JP3125679U - 包装袋 - Google Patents

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正和 佐藤
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Abstract

【課題】野菜、果実等の生鮮果菜食品を収納しても鮮度の低下がない包装袋を提供する。
【解決手段】外装部材と内装部材を重ね合わせた略長方形の包装材を、内装部材を内側にして2つ折りし、対向する一端を開口部とし、両側端を溶着して袋状に形成された包装袋であって、前記外装部材と前記内装部材が重合した任意の箇所をスルーホールされた複数個の熱穴によって溶着することにより通気性と接着を兼ね備えた包装袋とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、野菜、果実等の内、特に通気性を要する生鮮果菜食品を収納した包装袋に関する。
従来から包装袋の素材として使用されている合成樹脂製フィルムは衛生的で、湿気、空気に対する遮断性がよく、また、強度を有することから、野菜、果物、乾物、水産練製品、スナック、冷凍食品等の包装袋として広く使用されるに至っている。
このような合成樹脂製フィルム製の包装袋は、湿気を遮断することができ包装物の保存性に優れたものであるが、空気を通さないため、生鮮果菜類の包装袋として用いると、収納した生鮮果菜類が密封され、通気性が乏しく早期に鮮度を低下してしまう。即ち、生鮮果菜類は呼吸により鮮度を維持しているため、通気性を妨げると早期に劣化する。また、バナナ等のようにエチレンガスが発生してさらに過熟が進むと肉質が軟化して商品価値が下落するという問題が指摘されてきた。
この問題を解決するために、包装袋に細かい孔を穿設したり、内側部分が網状、外側部分が単数又は複数個数の通気孔を有するシート状になった、二重構造の包装袋(特許文献1)が開示されている。
実開平7−43049号公報
ところが、包装袋に細かい孔を穿設すると、袋を形成する包装材料の強度を低下させるため、包装材料自体に強度の強い材料を使用することが必要となり、包装材料に使用できる材料が制限され、経済的にも不利となる一方、ジャガイモや玉葱などの根野菜等を収納した場合、根野菜等から落ちた土、根、皮等が網目を通って袋の外に抜け落ちるという問題がある。
また、包装袋を二重構造としても、内側部分の網状と外側部分のシート状の通気孔が重ならないため、通気性は十分得られなかった。
本考案の目的は、野菜、果実等の生鮮果菜食品を収納しても鮮度の低下がない包装袋を提供することである。
上記目的を達成するための請求項1記載の包装袋は、外装部材と内装部材を重ね合わせた略長方形の包装材を、内装部材を内側にして2つ折りし、対向する一端を開口部とし、両側端を溶着して袋状に形成された包装袋であって、前記外装部材と前記内装部材が重合した任意の箇所をスルーホールされた複数個の熱穴によって溶着することにより通気性と接着を兼ね備えたものである。
上記目的を達成するための請求項2記載の包装袋は、外装部材と内装部材を重ね合わせた略長方形の包装材を、内装部材を内側にして2つ折りし、2つ折りした底部を逆V字状に折り込んでガゼット部を形成し、対向する一端を開口部とし、両側端を溶着して袋状に形成された包装袋であって、前記外装部材と前記内装部材が重合した任意の箇所をスルーホールされた複数個の熱穴によって溶着することにより通気性と接着を兼ね備えたものである。
また、請求項3記載の包装袋は、請求項1又は請求項2に記載の包装袋であって、熱穴は、外装部材と内装部材が重合した側面の一部或いは全部に設けられたことを特徴とするものである。
また、請求項4記載の包装袋は、請求項2に記載の包装袋であって、熱穴は、外装部材と内装部材が重合した側面の一部及びガゼット部或いは外装部材と内装部材が重合した側面の全部及びガゼット部に設けられたことを特徴とするものである。
また、請求項5記載の包装袋は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の包装袋であって、内装部材の2つ折りした長さは、外装部材の2つ折りした長さに対して実質上短くして、外装部材と内装部材が重合しない開口部側に吊り下げ用の吊下孔が設けられたことを特徴とするものである。
また、請求項6記載の包装袋は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の包装袋であって、外装部材は透明性樹脂フィルムで構成され、内装部材は不織布で構成されたことを特徴とするものである。
本考案による包装袋は、従来の包装袋に比べて以下に示す様な優れた効果を備えている。
請求項1に記載する考案によれば、外装部材と内装部材を重ね合わせた略長方形の包装材を、内装部材を内側にして2つ折りし、対向する一端を開口部とし、両側端を溶着して袋状に形成された包装袋の外装部材と内装部材が重合した任意の箇所をスルーホールされた複数個の熱穴によって溶着しているので、通気性と接着を兼ね備え、野菜、果実等の生鮮果菜食品を収納しても鮮度の低下がない包装袋を提供することができる。
また、請求項2に記載する考案によれば、外装部材と内装部材を重ね合わせた略長方形の包装材を、内装部材を内側にして2つ折りし、2つ折りした底部を逆V字状に折り込んでガゼット部を形成し、対向する一端を開口部とし、両側端を溶着して袋状に形成された包装袋の外装部材と内装部材が重合した任意の箇所をスルーホールされた複数個の熱穴によって溶着しているので、通気性と接着を兼ね備え、野菜、果実等の生鮮果菜食品を収納しても鮮度の低下がない包装袋を提供することができる。
また、請求項3に記載する考案によれば、熱穴は、外装部材と内装部材が重合した側面の一部或いは全部に設けられているので、より通気性が高く、野菜、果実等の生鮮果菜食品を収納しても鮮度の低下を防ぐことができ、特に、ジャガイモや玉葱などの根野菜等を収納しても、根野菜等から落ちた土、根、皮等が袋の外に抜け落ちることはない。
また、請求項4に記載する考案によれば、熱穴は、外装部材と内装部材が重合した側面の一部及びガゼット部或いは外装部材と内装部材が重合した側面の全部及びガゼット部に設けられているので、より通気性が高く、野菜、果実等の生鮮果菜食品を収納しても鮮度の低下を防ぐことができる。
また、請求項5に記載する考案によれば、内装部材の2つ折りした長さは、外装部材の2つ折りした長さに対して実質上短くして、外装部材と内装部材が重合しない開口部側に吊り下げ用の吊下孔が設けられているので、野菜、果実等の生鮮果菜食品を収納しても持ち運びに便利である。
また、請求項6に記載する考案によれば、外装部材は透明性樹脂フィルムで構成し、内装部材は不織布で構成しているので、野菜、果実等の生鮮果菜食品を収納しても包装袋の強度を保つことができる。
本考案の実施の形態を、添付図面に示した本考案の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
図1は、本考案による包装袋の一実施例を示した正面図である。図2及び図3は、本考案による包装袋の他の実施例を示した正面図である。図4〜図7は、本考案による包装袋の形成過程を示した概略図である。
まず、本考案による包装袋の形成過程を説明する。図4に示したように、包装材5は略長方形の形状で、外装部材3上に外装部材3より長さが短い内装部材4を重ね合わせて構成されている。
この包装材5を、図5に示したように、内装部材4を内側にして2つ折りして底部6を形成する。又、図6に示したように、2つ折りした底部6を逆V字状に折り込んでガゼット部7を形成する。
そして、図7に示したように、2つ折りした底部6又はガゼット部7に対向する一端を開口部8とし、両側端9、9´を溶着して袋状にして包装袋を形成する。
この包装袋に通気性を持たせるために、外装部材3と内装部材4が重合した任意の箇所にスルーホールされた複数個の熱穴10を穿孔する。この熱穴10によって外装部材3と内装部材4の重合箇所を溶着して接着する。
熱穴10が穿孔される位置は、図1、図2に示した包装袋1、包装袋21のように、外装部材3と内装部材4が重合した側面の一部、或いは側面の全部に設けられても良く、また、図3に示した包装袋22のように、外装部材3と内装部材4が重合した側面の一部とガゼット部7、或いは側面の全部とガゼット部7に設けられても良い。
この熱穴10は、外装部材3と内装部材4とをスルーホールの状態で穿孔されているので、図1〜図3に示した包装袋1、包装袋21、包装袋22ともに、外装部材のみに通気孔が設けられた従来に比べ、通気性が更に改善され、野菜、果実等の生鮮果菜食品を収納しても鮮度の低下を防ぐことができる。
特に、図2に示した包装袋21によれば、熱穴10はガゼット部7に穿孔されてないので、ジャガイモや玉葱などの根野菜等を収納しても、根野菜等から落ちた土、根、皮等が袋の外に抜け落ちることはない。
また、図1〜図3に示した包装袋1、包装袋21、包装袋22ともに、内装部材4の2つ折りした長さは、外装部材3の2つ折りした長さに対して実質上短くして、外装部材3と内装部材4が重合しない開口部側に吊り下げ用の吊下孔11が設けられている。
なお、吊下孔11は、図1〜図3に示したように、横長楕円孔を2つ並べても良く、又、1つでも良い。或いは、横長楕円孔ではなく、単なる円孔でも良い。又は、吊下孔11自体はなくても良い。
また、外装部材3は、包装袋の外装として、ある程度の強度と耐久性が求められ、透明性樹脂フィルムで構成されるのが望ましい。また、内装部材4は包装袋の強度を更に増すとともに、それだけで通気性を有する不織布で構成されるのが望ましい。
このように、透明性樹脂フィルムと不織布で包装袋を構成すれば、熱穴10で穿孔された部分は通気性が得られ、熱穴10で穿孔されない部分は空気層によって生鮮果菜食品が保護される。
通気性を必要とする野菜、果実等の生鮮果菜食品だけでなく、布団、毛布等の寝具類や衣類の保管に好適な包装袋としても利用可能である。
本考案による包装袋の一実施例を示した正面図である。 本考案による包装袋の他の実施例を示した正面図である。 本考案による包装袋の他の実施例を示した正面図である。 包装材の構成を示した斜視図である。 包装材を折りたたんで底部を形成した斜視図である。 包装材を折りたたんでガゼット部を形成した斜視図である。 折りたたんだ包装材の両側端を溶着して袋状にした斜視図である。
符号の説明
1、21,22 包装袋
3 外装部材
4 内装部材
5 包装材
6 底部
7 ガゼット部
8 開口部
9、9´ 側端
10 熱穴
11 吊下孔

Claims (6)

  1. 外装部材と内装部材を重ね合わせた略長方形の包装材を、内装部材を内側にして2つ折りし、対向する一端を開口部とし、両側端を溶着して袋状に形成された包装袋であって、前記外装部材と前記内装部材が重合した任意の箇所をスルーホールされた複数個の熱穴によって溶着することにより通気性と接着を兼ね備えたことを特徴とする包装袋。
  2. 外装部材と内装部材を重ね合わせた略長方形の包装材を、内装部材を内側にして2つ折りし、2つ折りした底部を逆V字状に折り込んでガゼット部を形成し、対向する一端を開口部とし、両側端を溶着して袋状に形成された包装袋であって、前記外装部材と前記内装部材が重合した任意の箇所をスルーホールされた複数個の熱穴によって溶着することにより通気性と接着を兼ね備えたことを特徴とする包装袋。
  3. 前記熱穴は、前記外装部材と前記内装部材が重合した側面の一部或いは全部に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記熱穴は、前記外装部材と前記内装部材が重合した側面の一部及びガゼット部或いは前記外装部材と前記内装部材が重合した側面の全部及びガゼット部に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の包装袋。
  5. 前記内装部材の2つ折りした長さは、前記外装部材の2つ折りした長さに対して実質上短くして、前記外装部材と前記内装部材が重合しない前記開口部側に吊り下げ用の吊下孔が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の包装袋。
  6. 前記外装部材は透明性樹脂フィルムで構成され、前記内装部材は不織布で構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の包装袋。
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