JP2013208766A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放射ノイズを低減することが可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置1は、画像形成に関連する情報処理を行うASIC10を備える。入力電圧VDが入力され、入力電圧VDよりも低い電圧V1が出力されるスイッチングレギュレータSR11を備える。電圧V1が入力され、電圧V1よりも低い電圧V2およびV3が出力されるスイッチングレギュレータSR21およびSR22を備える。電圧V2およびV3はASIC10に入力されている。スイッチングレギュレータSR11のスイッチング周波数f1は、スイッチングレギュレータSR21およびSR22のスイッチング周波数f2よりも低い。
【選択図】図1

Description

本明細書は、スイッチングレギュレータ等を備える画像形成装置に関する。
特許文献1には、複数の電圧を生成して出力する多出力電源回路が開示されている。
特開2009−22092号公報
例えば、プリンタに搭載される多出力電源回路は、モータ制御部などの駆動部へは、比較的高い電圧を供給する必要がある。また多出力電源回路は、CPUやASICなどの制御部へは、駆動部へ供給する電圧よりも低電圧であり、かつ、リップルの小さい電圧を供給する必要がある。ここで、多出力電源回路に備えられるスイッチングレギュレータを用いて、プリンタに供給される供給電圧から、低電圧かつリップルの小さい電圧を生成する場合には、スイッチング周波数を高くする必要がある。しかし、供給電圧が高い場合にスイッチング周波数を高くすると、大きな放射ノイズが発生することがある。この場合、駆動部や制御部などの各種の回路に適した電圧を生成することと、放射ノイズを低減することとを両立させることが困難であるため、使用者にとって不便である。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
本明細書に記載の画像形成装置は、画像形成に関連する情報処理を行う中央処理装置と、第1電圧が入力され、第1電圧よりも低い第2電圧が出力される第1スイッチングレギュレータと、第2電圧が入力され、第2電圧よりも低い第3電圧が出力される第2スイッチングレギュレータと、を備え、第3電圧は中央処理装置に入力され、第1スイッチングレギュレータのスイッチング周波数である第1スイッチング周波数は、第2スイッチングレギュレータのスイッチング周波数である第2スイッチング周波数よりも低いことを特徴とする。
このように構成された画像形成装置によれば、第1スイッチングレギュレータでは、第2スイッチング周波数よりも低い第1スイッチング周波数でスイッチング制御を行う。よって、第2電圧に比して高電圧である第1電圧が入力される場合においても、放射ノイズを、第2スイッチング周波数でスイッチング制御を行う場合に比して低減することができる。また、第2スイッチングレギュレータには、降圧後の第2電圧が入力される。よって、第1スイッチング周波数に比して高い第2スイッチング周波数でスイッチング制御を行う場合においても、放射ノイズを、第1電圧が入力される場合に比して低減することができる。これにより、各種の回路に適した電圧を生成することと、放射ノイズを低減することとを両立させることができる。
請求項2に記載の画像形成装置では、第1平滑部には、第2スイッチング周波数よりも低い第1スイッチング周波数のパルス電圧が入力される。よって、第2電圧に比して高電圧である第1電圧が入力される場合においても、第2スイッチング周波数が入力される場合に比して、第1スイッチング部と第1平滑部との間の経路から放射される放射ノイズを低減することができる。また、第2平滑部には、降圧後の第2電圧が入力される。よって、第1スイッチング周波数に比して高い第2スイッチング周波数のパルス電圧が入力される場合においても、第1電圧が入力される場合に比して、第2スイッチング部と第2平滑部との間の経路から放射される放射ノイズを低減することができる。
請求項3に記載の画像形成装置では、第1スイッチング部を備える装置と、第2スイッチング部を備える装置とを別体とすることができる。これにより、第1スイッチング部と第2スイッチング部との間で互いに及ぼし合う影響(ノイズ等による干渉など)を、第1スイッチング部と第2スイッチング部とを同一の装置に一体に搭載する場合に比して、減少させることが可能となる。
請求項4に記載の画像形成装置では、第1電圧よりも高い第4電圧を生成する昇圧回路を第1電源管理装置に備えることにより、第1電圧が入力されるスイッチング素子として、NMOSトランジスタを用いることができる。NMOSトランジスタはPMOSトランジスタに比してオン抵抗が低いため、第2電圧に比して高電圧である第1電圧が入力される場合においても、トランジスタでの発熱量やエネルギー損失を低減することができる。
請求項5に記載の画像形成装置では、第2スイッチング制御部は、ソース電圧に比して低いゲート電圧を用いてスイッチング動作を行うことができるPMOSトランジスタを備えている。これにより、第2スイッチング制御部に入力される第2電圧を昇圧する必要を無くすことができるため、第2スイッチング制御部を備える回路の小型化や実装面積の縮小化を図ることが可能となる。
シリーズレギュレータは、電圧の降圧分が全て損失となるため、入力電圧と出力電圧との差電圧が小さいことが好ましい。請求項6に記載の画像形成装置では、シリーズレギュレータには、第1電源管理装置で降圧された第2電圧が入力されるため、降圧前の第1電圧が入力される場合に比して、損失を低減することが可能となる。またシリーズレギュレータは、スイッチングレギュレータに比してより正確にレギュレートされた電圧を生成することができるため、中央処理装置をより正確に動作させることが可能となる。
請求項7に記載の画像形成装置では、第1コイルに比して第2コイルの大きさを小さくすることができる。また、第1コンデンサに比して第2コンデンサの大きさを小さくすることができる。よって、第1コイルおよび第1コンデンサが周囲に配置される第1電源管理装置に比して、第2コイルおよび第2コンデンサが周囲に配置される第2電源管理装置の方を、より中央処理装置に近い位置に配置することができる。これにより、第1スイッチング周波数よりも高い第2スイッチング周波数で動作する第2電源管理装置の配線長を、第1電源管理装置の配線長よりも短くすることができるため、放射ノイズを低減することが可能となる。
請求項8に記載の画像形成装置では、同期型のDRAMに電圧を供給することが可能である。
請求項9に記載の画像形成装置では、昇圧回路を、モータ制御手段と第1スイッチング部とで共用することができる。これにより、第1スイッチング部を動作させるための専用の昇圧回路を搭載する必要を無くすことができるため、コスト削減が可能となる。
画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 電源管理装置の詳細なブロック図(その1)である。 電源管理装置の詳細なブロック図(その2)である。 スイッチングレギュレータの詳細なブロック図(その1)である。 スイッチングレギュレータの詳細なブロック図(その2)である。
<画像形成装置の構成>
図1は、本明細書に係る画像形成装置1の制御構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、インクジェット方式に従う記録ヘッドを用いた画像形成装置である。図1に示すように、画像形成装置1は、ASIC10、記録ヘッド11、電源管理装置100および200、ペーパーフィードモータ131、オートドキュメントフィードモータ132、フラットベッドモータ133、キャリッジモータ134、DDRメモリ281、周辺回路301、を備える。ASIC(Application Specific Integrated Circuit)は、キャリッジモータ134などの各種のモータや、記録ヘッド11を制御するための制御信号を生成する、特殊用途集積回路である。ASIC10は、CPUやASIC、あるいはそれらが一体化された1チップICであるシステムICやLSIでもよい。
電源管理装置100および200は、各々、別体のIC(Integrated Circuit)として形成されている。電源管理装置100および200は、電力供給のためのスイッチング制御回路を備えた複合ICである。即ち、本明細書に係る画像形成装置1は、複合ICを2つ用いた構成を有している。
ペーパーフィードモータ131は、記録位置において印刷用紙の紙送りをするためのモータである。オートドキュメントフィードモータ132は、複数枚の原稿用紙を連続して紙送りするためのモータである。フラットベッドモータ133は、読み取り部を移動させるためのモータである。キャリッジモータ134は、印刷を行なうキャリッジをその走査方向へ往復移動させるためのモータである。ペーパーフィードモータ131およびキャリッジモータ134は、DCモータである。また、オートドキュメントフィードモータ132およびフラットベッドモータ133は、ステッピングモータである。
記録ヘッド11は、インクジェット方式に従ってインクを吐出して記録を行なう部品である。記録ヘッド11は、キャリッジに搭載される。DDRメモリ281は、同期型のDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。周辺回路301は、各種の回路(例:USBホスト)である。
<電源管理装置100>
図2に、電源管理装置100の詳細なブロック図を示す。電源管理装置100は、制御手段101、電力供給手段120、モータ駆動手段130、温度監視回路105、リセット回路106、ウォッチドッグタイマ113、チャージポンプ回路143、を備える。
チャージポンプ回路143には、入力電圧VD(31ボルト)が入力される。チャージポンプ回路143からは、入力電圧VDを昇圧した昇圧電圧VUが出力されている。昇圧電圧VUは、制御手段101、スイッチング制御回路121〜123、モータ駆動手段130に入力されている。
電力供給手段120の構成を説明する。電力供給手段120は、スイッチング制御回路121〜123、および過電圧/減電圧検出回路124を備える。スイッチング制御回路121、平滑回路151および分圧回路161によって、スイッチングレギュレータSR11が構成されている。スイッチング制御回路122、平滑回路152および分圧回路162によって、スイッチングレギュレータSR12が構成されている。スイッチング制御回路123、平滑回路153および分圧回路163によって、スイッチングレギュレータSR13が構成されている。スイッチングレギュレータSR11〜SR13には、入力電圧VDおよび昇圧電圧VUが入力されている。スイッチングレギュレータSR11から出力されている5ボルトの電圧V1は、電源管理装置200および周辺回路301に入力されている。スイッチングレギュレータSR12から出力されている3.3ボルトの電圧V4は、ASIC10に入力されている。スイッチングレギュレータSR13から出力されている電圧HVDDは、記録ヘッド11に入力されている。過電圧/減電圧検出回路124は、スイッチングレギュレータSR11〜SR13の出力電圧が、設定電圧から所定の割合を超えて上昇または下降したことを検出する回路である。
図4を用いて、スイッチングレギュレータSR11の詳細な構成を説明する。スイッチング制御回路121は、ゲート制御部171およびNMOSトランジスタM1を備えている。ゲート制御部171には、チャージポンプ回路143から出力される昇圧電圧VUおよび分圧回路161から出力されるフィードバック電圧VF11が入力され、ゲート制御信号GS1が出力される。ゲート制御信号GS1は、昇圧電圧VUに基づいて生成される電圧であり、入力電圧VD(31ボルト)よりも高い電圧である。NMOSトランジスタM1のソース端子S1には、入力電圧VDが入力されている。ゲート端子G1はゲート制御部171に接続されており、ゲート制御信号GS1が入力されている。ドレイン端子D1は平滑回路151に接続されており、ドレイン端子D1からはパルス電圧PS11が出力されている。パルス電圧PS11の振幅は、入力電圧VD(31ボルト)である。
平滑回路151は、ダイオードDD、コイルL1、コンデンサC1を備えている。ダイオードDDは、ショットキーバリアダイオード(SBD)である。ダイオードDDのアノード端子は、グランドに接続されている。ダイオードDDのカソード端子は、NMOSトランジスタM1のドレイン端子D1およびコイルL1の一端に接続されている。コイルL1の他端は、コンデンサC1の一端および分圧回路161の入力端子に接続されている。コンデンサC1の他端は、グランドに接続されている。
分圧回路161は、抵抗R11およびR12を備えている。抵抗R11の一端は、コンデンサC1に接続されている。抵抗R11の他端は、ノードN11で抵抗R12の一端に接続されている。抵抗R12の他端は、グランドに接続されている。ノードN11は、ゲート制御部171に接続されている。ノードN11からは、平滑回路151から出力される電圧V1を分圧した電圧である、フィードバック電圧VF11が出力される。
スイッチングレギュレータSR11の動作を説明する。スイッチングレギュレータSR11は、ゲート制御信号GS1によって、NMOSトランジスタM1をスイッチング周波数f1でスイッチングする。スイッチング周波数f1は、例えば350KHzとしてもよい。スイッチング制御によってパルス電圧PS11のデューティ比が制御され、入力される入力電圧VD(31ボルト)が、安定した電圧V1(5ボルト)に降圧されるように制御される。電圧V1へレギュレートする制御は、フィードバック電圧VF11に基づいて行われる。なお、スイッチングレギュレータSR12および13の詳細な構成も、スイッチングレギュレータSR11の詳細な構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
制御手段101の構成を説明する。制御手段101は、記憶手段102、信号出力手段103、復帰手段104、駆動周波数生成回路141、異常検知手段142、を備える。制御手段101には、電源管理装置200から信号P_GOOD2が入力される。また制御手段101には、入力電圧VDおよび昇圧電圧VUが入力される。制御手段101は、図2中に図示していないが、電力供給手段120、過電流検出回路108、リセット回路106、ウォッチドッグタイマ113など、電源管理装置100内部に備えられている回路と通信が可能とされている。制御手段101は、ASIC10から、シリアル通信によりコントロールされる。具体的には、クロック信号CLK、データ信号DATA、ストローブ信号STB1の3つの制御信号によって、シリアル通信を行う。これにより、例えば、16ビットのシリアルデータを通信することができる。
記憶手段102には、ASIC10から、クロック信号CLK、データ信号DATA、ストローブ信号STB1、が入力される。記憶手段102は、前述したシリアル通信によって、ASIC10から送信された設定情報を記憶するレジスタである。記憶手段102に記憶する設定情報の例としては、モータ駆動手段130の動作を復帰させる復帰信号や、記録ヘッド11を用いて印刷用紙に記録を行う際の記録処理指令などが挙げられる。
信号出力手段103は、温度監視回路105で異常が検出されることに応じて、アラーム信号TH_ALM1をASIC10に出力する。復帰手段104は、ASIC10から復帰信号が入力されることに応じて、停止しているモータ駆動手段130の動作を復帰させる。なお復帰信号は、前述したシリアル通信によって、ASIC10から入力される。駆動周波数生成回路141は、スイッチングレギュレータSR11〜SR13のスイッチング周波数f1を生成する回路である。異常検知手段142は、電源管理装置100内の回路に発生した各種の異常を検出する回路である。
ウォッチドッグタイマ113には、ASIC10からクロック信号CLKが入力される。クロック信号CLKは、モータ基準クロック信号としても用いられる。ウォッチドッグタイマ113は、モータ基準クロック信号に異常を検出した場合には、不図示の保護回路107を介してモータ駆動回路109〜112を停止させる回路である。
温度監視回路105は、電源管理装置100内部の温度を検出する回路である。リセット回路106は、温度監視回路105や異常検知手段142などによって異常が検出されることに応じて、リセット信号RTC_Rやリセット信号ASIC_Rを電源管理装置200へ出力する回路である。リセット信号RTC_Rは、ASIC10内に備えられているRTC(Real Time Clock)(不図示)をリセットするための信号である。リセット信号ASIC_Rは、ASIC10をリセットするための信号である。
モータ駆動手段130の構成を説明する。モータ駆動手段130は、モータ駆動回路109〜112および過電流検出回路108を備える。モータ駆動回路109〜112の各々は、ペーパーフィードモータ131〜キャリッジモータ134の各々を駆動する回路である。モータ駆動回路110および111は、それぞれ2つのHブリッジ回路(不図示)を備えている。これにより、ステッピングモータを使用しているオートドキュメントフィードモータ132やフラットベッドモータ133を駆動することができる。よって、より高精度に紙送り等を制御することが可能となる。また、モータ駆動回路109および112は、1つのHブリッジ回路(不図示)を備えている。モータ駆動回路109〜112のHブリッジ回路は、NMOSトランジスタを備えている。NMOSトランジスタのゲート制御信号は、昇圧電圧VUに基づいて生成され、入力電圧VDよりも高い電圧とされる。モータ駆動回路109および112は、大きな電力をペーパーフィードモータ131〜キャリッジモータ134に供給する。そこで、PMOSトランジスタに比してオン抵抗の小さいNMOSトランジスタをHブリッジ回路に使用することにより、モータ駆動回路109〜112での発熱量やエネルギー損失量を抑制することができる。
過電流検出回路108は、ペーパーフィードモータ131〜キャリッジモータ134に所定値を超える電流が流れたことを検出する。これにより、ショートといった異常発生の検出が可能となる。また、モータの負荷が非常に大きくなった過負荷状態(紙詰まり等)の検出が可能となる。
<電源管理装置200>
図3に、電源管理装置200の詳細なブロック図を示す。電源管理装置200は、制御手段201、電力供給手段220、温度監視回路205、を備える。
電力供給手段220の構成を説明する。電力供給手段220は、スイッチング制御回路221および222、リニアレギュレータ223、過電圧/減電圧検出回路224、出力電圧監視回路291および292、を備える。スイッチング制御回路221、平滑回路251および分圧回路261によって、スイッチングレギュレータSR21が構成されている。スイッチング制御回路222、平滑回路252および分圧回路262によって、スイッチングレギュレータSR22が構成されている。スイッチングレギュレータSR21およびSR22、リニアレギュレータ223には、5ボルトの電圧V1が入力されている。スイッチングレギュレータSR21から出力されている1.2ボルトの電圧V2は、ASIC10に入力されている。電圧V2は、各種の演算を実行するコア部分へ供給される、コア電圧である。スイッチングレギュレータSR22から出力されている1.5ボルトの電圧V3は、ASIC10およびDDRメモリ281に入力されている。
リニアレギュレータ223から出力されている3.3ボルトの電圧V5は、ASIC10に入力されている。リニアレギュレータ223は、入出力間に必要な最低電位差が低い、低ドロップアウト電圧レギュレータ(LDO)である。電圧V5は、AD変換に用いられる電圧である。電圧V5を設定電圧(3.3ボルト)にレギュレートするための基準電圧は、基準電圧生成回路243から供給されている。
出力電圧監視回路291には、分圧回路261から出力されるフィードバック電圧VF21が入力されている。出力電圧監視回路291からは、信号P_GOOD1が出力され、制御手段201に入力されている。出力電圧監視回路291は、スイッチングレギュレータSR21から出力されている電圧V2が、設定電圧(1.2ボルト)にレギュレートされているか否かを監視し、監視結果を信号P_GOOD1を用いて制御手段201へ報知する回路である。
出力電圧監視回路292には、分圧回路262から出力されるフィードバック電圧VF22が入力されている。出力電圧監視回路292からは、信号P_GOOD2が出力され、電源管理装置100の制御手段101に入力されている。出力電圧監視回路292は、スイッチングレギュレータSR22から出力されている電圧V3が、設定電圧(1.5ボルト)にレギュレートされているか否かを監視し、監視結果を信号P_GOOD2を用いて制御手段101へ報知する回路である。過電圧/減電圧検出回路224は、スイッチング制御回路221および222の出力電圧や、リニアレギュレータ223の出力電圧が、設定電圧から所定の割合を超えて上昇または下降したことを検出する回路である。
図5を用いて、スイッチングレギュレータSR21の詳細な構成を説明する。スイッチング制御回路221は、ゲート制御部271、PMOSトランジスタM2、NMOSトランジスタM3を備えている。ゲート制御部271には、電源管理装置100から出力される電圧V1(5ボルト)および分圧回路261から出力されるフィードバック電圧VF21が入力され、ゲート制御信号GS2およびGS3が出力される。ゲート制御信号GS2およびGS3は、電圧V1に基づいて生成される電圧であり、電圧V1よりも低い電圧である。PMOSトランジスタM2のソース端子S2には、電圧V1が入力されている。ゲート端子G2はゲート制御部271に接続されており、ゲート制御信号GS2が入力されている。PMOSトランジスタM2のドレイン端子D2は、ノードN21で、NMOSトランジスタM3のドレイン端子D3および平滑回路251に接続されている。NMOSトランジスタM3のソース端子S3は、グランドに接続されている。ゲート端子G3はゲート制御部271に接続されており、ゲート制御信号GS3が入力されている。ノードN21からは、パルス電圧PS21が出力されている。
平滑回路251は、コイルL2、コンデンサC2を備えている。コイルL2の一端は、ノードN21に接続されている。コイルL1の他端は、コンデンサC2の一端および分圧回路261の入力端子に接続されている。コンデンサC2の他端は、グランドに接続されている。
分圧回路261は、抵抗R21およびR22を備えている。抵抗R21の一端は、コンデンサC2に接続されている。抵抗R21の他端は、ノードN22で抵抗R22の一端に接続されている。抵抗R22の他端は、グランドに接続されている。ノードN22は、ゲート制御部271に接続されている。ノードN22からは、平滑回路251から出力される電圧V2を分圧した電圧である、フィードバック電圧VF21が出力される。
スイッチングレギュレータSR21の動作を説明する。スイッチングレギュレータSR21は、ゲート制御信号GS2によって、PMOSトランジスタM2をスイッチング周波数f2でスイッチングする。スイッチング周波数f2は、スイッチング周波数f1よりも高くされる。スイッチング周波数f2は、例えば2MHzとしてもよい。またゲート制御信号GS3によって、NMOSトランジスタM3をPMOSトランジスタM2に対して相補的に動作させることで、同期整流制御を行う。スイッチング制御によってパルス電圧PS21のデューティ比が制御され、入力される電圧V1(5ボルト)が、安定した電圧V2(1.2ボルト)に降圧されるように制御される。電圧V2へレギュレートする制御は、フィードバック電圧VF21に基づいて行われる。同期整流を行うNMOSトランジスタM3を備えることにより、スイッチングレギュレータSR11(図4)に示すようなダイオードDDを備える必要を無くすことができるため、スイッチングレギュレータSR21の実装面積の縮小化を図ることができる。なお、スイッチングレギュレータSR22の詳細な構成も、スイッチングレギュレータSR21の詳細な構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
制御手段201の構成を説明する。制御手段201は、信号出力手段203、復帰手段204、駆動周波数生成回路241、異常検知手段242、基準電圧生成回路243、を備える。制御手段201には、電圧V1が入力される。また制御手段201には、出力電圧監視回路291から信号P_GOOD1が入力される。基準電圧生成回路243は、リニアレギュレータ223で使用する基準電圧を生成する回路である。なお、電源管理装置200(図3)におけるその他の構成要素は、電源管理装置100(図2)における同一の名称を有する構成要素と同様の機能を有している。よって、詳細な説明はここでは省略する。
<電源管理装置100と200の関係>
電源管理装置100と200との関係を説明する。電源管理装置200のスイッチングレギュレータSR21およびSR22のスイッチング周波数f2(2MHz)は、電源管理装置100のスイッチングレギュレータSR11のスイッチング周波数f1(350KHz)よりも高くされている。よって、平滑回路251および252が備えるコイルのインダクタンス値を、平滑回路151〜153が備えるコイルのインダクタンス値よりも小さくすることができる。また、平滑回路251および252が備えるコンデンサの容量値を、平滑回路151〜153が備えるコンデンサの容量値よりも小さくすることができる。すなわち、平滑回路251および252を、平滑回路151〜153よりも小型化することができる。これにより、電源管理装置100の周囲に平滑回路151〜153を配置するために必要なスペースに比して、電源管理装置200の周囲に平滑回路251および252を配置するために必要なスペースの方を小さくすることができるため、電源管理装置200を電源管理装置100よりもASIC10に近い位置に配置することができる。よって、スイッチング周波数f2(2MHz)で動作する電源管理装置200とASIC10との間の配線長を、スイッチング周波数f1(350KHz)で動作する電源管理装置100とASIC10との間の配線長よりも短くすることができるため、配線を介して放射される高周波の放射ノイズを低減することが可能となる。
<画像形成装置1の動作>
画像形成装置1の動作を説明する。画像形成装置1は、インクを吐出して記録を行なう記録ヘッド11を搭載したキャリッジ(不図示)を、キャリッジモータ134によって往復移動させる。具体的には、キャリッジモータ134の正転及び逆転によって、不図示のガイドシャフトに沿ってキャリッジを往復移動させる。また、ペーパーフィードモータ131を駆動することにより、印刷用紙をペーパーフィード機構(不図示)を介して給紙し、記録位置まで搬送し、その記録位置において記録ヘッド11から印刷用紙の表面にインクを吐出することで記録を行う。
<効果>
本明細書に開示の画像形成装置1の効果を説明する。スイッチングレギュレータは、入力電圧、スイッチング周波数、出力電流値などが大きくなることに応じて、放射ノイズが大きくなる。本開示の画像形成装置1では、電圧V1(5ボルト)に比して高電圧である入力電圧VD(31ボルト)が、電源管理装置100のスイッチングレギュレータSR11〜SR13に入力されている。また、スイッチングレギュレータSR11〜SR13のスイッチング周波数f1(350KHz)は、スイッチングレギュレータSR21およびSR22のスイッチング周波数f2(2MHz)よりも低く設定されている。これにより、比較的高電圧である入力電圧VD(31ボルト)がスイッチングレギュレータSR11〜SR13に入力される場合においても、放射ノイズの発生を抑制することが可能となる。また、ASIC10などの制御部へ供給する電圧は、モータ等の駆動部へ供給する電圧よりもリップルの小さい、高精度の電圧である必要がある。リップルの小さい電圧を生成するには、スイッチング周波数を高くする必要があるが、スイッチング周波数を高くすると大きな放射ノイズが発生する場合がある。本開示の画像形成装置1では、ASIC10へ電圧を供給するスイッチングレギュレータSR21およびSR22(電源管理装置200)には、入力電圧VD(31ボルト)を降圧して生成された電圧V1(5ボルト)が入力されている。これにより、比較的高周波数であるスイッチング周波数f2(2MHz)でスイッチング制御を行う場合においても、放射ノイズの発生を抑制することが可能となる。以上より、各種の回路に適した電圧を生成することと、放射ノイズを低減することとを両立させることができる。
スイッチングレギュレータSR11〜SR13のスイッチング周波数f1の範囲や、スイッチングレギュレータSR21およびSR22のスイッチング周波数f2の範囲は、様々な要因によって決定することができる。スイッチング周波数の下限は、例えば、スイッチングレギュレータから出力される電圧の供給先において許容されるリップルの大きさに基づいて定めることができる。これは、スイッチング周波数が低くなるほど、出力電圧のリップルが大きくなるためである。スイッチング周波数f2の下限は、スイッチングレギュレータSR22から出力される電圧V3の供給先であるDDRメモリ281における、電圧のリップルの許容値に応じて決定することができ、例えば、1MHzにすることができる。スイッチング周波数f1の下限は、例えば、100KHzにすることができる。スイッチング周波数の上限は、例えば、スイッチングレギュレータで許容できる損失量や発熱量に基づいて定めることができる。これは、パルス電圧の振幅が大きい場合には、スイッチング周波数が高くなるほど損失が大きくなり発熱量が増加するためである。スイッチングレギュレータSR21およびSR22(スイッチング周波数f2)に比してスイッチングレギュレータSR11〜SR13(スイッチング周波数f1)の方が、入力電圧と出力電圧との差が大きいため、スイッチング周波数f1の方が上限は低くなる。スイッチング周波数f1の上限は、例えば、500KHzであってもよい。
本開示の画像形成装置1では、入力電圧VDが入力されスイッチング周波数f1で動作するスイッチング制御回路121〜123を、電源管理装置100に搭載している。また、電圧V1が入力されスイッチング周波数f2で動作するスイッチング制御回路221および222を、電源管理装置200に搭載している。すなわち、スイッチング制御回路121〜123とスイッチング制御回路221および222とを、それぞれ別体のICに搭載している。これにより、スイッチング制御回路121〜123とスイッチング制御回路221および222とを1つのICに一体に搭載する場合に比して、両者の間で互いに及ぼし合う影響(ノイズ等による干渉など)を抑制することが可能となる。
NMOSトランジスタは、PMOSトランジスタに比してオン抵抗が低い。しかしNMOSトランジスタを制御するには、ソース電圧よりもゲートしきい値電圧分だけ高い電圧を、ゲートに印加する必要がある。本開示の画像形成装置1では、電源管理装置100は、入力電圧VDよりも高い昇圧電圧VUを生成するチャージポンプ回路143を備えている。また、スイッチング制御回路121〜123(図4)のゲート制御部は、昇圧電圧VUに基づいて、入力電圧VDよりも高いゲート制御信号を生成している。これにより、スイッチング制御回路121〜123では、ソース端子に入力電圧VDが入力されるパワースイッチング素子に、NMOSトランジスタを用いることができる。従って、PMOSトランジスタを用いる場合に比して、スイッチング制御回路での発熱やエネルギー損失を低減することができる。
電源管理装置100は、チャージポンプ回路143を備えている。これは、モータ駆動手段130のHブリッジ回路に備えられているNMOSトランジスタを駆動するために、モータ駆動手段130に昇圧電圧VUを供給する必要があるためである。また、昇圧電圧VUは、スイッチング制御回路121〜123にも供給されている。すなわち、チャージポンプ回路143を、モータ駆動手段130とスイッチング制御回路121〜123とで共用することができる。これにより、スイッチング制御回路121〜123を動作させるためだけに、チャージポンプ回路を電源管理装置100に搭載する必要性を無くすことができるため、コスト削減が可能となる。
PMOSトランジスタを制御するには、ソース電圧よりもゲートしきい値電圧分だけ低い電圧を、ゲートに印加する必要がある。本開示の画像形成装置1では、電源管理装置200は、スイッチング制御回路221および222(図5)において、パワースイッチング素子にPMOSトランジスタを用いている。また、スイッチング制御回路221および222のゲート制御部は、電圧V1(5ボルト)に基づいて、電圧V1よりも低いゲート制御信号を生成している。これにより、入力される電圧V1を昇圧する昇圧回路を電源管理装置200に備える必要性を無くすことができるため、電源管理装置200の小型化や実装面積の縮小化を図ることが可能となる。
以上、本開示の技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
<変形例>
電源管理装置100および200は、各々、別体のIC(Integrated Circuit)として形成されている場合を説明したが、この形態に限られない。例えば、一体のICとして形成されていてもよい。また、電源管理装置100と200の機能が、3つ以上の別体のICによって実現されていてもよい。ICの数を増やすほど、放熱性やレイアウトの自由度やノイズ減少効果を高めることができる。
平滑回路151〜153、平滑回路251および252は、電源管理装置100および200の外付部品である場合に限らず、電源管理装置100および200に内蔵されていてもよい。分圧回路161〜163、分圧回路261および262は、電源管理装置100および200の外付部品である場合に限らず、電源管理装置100および200に内蔵されていてもよい。
スイッチング周波数f1およびf2、入力電圧VD、電圧V1〜V5の値は全て一例であり、他の値が用いられる場合においても本開示の技術を適用することが可能である。
本実施例では、スイッチングレギュレータを、合わせて5個備える形態を説明した。しかし、これらの数は5つに限られず、4個以下または6個以上の場合においても本開示の技術を適用することが可能である。
本実施例では、インクジェット画像形成装置に本開示の技術を適用した例を挙げて説明したが、本開示の技術はこれに限定されない。モータ駆動回路と複数のスイッチングレギュレータとを含む回路構成であれば、画像形成装置に限定されず、様々な機器の制御回路にも適用することが可能である。
電源管理装置100は、ASIC10からシリアル通信によりコントロールされる例を説明したが、信号線の数やレイアウトなどの制約がなければ、複数の信号線(パラレル転送)により通信を行う形態としてもよい。
また、上記実施形態においては、電源管理装置100および200に複数のスイッチングレギュレータが内蔵される場合を説明したが、スイッチングレギュレータ以外の電源供給回路を複数含む場合においても、本開示の技術を適用することは可能である。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
なお、ASIC10およびCPUは中央処理装置の一例である。入力電圧VDは、第1電圧の一例である。電圧V1は、第2電圧の一例である。スイッチングレギュレータSR11は、第1スイッチングレギュレータの一例である。電圧V2およびV3は、第3電圧の一例である。スイッチング周波数f1は、第1スイッチング周波数の一例である。スイッチング周波数f2は、第2スイッチング周波数の一例である。スイッチング制御回路121は、第1スイッチング部の一例である。平滑回路151は、第1平滑部の一例である。パルス電圧PS11は、第1スイッチング周波数のパルス電圧の一例である。スイッチング制御回路221および222は、第2スイッチング部の一例である。平滑回路251および252は、第2平滑部の一例である。パルス電圧PS21は、第2スイッチング周波数のパルス電圧の一例である。電源管理装置100は、第1電源管理装置の一例である。電源管理装置200は、第2電源管理装置の一例である。昇圧電圧VUは第4電圧の一例である。チャージポンプ回路143は、昇圧回路の一例である。ゲート制御信号GS1は、第4電圧に基づく電圧の一例である。電圧V5は、第5電圧の一例である。リニアレギュレータ223は、シリーズレギュレータの一例である。コイルL1は、第1コイルの一例である。コンデンサC1は、第1コンデンサの一例である。コイルL2は、第2コイルの一例である。コンデンサC2は、第2コンデンサの一例である。DDRメモリ281は、同期型のDRAMの一例である。
1:画像形成装置、10:ASIC、100および200:電源管理装置、121〜123:スイッチング制御回路、143:チャージポンプ回路、221および222:スイッチング制御回路、151〜153:平滑回路、251および252:平滑回路、V1〜V5:電圧、VU:昇圧電圧、SR11〜SR13 スイッチングレギュレータ、f1およびf2:スイッチング周波数

Claims (9)

  1. 画像形成に関連する情報処理を行う中央処理装置と、
    第1電圧が入力され、前記第1電圧よりも低い第2電圧が出力される第1スイッチングレギュレータと、
    前記第2電圧が入力され、前記第2電圧よりも低い第3電圧が出力される第2スイッチングレギュレータと、を備え、
    前記第3電圧は前記中央処理装置に入力され、
    前記第1スイッチングレギュレータのスイッチング周波数である第1スイッチング周波数は、前記第2スイッチングレギュレータのスイッチング周波数である第2スイッチング周波数よりも低いことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1スイッチングレギュレータは、前記第1スイッチングレギュレータを出力制御する第1スイッチング部と、第1平滑部と、を備え、
    前記第1平滑部は、第1スイッチング部が出力する振幅が第1電圧かつ前記第1スイッチング周波数のパルス電圧が入力され、前記第2電圧を出力するものであり、
    前記第2スイッチングレギュレータは、前記第2スイッチングレギュレータを出力制御する第2スイッチング部と、第2平滑部と、を備え、
    前記第2平滑部は、前記第2スイッチング部が出力する振幅が第2電圧かつ前記第2スイッチング周波数のパルス電圧が入力され、前記第3電圧を出力するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 第1電源管理装置と第2電源管理装置とを備え、
    前記第1電源管理装置は、少なくとも前記第1スイッチング部を備え、
    前記第2電源管理装置は、少なくとも前記第2スイッチング部を備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1電源管理装置は、前記第1電圧を昇圧して該第1電圧よりも高い第4電圧を生成する昇圧回路をさらに備え、
    前記第1スイッチング部に備えられるスイッチング素子のうち、前記第1電圧が入力されるスイッチング素子は、前記第4電圧に基づく電圧がゲートに入力されているNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2スイッチング部に備えられるスイッチング素子のうち、前記第2電圧が入力されるスイッチング素子は、前記第2電圧よりも低い電圧がゲートに入力されているPMOSトランジスタであることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2電源管理装置は、前記第2電圧が入力されるとともに前記第2電圧よりも低い第5電圧が出力されるシリーズレギュレータをさらに備え、
    前記第5電圧は前記中央処理装置に入力されることを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1平滑部は、第1コイルおよび第1コンデンサを備え、
    前記第2平滑部は、第2コイルおよび第2コンデンサを備え、
    前記第1コイルのインダクタンス値に比して前記第2コイルのインダクタンス値が小さく、
    前記第1コンデンサの容量値に比して前記第2コンデンサの容量値が小さく、
    前記第2電源管理装置は、前記第1電源管理装置よりも前記中央処理装置に近い位置に配置されることを特徴とする、請求項2〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第3電圧は、同期型のDRAMに供給されることを特徴とする、請求項1〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1電源管理装置は、画像形成に用いるモータを駆動させるモータ駆動手段をさらに備え、
    前記モータ駆動手段は、前記第4電圧に基づく電圧がゲートに入力されているNMOSトランジスタを備えていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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