JP2013205536A - 電子写真用転写紙およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、こわさ(剛度)が高く、高湿の環境下でも印字操業性に優れた電子写真用転写紙およびその製造方法を提供することである。
【解決手段】本発明によって、澱粉を含有するクリア塗工層を片面あたり3g/mより多くなるように原紙上に塗工した電子写真用転写紙が提供される。
【選択図】なし

Description

本発明は、こわさが良好で、印字操業性の良い電子写真用転写紙に関する。
近年、省資源化による環境への配慮や、用紙や、輸送および郵送コストの削減を両立する要望もあり、低坪量の電子写真用転写紙への需要が高まっている。しかし、用紙が低坪量化すると、用紙の引張り強度が弱くなり断紙が発生する要因になったり、用紙の曲げこわさが低下し、印字の際に紙詰まりを起こしてしまうことがある。特に電子写真用転写紙においては、曲げこわさの低下により、電子写真方式で印字する際に紙詰まり(ジャムリング)が発生しやすい。
引用文献1には、ロッドメタリングサイズプレス(RMSP)を用いて澱粉を原紙上に塗布することによって、印刷機において電子写真用転写紙が詰まることを防止することが提案されている。
特開2010−237613号公報
以上のような状況に鑑み、本発明の課題は、こわさ(剛度)が高く、高湿の環境下でも印字操業性に優れた電子写真用転写紙およびその製造方法を提供することである。
上記課題を解決する為に鋭意検討した結果、澱粉を含むクリア塗工層を原紙上に高塗布量で設けることにより、電子写真用転写紙のこわさを向上させ、印刷時の紙詰まりを効果的に改善できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、これに限定されるものではないが、本発明は以下の発明を含む。
(1) 澱粉と導電剤を含有するクリア塗工層を片面あたり3.0g/mより多くなるように原紙上に塗工した電子写真用転写紙。
(2) 澱粉が片面あたり1.0g/m以上塗工されている、(1)に記載の電子写真用転写紙。
(3) 澱粉がヒドロキシエチル澱粉である、(1)または(2)に記載の電子写真用転写紙。
(4) A4サイズの電子写真用転写紙に27℃、80%RHの環境下で電子写真方式により画像を形成し、印刷面を上にして水平面に置いた際の紙の四隅の高さ(印刷後のカール)が3.0mm以下である、(1)〜(3)のいずれかに記載の電子写真用転写紙。
(5) 澱粉を含有するクリア塗工層を片面あたり3g/mより多くなるように原紙上に塗工することを含む、電子写真用転写紙の製造方法。
(6) ゲートロールコーターによってクリア塗工層を塗工する、(5)に記載の方法。
(7) (1)〜(4)のいずれかに記載の電子写真用転写紙を用いて、27℃以上、80%RH以上の環境下で電子写真方式により画像を形成する方法。
本発明によれば、こわさ(剛度)が高く、高湿の環境下でも印字操業性に優れた電子写真用転写紙およびその製造方法が提供される。
本発明の電子写真用転写紙は、原紙(以下、「基紙」ともいう)と、該基紙上の片面あるいは両面に設けられたクリア塗工層を有しており、さらに、少なくとも1層の顔料塗工層を片面あるいは両面に有していてもよい。ここで、クリア塗工層(以下、サイズプレス層ということもある)とは、接着剤を主成分とし、白色顔料を含まない塗工層を意味し、顔料塗工層とは、白色顔料と接着剤とを主成分とする塗工層を意味する。
本発明の電子写真用転写紙は、こわさ(剛度)が高く、電子写真方式の複写機やプリンターにおける走行性が良好であり、印刷後のカールも少ない。例えば、27℃、80%RH(相対湿度)の環境下で、A4の電子写真用転写用紙を、印字方向に対してCD方向が平行となるようにプリンターにセットして印字した後、印字面を上にして水平面に置いた際の四隅の高さを測定すると、その値を3cm以下にすることができる。
本発明の電子写真用転写紙の坪量は特に制限されず、30〜100g/m程度が好ましく、40〜80g/m程度がより好ましく、60〜80g/m程度がさらに好ましい。
クリア塗工
本発明の電子写真用転写紙は、澱粉と導電剤を含むクリア塗工液を原紙の片面または両面に塗布し、クリア(透明)塗工層が設けられる。本発明においてクリア塗工とは、例えば、ポンド式サイズプレス、ゲートロールコーター、ロッドメタリングサイズプレス、カーテンコーター、スプレーコーターなどのコーター(塗工機)を使用して、塗布液(表面処理液)を原紙上に塗布(サイズプレス)することをいう。
本発明では、原紙上にクリア塗工を施すことにより原紙の表面強度や平滑性、導電性を向上させるが、本発明においては、クリア塗工層を高塗工量とすることによって、紙のこわさや、電子写真印刷における印刷操業性を大きく向上させることができる。また、電子写真用転写紙においては、紙表面に導電剤が塗布して伝導度を調整するが、本発明で用いる澱粉は導電剤に対する安定性が良好であるため、安定な塗工液を調製することができ、塗工をする際の生産性を向上させることができる。
本発明において、澱粉と導電剤を含むクリア塗工層の塗工量は、片面あたり3g/m超である。一般的な電子写真用転写紙におけるクリア塗工層の塗工量は片面あたり0.5〜1.5g/m程度であるが、本発明においては、クリア塗工層の塗工量を一般的な場合の数倍も多くすることによって電子写真用転写紙のこわさ(剛度)を大きく向上させ、印刷時の紙詰まりの防止、印字後カール量の減少などをすることができる。本発明のクリア塗工層の塗工量は、片面で3.0g/m超が好ましく、3.2g/m超がより好ましく、3.4g/m超がさらに好ましい。クリア塗工層の塗工量の上限は特に限定されないが、後述する塗工適性やコストの観点から、6.0g/m以下が好ましく、5.5g/m以下がより好ましい。
本発明の電子写真用転写紙のクリア塗工層には、澱粉が含まれる。澱粉の種類等は特に制限されないが、酸化澱粉、ヒドロキシエチル化澱粉(HES)、デキストリンなどを好適に使用することができる。澱粉とは、アミロース、アミロペクチンからなる混合物のことをいい、一般に、その混合比は澱粉の原材料である植物によって異なる。
本発明においては、通常よりも高塗工量のクリア塗工層を塗工するため、クリア塗工液を原紙に塗工する際、塗工液のボイリングなどが生じやすくなる。しかし、スラリーにしたときに比較的低粘度の澱粉を使用することによって、ボイリングなどのトラブルを抑制することができるため、好ましい。例えば、澱粉として、一定条件で蒸煮した後のスラリー粘度が3000mPa・s以下である澱粉を用いることが好ましい。
澱粉化合物は、通常、水中に懸濁し加熱すると、デンプン粒は吸水して次第に膨張する。加熱を続けると最終的にはデンプン粒が崩壊し、ゲル状に変化する。この現象を糊化(こか)という。このとき、デンプン懸濁液は白濁した状態から次第に透明になり、急激に粘度を増す。粒子が最大限吸水した時粘度が最大となり、粒子の崩壊により粘度は低下する。本発明においては、蒸煮により粘度が最大となった後、温度を下げて静置した時の粘度が一定の範囲のものを用いる。
このような澱粉系高分子の挙動は、ラピッドビスコアナライザー(Rapid Visco Analyzer:RVA、型式RVA-4、New Port Scientific社製)という測定機器を用いて測定することができる。本発明においては、濃度35重量%の澱粉スラリーを、以下の蒸煮条件で蒸煮したとき、蒸煮開始から16分後の50℃における粘度(以下、RVA粘度ともいう)が、3000mPa・s以下である澱粉が好ましい。
粘度が低いほど塗工適性が良好であり高濃度で塗工できるため優れている。粘度が3000mPa・sより高くなると塗工適性が劣り、ボイリングやミストなどが塗工時に発生するため、操業が困難となる。
本発明の澱粉は、すでに述べたように、変性方法、原料の品種なども自由であるが、蒸煮後のスラリーの粘度や安定性などの観点から、酸化澱粉、ヒドロキシエチル澱粉(HES)、デキストリンなどが好ましく、原料としては、トウモロコシ、ポテト、タピオカなどが好ましく、特に、ワキシー種のトウモロコシ(ワキシーコーン)やタピオカが特に好ましい。また、比較的分子量の低い澱粉が好ましく、例えば、分子量が60万以下の澱粉が好ましい。
本発明のクリア塗工液中の澱粉の固形分濃度は、5重量%〜50重量%が好ましく、さらに好ましくは8重量%〜30重量%である。
クリア塗工液に配合する高分子化合物として、上述した澱粉のみを用いることもできるが、それ以外にも各種の水溶性高分子を併用できる。水溶性高分子物質としては、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロースなどのセルロース誘導体;ポリビニルアルコール、カルボキシル変性ポリビニルアルコールなどの変性アルコール;スチレンブタジエン共重合体、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリルアミドなどを適宜1種以上使用できる。また、紙に吸水抵抗性を付与するために、前記の水溶性高分子物質の他に、スチレンアクリル酸、スチレンマレイン酸、オレフィン系化合物、アルキル(メタ)アクリレート系化合物など一般的な表面サイズ剤を併用塗布することができるが、中性抄紙の場合、サイズ剤のイオン性がカチオン性であるものを塗布することが好ましい。
本発明においては、電子写真用転写紙の帯電性を調整するために、導電剤をクリア塗工層に配合する。すなわち、電気抵抗性をコントロールしてトナー定着性を向上させるとともに、紙同士のくっつきを防止するために、塩化ナトリウムや硫酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アルミン酸ソーダ、リン酸ナトリウム等の無機塩、及び蟻酸カリウム、シュウ酸ナトリウムなどの無機導電剤や、ジメチルアミノエチルメタアクリレートなどの有機導電剤を加えて、塗布することが好ましい。導電剤の塗工量は特に制限されないが、0.01〜0.5g/mが好ましく、0.02〜0.3g/mがより好ましく、0.03〜0.1g/mがさらに好ましい。
本発明においては、必要に応じて、分散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、耐水化剤、着色剤等、通常のクリア塗工に配合される各種助剤を適宜使用できる。
原紙
本発明の電子写真用転写紙は、原紙層を有する。本発明に用いる原紙は、単層抄きであっても多層抄きであってもよい。本発明の原紙の製法は特に制限されず、公知の原料を用いて公知の方法によることができる。
本発明の電子写真用転写紙は、例えば、以下に記載する抄紙原料をワイヤーパートにて抄紙し、次いでプレスパート、プレドライヤーパートに供して原紙を製造することができ、次いでコーターパートにて後述する塗工液を原紙上に塗工した後、アフタードライヤーパート、カレンダーパート、リールパート、ワインダーパートなどに供して製造することができる。また、抄紙原料をワイヤーパートにて抄紙し、次いでプレスパート、プレドライヤーパートに供して原紙を製造し、その原紙上に水溶性高分子(バインダー)をクリア塗工および/または顔料塗工して製造することができる。
原料パルプ
本発明で用いるパルプは特に制限されず、一般的なパルプを用いることができ、具体的には、一般的な木材パルプに加えて、リンターパルプ、麻、バガス、ケナフ、エスパルト草、ワラなどの非木材パルプ、レーヨン、アセテートなどの半合成繊維、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステルなどの合成繊維などを使用することができる。具体的には、機械パルプ(MP)、脱墨パルプ(DIP、古紙パルプとも呼ばれる)、広葉樹クラフトパルプ(LKP)、針葉樹クラフトパルプ(NKP)など、紙の抄紙原料として一般的に使用されているものを好適に使用することができ、適宜、これらの1種類または2種類以上を配合して使用される。機械パルプとしては、砕木パルプ(GP)、リファイナー砕木パルプ(RGP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、ケミグランドパルプ(CGP)、セミケミカルパルプ(SCP)などが挙げられる。
本発明において、白色度を向上させるためには、広葉樹クラフトパルプ(LKP)、針葉樹クラフトパルプ(NKP)などの化学パルプを70重量%以上配合することが好ましい。
一般に古紙配合率を高くすると、インキ成分などのマイナスに帯電した微細粒子が抄紙系に多く流入するが、これらのマイナスに帯電した粒子は互いに反発し合い、同じくマイナスに帯電しているパルプ繊維とも容易に結合しないため、マイナスに帯電したコロイド粒子が抄紙系内に蓄積し、カチオン性の歩留剤の効果を著しく低下させる。DIPとしては、上質紙、中質紙、下級紙、新聞紙、チラシ、雑誌などの選別古紙やこれらが混合している無選別古紙、コピー紙や感熱紙、ノーカーボン紙などを含むオフィス古紙を原料とするDIPなどを好適に使用することができる。脱墨パルプの重量とは、脱墨パルプの重量と脱墨パルプに付着している分離不可能な填料等の重量との合計量である。
填料
本発明の紙に使用される填料は、灰分が5重量%以上となるように添加されれば特に制限はないが、例えば、重質炭酸カルシウムや軽質炭酸カルシウムなどの炭酸カルシウム、酸化チタン、クレー、シリカ、タルク、カオリン、焼成カオリン、デラミカオリン、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、酸化亜鉛、酸化珪素、非晶質シリカ、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛、酸化チタン、ベントナイトなどの無機填料;尿素−ホルマリン樹脂、ポリスチレン樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、微小中空粒子等の有機填料;を単独または適宜2種類以上を組み合わせて使用することができる。また、製紙スラッジや脱墨フロス等を原料とした再生填料も使用することができる。特に、本発明においては、安価でかつ光学特性に優れていることから、炭酸カルシウムを填料として使用することが好ましい。また、炭酸カルシウム−シリカ複合物(例えば、特開2003−212539号公報あるいは特開2005−219945号公報等に記載の軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物)などの複合填料も使用可能である。酸性抄紙では、前記中性抄紙で使用する填料から、酸溶解性のものを除いた填料が使用され、その単独または適宜2種類以上を組み合わせて使用される。
特に本発明においては、紙の不透明度や白色度を比較的低コストで向上させることができるため、炭酸カルシウムを内添填料として配合することが好ましい。不透明度や白色度を高めるという観点から、本発明の電子写真用転写紙は、非塗工紙の場合、炭酸カルシウム含量が5重量%以上であることが好ましく、6重量%以上であることがより好ましく、7重量%以上であることがさらに好ましい。塗工紙の場合は、原紙の炭酸カルシウム含量が5重量%以上であることが好ましく、6重量%以上であることがより好ましく、7重量%以上であることがさらに好ましい。
本発明の電子写真用転写紙の灰分は紙の絶乾重量に対し10重量%以上が好ましいが、12重量%以上がより好ましく、15重量%以上がさらに好ましい。灰分の上限は特にないが、紙の強度や操業性を考慮すると、40重量%以下であることが好ましい。10重量%未満では、電子写真方式印刷機での搬送性(重送、ジャムトラブル等)、紙粉発生量も問題となりにくいのに対し、灰分が10重量%を超えると紙のこしが低下し、印刷機での搬送性(走行性)が悪化してしまうところ、本発明によれば、灰分を高配合した際の紙のこしを効果的に向上させることができる。40重量%を超えるとパルプ繊維分が少ないため、曲げこわさの低下に起因する搬送性の低下や、紙紛発生が問題となる。紙中灰分(無機分)のほとんどは、紙の製造にあたり添加される填料に由来するものと、パルプ原料であるDIPによって持ち込まれるものである
一般に灰分は、紙に含まれる無機物の量を示すため、基本的に紙中に含まれる填料の量を反映する。紙の灰分は、紙料に添加されるフレッシュな填料に由来するものと、DIP(古紙パルプ、脱墨パルプ)などのパルプ原料によって持ち込まれるもので構成される。DIPによって持ち込まれる灰分としては、炭酸カルシウムが比較的多いが、炭酸カルシウム以外の無機成分も含まれ、炭酸カルシウムと他の無機成分との割合は、新聞古紙や雑誌古紙などの古紙の種類や回収状況などによって異なる。本発明において灰分は、JIS P 8251に規定される紙および板紙の灰分試験方法に準拠し、燃焼温度を525±25℃に設定した方法で測定される。
その他の添加剤
本発明においては、内添用として、公知の製紙用添加剤を使用することができる。製紙用薬品は、特に制限されず、種々の薬品を単独または組み合わせて用いることができる。例えば、例えば、歩留剤、濾水性向上剤、凝結剤、硫酸バンド、ベントナイト、シリカ、サイズ剤、乾燥紙力剤、湿潤紙力剤、嵩高剤、填料、染料、蛍光増白剤、pH調整剤、消泡剤、紫外線防止剤、退色防止剤、ピッチコントロール剤、スライムコントロール剤などの製紙用薬品を用いることができる。中でも、短時間で紙料との混合ができるという本発明の効果を大きく享受できる点で、製紙用薬品として歩留剤を添加することが特に好ましい。歩留剤の他、本発明の製紙用薬品として好適に使用できるものとしては、ポリアクリルアミド系高分子、ポリビニルアルコール系高分子、カチオン性澱粉、各種変性澱粉、尿素・ホルマリン樹脂、メラミン・ホルマリン樹脂などの内添乾燥紙力増強剤;ポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン樹脂などの内添湿潤紙力増強剤;ロジン系サイズ剤、AKD系サイズ剤、ASA系サイズ剤、石油系サイズ剤、中性ロジンサイズ剤などの内添サイズ剤;などを挙げることができる。
これらの助剤は、本発明の填料のスラリーに予め添加してから抄紙機に施用してもよく、また、本発明の填料のスラリーと別々に抄紙機に施用してもよい。
抄紙方法・抄紙機
上記のようにして製紙用薬品を混合された紙料は、ヘッドボックスに送られ、ヘッドボックスからワイヤーに噴射されて抄紙される。本発明は、種々の抄紙機や抄紙法に適用することができる。抄紙機としては例えば、長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機、ギャップフォーマー抄紙機、ヤンキー抄紙機等で適宜抄紙できるが、特に地合が悪化しやすいツインワイヤー抄紙機でも、本発明の効果を有意に発揮させることができる。ツインワイヤー抄紙機としては、ギャップフォーマー、オントップフォーマーなどが挙げられる。
本発明の抄紙系は、特に制限されず、中性紙でも酸性紙でもよいが、本発明の紙が炭酸カルシウムを比較的多く含有する場合、中性紙であることが好ましい。具体的には、本発明においては、紙面pHが6.0〜9.0であることが好ましく、7.0〜8.0であることがより好ましい。抄紙速度は、特に限定されない。本発明の原紙の坪量は特に制限されない。
さらに、本発明においては、抄造した原紙に種々の表面処理を施すことができる。表面処理としては、顔料塗工やクリア塗工などの表面塗工を施すこともできるし、カレンダー処理を施すこともできる。
本発明において、原紙表面に表面処理剤を塗工する場合、例えば、プレドライヤーとアフタードライヤーの間に設置された表面塗工装置を利用することができる。塗工装置は、一般に使用されるもの用いることができ、電子写真用転写紙用の抄紙機ではゲートロールサイズプレスなどのフィルムトランスファー型のサイズプレスが一般的に用いられ、本発明においても好ましく用いることができる。
本発明においては、オンラインソフトキャレンダ、オンラインチルドカレンダなどにより塗工前の原紙にプレカレンダー処理を行い、原紙を予め平滑化しておくこともできる。
顔料塗工
本発明の電子写真用転写紙は、顔料塗工により顔料塗工層を設けることもできる。本発明の電子写真用転写紙における顔料塗工層は、単層であっても多層であってもよい。本発明において塗工方法は特に制限されず、公知の原料を用いて公知の方法によることができる。もちろん、本発明においては、このような顔料塗工を施さなくてもよい。顔料塗工を施した場合、紙の灰分は、顔料塗工層に含まれる無機物により高くなるため、本発明のある態様において、10重量%〜50重量%程度が好ましく、20重量%〜45重量%程度がより好ましい。
塗工工程
本発明の電子写真用転写紙は、以上のように得られた原紙上に、顔料と接着剤を主成分とする塗工液を塗工・乾燥して塗工層を設けることができる。塗工は、原紙の表面片面でも両面でも良いが、カールしない、表裏の物性が異ならないということから、両面塗工が好ましい。
また、顔料塗工する場合、本発明の塗工層に用いる顔料としては、顔料としてはカオリン、クレー、エンジニアードカオリン、デラミネーテッドクレー、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、酸化亜鉛、珪酸、珪酸塩、コロイダルシリカ、サチンホワイト等の無機顔料;プラスチックピグメント等の有機顔料を適宜選択して使用できる。
本発明で使用する接着剤(バインダー)について、特に制限はなく、例えば、好ましい接着剤として、スチレン・ブタジエン系、スチレン・アクリル系、エチレン・酢酸ビニル系、ブタジエン・メチルメタクリレート系、酢酸ビニル・ブチルアクリレート系等の各種共重合およびポリビニルアルコール、無水マレイン酸共重合体、アクリル酸・メチルメタクリレート系共重合体等の合成系接着剤;カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類;酸化澱粉、陽性澱粉、尿素燐酸エステル化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉などのエーテル化澱粉、デキストリン等の澱粉類;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース等のセルロース誘導体等の通常の塗工紙用接着剤1種類以上を適宜選択して使用することができる。また、前述した澱粉由来の高分子化合物を使用することもできる。顔料と接着剤の割合は公用の範囲で使用することができる。
本発明においては、電子写真用転写紙の帯電性を調整するために、導電剤を、顔料100重量部に対して0.1〜1.0重量部使用することが好ましい。上記導電剤としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、アルミン酸ソーダ、リン酸ナトリウム等の無機塩、及び蟻酸カリウム、シュウ酸ナトリウム等の有機酸塩、石鹸、リン酸塩、カルボン酸塩などの界面活性剤、4級アンモニウム塩、ポリアクリル酸塩、スチレンマレイン酸塩等の高分子電解質等を挙げることができるが、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機塩を用いることが好ましい。
本発明で用いる塗工液には、顔料と接着剤の他に、必要に応じて、分散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、耐水化剤などの各種助剤を適宜使用できる。
本発明において、塗工液の調製方法は特に限定されず、コータの種類によって適宜調整できる。
顔料塗工方法・塗工機
本発明においては、通常用いられるコータであればいずれを用いても良い。オンマシンコーターでもオフマシンコーターでも良く、オンマシンコーターであれば、サイズプレスコーター、ゲートロールコーター、ロッドメタリングサイズプレスコーターなどのシムサイザーなどのフィルム転写型ロールコーター、ブレードコーター、ブレードメタリングサイズプレスコーターなどのコーターを使用できる。塗工速度は、特に限定されない。
顔料塗工量
本発明における塗工液の塗工量は、片面あたり固形分で0.1〜6g/mが好ましく、0.3〜5g/mがより好ましく、0.5〜4g/mがさらに好ましい。
乾燥工程
本発明において、湿潤塗工層を乾燥させる方法に制限はなく、例えば蒸気過熱シリンダ、加熱熱風エアドライヤ、ガスヒータードライヤ、電気ヒータードライヤ、赤外線ヒータードライヤ等各種の方法が単独もしくは併用して用いることができる。本発明においては、乾燥状態が用紙のカールの程度に影響を及ぼすため、表裏の乾燥バランスをコントロールすることができるような装置を用いることが好ましい。
表面処理
本発明においては、紙表面にカレンダー処理を施すこともできるが、カレンダー装置の種類と処理条件は特に限定はなく、金属ロールから成る通常のカレンダーやソフトニップカレンダー、高温ソフトニップカレンダーなどの公用の装置を適宜選定し、品質目標値に応じて、これらの装置の制御可能な範囲内で条件を設定すればよい。
以下に実施例および比較例をあげて本発明をより詳細に説明するが、当然ながら、本発明は実施例のみに限定されない。なお、例中の部および%はそれぞれ重量部および重量%を示す。
[品質評価方法]
以下に記載する品質評価方法で、電子写真用転写紙の品質を評価した。
(1)印字操業性
23℃、50%RHの環境下で、長辺がMD方向となるようにして白紙をA4にカットし、印字方向に対してCD方向が平行となるようにサンプルをセットした状態でエプソン社製オフィリオLP−S7100を用いて100枚印字した際に、紙詰まりが発生する枚数を計測した。
○:紙詰まりは発生しない(0枚)
×:1枚以上紙詰まりが発生する
(2)クラークこわさ
23℃50%RHの環境下で24時間保持した白紙について、JIS P 8143に準拠した形でCD方向のクラークこわさを測定した。
(3)印字後カール
27℃、80%RHの環境下で、長辺がMD方向となるようにして白紙をA4にカットし、印字方向に対してCD方向が平行となるようにサンプルをセットした状態でエプソン社製オフィリオLP−S7100を用いて印字した後、印字面を上にして水平面に置いた際の四隅の高さを測定し、平均値を算出した。数値が小さい程、カールしにくいことを意味し、カールの高さが3cmを超えると、紙ぞろえしない等の問題が生じることがあるので好ましくない。
実施例1
製紙用原料パルプとしてフリーネスを420mLに調整した原料パルプ(LBKP100%)に対し、パルプ絶乾重量あたり有姿0.5%の液体硫酸バンド、0.5%のカチオン変性澱粉、0.2%の内添サイズ剤、23%の軽質炭酸カルシウム(粒径2.1μm)、100ppmの歩留まり向上剤を順次添加し、紙料を調製した。
この紙料を、オントップ型ツインワイヤー抄紙機を用いて抄紙速度1000m/分で坪量が68g/mとなるようにして中性抄紙した。
次いで、ゲートロールコーターを用いて、塩化ナトリウム(導電剤)とヒドロキシエチル澱粉(HES:エチレックス2015、Tate&Lyle社、分子量約54万、蒸煮16分後の160rpmでのRVA粘度2600mPa・s)を混合したクリア塗工液(濃度20%)を原紙上にゲートロールコータで塗布、乾燥した。クリア塗工層の塗工量は片面あたり3.1g/mであり、そのうち、塩化ナトリウムの塗工量は片面あたり0.05g/mだった。
その後、金属ロールから成るカレンダーを用いて、厚さが90μmとなるようにカレンダー処理を行い、坪量74g/mの電子写真用転写紙を得た。
実施例2
クリア塗工層の塗工量を片面で3.5g/mとした以外は、実施例1と同様にして電子写真用転写紙を得た。
実施例3
クリア塗工層をポンド式コーターで塗工し、クリア塗工層の塗工量を片面で5.0g/mとした以外は、実施例1と同様にして電子写真用転写紙を得た。
実施例4
ヒドロキシエチル澱粉としてエチレックス2015の代わりに、エチレックス2035(蒸煮16分後の160rpmでのRVA粘度8000mPa・s以上)を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真用転写紙を得た。クリア塗工液の濃度は20%、塗工量は片面で3.1g/mであった。
実施例5
ヒドロキシエチル澱粉としてエチレックス2015の代わりに、エチレックス2035を用いた以外は、実施例3と同様にして電子写真用転写紙を得た。クリア塗工液の濃度は20%、塗工量は片面で5.0g/mであった。
実施例6
ヒドロキシエチル澱粉(エチレックス2015)の代わりに、酸化澱粉(SK−20、日本コーンスターチ社、蒸煮16分後の160rpmでのRVA粘度5300mPa・s以上)を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真用転写紙を得た。クリア塗工液の濃度は20%、塗工量は片面で3.1g/mであった。
実施例7
ヒドロキシエチル澱粉(エチレックス2015)の代わりに、酸化澱粉(王子エースA、王子コーンスターチ社、蒸煮16分後の160rpmでのRVA粘度6000mPa・s以上)を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真用転写紙を得た。クリア塗工液の濃度は20%、塗工量は片面で3.1g/mであった。
実施例8
ヒドロキシエチル澱粉(エチレックス2015)の代わりに、エチレックス2005(蒸煮16分後の160rpmでのRVA粘度1490mPa・s以上)を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真用転写紙を得た。クリア塗工液の濃度は20%、塗工量は片面で3.6g/mであった。
実施例9
ヒドロキシエチル澱粉(エチレックス2015)の代わりに、エチレックス2005(蒸煮16分後の160rpmでのRVA粘度1490mPa・s以上)を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真用転写紙を得た。クリア塗工液の濃度は20%、塗工量は片面で5.3g/mであった。
比較例1
クリア塗工層の塗工量を両面で2.0g/m(片面あたり1.0g/m)とした以外は、実施例1と同様にして電子写真用転写紙を得た。
比較例2
クリア塗工層の塗工量を両面で1.0g/m(片面あたり0.5g/m)とした以外は、実施例1と同様にして電子写真用転写紙を得た。
比較例3
クリア塗工層の塗工量を両面で1.0g/m(片面あたり0.5g/m)とした以外は、実施例4と同様にして電子写真用転写紙を得た。
表1に結果を示す。表1から明らかなように、本発明によれば、こわさが高く、高湿の環境下でも印字操業性に優れた電子写真用紙が得られる。一方、比較例1〜3では印字操業性が劣っていた。また、塗工量を増やすことにより、印字後のカールも良好になる傾向がわかる。

Claims (7)

  1. 澱粉と導電剤を含有するクリア塗工層を片面あたり3.0g/mより多くなるように原紙上に塗工した電子写真用転写紙。
  2. 澱粉が片面あたり1.0g/m以上塗工されている、請求項1に記載の電子写真用転写紙。
  3. 澱粉がヒドロキシエチル澱粉である、請求項1または2に記載の電子写真用転写紙。
  4. A4サイズの電子写真用転写紙に27℃、80%RHの環境下で電子写真方式により画像を形成し、印刷面を上にして水平面に置いた際の紙の四隅の高さ(印刷後のカール)が3.0mm以下である、請求項1〜3のいずれかに記載の電子写真用転写紙。
  5. 澱粉を含有するクリア塗工層を片面あたり3g/mより多くなるように原紙上に塗工することを含む、電子写真用転写紙の製造方法。
  6. ゲートロールコーターによってクリア塗工層を塗工する、請求項5に記載の方法。
  7. 請求項1〜4のいずれかに記載の電子写真用転写紙を用いて、27℃以上、80%RH以上の環境下で電子写真方式により画像を形成する方法。
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