JP2013215802A - 管の閉塞工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一部に切り欠き6が設けられた本体部と、切り欠き6内を本体部に対して相対移動可能とされ、切り欠き6内の第1側面6aに向かって突出する突起部4が設けられた可動部8と、を備え、可動部8を移動させることで切り欠き6内に配置された銅管20の一部を突起部4の先端で押圧して潰し、閉塞させるためのピンチオフ工具2であって、突起部4は、銅管20の管軸方向に沿った断面が台形状とされ、管軸方向と直交する方向に延びるとともに、その頂面4aとその傾斜面4bとの間の境界に曲率が設けられ、頂面4aに、管軸方向に沿った溝からなり、その溝幅が銅管20の直径よりも短いものとされた凹部4cが設けられたことを特徴とする。
【選択図】図8
Description
この構成によると、円管の一部が潰れるときに、凹部の側面がテーパ状とされている場合と比べて、潰された部位の一部が突起部の延びる方向の両側に押しやられ難いものとすることができるので、円管の一部を一層精度良く閉塞させることが可能となる。
この構成によると、管の閉塞工具を、直径がそれぞれ6.35mm、9.52mm、12.70mmとされ、肉厚が0.8mmとされた三種類の銅管に対応可能なものとさせることができ、これらの銅管の一部を精度良く閉塞させることができる。
この構成によると、直径がそれぞれ6.35mm、9.52mm、12.70mmとされ、肉厚が0.8mmとされた三種類の銅管について、銅管の一部を精度良く閉塞させるための最適な条件を提供することができる。
頂面の管軸方向に沿った幅が2mmより小さいと、突起部の先端で管を押し潰す際に、管が切断され易いものとなる。上記の構成によると、突起部の先端で管を押し潰す際に管が切断されることを防止することができる。
この構成によると、円管において突起部と当接する部位の面積と本体部側突起部と当接する部位の面積がほぼ等しくなるため、円管の一部が押し潰されるときに当該円管に対して突起部側と本体部側突起部側とからそれぞれ加わる力を一層均等なものとすることができる。
この構成によると、本体部側突起部が突起部と同等程度の高さとされた構成と比べて、切り欠き内における突起部と本体部側突起部の間に設けられる空間が広くなるため、円管の一部を切り欠き内に設置し易くすることができ、作業性を向上させることができる。
図1乃至図11を参照して実施形態1を説明する。図1及び図2に示すように、実施形態に係る管の閉塞工具(以下、ピンチオフ工具2と称する)は、矩形状をなし、ピンチオフ工具2の大部分を占める本体部10と、本体部10の一部が切り欠かれていることで設けられた切り欠き6と、切り欠き6内において本体部10に対して相対移動可能に配された可動部8と、本体部10と可動部8とを接続する軸状の回転軸部14と、を備えている。ピンチオフ工具2を構成するこれらの部材は、金属製の材料によりなっている。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸およびZ軸を示しており、各軸方向が各図面で共通した方向となるように描かれている。このうちZ軸方向は、ピンチオフ工具2を用いてピンチオフ作業を行う際にピンチオフ工具2に配置される銅管(円管の一例)20の管軸方向(以下、銅管20の管軸方向と称する)と一致している。
図12乃至図15を参照して実施形態2を説明する。実施形態2は、ピンチオフ工具102の本体部110に本体部側突起部124が設けられている点で実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図12、図13、図14、図15において、図1、図4、図8、図9の参照符号にそれぞれ数字100を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
図16乃至図19を参照して実施形態3を説明する。実施形態3は、ピンチオフ工具202の本体部210に第2の補助冶具213が取り付けられている点、及び位置決め板が取り付けられていない点で実施形態2のものと異なっている。その他の構成については実施形態1及び2のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図16、図19において、図12、図13の参照符号にそれぞれ数字100を加えた部位は、実施形態1及び2で説明した部位と同一である。
本発明は上記既述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記の各実施形態では、凹部が頂面に対して直角に凹んでなるものとされた構成を例示したが、凹部の側面がテーパ状に凹んでなるものであってもよい。このような構成であっても、銅管を潰す際に銅管の断面の一部が凹部内に入り込むので、従来のピンチオフ工具を用いる場合に比べて、銅管の一部を精度良く閉塞させることができる。
Claims (8)
- 一部に切り欠きが設けられた本体部と、前記切り欠き内を前記本体部に対して相対移動可能とされ、前記切り欠き内の一方の側面に向かって突出する突起部が設けられた可動部と、を備え、該可動部を移動させることで前記切り欠き内に配置された円管の一部を前記突起部の先端で押圧して潰し、閉塞させるための管の閉塞工具であって、
前記突起部は、前記円管の管軸方向に沿った断面が台形状とされ、該管軸方向と直交する方向に延びるとともに、その頂面とその傾斜面との間の境界に曲率が設けられ、
前記頂面に、前記管軸方向に沿った溝からなり、その溝幅が前記円管の直径よりも短いものとされた凹部が設けられたことを特徴とする管の閉塞工具。 - 前記凹部は前記頂面に対して直角に凹んでなるものとされていることを特徴とする請求項1に記載の管の閉塞工具。
- 前記凹部の溝の深さが0.1mmから0.3mmの範囲内とされていることを特徴とする請求項2に記載の管の閉塞工具。
- 前記凹部の溝幅が5mmとされていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の管の閉塞工具。
- 前記頂面の前記管軸方向に沿った幅が2mmとされていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の管の閉塞工具。
- 前記本体部には、前記切り欠き内の前記一方の側面において、前記突起部と対向する形で該突起部側に向かって突出する本体部側突起部が設けられ、
前記本体部側突起部は、前記円管の管軸方向に沿った断面が台形状とされ、該管軸方向と直交する方向に延びるとともに、その頂面とその傾斜面との間の境界に曲率が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の管の閉塞工具。 - 前記本体部側突起部における頂面の前記管軸方向に沿った幅が前記突起部における前記頂面の前記管軸方向に沿った幅と等しいものとされていることを特徴とする請求項6に記載の管の閉塞工具。
- 前記本体部側突起部は、その突出する高さが前記突起部の突出する高さよりも小さいものとされていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の管の閉塞工具。
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2013
- 2013-03-08 JP JP2013046427A patent/JP2013215802A/ja active Pending
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