JP2010516583A - 生体流体吸収用包装紙の製造方法及びその製品 - Google Patents

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Abstract

本発明は、生体流体吸収用包装紙の製造方法及びその製品に関し、三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置し、食品の包装時、食品と生体流体吸収布が分離されるようにすることによって、食品が生体流体吸収布と直接的に接触しない状態で吸収孔を通じて生体流体吸収布に滲出された点滴の吸収を行えるようにして、包装された食品が最適の新鮮度を維持することができるようにすることにその目的がある。このために構成される本発明は、肉類、魚類及び野菜類などの食品包装時に、包装された食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収用包装紙の製造方法において、(a)一定のサイズのフィルム紙の一方の半面上に多数の吸収孔を貫通形成する段階と、(b)段階(a)の吸収孔が形成されたフィルム紙の他方の半面上に食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収布を配列する段階と、(c)段階(b)の生体流体吸収布が配列されたフィルム紙の上部面に吸収孔が形成された他の面を折って重ねる段階と、(d)段階(c)の状態で生体流体吸収布を重ねたフィルム紙の間の面に接着させる一方、重ねたフィルム紙の枠面を接着させる段階と、(e)段階(d)の二重に重ねて枠面が接着されたフィルム紙の吸収孔が形成された面の外部面に同一のサイズのフィルム紙を配列する段階と、(f)段階(e)の状態で一方向を除いた残りの方向の枠面を接着し、肉類、魚類及び野菜類などの食品を包装することができる包装紙を製造する段階とを備えている。

Description

本発明は、生体流体吸収用包装紙の製造方法及びその製品に関し、より詳細には、肉類や魚のような点滴(drippy)食品の表面から滲出される点滴(生体流体)を吸収し、食品から滲出される点滴による食品(肉類、魚類及び野菜類)の変色を防止することによって、長期間食品品質の低下を防止することができる生体流体吸収用包装紙の製造方法及びその製品に関するものである。
一般的に、肉類や魚類又は野菜類のような食品をガス不透過性バッグに真空包装し、冷蔵温度で貯蔵するか、又は、凍結状態で貯蔵した後、解凍させる場合、“点滴”と呼ばれる液体である生体流体が食品から滲出され、食品とガス不透過性バッグとの間の空間に溜まるようになる。この際、ガス不透過性バッグに包装された食品が滲出された点滴と接触する場合、品質が低下し(例えば、変色)、商品の価値が著しく劣化する。
一方、前述したように、ガス不透過性バッグに包装された食品と滲出された点滴との接触によって変色された部分を除去すれば、食品の量が減少する問題があると共に、点滴が、細菌の成長に適していて、食品の貯蔵寿命を短縮させる問題がある。したがって、食品から点滴を除去する方法を開発しようとする試みが行われて来ており、このような方法は、一般的に貯蔵途中に食品から滲出される点滴を吸収するシート形態の液体吸水性物質と接触させながら食品を包装することを含む。
前述したような目的に用いられる液体吸水性物質は、毛細管液体吸水性物質であって、例えば、親水性表面を有し、毛細管作用を用いて点滴を吸収及び保有することができる紙パルプ、いわゆる重合体性水分吸収剤及びこれを構成する複合材料である。しかしながら、このような毛細管液体吸水性物質は、シート物質であって、強度が弱く、重合体性水分吸収剤は、一般的に粉末又は料粒形態からなるので、これを食品と接触させる場合に問題が発生するという不都合がある。
したがって、前述したような液体吸水性物質は、液体透過性薄膜(例えば、パッド、不織布)で被覆され、液体吸収シートとして使用されるが、液体吸水性シートは、食品をガス不透過性薄膜で真空包装し、冷却及び運搬する場合に、食品表面の大部分を覆うか、又は、食品の底面の下部に配置される。これは、甚だしくは、食品までもガス不透過性シートで真空包装されていて、運搬途中に重力及び振動によって食品から滲出される点滴が包装材の底部及び食品の中空部分にとどまるからである。このような液体吸水性シートを適正位置に配置し、液体吸水性シートの最も重要な目的である点滴が液体吸水性シートに吸収されるようにすることによって、食品に点滴が近接しないようにすることができる。
しかし、液体吸水性シートの外部面の一部が液体透過性薄膜で構成されており、液体透過性薄膜が食品と接触する場合、液体吸水性シートは、食品とガス不透過性薄膜との間の空間に滞留する点滴だけでなく、液体吸水性シートと接触する食品の表面で食品内の水分を過度に吸収することによって、結果的に食品が過度に乾燥し、品質が低下する問題がある。
また、従来の技術では、液体吸水性シートの一部が液体不透過性薄膜からなり、液体不透過性薄膜部分が食品と接触する場合、液体吸水性シートは、特に、液体不透過性薄膜が食品の中空部分、又は食品の底部の下部に配置される場合に、接触面で食品から滲出される点滴を吸収することができない。食品が長期間点滴と接触するので、点滴は、充分に吸収され得ないという問題がある。
本発明は、従来技術の諸問題点を解決するためになされたもので、本発明の第1目的は、三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置し、食品の包装時、食品と生体流体吸収布が分離されるようにすることによって、食品が生体流体吸収布と直接的に接触しない状態で吸収孔を通じて生体流体吸収布に滲出された点滴の吸収を行えるようにして、包装された食品が最適の新鮮度を維持することができるようにした生体流体吸収用包装紙の製造方法及びその製品を提供することにある。
本発明の第2目的は、三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置し、食品の包装時、食品と生体流体吸収布が分離された構造の生体流体吸収用包装紙を提供することによって、食品から滲出された点滴と食品の接触を防止し、食品の変色を防止することができると共に、長期間食品の品質低下を防止することができるようにすることにある。
本発明の第3目的は、三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置した構造の生体流体吸収用包装紙を製造することによって、手作業を通じて生体流体吸収布を包装紙に入れる従来技術の問題点である時間と人件費の負担を解消することができると共に、包装工程の自動化を可能にすることにある。
本発明の第4目的は、三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置し、食品の包装時、食品と生体流体吸収布が分離されるようにすることによって、食品の下部に付いている生体流体吸収布を消費者が認識せずに食品とともに料理する事故が発生し得る従来の問題点を改善することができるようにすることにある。
本発明の第5目的は、カラー色相からなる三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置し、食品の包装時、食品と生体流体吸収布が分離された構造の生体流体吸収用包装紙を提供することによって、点滴(生体流体)が吸収された生体流体吸収布が見えなくなり、見えることによって発生し得る不快感を解消することができるようにすることにある。
また、本発明の第6目的は、三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置する一方、内側フィルム面に食品から滲出された点滴(生体流体)を吸収する吸収孔を形成し、食品が生体流体吸収布と直接的に接触しない状態で吸収孔を通じて生体流体吸収布に滲出された点滴の吸収を行えるようにすることによって、食品内の過度な水分の吸収を防止し、食品が過度に乾燥することを防止することができるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様による生体流体吸収用包装紙の製造方法は、肉類、魚類及び野菜類などの食品包装時、包装された前記食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収用包装紙の製造方法において、(a)一定のサイズのフィルム紙の半面上に多数の吸収孔を貫通形成する段階と、(b)段階(a)の吸収孔が形成されたフィルム紙の他の半面上に食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収布を配列する段階と、(c)段階(b)の生体流体吸収布が配列されたフィルム紙の上部面に吸収孔が形成された他の面を折って重ねる段階と、(d)段階(c)の状態で重ねたフィルム紙の枠面を接着させる段階と、(e)段階(d)の二重に重ねて枠面が接着されたフィルム紙の吸収孔が形成された面の外部面に同一のサイズのフィルム紙を配列する段階と、(f)段階(e)の状態で一方向を除いた残りの方向の枠面を接着し、肉類、魚類及び野菜類などの食品を包装することができる包装紙を製造する段階とを備えている。
本発明の他の態様による生体流体吸収用包装紙の製造方法は、肉類、魚類及び野菜類などの食品包装時、包装された前記食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収用包装紙の製造方法において、(a)一定のサイズのフィルム紙の上部面上に食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収布を配列する段階と、(b)段階(a)のフィルム紙と同一のサイズのフィルム紙に多数の吸収孔を貫通形成して生体流体吸収布を間に置いて重なるように配列する段階と、(c)段階(b)の状態で重ねたフィルム紙の枠面を接着させる段階と、(d)段階(c)の二重に重ねて枠面が接着されたフィルム紙の吸収孔が形成された面の外部面に同一のサイズのフィルム紙を配列する段階と、(e)段階(d)の状態で一方向を除いた残りの方向の枠面を接着し、肉類、魚類及び野菜類などの食品を包装することができる包装紙を製造する段階とを備えている。
前述したような本発明の構成において、フィルム紙は、人体に無害なポリ塩化ビニル(PVC:Polyvinyl Chloride)、ポリエステル(PET:Polyester)、ポリエチレン(PE:Polyethylene)、ポリプロピレン(PP:Polypropylene)、ポリアミド(Polyamide)、エチレンビニルアルコール(EVOH:Ethylene-vinyl alcohol)、エチレン酢酸ビニル(EVA:Ethylene-vinyl acetate)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC:Polyvinylidenechloride)、ポリスチレン(PS:Polystyrene)、ポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene terephthalate)、ナイロン(NY:Nylon)、ポリカーボネート(PC:Polycarbonates)、アセチルセルロース(Acetyl Cellulose)、アセチルブチルセルロース(Acetyl Butyl Cellulose)、プラスチック複合フィルム及び改質された生分解フィルムのうちいずれか1つの素材からなることができる。
前述したような本発明の構成において、フィルム紙は、透明、半透明及び不透明なフィルム紙のうちいずれか1つからなることができ、多様な色相のうちいずれか1つの色相からなることができる。
また、本発明の構成において、生体流体吸収布の内部には、内部に吸収された食品の点滴を吸収するLuquasorb FP 800の超吸収剤(Superabsorbents)又は重合体性水分吸収剤が粉末又は料粒形態にさらに充填されることができる。
前述したように重ねたフィルム紙の枠面を接着させる方式は、熱融着による接着、高周波による接着、接着剤による接着及び両面テープによる接着のうちいずれか1つの方式からなることができる。
前述したような本発明の構成において、生体流体吸収布は、前記吸収孔が形成された半分の内側面又は外側を形成するフィルム紙の内側面に接着固定され、且つその固定方式は、熱融着による接着、高周波による接着、接着剤による接着及び両面テープによる接着のうちいずれか1つの接着方式を用いて接着固定することができる。
一方、本発明の構成において、吸収孔は、フィルム紙の半面の枠を除いた全面に一定の間隔で多数個形成することもでき、吸収孔は、生体流体吸収布と接触する面積を除いた部分に一定の間隔で多数形成することもできる。
また、本発明による生体流体吸収用包装紙製品は、前述したような製造方法のうちいずれか1つの方法で製造される。
以上のように、本発明によれば、三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置し、食品の包装時、食品と生体流体吸収布が分離されるようにすることによって、食品が生体流体吸収布と直接的に接触しない状態で吸収孔を通じて生体流体吸収布に滲出された点滴の吸収を行えるようにして、包装された食品が最適の新鮮度を維持する効果を得ることができる。
本発明の第2効果として、三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置し、食品の包装時、食品と生体流体吸収布が分離された構造の生体流体吸収用包装紙を提供することによって、食品から滲出された点滴と食品の接触を防止し、食品の変色を防止することができると共に、長期間食品の品質低下を防止することができる効果を得られる。
本発明の第3効果として、三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置した構造の生体流体吸収用包装紙を製造することによって、手作業を通じて生体流体吸収布を包装紙に入れる従来技術の問題点である時間と人件費の負担を解消することができると共に、包装工程の自動化が可能であるという効果を得ることができる。
本発明の第4効果として、三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置し、食品の包装時、食品と生体流体吸収布が分離されるようにすることによって、食品の下部に付いている生体流体吸収布を消費者が認識せずに食品とともに料理する事故が発生し得る従来の問題点を改善することができる。
本発明の第5効果として、カラー色相からなる三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置し、食品の包装時、食品と生体流体吸収布が分離された構造の生体流体吸収用包装紙を提供することによって、点滴(生体流体)が吸収された生体流体吸収布が見えなくなり、見えることによって発生し得る不快感を解消することができる。
また、本発明の第6効果として、三重のフィルム紙をもって包装紙を構成し、且つ二重のフィルム紙の間に生体流体吸収布を設置する一方、内側のフィルム面に食品から滲出された点滴(生体流体)を吸収する吸収孔を形成し、食品が生体流体吸収布と直接的に接触しない状態で吸収孔を通じて生体流体吸収布に滲出された点滴の吸収を行えるようにすることによって、食品内の過度な水分の吸収を防止し、食品が過度に乾燥することを防止することができる。
本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第1過程の平面状態図である。 本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第2過程の平面状態図である。 本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第3過程の平面状態図である。 本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第4過程の平面状態図である。 本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第4過程の断面状態図である。 本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第5過程の平面状態図である。 本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第5過程の断面状態図である。 本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第6過程の平面状態図である。 本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第6過程の断面状態図である。 本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第7過程の平面状態図である。 本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第7過程の断面状態図である。 本発明による生体流体吸収用包装紙を示す斜視図である。 本発明による他の例の生体流体吸収用包装紙の製造過程を示す平面状態図である。 本発明による他の例の生体流体吸収用包装紙の製造過程を示す断面状態図である。 本発明による他の例の生体流体吸収用包装紙を示す斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施例による生体流体吸収用包装紙の製造方法及びその製品について詳細に説明する。
図1は、本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第1過程の平面状態図であり、図2は、本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第2過程の平面状態図であり、図3は、本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第3過程の平面状態図であり、図4は、本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第4過程の平面状態図であり、図5は、本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第4過程の断面状態図であり、図6は、本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第5過程の平面状態図であり、図7は、本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第5過程の断面状態図であり、図8は、本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第6過程の平面状態図であり、図9は、本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第6過程の断面状態図であり、図10は、本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第7過程の平面状態図であり、図11は、本発明による生体流体吸収用包装紙の製造過程において第7過程の断面状態図であり、図12は、本発明による生体流体吸収用包装紙を示す斜視図である。
図1から図12に示されたような本発明による生体流体吸収用包装紙(100)は、一定のサイズのフィルム紙の半面上に多数の吸収孔(112)を貫通形成する過程と、吸収孔(112)が形成されたフィルム紙(110)の他の半面上に食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収布(130)を配列する過程と、生体流体吸収布(130)が配列されたフィルム紙(110)の上部面に吸収孔(112)が形成された他の面を折って重ねる過程と、重ねたフィルム紙の枠面を接着(114)させる過程と、二重で重ねて枠面が接着(114)されたフィルム紙(110)の吸収孔(112)が形成された面の外部面に同一のサイズのフィルム紙(120)を配列する過程と、一方向を除いた残りの方向の枠面を接着(132)し、肉類、魚類及び野菜類などの食品を包装することができる包装紙を製造する過程とを備えている。
前述したような過程で製造された本発明による生体流体吸収用包装紙(100)は、図12に示されたように、三重で構成され、且つ半分を重ねて二重に形成して接着したフィルム紙(110)の内部には、肉類、魚類及び野菜類などの食品から滲出された点滴を吸収する生体流体吸収布(130)が接着によって固定されており、吸収孔(112)が形成されたフィルム紙面の外側に他のフィルム紙(120)の枠が接着され、且つ一方向が開口された構成となっており、肉類、魚類及び野菜類などの食品を包装することができる空間が形成された構成となっている。
したがって、吸収孔(112)が形成されたフィルム紙(110)とその外側に接着されたフィルム紙(120)との間に肉類、魚類及び野菜類などの食品を入れて包装するようになれば、吸収孔(112)が形成されたフィルム紙(110)によって肉類、魚類及び野菜類などの食品は、生体流体吸収布(130)と直接的に接触しないため、肉類、魚類及び野菜類などの食品から過度な水分の吸収は生じない。もちろん、肉類、魚類及び野菜類などの食品から滲出によって発生する点滴は、吸収孔(112)を通じて半分を重ねて接着したフィルム紙(110)の間に配列固定された生体流体吸収布(130)にて吸収が行われる。
言い替えれば、本発明による構成を有する生体流体吸収用包装紙(100)は、三重からなり、且つそれらのうち1枚のフィルム紙(110)は、半分を折って重ねた構成となっており、この際、半分を折って重ねて二重となったフィルム紙(110)の一枚には、多数の吸収孔(112)が形成される。また、残りの1枚のフィルム紙(120)は、半分を折って重ねたサイズのフィルム紙(110)と同一のサイズからなり、吸収孔(112)が形成された一面の外側に重ねた状態で一方向を除いた残りの3方向の枠面を接着し、内部に肉類、魚類及び野菜類などの食品を入れて包装することができる包装紙(100)として製造される。
前述したように、三重からなる本発明による生体流体吸収用包装紙(100)は、吸収孔(112)が形成された半分である一重のフィルム紙(110)が外側の他の二重のフィルム紙(110、120)の間に位置しているため、吸収孔(112)が形成された半面である一重のフィルム紙(110)と外側の他の1枚のフィルム紙(120)との間に形成された包装空間上に肉類、魚類及び野菜類などの食品を入れて包装するようになる。
一方、前述したように製造された本発明による生体流体吸収用包装紙(100)の吸収孔(112)が形成された半面である一重のフィルム紙(110)と外側の他の1枚のフィルム紙(120)との間に形成された包装空間上に肉類、魚類及び野菜類などの食品を入れて包装するようになれば、包装された肉類、魚類及び野菜類などの食品から滲出によって発生した点滴は、吸収孔(112)を通じて半分が重なり二重からなるフィルム紙(110)の間の空間に流入され、結局、半分が重なり二重からなるフィルム紙(110)の間に挿入設置された生体流体吸収布(130)に吸収される。
前述したように、吸収孔(112)が形成された半分のフィルム紙(110)によって生体流体吸収用包装紙(100)の包装空間に包装された肉類、魚類及び野菜類などの食品と生体流体吸収布(130)が直接的に接触されないため、吸収孔(112)を通じて半分が重なり二重からなるフィルム紙(110)の間に流入された点滴だけを吸収し、肉類、魚類及び野菜類などの食品から過度な水分の吸収は生じなくなる。したがって、過度な水分の吸収が行われないため、肉類、魚類及び野菜類などの食品の新鮮度を維持することができ、長期保存が可能である。
もちろん、前述したように、1枚を半分に重ねた構造に加えて、他のフィルム紙(120)を重ねて生体流体吸収用包装紙(100)を製造することもできるが、同一のサイズの3枚のフィルム紙を重ねて生体流体吸収用包装紙(100)を製造することもできる。これに関する詳細な説明は後述する。
以下、本発明による生体流体吸収用包装紙(100)の製造過程をさらに詳細に説明する。まず、段階(a)の過程は、1枚のフィルム紙(110)の半面上に肉類、魚類及び野菜類などの食品から滲出によって発生する点滴の流入がなされる吸収孔(112)を形成した過程であり、この段階(a)の過程では、図2に示されたように、図1に示されたような1枚のフィルム紙(110)の半分の面にだけ一定の間隔の吸収孔(112)を多数個貫通形成する。
前述した段階(a)の過程で、吸収孔(112)は、図2から図12に示されたように、生体流体吸収布(130)と接触する面積を除いた部分に一定の間隔で多数個形成することもでき、吸収孔(212)は、フィルム紙(210)の半面の枠を除いた全面に一定の間隔で多数個形成することもできる。
段階(b)の過程は、生体流体吸収布(130)を配列する過程であって、この段階(b)の過程では、段階(a)の過程のように、1枚のフィルム紙(110)の半面にだけ一定の間隔の吸収孔(112)を多数個貫通形成した後、図3に示されたように、吸収孔(112)が形成されたフィルム紙の他の半面上に食品(肉類、魚類及び野菜類)から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収布(130)を配列するようになる。
前述した段階(b)の過程のように、吸収孔(112)が形成されたフィルム紙の他の半面上に配列され、食品(肉類、魚類及び野菜類)から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収布(130)は、包装する食品(肉類、魚類及び野菜類)の種類によりサイズを選別して使用する。すなわち、点滴が多く発生する食品の場合には、大きいサイズの生体流体吸収布(130)を配列し、点滴が少なく発生する食品の場合には、小さいサイズの生体流体吸収布(130)を配列する。
段階(c)の過程は、1枚からなるフィルム紙(110)の半分を折って重ねる過程であって、この段階(c)の過程は、図4及び図5のように、生体流体吸収布(130)が配列された半分のフィルム紙(110)の上部面に吸収孔(112)が形成された他の半分の面を折って二重となるようにする。
段階(d)の過程は、段階(c)の状態である二重のフィルム紙(110)を接着させる過程であって、この段階(d)の過程は、図6及び図7に示されたように重ねたフィルム紙(110)の枠面を接着させる。この際、枠接着面(114)は、折れた部位を除いた残りの3つの面の枠だけを接着すれば良い。
前述した段階(d)の過程で重ねたフィルム紙(110)の枠面を接着させる方式は、熱融着による接着、高周波による接着、接着剤による接着及び両面テープによる接着のうちいずれか1つの接着方式を用いて接着することができる。
一方、段階(d)の過程で半分に折れて重ねた状態のフィルム紙(110)の間に挿入設置された生体流体吸収布(130)を固定させる必要性がある場合、前述したような熱融着による接着、高周波による接着、接着剤による接着及び両面テープによる接着のうちいずれか1つの接着方式を用いて吸収孔(112)が形成された半分の内側面又は外側を形成するフィルム紙(110)の内側面に付着させることもできる。参照符号116は、生体流体吸収布(130)の接着面である吸収布接着面である。
段階(e)及び段階(f)の過程は、肉類、魚類及び野菜類などの食品を入れて包装することができる包装空間を形成するための過程であって、まず、段階(e)の過程では、図8及び図9に示されたように、二重に重ねて枠面が接着されたフィルム紙(110)の吸収孔(112)が形成された面の外部面に他の1枚のフィルム紙(120)を配列する。
前述したように、二重に重ねて枠面が接着されたフィルム紙(110)の吸収孔(112)が形成された面の外部面に配列される他の1枚のフィルム紙(120)は、二重に重ねて枠面が接着された状態のフィルム紙(110)と同一のサイズを有する。
段階(f)の過程は、前記段階(e)の過程のように、二重に重ねて枠面が接着されたフィルム紙(110)の吸収孔(112)が形成された面の外部面に他の1枚のフィルム紙(120)を配列した状態で、一方向を除いた残りの3つの方向の枠面を接着し、肉類、魚類及び野菜類などの食品を包装することができる包装紙(110)を製造するようになる。参照符号122は、フィルム紙(110)とフィルム紙(120)の枠接着面である。
一方、前述したように構成された本発明の構成において、フィルム紙(110、120)は、人体に無害なポリ塩化ビニル(PVC:Polyvinyl Chloride)、ポリエステル(PET:Polyester)、ポリエチレン(PE:Polyethylene)、ポリプロピレン(PP:Polypropylene)、ポリアミド(Polyamide)、エチレンビニルアルコール(EVOH:Ethylene-vinyl alcohol)、エチレン酢酸ビニル(EVA:Ethylene-vinyl acetate)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC:Polyvinylidenechloride)、ポリスチレン(PS:Polystyrene)、ポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene terephthalate)、ナイロン(NY:Nylon)、ポリカーボネート(PC:Polycarbonates)、アセチルセルロース(Acetyl Cellulose)、アセチルブチルセルロース(Acetyl Butyl Cellulose)、プラスチック複合フィルム及び改質された生分解フィルムのうちいずれか1つの素材からなることができる。
また、本発明による生体流体吸収用包装紙(100)の構成において、フィルム紙(110、120)は、透明、半透明及び不透明なフィルム紙のうちいずれか1つからなることができ、このようなフィルム紙(110、120)は、赤色、青色、桃色、ワイン色、茶色など多様な色相のうちいずれか1つの色相からなることができる。特に、多様な色相のフィルム紙(110、120)は、鶏肉や魚などの個体から滲出された血や汚い点滴(生体流体)の色相などを見えないようにカバーし、食品の商品性を高めることができる。
また、前述したような本発明の構成において、生体流体吸収布(130)の内部には、内部に吸収された食品の点滴を吸収するLuquasorb FP 800の超吸収剤(Superabsorbents)又は重合体性水分吸収剤が粉末又は料粒形態でさらに充填されることができる。
前述したような吸収剤において超吸収剤としてLuquasorb FP 800は、BASFという会社で生産する超吸収剤のブランド名であり、このような超吸収剤は、多量(自分の重さの500倍以上)の液体を吸収し結合することができる架橋化されたポリアクリル(Crosslinked Polyacrylates)からなり、包装紙内に残っている点滴や水分などの液体を吸収して凍結させる。これにより、水分に非常に敏感ないくつかの食品を、さらに新鮮に維持することができる。
図13は、本発明による他の例の生体流体吸収用包装紙の製造過程を示す平面状態図であり、図14は、本発明による他の例の生体流体吸収用包装紙の製造過程を示す断面状態図であり、図15は、本発明による他の例の生体流体吸収用包装紙を示す斜視図である。
図13及び図15に示されたように、本発明による他の例の生体流体吸収用包装紙の製造方法は、図1から図12に示されたような一実施例による生体流体吸収用包装紙の製造方法のように、三重からなることは同様であるが、図13及び図15に示されたように、本発明による他の例の生体流体吸収用包装紙の製造方法では、同一のサイズのフィルム紙(210、210a、210b)を三枚使用して製造されることが、図1から図12に示されたような一実施例の方法と異なると言える。
すなわち、図13及び図15に示されたように、本発明による他の例の生体流体吸収用包装紙の製造方法は、(a)一定のサイズのフィルム紙(210)上部面上に食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収布(230)を配列する過程と、(b)段階(a)のフィルム紙(210)と同一のサイズのフィルム紙(210a)に多数の吸収孔(212a)を貫通形成し、生体流体吸収布(230)を間に置いて重なるように配列する過程と、(c)段階(b)の状態でフィルム紙(210、210a)の枠面を接着させる過程と、(d)段階(c)の二重に重ねて枠面が接着されたフィルム紙(210a)の吸収孔(212a)が形成された面の外部面に同一のサイズのフィルム紙(210b)を配列する過程と、(e)段階(d)の状態で一方向を除いた残りの方向の枠面を接着し、肉類、魚類及び野菜類などの食品を包装することができる包装紙(200)を製造する段階とを備えている。
言い替えれば、本発明による他の例の生体流体吸収用包装紙(200)は、図13及び図14に示されたように、同一のサイズの3枚のフィルム紙(210、210a、210b)を重ねているが、中間に配列されるフィルム紙(210a)には、肉類、魚類及び野菜類などの食品から滲出によって発生する点滴が流入される吸収孔(212a)が形成され、この吸収孔(212a)が形成されたフィルム紙(210a)と下部側のフィルム紙(210)の全ての枠面は、接着されている。また、吸収孔(212a)が形成されたフィルム紙(210a)の上部面には、他のフィルム紙(210b)が配列され、一面の枠を除いた三面の枠が接着され、上部のフィルム紙(210b)と吸収孔(212a)が形成されたフィルム紙(210a)との間に肉類、魚類及び野菜類などの食品を包装することができる包装空間が形成される。
前述したように、同一のサイズの3枚のフィルム紙(210、210a、210b)が三重になっている本発明による他の例の生体流体吸収用包装紙(200)は、包装空間上に肉類、魚類及び野菜類などの食品を入れて包装するようになれば、包装された肉類、魚類及び野菜類などの食品から滲出によって発生した点滴は、中間配列のフィルム紙(210a)に形成された吸収孔(212a)を通じて下部側フィルム紙(210)との間の空間に流入され、結局、生体流体吸収布(230)にて吸収される。
前述したように他の例の生体流体吸収用包装紙(200)は、包装空間に包装された肉類、魚類及び野菜類などの食品が中間配列の吸収孔(212a)が形成されたフィルム紙(210a)によって生体流体吸収布(230)と直接的に接触しないため、肉類、魚類及び野菜類などの食品からの過度な水分の吸収は生じなくなる。したがって、過度な水分の吸収が行われないため、肉類、魚類及び野菜類などの食品の新鮮度を維持することができ、長期保存が可能である。
以上のように、本発明による生体流体吸収用包装紙(100、200)は、食品から滲出された点滴と食品の接触を防止し、食品の最適の新鮮度を維持することができると共に、変色を防止することができるという長所がある。また、食品の包装時、食品と生体流体吸収布が分離されるようにすることによって、消費者が思わず食品と一緒に料理してしまうという従来の問題点を改善することができる。
本発明は、前述した実施例に限定されず、本発明の技術思想が許容する範囲内で多様に変形して実施することができる。
100 包装紙
110 フィルム紙
112 吸収孔
114 枠接着面
116 吸収布接着面
120 フィルム紙
122 枠接着面
130 生体流体吸収布

Claims (19)

  1. 肉類、魚類及び野菜類などの食品包装時、包装された前記食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収用包装紙の製造方法において、(a)一定のサイズのフィルム紙の半面上に多数の吸収孔を貫通形成する段階と、(b)段階(a)の吸収孔が形成されたフィルム紙の他の半面上に食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収布を配列する段階と、(c)段階(b)の生体流体吸収布が配列されたフィルム紙の上部面に吸収孔が形成された他の面を折って重ねる段階と、(d)段階(c)の状態で重ねたフィルム紙の枠面を接着させる段階と、(e)段階(d)の二重に重ねて枠面が接着されたフィルム紙の吸収孔が形成された面の外部面に同一のサイズのフィルム紙を配列する段階と、(f)段階(e)の状態で一方向を除いた残りの方向の枠面を接着し、肉類、魚類及び野菜類などの食品を包装することができる包装紙を製造する段階とを備えていることを特徴とする生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  2. 前記フィルム紙は、人体に無害なポリ塩化ビニル(PVC:Polyvinyl Chloride)、ポリエステル(PET:Polyester)、ポリエチレン(PE:Polyethylene)、ポリプロピレン(PP:Polypropylene)、ポリアミド(Polyamide)、エチレンビニルアルコール(EVOH:Ethylene-vinyl alcohol)、エチレン酢酸ビニル(EVA:Ethylene-vinyl acetate)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC:Polyvinylidenechloride)、ポリスチレン(PS:Polystyrene)、ポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethyleneterephthalate)、ナイロン(NY:Nylon)、ポリカーボネート(PC:Polycarbonates)、アセチルセルロース(Acetyl Cellulose)、アセチルブチルセルロース(Acetyl Butyl Cellulose)、プラスチック複合フィルム及び改質された生分解フィルムのうちいずれか1つの素材からなることを特徴とする請求項1に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  3. 前記フィルム紙は、透明、半透明及び不透明なフィルム紙のうちいずれか1つからなることを特徴とする請求項2に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  4. 前記フィルム紙は、多様な色相のうちいずれか1つの色相からなることを特徴とする請求項3に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  5. 前記生体流体吸収布の内部には、内部に吸収された食品の点滴を吸収するLuquasorb FP 800の超吸収剤(Superabsorbents)又は重合体性水分吸収剤が粉末又は料粒形態でさらに充填されることを特徴とする請求項1に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  6. 前記重ねたフィルム紙の枠面を接着させる方式は、熱融着による接着、高周波による接着、接着剤による接着及び両面テープによる接着のうちいずれか1つの方式からなることを特徴とする請求項1に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  7. 前記生体流体吸収布は、前記吸収孔が形成された半分の内側の面又は外側を形成するフィルム紙の内側の面に接着固定され、且つその固定方式は、熱融着による接着、高周波による接着、接着剤による接着及び両面テープによる接着のうちいずれか1つの接着方式を用いて接着固定されることを特徴とする請求項1に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  8. 前記吸収孔は、フィルム紙の半面の枠を除いた全面に一定の間隔で多数形成されることを特徴とする請求項1に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  9. 前記吸収孔は、生体流体吸収布と接触する面積を除いた部分に一定の間隔で多数個形成されることを特徴とする請求項1に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  10. 肉類、魚類及び野菜類などの食品包装時、包装された前記食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収用包装紙の製造方法において、(a)一定のサイズのフィルム紙の上部面上に食品から滲出によって発生する点滴を吸収する生体流体吸収布を配列する段階と、(b)段階(a)のフィルム紙と同一のサイズのフィルム紙に多数の吸収孔を貫通形成して生体流体吸収布を間に置いて重なるように配列する段階と、(c)段階(b)の状態で重ねたフィルム紙の枠面を接着させる段階と、(d)段階(c)の二重に重ねて枠面が接着されたフィルム紙の吸収孔が形成された面の外部面に同一のサイズのフィルム紙を配列する段階と、(e)段階(d)の状態で一方向を除いた残りの方向の枠面を接着し、肉類、魚類及び野菜類などの食品を包装することができる包装紙を製造する段階とを備えていることを特徴とする生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  11. 前記フィルム紙は、人体に無害なポリ塩化ビニル(PVC:Polyvinyl Chloride)、ポリエステル(PET:Polyester)、ポリエチレン(PE:Polyethylene)、ポリプロピレン(PP:Polypropylene)、ポリアミド(Polyamide)、エチレンビニルアルコール(EVOH:Ethylene-vinyl alcohol)、エチレン酢酸ビニル(EVA:Ethylene-vinyl acetate)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC:Polyvinylidenechloride)、ポリスチレン(PS:Polystyrene)、ポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene terephthalate)、ナイロン(NY:Nylon)、ポリカーボネート(PC:Polycarbonates)、アセチルセルロース(Acetyl Cellulose)、アセチルブチルセルロース(Acetyl Butyl Cellulose)、プラスチック複合フィルム及び改質された生分解フィルムのうちいずれか1つの素材からなることを特徴とする請求項10に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  12. 前記フィルム紙は、透明、半透明及び不透明なフィルム紙のうちいずれか1つからなることを特徴とする請求項11に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  13. 前記フィルム紙は、多様な色相のうちいずれか1つの色相からなることを特徴とする請求項12に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  14. 前記生体流体吸収布の内部には、内部に吸収された食品の点滴を吸収するLuquasorb FP 800の超吸収剤(Superabsorbents)又は重合体性水分吸収剤が粉末又は料粒形態にさらに充填されることを特徴とする請求項10に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  15. 前記重ねたフィルム紙の枠面を接着させる方式は、熱融着による接着、高周波による接着、接着剤による接着及び両面テープによる接着のうちいずれか1つの方式からなることを特徴とする請求項10に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  16. 前記生体流体吸収布は、前記吸収孔が形成された半分の内側の面又は外側を形成するフィルム紙の内側の面に接着固定され、且つその固定方式は、熱融着による接着、高周波による接着、接着剤による接着及び両面テープによる接着のうちいずれか1つの接着方式を用いて接着固定されることを特徴とする請求項10に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  17. 前記吸収孔は、フィルム紙の半面の枠を除いた全面に一定の間隔で多数個形成されることを特徴とする請求項10に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  18. 前記吸収孔は、生体流体吸収布と接触する面積を除いた部分に一定の間隔で多数形成されることを特徴とする請求項10に記載の生体流体吸収用包装紙の製造方法。
  19. 請求項1から18のいずれか1項に記載の方法で製造された生体流体吸収用包装紙製品。
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