JP2013203411A - 包装袋用の底部材及びそれを用いた包装袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】折り線12aによりプラスチックメッシュを内向きに二つ折りにした底部材12が、一対の本体フィルム11,11の間に挟み込まれ、底部材12の周囲が、一対の本体フィルム11,11の一方又は両方にシールされた底部材12及びそれを用いた包装袋10であって、底部材12の周囲のうち、少なくとも、折り線12aを挟んで互いに対向する縁部に、補強部12cを有する。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1には、乾燥食品を収納した袋に水を注入し一定時間放置して乾燥食品を復元させた後に袋の下部から余分な水を排水することにより乾燥食品を復元させる包装袋が記載され、その内底部材には、熱接着性不織布、細孔を形成した熱接着性プラスチックフィルム、樹脂製ネット等が使用できるとされている。
また、袋本体と底部材の接合際において、底部材側が破れるといった問題もある。
前記補強部における前記プラスチックメッシュのメッシュ間隔が、前記補強部以外の部分における前記プラスチックメッシュのメッシュ間隔よりも狭くされていることが好ましい。また、前記プラスチックメッシュ上に樹脂の押出し又はフィルムの接着により、前記補強部が形成されていることが好ましい。
前記一対の本体フィルムは、前記底部材の前記折り線と反対の側に延設され、この延設部において前記一対の本体フィルム同士がシールされていることが好ましい。
図1に、本発明の第1形態例に係る包装袋10を示す。
図1に示す包装袋10は、互いに平面形状が同一である2枚の本体フィルム11,11と、これら一対の本体フィルム11,11の間に挟み込まれ、折り線12aを中心線にして二つ折りにされた底部材12とから構成されている。
また、図1(a)に示すように、包装袋10の両方の側縁には、それぞれ側縁シール部11a,11bが形成されている。底部材12の側部が本体フィルム11,11の間に挟み込まれた箇所では、側縁シール部11a,11bにより底部材12と本体フィルム11とがシールされている。さらに、底部材12の折り線12aと反対の側の辺(後述する補強部12cが設けられる箇所)は、接合シール部12bにより、本体フィルム11とシールされている。
図1(b)に示すように、接合シール部12bは、底部材12の折り線12aに対する外面を片方の本体フィルム11とのみシールするものであり、底部を開封すると、底部材12同士を互いに離して下部開口部15を広げることが可能である(図2(b)参照)。
プラスチックメッシュは、不織布や穿孔フィルムと比較して、延伸された線材を用いることにより、引っ張り強度が高く、変形性にも優れるので好ましい。水切り性を向上するため、線材自身には液体の吸収性が低いものを用いることが好ましい。
モノフィラメントの織物を用いると、その剛性により、底部を広げた時の形態が安定し易く好ましい。
プラスチックメッシュにおける網目形状は、正方形や長方形などの矩形のほか、菱形、三角形、六角形等の多角形とすることができる。
プラスチックメッシュにおける網の目の大きさ(目開き)や線径などは、液体と分離される必要がある固形物(内容物や開封後の投入物)の寸法や重量に応じて適宜設定することが可能である。目の大きさとしては、例えば、0.1〜10mm程度が挙げられ、線径としては、例えば0.01〜1.0mm程度が挙げられる。
本形態例の場合、ノッチ15a,15bのいずれか一方から開封を開始し、接合シール部12bに沿って(接合シール部12bとの間隔を保って)横向きに開封することで、図2に示すように底部が開封される。開封補助線を設ける場合、ハーフカット溝からなる場合、液体を含む内容物を充填してその液体が底部材12の下方の空間10bに浸出しても、本体フィルム11の外部に漏れ出すおそれがない。
図4に示すように、底部材12は、プラスチックメッシュ12nの周囲のうち、少なくとも、互いに対向する縁部(図4の上下、図3の左右)に、補強部12cを有する。図1に示すように、底部材12の補強部12cが、折り線12aを挟んで互いに対向する縁部、すなわち底部材12の各縁部がそれぞれ別の本体フィルム11にシールされる接合シール部12bとなる部分に設けられている。
なお、図4に示すように底部材12の縁部のメッシュ間隔を狭くすると共に、その縁部に図5又は図6に示すように樹脂の押出しやフィルムの接着を併用して、補強部を形成することもできる。
しかも、底部材12,12A,12Bが本体フィルム11とシールされた箇所には、補強部12c、21,22が設けられているので、袋本体と底部材が剥離することや、底部材が破れることがなく、自立した状態で、底部から液体を容易に透過させて固体と分離することが可能になる。
また、乾燥剤、保湿剤、吸湿剤などの薬剤を内容物とした場合には、本形態例の包装袋の使用時に溜まった水分を排出するために底部材のプラスチックメッシュを用いることもできる。
本発明における包装袋の形態は特に限定されるものではなく、三方シールや四方シール等の平袋、スタンディングパウチや角底袋等の自立袋、ガゼット袋など種々の包装袋に適用することが可能である。
包装袋に充填した後の内容物は、ボイルやレトルト等で殺菌することも可能である。
補強部は、底部材の全周に設けることもできる。
Claims (5)
- 折り線によりプラスチックメッシュを内向きに二つ折りにした底部材が、一対の本体フィルムの間に挟み込まれ、前記底部材の周囲が、前記一対の本体フィルムの一方又は両方にシールされた包装袋用の底部材であって、
前記底部材の周囲のうち、少なくとも、前記折り線を挟んで互いに対向する縁部に、補強部を有することを特徴とする包装袋用の底部材。 - 前記補強部における前記プラスチックメッシュのメッシュ間隔が、前記補強部以外の部分における前記プラスチックメッシュのメッシュ間隔よりも狭くされていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋用の底部材。
- 前記プラスチックメッシュ上に樹脂の押出し又はフィルムの接着により、前記補強部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装袋用の底部材。
- 折り線によりプラスチックメッシュを内向きに二つ折りにした底部材が、一対の本体フィルムの間に挟み込まれ、前記底部材の周囲が、前記一対の本体フィルムの一方又は両方にシールされた包装袋であって、
前記底部材が、請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装袋用の底部材からなり、前記補強部が前記本体フィルムにシールされていることを特徴とする包装袋。 - 前記一対の本体フィルムは、前記底部材の前記折り線と反対の側に延設され、この延設部において前記一対の本体フィルム同士がシールされていることを特徴とする請求項4に記載の包装袋。
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