JP2017040391A - 管連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ビス打ちや工具の使用が不要な管連結構造を提供する。
【解決手段】 第1の空調用ダクト1の端部1Aに、周方向に延び管内側に突出する第1の係合部12が設けられ、第2の空調用ダクト2の端部2Aが第1の空調用ダクト1の端部1A内に挿入可能で、該端部2Aに、周方向に延び管外側に突出する第2の係合部23が設けられ、第2の空調用ダクト2の端部2Aを第1の空調用ダクト1の端部1A内に挿入し、第2の係合部23が第1の係合部21を乗り越えると、第1の係合部21と第2の係合部23が係合する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、管と管を連結する管連結構造に関し、特に、工具の使用が不要な管連結構造に関する。
例えば、空調用のダクト同士を接続する場合、従来、筒状の差込継手(ニップル)の一端部を一方のダクトの端部に差し込み、差込継手の他端部を他方のダクトの端部に差し込んで、電動工具を使って両差込部にビス打ちなどを行っている。しかしながら、この方法では、ダクトのほかに差込継手を別途要するため、部材費が嵩むばかりでなく、2つの差込部にビス打ちなどを行わなければならないため、作業に時間や費用を要する。
このため、管の端部自体を縮径することで、差込継手を不要にしたスパイラル管が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このスパイラル管は、管の端部口径を縮小させるとともに、この縮小部分(縮径端部)に複数の溝状凹部を形成し、縮小部分を接続相手のスパイラル管に差し込むことで差込継手を不要にしたものである。
特開平06−066394号公報
ところで、特許文献1の技術では、差込継手を不要にできるものの、依然として接続部にビス打ちしなければならない。このため、高所や狭所などで電動工具を使用しなければならず、作業者への負担が大きいばかりでなく、安全性を確保できないおそれがある。また、作業環境や作業対象などによってはビス打ちが困難な場合があり、必要なビス打ちがなされない(不適正な施工となる)おそれがある。
さらに、ビス打ち部からの空気漏洩を防止するために、ビス打ち部にシーリングを行う必要があり、手間と時間を要する。しかも、ビスが腐食することでダクト等が脱落するおそれがある。
そこでこの発明は、ビス打ちや工具の使用が不要な管連結構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、第1の管の端部に、周方向に延び管内側に突出する第1の係合部が設けられ、第2の管の端部が前記第1の管の端部内に挿入可能で、該端部に、周方向に延び管外側に突出する第2の係合部が設けられ、前記第2の管の端部を前記第1の管の端部内に挿入し、前記第2の係合部が前記第1の係合部を乗り越えると、前記第1の係合部と前記第2の係合部が係合する、ことを特徴とする管連結構造である。
この発明によれば、第2の管の端部を第1の管の端部内に挿入していくと、第2の係合部が第1の係合部を乗り越えて第1の係合部と第2の係合部が係合し、第1の管と第2の管が連結される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の管連結構造において、前記第1の係合部は、前記第1の管を構成する金属板を成形して設けられ、前記第2の係合部は、前記第2の管を構成する金属板を成形して設けられている、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の管連結構造において、前記第1の係合部は、前記第1の管の開口端側から他端側に向かって突出量が大きくなるように設けられ、前記第2の係合部は、前記第2の管の開口端側から他端側に向かって突出量が大きくなるように設けられている、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3に記載の管連結構造において、前記第2の管に、前記第1の係合部と前記第2の係合部が係合した状態で前記第1の管の開口端が当接する当接部が設けられている、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4に記載の管連結構造において、前記第2の管の端部が縮径されているとともに、該端部に軸方向に延びる複数の溝状凹部が形成され、該溝状凹部間に前記第2の係合部が設けられている、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第2の管の端部を第1の管の端部内に挿入していくだけで、第1の係合部と第2の係合部が係合して第1の管と第2の管が連結されるため、ビス打ちや工具の使用が不要となる。この結果、作業者への負担が軽減され、安全性も向上し、さらに、適正な施工が確実に実行される。
また、ビス打ちが不要なためシーリングを行う必要もなく、労力と時間を削減することができる。しかも、ビスの腐食による管の脱落が発生することがなく、適正な連結状態を維持することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1の係合部および第2の係合部が第1の管および第2の管を構成する金属板を成形して設けられている。つまり、各係合部が各管と一体的に形成されているため、構成が簡易で製造費を削減することができるとともに、係合部が強固・堅牢に設けられ、強固な連結が可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、第1の係合部および第2の係合部が、管の開口端側(挿入側)から他端側(奥側)に向かって突出量が大きくなるように設けられているため、第2の管を第1の管にスムーズに挿入して第1の係合部と第2の係合部を係合しやすく、しかも、係合が外れにくい。つまり、容易かつ強固に第1の管と第2の管を連結することができる。
請求項4に記載の発明によれば、第1の係合部と第2の係合部が係合した状態で第1の管の開口端が第2の管の当接部に当接し、第2の管の係合部と当接部とで第1の管の端部を挟んだ状態となる。このため、第1の管と第2の管が強固に連結される。
請求項5に記載の発明によれば、第2の管が、端部が縮径されて複数の溝状凹部が形成された端部縮径管であっても、溝状凹部間に第2の係合部が設けられているため、ビス打ちや工具の使用が不要となる。
この発明の実施の形態1に係る管連結構造の連結前の状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係る管連結構造の連結後の状態を示す正面図である。 図1のA−A断面図(a)とB−B断面図(b)である。 図2のC−C断面図である。 この発明の実施の形態2に係る管連結構造の連結前の状態を示す正面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、この実施の形態に係る管連結構造の連結前の状態を示す正面図であり、図2は、この実施の形態に係る管連結構造の連結後の状態を示す正面図である。この管連結構造は、管と管を連結する構造であり、この実施の形態では、円管状の空調用ダクト1、2同士を連結する場合について説明する。
第1の空調用ダクト(第1の管)1は、帯状の金属板(帯材)を螺旋状に巻回して形成された円筒状のスパイラル管で、真っ直ぐに延びている。図中符号11は、スパイラル管を形成する際に帯材の端縁同士を接合するために形成された、凸状のハゼ部である。
この第1の空調用ダクト1の一端部1Aに、周方向(軸心と垂直方向)に延び、管内側に突出する第1の係合部12が点々と複数設けられている。この第1の係合部12は、第1の空調用ダクト1を構成する金属板を成形(一体加工)して設けられ、平面形状が略四角形で管内側に凸状に張り出て、第1の空調用ダクト1の開口端1a側(一端部1Aの端縁側)から他端側(反開口端1a側)に向かって突出量が大きくなるように設けられている。
すなわち、図3(a)に示すように、管内に連通・貫通する開口がなく、導入部12aと垂直部12bとを有している。導入部12aは、開口端1a側(挿入側)から他端側(奥側)に向かって、やや湾曲しながら斜めに(サメの背びれ状に)突出し、垂直部12bは、導入部12aの他端側から略垂直に(第1の空調用ダクト1の軸心に対して略垂直に)延びている。この導入部12aと垂直部12bの形状・深さは、後述する第2の空調用ダクト2を挿入しやすく、かつ、第2の係合部23と確実・強固に係合するように設定されている。
このような第1の係合部12の周方向の長さ、配設位置および配設数は、後述する第2の係合部23とより確実に係合して、所定の連結強度が得られ、かつ、形成・加工しやすいように設定されている。例えば、幅が1〜1.5mm程度、周方向の長さが4mm程度で、配設ピッチ(間隔)が50〜60mm程度に設定されている。さらに、第1の係合部12は、後述するように、ペンチ状の工具で加工できる大きさに設定されている。
第2の空調用ダクト(第2の管)2は、帯状の金属板(帯材)を螺旋状に巻回して形成された円筒状のスパイラル管で、真っ直ぐに延び、一端部2Aを除く本管部2Bの外径は、第1の空調用ダクト1の外径と同径となっている。図中符号21は、スパイラル管を形成する際に帯材の端縁同士を接合するために形成された、凸状のハゼ部である。この第2の空調用ダクト2は、一端部(縮径端部)2Aが縮径されているとともに、この一端部2Aに軸方向に延びる複数の溝状凹部22が形成された、端部縮径管である。
一端部2Aの外径は、第1の空調用ダクト1の内径よりもやや小さく設定され、一端部2Aが第1の空調用ダクト1の一端部1A内に挿入(嵌合)可能となっている。また、溝状凹部22の形状・大きさと形成数(この実施の形態では4つ)は、変形やしわなどがなく第2の空調用ダクト2が縮径して一端部2Aが形成されるように設定されている。
このような一端部2Aに、周方向(軸心と垂直方向)に延びて管外側に突出する第2の係合部23が、溝状凹部22間に設けられている。この第2の係合部23は、第2の空調用ダクト2を構成する金属板を成形(一体加工)して設けられ、平面形状が長い略四角形(紐状リブ)で管外側に凸状に張り出て、第2の空調用ダクト2の開口端2a側(一端部2Aの端縁側)から他端側(反開口端2a側)に向かって突出量が大きくなるように設けられている。
すなわち、図3(b)に示すように、管内に連通・貫通する開口がなく、導入部23aと垂直部23bとを有している。導入部23aは、開口端2a側(挿入側)から他端側(奥側)に向かって、やや湾曲しながら斜めに(サメの背びれ状に)突出し、垂直部23bは、導入部23aの他端側から略垂直に(第2の空調用ダクト2の軸心に対して略垂直に)延びている。この導入部23aと垂直部23bの形状・高さは、第1の空調用ダクト1内に挿入しやすく、かつ、第1の係合部12と確実・強固に係合するように設定されている。
このような第2の係合部23は、隣接する溝状凹部22間にわたって延び、第1の係合部12とより確実に係合するようにできるだけ長く形成されている。ここで、第2の係合部23は、一端部2Aを縮径して溝状凹部22を形成・成形する金型によって、同時に形成される。
そして、第2の空調用ダクト2の一端部2Aを第1の空調用ダクト1の一端部1A内に挿入し、第2の係合部23が第1の係合部12を乗り越えると、図4に示すように、第1の係合部12と第2の係合部23が係合する。すなわち、空調用ダクト1、2を押し込むと、第1の係合部12の導入部12aと第2の係合部23の導入部23aが接触しながら軸方向に進み、第1の空調用ダクト1が拡径方向に押圧され、第2の空調用ダクト2が縮径方向に押圧される。そして、導入部12a、23aが通過した時点で、押圧が解除されて(空調用ダクト1、2の径が戻って)垂直部12b、23bが当接・係合する。
また、第2の空調用ダクト2には、第1の係合部12と第2の係合部23が係合した状態で第1の空調用ダクト1の開口端1aが当接する当接部2bが設けられている。すなわち、縮径した一端部2Aと本管部(非縮径部)2Bとの境界部・段差部が、当接部2bとなっており、空調用ダクト1、2を押し込んで係合部12、23が係合した時点で、図2に示すように、第1の空調用ダクト1の開口端1aが当接部2bに当接する。これにより、第2の係合部23と当接部2bとで、第1の空調用ダクト1の一端部1A(第1の係合部12から開口端1aまで)が挟まれた状態となる。換言すると、一端部1Aが挟まれるように、係合部12、23の位置や当接部2bの位置、高さなどが設定されている。
このような構成の管連結構造では、第1の空調用ダクト1と第2の空調用ダクト2を連結・接続するのに、第2の空調用ダクト2の一端部2Aを第1の空調用ダクト1の一端部1A内に押し込んで、上記のようにして、第1の係合部12と第2の係合部23を係合させる。これにより、第1の空調用ダクト1の開口端1aが当接部2bに当接し、図2に示すように、2つの空調用ダクト1、2が隙間なく、かつ、段差なく連結される。そして、第1の空調用ダクト1の開口端1aと当接部2bとの間をシーリング(気密処理)する。
また、施工現場において、空調用ダクト1、2を連結した長さを調整したい場合には、第1の空調用ダクト1の開口端1a側を切断して第1の空調用ダクト1を所望の長さにする。次に、第1の空調用ダクト1の開口端1aから所定の距離に、ペンチ状の工具で第1の係合部12を所定数加工する。
以上のように、この管連結構造によれば、第2の空調用ダクト2の一端部2Aを第1の空調用ダクト1の一端部1A内に挿入していくだけで、第1の係合部12と第2の係合部23が係合して2つの空調用ダクト1、2が連結されるため、ビス打ちや工具の使用が不要となる。この結果、作業者への負担が軽減され、安全性も向上し、さらに、適正な施工が確実に実行される。すなわち、従来、狭所などでビス打ちが困難な箇所では、ビス打ちをしないおそれもあったが、この管連結構造では、そのようなことがないため、適正な施工が確実に実行される。
また、ビス打ちが不要なためビス周辺にシーリングを行う必要もなく、労力と時間を削減することができる。しかも、ビスの腐食による空調用ダクト1、2の脱落が発生することがなく、適正な連結状態を維持することができる。
また、第1の係合部12および第2の係合部23が空調用ダクト1、2を構成する金属板を成形して設けられている。つまり、各係合部12、23が各空調用ダクト1、2と一体的に形成されているため、構成が簡易で製造費を削減することができるとともに、係合部12、23が強固・堅牢に設けられ、強固な連結が可能となる。
また、第1の係合部12および第2の係合部23が、空調用ダクト1、2の開口端1a、2a側(挿入側)から他端側(奥側)に向かって突出量が大きくなるように設けられているため、第2の空調用ダクト2を第1の空調用ダクト1にスムーズに挿入して第1の係合部12と第2の係合部23を係合しやすく、しかも、係合が外れにくい(空調用ダクト1、2を引き抜き難い。)。つまり、容易・円滑かつ強固に空調用ダクト1、2を連結することができる。
また、第1の係合部12と第2の係合部23が係合した状態で、第1の空調用ダクト1の開口端1aが第2の空調用ダクト2の当接部2bに当接し、第2の空調用ダクト2の係合部23と当接部2bとで第1の空調用ダクト1の一端部1Aを挟んだ状態となる。このため、第1の空調用ダクト1と第2の空調用ダクト2が強固に(外れずに)ずれることなく連結される。
また、第2の空調用ダクト2が、一端部2Aが縮径されて複数の溝状凹部22が形成された端部縮径管であっても、溝状凹部22間に第2の係合部23が設けられているため、ビス打ちや工具の使用が不要となる。
(実施の形態2)
図5は、この実施の形態に係る管連結構造の連結前の状態を示す正面図であり、この実施の形態では、第2の管がT字管3である点で実施の形態1と異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。
T字管3は、金属製で、略T字状で3つの接続端部(端部)3A〜3Cを有し、各接続端部3A〜3Cは同等の構成で、第1の接続端部3Aと第2の接続端部3Bは同径となっている。ここで、第1の接続端部3Aに第1の空調用ダクト1を接続する場合について、主として以下に説明する。
第1の接続端部3Aの外径は、第1の空調用ダクト1の内径よりもやや小さく設定され、周方向(軸心と垂直方向)に延びて管外側に突出する、第2の係合部31と当接部32が設けられている。第2の係合部31は、実施の形態1の第2の係合部23と同等の構成(断面形状、大きさ等)であり、第1の接続端部3Aの全周にわたって延びている。
当接部32は、実施の形態1の当接部2bに相当し、T字管3を構成する金属板を成形して設けられ、管外側に凸状(リブ状)に張り出て、第1の接続端部3Aの全周にわたって延びている。そして、第1の係合部12と第2の係合部31が係合した状態で、第1の空調用ダクト1の開口端1aが当接部32に当接するように形成、配置されている。このような第2の係合部31と当接部32が、第2の接続端部3Bと第3の接続端部3Cにも設けられている。
この実施の形態では、第1の空調用ダクト1とT字管3を連結・接続するのに、実施の形態1と同様に、T字管3の第1の接続端部3Aを第1の空調用ダクト1の一端部1A内に押し込んで、第1の係合部12と第2の係合部31を係合させる。これにより、第1の空調用ダクト1の開口端1aが当接部32に当接し、第2の係合部31と当接部32とで第1の空調用ダクト1の一端部1Aが挟まれた状態で、第1の空調用ダクト1とT字管3が連結される。そして、第1の空調用ダクト1の開口端1aと当接部32との間をシーリング(気密処理)する。
このように、この実施の形態によれば、実施の形態1と同様に、第1の空調用ダクト1とT字管3を連結するのに、ビス打ちや工具の使用が不要で、作業者への負担が軽減され、安全性も向上し、さらに、適正な施工が確実に実行される。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、空調用ダクト1、2同士や第1の空調用ダクト1とT字管3を連結する場合について説明したが、第1の空調用ダクト1とL字状のエルボ管を連結する場合や、第1の空調用ダクト1とレジューサ管(徐々に縮径する管)を連結する場合であってもよい。また、第1の空調用ダクト1の一端部1Aに第1の係合部12を点々と複数設けているが、全周にわたる1つの第1の係合部12を設けてもよい。
さらに、第1の管と第2の管の挿入方向を逆にしてもよい。例えば、実施の形態2では、第1の空調用ダクト1が第1の管、T字管3が第2の管で、T字管3の第1の接続端部3Aを第1の空調用ダクト1の一端部1A内に挿入する。これに対して、第1の空調用ダクト1を第2の管、T字管3を第1の管とし、第1の空調用ダクト1の一端部1AをT字管3の第1の接続端部3A内に挿入するようにしてもよい。この場合、第1の空調用ダクト1の一端部1Aに管外側に突出する第2の係合部を設け、T字管3の第1の接続端部3Aに管内側に突出する第1の係合部が設ける。つまり、一端部が相手の管外に位置する管が第1の管となり、一端部が相手の管内に位置する管が第2の管となる。
また、上記の実施の形態では、第1の空調用ダクト1の一端部のみに第1の係合部12を設けられているが、両端部に第1の係合部12を設けてもよく、同様に、第2の空調用ダクト2の両端部に第2の係合部23を設けてもよい。さらに、第1の空調用ダクト1の一端部に第1の係合部12を設け、他端部には第2の係合部23を設けてもよい。つまり、1つの管が、ある端部においては第1の係合部が設けられた第1の管となり、他の端部においては第2の係合部が設けられた第2の管となるようにしてもよい。このことは、3つ以上の端部を有するT字管3などにおいても、同様である。
この発明は、空調用ダクトに限らず、排気管や排水管などその他の管にも適用可能であり、また、スパイラル管でない管にも適用可能である。
1 第1の空調用ダクト(第1の管)
11 ハゼ部
12 第1の係合部
1A 一端部(端部)
1a 開口端
2 第2の空調用ダクト(第2の管)
21 ハゼ部
22 溝状凹部
23 第2の係合部
2A 一端部(端部)
2a 開口端
2b 当接部
3 T字管(第2の管)
31 第2の係合部
32 当接部
3A〜3C 接続端部(一端部)

Claims (5)

  1. 第1の管の端部に、周方向に延び管内側に突出する第1の係合部が設けられ、
    第2の管の端部が前記第1の管の端部内に挿入可能で、該端部に、周方向に延び管外側に突出する第2の係合部が設けられ、
    前記第2の管の端部を前記第1の管の端部内に挿入し、前記第2の係合部が前記第1の係合部を乗り越えると、前記第1の係合部と前記第2の係合部が係合する、
    ことを特徴とする管連結構造。
  2. 前記第1の係合部は、前記第1の管を構成する金属板を成形して設けられ、前記第2の係合部は、前記第2の管を構成する金属板を成形して設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の管連結構造。
  3. 前記第1の係合部は、前記第1の管の開口端側から他端側に向かって突出量が大きくなるように設けられ、前記第2の係合部は、前記第2の管の開口端側から他端側に向かって突出量が大きくなるように設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の管連結構造。
  4. 前記第2の管に、前記第1の係合部と前記第2の係合部が係合した状態で前記第1の管の開口端が当接する当接部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の管連結構造。
  5. 前記第2の管の端部が縮径されているとともに、該端部に軸方向に延びる複数の溝状凹部が形成され、該溝状凹部間に前記第2の係合部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の管連結構造。
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