JP2013206740A - スパークプラグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 軸線方向に延びる軸孔を有する絶縁体と、前記軸孔内に収容される被収容部を備え、前記被収容部の外周面に複数の凹部が形成された凹部形成領域を有する端子金具と、前記絶縁体の先端側を収容して前記絶縁体を保持する主体金具と、を備えたスパークプラグにおいて、(1)前記被収容部の軸線方向の長さHが35mm以上(2)前記凹部形成領域の軸線方向の長さFが13mm以上(3)前記被収容部は、その外周面に平滑部を有すること(4)前記被収容部の先端における直径Aと前記先端における絶縁体の内径Bとの比(A/B)が、0.9≦A/B≦0.98(5)前記被収容部を前記軸線方向に直交する方向に切断して得られる切断面の中心で測定したビッカース硬度が150Hv以上350Hv以下であるスパークプラグ。
【選択図】 図2
Description
<1>軸線方向に延びる軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔内に収容される被収容部を備え、前記被収容部の外周面に複数の凹部が形成された凹部形成領域を有する端子金具と、
前記絶縁体の先端側を収容して前記絶縁体を保持する主体金具と、
を備えたスパークプラグにおいて、以下の(1)〜(5)の条件を満たすことを特徴とするスパークプラグである。
(1)前記被収容部の軸線方向の長さHが35mm以上
(2)前記凹部形成領域の軸線方向の長さFが13mm以上
(3)前記被収容部は、その外周面に平滑部を有すること
(4)前記被収容部の先端における直径Aと前記先端における絶縁体の内径Bとの比(A/B)が、0.9≦A/B≦0.98
(5)前記被収容部を前記軸線方向に直交する方向に切断して得られる切断面の中心で測定したビッカース硬度が150Hv以上350Hv以下
<2> 前記<1>に記載のスパークプラグにおいて、前記絶縁体は、前記内径Bを有する第1内周面と、前記第1内周面及び前記主体金具より後端側に配置され、前記内径Bより径が大きい第2内周面と、前記第1内周面と前記第2内周面とを連結する段差部とを有し、
前記凹部形成領域の少なくとも一部は、前記段差部に囲まれた空間に配置されている。
<3> 前記<1>又は前記<2>に記載のスパークプラグにおいて、前記平滑部の少なくとも一部は、前記第2内周面に囲まれた空間に配置されている。
<4> 前記<1>〜前記<3>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記凹部形成領域における凹部の深さDが0.07mm以上である。
<5> 前記<1>〜前記<4>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記内径Bが3.5mm以下である。
<6> 前記<2>〜前記<5>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記被収容部における前記第2内周面に囲まれた部位の直径Kと、前記部位における前記第2内周面の内径Jとの差(J−K)の最大値(J−K)maxが0.05mm以上0.25mm以下である。
<7> 前記<1>〜前記<6>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記平滑部の軸線方向長さ(H−F)が8mm以上である。
<8> 前記<1>〜前記<7>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記比(A/B)が、0.93≦A/Bである。
<9> 前記<1>〜前記<8>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記内径Bが2.9mm以下である。
<10> 前記<1>〜前記<9>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記ビッカース硬度が200Hv以上320Hv以下である。
<11> 前記<2>〜前記<10>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記軸孔内における前記端子金具と前記中心電極との間に、前記端子金具と前記中心電極とを電気的に接続する接続部を備え、
前記接続部は前記第1内周面に囲まれた空間のみに存在する。
(1)前記被収容部19の軸線O方向の長さHが35mm以上
(2)前記凹部形成領域31の軸線O方向の長さFが13mm以上
(3)前記被収容部19は、その外周面に平滑部32を有すること
(4)前記被収容部19の先端20における直径Aと前記先端20における絶縁体3の内径Bとの比(A/B)が、0.9≦A/B≦0.98
(5)前記被収容部19を前記軸線O方向に直交する方向に切断して得られる切断面の中心で測定したビッカース硬度が150Hv以上350Hv以下
前記被収容部19は、その軸線O方向の長さHが長い程、端子金具5を絶縁体3の軸孔2内に圧入する際(すなわち、後述するプレス工程)に、被収容部19が軸線Oに直交する方向に湾曲しやすく、抵抗体26を形成する抵抗体組成物にプレス圧を効果的に伝達し難くなる。抵抗体組成物にプレス圧を十分に伝達できないと、高密度の抵抗体26を形成することができず、導通性が悪くなることから負荷寿命性能が低下し易くなる。よって、被収容部19の軸線O方向の長さHが35mm以上であるこのスパークプラグは、負荷寿命性能を維持し難い。しかし、このスパークプラグ1における被収容部19は、前記(2)〜(5)の条件を満たすので、被収容部19の軸線O方向の長さHが35mm以上であっても、後述するように、被収容部19を軸孔2内に圧入する際に、抵抗体組成物に十分にプレス圧を伝達することができることから密度の高い抵抗体26を形成することができ、その結果、負荷寿命性能に優れたスパークプラグを提供することができる。
前記被収容部19は、ビッカース硬度が150Hv以上350Hv以下であり、好ましくは200Hv以上320Hv以下であるので、被収容部19を軸孔2内に圧入する際に、他の条件とあいまって、抵抗体組成物にプレス圧を十分に伝達することができる。被収容部19のビッカース硬度が150Hv未満であると、被収容部19が軸線Oに直交する方向に湾曲し易くなり、抵抗体組成物にプレス圧を効果的に伝達し難くなる。その結果、高密度の抵抗体26を形成することができず、負荷寿命性能が低下する。被収容部19のビッカース硬度が350Hvを超えると、加工性が低下し、また治具の寿命が短くなることから加工コストが増大する。また、被収容部19を軸孔2内に圧入する際に、被収容部19がほとんど湾曲しないので、軸孔2内に充填した接続粉末の量にバラつきがあった場合に、被収容部19の湾曲によりそのバラつきを吸収することができず、被収容部19を軸孔2内に確実に収容し難くなる。したがって、後述するプレス工程の後に、端子部18が絶縁体3の後端面に接触せずに、端子部18が浮き上がっている状態になるおそれがある。逆に、端子部18が浮き上がらないように、接続粉末の量を少なくする等の調整をすると、端子部18が絶縁体3の後端面に接触してもなお抵抗体組成物にプレス圧が十分にかかっていないといった状態になるおそれがある。その結果、負荷寿命性能に劣るおそれがある。また、被収容部19のビッカース硬度が高すぎると、プレス工程において、絶縁体3が破壊されるおそれがある。
前記被収容部19は、被収容部19の外周面に複数の凹部が形成された凹部形成領域31を備える。この凹部形成領域31は被収容部19を形成する際に、被収容部19を形成する棒状体の外周面に加工を施すことにより形成される。このような加工を低炭素鋼等の金属で形成される棒状体に施すと、加工硬化により被収容部19の外周面の強度が向上するので、被収容部19における凹部形成領域31を有する部位は、被収容部19を軸孔2内に圧入する際に、軸線Oに対して直交する方向に湾曲し難くなる。端子金具を形成する材料や熱処理条件を変化させることにより、端子金具5全体のビッカース硬度を上げることにより湾曲し難くすることもできるが、ビッカース硬度を上げ過ぎると、前述したように、加工性が低下し、また加工コストが増大する。一方、加工硬化により被収容部19の外周面の強度を向上させることにより被収容部19を軸孔2内に圧入する際に湾曲し難くする方法は、加工性が低下することも加工コストが増大することもない。
被収容部19は、平滑部32を備える。被収容部19における平滑部32を有する部位の強度は、凹部形成領域31を有する部位に比べて低いので、平滑部32を有する部位において被収容部19が曲がり易くなる。後述するプレス工程において、被収容部19が適度に曲がると、抵抗体組成物にプレス圧を十分に伝達することができ、密度の高い抵抗体を形成することができる。その理由は、次のように説明することができる。後述するプレス工程においては、第一シール層27、抵抗体26、及び第二シール層28を形成する接続粉末を軸孔2内に入れた後に、軸孔2に被収容部19を挿入して、先端20が接続粉末に接触するように端子金具5が配設される。このとき、絶縁体3の後端面と端子部18の先端面とは離れて配置されており、被収容部19を軸孔2内に圧入する前における絶縁体3の後端面と端子部18の先端面との軸線O方向の距離を封着寸法と称する。例えば、被収容部19が曲がらない状態で、端子部18が絶縁体3の後端面に接触するまで被収容部19を軸孔2内に圧入することのできる最大の封着寸法が10mmであると仮定する。被収容部19を軸孔2内に圧入する際に被収容部19が適度に曲がる場合には、被収容部19の曲がる分だけ最大の封着寸法が増大し、例えば12mmになる。封着寸法が2mm増大したことにより、被収容部19により接続粉末に、さらにプレス圧をかけることができるようになる。したがって、密度の高い抵抗体26を形成することができ、その結果、負荷寿命性能に優れたスパークプラグを提供することができる。
被収容部19の先端20における直径Aと先端20における絶縁体3の内径Bとの比(A/B)は、0.9≦A/B≦0.98であり、好ましくは、0.93≦A/B≦0.98である。A/Bが前記範囲内にあると、被収容部19と第1内周面14との間に適度なクリアランスが設けられ、被収容部19を軸孔2内に圧入する際に、抵抗体組成物にプレス圧を効果的に伝達することができる。その結果、負荷寿命性能に優れたスパークプラグを提供することができる。A/Bが0.9より小さいと、被収容部19の太さが絶縁体3の内径Bに対して細すぎるため、被収容部19を軸孔2内に圧入する際に、被収容部19が湾曲し易くなり、抵抗体組成物にプレス圧を効果的に伝達できないおそれがある。A/Bが0.98より大きいと、被収容部19の太さが絶縁体3の内径Bに対して太すぎるため、被収容部19を軸孔2内に圧入する際に、被収容部19の先端付近の外周面と第1内周面14との間のクリアランスが小さく、このクリアランスに十分な量のシール材が充填されないおそれがある。十分な量のシール材が充填されないと、負荷寿命性能が低下するおそれがある。
まず、公知の方法により所定の形状に中心電極4、接地電極8、主体金具7、端子金具5及び絶縁体3を作製する(準備工程)。端子金具5は、少なくとも前記(1)〜(5)の条件を満たすように作製される。被収容部19となる棒状体の外周面には、凹部形成領域31が公知のローレット加工方法により、形成される。
図1に示すスパークプラグを、前述した製造工程にしたがって作製した。被収容部の長さ(H)、凹部形成領域の長さ(F)、被収容部の先端の直径(A)、前記先端における絶縁体の内径(B)、第2内周面における内径(J)、被収容部における第2内周面に囲まれた部位の直径(K)及び凹部の深さ(D)を変化させて、表1及び表2に示す種々の寸法を有するスパークプラグを製造した。
まず、封着寸法10.5mmから16.5mmまでを0.5mm毎に合計12区画に分けて、区画毎にスパークプラグを20個ずつ作製し、前述したプレス工程を経た後に、端子部の先端面と絶縁体の後端面とが離れている、すなわち端子部が浮いている状態、或いはプレス圧により絶縁体が破壊している状態にあったスパークプラグの個数を不良品としてカウントした。スパークプラグを製造する際のプレス工程における封着寸法Lは、不良品が一つでも発生したときの封着寸法より0.5mm小さい寸法を封着寸法Lに決定し、不良品の発生しない最も長い寸法とした。したがって、表1に示す種々の寸法を有するスパークプラグは、試験No.毎に異なる封着寸法Lで製造した。なお、試験No.毎にスパークプラグを10個ずつ作製して試験を行い、その平均値を表1に示した。
(負荷寿命性能試験)
製造したスパークプラグを350℃の環境下に置き、25kVの放電電圧を印加して、1分間に3600回放電させ、この試験前後のスパークプラグの抵抗体の抵抗値(R0、R1)を測定した。上記試験を10回行い、初期抵抗値R0に対する試験後の抵抗値R1の平均値(R1/R0)が1.5倍以上になった時間を測定し、この時間が長いほど負荷寿命性能が良好であるとして、次の基準にしたがって評価した。評価結果を表2に示す。
1:150時間未満
2:150時間以上200時間未満
3〜9:200時間以上のときは、50時間毎に1点加算
10:550時間以上
2 軸孔
3 絶縁体
4 中心電極
5 端子金具
6 接続部
7 主体金具
8 接地電極
9 ネジ部
10 タルク
11 パッキン
12 第3内周面
13 第2段差部
14 第1内周面
15 段差部
16 第2内周面
17 フランジ部
18 端子部
19 被収容部
20 先端
21 中胴部
22 胴部
23 第1段部
26 抵抗体
27 第一シール層
28 第二シール層
29,30 貴金属チップ
31 凹部形成領域
32 平滑部
<1>軸線方向に延びる軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔内に収容される被収容部を備え、前記被収容部の外周面に複数の凹部が形成された凹部形成領域を有する端子金具と、
前記絶縁体の先端側を収容して前記絶縁体を保持する主体金具と、
を備えたスパークプラグにおいて、
以下の(1)〜(5)の条件を満たし、
(1)前記被収容部の軸線方向の長さHが35mm以上
(2)前記凹部形成領域の軸線方向の長さFが13mm以上
(3)前記被収容部は、その外周面に平滑部を有すること
(4)前記被収容部の先端における直径Aと前記先端における絶縁体の内径Bとの比(A/B)が、0.9≦A/B≦0.98
(5)前記被収容部を前記軸線方向に直交する方向に切断して得られる切断面の中心で測定したビッカース硬度が150Hv以上350Hv以下
前記絶縁体は、前記内径Bを有する第1内周面と、前記第1内周面及び前記主体金具より後端側に配置され、前記内径Bより径が大きい第2内周面と、前記第1内周面と前記第2内周面とを連結する段差部とを有し、
前記凹部形成領域の少なくとも一部は、前記段差部に囲まれた空間に配置されていることを特徴とするスパークプラグである。
<2> 前記<1>に記載のスパークプラグにおいて、前記平滑部の少なくとも一部は、前記第2内周面に囲まれた空間に配置されている。
<3> 前記<1>又は前記<2>に記載のスパークプラグにおいて、前記凹部形成領域における凹部の深さDが0.07mm以上である。
<4> 前記<1>〜前記<3>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記内径Bが3.5mm以下である。
<5> 前記<1>〜前記<4>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記被収容部における前記第2内周面に囲まれた部位の直径Kと、前記部位における前記第2内周面の内径Jとの差(J−K)の最大値(J−K)maxが0.05mm以上0.25mm以下である。
<6> 前記<1>〜前記<5>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記平滑部の軸線方向長さ(H−F)が8mm以上である。
<7> 前記<1>〜前記<6>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記比(A/B)が、0.93≦A/Bである。
<8> 前記<1>〜前記<7>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記内径Bが2.9mm以下である。
<9> 前記<1>〜前記<8>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記ビッカース硬度が200Hv以上320Hv以下である。
<10> 前記<1>〜前記<9>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記軸孔内における前記端子金具と前記中心電極との間に、前記端子金具と前記中心電極とを電気的に接続する接続部を備え、
前記接続部は前記第1内周面に囲まれた空間のみに存在する。
<2> 前記<1>に記載のスパークプラグにおいて、前記平滑部の少なくとも一部は、前記第2内周面に囲まれた空間に配置されている。
<3> 前記<1>又は前記<2>に記載のスパークプラグにおいて、前記凹部形成領域における凹部の深さDが0.07mm以上である。
<4> 前記<1>〜前記<3>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記内径Bが3.5mm以下である。
<5> 前記<1>〜前記<4>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記被収容部における前記第2内周面に囲まれた部位の直径Kと、前記部位における前記第2内周面の内径Jとの差(J−K)の最大値(J−K)maxが0.05mm以上0.25mm以下である。
<6> 前記<1>〜前記<5>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記平滑部の軸線方向長さ(H−F)が8mm以上である。
<7> 前記<1>〜前記<6>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記比(A/B)が、0.93≦A/Bである。
<8> 前記<1>〜前記<7>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記内径Bが2.9mm以下である。
<9> 前記<1>〜前記<8>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記ビッカース硬度が200Hv以上320Hv以下である。
<10> 前記<1>〜前記<9>のいずれか1つに記載のスパークプラグにおいて、前記軸孔の後端側で保持される前記端子金具と前記軸孔の先端側で保持される中心電極との間に、前記端子金具と前記中心電極とを電気的に接続する接続部を備え、
前記接続部は前記第1内周面に囲まれた空間のみに存在する。
Claims (11)
- 軸線方向に延びる軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔内に収容される被収容部を備え、前記被収容部の外周面に複数の凹部が形成された凹部形成領域を有する端子金具と、
前記絶縁体の先端側を収容して前記絶縁体を保持する主体金具と、
を備えたスパークプラグにおいて、以下の(1)〜(5)の条件を満たすことを特徴とするスパークプラグ。
(1)前記被収容部の軸線方向の長さHが35mm以上
(2)前記凹部形成領域の軸線方向の長さFが13mm以上
(3)前記被収容部は、その外周面に平滑部を有すること
(4)前記被収容部の先端における直径Aと前記先端における絶縁体の内径Bとの比(A/B)が、0.9≦A/B≦0.98
(5)前記被収容部を前記軸線方向に直交する方向に切断して得られる切断面の中心で測定したビッカース硬度が150Hv以上350Hv以下 - 前記絶縁体は、前記内径Bを有する第1内周面と、前記第1内周面及び前記主体金具より後端側に配置され、前記内径Bより径が大きい第2内周面と、前記第1内周面と前記第2内周面とを連結する段差部とを有し、
前記凹部形成領域の少なくとも一部は、前記段差部に囲まれた空間に配置されている請求項1に記載のスパークプラグ。 - 前記平滑部の少なくとも一部は、前記第2内周面に囲まれた空間に配置されている請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
- 前記凹部形成領域における凹部の深さDが0.07mm以上である請求項1〜3のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記内径Bが3.5mm以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記被収容部における前記第2内周面に囲まれた部位の直径Kと、前記部位における前記第2内周面の内径Jとの差(J−K)の最大値(J−K)maxが0.05mm以上0.25mm以下である請求項2〜5のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記平滑部の軸線方向長さ(H−F)が8mm以上である請求項1〜6のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記比(A/B)が、0.93≦A/Bである請求項1〜7のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記内径Bが2.9mm以下である請求項1〜8のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記ビッカース硬度が200Hv以上320Hv以下である請求項1〜9のいずれか一項に記載のスパークプラグ。
- 前記軸孔内における前記端子金具と前記中心電極との間に、前記端子金具と前記中心電極とを電気的に接続する接続部を備え、
前記接続部は前記第1内周面に囲まれた空間のみに存在することを特徴とする請求項2〜10に記載のスパークプラグ。
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