JP2013215812A - ワークの位置測定方法および位置測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークを傷つけることなく、ワークの位置を高精度に測定すること。
【解決手段】スピンドル42の先端にタッチプローブTaを装着すると共に、スピンドル42とワークWとに抵抗測定器66を電気的接続した状態でスピンドル42を回転させずにスタンバイ位置からワークWまで移動させ抵抗測定器66で電気抵抗が測定されたときのタッチプローブTaの先端位置Z1を測定するステップと、スピンドル42がスタンバイ位置に位置する状態でタッチプローブTaの先端位置Z2を測定するステップと、タッチプローブTaに代えて工具Tをスピンドル42の先端に装着した後、工具Tの先端が先端位置Z2に到達するまでスピンドル42を回転させた状態でスタンバイ位置から移動させてその移動距離L2を測定するステップと、先端位置Z1及びZ2の差L1と移動距離L2とを加算してスピンドル42の移動距離Lを算出するステップとを備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、ワークの位置測定方法および位置測定装置工作機械の工具交換装置に関し、特に小型化対策に係るものである。
スピンドルを回転させてワークを加工する工作機械では、ワークの位置を検出(測定)する方法として、例えば特許文献1に開示されるような方法が知られている。この特許文献1では、スピンドルにAEセンサが内蔵されており、工具が装着されたスピンドルをワークへ近付けてゆき、工具がワークに接触すると、AEセンサがその接触を検知する。AEセンサは、これにより、ワークの位置が検出される。
特開2009−248253号公報
ところで、上述した方法では、スピンドルを回転させた状態で工具をワークに接触させるようにしている。これは、実際の加工時ではスピンドは回転による発熱で熱膨張し幾分か伸びることから、その伸びた分の誤差が生じないように、ワークの位置測定時にも加工時と同じ条件でスピンドルを回転させる必要があるからである。しかしながら、このような方法ではワークに傷が付いてしまうという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワークを傷つけることなく、高精度にワークの位置を測定することが可能な方法および装置を提供することにある。
第1の発明に係るワークの位置測定方法は、電気的に絶縁性を有する軸受によって回転可能に支持されたスピンドルが、載置されたワークまで移動して該ワークを加工する工作機械におけるワークの位置測定方法を対象としている。そして、本発明に係る位置測定方法は、前記スピンドルの先端に導電性のタッチプローブを装着すると共に、前記スピンドルと前記ワークとに抵抗測定器を電気的に接続した状態で、前記スピンドルを回転させずに基準位置から前記ワークまで移動させ、前記抵抗測定器によって電気抵抗が測定されたときの前記タッチプローブの先端位置Z1を測定するステップと、無回転状態の前記スピンドルが前記基準位置に位置する状態で、前記スピンドルにおける前記タッチプローブの先端位置Z2を測定するステップと、前記タッチプローブに代えて加工時に使用する工具を前記スピンドルの先端に装着した後、前記工具の先端が前記タッチプローブの先端位置Z2に到達するまで、前記スピンドルを回転させた状態で前記基準位置から移動させてその移動距離L2を測定するステップと、前記タッチプローブの先端位置Z1および先端位置Z2の差L1と、前記移動距離L2とを加算して、前記基準位置から前記ワークまでの前記スピンドルの移動距離Lを算出するステップとを備えているものである。
第2の発明に係るワークの位置測定装置は、電気的に絶縁性を有する軸受によって回転可能に支持されたスピンドルが、載置されたワークまで移動して該ワークを加工する工作機械におけるワークの位置測定装置を対象としている。そして、本発明に係る位置測定装置は、前記スピンドルの先端に装着する導電性のタッチプローブと、前記スピンドルと前記ワークとに電気的に接続され、無回転状態の前記スピンドルが基準位置から前記ワークまで移動して前記タッチプローブの先端が前記ワークに接触したことを検知して前記タッチプローブの先端位置Z1を測定する抵抗測定器と、無回転状態の前記スピンドルが前記基準位置に位置する状態で前記スピンドルにおける前記タッチプローブの先端位置Z2を測定すると共に、前記タッチプローブに代えて加工時に使用する工具を前記スピンドルの先端に装着して該スピンドルを回転させた状態で、前記工具の先端が前記タッチプローブの先端位置Z2に到達するまで前記スピンドルが前記基準位置から移動する移動距離L2を測定する測定部と、前記タッチプローブの先端位置Z1および先端位置Z2の差L1と、前記移動距離L2とを加算して、前記基準位置から前記ワークまでの前記スピンドルの移動距離Lを算出する算出部とを備えているものである。
以上のように、本発明によれば、抵抗測定器を用いてタッチプローブとワークとの接触を検知し、且つ、タッチプローブを回転させずにワークと接触させるようにした。さらに、実際の加工時に使用する工具を回転させた状態でのスピンドルの移動距離を測定するようにした。これらにより、ワークを傷つけることなく、スピンドルの回転による伸びを考慮した高精度なワークの位置測定を行うことが可能となる。
実施形態の位置測定装置を備える工作機械の構成を示す正面図である。 実施形態の位置測定装置を備える工作機械の構成を示す平面図である。 実施形態の位置測定装置の構成を概略的に示す模式図である。 実施形態の位置測定方法を示すフローチャートである。 位置測定方法を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
図1および図2に示すように、本実施形態は、本発明に係るワークWの位置測定装置60を備えた工作機械1である。この工作機械1は、例えばNC工作機械である。なお、以下の説明において、「前」および「後」はそれぞれ図2における「下側」および「上側」を意味する。
〈工作機械の全体構成〉
工作機械1は、ベッド11と、このベッド11の後方側で立設するコラム12とを備えている。
コラム12の前面には、一対のZ軸リニアガイド22が取り付けられている。Z軸リニアガイド22は、Z軸テーブル23の後面側に係合して、このZ軸テーブル23をZ軸方向(鉛直方向、上下方向)に往復移動可能に案内する部材である。一対のZ軸リニアガイド22は、それぞれZ軸方向に延びると共に、X軸方向に間隔を空けて並設されている。一対のZ軸リニアガイド22の間には、サーボモータ21の駆動軸20がZ軸方向に延びるように配設されており、Z軸テーブル23の後面側において駆動軸20とZ軸テーブル23とは互いに係合している。これによって、サーボモータ21が正転、逆転駆動することに伴い、Z軸テーブル23はZ軸方向に往復移動するようになっている。
Z軸テーブル23の前面には、一対のX軸リニアガイド26が取り付けられている。X軸リニアガイド26は、X軸テーブル27の後面側に係合して、このX軸テーブル27をX軸方向(水平方向)に往復移動可能に案内する部材である。一対のX軸リニアガイド26は、それぞれX軸方向に延びると共に、Z軸方向に間隔を空けて並設されている。一対のX軸リニアガイド26の間には、サーボモータ25の駆動軸24がX軸方向に延びるように配設されており、X軸テーブル27の後面側において駆動軸24とX軸テーブル27とは互いに係合している。これによって、サーボモータ25が正転、逆転駆動することに伴い、X軸テーブル27はX軸方向に往復移動するようになっている。
X軸テーブル27の前面には、クランプ装置40が固定されている。クランプ装置40のスピンドル42(主軸)はZ軸方向に延びるように配設されており、その下端にはドリル等の工具Tが着脱可能に取り付けられている。上述したように、Z軸テーブル23がZ軸方向に往復移動可能であると共に、X軸テーブル27がX軸方向に往復移動可能であることから、クランプ装置40は、サーボモータ21,25の正転駆動および逆転駆動に伴い、X軸方向およびZ軸方向のそれぞれの方向について往復移動をすることが可能である。
ベッド11の上面には、一対のY軸リニアガイド32が取り付けられている。Y軸リニアガイド32は、Y軸テーブル31の下面側に係合して、このY軸テーブル31をY軸方向(奥行き方向)に往復移動可能に案内する部材である。一対のY軸リニアガイド32は、それぞれY軸方向に延びると共に、X軸方向に間隔を空けて並設されている。一対のY軸リニアガイド32の間には、図示しないが、サーボモータの駆動軸が、Y軸方向に延びるように配設されており、Y軸テーブル31の下面側と係合している。これによって、サーボモータが正転、逆転駆動することに伴い、Y軸テーブル31はY軸方向に往復移動するようになっている。Y軸テーブル31は、その上面にワークWが載置されるワーク用テーブルである。
工具交換装置50は、Z軸テーブル23よりも前方側の右側(正面から視て右側)の位置であって所定の高さに配置されている。なお、図示しないが、工具交換装置50は架台を介してベッド11やコラム12等に固定支持されている。
工具交換装置50は、モータ51と工具マガジン52を備えている。工具マガジン52は、マガジン本体53を有している。マガジン本体53は、円板状に形成され、その中心軸がZ軸方向(鉛直方向)に延びるように配設されている。マガジン本体53には、モータ51の駆動軸が連結されている。そして、マガジン本体53の外周部には、その周方向に多数(例えば、本実施形態では図2に示すように8個)のチャック54が等間隔で配列されている(取り付けられている)。各チャック54は、略U字状に形成されており、その開口側がマガジン本体53の径方向外方へ向くように取り付けられている。各チャック54は、クランプ装置40のスピンドル42に装着する工具Tを着脱可能に把持(保持)する工具保持部を構成している。
工具マガジン52は、モータ51の駆動によって、図2に示すように上方から視て左回りに回転するように構成されている。具体的に、モータ51は、多数のチャック54のうち所定のチャック54が工具の交換位置(図2参照)へ移動するように工具マガジン52を回転させる、工具の割り出し用モータである。この交換位置までクランプ装置40が移動して(図2に二点鎖線で示す状態)、クランプ装置40のスピンドル42と工具マガジン52のチャック54との間で、工具Tの受け渡し(工具Tの交換)が行われる。具体的に、クランプ装置40は、チャック54から工具Tを受けて把持し(クランプ状態)、工具Tをチャック54に渡すために解放する(アンクランプ状態)。
〈位置測定装置の構成〉
工作機械1には、ワークWの位置測定装置60が設けられている。図3に示すように、上述したクランプ装置40では、スピンドル42が軸受46によって回転可能に支持されている。そして、この軸受46は、電気的に絶縁性を有するものであり、例えばセラミックベアリングにより構成されている。
位置測定装置60は、空気圧ポンプ61と、切換弁62と、通電器63と、抵抗測定器66と、レーザ測定器68(図1および図2も参照。)と、タッチプローブTaと、コントローラ70とを備えている。
抵抗測定器66は、一方の端子側が電気配線67によってワークWと電気的に接続されており、他方の端子側が電気配線67によって通電器63と電気的に接続されている。通電器63は、電気配線67を介して抵抗測定器66と電気的に接続された電極棒64を有している。また、通電器63には、空気配管65を介して空気圧ポンプ61が接続されている。空気配管65の途中には、切換弁62が接続されている。切換弁62は、電磁式開閉弁である。通電器63は、電極棒64が進退動作するように構成されている。具体的に、通電器63では、電極棒64がバネ部材によって後退方向に付勢されており、空気圧ポンプ61から空気が供給されることによって電極棒64が前進する。電極棒64は、前進するとスピンドル42と接触して、該スピンドル42と抵抗測定器66とが電気的に接続された状態となる。タッチプローブTaは、ワークWの位置測定時にスピンドル42の先端に装着されるものであり、導電性を有する部材である。なお、スピンドル42が導電性を有する部材で構成されていることは勿論である。
抵抗測定器66は、図3に示すように、電極棒64とスピンドル42とタッチプローブTaとワークWとが一つの電気的な閉回路が構成されると、抵抗値を検出してタッチプローブTaの先端位置を測定するものである。レーザ測定器68は、ワークWの位置測定時において、スピンドル42の先端に装着されたタッチプローブTaおよび工具Tの先端位置を測定するためのものであり、本発明に係る測定部を構成している。コントローラ70は、抵抗測定器66およびレーザ測定器68のそれぞれから測定値が入力され、加工時に必要なスピンドル42の移動距離(言い換えると、ワークWの位置)を算出するものであり、本発明に係る算出部を構成している。コントローラ70の算出動作について後で詳細に説明する。
なお、レーザ測定器68は、図1および図2に示すように、ワークWと同様にY軸テーブル31の上面に固定されている。
〈ワークWの位置測定方法〉
上述した位置測定装置60では、図4にしめすフローチャートに基づいてワークWの位置が測定される。
先ず、ステップST1では、基準位置に位置するスピンドル42の先端にタッチプローブTaが装着される。ここで言う基準位置とは、例えばクランプ装置40がスタンバイ位置に位置するときのスピンドル42の位置である。そして、空気圧ポンプ61が駆動されると共に切換弁62が開かれる。つまり、切換弁62はワークWの位置を測定する以外の通常運転では常に閉じられている。空気圧ポンプ61に駆動によって空気が通電器63へ供給されると、電極棒64が先進してスピンドル42と接触する。これにより、スピンドル42およびタッチプローブTaが抵抗測定器66と電気的に接続された状態となる。ここで、軸受46は電気的な絶縁性を有しているため、スピンドル42から位置測定装置60以外の部材へ電気が流れてしまうことはない。
この状態で、図5(A)に示すように、スピンドル42がスタンバイ位置(基準位置)からワークWへ向かって移動する。なお、このときスピンドル42は回転していない(無回転状態である。)。そして、タッチプローブTaの先端がワークWに接触すると、抵抗測定器66とスピンドル42とタッチプローブTaとワークWとが一つの電気的な閉回路が構成される。そうすると、抵抗測定器66において電気抵抗が検知される。つまり、本実施形態では、抵抗測定器66が電気抵抗を検知すると、タッチプローブTaがワークWに接触したと判定している。これによって、ワークWの接触検知が行われる。
続いて、ステップST2において、抵抗測定器66によって電気抵抗が検知されたときのタッチプローブTaの先端位置Z1が測定され、その測定値がコントローラ70へ入力される。
続いて、ステップST3では、図5(B)に示すように、スピンドル42が移動してスタンバイ位置(基準位置)まで戻る。なお、このとき、スピンドル42はX軸方向においてレーザ測定器68に対応する位置に移動する。また、スピンドル42は回転していない(無回転状態である。)。そして、この状態で、スピンドル42におけるタッチプローブTaの先端位置Z2がレーザ測定器68によって測定され、その測定値がコントローラ70へ入力される。
続いて、ステップST4では、コントローラ70において、入力された測定値Z1とZ2の差L1が算出される。
続いて、ステップST5では、スピンドル42がスタンバイ位置に位置する状態で、タッチプローブTaに代えて加工時に使用する工具Tをスピンドル42の先端に装着して回転させる。
続いて、ステップST6では、図5(C)に示すように、工具Tの先端がタッチプローブTaの先端位置Z2に到達するまで、スピンドル42を回転させた状態でスタンバイ位置から移動させる。そして、このときのスピンドル42の移動距離L2が測定され、その測定値がコントローラ70へ入力される。
続いて、ステップST7では、コントローラ70において、上述した差L1と移動距離L2とを加算して、スタンバイ位置からワークWまでのスピンドル42の移動距離Lが算出される。これにより、加工時に必要なスピンドル42(クランプ装置40)の移動距離、即ちワークWの位置(Z軸方向の位置)が測定される。
以上のように、本実施形態では、抵抗測定器66を用いてタッチプローブTaとワークWとの接触を検知し、且つ、タッチプローブTaを回転させずにワークWと接触させるようにした。さらに、実際の加工時に使用する工具Tを回転させた状態でのスピンドル42の移動距離を測定するようにした。これらにより、ワークWを傷つけることなく、スピンドル42の回転による伸びを考慮した高精度なワークWの位置測定を行うことが可能となる。
また、従来のように、高価なAEセンサを用いなくてもよいので、ワークWの位置測定を安価に行うことができる。
なお、本実施形態では、Z軸方向のワークWの位置測定について説明したが、図示はしないが、X軸方向やY軸方向についても上記と同様の測定方法を用いることにより、ワークWを傷つけずにワークWの位置や加工基準を高精度に測定することができる。
以上説明したように、本発明は、回転するスピンドルによって加工されるワークの位置測定方法および位置測定装置について有用である。
1 工作機械
42 スピンドル
46 軸受
60 位置測定装置
66 抵抗測定器
68 レーザ測定器(測定部)
70 コントローラ(算出部)
T 工具
Ta タッチプローブ

Claims (2)

  1. 電気的に絶縁性を有する軸受によって回転可能に支持されたスピンドルが、載置されたワークまで移動して該ワークを加工する工作機械におけるワークの位置測定方法であって、
    前記スピンドルの先端に導電性のタッチプローブを装着すると共に、前記スピンドルと前記ワークとに抵抗測定器を電気的に接続した状態で、前記スピンドルを回転させずに基準位置から前記ワークまで移動させ、前記抵抗測定器によって電気抵抗が測定されたときの前記タッチプローブの先端位置Z1を測定するステップと、
    無回転状態の前記スピンドルが前記基準位置に位置する状態で、前記スピンドルにおける前記タッチプローブの先端位置Z2を測定するステップと、
    前記タッチプローブに代えて加工時に使用する工具を前記スピンドルの先端に装着した後、前記工具の先端が前記タッチプローブの先端位置Z2に到達するまで、前記スピンドルを回転させた状態で前記基準位置から移動させてその移動距離L2を測定するステップと、
    前記タッチプローブの先端位置Z1および先端位置Z2の差L1と、前記移動距離L2とを加算して、前記基準位置から前記ワークまでの前記スピンドルの移動距離Lを算出するステップとを備えている
    ことを特徴とするワークの位置測定方法。
  2. 電気的に絶縁性を有する軸受によって回転可能に支持されたスピンドルが、載置されたワークまで移動して該ワークを加工する工作機械におけるワークの位置測定装置であって、
    前記スピンドルの先端に装着する導電性のタッチプローブと、
    前記スピンドルと前記ワークとに電気的に接続され、無回転状態の前記スピンドルが基準位置から前記ワークまで移動して前記タッチプローブの先端が前記ワークに接触したことを検知して前記タッチプローブの先端位置Z1を測定する抵抗測定器と、
    無回転状態の前記スピンドルが前記基準位置に位置する状態で前記スピンドルにおける前記タッチプローブの先端位置Z2を測定すると共に、前記タッチプローブに代えて加工時に使用する工具を前記スピンドルの先端に装着して該スピンドルを回転させた状態で、前記工具の先端が前記タッチプローブの先端位置Z2に到達するまで前記スピンドルが前記基準位置から移動する移動距離L2を測定する測定部と、
    前記タッチプローブの先端位置Z1および先端位置Z2の差L1と、前記移動距離L2とを加算して、前記基準位置から前記ワークまでの前記スピンドルの移動距離Lを算出する算出部とを備えている
    ことを特徴とするワークの位置測定装置。
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