JP2013214727A - 電極箔およびこれを用いたコンデンサ - Google Patents

電極箔およびこれを用いたコンデンサ Download PDF

Info

Publication number
JP2013214727A
JP2013214727A JP2013028685A JP2013028685A JP2013214727A JP 2013214727 A JP2013214727 A JP 2013214727A JP 2013028685 A JP2013028685 A JP 2013028685A JP 2013028685 A JP2013028685 A JP 2013028685A JP 2013214727 A JP2013214727 A JP 2013214727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
electrode foil
fine particles
oxide film
aluminum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013028685A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Shoji
昌史 庄司
Hitoshi Ishimoto
仁 石本
Ayumi Kawachi
あゆみ 河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2013028685A priority Critical patent/JP2013214727A/ja
Publication of JP2013214727A publication Critical patent/JP2013214727A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

【課題】電極箔の短絡を防止し、信頼性を高めることを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するため本発明は、アルミニウムを主成分とするアルミニウム−ジルコニウム合金の基材2を用い、基材2の内部には、微粒子5を複数含み、複数の微粒子5のうち一部の微粒子5は、一部の表面が基材2の表面から露呈した露呈部5Aと、他の表面が基材2の内部に存在した埋没部5Bとを有し、基材2の埋没部5Bとの界面には、誘電体酸化皮膜3が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、アルミニウムの電極箔およびこれを用いたコンデンサに関するものである。
コンデンサとしては、パーソナルコンピュータのCPU周りに使用される低ESRの固体電解コンデンサや、電源回路の平滑用などに使用されるアルミ電解コンデンサなどが挙げられる。これらのコンデンサには、小型大容量化が強く望まれている。
従来のコンデンサは、コンデンサ素子が陽極箔と、陽極箔の表面に形成された誘電体酸化皮膜と、誘電体酸化皮膜を介して陽極箔と対向する陰極層とを有している。
特許文献1には、下記に示す陽極箔として用いる電極箔が開示されている。
図8は従来の電極箔の要部拡大断面図であり、電極箔は、アルミニウム合金の基材31をエッチング処理、化成処理して形成される。基材31は、アルミニウムにアルミニウムとジルコニウムの金属間化合物の微粒子32が、アルミニウムにケイ素が固溶された固溶体相中に分散しているものである。基材31をエッチング処理する際に、硫酸アルミニウムと塩化アルミニウムを溶解した水溶液中で直流電流を印加して電解エッチングした後、硝酸水溶液に浸漬してエッチング処理を行っている。このエッチング処理によって、前記金属間化合物の微粒子32が呈する。
さらにエッチング処理した基材31を化成処理して、金属間化合物32が露呈した表面の金属間化合物32に誘電体酸化皮膜33が形成される。これにより静電容量の拡大を行っている。
特開2008−282835号公報
しかしながら、このような従来の電極箔は、表面に露呈したアルミニウムとジルコニウムの金属間化合物の微粒子が電極箔から脱落すると、誘電体酸化皮膜が欠落し陽極箔の金属が露呈した箇所が生じ、短絡してしまう課題があった。
本発明は、金属間化合物の微粒子が電極箔から脱落しても、短絡を防止することができ、信頼性の高い電極箔を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、アルミニウムを主成分とし、アルミニウムとジルコニウムとの金属間化合物の微粒子と、ジルコニウムが固溶した固溶体相と、を有する基材と、前記基材の前記固溶体相の表面に形成された誘電体酸化皮膜と、を備え、前記誘電体酸化皮膜は、前記基材から露呈した前記微粒子の埋没部と前記固溶体相との界面に形成された電極箔である。
以上のように本発明によれば、前記誘電体酸化皮膜は、アルミニウムとジルコニウムの金属間化合物の微粒子が基材に埋没した埋没部とジルコニウムの固溶体相との界面に誘電体酸化皮膜を形成することにより、金属間化合物の微粒子が電極箔から脱落しても、埋没部と固溶体相との界面に形成された誘電体酸化皮膜が基材に残るため、短絡を防止することができ、信頼性を高めることができる。
本発明の実施の形態における電極箔の断面図 本発明の実施の形態における電極箔の要部拡大断面図 本発明の実施の形態における電極箔の要部拡大断面図 本発明の実施の形態における交流電流の波形を示す波形図 本発明の実施の形態におけるコンデンサの斜視図 本発明の実施の形態におけるコンデンサ素子の断面図 本発明の実施の形態におけるコンデンサの一部分解斜視図 従来の電極箔の要部拡大断面図
(実施の形態)
図1は本実施の形態の電極箔1の断面図である。図2、図3は電極箔1の要部を拡大した断面図である。
図1、図2に示すように、電極箔1は、基材2と、基材2の表面に形成された誘電体酸化皮膜3とを備えている。
さらに、平板状の基材2の主面の表面には、複数の空孔4を備えている。空孔4は、両面又は片面に設けられる。
基材2は、アルミニウムを主成分とするアルミニウム−ジルコニウム合金であり、アルミニウム−ジルコニウムの金属間化合物からなる複数の微粒子5と、ジルコニウムがアルミニウムに固溶した固溶体相2Aと、を有している。
アルミニウム−ジルコニウムの金属間化合物の主成分はAl3Zrである。
微粒子5は、固溶体相2Aの中に存在し、基材2の表面及び内部に存在している。複数の微粒子5のうちの少なくとも一部は、図3に示すように、微粒子5の表面の一部が基材2の表面から露呈した露呈部5Aを有し、この露呈した微粒子5の他の表面が基材2の内部に埋没した埋没部5Bを有している。
また、露呈部5Aを有する微粒子5以外の複数の微粒子5は、微粒子5の表面の全てが基材2の内部に埋没している。
基材2中のジルコニウムの含有量は、0.1atm%以上が好ましく、溶融状態の金属を冷却することにより微粒子5を容易に析出することができる。
また、基材2中のジルコニウムの含有量は、2.0atm%以下が好ましく、露出した微粒子5の埋没部5Bと固溶体相2Aとの界面に誘電体酸化皮膜3Aを容易に形成できる。
基材2中のジルコニウムの含有量は、より好ましくは1.0atm%以下であり、交流エッチングにより空孔4を形成することができ、基材2の表面積を拡大し大容量化できる。
基材2の固溶体相2Aのジルコニウムの含有量は、0.1atm%以下である。
誘電体酸化皮膜3は、基材2の固溶体相2Aの表面に形成され、図2に示すように基材2の外表面と空孔4の表面に形成されている。
さらに、図3に示すように、誘電体酸化皮膜3Aは、基材2の表面から露呈した微粒子5の埋没部5Bとの界面の全体に形成され、固溶体相2Aに形成される。また誘電体酸化皮膜3Aは、微粒子5がない固溶体相2Aの表面に形成された誘電体酸化皮膜3の下端3Bより基材2の内部に形成されている。これにより微粒子5が基材2から脱落しても、埋没部5Bと固溶体相2Aとの界面に形成された誘電体酸化皮膜3Aが基材2に残るため、短絡を防止できる。
また、誘電体酸化皮膜3Aは、誘電体酸化皮膜3の一部であり、基材2の固溶体相2Aの表面に形成された誘電体酸化皮膜3と連続して一体的に形成されている。
このように誘電体酸化皮膜3は、固溶体相2Aの表面及び埋没部5Bと固溶体相2Aの界面に形成されるため、露呈した微粒子5の露呈部5Aの表面に誘電体酸化皮膜3が形成された電極箔に比較し、誘電体酸化皮膜3全体の組成が均一にできる。したがって、誘電体酸化皮膜3の誘電率を安定させることができる。
微粒子5の粒子径の最頻値は、誘電体酸化皮膜3の膜厚よりも大きい方が好ましく、露呈した微粒子5の埋没部5Bの外周形状に沿って形成された誘電体酸化皮膜3Aが静電容量の拡大に寄与することができ、コンデンサの大容量化ができる。
微粒子5の粒子径の最頻値は、空孔4の空孔径の最頻値よりも小さいことが好ましく、基材2の表面積を拡大しコンデンサの大容量化ができ、また微粒子5の埋没部5Bと基材2との界面に誘電体酸化皮膜3Aを形成し易い。
なお、微粒子5の粒子径は、基材2の微粒子5以外の部分を選択的に溶解させた後に、動的光散乱法によって測定できる。
以下、電極箔1の製造方法について説明する。
まず、基材2を準備する。基材2は、溶解したアルミニウム−ジルコニウム合金を冷却しながら圧延ローラを用いて所定の厚さの平板に圧延する。アルミニウム−ジルコニウム合金を冷却する過程でジルコニウムが固溶した固溶体相2A中にアルミニウム−ジルコニウムの金属間化合物からなる複数の微粒子5を析出させる。
次に、エッチング溶液に浸漬させた基材2に交流電流を印加して、基材2の表面をエッチング処理する。このエッチング処理より、基材2の表面に多数の空孔4が形成され、粗面化される。
エッチング溶液は、硫酸、硝酸、リン酸、シュウ酸のうちいずれか一種以上の酸と、塩化アルミニウムと、塩酸とを含む水溶液である。
図4は、本実施の形態の交流電流の波形を示す波形図であり、図4に示すように、エッチング処理の交流電流の波形は、電流値0からピーク電流値までの立ち上がるまでの第1の期間T1と、ピーク電流値から電流値0までの立ち下がる部分の第2の期間T2と、を順次設けた半周期をもつ変形三角波であり、第2の期間は第1の期間より長く設けている。
この交流エッチングによるエッチング処理を行なうことにより、露呈した微粒子5の埋没部5Bと固溶体相2Aとの界面をエッチングすることができるため、化成を行なうと埋没部5Bと固溶体相2Aとの界面に誘電体酸化皮膜3Aが形成できると考えられる。
変形三角波は、前半の半周期において第1の期間T1では直線的に上昇し、第2の期間T2では直線的に下降するように設けられている。後半の半周期では電流値は前半の半周期と逆になる。
エッチング溶液の塩酸は、3重量%〜25重量%が好ましく、より好ましくは5重量%〜15重量%である。エッチング溶液の塩化アルミニウムは、2重量%〜20重量%が好ましく、より好ましくは3重量%〜15重量%である。
塩酸濃度を3重量%〜25重量%、塩化アルミニウム濃度を2重量%〜20重量%とすることにより、基材2のアルミニウムの過剰溶解を抑制してエッチングすることができる。
また、エッチング溶液に硫酸を含有する場合には、硫酸は0.5重量%〜25重量%が好ましく、より好ましくは1重量%〜15重量%であり、基材2のアルミニウムの溶解を適切に制御できる。
第1の期間T1は、第2の期間T2に対する比Aが、0.01〜0.8が好ましく、これにより基材2のアルミニウムの過剰溶解を抑制しつつ露呈した微粒子5の埋没部5Bと固溶体相2Aとの界面をエッチングすることができる。より好ましくは0.05〜0.5である。
交流エッチングによるエッチング処理により空孔4が拡大するにしたがって、内部の微粒子5が露呈していく。これにより、複数の微粒子5のうちの少なくとも一部は、微粒子5の表面の一部が基材2の表面から露呈する。
次に、粗面化した基材2を化成液に浸漬し、電圧を印加して基材2の表面に誘電体酸化皮膜3を形成する。この化成により、図3に示すように、埋没部5Bと固溶体相2Aとの界面に、微粒子5の露呈部5Aの表面よりも優先的に誘電体酸化皮膜3Aが形成される。
化成液は、例えば、リン酸アンモニウム塩やリン酸カリウム塩、アジピン酸アンモニウム塩、アジピン酸ナトリウム塩、ホウ酸ナトリウム塩などの溶液を用いることができる。
以上の工程において、本実施の形態の電極箔1を形成できる。
上記電極箔1を用いたコンデンサとしては、例えば図5に示す積層形のコンデンサ6が挙げられる。コンデンサ6は、複数のコンデンサ素子7と、陽極端子8と、陰極端子9と、コンデンサ素子7を収容する外装体10と、を備えている。
複数のコンデンサ素子7は、いずれも平板状であり、積層されている。
それぞれのコンデンサ素子7は、図6のコンデンサ素子7の断面図に示すように、陽極箔12として本実施の形態の電極箔1を用い、表面に誘電体酸化皮膜11が形成された陽極箔12と、一部又は全ての誘電体酸化皮膜11上に形成された固体電解質層13と、固体電解質層13上に形成された陰極層14と、を備えている。
陽極箔12の固体電解質層13と陰極層14が形成されていない部分がコンデンサ素子7の陽極部となり、固体電解質層13と陰極層14とがコンデンサ素子7の陰極部となる。陽極部と陰極部との間には絶縁部15が配置されている。陽極箔12は陽極端子8に接続され、陰極層14は陰極端子9に接続される。
その他、本実施の形態の電極箔1を用いたコンデンサとしては、図7に示す巻回形のコンデンサ16が挙げられる。
コンデンサ16は、コンデンサ素子17と、陽極端子18と、陰極端子19と、外装体20と、を備えている。外装体20は、コンデンサ素子17を収容し、陽極端子18、陰極端子19の一部が外部に露出するように封止される。
コンデンサ素子17は、陽極箔21として本実施の形態の電極箔1を用い、表面に誘電体酸化皮膜(図示せず)が形成された陽極箔21と、陰極箔22と、セパレータ23と、を備えている。セパレータ23は陽極箔21と陰極箔22との間に配置され、一体的に巻回される。陽極箔21は陽極端子18に接続され、陰極箔22は陰極端子19に接続される。
コンデンサ素子17に固体電解質層(図示せず)を形成するか、もしくは電解液を含浸してもよい。またはコンデンサ素子17に固体電解質層を形成し、かつ電解液に含浸してもよい。陽極箔21はコンデンサ素子17の陽極部として機能し、陰極箔22はコンデンサ素子17の陰極部として機能する。
さらにコンデンサ16の陰極箔22として本実施の形態の電極箔1を用いてもよく、陽極箔21、陰極箔22のいずれも本実施の形態の電極箔1を用いてもよい。
次に、本発明の実施例、比較例について説明する。
(実施例1)
実施例1のコンデンサ用の電極箔は、アルミニウム−ジルコニウム合金からなる基材を用いた。基材にはアルミニウムとジルコニウムとで構成される金属間化合物の微粒子を含有する。
基材全体のジルコニウムの含有量は、基材の全体においてアルミニウムの次に高く、基材全体のジルコニウムの含有量を、0.1atm%、0.2atm%、0.4atm%、1.0atm%、2.0atm%とした。基材の固溶体相2Aのジルコニウムの含有量は、約0.05atm%とした。
次に、液温40℃で、硫酸が1重量%、塩酸が13重量%、塩化アルミニウムが4重量%のエッチング溶液中で、変形三角波の交流電流を10分間印加し基材の表面をエッチング処理した。
エッチング処理の交流電流は、ピーク電流値に対応する電流密度が0.45A/cm2で、周波数が40Hz、第1の期間T1の第2の期間T2に対する比Aが0.1である。
次に、粗面化された基材を、15重量%のアジピン酸アンモニウムの水溶液を用いて8Vで化成し、基材の表面に誘電体酸化皮膜3を形成し、陽極用の電極箔を作製した。
ジルコニウムの含有量が0.1atm%〜2.0atm%に対応する電極箔をそれぞれサンプルA〜Eとする。
(比較例1)
比較例1は、アルミニウムの純度が99.99%であり、ジルコニウムを添加していない基材を用いた。この基材を用いた以外は実施例1と同様に電極箔を作製した。
次に、実施例1、比較例1の電極箔を透過型電子顕微鏡観察により観察した。その結果、実施例1では、露呈した微粒子5の埋没部5Bと基材2のジルコニウムの固溶体相2Aとの界面には、誘電体酸化皮膜3Aが形成されていた。ジルコニウムが0atm%の比較例1では、微粒子5を観察できなかった。
次に、下記の(表1)に、ジルコニウムの含有量と容量増加率(%)を示す。
下記の(表1)に示す容量増加率とは、比較例1の電極箔の静電容量を基準とし、この基準に対する各サンプルの静電容量の増加率である。
電極箔の静電容量は、液温30℃、15重量%のアジピン酸アンモニウムの水溶液に電極箔を浸漬し、インピーダンスアナライザを用いて20℃、120Hzで測定した。
Figure 2013214727
(表1)に示すように、ジルコニウムの含有量が0.1〜1.0atm%である実施例1のサンプルA〜Dでは、電極箔の静電容量を高めることができた。
サンプルA〜Dの交流エッチングにより粗面化された基材は、誘電体酸化皮膜を形成する前の空孔の空孔径の最頻値は100nm以上300nm以下の範囲であった。空孔径分布は水銀圧入法を用いて測定した。
ジルコニウムが2.0atm%のサンプルEでは、微粒子が大きすぎて交流エッチングにより空孔の形成がほとんどできなかったため、比較例1の静電容量には達せず、容量増加率を記載していない。
なお、実施例1の電極箔は、アルミニウム−チタン合金、アルミニウム−ニオブ合金からなる基材を用いる場合と比較し、漏れ電流を低減できた。その理由の一つとして、アルミニウム−ジルコニウム合金の結晶構造が挙げられる。
本発明による電極箔は、短絡を防止でき信頼性が高く、アルミニウムの電極箔を用いたコンデンサに利用可能である。
1 電極箔
2 基材
2A 固溶体相
3、3A 誘電体酸化皮膜
4 空孔
5 微粒子
5A 露呈部
5B 埋没部
6 コンデンサ
7 コンデンサ素子
8 陽極端子
9 陰極端子
10 外装体
11 誘電体酸化皮膜
12 陽極箔
13 固体電解質層
14 陰極層
15 絶縁部
16 コンデンサ
17 コンデンサ素子
18 陽極端子
19 陰極端子
20 外装体
21 陽極箔
22 陰極箔
23 セパレータ

Claims (3)

  1. アルミニウムを主成分とし、アルミニウムとジルコニウムとの金属間化合物の微粒子と、ジルコニウムが固溶した固溶体相と、を有する基材と、
    前記基材の前記固溶体相の表面に形成された誘電体酸化皮膜と、を備え、
    前記誘電体酸化皮膜は、前記基材から露呈した前記微粒子の埋没部と前記固溶体相との界面に形成された電極箔。
  2. 前記基材は、ジルコニウムの含有量が、0.1atm%以上、1.0atm%以下である請求項1に記載の電極箔。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電極箔を用いたコンデンサ。
JP2013028685A 2012-03-07 2013-02-18 電極箔およびこれを用いたコンデンサ Pending JP2013214727A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013028685A JP2013214727A (ja) 2012-03-07 2013-02-18 電極箔およびこれを用いたコンデンサ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012050056 2012-03-07
JP2012050056 2012-03-07
JP2013028685A JP2013214727A (ja) 2012-03-07 2013-02-18 電極箔およびこれを用いたコンデンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013214727A true JP2013214727A (ja) 2013-10-17

Family

ID=49587838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013028685A Pending JP2013214727A (ja) 2012-03-07 2013-02-18 電極箔およびこれを用いたコンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013214727A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822390A (ja) * 1981-08-02 1983-02-09 ケーデーケー株式会社 アルミニウムの腐蝕方法
WO2011052156A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 パナソニック株式会社 電極箔およびこれを用いたコンデンサ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822390A (ja) * 1981-08-02 1983-02-09 ケーデーケー株式会社 アルミニウムの腐蝕方法
WO2011052156A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 パナソニック株式会社 電極箔およびこれを用いたコンデンサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5429430B2 (ja) 電極箔とその製造方法、およびコンデンサ
JP2005252224A (ja) 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP2015115475A (ja) 電極箔、電解コンデンサおよび電極箔の製造方法
JP2015073015A (ja) 電極箔、電解コンデンサおよび電極箔の製造方法
JP5786140B2 (ja) 電解コンデンサ用電極箔およびこれを用いた電解コンデンサ
JP4454526B2 (ja) 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP4556461B2 (ja) アルミ電解コンデンサ用エッチング箔の製造方法
JP3416099B2 (ja) コンデンサ及びその製造方法
JP2010232699A (ja) 固体電解コンデンサ及びその製造方法
JP2013214727A (ja) 電極箔およびこれを用いたコンデンサ
JP2007123816A (ja) 電解コンデンサ用電極材
JP3582451B2 (ja) アルミ電解コンデンサ用陽極箔の製造方法
JP2012193420A (ja) 電極箔の製造方法と電解コンデンサの製造方法、および電極箔と電解コンデンサ
JP4695966B2 (ja) 電解コンデンサ用アルミニウム電極箔の製造方法
WO2018051520A1 (ja) 電解コンデンサ用電極部材および電解コンデンサ
JP3537127B2 (ja) 電解コンデンサ電極用アルミニウム箔
JP2005203529A (ja) アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法
JP5170163B2 (ja) アルミ電解コンデンサ用エッチング箔の製造方法
JP2011096872A (ja) 電極箔とその製造方法およびこの電極箔を用いたコンデンサ
JP4910614B2 (ja) 電解コンデンサ用電極材
JP2002246274A (ja) アルミ電解コンデンサ用電極箔およびその製造方法
JP2007288042A (ja) 電極箔およびそれを用いた電解コンデンサ
JPH0338728B2 (ja)
JP5659756B2 (ja) 電極箔とその製造方法およびコンデンサ
JP4753809B2 (ja) 電解コンデンサの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150225

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151211

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161011

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170516