JP6258627B2 - スリーブレスタイヤ成形用ドラム - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ成形用ドラムに関し、特に、中央スリーブの無いタイヤ成形用ドラムに関する。
タイヤの製造では、多数のタイヤ要素が順番に取り付けられ、円筒形のタイヤカーカスを成形するタイヤ成形用ドラムが一般的に必要となる。タイヤ成形過程のこの段階は、タイヤ成形過程の「第1段階」と一般に呼ばれている。一般的に、その後にタイヤカーカスはタイヤ成形用ドラムから取り外されて、ベルトパッケージやゴムトレッドなどのタイヤの残りの構成要素を取り付けるために該タイヤカーカスを環状体形(トロイダル形)に伸長する第2段階の、伸長可能なタイヤ成形用ドラムに搬送される。それから、完成した環状体形(トロイダル形)の未加硫のタイヤカーカスつまり未加硫タイヤが、第2段階のタイヤ成形用ドラムから取り外された後、成形および加硫されて、完成品のタイヤとなる。
したがって、従来技術の方法では、2個のタイヤ成形用ドラムと、一方のタイヤ成形用ドラムから他方のタイヤ成形用ドラムへのタイヤカーカスの搬送装置とが必要になる。さらに、両タイヤビードを未加硫のタイヤカーカス上に正確に配置し固定する場合に、特にタイヤビードの第1段階のドラムから第2段階のドラムへの搬送中に、問題が頻繁に発生する。ビードの配置の変動によって、タイヤでプライの歪みが発生することもある。
タイヤの製造者は、最近、第1段階と第2段階のタイヤ成形の両方に1個のタイヤ成形用ドラムを利用するようになってきている。そのためには、タイヤ成形用ドラムは、軸線方向の伸長と収縮に加えて半径方向の伸長/収縮が可能でなければならない。さらに、プライコードの長さが維持され、その結果タイヤの優れた均一性(ユニフォーミティ)が実現されるように、タイヤの成形を含むタイヤ成形過程全体にわたって、積極的なビードの固定を維持することが重要である。
タイヤの製造者は、タイヤ成形用ドラム上の一番外側の要素として、ゴム引きされた柔軟な円柱状の中央スリーブを通常使用する。中央スリーブはタイヤの最も内側の構成要素(内側ライナ)の取り付け面および固定点として機能する。半径方向に伸張可能な複数のセグメントの「ショルダ」を中心に中央スリーブが巻かれる部分は、未加硫のタイヤのビード領域に対する空気シールとしての役割を持ち、全段階をとおしたタイヤ成形過程における未加硫のタイヤの膨脹(成形)を可能にしている。中央スリーブは、内側ライナをドラムに固定するように真空を供給し、かつ未加硫のタイヤを成形する空気を供給する一連の穴も通常有している。
その従来技術のゴム製中央スリーブにはいくつかの欠点がある。その従来技術のゴム製の中央スリーブは幅の操作の範囲が非常に制限されており、通常30mm未満であるのに対して、タイヤ成形用ドラムは幅の調整の範囲は通常広い。したがって、該中央スリーブがタイヤ成形用ドラムの動きを限定し、該ドラムを、異なる幅の中央スリーブが配置された別のドラムに取り換える必要が生じることがある。ドラムの取り換えが必要なため、幅が異なる複数のドラムを保管しておく必要があり、ドラムの取り換えの間に生産性が低下する。
その従来技術の中央スリーブの第2の欠点は、タイヤ成形サイクルの間、未加硫のタイヤの成形される直径が増加するにつれてドラム幅が次第に減少することである。この減少した幅の作用によって、スリーブが圧縮されて寄せられる、つまり座屈することがある。その座屈したスリーブ直径はタイヤのビード直径よりも大きいため、完成したタイヤをドラムから取り外すために、前記タイヤ成形用ドラムの幅を広げる必要がある。
その従来技術の中央スリーブの第3の欠点は、それがタイヤ成形用ドラム上で最も保守が必要な部品であることで、裂けたり、膨れたり(blister)したときに頻繁に交換が必要になる。
その従来技術の中央スリーブの第4の欠点は、該スリーブを使用すると、ドラムを伸長するのに必要な力の量が増加することである。
その従来技術の中央スリーブの第5の欠点は、該スリーブを使用すると、カーカスの膨脹時に気流の分布が不均一になって、タイヤの非均一性(ノンユニフォーミティ)の原因になる可能性があることである。
本発明の一態様は、中央部分と第1のショルダ部分と第2のショルダ部分とを有する回転可能なドラムを備えたタイヤ成形用ドラムに係る。該中央部分は半径方向に伸長可能である。該中央部分は上記の中央スリーブを備えずに第1の端部と第2の端部を有し、第1及び第2の端部の各々がショルダを有している。該中央部分は第1のショルダシールと第2のショルダシールをさらに有する。第1及び第2のショルダシールは、クランプ内に受け入れられた第1の端部と、中央部分の第1及び第2の端部の各々の上で摺動可能である自由な第2の端部とを具備していて、中央部分の各ショルダ上を延びている。
定義
本開示の理解を容易にするために、以下の項目を定義する。
「エイペックス」は、半径方向においてビードの上方に位置しており、プライとプライターンアップとの間に介在しているエラストマのフィラーを意味する。
「軸線方向の」および「軸線方向に」は、タイヤ成形用ドラムの長さ方向の回転の軸線に平行なまたは揃えられているラインまたは方向を意味する。
「ビード」は、プライコードに被覆されており、設計リムを嵌めるように、フリッパ、チッパ、エイペックス、トウガードおよびチェーファーのような他の補強部材を有することもあれば、有しないこともある形状に作られており、一般に「ビードコア」と呼ばれる環状の引張部材を有しているタイヤの一部分を意味する。
「ベルト構造」または「補強ベルト」は、トレッドの下に存在し、ビードに固定されておらず、タイヤの赤道面に対して17°から27°の範囲の左および右のコード角度を有する、織物または不繊布の平行なコードの少なくとも2個の環状の層すなわちプライを意味する。
「カーカス」は、継ぎ合わせて円筒形状または環状とするのに適した長さで切断され、または既に継ぎ合わされた、タイヤプライ材料および他のタイヤ要素の未加硫薄層を意味する。成形タイヤを作るために加硫前にカーカスに追加的要素を付加しても良い。
「ケーシング」は、タイヤカーカスと、トレッド以外の関連するタイヤ要素とを意味する。
「チェーファー」は、コードプライをリムから保護し、リムの上方で屈曲を分散させ、タイヤを密閉するようにビードの外側の周囲に配置されている材料の狭い帯を指す。
「周方向」は、軸線方向に垂直な環状トレッドの表面の周囲に沿って延びているラインまたは方向を意味する。
「コード」は、タイヤ内のプライを構成している補強用素線の1つを意味する。
「赤道面(EP)」は、タイヤの回転軸線に垂直でトレッドの中心を通る平面を意味する。
「内側のライナ」は、チューブレスタイヤの内側の表面を形成しており、タイヤ内で膨張流体を収容しているエラストマまたはその他の物質の1つまたは複数の層を意味する。
「インサート」は、タイヤのサイドウォール内に通常は配置されている剛性を高くする部材として使用されるエラストマ部材を意味する。
「プライ」は、ゴムに被覆された平行なコードの連続した層を意味する。
「半径方向の(ラジアル)」および「半径方向に」は、タイヤ形成ドラムの回転軸線に向けて、または回転軸線から離れるように、半径方向に延びている方向を意味する。
「ラジアルプライタイヤ」は、プライコードを有しているプライの少なくとも1個の層がタイヤの赤道面に対して65°から90°の間のコード角度でビードからビードへ延びている、ベルトが巻かれた、または周方向に制限された空気入りタイヤを意味する。
「ショルダ」は、トレッドの縁部のすぐ下のサイドウォールの上部を意味する。
「サイドウォール」は、トレッドとビードとの間のタイヤの部分を意味する。
「トレッド」は、タイヤカーカスに接合されているときに、タイヤが正常に膨張しており正常な負荷が作用しているときに道路と接触するタイヤの部分を含むゴム要素を意味する。
「トレッド幅」は、軸線方向、すなわち、タイヤの回転軸線に平行な平面におけるトレッド面の弧の長さを意味する。
本発明によれば、タイヤ成形用ドラムの中央部分が従来技術の中央スリーブを有していないため、該中央スリーブを使用しているときの前記欠点が解消されたタイヤ成形用ドラムを提供することができる。
ドラムのクラウン部分に取り付けられている2個のショルダスリーブを示している本発明のタイヤ成形用ドラムの前部断面図である。 半径方向に伸長している位置にあるドラムを示している図1のタイヤ成形用ドラムの近接断面図である。 従来技術の中央スリーブと共に示している、伸長している高いクラウン状態にあるタイヤ成形用ドラムの近接断面図である。 本発明の2個のショルダスリーブと共に示している、伸長している高いクラウン状態にあるタイヤ成形用ドラムの近接断面図である。 軸線方向に収縮している位置にあるタイヤ成形用ドラムの中央部分の前面図である。 軸線方向に伸長している位置にあるタイヤ成形用ドラムの中央部分の前面図である。 軸線方向に収縮している位置で示しているタイヤ成形用ドラムの中央部分の透視図である。 軸線方向に収縮している位置でかつ半径方向に伸長している位置で示しているタイヤ成形用ドラムの中央部分の透視図である。 2個のショルダシールが取り外されているタイヤ成形用ドラムが軸線方向に伸長している位置にあるときの中央部分の透視図である。 タイヤ成形用ドラムの中央部分の半分の断面図である。 中央部分の1個のセグメントの上面図である。 図11の中央部分の1個のセグメントの下面図である。 図11の中央部分の1個のセグメントの側面図である。
添付図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
本発明の典型的なタイヤ成形用ドラム5を図1から図2を参照して説明する。図1により詳細に示しているように、タイヤ成形用ドラム5は、中央部分20によって1つに結合されている左側7と右側9とを有している。中央部分20は、さらに右側22bと左側22aとに分割されており、それらは、以下でより詳細に説明するように軸線方向と半径方向との両方に移動可能である。中央部分20に隣接して、第1及び第2のビード固定機構25aと25bが設けられており、それらも図2に示すように半径方向に移動可能である。両ビード固定機構25a、25bに隣接して、第1及び第2のショルダ部分29が設けられている。両ビード固定機構25と両ショルダ部分29とは、軸線方向に移動可能である。したがって、タイヤ成形用ドラム5の左側7と右側9の両方は、軸線方向に移動可能である。これらの要素を以下でより詳細に説明する。
中央部分
図2〜図10に示されるようなタイヤ成形用ドラム5の中央部分20は、タイヤ成形用ドラム5の外周の周りに配置されている複数の中央セグメント22a、22bをさらに有している。各中央セグメント22は、(必要ではないが)図4〜図12に示すように、左側22aと右側22bとに分割されている。図11に示すように、左側の中央セグメント22aは、複数の凹部26aを備えている1つまたは2つ以上の指のような凸部24aを有している。その右側は鏡に写したように逆である。図10に示すように、左側の中央セグメント22aは、互いに組み合わされるように、つまり互いに連結されるように3個の長いスロット26b内に摺動して受け入れられる3個の指のような凸部24aを有している。同様に、右側の中央セグメント22bは、3個の対向している長いスロット26a内に摺動して受け入れられる3個の指のような凸部24bを有している。したがって、複数の中央セグメント22a、22bは、複数の指24a、24bが複数の凹部(26b、26a)内で摺動するときに軸線方向に伸長したり収縮したりするように連動する。
中央部分20は、図8に示しているように、半径方向にも伸張可能である。中央部分20は、約20mmから約50mmの範囲で半径方向に伸張可能である。各中央セグメント22a、22bが半径方向に伸長すると、中央セグメント22a、22b間の隙間が増大する。各中央セグメント22aと22bの半分の内部には、半径方向に向けられているピストンチャンバ28が配置されている。各ピストンチャンバ28内には、ピストン33などの共通のアクチュエータ(不図示)に接続されているエルボ状のリンク30が受け入れられている。制御装置(不図示)は、ピストン33を作動させて、リンク30を収縮位置(不図示)から図3に示された作動位置まで摺動させる。リンク30が作動すると、リンク30は中央セグメント22a,22bを半径方向外向きに押して、図3に示すような高いクラウン位置にする。
ショルダシール
図3は、円柱状に形作られている中央スリーブAによって完全に覆われている中央部分を有している典型的なタイヤ成形用ドラムを示している。中央スリーブAは厚いゴムで通常構成されている。本発明のタイヤ成形用ドラムは、中央スリーブも、中央部分の一方の端部から他方の端部まで延びるスリーブやいかなる種類のゴム部品も、ドラムの中央部分の中心に位置しているスリーブも有していない。本発明のタイヤ成形用ドラムは、中央スリーブをなくし、第1のショルダシール60a及び第2のショルダシール60bを有している。両ショルダシール60a、60bの目的は、未加硫のタイヤとタイヤ成形用ドラムとの間の空気の密封を維持して、未加硫のタイヤをタイヤ成形過程の全段階において膨脹させ成形することができるようにすることである。第1及び第2のショルダシール60a、60bは、中央部分を構成しているセグメント22a、22bの軸線方向の外側の両端部に位置している。中央部分の各シール60a、60bは全体として環状の形状を有し、中央部分セグメント22a、22bに隣接して位置しているシールクランプ70によって固定されている第1の端部62a、62bを有していることが好ましい。シール60a、60bの第1の端部62a、62bは、シールクランプ70の凹部に嵌るように受け入れられるようにする外側のビード凸部63を有していることが好ましい。ショルダシール60a、60bの各々は、自由なつまり拘束されていない端部である第2の端部64a、64bをさらに有している。したがって、ショルダシール60a、60bには、中央スリーブの寿命を実質的に短くする軸線方向の張力が作用しない。自由な端部64a、64bは中央セグメント22a、22bの外側の表面23a、23b(図11)上で支持されており、ドラム5が半径方向に伸長すると中央セグメント22a、22bに対して摺動することになる。外側の表面23a、23bは、中央部分の中心よりも直径が短く、ショルダシール60a、60bが取り付けられたときに、ショルダシール60a、60bがドラム5の中央部分と同一な表面を構成するように、半径方向の段差を構成している。
各ショルダシール60a、60bは、所望の形状に、つまり図4に示すように金型(不図示)内で鋳造してもよい。各シール60a、60bは、図示のように「L字」形状に鋳造すなわち成形される。シール60a、60bは、ゴム、ポリウレタン、または他の柔軟な材料から作ってもよい。
セグメント22a、22bは、内側ライナが中央スリーブの代わりにセグメント22a、22bの外側の半径方向の表面に直接取り付けられるように構成し直されている。セグメント22a、22bの少なくとも1個の指(図5〜7を参照)には、内側ライナの先行する縁を真空を使用してドラム5に固定できるように1つまたは2つ以上の吸引穴99が備わっている。左のセグメントと右のセグメントの各々の指に複数の吸引穴が備わっていることが好ましい。
ビード固定機構
第1及び第2の環状のビード固定機構25が中央部分20に隣接している。ビード固定機構25は、タイヤ成形過程中にビードを固定するためにビードクランプ位置まで半径方向に伸長することが可能である。図2は後退している位置にある2個のビード固定機構25を示している。
ショルダ部とショルダクランプ固定
タイヤ成形用ドラム5の左右のショルダ部分29は、中央部分20の中心線の軸線方向外側に位置しており、両シールクランプ70と両ビード固定機構25を含めた、複数のドラム部品として定められている。タイヤ成形用ドラム5の左右のショルダ部分29は、複数の軸受スリーブ上を軸線方向に摺動可能である。両ショルダ部分29は、駆動ねじ121に沿ってその上を移動する2個のナット130上に取り付けられている複数の駆動ピン125によって作動する。中心の駆動ねじ121が回転すると、両ナット130が軸線方向内向きまたは外向きに移動して、複数の駆動ピン125と各ショルダ部分29を対応させて軸線方向内向きまたは外向きに移動させる。さらに、複数の駆動ピン125は、分割されている両中央セグメント22a、22bとも機械的に連動しており、分割されている複数の中央セグメント22a、22bを軸線方向に伸長したり収縮させたりする。
タイヤ成形用ドラム5の中央部分20が、図2に示しているように高いクラウン位置に移動すると、シールクランプ70が凹部74に受け入れられるように、ビード固定機構25とシールクランプ機構70が軸線方向内向きにさらに作動する。両ビード固定機構25と両シールクランプ70の軸線方向の移動は、複数の中央セグメント22a、22bが高いクラウン位置に移動するのと同時に発生することが好ましい。
駆動軸
中心駆動軸120は、タイヤ成形用ドラム5をその長さ方向の軸線を中心に回転移動させるように設けられている。中心駆動軸120は、駆動手段(不図示)に接続されている。中心駆動軸120の内部には中心ねじ121が設けられている。2個の軸受123によって中心ねじ121の両端部が支持されている。中心ねじ121の一方の端部側のねじ部は、左ねじであり、その反対側のねじ部は右ねじである。左側には、ねじ山が設けられているねじ121の一方の端部に内側のボールナット125が接続されており、同様に、その反対の右側には、中心ねじ121に外側のボールナット125が接続されている。
ターンアップブラダー
上側のブラダー150は、ビード固定機構25からタイヤ成形用ドラム5のそれぞれの端部まで軸線方向外向きに延びている。上側のブラダー150は、タイヤ成形用ドラム5のショルダ領域に取り付けられており、タイヤ成形用ドラム5のそれぞれの端部まで軸線方向外向きに延びている下側のブラダー152の上を延びている。上側のブラダー150と下側のブラダー152は、膨張させて、それによってプライのターンアップ端部をエイペックスとビードコアの周りに巻き付けるのに使用されるターンアップブラダーとして機能する。
特定の代表的な実施形態と詳細とを本発明の説明のために示してきたが、さまざまな変更と修正とを本発明の精神又は範囲を逸脱することなく実施形態と詳細において行ってもよいことが当業者には明らかになるであろう。
5 タイヤ成形用ドラム
7 タイヤ成形用ドラムの左側
9 タイヤ成形用ドラムの右側
20 タイヤ成形用ドラムの中央部分
22a 右側の中央部分セグメント
22b 左側の中央部分セグメント
23a、23b 中央部分セグメントの表面
24a、24b 凸部(指)
25a 第1のビード固定機構
25b 第2のビード固定機構
26a、26b 凹部(スロット)
28 ピストンチャンバ
29 第1及び第2のショルダ部分
30 リンク
32 ピストン
60a 第1のショルダシール
60b 第2のショルダシール
62a、62b 第1の端部
63 外側のビード凸部
64a、64b 第2の端部
70 シールクランプ
74 凹部
99 真空穴
120 中心駆動軸
121 駆動ねじ
123 軸受
125 駆動ピン(ボールナット)
130 ナット
150 上側のブラダー
152 下側のブラダー

Claims (5)

  1. 半径方向に伸長可能な中央部分と第1および第2のショルダ部分とを有する回転可能なドラムを備え、前記中央部分が、中央スリーブを有さずに、それぞれショルダを有する第1および第2の端部を有し、前記中央部分が、該中央部分の前記各ショルダを覆って延びる第1および第2のショルダシールをさらに有する、タイヤ成形用ドラム。
  2. 前記第1および第2のショルダシールが、クランプに受け入れられた第1の端部と、前記中央部分の前記ショルダを覆って延びるように前記中央部分の前記第1または第2の端部上を摺動可能である自由な第2の端部とを有する、請求項1に記載のタイヤ成形用ドラム。
  3. 前記中央部分が、第1の半分と第2の半分とをさらに有し、前記第1の半分と前記第2の半分とは、前記中央部分の幅が調整可能なように互いに対して軸線方向に移動可能である、請求項1または2に記載のタイヤ成形用ドラム。
  4. 前記中央部分のセグメントが、第1の半分と第2の半分とを有し、前記第1の半分が、前記第2の半分の内部に摺動可能に取り付けられている、請求項1または2に記載のタイヤ成形用ドラム。
  5. 前記第1の半分が、前記第2の半分に対して連結されている、請求項3または4に記載のタイヤ成形用ドラム。
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