JP6946944B2 - 内燃機関の燃焼室構造 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の燃焼室構造に関する。
内燃機関において、燃焼室構造により火炎伝播性を向上する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されるレシプロエンジンは、幾何学的圧縮比が13.0以上であって、ピストンの上面に隆起部および凹部が形成されており、ピストンが上死点にあるときにピストンの上面とシリンダヘッドの天井面との間に所定の隙間が形成されることによって燃焼室が形成され、ピストンが点火プラグを中心とする所定の半径を有する仮想球体と干渉しないようにしている。
これにより、特許文献1に記載されるレシプロエンジンは、隆起部によって幾何学的圧縮比を高くしつつ、凹部の形状により火炎伝播性を高め、レシプロエンジンの燃費を向上できる。
特許第5003496号公報
しかしながら、従来のレシプロエンジンにあっては、隆起部がピストンの中心軸(点火プラグの中心軸)を中心にピストンの上面から上方に大きく隆起しているので、ピストンが上死点に近づいた際に、縦渦が隆起部と衝突して空気の流動が減衰し、燃料と空気の混合性を向上することが困難となる。
さらに、バルブリセスの空間と隆起部内の凹部とが扁平な空間で接続されているので、バルブリセスに侵入した混合気が燃焼し難い。これに加えて、燃焼室の表面積が増大し、燃焼ガスの冷却損失が増加するおそれがある。
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、ピストンの頂面にバリブリセス、隆起部およびボウル部を有し、混合気の燃焼性を容易に向上できるとともに、燃焼ガスの冷却損失を容易に低減できる内燃機関の燃焼室構造を提供することを目的とするものである。
本発明は、シリンダを有するシリンダブロックと、前記シリンダに往復動自在に収容されたピストンと、前記シリンダブロックに取付けられたシリンダヘッドとによって形成される燃焼室を有し、前記シリンダヘッドは、一対の吸気弁と一対の排気弁とが互いに逆側に傾いて設置されるように傾斜されるペントルーフ型の天井壁と、前記ピストンの中心軸と直交して延びる底面とを有し、前記天井壁と前記ピストンの頂面との間にスキッシュ部が形成されており、前記ピストンの頂面に、ボウル部を取り囲む隆起部と、前記一対の吸気弁と前記一対の排気弁とに対して干渉することを回避する一対の吸気側バルブリセスおよび一対の排気側バルブリセスとが設置される内燃機関の燃焼室構造であって、前記スキッシュ部は、前記シリンダヘッドの底面と平行で、かつ、少なくとも前記一対の吸気弁および前記一対の排気弁に対して外側に位置するように前記天井壁に設けられたシリンダヘッド吸気側平坦部およびシリンダヘッド排気側平坦部と、前記シリンダヘッド吸気側平坦部に対向するように前記ピストンの頂面に設けられ、かつ、先端部が前記ピストンの頂面の半径方向の外周縁から前記一対の吸気側バルブリセスの間に延びるピストン吸気側平坦部と、前記シリンダヘッド排気側平坦部に対向するように前記ピストンの頂面に設けられ、かつ、先端部が前記ピストンの頂面の半径方向の外周縁から前記一対の排気側バルブリセスの間に延びるピストン排気側平坦部とを有し、前記隆起部は、前記ピストン吸気側平坦部と前記ピストン排気側平坦部との間において、前記ピストン吸気側平坦部および前記ピストン排気側平坦部よりも上方に隆起しており、前記一対の吸気側バルブリセスは、前記ピストン吸気側平坦部と前記隆起部とに亙って形成されており、前記一対の排気側バルブリセスは、前記ピストン排気側平坦部と前記隆起部とに亙って形成されており、前記ボウル部は、前記隆起部から前記ピストンの中心軸に向かって球面状となるように窪んでおり、前記隆起部は、前記一対の吸気側バルブリセスと前記ピストン吸気側平坦部とを横切る吸気側峰部と、前記一対の排気側バルブリセスと前記ピストン排気側平坦部とを横切る排気側峰部と、前記吸気側峰部の端部と前記排気側峰部の端部とを連絡し、前記ピストンの頂面の半径方向の外周縁に沿って延びる第1の連絡峰部および第2の連絡峰部とを有し、前記第1の連絡峰部および前記第2の連絡峰部は、前記吸気側峰部および前記排気側峰部よりも高い位置に位置しており、前記吸気側峰部は、前記ピストンの高さ方向で前記ピストン吸気側平坦部と前記一対の吸気側バルブリセスとが交差する位置の近傍において、前記ピストン吸気側平坦部を横切り、かつ前記ピストン吸気側平坦部から前記第1の連絡峰部および前記第2の連絡峰部に向かうにつれてその高さが連続的に増加し、前記排気側峰部は、前記ピストンの高さ方向で前記ピストン排気側平坦部と前記一対の排気側バルブリセスとが交差する位置の近傍において、前記ピストン排気側平坦部を横切り、かつ前記ピストン排気側平坦部から前記第1の連絡峰部および前記第2の連絡峰部に向かうにつれてその高さが連続的に増加することを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、ピストンの頂面にバリブリセス、隆起部およびボウル部を有し、混合気の燃焼性を容易に向上できるとともに、燃焼ガスの冷却損失を容易に低減できる。
図1は、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造を示す図であり、シリンダヘッドの平面図である。 図2は、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造を示す図であり、燃焼室の天井壁を示す図である。 図3は、図1のIII−III方向矢視断面図である。 図4は、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造を示す図であり、ピストンの斜視図である。 図5は、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造を示す図であり、ピストンの平面図である。 図6は、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造を示す図であり、ピストンの正面図である。 図7は、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造を示す図であり、図5のV−V方向矢視断面図である。 図8は、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造を示す図であり、図7の吸気側峰部付近の拡大図である。 図9は、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造を示す図であり、図5のIX−IX方向矢視断面図である。 図10は、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造を示す図であり、ピストンが上死点にある場合の点火プラグと第2のボウル部との位置関係を示す図である。 図11は、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造を示す図であり、ピストンが上死点にある場合の燃焼室内の混合気の流動を示す図である。
本発明の一実施の形態に係る内燃機関の燃焼室構造は、シリンダを有するシリンダブロックと、シリンダに往復動自在に収容されたピストンと、シリンダブロックに取付けられたシリンダヘッドとによって形成される燃焼室を有し、シリンダヘッドは、一対の吸気弁と一対の排気弁とが互いに逆側に傾いて設置されるように傾斜されるペントルーフ型の天井壁と、ピストンの中心軸と直交して延びる底面とを有し、天井壁とピストンの頂面との間にスキッシュ部が形成されており、ピストンの頂面に、ボウル部を取り囲む隆起部と、一対の吸気弁と一対の排気弁とに対して干渉することを回避する一対の吸気側バルブリセスおよび一対の排気側バルブリセスとが設置される内燃機関の燃焼室構造であって、スキッシュ部は、シリンダヘッドの底面と平行で、かつ、少なくとも一対の吸気弁および一対の排気弁に対して外側に位置するように天井壁に設けられたシリンダヘッド吸気側平坦部およびシリンダヘッド排気側平坦部と、シリンダヘッド吸気側平坦部に対向するようにピストンの頂面に設けられ、かつ、先端部がピストンの頂面の半径方向の外周縁から一対の吸気側バルブリセスの間に延びるピストン吸気側平坦部と、シリンダヘッド排気側平坦部に対向するようにピストンの頂面に設けられ、かつ、先端部がピストンの頂面の半径方向の外周縁から一対の排気側バルブリセスの間に延びるピストン排気側平坦部とを有し、隆起部は、ピストン吸気側平坦部とピストン排気側平坦部との間において、ピストン吸気側平坦部およびピストン排気側平坦部よりも上方に隆起しており、一対の吸気側バルブリセスは、ピストン吸気側平坦部と隆起部とに亙って形成されており、一対の排気側バルブリセスは、ピストン排気側平坦部と隆起部とに亙って形成されており、ボウル部は、隆起部からピストンの中心軸に向かって球面状となるように窪んでおり、隆起部は、一対の吸気側バルブリセスとピストン吸気側平坦部とを横切る吸気側峰部と、一対の排気側バルブリセスとピストン排気側平坦部とを横切る排気側峰部と、吸気側峰部の端部と排気側峰部の端部とを連絡し、ピストンの頂面の半径方向の外周縁に沿って延びる第1の連絡峰部および第2の連絡峰部とを有し、第1の連絡峰部および第2の連絡峰部は、吸気側峰部および排気側峰部よりも高い位置に位置しており、吸気側峰部は、ピストンの高さ方向でピストン吸気側平坦部と一対の吸気側バルブリセスとが交差する位置の近傍において、ピストン吸気側平坦部を横切り、かつピストン吸気側平坦部から第1の連絡峰部および第2の連絡峰部に向かうにつれてその高さが連続的に増加し、排気側峰部は、ピストンの高さ方向でピストン排気側平坦部と一対の排気側バルブリセスとが交差する位置の近傍において、ピストン排気側平坦部を横切り、かつピストン排気側平坦部から第1の連絡峰部および第2の連絡峰部に向かうにつれてその高さが連続的に増加するものである。
これにより、ピストンの頂面にバリブリセス、隆起部およびボウル部を有し、混合気の燃焼性を容易に向上できるとともに、燃焼ガスの冷却を容易に低減できる。
以下、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造について、図面を用いて説明する。
図1から図11は、本発明の一実施例に係る内燃機関の燃焼室構造を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1、図2において、内燃機関としてのエンジン1は、シリンダヘッド2を備えている。シリンダヘッド2には一対の吸気ポート2b、2cと一対の排気ポート2d、2eとが形成されている。
図3において、エンジン1は、シリンダブロック3を備えており、シリンダブロック3の上部にはシリンダヘッド2が設けられている。シリンダブロック3の内部にはシリンダ4が形成されており、シリンダ4の内部にはピストン5が往復動自在に設けられている。
ピストン5は、図示しないコネクティングロッドを介して図示しないクランクシャフトに連結されており、ピストン5の往復動は、コネクティングロッドを介してクランクシャフトの回転運動に変換される。
シリンダヘッド2とシリンダブロック3には燃焼室6が形成されている。燃焼室6は、シリンダヘッド2の底面2aに形成された吸気側天井壁2fおよび排気側天井壁2gと(図2参照)、シリンダ4の内壁(シリンダボア)と、ピストン5の頂面5Aとよって囲まれる空間から構成されている。
図1において、シリンダヘッド2には一対の吸気弁7A、7Bと一対の排気弁8A、8Bとが設けられている。吸気弁7Aは、先端に傘部7aを有し(図2参照)、図示しない吸気カムの回転に同期して傘部7aによって吸気ポート2bを開閉する。
吸気弁7Bは、先端に7bを有し(図2参照)、図示しない吸気カムの回転に同期して傘部7bによって吸気ポート2cを開閉する。
排気弁8Aは、先端部に傘部8aを有し(図2参照)、図示しない排気カムの回転に同期して傘部8aによって排気ポート2dを開閉する。
排気弁8Bは、先端部に傘部8bを有し(図2参照)、図示しない排気カムの回転に同期して傘部8bによって排気ポート2eを開閉する。
シリンダヘッド2の底面2aは、ピストン5の中心軸5aと直交して延びる平面を有する。
図3において、吸気側天井壁2fおよび排気側天井壁2gは、底面2aからピストン5の中心軸5aに向かって上方に向くように傾いており、吸気弁7A、7Bと排気弁8A、8Bとは、互いに逆側に傾くようにしてシリンダヘッド2に設置されている。本実施例の吸気側天井壁2fおよび排気側天井壁2gは、ペントルーフ型の天井壁2Rを構成する。
吸気側天井壁2fおよび排気側天井壁2gとピストン5の頂面5Aとの間にスキッシュ部11、12が形成されている。
スキッシュ部11、12は、シリンダヘッド2の底面2aと平行で、かつ、吸気弁7A、7Bおよび排気弁8A、8Bに対して外側に位置するように吸気側天井壁2fと排気側天井壁2gとに設けられたシリンダヘッド吸気側平坦部13とシリンダヘッド排気側平坦部14とを有する。
スキッシュ部11、12は、シリンダヘッド吸気側平坦部13およびシリンダヘッド排気側平坦部14に対向するようにピストン5の頂面5Aに設けられたピストン吸気側平坦部15およびピストン排気側平坦部16を有する。
シリンダヘッド吸気側平坦部13とピストン吸気側平坦部15とは、平行な平面に形成されており、シリンダヘッド排気側平坦部14とピストン排気側平坦部16とは、平行な平面に形成されている。
図4、図5において、ピストン5の頂面5Aには一対の吸気側バルブリセス17、18が形成されており、吸気側バルブリセス17、18は、ピストン吸気側平坦部15よりも下方に窪んでいる。図5においては、傘部7a、7bと吸気側バルブリセス17、18との位置関係および傘部8a、8bと排気側バルブリセス19、20との位置関係を示している。
吸気側バルブリセス17、18は、吸気弁7A、7Bが吸気ポート2b、2cを開放して吸気側天井壁2fよりも下方に移動したときに、吸気弁7A、7Bと干渉することを回避する逃げ部を構成している。
ピストン5の頂面5Aには一対の排気側バルブリセス19、20が形成されており、排気側バルブリセス19、20は、ピストン排気側平坦部16よりも下方に窪んでいる。
排気側バルブリセス19、20は、排気弁8A、8Bが排気ポート2d、2eを開放して排気側天井壁2gよりも下方に移動したときに、排気弁8A、8Bと干渉することを回避する逃げ部を構成している。
ピストン吸気側平坦部15は、ピストン5の頂面5Aの半径方向の外周縁5bから吸気側バルブリセス17、18の間に延びる先端部15aを有している。
ピストン排気側平坦部16は、ピストン5の中心軸5aを挟んで半径方向の外周縁5bと反対側に位置するピストン5の頂面5Aの半径方向の外周縁5cから排気側バルブリセス19、20の間に延びる先端部16aを有している。
ピストン5の頂面5Aには隆起部21が設けられている。隆起部21は、ピストン吸気側平坦部15とピストン排気側平坦部16との間において、ピストン吸気側平坦部15およびピストン排気側平坦部16よりも上方に隆起している。
隆起部21によって囲まれるピストン5の頂面5Aには第1のボウル部22が形成されており、第1のボウル部22は、その底壁が、隆起部21からピストン5の中心軸5aに向かって球面状となるように窪んでいる。本実施例の第1のボウル部22は、本発明のボウル部を構成する。
ピストン5の高さ方向にて吸気側バルブリセス17、18は、ピストン吸気側平坦部15と隆起部21とに亙って形成されており、ピストン吸気側平坦部15から隆起部21に向かい、傘部7a、7bの傾斜方向に沿って上方に傾斜している。
ピストン5の高さ方向にて排気側バルブリセス19、20は、ピストン排気側平坦部16と隆起部21とに亙って形成されており、ピストン排気側平坦部16から隆起部21に向かい、傘部8a、8bの傾斜方向に沿って上方に傾斜している。
隆起部21は、吸気側バルブリセス17、18とピストン吸気側平坦部15とを横切る吸気側峰部23と、排気側バルブリセス19、20とピストン排気側平坦部16とを横切る排気側峰部24とを有する。
隆起部21は、吸気側峰部23の端部23aと排気側峰部24の端部24aとを連絡し、ピストン5の頂面5Aの半径方向の外周縁5dに沿って延びる第1の連絡峰部25と、吸気側峰部23の端部23bと排気側峰部24の端部24bとを連絡し、ピストン5の頂面5Aの半径方向の外周縁5eに沿って延びる第2の連絡峰部26とを有する。
図4、図5において、隆起部21は、吸気側峰部23から吸気側バルブリセス17、18に向かって傾斜する傾斜面23A(詳細は、図8参照)を有する。図8に示すように、傾斜面23Aの傾斜方向の上端は、ピストン側吸気平坦部15から上方に立ち上がっている。
図4、図5において、隆起部21は、排気側峰部24から排気側バルブリセス19、20に向かって傾斜する傾斜面24Aを有する。傾斜面24Aの傾斜方向の上端は、ピストン側排気平坦部16から上方に立ち上がっている。
図7において、第1の連絡峰部25は、吸気側峰部23および排気側峰部24よりも高い位置に位置している。
図6において、第2の連絡峰部26は、吸気側峰部23および排気側峰部24よりも高い位置に位置している。
図4、図5において、吸気側峰部23は、ピストン5の高さ方向でピストン吸気側平坦部15と吸気側バルブリセス17、18とが交差する位置27の近傍において、ピストン吸気側平坦部15を横切っている。
ピストン5の高さ方向でピストン吸気側平坦部15と吸気側バルブリセス17、18とが交差する位置27とは、ピストン吸気側平坦部15と吸気側バルブリセス17、18とが上下方向で連続する部分であり、吸気側バルブリセス17、18の外周端である。
さらに、吸気側峰部23は、ピストン吸気側平坦部15から第1の連絡峰部25および第2の連絡峰部26に向かうにつれてその高さが連続的に増加している(図9参照)。
排気側峰部24は、ピストン5の高さ方向でピストン排気側平坦部16と排気側バルブリセス19、20とが交差する位置28の近傍において、ピストン排気側平坦部16を横切っている。
ピストン5の高さ方向でピストン排気側平坦部16と排気側バルブリセス19、20とが交差する位置28とは、ピストン排気側平坦部16と排気側バルブリセス19、20とが上下方向で連続する部分であり、排気側バルブリセス19、20の外周端である。
さらに、排気側峰部24は、ピストン排気側平坦部16から第1の連絡峰部25および第2の連絡峰部26に向かうにつれて高さが連続的に増加している。
これにより、ピストン5の頂面5Aには隆起部21からピストン5の中心軸5aに向かって球面状となるように窪んだ第1のボウル部22を形成することができる。
これに対して、吸気側峰部23および排気側峰部24のそれぞれが、ピストン吸気側平坦部15およびピストン排気側平坦部16から第1の連絡峰部25および第2の連絡峰部26に向かうにつれてその高さが連続的に減少すると、ピストン5の頂面5Aには隆起部21からピストン5の中心軸5aに向かって球面状となるように窪んだ第1のボウル部22を広範囲に形成することができない。
図2において、吸気側天井壁2fと排気側天井壁2gの接続部、すなわち、天井壁2Rの中央部には点火プラグ30が設置されている。
図4、図5において、第1のボウル部22の中央部に第2のボウル部29が設置されている。
図9において、第1のボウル部22の曲率半径R1は、第2のボウル部29の曲率半径R2よりも大きく形成されており、第2のボウル部29は、ピストン5の中心軸5aを中心とした第1のボウル部22の半径よりも小さい半径で、かつ、第1のボウル部22よりも深い球面状に形成されている。
図10において、第2のボウル部29は、点火プラグ30と上下方向に並ぶようにピストン5の頂面5Aに形成されている。
点火プラグ30は、図示しないイグニッションコイルで発生した高圧電流を中心電極30aで受け、中心電極30aと接地電極30bとの隙間で火花を発生させる。これにより、燃焼室6内に導入された空気と燃料の混合気が点火される。
第2のボウル部29の中心部と点火位置30cまでの距離L1は、中心電極30aの上端と点火位置30cまでの距離L2と略同じ距離に設定されている。
本実施例のエンジン1の燃焼室構造において、吸気側天井壁2fおよび排気側天井壁2gとピストン5の頂面5Aとの間にスキッシュ部11、12が形成されている。スキッシュ部11、12は、シリンダヘッド2の底面2aと平行で、かつ、吸気弁7A、7Bおよび排気弁8A、8Bに対してピストン5の頂面5Aの半径方向外方に設けられたシリンダヘッド吸気側平坦部13およびシリンダヘッド排気側平坦部14を有する。
スキッシュ部11は、シリンダヘッド吸気側平坦部13に対向するようにピストン5の頂面5Aに設けられ、かつ、先端部15aがピストン5の頂面5Aの半径方向の外周縁5bから吸気側バルブリセス17、18の間に延びるピストン吸気側平坦部15を有する。
スキッシュ部12は、シリンダヘッド排気側平坦部14に対向するようにピストン5の頂面5Aに設けられ、かつ、先端部16aがピストン5の頂面5Aの半径方向の外周縁5cから排気側バルブリセス19、20の間に延びるピストン排気側平坦部16を有する。
これにより、吸気ポート2b、2cから燃焼室6に導入される空気は、ピストン5が上死点に向かって上昇したときに、スキッシュ部11、12によってピストン5の中心軸5aに向かって指向できる。
また、スキッシュ部11をシリンダヘッド2の底面2aと平行なシリンダヘッド吸気側平坦部13とピストン吸気側平坦部15とによって構成し、スキッシュ部12をシリンダヘッド2の底面2aと平行なシリンダヘッド排気側平坦部14とピストン排気側平坦部16とによって構成することにより、燃焼室6の容積を減少させることができる。このため、隆起部21の高さを極端に高くすることなく、圧縮比を高くできる。
また、本実施例のエンジン1の燃焼室構造によれば、隆起部21を有し、隆起部21は、ピストン吸気側平坦部15とピストン排気側平坦部16との間において、ピストン吸気側平坦部15およびピストン排気側平坦部16よりも上方に隆起している。
また、ピストン5の頂面5Aには第1のボウル部22が設けられており、第1のボウル部22は、隆起部21からピストン5の中心軸5aに向かって球面状となるように窪んでいる。
隆起部21は、吸気側バルブリセス17、18とピストン吸気側平坦部15とを横切る吸気側峰部23と、排気側バルブリセス19、20とピストン排気側平坦部16とを横切る排気側峰部24と、吸気側峰部23の端部23a、23bと排気側峰部24の端部24a、24bとを連絡し、ピストン5の頂面5Aの半径方向の外周縁5d、5eに沿って延びる第1の連絡峰部25および第2の連絡峰部26とを有する。
第1の連絡峰部25および第2の連絡峰部26は、吸気側峰部23および排気側峰部24よりも高い位置に位置している。
吸気側峰部23は、ピストン5の高さ方向でピストン吸気側平坦部15と吸気側バルブリセス17、18とが交差する位置27の近傍において、ピストン吸気側平坦部15を横切り、かつピストン吸気側平坦部15から第1の連絡峰部25および第2の連絡峰部26に向かうにつれてその高さが連続的に増加している。
排気側峰部24は、ピストン5の高さ方向でピストン排気側平坦部16と排気側バルブリセス19、20とが交差する位置28の近傍において、ピストン排気側平坦部16を横切り、かつピストン排気側平坦部16から第1の連絡峰部25および第2の連絡峰部26に向かうにつれてその高さが連続的に増加している。
これにより、吸気側峰部23および排気側峰部24をピストン5の中心軸5aから離れた位置であって、ピストン吸気側平坦部15とピストン排気側平坦部16とに近づいた位置に設置できる。
このため、隆起部21の高さを極端に高くすることなく圧縮比を高くでき、かつ第1のボウル部22を浅くして第1のボウル部22の設置面積を拡大でき、第1のボウル部22の曲率半径R1を大きくできる。
したがって、ピストン5が上死点に位置したときの燃焼室6の全体の形状を球状に近づけることができ、シリンダ4の内部で縦方向に旋回する混合気の流動を維持することができる。この結果、燃焼室6内において燃料と空気を均一に混合させることができ、混合気の燃焼性を向上できる。
図11は、ピストン5が上死点にあるときの燃焼室6の混合気の流動を示す図であり、線が太くなるほど混合気の流速が大きいことを示す。図11から明らかなように、本実施例のエンジン1の燃焼室構造において、矢印Aで示すように、シリンダ4の内部で縦方向に旋回する混合気の流動を維持できることが実験によって確認された。
また、本実施例のエンジン1の燃焼室構造によれば、ピストン5の高さ方向にて吸気側バルブリセス17、18は、ピストン吸気側平坦部15と隆起部21とに亙って形成されており、排気側バルブリセス19、20は、ピストン排気側平坦部16と隆起部21とに亙って形成されている。
これにより、吸気側バルブリセス17、18と第1のボウル部22とを高さの低い隆起部21によって接続でき、かつ、排気側バルブリセス19、20と第1のボウル部22とを高さの低い隆起部21によって接続できる。
このため、吸気側バルブリセス17、18および排気側バルブリセス19、20の内部の空間と第1のボウル部22の内部の空間とを滑らかに連通することができ、吸気側バルブリセス17、18および排気側バルブリセス19、20に侵入した混合気を燃焼し易くでき、混合気の燃焼性をより効果的に向上できる。
これに加えて、第1のボウル部22は、深さが浅く表面積が大きい球面状であるため、従来のようにピストンの頂面に高さの高い隆起部が配置され、この隆起部に深さの深いボウル部が配置される燃焼室構造と比べて、ピストン5の頂面5Aの表面積を減少させることできる。このため、燃焼室6の表面積を減少させることができる。
この結果、燃焼ガスの熱エネルギーが燃焼室6の壁面からエンジン1の外部に放出されることに伴うエンジン1の冷却損失を低減でき、混合気の燃焼性をより効果的に向上できる。
また、本実施例のエンジン1の燃焼室構造によれば、天井壁2Rの中央部に点火プラグ30が設置されている。
これに加えて、第1のボウル部22の中央部に第2のボウル部29が設置されており、第2のボウル部29は、ピストン5の中心軸5aを中心とした第1のボウル部22の半径よりも半径が小さく、かつ、第1のボウル部22よりも深い球面状に形成されている。
これにより、シリンダ4の内部で縦方向に旋回する混合気の流動を維持しつつ、点火プラグ30によって発生した火炎を第2のボウル部29により第1のボウル部22と接触し難くできる。これにより、混合気の燃焼性をより効果的に向上できることに加えて、エンジン1の冷却損失をより効果的に低減できる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1...エンジン(内燃機関)、2...シリンダヘッド、2R...天井壁、2a...底面(シリンダヘッドの底面)、3...シリンダブロック、4...シリンダ、5...ピストン、5A...頂面(ピストンの頂面)、5a...中心軸(ピストンの中心軸)、5b,5c...外周縁(ピストンの頂面の半径方向の外周縁)、6...燃焼室、7A,7B...吸気弁、8A,8B...排気弁、11,12...スキッシュ部、13...シリンダヘッド吸気側平坦部、14...シリンダヘッド排気側平坦部、15...ピストン吸気側平坦部、15a...先端部(ピストン吸気側平坦部の先端部)、16...ピストン排気側平坦部、16a...先端部(ピストン排気側平坦部の先端部)、17,18...吸気側バルブリセス、19,20...排気側バルブリセス、21...隆起部、22...第1のボウル部(ボウル部)、23...吸気側峰部、23a,23b...端部(吸気側峰部の端部)、24...排気側峰部、24a,24b...端部(排気側峰部の端部)、25...第1の連絡峰部、26...第2の連絡峰部、29...第2のボウル部、30...点火プラグ

Claims (2)

  1. シリンダを有するシリンダブロックと、前記シリンダに往復動自在に収容されたピストンと、前記シリンダブロックに取付けられたシリンダヘッドとによって形成される燃焼室を有し、
    前記シリンダヘッドは、一対の吸気弁と一対の排気弁とが互いに逆側に傾いて設置されるように傾斜されるペントルーフ型の天井壁と、前記ピストンの中心軸と直交して延びる底面とを有し、
    前記天井壁と前記ピストンの頂面との間にスキッシュ部が形成されており、
    前記ピストンの頂面に、ボウル部を取り囲む隆起部と、前記一対の吸気弁と前記一対の排気弁とに対して干渉することを回避する一対の吸気側バルブリセスおよび一対の排気側バルブリセスとが設置される内燃機関の燃焼室構造であって、
    前記スキッシュ部は、前記シリンダヘッドの底面と平行で、かつ、少なくとも前記一対の吸気弁および前記一対の排気弁に対して外側に位置するように前記天井壁に設けられたシリンダヘッド吸気側平坦部およびシリンダヘッド排気側平坦部と、前記シリンダヘッド吸気側平坦部に対向するように前記ピストンの頂面に設けられ、かつ、先端部が前記ピストンの頂面の半径方向の外周縁から前記一対の吸気側バルブリセスの間に延びるピストン吸気側平坦部と、前記シリンダヘッド排気側平坦部に対向するように前記ピストンの頂面に設けられ、かつ、先端部が前記ピストンの頂面の半径方向の外周縁から前記一対の排気側バルブリセスの間に延びるピストン排気側平坦部とを有し、
    前記隆起部は、前記ピストン吸気側平坦部と前記ピストン排気側平坦部との間において、前記ピストン吸気側平坦部および前記ピストン排気側平坦部よりも上方に隆起しており、
    前記一対の吸気側バルブリセスは、前記ピストン吸気側平坦部と前記隆起部とに亙って形成されており、
    前記一対の排気側バルブリセスは、前記ピストン排気側平坦部と前記隆起部とに亙って形成されており、
    前記ボウル部は、前記隆起部から前記ピストンの中心軸に向かって球面状となるように窪んでおり、
    前記隆起部は、前記一対の吸気側バルブリセスと前記ピストン吸気側平坦部とを横切る吸気側峰部と、前記一対の排気側バルブリセスと前記ピストン排気側平坦部とを横切る排気側峰部と、前記吸気側峰部の端部と前記排気側峰部の端部とを連絡し、前記ピストンの頂面の半径方向の外周縁に沿って延びる第1の連絡峰部および第2の連絡峰部とを有し、
    前記第1の連絡峰部および前記第2の連絡峰部は、前記吸気側峰部および前記排気側峰部よりも高い位置に位置しており、
    前記吸気側峰部は、前記ピストンの高さ方向で前記ピストン吸気側平坦部と前記一対の吸気側バルブリセスとが交差する位置の近傍において、前記ピストン吸気側平坦部を横切り、かつ前記ピストン吸気側平坦部から前記第1の連絡峰部および前記第2の連絡峰部に向かうにつれてその高さが連続的に増加し、
    前記排気側峰部は、前記ピストンの高さ方向で前記ピストン排気側平坦部と前記一対の排気側バルブリセスとが交差する位置の近傍において、前記ピストン排気側平坦部を横切り、かつ前記ピストン排気側平坦部から前記第1の連絡峰部および前記第2の連絡峰部に向かうにつれてその高さが連続的に増加することを特徴とする内燃機関の燃焼室構造。
  2. 前記天井壁の中央部に点火プラグが設置されており、
    前記ボウル部を第1のボウル部とした場合に、前記第1のボウル部の中央部に前記点火プラグと上下方向に並ぶように第2のボウル部が設置されており、
    前記第2のボウル部は、前記ピストンの中心軸を中心とした前記第1のボウル部の半径よりも半径が小さく、かつ、前記第1のボウル部よりも深い球面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃焼室構造。
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