JP2010089316A - タイヤ製造方法、及び生タイヤシェーピング装置 - Google Patents

タイヤ製造方法、及び生タイヤシェーピング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 生タイヤ基体とトレッドリングとの接合に際して、エアー溜まりやトレッドリング外端の噛み込み等を抑制する。
【解決手段】シェーピングフォーマは、円筒状の生タイヤ基体2のビード部2Aを保持するビード保持リング15と、各ビード保持リング15を巾中心線Cに向かって接近移動可能に保持するビード移動手段16とからなるビード保持手段13、及びシェーピングブラダ12の両端部12Eを保持するブラダ保持リング26と、各ブラダ保持リング26を巾中心線Cに向かって接近移動可能に保持するブラダ移動手段27とからなるブラダ保持手段14を具える。ブラダ保持リング26を、ビード保持リング15とは独立して接近移動させることにより、生タイヤ基体2の膨張形状を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、特にトレッド曲率半径が小な自動二輪車用タイヤの製造に好適であり、生タイヤ基体をトロイド状に膨張させてトレッドリングに貼着する際の、トレッドリング外端での噛み込み、及びトレッドリングと生タイヤ基体との間のエアー溜まりの発生などを抑制しうるタイヤ製造方法、及び生タイヤシェーピング装置に関する。
所謂2ステージ成形法により生タイヤを形成する場合、予め第1成形(ファーストステージ)によって形成されたカーカスを含む円筒状の生タイヤ基体aを、図8(A)に示すように、シェーピングフォーマbに移し換えて保持し、ビード部a1、a1間を接近させながらシェーピングブラダcを介してトロイド状に膨張させることにより、前記生タイヤ基体aを、その半径方向外側で待機させたトレッドゴムを含むトレッドリングtにドッキングさせている。
他方、自動二輪車用タイヤでは、車体を大きくバンクさせて旋回する特性上、トレッド部は四輪用タイヤに比して曲率半径が非常に小さい円弧状プロファイルで形成されている。そのため、自動二輪車用の生タイヤのトレッドリングtは、加硫後の製品タイヤのトレッドプロファイルに近似させた小円弧状に形成されている。
しかしこのことは、トレッドリングtを生タイヤ基体aにドッキングさせる際、トレッドリングt内面の曲率半径r2が生タイヤ基体aの膨張部の曲率半径r1よりも小さくなる傾向を生む。その結果、トレッドリングtと生タイヤ基体aとの間にエアー溜まりxが発生しやすくなるなど歩留まりの悪化を招く。又膨張過程で、図8(B)の如く、先にトレッドリングtの外端teが生タイヤ基体aと接触して、トレッドリングtとのセンターずれ(オフセンタ)を起こすほか、トレッドリングtの外端teが噛み込まれてタイヤ外表面にベア(凹状の傷)を生じさせるなど、ユニフォミティーや外観品質を低下させるという問題も生じる。
そこで、下記の特許文献1には、図9に示すように、シェーピングブラダcの端部とビード部a1とを保持するクランプ具eに、互いに向き合う側に突出する延長部e1を設け、シェーピングブラダcの膨張に際してのその膨張の根元部分を絞ることが提案されている。
特開2005−262743号公報
しかしながら、クランプ具eに延長部e1を設けるものは、前記シェーピングブラダcがその根元部分がいびつに変形するため、この変形部分で損傷しやすくなるなどブラダの耐久性を損ねる傾向を招く。又タイヤ走行性能の観点から、近年、トレッド曲率半径がさらに小さくなる傾向にあるが、前記クランプ具eに延長部e1を設ける手法では、充分に対応仕切れないものが出てきている。
そこで本発明は、生タイヤ基体のビード部を保持するビード保持リングと、シェーピングブラダの端部を保持するブラダ保持リングとを、互いに独立して移動させることを基本として、生タイヤ基体の膨張の仕方を自在にコントロールすることができ、シェーピングブラダの耐久性を損ねることなく、トレッドリングと生タイヤ基体との間のエアー溜まり、トレッドリング外端の噛み込み、センターずれなどを効果的に抑制しうるタイヤ製造方法、及び生タイヤシェーピング装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、シェーピングフォーマにより保持された円筒状の生タイヤ基体と、該生タイヤ基体の半径方向外側に配置されかつ生タイヤ基体のトロイド状の膨張とともにこの生タイヤ基体に一体に貼着されるトレッドリングとにより生タイヤを形成する第2成形を有する2ステージ成形法による生タイヤを用いたタイヤ製造方法であって、
前記第2成形には、前記シェーピングフォーマによりビード部がロックされた円筒状の生タイヤ基体の内面を、前記ビード部間の軸方向への接近移動とともに半径方向外方に押圧してトロイド状に膨張させるシェーピングブラダが用いられ、
しかも前記シェーピングフォーマは、前記ビード部を保持するビード保持リングと、各ビード保持リングを前記生タイヤ基体の巾中心線に向かって接近移動可能に保持するビード移動手段とからなるビード保持手段、
及び前記シェーピングブラダの両端部を保持するブラダ保持リングと、各ブラダ保持リングを前記巾中心線に向かって接近移動可能に保持するブラダ移動手段とからなるブラダ保持手段を具えるとともに、
前記ブラダ保持リングを、前記ビード保持リングとは独立して接近移動させることにより、前記トレッドリングの内面形状に応じて前記生タイヤ基体の膨張形状を制御することを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記ブラダ保持リングは、前記ビード保持リングに先駆けて接近移動を開始することを特徴としている。
又請求項3の発明は、シェーピングフォーマにより保持された生タイヤ基体と、該生タイヤ基体の半径方向外側に配置されたトレッドリングとからなり、かつシェーピングブラダの膨張による生タイヤ基体のトロイド状の膨出とともに前記トレッドリングにこの生タイヤ基体を一体に貼着することにより生タイヤを形成する第2成形を有する2ステージ成形法に用いられる生タイヤシェーピング装置であって、
シェーピングフォーマを有するとともに、
該シェーピングフォーマは、前記ビード部を保持するビード保持リングと、各ビード保持リングを前記生タイヤ基体の巾中心線に向かって接近移動可能に保持するビード移動手段とからなるビード保持手段、
及び前記シェーピングブラダの両端部を保持するブラダ保持リングと、各ブラダ保持リングを前記ビード保持リングとは独立して前記巾中心線に向かって接近移動可能に保持するブラダ移動手段とからなるブラダ保持手段を具えることを特徴としている。
本発明は叙上の如く、生タイヤ基体のビード部を保持するビード保持リングと、シェーピングブラダの端部を保持するブラダ保持リングとを、互いに独立して移動可能に構成している。従って、生タイヤ基体の膨張の仕方、即ち膨張形状を自在にコントロールすることが可能となる。即ち、生タイヤ基体をトレッドリングの形状に応じて膨張させることができ、シェーピングブラダの損傷を招くことなく、トレッドリングと生タイヤ基体との間のエアー溜まり、トレッドリング外端の噛み込み、センターずれなどを抑制することができる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。
本発明のタイヤ製造方法は、所謂2ステージ成形法によって形成された生タイヤ1(図6(B)に示す)を、金型内で加硫成形することにより製品タイヤを製造する製造方法であって、前記2ステージ成形法では、図1に示すように、シェーピングフォーマ11により保持された生タイヤ基体2と、その半径方向外側で待機させたトレッドリング3とを、前記生タイヤ基体2のトロイド状の膨張とともに貼着する第2成形が行われる。
又第2成形では、前記シェーピングフォーマ11によりビード部2Aが保持された円筒状の生タイヤ基体2の内面を、前記ビード部2A、2A間の接近移動とともに半径方向外方に押圧してトロイド状に膨張させるシェーピングブラダ12が用いられる。
本例では、前記製品タイヤが自動二輪車用タイヤである場合を例示している。この自動二輪車用タイヤでは、図7にその一例を示すように、トレッド面tS上のタイヤ赤道点PCからトレッド端Peまでの間の、タイヤ軸方向の距離Lxと半径方向の距離Lyとの比であるキャンバー値Ly/Lxが、例えば0.3以上(通常0.5以上)であるなど、四輪車用タイヤに比して曲率半径が小な円弧状のトレッドプロファイルを有する。
この自動二輪車用タイヤの生タイヤ1(図6(B)に示す)を形成するための前記トレッドリング3は、予め周知のプロファイルデッキ上でトレッドゴムを含むトレッド部材を巻装することにより、前記トレッド面tSに近似した小円弧状プロファイルで形成される。トレッド部材としては他に、タイヤコードをタイヤ周方向に平行配列させたバンドプライ、交差配列させたベルトプライなどを含めることができる。又前記生タイヤ基体2も、従来と同様、予め周知の円筒状の第1フォーマ上で、カーカスプライを含むタイヤ部材を巻装することにより円筒状に形成される。タイヤ部材としては他に、インナーライナゴム、ビードコア、ビードエーペックスゴム、サイドウォールゴムなどを含めることができる。
そして、この円筒状の生タイヤ基体2が、図1に略示する生タイヤシェーピング装置10のシェーピングフォーマ11に移載された後、前記トレッドリング3との接合工程である第2成形が行れる。
ここで前記生タイヤシェーピング装置10は、シェーピングフォーマ11を有するとともに、このシェーピングフォーマ11は、前記生タイヤ基体2のビード部2Aを保持して接近移動させるビード保持手段13と、前記シェーピングブラダ12の両端部12Eを保持して接近移動させるブラダ保持手段14とを具える。
前記ビード保持手段13は、各前記ビード部2Aを保持する一対のビード保持リング15(図1、2に示す)と、各ビード保持リング15を前記生タイヤ基体2の巾中心線Cに向かって接近移動可能に保持するビード移動手段16(図3に示す)とを具える。
前記ビード保持リング15は、主軸17に支持されるリング基体15Aの半径方向外端部に、ビード保持部15Bを設けている。なお前記リング基体15Aは、前記主軸17とは一体回転可能にかつその軸芯方向には摺動移動自在に支持されている。
又前記ビード保持部15Bには、その軸芯方向外縁から軸芯方向内方に向かって半径方向外方に傾斜してのびる案内面18Sを有する案内部分18を介して前記ビード保持部分19が形成される。本例では、前記案内面18Sが、曲率半径50mm以上、好ましくは80mm以上の大きな凸円弧で形成され、ビード部2Aをビード保持部分19に滑らかに案内するものを例示しているが、傾斜面であっても良い。又前記ビード保持部分19は、前記案内面18Sに滑らかに連なりかつビード部2Aの底面を着座させて保持する着座面19Aと、この着座面19Aの軸芯方向内端から半径方向外方に立上がり前記ビード部2Aの内側面と当接することで前記ビード部2Aを位置決めする当接面19Bとを具える。
なおビード保持リング15としては、前記リング基体15Aを例えば拡縮径可能に構成することもできる。
又前記ビード移動手段16は、図3に示すように、本例では、前記主軸17に固定の側板20、20間に回転可能に枢支されかつ前記主軸17と平行にのびるとともに、長さ方向の一方側、他方側に螺旋の向きを違えた右ネジ部21A、左ネジ部21Bを螺刻したネジ軸21、及びこのネジ軸21の一端に連結される駆動モータM1を具える。なお前記右ネジ部21A、左ネジ部21Bは、それぞれ、一方、他方のビード保持リング15に設けたネジ孔15H1に螺合している。従って、前記駆動モータM1によるネジ軸21の回転により、各ビード保持リング15を、互いに同じ距離、同じ速度で、前記巾中心線Cに向かって接近移動、及び離間移動させることができる。なお各ビード保持リング15には、後述するブラダ保持手段14のネジ軸23を挿通させてその干渉を避ける挿通孔15H2が穿設される。図中の符号22は、前記主軸17に固定の内の側板であって、前記ネジ軸21、23の中央部を枢支している。なお図1、2、5、6には、簡略化のために、前記ビード移動手段16及びブラダ移動手段27を削除して描いている。
次に、前記ブラダ保持手段14は、前記シェーピングブラダ12の両端部12Eを保持する一対のブラダ保持リング26(図1、2に示す)と、各ブラダ保持リング26を前記巾中心線Cに向かって接近移動可能に保持するブラダ移動手段27(図3に示す)とを具える。なお前記シェーピングブラダ12は、周知構造をなすゴム膜体であって、図4に略示する如く、無負荷の自然状態において円筒状をなすブラダ胴部12Aの軸芯方向両端に、本例では、半径方向内方に小長さで折れ曲がるブラダ側部12Bを介して開口部をなす厚肉の両端部12Eを形成している。
前記ブラダ保持リング26は、前記主軸17に支持されるリング基体26Aの半径方向外端部に、ブラダ保持部26Bを設けている。前記リング基体26Aは、前記主軸17とは一体回転可能にかつその軸芯方向には摺動移動自在に支持されている。又前記ブラダ保持部26Bは、本例では、ボルト等によって連結される軸芯方向内外の分割片26B1、26B2からなり、この分割片26B1、26B2間で前記シェーピングブラダ12の端部12Eを挟持している。
又前記ブラダ移動手段27は、本例では、前記ビード移動手段16と同構成であり、前記側板20、20間に回転可能に枢支されかつ長さ方向の一方側、他方側に右ネジ部23A、左ネジ部23Bを螺刻したネジ軸23、及びこのネジ軸23の一端に連結される駆動モータM2を具える。前記右ネジ部23A、左ネジ部23Bは、それぞれ、一方、他方のブラダ保持リング26に設けたネジ孔26H1に螺合している。従って、前記駆動モータM2によるネジ軸23の回転により、各ブラダ保持リング26を、互いに同じ距離、同じ速度で、しかも前記ビード保持リング15とは独立して前記巾中心線Cに向かって接近移動、及び離間移動させることができる。なお各ブラダ保持リング26には、前記ビード保持手段13のネジ軸21を挿通させてその干渉を避ける挿通孔26H2が穿設される。
又前記主軸17には、空気供給源に接続され、該空気供給源からの空気供給により前記シェーピングブラダ12を膨張させる空気流路17Aが設けられている。
図5(A)は、シェーピングフォーマ11に、円筒状の生タイヤ基体2を移載した移載状態を示す。この状態では、ブラダ保持リング26、26は両外側の待機位置P1で待機し、シェーピングブラダ12を略円筒状に保つことで、移載時、生タイヤ基体2がシェーピングブラダ12と接触するのを防止している。
そして、シェーピングフォーマ11では、図5(B)に示すように、まずブラダ保持リング26、26を、ビード保持リング15、15に先駆け、軸芯方向内側に移動させ、しかる後、シェーピングブラダ12内に内圧を充填する。これにより、生タイヤ基体2の膨張を、その巾中心線C側から強制的に開始させることができる。なお前記ブラダ保持リング26を先に移動させる距離Lは、特に規制されないが、前記待機位置P1から15±5mm程度が一般的である。
その後、図6(A)、(B)に示すようにビード保持リング15と、ブラダ保持リング26とを順次軸芯方向内方に移動させ、巾中心線C側からの制的膨張により、生タイヤ基体2をトレッドリング3の内面に押圧して一体に貼着させることができる。このとき前記ビード保持リング15の移動のタイミング、及び前記距離Lなどをコントロールすることで、生タイヤ基体2の膨張の仕方、即ち膨張形状を自在に制御することができる。即ち、前記トレッドリング3の内面形状に適した膨張形状で生タイヤ基体2を膨張しうる。そのため、トレッドリング3と生タイヤ基体2との間のエアー溜まり、トレッドリング3外端の噛み込み、センターずれなどを効果的に抑制することができる。又生タイヤ基体2を、トレッドリング3外端にも充分に押し付けることができるため、貼着後の、ステッチ作業に起因するトレッド部材の不均一化をも抑制しユニフォミティーを向上しうる。特にタイヤコードをタイヤ周方向に平行配列させたバンドプライでは、ステッチダウンによってタイヤコード(バンドコード)の配列乱れを誘発するが、これを抑制することができる。
なお前記第2成形では、例えば生タイヤ基体2をトレッドリング3外端にも充分に押し付けることをなどを目的として、前記ブラダ保持リング26、26をいったん接近移動させた後、その最接近位置から逆に離間する側(軸芯方向外側)に移動させても良い。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明のタイヤ製造方法に用いる生タイヤシェーピング装置の一実施例を示す断面図である。 ビード保持リングをブラダ保持リングとともに拡大して示す断面図である。 ビード移動手段をブラダ移動手段とともに示す断面図である。 シェーピングブラダーの無負荷の自然状態を例示する断面図である。 (A)、(B)は、生タイヤシェーピング装置による生タイヤ基体の膨張過程を示す断面図である。 (A)、(B)は、生タイヤシェーピング装置による生タイヤ基体の膨張過程を示す断面図である。 本発明の製造方法によって形成されたタイヤの一例を示す断面図である。 (A)、(B)は、従来技術及びその問題点を説明する線図である。 従来の生タイヤシェーピング装置の他の例を示す断面図である。
符号の説明
2 生タイヤ基体
2A ビード部
3 トレッドリング
10 生タイヤシェーピング装置
11 シェーピングフォーマ
12 シェーピングブラダ
12E 両端部
14 ブラダ保持手段
13 ビード保持手段
15 ビード保持リング
16 ビード移動手段
26 ブラダ保持リング
27 ブラダ移動手段
C巾 中心線

Claims (3)

  1. シェーピングフォーマにより保持された円筒状の生タイヤ基体と、該生タイヤ基体の半径方向外側に配置されかつ生タイヤ基体のトロイド状の膨張とともにこの生タイヤ基体に一体に貼着されるトレッドリングとにより生タイヤを形成する第2成形を有する2ステージ成形法による生タイヤを用いたタイヤ製造方法であって、
    前記第2成形には、前記シェーピングフォーマによりビード部が保持された円筒状の生タイヤ基体の内面を、前記ビード部間の軸方向への接近移動とともに半径方向外方に押圧してトロイド状に膨張させるシェーピングブラダが用いられ、
    しかも前記シェーピングフォーマは、前記ビード部を保持するビード保持リングと、各ビード保持リングを前記生タイヤ基体の巾中心線に向かって接近移動可能に保持するビード移動手段とからなるビード保持手段、
    及び前記シェーピングブラダの両端部を保持するブラダ保持リングと、各ブラダ保持リングを前記巾中心線に向かって接近移動可能に保持するブラダ移動手段とからなるブラダ保持手段を具えるとともに、
    前記ブラダ保持リングを、前記ビード保持リングとは独立して接近移動させることにより、前記トレッドリングの内面形状に応じて前記生タイヤ基体の膨張形状を制御することを特徴とするタイヤ製造方法。
  2. 前記ブラダ保持リングは、前記ビード保持リングに先駆けて接近移動を開始することを特徴とする請求項2記載のタイヤ製造方法。
  3. シェーピングフォーマにより保持された生タイヤ基体と、該生タイヤ基体の半径方向外側に配置されたトレッドリングとからなり、かつシェーピングブラダの膨張による生タイヤ基体のトロイド状の膨出とともに前記トレッドリングにこの生タイヤ基体を一体に貼着することにより生タイヤを形成する第2成形を有する2ステージ成形法に用いられる生タイヤシェーピング装置であって、
    シェーピングフォーマを有するとともに、
    該シェーピングフォーマは、前記ビード部を保持するビード保持リングと、各ビード保持リングを前記生タイヤ基体の巾中心線に向かって接近移動可能に保持するビード移動手段とからなるビード保持手段、
    及び前記シェーピングブラダの両端部を保持するブラダ保持リングと、各ブラダ保持リングを前記ビード保持リングとは独立して前記巾中心線に向かって接近移動可能に保持するブラダ移動手段とからなるブラダ保持手段を具えることを特徴とする生タイヤシェーピング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017121793A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 住友ゴム工業株式会社 ビードクランプリング

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