JP2010046680A - パイプの扁平試験方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【要 約】
【課 題】 通常のパイプの扁平試験方法では、潰し量の大きい扁平加工域で腰折れが発生しやすく、正しい評価値が得られない場合が多々ある。
【解決手段】 パイプの試験片10の両管端を拘束しつつ、管長手方向中央部付近を所定の扁平高さhに扁平加工するパイプの扁平試験方法であって、所定の扁平高さhにする扁平加工部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜2.0、試験片の管端の拘束域から前記扁平加工部まで扁平高さが徐々に変化する徐変部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜1.5の成立範囲内で扁平加工する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パイプの扁平試験方法および装置に関する。
パイプ(管)を異形断面形状に成形する2次加工方法の1つに、従来、パイプの長手方向の中央部近傍を扁平加工(扁平に潰す加工)する方法がある(例えば特許文献1の図12、図13、特許文献2の図9)。
また、パイプの扁平試験は、通常、試験片を常温のまま2枚の平板間に挟み、平板間の距離(扁平高さ)が規定の値になるまで圧縮し扁平にしたとき、管の壁に疵、割れが生じたかどうかを調べるという方法(JIS G 3446等に規定される扁平(原典では「へん平」)試験)で行なわれている。
特開平11−47842号公報 特開2000−102922号公報
前記通常の扁平試験方法では、潰し量の大きい扁平加工域になると、耳部(試験片の管長手方向と潰し方向とに直交する方向の両端部で、平板と接触しない自由変形部分)の腰折れが発生しやすい。腰折れは、耳部の曲げひずみが潰し量に対してほぼリニアに変化する通常の変形モードから大きく外れることに対応する。規定の扁平高さに達するまでにこの腰折れが発生すると、規定の扁平高さまで潰した後に、耳部に疵、割れが観察されたとしても、それは腰折れという異常な変形モードでの試験結果であるため、パイプの扁平加工性の適正な評価を与えるものとはならない。
すなわち、通常のパイプの扁平試験方法では、潰し量の大きい扁平加工域で腰折れが発生しやすく、適正な評価値が得られない場合が多々あるという課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、その要旨は以下のとおりである。
(請求項1)
パイプの試験片の両管端を拘束しつつ、管長手方向中央部付近を所定の扁平高さhに扁平加工するパイプの扁平試験方法であって、所定の扁平高さhにする扁平加工部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜2.0、試験片の管端の拘束域から前記扁平加工部まで扁平高さが徐々に変化する徐変部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜1.5の成立範囲内で扁平加工することを特徴とするパイプの扁平試験方法。
(請求項2)
請求項1において、前記パイプの試験片に液体による内圧を負荷しながら前記扁平加工を行なうことを特徴とするパイプの扁平試験方法。
(請求項3)
請求項1または2に記載の扁平試験方法の実施に用いる装置であって、パイプの試験片の両管端を拘束する管端拘束手段と、管長手方向中央部付近の外面側に接触させる平行型部および管長手方向中央部付近の両側の外面側に接触させる傾斜型部をもつ上下一対の潰し金型とを有し、前記平行型部の管長手方向長さがパイプ外径Dの0.5〜2.0倍であり、前記拘束時の管端拘束手段から前記平行型部までの間隔の管長手方向距離がパイプ外径Dの0.5〜1.5倍であることを特徴とするパイプの扁平試験装置。
(請求項4)
請求項3において、前記管端拘束手段が、管端内面側に接触する管端拘束治具を有することを特徴とするパイプの扁平試験装置。
(請求項5)
請求項3または4において、前記管端拘束手段が、管端外面側に接触する管端拘束金型を有することを特徴とするパイプの扁平試験装置。
(請求項6)
パイプの両管端を拘束して管長手方向中央部付近を扁平加工するパイプの扁平加工方法において、所定の扁平高さhにする扁平加工部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜2.0、管端の拘束域から前記扁平加工部まで扁平高さが徐々に変化する徐変部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜1.5の成立範囲内で扁平加工することを特徴とするパイプの扁平加工方法。
本発明によれば、パイプの扁平試験において、扁平高さhと耳部曲率半径R(曲げひずみε)の関係がほぼリニアになるように制御可能となり、試験片耳部の腰折れ発生がなくなって、パイプの扁平加工性を適正に評価できる。
図1は、本発明の概要を示す説明図である。本発明では、図1に示すように、パイプ(試験片)10の両管端が大きく変形しないように、例えば管端拘束治具(中子)2,2Aを用いて、管両端を拘束する。この拘束の下で、上下一対の潰し治具1,1Aを用いて、試験片10の長手方向中央部付近を所定の扁平高さhに扁平加工するにあたり、所定の扁平高さhにする扁平加工部の長さLとパイプ外径Dの比(扁平長さ比という)L/Dを0.5〜2.0に設定し、かつ、試験片10の管端の拘束域から前記扁平域まで扁平高さが徐々に変化する徐変部の長さLとパイプ外径Dの比(徐変部長さ比という)L/Dを0.5〜1.5に設定する。
発明者らは、前記課題を解決するための手段を考究し、その結果、扁平長さ比L/Dを0.5〜2.0の範囲内とすること、および、徐変部長さ比L/Dを0.5〜1.5の範囲内とすることにより、図8に示すとおり定義される耳部の幾何学的曲げひずみ
ε=t/(2×R−t)(×100%;tは素管肉厚、Rは耳部外側曲率半径)
が、所定の扁平高さhに対してほぼリニアに変化し、適正な扁平加工性評価の妨げになる耳部の腰折れおよび減肉を回避できて、適正な扁平試験が可能となることを見出した。
すなわち、L/D<0.5の場合、耳部の肉厚が減少する変形モードとなり、割れやすくなる。また、L/D>2.0の場合、潰し量の大きい扁平加工域(h/D≦0.5)で耳部の腰折れが発生しやすくなる。また、L/D<0.5の場合、徐変部と扁平加工部の境界近傍で局所減肉が発生し、割れやすくなる。また、L/D>1.5の場合、潰し量の大きい扁平加工域(h/D≦0.5)で耳部の腰折れが発生しやすくなる。
潰し治具1,1Aは、上記扁平加工を行なうに適した型形状として、試験片10の管長手方向中央部付近の外面側に接触させる平行型部20と、管長手方向中央部付近の両側の外面側に接触させる傾斜型部21とを有するものとされる。平行型部20の管長手方向長さは扁平加工部の長さLに等しい値とされ、傾斜型部21の管長手方向長さは徐変部の長さLに等しいかあるいはLよりもやや小さい値とされる。
なお、管両端を拘束する手段としては、中子2,2Aに代えて、あるいは中子2,2Aと共に、管端外面側に接触する孔型を用いてもよい。
また、本発明では、試験片10に液体による内圧を負荷しながら扁平試験を行なうようにしてもよい。本発明では、管内に液体を注入せずとも(内圧なしでも)、通常の扁平試験法に比べて耳部曲率半径R(曲げひずみε)の制御が容易であるが、管内に液体を注入し、該液体の圧力による内圧負荷状態下で所定の扁平高さhに扁平加工を行なうことにより、より精密に耳部曲率半径R(曲げひずみε)を制御することが可能となる。
図2は、本発明の装置例1を示す概略図である。これは内圧を負荷しない装置の例であり、パイプの試験片10の両管端を拘束する管端拘束手段は、管端外面側に接触する管端拘束金型3,3Aで構成している。上下一対の潰し金型4,4Aは、管長手方向中央部付近の外面側に接触させる平行型部20、および管長手方向中央部付近の両側の外面側に接触させる傾斜型部21をもっており、平行型部20の管長手方向長さはパイプ外径Dの0.5〜2.0倍に設定される。傾斜型部21の管長手方向長さは、これと拘束実行時の管端拘束金型3または3Aとの間隔の和がパイプ外径Dの0.5〜1.5倍となるように、設定される。
試験手順は、まず装置に試験片10をセットし(図2(a))、上の管端拘束金型3を下降させて、両管端を管端拘束金型3,3Aで拘束する。次いで、上の潰し金型昇降手段5により上の潰し金型4を下降させて試験片10の外面に接触させた後、上下の潰し金型昇降手段5,5により上下の潰し金型4,4Aを同時にそれぞれ距離(D−h)/2だけ下降、上昇させる(図2(b))。これにより、試験片10の扁平加工部は所定の扁平高さhに扁平加工される。加工終了時、扁平長さ比L/Dは、L=平行型部20の管長手方向長さ、であるから、0.5〜2.0となり、徐変部長さ比L/Dは、L=傾斜型部21の管長手方向長さ+傾斜型部21と拘束実行時の管端拘束金型3または3Aとの間隔、であるから、0.5〜1.5となって、本発明の扁平試験方法(本発明法)が実施できる。
図3は、本発明の装置例2を示す概略図である。これは内圧を負荷しない装置の例であり、パイプの試験片10の両管端を拘束する管端拘束手段は、左右の管端内面側に接触する管端拘束治具(中子)2,2Aで構成している。上下一対の潰し金型4,4Aは、管長手方向中央部付近の外面側に接触させる平行型部20、および管長手方向中央部付近の両側の外面側に接触させる傾斜型部21をもっており、平行型部20の管長手方向長さはパイプ外径Dの0.5〜2.0倍に設定される。傾斜型部21の管長手方向長さは、これと拘束実行時の中子2または2Aとの間隔の和がパイプ外径Dの0.5〜1.5倍となるように、設定される。
試験手順は、まず装置に試験片10をセットし、中子2,2Aを両管端内面に装入する。なお、左右の中子2,2Aは下端に取付けたバネ7,7Aにより上下方向の弾性動が可能であり、右の中子2Aは管端拘束治具横行手段6で押されまたは引かれてバネ7Aごと左右方向に横行するので、中子2,2Aの装入に際して、両管端との上下左右方向の位置合わせが容易である(図3(a))。次いで、上の潰し金型4を、潰し金型昇降手段5で、下の潰し金型4Aとの平行型部20間隔がhとなる位置まで下降させる。同時に、中子2,2Aはバネ7,7Aを押しながら両管端と共に距離(D−h)/2だけ下降する(図3(b))。これにより、試験片10の扁平加工部は所定の扁平高さhに扁平加工される。加工終了時、扁平長さ比L/Dは、L=平行型部20の管長手方向長さ、であるから、0.5〜2.0となり、徐変部長さ比L/Dは、L=傾斜型部21の管長手方向長さ+傾斜型部21と拘束実行時の中子2または2Aとの間隔、であるから、0.5〜1.5となって、本発明の扁平試験方法(本発明法)が実施できる。
図4は、本発明の装置例3を示す概略図である。また、図5は、装置例3を用いた本発明例の1例を示す説明図である。これは内圧を負荷する装置の例であり、パイプの試験片10の両管端を拘束する管端拘束手段は、管端外面側に接触するダイセット9,9Aで構成している。上下一対の潰し金型4,4Aは、管長手方向中央部付近の外面側に接触させる平行型部20、および管長手方向中央部付近の両側の外面側に接触させる傾斜型部21をもっており、平行型部20の管長手方向長さはパイプ外径Dの0.5〜2.0倍に設定される。傾斜型部21の管長手方向長さは、これと拘束実行時のダイセット9または9Aとの間隔の和がパイプ外径Dの0.5〜1.5倍となるように、設定される。また、両管端には、内圧負荷用の液体(成形水)を管内に封鎖するためのシールヘッド8,8Aが装着され、一方のシールヘッド8には通液孔が設けられている。
試験手順は、まず装置に試験片10をセットし、次に両管端にシールヘッド8,8Aを装着し、次にダイセット9,9Aを両管端外面に接触させ、次に管内に液体(成形水)を注入する(図5(a))。次いで、管内を所定の内圧pに保持しながら、上下の潰し金型昇降手段5,5により、上下の潰し金型4,4Aをそれぞれ試験片10外面に接触するまで下降、上昇させ、そこから同時にそれぞれ距離(D−h)/2だけ下降、上昇させる(図4、図5(b))。これにより、試験片10の扁平加工部は所定の扁平高さhに扁平加工される。加工終了時、扁平長さ比L/Dは、L=平行型部20の管長手方向長さ、であるから、0.5〜2.0となり、徐変部長さ比L/Dは、L=傾斜型部21の管長手方向長さ+傾斜型部21と拘束実行時のダイセット9または9Aとの間隔、であるから、0.5〜1.5となって、本発明の扁平試験方法(本発明法)が実施できる。
通常扁平試験法と本発明法とで、耳部曲率半径Rの制御性を比較した実験例を図6に示す。この実験例では図6中に記した素管(引張強度780MPa級電縫鋼管、D=101.6mm、t=3.4mm)から採取したパイプの試験片を用い、図6中に記した相異なる3つの扁平試験法(本発明法:内圧負荷なし(装置例1使用)、本発明法:内圧負荷あり(装置例3使用)、通常扁平試験法(内圧負荷なしの全長扁平))により、所定の扁平高さhを種々変えて扁平試験を行ない、扁平量(1−h/D)に対する、R/(D/2)、および曲げひずみεの変化を調べた。その結果がそれぞれ図6(a)、(b)に示されている。なお、本発明法では、図6中に記載したようにL/D=2.0、L/D=1.0とした。
図6より、通常扁平試験法では扁平量(1−h/D)の大きい領域で、R/(D/2)は急降下し、εは急上昇するのに対し、本発明法では扁平量(1−h/D)の増加につれてR/(D/2)はほぼリニアに減少し、εの増加も緩やかである。すなわち、本発明法は通常扁平試験法に比べ耳部曲率半径R(曲げひずみε)の制御が容易であることがわかる。また、内圧負荷ありの方が、なしの場合に比べ、より精密に比べ耳部曲率半径R(曲げひずみε)を制御できることもわかる。
また、図7には、各方法での扁平量(1−h/D)=0.7のときの試験片断面形状を比較して示す。この結果から、本発明法により耳部腰折れの発生のない適正な加工条件の下で扁平試験ができることが明らかである。
表1に示すサイズおよび引張特性を有する素管(電縫鋼管から採取した)を試験片とし、同表に示す試験装置を用い、試験条件(p,h/D,L/D,L/D)を同表に示すように種々変えて扁平試験を行なった。その結果を同表に示す。表1より、本発明例では、比較例および従来例で耳部腰折れあるいは局部減肉により割れが発生した扁平高さ比において、まだ割れが発生しておらず、パイプの扁平加工性を、耳部の腰折れや局部減肉のない正常な変形モード内で適正に評価できたことがわかる。
Figure 2010046680
本発明(請求項1〜5)は扁平試験方法および装置に関する発明であるが、そこでの要件とした、所定の扁平高さhにする扁平加工部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜2.0、管端の拘束域から前記扁平加工部まで扁平高さが徐々に変化する徐変部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜1.5の成立範囲内で扁平加工する点を、実際のパイプ成形加工における扁平加工工程に適用した場合(請求項6に対応)、より扁平量の大きい領域まで、耳部の割れ発生なく加工しうることが期待される。
本発明の概要を示す説明図である。 本発明の装置例1を示す概略図である。 本発明の装置例2を示す概略図である。 本発明の装置例3を示す概略図である。 装置例3を用いた本発明法の1例を示す説明図である。 本発明法と通常扁平試験法とにおける耳部曲率半径Rと素管半径(D/2)の比R/(D/2)と1−h/Dの関係(a)、および曲げひずみεと1−h/Dの関係(b)の1例を示すグラフである。 本発明法(a:内圧負荷なし),(b:内圧負荷あり)と通常扁平試験法(c:内圧負荷なしの全長扁平)とで試験した試験片形状を比較して示す模式図である。 耳部の曲率半径Rおよび曲げひずみ(幾何学的曲げひずみ)εの定義を示す説明図である。
符号の説明
1,1A 潰し治具
2,2A 管端拘束治具(中子:左,右)
3,3A 管端拘束金型(上,下)
4,4A 潰し金型(上,下)
5 潰し金型昇降手段
6 管端拘束治具横行手段
7,7A バネ
8,8A シールヘッド
9,9A ダイセット
10 パイプ(試験片)
20 平行型部
21 傾斜型部

Claims (6)

  1. パイプの試験片の両管端を拘束しつつ、管長手方向中央部付近を所定の扁平高さhに扁平加工するパイプの扁平試験方法であって、所定の扁平高さhにする扁平加工部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜2.0、試験片の管端の拘束域から前記扁平加工部まで扁平高さが徐々に変化する徐変部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜1.5の成立範囲内で扁平加工することを特徴とするパイプの扁平試験方法。
  2. 請求項1において、前記パイプの試験片に液体による内圧を負荷しながら前記扁平加工を行なうことを特徴とするパイプの扁平試験方法。
  3. 請求項1または2に記載の扁平試験方法の実施に用いる装置であって、パイプの試験片の両管端を拘束する管端拘束手段と、管長手方向中央部付近の外面側に接触させる平行型部および管長手方向中央部付近の両側の外面側に接触させる傾斜型部をもつ上下一対の潰し金型とを有し、前記平行型部の管長手方向長さがパイプ外径Dの0.5〜2.0倍であり、前記拘束時の管端拘束手段から前記平行型部までの間隔の管長手方向距離がパイプ外径Dの0.5〜1.5倍であることを特徴とするパイプの扁平試験装置。
  4. 請求項3において、前記管端拘束手段が、管端内面側に接触する管端拘束治具を有することを特徴とするパイプの扁平試験装置。
  5. 請求項3または4において、前記管端拘束手段が、管端外面側に接触する管端拘束金型を有することを特徴とするパイプの扁平試験装置。
  6. パイプの両管端を拘束して管長手方向中央部付近を扁平加工するパイプの扁平加工方法において、所定の扁平高さhにする扁平加工部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜2.0、管端の拘束域から前記扁平加工部まで扁平高さが徐々に変化する徐変部の長さLとパイプ外径Dの比L/D=0.5〜1.5の成立範囲内で扁平加工することを特徴とするパイプの扁平加工方法。
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