することができ、ビード部T1の装着を容易にかつ精度良く行いうる。また潤滑剤の塗布か不要となるため、塗布による作業性の低下、及び潤滑剤が生タイヤ基体Tに付着してタイヤ品質を低下させるのを抑えることができる。
図3に示すように、本例では、リング本体7は、プリプレグの積層体11から形成される。本例では、積層体11が10層で構成される場合が示される。各層Pを区別する場合、最も滑り面6S側に配される層を1番目の層P、その外側に順次配される層を、2番目の層P〜10番目の層P10と呼ぶ。
前記プリプレグは、炭素繊維、アラミド繊維などの繊維状補強材と、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂とからなるシート状の複合材であり、このプリプレグからなる各層Pは、加熱圧力により互いに一体に結合される。本例では、前記繊維状補強材として、経糸15aと緯糸15bとで織られた平織り状の織物部材が使用される。また経糸15a及び緯糸15bの繊維として炭素繊維が使用される。
図4に、1番目の層Pを軸心方向外側から見た側面図が示される。この1番目の層Pに代表されるように、積層体11の各層Pは、周方向に分割された複数のプリプレグ分割片Dからなり、各プリプレグ分割片Dの周方向端縁部De間を接続することにより各層Pが形成される。なお「接続」として、隣り合う周方向端縁部De同士を互いに重ね合わせて連結するオーバラップジョイント、及び隣り合う周方向端縁部De同士を互いに突き合わせて連結するバットジョイントが採用できるが、特には、オーバラップジョイントが好適に採用できる。また本例では、各層Pが、等分割された6枚のプリプレグ分割片Dから形成される場合が示される。なお同図には、各プリプレグ分割片Dを明確にするため、濃淡を違えて図示している。
図5(A)、(B)に概念的に示すように、本例のプリプレグ分割片Dは、糸15の配向が異なる第1、第2のプリプレグ分割片D1、D2から構成されている。第1のプリプレグ分割片D1は、経糸15a又は緯糸15bの一方が、プリプレグ分割片Dの周方向巾中心線Xに対して40〜50度の角度α1で配列している。また第2のプリプレグ分割片D2は、経糸15a又は緯糸15bの一方が、プリプレグ分割片Dの周方向巾中心線Xに対して±5度の角度α2で配列している。
そして積層体11の各層Pは、第1のプリプレグ分割片D1からなる第1層16、又は第2のプリプレグ分割片D2からなる第2層17から構成される。また積層体11では、第1層16と第2層17とが組み合わされて積層される。これにより、前記第1層16と第2層17とが隣り合う層間が少なくとも1以上、本例では6箇所形成される。第1層16と第2層17とが隣り合う層間の数naは、全層間の数nの50%以上、さらには60%以上であるのが好ましい。
このように、前記リング本体7を、炭素繊維を有するプリプレグの積層体11により形成することにより、軽量化を図りながら、金属と同等、若しくはそれ以上の強度及び剛性を確保することが可能となる。また各層Pを、周方向に分割された複数のプリプレグ分割片Dで構成することにより、複雑な形状のリング本体7を、皺や歪みを抑えながら精度良く形成することができる。特に、積層体11において、第1のプリプレグ分割片D1(糸の配向角度α1が40〜50度)からなる第1層16と、第2のプリプレグ分割片D2(糸の配向角度α2が±5度)からなる第2層17とを組み合わせて積層させる場合には、リング本体7の強度及び剛性を、全方向に対して均一に高めることができる。
なお本例では、滑り面6Sをなす1番目の層Pが、第1層16(糸の配向角度α1が40〜50度)で形成される。これにより、ビード部T1が滑る際の抵抗を、第2層17で形成される場合に比して減じることができる。
また図4に示すように、各層Pにおいて、プリプレグ分割片Dの接続位置Qでは、繊維が途切れるため、強度及び剛性が局部的に低下する。そのため本例では、図6に示すように、隣り合う層間でプリプレグ分割片Dの接続位置Qの周方向の位相が互いに相違する層間を少なくとも1以上設けている。
具体的には、図6(A)は、基準となる1番目の層Pにおけるプリプレグ分割片Dの配置の一部を示す。図6(B)は、2番目の層Pにおけるプリプレグ分割片Dの配置の一部を示し、基準のプリプレグ分割片Dに対して、接続位置Qの位相が例えば4度の角度βaで周方向一方側に相違する。図6(C)は、3番目、4番目の層P、Pにおけるプリプレグ分割片Dの配置の一部を示し、基準のプリプレグ分割片Dに対して、接続位置Qの位相が例えば8度の角度βbで周方向一方側に相違する。図6(D)は、5番目〜7番目の層P〜Pにおけるプリプレグ分割片Dの配置の一部を示し、基準のプリプレグ分割片Dに対して、接続位置Qの位相が例えば16度の角度βcで周方向一方側に相違する。図6(E)は、8番目〜10番目の層P〜P10におけるプリプレグ分割片Dの配置の一部を示し、基準のプリプレグ分割片Dに対して、接続位置Qの位相が例えば20度の角度βdで周方向一方側に相違する。
従って、本例では、1番目と2番目の層P、P間、2番目と3番目の層P、P間、4番目と5番目の層P、P間、及び7番目と8番目の層P、P間において、接続位置Qの周方向の位相が相違する。これにより、接続位置Qが周方向に分散される。なお前記基準からの位相の角度βはβa<βb<βc<βdである。また最大の位相の角度β(本例ではβd)は、プリプレグ分割片Dの中心角度θより小である。
次に、図7に示すように、リング本体7は、成形型20のキャビティ面20Sに、生のプリプレグ分割片Dを順次貼り付けて積層し、その後、オートクレーブによる加熱加圧によって熱硬化させることで形成される。
なお糸15は、複数本の素線の束から構成されるが、本例では、キャビティ面20S側に、素線が細いプリプレグ分割片Dを配し、その上側に素線が太いプリプレグ分割片Dを配している。これにより、プリプレグ分割片Dをより正確にキャビティ面に沿わせることができ、リング本体7の形成精度を高めることができる。また上側に、素線が太いプリプレグ分割片Dが使用されるため、全体として強度及び剛性を高く維持することができる。またキャビティ面20S側に、素線の束が細いプリプレグ分割片Dを配し、その上側に素線の束が太いプリプレグ分割片Dを配することも好ましい。この場合、素線の束が太いことでプリプレグも厚くなり、強度を高めうるとともに、積層数を減じうるため、積層工程を短縮することができる。
またキャビティ面20Sは、リング本体7における前記滑り面6S側の表面輪郭形状に合わせて形成されている。従って、1番目の層Pをなすプリプレグの糸15の素線(又は素線の束)が最も細くなる。そのため、滑り面6Sの凹凸が過度に大きくなるのを抑制でき、優れた滑り性を発揮する上で好ましい。なおプリプレグの糸15の素線(又は素線の束)の太さは、10番目の層P10に向かって段階的に太くなる。
前記キャビティ面20Sは、その輪郭形状が断面コ字状をなすため、貼付け作業性に劣る傾向がある。そのためプリプレグ分割片Dを、半径方向内外の部分Di、Doに2分割することも好ましい。このとき、分割位置Kは、前記側壁部9内の領域Yに設定するのが良い。なお分割による強度低下を抑えるために、各層Pにおける分割位置Kを、前記領域Y内で半径方向内外に分散させるのが好ましい。なお領域Yの巾は25〜35mm程度である。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 ビードクランプリング
5 着座部
6 案内部
6S 滑り面
7 リング本体
11 積層体
15a 経糸
15b 緯糸
16 第1層
17 第2層
E 周方向端縁De
D プリプレグ分割片
D1 第1のプリプレグ分割片
D2 第2のプリプレグ分割片
P 層
Q 突合わせ位置
S 底面
T1 ビード部
X 周方向巾中心線

Claims (6)

  1. 生タイヤのビード部を保持するためのビードクランプリングであって、
    前記ビード部の底面を着座させて保持する円筒状の着座部と、
    この着座部から軸心方向外側に向かって縮径する向きに傾斜するコーン状をなし、かつ軸心方向外側から挿入されるビード部の底面を滑らせながら前記着座部まで案内する滑り面を有する案内部とを含むリング本体を具えるとともに、
    前記リング本体は、繊維強化プラスチックから形成されることを特徴とするビードクランプリング。
  2. 前記繊維強化プラスチックは、プリプレグの積層体からなることを特徴とする請求項1記載のビードクランプリング。
  3. 前記プリプレグは、経糸及び緯糸で織られた織物部材を有することを特徴とする請求項2記載のビードクランプリング。
  4. 前記積層体の各層は、周方向に分割された複数のプリプレグ分割片からなり、かつ各プリプレグ分割片の周方向端縁部間を接続することにより各層が形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載のビードクランプリング。
  5. 前記積層体は、隣り合う層間でプリプレグ分割片の接続位置の周方向の位相が互いに相違する層間を有することを特徴とする請求項4記載のビードクランプリング。
  6. 前記プリプレグ分割片は、前記経糸又は緯糸の一方が、プリプレグ分割片の周方向巾中心線に対して40〜50度の角度α1で配列する第1のプリプレグ分割片と、±5度の角度α2で配列する第2のプリプレグ分割片とから構成されるとともに、
    前記積層体は、第1のプリプレグ分割片からなる第1層と、第2のプリプレグ分割片からなる第2層とを組み合わせて積層されることを特徴とする請求項4又は5の何れかに記載のビードクランプリング。
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