JP2013204472A - エンジンのピストン - Google Patents

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聡志 金池
Teruyuki Doi
照幸 土居
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Abstract

【課題】混合気を良好に撹拌して燃焼効率を向上させることができるエンジンのピストンを提供する。
【解決手段】ピストン10のヘッド部24の頂面に、溝部28を設けると共に、溝部28の周部にその端面から連続する第1及び第2のスキッシュ部29,30を設け、且つ溝部28の開口形状を、2つの半円部28aとこれらの半円部28aを接続する2つの直線部28bとからなるレーストラック形状とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、エンジンを構成するピストンに関するものであり、特に、ピストンのヘッド部の頂面の形状に関する。
従来、ピストンの頂面の形状によって燃焼室内に乱気流を発生させて、燃焼速度を高めて燃焼効率を向上させる技術が知られている。このように燃焼室内で乱気流を発生させて混合気を攪拌することで、エンジンの圧縮比を高くした場合でもノッキングの発生を抑制することができる。
具体的には、例えば、ピストンの頂面(冠面)の外縁部に部分的に凸状のスキッシュ部(凸部)を設けるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような構成では、圧縮行程でピストンを上昇させた際、ピストン頂面のスキッシュ部とシリンダヘッドの下面との間に狭い隙間(スキッシュエリア)が形成され、この隙間から混合気をスキッシュ流として押し出すことで燃焼室内の混合気が攪拌される。結果として燃焼効率が高まり、ノッキングの発生を抑制することができる。
特開2010−203334号公報
上述のようにピストンのヘッド部の頂面に凸部(スキッシュ部)を設けることで、燃焼効率を高めることができる。しかしながら凸部だけでは、燃焼効率を十分に向上することはできず、さらなる燃焼効率の向上が望まれている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、混合気を良好に撹拌して燃焼効率を向上させることができるエンジンのピストンを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、シリンダ内を摺動するエンジンのピストンであって、ヘッド部の頂面には燃焼室の一部を構成する溝部が設けられていると共に、該溝部の吸気側及び排気側の周縁部には前記溝部の端面から連続する凸部がそれぞれ設けられ、且つ前記溝部の開口形状が、2つの半円部とこれらの半円部を接続する2つの直線部とからなるレーストラック形状であることを特徴とするエンジンのピストンにある。
本発明の第2の態様は、第1の態様のエンジンのピストンにおいて、前記溝部の底面と端面とで形成される角部が、曲面で構成されていることを特徴とするエンジンのピストンにある。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様のエンジンのピストンにおいて、前記溝部の幅が、前記ヘッド部の直径の50%〜70%であることを特徴とするエンジンのピストンにある。
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか一つの態様のエンジンのピストンにおいて、前記凸部が、シリンダヘッドの下面との間にスキッシュエリアを形成するスキッシュ部であることを特徴とするエンジンのピストンにある。
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れか一つの態様のエンジンのピストンにおいて、反スラスト側のスカート部の幅が、スラスト側のスカート部の幅よりも狭いことを特徴とするエンジンのピストンにある。
かかる本発明では、圧縮行程において、燃焼室内に発生する乱気流によって混合気を効果的に攪拌することができる。したがって、燃焼効率が向上し、エンジンの圧縮比を高くした場合でもノッキングの発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る燃焼室を示すエンジンの断面図である。 本発明の一実施形態に係るピストンの正面図である。 本発明の一実施形態に係るピストンの上面図である。 本発明の一実施形態に係るピストンの側面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るエンジンのピストンについて図面を参照して説明する。
図1に示すように、ピストン10を備えるエンジン(内燃機関)11は、シリンダブロック12とシリンダヘッド13とを有する。ピストン10は、シリンダブロック12の各シリンダ14内に往復移動自在に収容されている。なおピストン10には、ピストンピン15によってコンロッド16が固定されており、ピストン10は、このコンロッド16を介してクランクシャフト(図示なし)に接続されている。
シリンダヘッド13の下面には凹部17が形成され、この凹部17とピストン10の頂面とで、いわゆるペントルーフ型の燃焼室18が形成されている。すなわち凹部17は、逆方向に傾斜する二つの第1の傾斜面17a及び第2の傾斜面17bで構成されている。シリンダヘッド13には、燃焼室18の中央部に対応する位置に点火プラグ19が設けられている。またシリンダヘッド13には、この点火プラグ19を挟んで両側、一対の吸気ポート20及び一対の排気ポート21がそれぞれ形成されている。本実施形態では、各吸気ポート20が第1の傾斜面17aに設けられ、各排気ポート21が第2の傾斜面17bに設けられている。なお各吸気ポート20には吸気弁22が設けられ、この吸気弁22によって吸気ポート20が開閉可能に構成されている。同様に、各排気ポート21には排気弁23が設けられ、この排気弁23によって排気ポート21が開閉可能に構成されている。
以下、燃焼室18を形成するピストン10の構造について詳しく説明する。図2〜図4に示すように、ピストン10は、シリンダ14内を摺動して燃焼室18を形成する円筒状のヘッド部24と、その下側に設けられる一対のスカート部25とを備えている。なおスカート部25を繋ぐサイドウォール部26には、肉厚のピンボス部(図示なし)が形成されており、このピンボス部にピストンピン15が挿入されるピン穴27が形成されている。
ヘッド部24の頂面には、その中央部に燃焼室18の一部を構成する溝部28が設けられている。溝部28は、シリンダヘッド13の第1の傾斜面17aと第2の傾斜面17bとの稜線に沿って形成され(図1参照)、その開口形状は、2つの半円部28aとこれらの半円部28aを接続する2つの直線部28bとからなるレーストラック形状となっている。すなわち各半円部28aは、ヘッド部24の中心点C0よりも外側に位置する点C1,C2を中心とする円弧であり、ヘッド部24の中心点C0を中心とする円弧とは異なる。
このような溝部28の寸法は、特に限定されないが、溝部28の幅(短径)W1は、ヘッド部24の直径D1の50〜70%程度であることが好ましい。特に、ヘッド部24の直径D1が70〜80mm程度である場合には、溝部28の幅W1が上記範囲であることが望ましい。
また溝部28の底面28cは、シリンダ14の軸方向とは直交する平面となっている。溝部28の側面(端面)28dは、この底面28cに対して所定角度で傾斜する傾斜面となっており、この側面28dと底面28cとで形成される角部はR形状となっている。すなわち、溝部28の側面28dは緩やかな円弧状に形成されている。
この溝部28の吸気ポート20側(吸気側)及び排気ポート21側(排気側)には、吸気弁22及び排気弁23に対向する領域を除いて、ヘッド部24の頂面からシリンダヘッド13側に突出する第1及び第2のスキッシュ部(凸部)29,30が設けられている。
なお吸気弁22に対向する部分は、第1のスキッシュ部29は設けられず吸気バルブリセス31となっており、排気弁23に対向する部分は、第2のスキッシュ部30は設けられず排気バルブリセス32となっている(図3参照)。これら吸気バルブリセス31及び排気バルブリセス32は、ピストン10がシリンダ14内を上死点付近まで上昇した際に、第1のスキッシュ部29に吸気弁22が干渉しないように、また第2のスキッシュ部30に排気弁23が干渉しないように形成された切欠きであって、各吸気弁22及び排気弁23に対応して設けられている。
第1のスキッシュ部29は、吸気バルブリセス31の間においては溝部28の側面から連続的に設けられている(図2参照)。すなわち第1のスキッシュ部29は、その側面29aが溝部28の側面28dから連続して形成されている。上述のように溝部28の側面28dは、底面28cに対して傾斜して設けられているため、第1のスキッシュ部29の頂点P1は、溝部28の開口縁部よりも若干外側に位置している。また第2のスキッシュ部30も、排気バルブリセス32の間において溝部28の側面28dから連続的に設けられ、第2のスキッシュ部30の頂点P2が、溝部28の開口縁部よりも若干外側に位置している。
また第1のスキッシュ部29の外周面は、ピストン10がシリンダ14内を上死点付近まで上昇した際に、第1の傾斜面17aと対向するように形成されている(図1参照)。すなわち、第1のスキッシュ部29の外周面は、第1の傾斜面17aと略同一の傾斜角度となるように形成されている。第2のスキッシュ部30の外周面も、第1のスキッシュ部29と同様に、第2の傾斜面17bと略同一の傾斜角度となるように形成されている。
このような第1及び第2のスキッシュ部29,30をヘッド部24が備える構成では、ピストン10が上死点付近まで上昇すると、第1及び第2の傾斜面17a,17bと第1及び第2のスキッシュ部29,30との隙間が狭まり、いわゆるスキッシュエリアが形成される。これにより、燃焼室18内に乱流(スキッシュ流)が形成されて、混合気が良好に攪拌される。さらに本発明では、これら第1のスキッシュ部29と第2のスキッシュ部30との間に、上述したレーストラック型の溝部28が形成されているため、混合気を効果的に攪拌できると共に混合気を燃焼室18の中央部に集中させ易くなる。これにより、燃焼効率を効果的に高めることができる。
またピストン10がこのような構成のヘッド部24を備える場合、ヘッド部24の下側に設けられるスカート部25は、反スラスト側のスカート部25aの幅W2がスラスト側のスカート部25bの幅W3よりも狭くなるように設けられていることが好ましい(図4参照)。なおここでいうスラスト側とは、膨張行程においてピストン10がシリンダ14の内壁に押し付けられる側のことをいい、その反対側を反スラスト側という。
このように反スラスト側のスカート部25aの幅を比較的狭くすることで、ピストン10の軽量化を図ることができる。一方、スラスト側のスカート部25bの幅は比較的広くすることで、膨張工程におけるスカート部25bのシリンダブロック12との受圧面積を十分に確保して耐スカッフ性を向上することができる。すなわちスカート部25を上記のような構成とすることで、ピストン10の軽量化を図りつつ、スカート部25の耐スカッフ性も向上することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、吸気管噴射型のエンジンを例示したが、エンジンの形式はこれに限らず、例えば筒内噴射型のエンジンであってもよい。
10 ピストン
12 シリンダブロック
13 シリンダヘッド
14 シリンダ
15 ピストンピン
16 コンロッド
17 凹部
18 燃焼室
19 点火プラグ
20 吸気ポート
21 排気ポート
22 吸気弁
23 排気弁
24 ヘッド部
25 スカート部
26 サイドウォール部
27 ピン穴
28 溝部
29 第1のスキッシュ部
30 第2のスキッシュ部
31 吸気バルブリセス
32 排気バルブリセス

Claims (5)

  1. シリンダ内を摺動するエンジンのピストンであって、
    ヘッド部の頂面には燃焼室の一部を構成する溝部が設けられていると共に、該溝部の吸気側及び排気側の周縁部には前記溝部の端面から連続する凸部がそれぞれ設けられ、
    且つ前記溝部の開口形状が、2つの半円部とこれらの半円部を接続する2つの直線部とからなるレーストラック形状であることを特徴とするエンジンのピストン。
  2. 請求項1に記載のエンジンのピストンにおいて、
    前記溝部の底面と端面とで形成される角部が、曲面で構成されていることを特徴とするエンジンのピストン。
  3. 請求項1又は2に記載のエンジンのピストンにおいて、
    前記溝部の幅が、前記ヘッド部の直径の50%〜70%であることを特徴とするエンジンのピストン。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載のエンジンのピストンにおいて、
    前記凸部が、シリンダヘッドの下面との間にスキッシュエリアを形成するスキッシュ部であることを特徴とするエンジンのピストン。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のエンジンのピストンにおいて、
    反スラスト側のスカート部の幅が、スラスト側のスカート部の幅よりも狭いことを特徴とするエンジンのピストン。
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