JP6510309B2 - 空気入りタイヤの製造方法、及びシェーピング装置 - Google Patents

空気入りタイヤの製造方法、及びシェーピング装置 Download PDF

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Description

本発明は、空気入りタイヤの製造方法、及びシェーピング装置に関する。
従来、ラジアルタイヤを製造する場合、少なくとも1層のカーカスプライを含むタイヤ構成部材を円筒状に巻回してグリーンケースを成形する。次に、グリーンケースを内側に供給した流体によってトロイダル状に径方向の外側へ膨出させて外周側に配設されたトレッドリングに貼り合わせ、生タイヤを成形(シェーピング)する。その後、生タイヤを金型内で製品タイヤに加硫成形する。
カーカスプライには、カーカスコードが略均一に配列されており、シェーピングの際に該カーカスコードの配列が乱れてカーカスコードのコード目開きのバラツキが大きくなる場合があった。カーカスコードのコード目開きのバラツキが大きいと、製品タイヤにおいてタイヤ表面の凹凸が大きくなり外観不良又はユニフォーミティの低下を招く。
これに対して、特許文献1に開示されたクロスプライタイヤの製造方法は、グリーンケースを、加硫金型への投入に先立ち、内側に供給した流体によって膨出させてプレシェーピングを行い、トレッド部の最大外径が加硫金型のトレッド成形面における最大内径の60〜90%となる膨張状態で所定時間保持する。この製造方法は、生タイヤを金型面に沿わせ易くし、グリーンケースから生タイヤを介して製品タイヤへ段階的に形状を変化させることによって、カーカスコードの配列乱れの抑制と、それによるユニフォーミティ向上とを意図している。
特開2012−131168号公報
しかしながら、ラジアルタイヤはカーカスコードがタイヤ赤道に対して直交するように配設されているので、クロスプライタイヤに比して膨出させ難く、このため、特許文献1の方法では、ラジアルタイヤを製造する場合のカーカスコードの配列の乱れを抑制することができない。
すなわち、ラジアルタイヤを製造する場合に、シェーピング条件によってはグリーンケースを急激に膨出させてしまうときがあり、このとき、カーカスコードの目開きにバラツキが増大した生タイヤが成形されることになる。この生タイヤを加硫成形して得られる空気入りタイヤでは、カーカスコードの目開きのバラツキの増大に起因して、タイヤ表面に凹凸が生じやすく、この結果、ユニフォーミティが低下することになる。
本発明は、ラジアルタイヤに関して、シェーピング工程におけるカーカスコードの目開きを抑制して、ユニフォーミティを向上させることを目的とする。
本発明は、空気入りタイヤの製造方法であって、少なくとも1層のカーカスプライを含むタイヤ構成部材を円筒状に巻回してグリーンケースを成形し、前記グリーンケースを、内側に供給した流体によってトロイダル状に膨出させて、径方向の外側に配設されたトレッドリングに貼り合わせて生タイヤを成形し、前記生タイヤを金型内で加硫成形し、前記生タイヤの成形では、前記流体が段階的に変化する圧力プロファイルで供給され、前記圧力プロファイルは、前記グリーンケースを非膨出状態から前記トレッドリングの内径まで膨出させる膨出量の35〜40%まで膨出させる前段圧力が、最終段階における最終圧力よりも低いことを特徴とする。
本発明によれば、グリーンケースのトレッドリングの内径への膨出量の35〜40%までは、最終圧力より低い前段圧力によって、グリーンケースを緩やかに膨出させてカーカスプライを均一に膨出させやすく、これに続く最終段階において流体の圧力を高めても、カーカスプライを、そのまま均一に膨出させやすい。これによって、カーカスプライ中のカーカスコードのコード目開きのバラツキが抑制された生タイヤを成形できる。したがって、この生タイヤを加硫成形してなる空気入りタイヤでは、コード目開きのバラツキに起因したタイヤ表面の凹凸が抑制され、タイヤのユニフォーミティを向上させることができる。
前記圧力プロファイルは、前記膨出量の8〜10%まで膨出させる初期圧力が、前記前段圧力及び前記最終圧力のいずれの圧力とも異なっている、ことが好ましい。
本構成によれば、圧力プロファイルの設定自由度を向上できる。例えば、膨出量の8〜10%までは、初期圧力を前段圧力より低くした場合、グリーンケースをさらに緩やかに膨出させやすく、これによってカーカスプライ中のカーカスコードのコード目開きのバラツキをより一層抑制しやすい。
前記初期圧力は、前記前段圧力及び前記最終圧力のいずれの圧力よりも高い、ことが好ましい。
本構成によれば、初期段階である膨出量の8〜10%までは、相対的に高い圧力でグリーンケースの内側に流体が供給されるので、グリーンケース内の圧力を早急に高めることができる。なお、初期段階においては、グリーンケースの膨出が進んでいないので、この間の初期圧力を高くしても、カーカスプライ中のカーカスコードのコード目開きへの影響が少ない。
また、前記圧力プロファイルは、前記膨出量の8〜10%まで膨出させる初期圧力が、前記前段圧力と同じであってもよい。
本構成によれば、初期段階である膨出量の8〜10%までは、グリーンケースを緩やかに膨出させることができるので、カーカスプライ中のカーカスコードのコード目開きのバラツキをさらに抑制しやすい。
また、本発明の他の側面に係る発明は、生タイヤのシェーピング装置であって、少なくとも1層のカーカスプライを含むタイヤ構成部材を円筒状に巻回してなるグリーンケースの内側に流体を供給してトロイダル状に膨出させ、径方向の外側に配設されたトレッドリングに前記グリーンケースを貼り合わせる流体供給部を備え、前記流体供給部は、段階的に変化する圧力プロファイルで前記流体を供給し、前記圧力プロファイルは、前記グリーンケースを非膨出状態から前記トレッドリングの内径まで膨出させる膨出量の35〜40%に膨出させる前段圧力が、最終段階における最終圧力よりも低いことを特徴とする。
本発明に係る空気入りタイヤの製造方法、及びシェーピング装置によれば、ラジアルタイヤに関して、カーカスコードの目開きを抑制して、ユニフォーミティを向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るシェーピング装置の概略構成を示す側面図。 図1のII−II線に沿ったグリーンケースの断面図。 図1に示す状態からプレシェーピングを行った状態を示す図。 図3に示す状態から第1シェーピングを行った状態を示す図。 図4に示す状態から第2シェーピングを行った状態を示す図。 シェーピング中の圧力プロファイルを示すグラフ。 圧力プロファイルの変形例を示すグラフ。 圧力プロファイルの変形例を示すグラフ。 圧力プロファイルの変形例を示すグラフ。 参考実施形態に係る圧力プロファイルを示すグラフ。 他の参考実施形態に係る圧力プロファイルを示すグラフ。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に沿って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1には、本発明の一実施形態に係るシェーピング装置1の概略構成が示されており、シェーピングされる前のグリーンケース10及びトレッドリング17の断面が併せて示されている。このシェーピング装置1は、軸方向に所定間隔を空けて互いに対向する一対のシェーピングドラム2と、シェーピングドラム2に接続された流体供給部5と、を備えている。なお、以下の説明では、シェーピングドラム2が互いに近接する方向をドラム軸方向の内側と称し、シェーピングドラム2が互いに離間する方向をドラム軸方向の外側と称する。
グリーンケース10は、複数のタイヤ構成部材からなる円筒状体であって、インナーライナー11と、この軸方向両側部に配設された一対のサイドウォール部材12,12と、インナーライナー11とサイドウォール部材12とにわたって配置された一対のチェーファー層13,13と、一対のサイドウォール部材12,12間にわたって配置された複数層のカーカスプライ14と、両側部の所定位置に配設された環状のビード部材15とが、内径側から順に巻回されて構成されている。なお、グリーンケース10は、1次成形ドラムとしてのバンドドラム(図示しない)で成形される。
カーカスプライ14は、本実施形態では2層から構成され、それぞれドラム軸方向に延びるカーカスコードが略均一に配設されている。図2に示されるように、カーカスプライ14は、端部が所定の接合幅W1で重複する接合部を有するように巻回されている。接合幅W1は20mm以下であることが好ましく、接合幅W1が0であるバットジョイントであってもよい。
接合幅W1は小さいほど、カーカスプライ14に配設されたカーカスコードの径方向における重複が抑制されるので、重複したカーカスコードに起因した接合部の剛性が局所的に高くなることを抑制できる。これによってカーカスプライ14の周方向の剛性を略均一に維持しやすく、シェーピング工程においてグリーンケース10を均一に膨出させて、カーカスコードの目開きのバラツキを抑制しやすい。
図1に示されるように、トレッドリング17は、ベルト補強層16、ベルト層18及びトレッド部材19が内径側から順に円筒状に巻回された円筒状体である。なお、トレッドリング17は、1次成形ドラムとしてのベルトドラム(図示しない)で成形される。
シェーピングドラム2は、図示しない駆動手段によって、ドラム軸回りに回転駆動されると共に、互いに近接離間可能に構成されている。シェーピングドラム2の周部には、ドラム軸方向の内側に配設されて径方向に拡縮可能なビードロック3と、ビードロック3のドラム軸方向の外側に隣接して配設されたターンアップブラダ4と、が設けられている。
また、シェーピングドラム2は、流体供給部5から供給される流体を、グリーンケース10内へ供給する流体通路21を有している。流体通路21は、シェーピングドラム2の互いに対向する対向面2aに連通する第1流体通路21Aと、ビードロック3のドラム軸方向の内側の外周部2bに連通する第2流体通路21Bと、を有している。図1では第1流体通路21Aは1つしか示されていないが複数設けてもよい。第2流体通路21Bは、外周部2bの周方向に所定の間隔で複数設けられている。
上述したシェーピング装置1によって生タイヤを成形するには、まず部材配設工程として、グリーンケース10及びトレッドリング17を1次成形ドラムからシェーピング装置1に移載する。具体的には、グリーンケース10を、一対のシェーピングドラム2,2の周部にわたって配設すると共に、ビードロック3を径方向の外側に拡径させてビード部材15を径方向の内側から支持することによって、グリーンケース10を一対のシェーピングドラム2,2間で内部を気密状態に維持しながら、保持できる。さらに、このグリーンケース10の外径側に、トレッドリング17を、グリーンケース10とドラム軸方向の中心が一致するように図示しない保持手段によって配設する。
次に、シェーピング工程として、グリーンケース10内に流体供給部5から例えばエアを供給しながら、一対のシェーピングドラム2,2を互いに近接させることによって、グリーンケース10をトロイダル状に径方向の外側へ膨出させてトレッドリング17に結合させる。
続いて、ターンアップ工程として、ターンアップブラダ4を膨張させることで、グリーンケース10の軸方向の両側部をビード部材15周りにドラム軸方向の内側へ折り返して膨出されたグリーンケース10の両側部に巻き上げることによって、生タイヤが成形される。そして、加硫工程として、生タイヤをタイヤ加硫金型内で加硫成形することによって空気入りタイヤが製造される。
本実施形態においては、シェーピング工程において、流体供給部5は、段階的に変化する圧力プロファイルで、流体を、シェーピングドラム2を介してグリーンケース10に供給するようになっている。流体供給部5は、例えば、圧力センサ(図示しない)で検出した流体の実圧力に基づいて、所望の圧力プロファイルとなるように流体の供給圧力P1を制御してもよく、又は所望の圧力プロファイルが実現されるように予め設定された運転条件で作動するものでもよい。
ここで、流体供給部5からシェーピングドラム2に供給される流体の供給圧力P1と、グリーンケース10のケース内圧力P2とは、グリーンケース10の内容積のために過渡的に異なる。例えば、流体供給部5からグリーンケース10に流体を供給し始めたときには、所定量の内容積を有するグリーンケース10のケース内圧力P2を上昇させるのに時間を要するので、ケース内圧力P2は、過渡的に供給圧力P1に対して低い。一方、流体の供給から十分に時間が経過した状態では、供給圧力P1とケース内圧力P2は概ね一致する。また、一対のシェーピングドラム2,2が近接すると、グリーンケース10の内容積が減少するためにケース内圧力P2が供給圧力P1を上回ることもある。
本実施形態では、シェーピング工程は、プレシェーピング工程(初期段階)、第1シェーピング工程(前段階)、及び第2シェーピング工程(最終段階)の3つのシェーピング工程が順に実施されるように構成されている。また、各シェーピング工程において、流体供給部5は、流体の供給圧力P1を、プレシェーピング圧力P11(初期圧力)、第1シェーピング圧力P12(前段圧力)、及び第2シェーピング圧力P13(最終圧力)の3段階に変化する圧力プロファイルに制御する。
プレシェーピング工程では、シェーピング装置1は、一対のシェーピングドラム2,2を、図示しない駆動手段によってドラム軸線周りに回転させつつ互いに所定速度で近接させながら、流体供給部5によって、グリーンケース10内にプレシェーピング圧力P11で流体を供給する。プレシェーピング圧力P11は、第2流体通路21Bを介して供給される流体によって、グリーンケース10のシェーピングドラム2の外周部2bへの付着を解消できるような圧力に設定されている。
図3に示されるように、プレシェーピング工程の終了時には、グリーンケース10は、シェーピングドラム2の外周部2bから径方向の外側に浮いた状態とされ、このとき、グリーンケース10の膨出量L1は、非膨張状態のグリーンケース10がトレッドリング17に結合されるまでの全膨出量L0の約8〜10%である。換言すれば、プレシェーピング工程では、膨出量L1までプレシェーピング圧力P11でシェーピングが実施される。
次に、第1シェーピング工程では、シェーピングドラム2,2の回転及び近接駆動を継続させながら、流体供給部5が、所定の圧力プロファイルに基づいて、流体の供給圧力P1をプレシェーピング圧力P11から第1シェーピング圧力P12に変化させる。第1シェーピング圧力P12は、プレシェーピング圧力P11とは異なっており、具体的にはプレシェーピング圧力P11の約30〜40%の圧力に低減される。また、第1シェーピング圧力P12は、プレシェーピング工程終了時のケース内圧力P21よりも高く設定されている。
プレシェーピング圧力P11よりも低いが、プレシェーピング工程終了時のケース内圧力P21よりも高く設定された第1シェーピング圧力P12で、流体をグリーンケース10内に供給することによって、より緩やかにグリーンケース10をトロイダル状に径方向の外側へさらに膨出させることができ、この結果、グリーンケース10をより均一に膨出させることができる。
図4に示されるように、第1シェーピング工程の終了時には、グリーンケース10は、全膨出量L0の約35〜40%の膨出量L2まで膨出することになる。換言すれば、第1シェーピング圧力P12は、グリーンケース10が膨出量L2まで膨出するのに要する圧力である。さらに換言すれば、第1シェーピング工程では、膨出量L2まで第1シェーピング圧力P12でシェーピングが実施される。
次に、第2シェーピング工程では、シェーピングドラム2,2の回転及び近接駆動を継続させながら、流体供給部5が、所定の圧力プロファイルに基づいて、供給圧力P1を第1シェーピング圧力P12から第2シェーピング圧力P13に変化させる。第2シェーピング圧力P13は、プレシェーピング圧力P11とも第1シェーピング圧力P12とも異なっており、具体的にはプレシェーピング圧力P11の約60〜70%の圧力に設定されており、第1シェーピング圧力P12よりも高い。また、第2シェーピング圧力P13は、第1シェーピング工程終了時のケース内圧力P22よりも高く設定されている。
第1シェーピング圧力P12よりも高く且つ第1シェーピング工程終了時のケース内圧力P22よりも高く設定された第2シェーピング圧力P13で、流体をグリーンケース10内に供給することによって、図5に示されるように、グリーンケース10が、さらに径方向の外側へトロイダル状に膨出して、トレッドリング17の内周部に結合される。第2シェーピング圧力P13は、グリーンケース10をトレッドリング17に結合させるのに要する圧力に設定されている。
このとき、第1シェーピング工程において、グリーンケース10は全膨出量L0の概ね前半部分すなわち膨出量L2まで緩やかに均一に膨出されているので、これに続く第2シェーピング工程において、供給圧力P1を第1シェーピング圧力P12から第2シェーピング圧力P13へ高めても、グリーンケース10を、均一性を維持しつつさらに膨出させやすい。さらに、第2シェーピング圧力P13へ供給圧力P1を高めることによって、相対的に低い第1シェーピング圧力P12によるシェーピング工程のサイクルタイムの長大化を抑制できる。
すなわち、図6に示されるように、流体供給部5からグリーンケース10内への流体の供給圧力P1を、プレシェーピング圧力P11、第1シェーピング圧力P12、第2シェーピング圧力P13へと段階的に変化する圧力プロファイルで変化させることによって、グリーンケース10のケース内圧力P2を、オーバーシュートさせることなく緩やかに上昇させることができる。
これに対して、図6中に2点鎖線で示されるように、グリーンケース10内への流体の供給圧力P10を、段階的に変化させることなく、上記第2シェーピング圧力P13よりも高い圧力に設定する場合には、ケース内圧力P20が急激に上昇してオーバーシュートしやすく、これに起因してグリーンケース10を均一に膨出させ難く、膨出にバラツキが増大しやすい。この結果、シェーピング工程におけるカーカスコードの目開きのバラツキが増大することになる。
以上説明した、本実施形態によれば、以下の効果を発揮できる。
第1シェーピング工程において、シェーピング工程の前半部分である膨出量L2まで、第2シェーピング圧力P13より低い第1シェーピング圧力P12によって、グリーンケース10を緩やかに膨出させてカーカスプライ14を均一に膨出させやすく、これに続く第2シェーピング工程において、流体の供給圧力P1を高めても、カーカスプライ14を、そのまま均一に膨出させやすい。
これによって、カーカスプライ14中のカーカスコードの目開きのバラツキが抑制された生タイヤを成形できる。したがって、該生タイヤを加硫成形してなる空気入りタイヤでは、カーカスコードのコード目開きのバラツキに起因した凹凸が抑制され、この結果タイヤのユニフォーミティを向上できる。
また、プレシェーピング圧力P11を、第1シェーピング圧力P12とも第2シェーピング圧力P13とも異なるように設定することによって、圧力プロファイルの設定自由度を向上できる。
さらに、プレシェーピング工程において、流体供給部5は、相対的に高いプレシェーピング圧力P11でグリーンケース10内に流体を供給するので、グリーンケース10のケース内圧力P21を早急に高めることができる。なお、プレシェーピング工程においては、膨出量がL1までであるので、グリーンケース10の膨出が進んでおらず、この間の供給圧力P1を高くしても、カーカスプライ14中のカーカスコードのコード目開きへの影響が少ない。
[第2実施形態]
第2実施形態では、第1実施形態に対して供給圧力P1の圧力プロファイルのみ異なり、他は同一である。第2実施形態に係る圧力プロファイルは、プレシェーピング圧力P11Aが第1シェーピング圧力P12Aと同じ圧力になるように設定されている。具体的には、図7に示されるように、プレシェーピング圧力P11A及び第1シェーピング圧力P12Aは同一の圧力であって、より具体的には第1実施形態に係る第1シェーピング圧力P12よりも若干低い圧力に設定されている。
プレシェーピング圧力P11Aを第1シェーピング圧力P12Aと同じ圧力に設定することによって、プレシェーピング工程からグリーンケース10をより一層緩やかに膨出させることができるので、カーカスプライ14中のカーカスコードのコード目開きのバラツキをさらに抑制しやすい。
上記各実施形態の他、圧力プロファイルとして、図8に示されるように、プレシェーピング圧力P11Bを第1シェーピング圧力P12よりも低く設定してもよく、又は図9に示されるようにプレシェーピング圧力P11Cを第1シェーピング圧力P12より高く且つ第2シェーピング圧力P13よりも低く設定してもよい。また、上記各実施形態では、シェーピング工程を3工程から構成したが、2つ又は4つ以上の工程に分割してもよい。いずれの場合であっても、第1シェーピング圧力P12を相対的に低く設定すると共に、第2シェーピング圧力P13を相対的に高く設定すればよい。
換言すれば、第1シェーピング圧力P12をグリーンケース10が膨出量L2まで膨出するのに要する圧力とすればよく、第2シェーピング圧力P13をグリーンケース10がトレッドリング17に結合するのに要する圧力となるように圧力プロファイルを設定すればよい。
また、上記各実施形態では、グリーンケース10を、内側から流体の圧力で直接に膨出させてシェーピングする場合を例にとり説明したが、ブラダーを用いてグリーンケース10をシェーピングさせる場合にも本発明を適用することができる。その場合、ブラダーの内圧を上述した圧力プロファイルで変化させればよい。
[第1参考実施形態]
第1参考実施形態では、第1シェーピング圧力P12Dが、第2シェーピング圧力P13と同じ圧力になるように圧力プロファイルが設定されている。この場合、図10に示されるように、グリーンケース10のケース内圧力P2は、オーバーシュートすることなく次第に増大するので、グリーンケース10を均一に膨出させて、これによってカーカスプライ14中のコードの目開きのバラツキを抑制しやすい。
[第2参考実施形態]
第2参考実施形態では、第1シェーピング圧力P12E及び第2シェーピング圧力P13Eが、プレシェーピング圧力P11と同じ圧力になるように圧力プロファイルが設定されている。さらに、一対のシェーピングドラム2,2の近接速度が、第1実施形態に対して遅く設定されており、例えば1/3の速度に設定されている。
これによって、図11に示されるように、グリーンケース10のケース内圧力P2は、オーバーシュートすることなく次第に増大するようになっている。これは、一対のシェーピングドラム2,2の近接速度を低減することによって、グリーンケース10内の容積の減少速度が緩やかとなるため、第1及び第2シェーピング工程における供給圧力P1を高めてもオーバーシュートし難いためである。これによっても、グリーンケース10を均一に膨張させやすく、カーカスプライ14中のカーカスコードのコード目開きのバラツキを抑制しやすい。
次に、以上説明した作用効果について検証試験を実施した。タイヤサイズを共通として、第1及び第2実施形態に係るシェーピング条件に基づいて作成された生タイヤを加硫成形して実施例1,2に係る空気入りタイヤを作成すると共に、従来のシェーピング条件及び第1及び第2参考実施形態に係るシェーピング条件に基づいて作成した生タイヤを加硫成形して比較例1〜3に係る空気入りタイヤを作成した。
実施例1,2及び比較例1〜3に係る各空気入りタイヤのタイヤ加硫金型の上型に対応するバットレス部におけるデント量(タイヤ表面に対する凹み量)を比較した結果を表1に示す。なお、表1において、比較例1に係る空気入りタイヤのデント量を100として、実施例1,2及び比較例2,3に係る空気入りタイヤのデント量をそれぞれ相対的に示している。
Figure 0006510309
表1に示されるように、実施例1,2に係る空気入りタイヤでは、比較例1に係る空気入りタイヤに比して、デント量が半減以下に低減されている。また、比較例2,3に係る空気入りタイヤでは、デント量が実施例1,2よりは多いものの比較例1よりも低減されている。
特許請求の範囲に記載された本発明の精神および範囲から逸脱することなく、各種変形及び変更を行うことも可能である。
1 シェーピング装置
2 シェーピングドラム
3 ビードロック
4 ターンアップブラダ
5 流体供給部
10 グリーンケース
11 インナーライナー
12 サイドウォール部材
13 チェーファー層
14 カーカスプライ
15 ビード部材
16 ベルト補強層
17 トレッドリング
18 ベルト層
19 トレッド部材
21 流体通路
21A 第1流体通路
21B 第2流体通路
51 コンプレッサ
52 圧力調整弁
53 圧力センサ
54 圧力制御部
P1 供給圧力
P11 プレシェーピング圧力
P12 第1シェーピング圧力
P13 第2シェーピング圧力
P2 ケース内圧力
P21 ケース内圧力
P22 ケース内圧力

Claims (5)

  1. 少なくとも1層のカーカスプライを含むタイヤ構成部材を円筒状に巻回してグリーンケースを成形し、
    前記グリーンケースを、内側に供給した流体によってトロイダル状に膨出させて、径方向の外側に配設されたトレッドリングに貼り合わせて生タイヤを成形し、
    前記生タイヤを金型内で加硫成形し、
    前記生タイヤの成形では、前記流体が段階的に変化する圧力プロファイルで供給され、
    前記圧力プロファイルは、前記グリーンケースを非膨出状態から前記トレッドリングの内径まで膨出させる膨出量の35〜40%まで膨出させる前段圧力が、最終段階における最終圧力よりも低いことを特徴とする、空気入りタイヤの製造方法。
  2. 前記圧力プロファイルは、前記膨出量の8〜10%まで膨出させる初期圧力が、前記前段圧力及び前記最終圧力のいずれの圧力とも異なっている、請求項1に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  3. 前記初期圧力は、前記前段圧力及び前記最終圧力のいずれの圧力よりも高い、請求項2に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  4. 前記圧力プロファイルは、前記膨出量の8〜10%まで膨出させる初期圧力が、前記前段圧力と同じである、請求項1に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  5. 少なくとも1層のカーカスプライを含むタイヤ構成部材を円筒状に巻回してなるグリーンケースの内側に流体を供給してトロイダル状に膨出させ、径方向の外側に配設されたトレッドリングに前記グリーンケースを貼り合わせる流体供給部を備え、
    前記流体供給部は、段階的に変化する圧力プロファイルで前記流体を供給し、
    前記圧力プロファイルは、前記グリーンケースを非膨出状態から前記トレッドリングの内径まで膨出させる膨出量の35〜40%に膨出させる前段圧力が、最終段階における最終圧力よりも低いことを特徴とする、生タイヤのシェーピング装置。
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