JP2013201361A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013201361A
JP2013201361A JP2012069802A JP2012069802A JP2013201361A JP 2013201361 A JP2013201361 A JP 2013201361A JP 2012069802 A JP2012069802 A JP 2012069802A JP 2012069802 A JP2012069802 A JP 2012069802A JP 2013201361 A JP2013201361 A JP 2013201361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
semiconductor layer
trench
adjacent
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012069802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5807597B2 (ja
Inventor
Shunsuke Harada
峻丞 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012069802A priority Critical patent/JP5807597B2/ja
Publication of JP2013201361A publication Critical patent/JP2013201361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5807597B2 publication Critical patent/JP5807597B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】閾値電圧やオン抵抗の上昇を抑えつつパンチスルーを抑制するとともに、L負荷耐量の低下を防ぐことが可能な半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板3には、トレンチ19間における幅方向所定領域において、トレンチ19の上端部よりも底部が深い位置となるように溝状に形成された段差部40が設けられている。さらに、P型チャンネル層17の表面側において、各トレンチ19から離れた中間位置且つ、段差部40における幅方向中間位置に、裏面側に凹む凹状に形成された溝部27が形成され、この溝部27内には、絶縁層29が埋め込まれている。P型チャンネル層17における溝部27の下部領域は、深さ方向所定領域Rよりも深い位置にまで及ぶパンチスルーストッパー層31として構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
従来、大電流に対応するパワー用の半導体装置として、トレンチゲート構造を有するパワーMOSFETが提案されている。そして、このようなパワーMOSFETでは、ドレイン層に高電圧が印加されると、空乏層がチャンネル領域まで広がり、ソース層とドレイン層との間でパンチスルーが発生し、半導体装置が破壊されてしまうといった問題がある。そこで、パワーMOSFETにおいて、パンチスルーを抑制する技術として、例えば、下記特許文献1、2に示すものが知られている。
特許文献1には、溝(7)の内部にゲート電極(10)が形成されたトレンチゲート型パワーMISFETが記載されている。そして、このトレンチゲート型パワーMISFETのソース領域となるn+型半導体領域(15)の下部に、p-型半導体領域(13)より不純物濃度の高いp型半導体領域(14)がパンチスルーストッパー層として形成されている。特許文献1では、このp型半導体領域(14)によりチャンネル領域の空乏化を抑えることで、パンチスルーを抑制するようにしている。
特許文献2には、第1の半導体層としてのn型のドレイン層(1)の主面上に、ドレイン層(1)よりも不純物濃度が低いn型の第2の半導体層としてのドリフト層(2)、p型の第3の半導体層としてのベース層(3)、およびドリフト層(2)よりも不純物濃度が高いn型の第4の半導体層としてのソース層(4)が順に設けられた半導体層の表面側にトレンチゲート構造が設けられたトレンチゲート型の縦型MOSFETが記載されている。そして、コンタクト溝(38)が表面側からベース層3側に深くなるにつれて段階的に幅が狭くなるようにソース層(4)を貫通して設けられており、コンタクト溝(38)の下に対応する部分に、第5の半導体層としてのp型ピラー層(埋め込み拡散層)(25)が設けられている。また、このp型ピラー層(25)は、ソース電極(11)を形成する前に、コンタクト溝(38)が選択的に形成されたソース層(4)およびトレンチゲート構造をマスクとして、p型不純物(例えばボロン)を注入して熱処理することにより形成されるようになっている。
特開2005−57050号公報 特開2009−141243号公報
しかしながら、上記特許文献1の構成では、不純物濃度がチャンネル領域よりも高いパンチスルーストッパー層を形成しているため、閾値電圧やオン抵抗が上昇してしまうといった問題があった。また、チャンネル領域とボディ領域の横方向(面内方向)の不純物濃度のプロファイルがフラットなために、トレンチゲート端部でブレークダウンを起こし、発生したキャリアが絶縁膜に入り込んでチャージしてしまうといった問題があった。
一方、上記特許文献2の構成では、高耐圧化、オン抵抗の低減を目的として多段のトレンチコンタクト溝からp型不純物を注入するようにしているが、多段トレンチコンタクトから直接配線を行っているために、トレンチコンタクト下部からリーチスルーしてしまう恐れがあり、L負荷耐量が下がる懸念があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、閾値電圧やオン抵抗の上昇を抑えつつパンチスルーを抑制するとともに、L負荷耐量の低下を防ぐことが可能な半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明は、所定の表面と裏面とを備えた半導体基板と、前記半導体基板内に設けられた第1導電型の第1半導体層と、前記半導体基板の前記表面側から掘り下げられて形成される複数のトレンチと、前記トレンチの底面及び側面に形成されたゲート絶縁膜と、前記トレンチ内において前記ゲート絶縁膜よりも内側に形成されたゲート電極と、複数の前記トレンチにおけるトレンチ間において、前記第1半導体層上に形成された第2導電型の第2半導体層と、前記表面側において前記トレンチに隣接して設けられた第1導電型の第3半導体層と、を備え、前記トレンチは、深さ方向所定領域が前記第2半導体層と隣接し、その隣接位置よりも深い位置に設けられた底部が前記第1半導体層に隣接するように構成され、前記深さ方向所定領域よりも前記表面側において前記第3半導体層と隣接するように構成されており、前記半導体基板には、トレンチ間における幅方向所定領域において、前記トレンチの上端部よりも底部が深い位置となるように溝状に形成された段差部が設けられ、前記第2半導体層の前記表面側において、各トレンチから離れた中間位置且つ、前記段差部における幅方向中間位置に、前記裏面側に凹む凹状に形成された溝部が形成され、前記溝部内には、絶縁層が埋め込まれており、前記段差部の上端部に隣接して前記第3半導体層が形成され、前記段差部の底部に隣接して前記第2半導体層が形成されており、前記第2半導体層における前記溝部の下部領域は、前記深さ方向所定領域よりも深い位置にまで及ぶパンチスルーストッパー層として構成されていることを特徴とする。
また、第2の発明は、所定の表面と裏面とを備えた半導体基板内に第1導電型の第1半導体層を形成する工程と、前記半導体基板の前記表面側から掘り下げて複数のトレンチを形成する工程と、前記トレンチの底面及び側面にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記トレンチ内において前記ゲート絶縁膜よりも内側にゲート電極を形成する工程と、複数の前記トレンチにおけるトレンチ間において、前記第1半導体層上に第2導電型の第2半導体層を形成する工程と、前記表面側において前記トレンチに隣接するように第1導電型の第3半導体層を形成する工程と、を含み、前記トレンチの深さ方向所定領域を前記第2半導体層と隣接させ、その隣接位置よりも深い位置に設けられた前記トレンチの底部を前記第1半導体層に隣接するように形成し、且つ、前記トレンチを前記深さ方向所定領域よりも前記表面側において前記第3半導体層と隣接するように形成し、前記半導体基板のトレンチ間における幅方向所定領域において、前記トレンチの上端部よりも底部が深い位置となるように溝状に段差部を形成する工程と、前記第2半導体層の前記表面側において、各トレンチから離れた中間位置且つ、前記段差部における幅方向中間位置に、前記裏面側に凹状に凹む溝部を形成する工程と、前記第2半導体層における前記溝部の下部領域且つ、前記深さ方向所定領域よりも深い位置へ不純物を注入してパンチスルーストッパー層を形成する工程と、前記不純物を注入した後に、前記溝部内に絶縁層を埋め込む工程と、を有していることを特徴とする。
請求項1の半導体装置では、半導体基板の表面側から掘り下げられてトレンチが複数形成されている。そして、このトレンチは、深さ方向所定領域が第2半導体層と隣接し、その隣接位置よりも深い位置に設けられた底部が第1半導体層に隣接するように構成され、深さ方向所定領域よりも表面側において第3半導体層と隣接するように構成されている。また、半導体基板には、トレンチ間における幅方向所定領域において、トレンチの上端部よりも底部が深い位置となるように溝状に形成された段差部が設けられている。さらに、第2半導体層の表面側において、各トレンチから離れた中間位置且つ、段差部における幅方向中間位置に、裏面側に凹む凹状に形成された溝部が形成され、この溝部内には、絶縁層が埋め込まれている。この構成では、スイッチング時のキャリアの引き抜き時の経路が、溝部の下部領域を回避して、段差部の下部両側から行われるようになる。これにより、溝部の下部領域におけるリーチスルーの発生が抑えられ、L負荷耐量の低下を防ぐことができる。
また、第2半導体層における溝部の下部領域は、深さ方向所定領域よりも深い位置にまで及ぶパンチスルーストッパー層として構成されている。このように、パンチスルーストッパー層として機能する第2半導体層を、深さ方向所定領域よりも深い位置にまで及ぶように設けることで、ブレークダウンのポイントをトレンチから離れた中央部分(ボディ部分)に移行することができ、トレンチゲート端部でブレークダウンを起こし発生したキャリアがゲート絶縁膜に入り込んでチャージしてしまうといった問題を回避出来る。また、半導体基板に段差部を設け、この段差部における幅方向中間位置に溝部を形成することで、パンチスルーストッパー層を所望の位置(トレンチから離れた中央部分)に形成しやすくなる。さらに、このように溝部を形成することで、エネルギーをそれほど高くしなくとも不純物を深い領域に打ち込むことができ、打ち込み時に不純物がチャンネル領域まで広がることが抑えられ、閾値電圧やオン抵抗の上昇を抑えることができる。
請求項2の発明では、段差部の底部に隣接する領域は、第2半導体層の他の部位よりも不純物濃度が高く設定されるコンタクト層が形成されている。そして、パンチスルーストッパー層は、コンタクト層よりも不純物濃度が低く設定されている。このように、不純物濃度を設定することで、キャリアの引き抜き時に、溝部の下部領域からのリーチスルーの発生が抑えられ、L負荷耐量を上昇させることが出来る。
請求項3の発明では、第3半導体層の側壁面の一部が段差部に隣接して設けられており、この段差部の側壁面が逆テーパ形状に構成されている。この構成によれば、第2半導体層への不純物の注入時に、不純物が不必要に第3半導体層側へ入り込むことを抑えることができ、第3半導体層におけるコンタクト抵抗の上昇やオン抵抗の上昇を抑えることができる。
請求項4の発明では、溝部の幅が、各トレンチ間の距離の24%未満となるように設定されている。このように、溝部の幅を設定することで、オン抵抗の上昇をより抑えつつ、パンチスルーを効果的に抑制することができる。
請求項5の半導体装置の製造方法では、複数のトレンチを、深さ方向所定領域が第2半導体層と隣接し、その隣接位置よりも深い位置に設けられた底部が第1半導体層に隣接するように形成し、且つ、深さ方向所定領域よりも表面側において第3半導体層と隣接するように形成するようにしている。また、半導体基板のトレンチ間における幅方向所定領域に、トレンチの上端部よりも底部が深い位置となるように溝状に段差部を形成し、第2半導体層の表面側において、各トレンチから離れた中間位置且つ、この段差部における幅方向中間位置に、裏面側に凹状に凹む溝部を形成するようにしている。そして、第2半導体層における溝部の下部領域且つ、深さ方向所定領域よりも深い位置へ不純物を注入してパンチスルーストッパー層を形成し、不純物を注入した後に、溝部内に絶縁層を埋め込むようにしている。
このように、各トレンチ間の中央部付近に溝部を形成した後に不純物を注入するようにしているので、エネルギーをそれほど高くしなくとも不純物を深い領域に打ち込むことができ、打ち込み時に不純物がチャンネル領域まで広がることが抑えられ、閾値電圧やオン抵抗の上昇を抑えることができる。
請求項6の発明では、第3半導体層の側壁面の一部を、段差部に隣接するように形成するとともに、段差部の側壁面を逆テーパ形状に形成するようにしている。このように形成することで、第2半導体層への不純物の注入時に、不純物が不必要に第3半導体層側へ入り込むことを抑えることができ、第3半導体層におけるコンタクト抵抗の上昇やオン抵抗の上昇を抑えることができる。
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を示す断面説明図である。 図2は、図1のαで示した領域を拡大した図である 図3は、各トレンチ間の距離に対する溝部の幅の割合とオン抵抗との関係を示す図である。 図4は、溝部の深さとオン抵抗との関係を示す図である。 図5は、第1実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面説明図である。 図6は、第1実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面説明図である。 図7は、第1実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、詳細に説明する。
本発明では、例えば、シリコンからなる半導体基板3の表面(主面)に、トレンチゲート構造を有する半導体装置1が形成されている。半導体基板3は、N型の導電型を有しており、この半導体基板3内にN型ドリフト層15が設けられている。そして、半導体基板3の裏面側には、N+型ドレイン層13及びアルミ膜などにより構成されるドレイン電極11が順に形成されている。なお、N型ドリフト層15は、「第1導電型の第1半導体層」の一例に相当する。
半導体基板3の表面側には、P型チャンネル層17が形成されている。そして、P型チャンネル層17の表面からN型ドリフト層15に達するトレンチ19が複数(図1、図2では、紙面の都合上2つのトレンチのみ図示している)、掘り下げられて形成されている。すなわち、複数のトレンチ19におけるトレンチ間において、N型ドリフト層15上にP型チャンネル層17が配置される構成となっている。トレンチ19の底面及び側面を含めた内壁面には、SiOなどの酸化膜などからなるゲート絶縁膜21が形成されている。さらに、トレンチ19内には、ゲート絶縁膜21よりも内側にゲート電極23が形成されている。なお、P型チャンネル層17は、「第2導電型の第2半導体層」の一例に相当する。
P型チャンネル層17上のトレンチ19の上端部に隣接する領域に、N+型ソース層25が形成されている。このN+型ソース層25の側壁面の一部は、下層側に形成されたP型チャンネル層17とともに、後述する段差部40に隣接して設けられている。また、このN+型ソース層25の側壁面は、逆テーパ形状に構成されている(すなわち、N+型ソース層25の側壁面は、表層側から深くなるにつれて幅方向中間位置W1側からトレンチ19側へ向けて傾斜状に構成されている。)。そして、トレンチ19は、深さ方向所定領域RがP型チャンネル層17と隣接し、その隣接位置よりも深い位置に設けられた底部19aがN型ドリフト層15に隣接しており、また、深さ方向所定領域Rよりも表面側においてN+型ソース層25と隣接している。ここで深さ方向所定領域Rとは、図1に示すように、トレンチ19と隣接するN+型ソース層25の下端部P1と、トレンチ19と隣接するP型チャンネル層17の下端部P2との間の領域とする。なお、この深さ方向所定領域Rがチャンネル領域となる。また、N+型ソース層25は、「第1導電型の第3半導体層」の一例に相当する。
そして、半導体基板3には、トレンチ19間(d2)における幅方向所定領域d3において、トレンチ19の上端部よりも底部40aが深い位置となるように溝状に形成された段差部40が設けられている。また、段差部40の底部40aに隣接してP型チャンネル層17が配置されている。そして、P型チャンネル層17の表面側において各トレンチから離れた中間位置であり、段差部40における幅方向中間位置W1に溝部27が形成されている。この溝部27は、半導体基板3の裏面側に凹む凹状形状に形成されている。
この溝部27の幅d1は、各トレンチ19間の距離(セルピッチ)d2に対して、24%未満となるように構成されており、より好ましくは、20%未満であるとよい。このように、溝部27の幅d1を設定することで、図3に示すように、オン抵抗の上昇を抑えることができる。より具体的には、例えば、各トレンチ間の距離d2を2.5μmとした場合、溝部27の幅d1は0.4〜0.6μm程度とするとよい。このとき、N+型ソース層25の間隔d3は、1.4μm程度にするとよい。
また、溝部27の深さT1は、オン抵抗との兼ね合いから、図4からわかるように、0.5μm未満とするとよい。なお、図4中、黒丸は溝部27の幅d1が0.4μmのときの値であり、黒四角は0.5μmのときの値であり、黒菱形は、0,6μmのときの値である。このときのN+型ソース層25の上端からP型チャンネル層17の表層までの深さT2は、0.5μm程度にするとよい。また、P型チャンネル層17の中央付近(チャンネル領域(深さ方向所定領域R)よりも深い領域)でブレークダウンを発生させるために、溝部27はある程度の深さが必要であり、この観点から溝部27の深さT1の下限値は、0.2μm程度とすることが好ましい。なお、この溝部27の深さT1は、イオン注入時のエネルギーなどに応じて、適宜変更することができる。そして、この溝部27内には、絶縁層29が形成されている。この絶縁層29は、例えば、SiO、Si、ノンドープ多結晶シリコン、SiNなどによって構成することができる。
さらに、P型チャンネル層17における溝部27の下部領域は、深さ方向所定領域Rよりも深い位置(P2位置よりも深い位置)にまで及ぶパンチスルーストッパー層31として構成されている。また、段差部40の底部40aに隣接する領域は、P型チャンネル層17の他の部位よりも不純物濃度が高く設定されるRCP層32が形成されている。このRCP層32を設けることで、コンタクト抵抗を下げることができる。そして、パンチスルーストッパー層31は、RCP層32よりも不純物濃度が低く設定されている。すなわち、パンチスルーストッパー層31は、P型チャンネル層17の一部として構成されており、P型チャンネル層17は、段差部40の底部40aに隣接する領域の不純物濃度よりも溝部27の下部領域の不純物濃度のほうが低く設定されている。例えば、不純物をボロンとした場合、パンチスルーストッパー層31の不純物濃度は1.9×1017cm−3程度、P型チャンネル層17の表層側(RCP層32)の不純物濃度は7.0×1019cm−3程度とするとよい。なお、RCP層32は、「コンタクト層」の一例に相当する。
このパンチスルーストッパー層31の最下端部31aは、図1及び図2に示すように、少なくともP2位置よりも深い位置に配置されている。好ましくは、最下端部31aは、ゲート電極23の底部23aよりも深い位置に配置されているとよい。より好ましくは、最下端部31aは、トレンチ19の底部19aよりも深い位置に配置されているとよい。また、N+型ソース層25は、段差部40の底部40aよりも上部側に配置されている。また、特に、P1が底部40aよりも上部側に配置されているとよい。
溝部27は、少なくともトレンチ19間d2の中心位置W1に形成されており、少なくともトレンチ19間d2の中心では、最下端部31aがトレンチ19の底部19aよりも深い領域に配置されているとよい。さらに好ましくは、最下端部31aが溝部27の領域d1(溝部27の幅d1)の下部領域に形成されているとよい。
次に、半導体装置1の製造方法について図5〜7を用いて説明する。
本発明の半導体装置1の製造方法では、まず、N+型ドレイン層13、N型ドリフト層15が形成されているシリコン基板(半導体基板3)上に、トレンチゲート構造、トレンチ19を形成する。次に、このトレンチ19内に、トレンチ19の底面及び側面を少なくとも覆うようにゲート絶縁膜21を形成する。そして、トレンチ19内にゲート電極23を埋め込み、さらに絶縁膜で覆う。
次に、全面に、ボロンをドーズ量1.0×1013/cm、120KeVでイオン注入し、1050℃で120分、熱処理を行い活性化させ、P型チャンネル層17を形成する(図5(A))。そして、P型チャンネル層17に、ヒ素をドーズ量1.5×1015/cm、135KeVでイオン注入し、1050℃で75分、熱処理を行い活性化させ、N+型ソース層25を形成する(図5(B))。なお、トレンチ19の下端からN+型ソース層25の上端までの高さは、1.5μm程度となるように形成する。また、N+型ソース層25の不純物濃度は、6.4×1019cm−3程度となるように形成する。
次に、PSG膜(Phosphorus-Silicate Glass)38を、3000Å程度形成する(図5(C))。そして、トレンチコンタクト33を形成する(図6(A))。トレンチコンタクト33は、等方性エッチングによりN+ソース層(シリコン膜)25を0.4μm程度削った後、異方性エッチングによりN+型ソース層25をさらに0.1μm程度削り形成する。これにより、N+型ソース層25を、幅方向中間位置側からトレンチ19側へ向けて傾斜状(テーパ形状)に形成することができる。また、このトレンチコンタクト33を形成することで、段差部40が設けられるようになっている。
次に、P型チャンネル層17(シリコン膜)の中央部付近を、マスクなどを用いて選択的に異方性エッチングを行い、0.5μm程度削り、凹状に凹む溝部27を形成する。そして、パンチスルーストッパー層31を形成するために、P型チャンネル層17の全面に、ボロンをドーズ量5.0×1012/cm、120KeVでイオン注入する。(図6(B))
次に、酸化膜39を1.1μm形成する。これにより、溝部27内に絶縁層29が形成される。そして、この酸化膜39の表層を、CMP(Chemical Mechanical Polishing)によって表面を研磨し平坦化する(図6(C))。
次に、段差部40と溝部27が形成されている部位を除くように、Oxエッチングマスク41を形成する(図7(A))。そして、このOxエッチングマスク41を用いた異方性エッチングを行い、溝部27内の絶縁層29を残すように酸化膜30を1.0μ程度削り、段差部40の底部40aを露出させる。なお、このとき、溝部27内に設けられた絶縁層29の上面と段差部40の底部20aは略面一となる。この後、Oxエッチングマスク41を除去する。そして、P型チャンネル層17の表層に、RCP層32を形成するために、ボロンをドーズ量3.0×1015/cm、20KeVでイオン注入する(図7(B))。次に、900℃で10分、熱処理を行い、P型チャンネル層17の表層及びパンチスルーストッパー層31を活性化する。なお、チャンネル表面の不純物濃度は1.1×1017cm−3程度、チャンネル長は0.45μm程度となるように形成する。そして、Al膜よりなるソース電極37、ドレイン電極11を形成し、半導体装置1を製造することができる(図7(C))。
以上説明したように、本第1実施形態に係る半導体装置1によれば、半導体基板3の表面側から掘り下げられてトレンチ19が複数形成されている。そして、このトレンチ19は、深さ方向所定領域がP型チャンネル層17と隣接し、その隣接位置よりも深い位置に設けられた底部19aがN型ドリフト層15に隣接するように構成され、深さ方向所定領域よりも表面側においてN+型ソース層25と隣接するように構成されている。また、半導体基板3には、トレンチ19間における幅方向所定領域において、トレンチ19の上端部よりも底部40aが深い位置となるように溝状に形成された段差部40が設けられている。さらに、P型チャンネル層17の表面側において、各トレンチ19から離れた中間位置且つ、段差部40における幅方向中間位置に、裏面側に凹む凹状に形成された溝部27が形成され、この溝部27内には、絶縁層29が埋め込まれている。この構成では、スイッチング時のキャリアの引き抜き時の経路が、溝部27の下部領域を回避して、段差部40の下部両側から行われるようになる。これにより、溝部27の下部領域におけるリーチスルーの発生が抑えられ、L負荷耐量の低下を防ぐことができる。
また、P型チャンネル層17における溝部27の下部領域は、深さ方向所定領域よりも深い位置にまで及ぶパンチスルーストッパー層として構成されている。このように、パンチスルーストッパー層31として機能するP型チャンネル層17を、深さ方向所定領域よりも深い位置にまで及ぶように設けることで、ブレークダウンのポイントをトレンチ19から離れた中央部分(ボディ部分)に移行することができ、トレンチゲート端部でブレークダウンを起こし発生したキャリアがゲート絶縁膜21に入り込んでチャージしてしまうといった問題を回避出来る。また、半導体基板3に段差部40を設け、この段差部40における幅方向中間位置に溝部27を形成することで、パンチスルーストッパー層31を所望の位置(トレンチ19から離れた中央部分)に形成しやすくなる。さらに、このように溝部を形成することで、エネルギーをそれほど高くしなくとも不純物を深い領域に打ち込むことができ、打ち込み時に不純物がチャンネル領域まで広がることが抑えられ、閾値電圧やオン抵抗の上昇を抑えることができる。
また、段差部40の底部40aに隣接する領域は、P型チャンネル層17の他の部位よりも不純物濃度が高く設定されるRCP層32(コンタクト層)が形成されている。そして、パンチスルーストッパー層31は、RCP層32よりも不純物濃度が低く設定されている。このように、不純物濃度を設定することで、キャリアの引き抜き時に、溝部27の下部領域からのリーチスルーの発生が抑えられ、L負荷耐量を上昇させることができる。
また、N+型ソース層25の側壁面の一部が段差部40に隣接して設けられており、この段差部40の側壁面が逆テーパ形状に構成されている。この構成によれば、P型チャンネル層17への不純物の注入時に、不純物が不必要にN+型ソース層25側へ入り込むことを抑えることができ、N+型ソース層25におけるコンタクト抵抗の上昇やオン抵抗の上昇を抑えることができる。
また、溝部27の幅が、各トレンチ19間の距離の24%未満となるように設定されている。このように、溝部27の幅を設定することで、オン抵抗の上昇をより抑えつつ、パンチスルーを効果的に抑制することができる。
また本実施形態に係る半導体装置1の製造方法では、複数のトレンチ19を、深さ方向所定領域がP型チャンネル層17と隣接し、その隣接位置よりも深い位置に設けられた底部19aがN型ドリフト層15に隣接するように形成し、且つ、深さ方向所定領域よりも表面側においてN+型ソース層25と隣接するように形成するようにしている。また、半導体基板3のトレンチ19間における幅方向所定領域に、トレンチ19の上端部よりも底部40aが深い位置となるように溝状に段差部40を形成し、P型チャンネル層17の表面側において、各トレンチ19から離れた中間位置且つ、この段差部40における幅方向中間位置に、裏面側に凹状に凹む溝部27を形成するようにしている。そして、P型チャンネル層17における溝部27の下部領域且つ、深さ方向所定領域よりも深い位置へ不純物を注入してパンチスルーストッパー層31を形成し、不純物を注入した後に、溝部27内に絶縁層29を埋め込むようにしている。
このように、各トレンチ19間の中央部付近に溝部27を形成した後に不純物を注入するようにしているので、エネルギーをそれほど高くしなくとも不純物を深い領域に打ち込むことができ、打ち込み時に不純物がチャンネル領域まで広がることが抑えられ、閾値電圧やオン抵抗の上昇を抑えることができる。
また、N+型ソース層25の側壁面の一部を、段差部40に隣接するように形成するとともに、段差部40の側壁面を逆テーパ形状に形成するようにしている。このように形成することで、P型チャンネル層17への不純物の注入時に、不純物が不必要にN+型ソース層25側へ入り込むことを抑えることができ、N+型ソース層25におけるコンタクト抵抗の上昇やオン抵抗の上昇を抑えることができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、N+型ソース層25の側壁面の一部が段差部40に隣接して設けられており、この段差部40の側壁面が逆テーパ形状に構成されている例を示したが、特にこれに限定されない。
1…半導体装置
3…半導体基板
11…ドレイン電極
13…N+型ドレイン層
15…N型ドリフト層(第1導電型の第1半導体層)
17…P型チャンネル層(第2導電型の第2半導体層)
19…トレンチ
21…ゲート絶縁膜
23…ゲート電極
25…N+型ソース層(第1導電型の第3半導体層)
27…溝部
29…絶縁層
31…パンチスルーストッパー層
32…RCP層(コンタクト層)
33…トレンチコンタクト
35…PSG膜
37…ソース電極
38…PSG膜
39…酸化膜
40…段差部
40a…段差部の底部
41…Oxエッチングマスク

Claims (6)

  1. 所定の表面と裏面とを備えた半導体基板と、
    前記半導体基板内に設けられた第1導電型の第1半導体層と、
    前記半導体基板の前記表面側から掘り下げられて形成される複数のトレンチと、
    前記トレンチの底面及び側面に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記トレンチ内において前記ゲート絶縁膜よりも内側に形成されたゲート電極と、
    複数の前記トレンチにおけるトレンチ間において、前記第1半導体層上に形成された第2導電型の第2半導体層と、
    前記表面側において前記トレンチに隣接して設けられた第1導電型の第3半導体層と、を備え、
    前記トレンチは、深さ方向所定領域が前記第2半導体層と隣接し、その隣接位置よりも深い位置に設けられた底部が前記第1半導体層に隣接するように構成され、前記深さ方向所定領域よりも前記表面側において前記第3半導体層と隣接するように構成されており、
    前記半導体基板には、トレンチ間における幅方向所定領域において、前記トレンチの上端部よりも底部が深い位置となるように溝状に形成された段差部が設けられ、
    前記第2半導体層の前記表面側において、各トレンチから離れた中間位置且つ、前記段差部における幅方向中間位置に、前記裏面側に凹む凹状に形成された溝部が形成され、
    前記溝部内には、絶縁層が埋め込まれており、
    前記段差部の上端部に隣接して前記第3半導体層が形成され、
    前記段差部の底部に隣接して前記第2半導体層が形成されており、
    前記第2半導体層における前記溝部の下部領域は、前記深さ方向所定領域よりも深い位置にまで及ぶパンチスルーストッパー層として構成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記段差部の底部に隣接する領域は、前記第2半導体層の他の部位よりも不純物濃度が高く設定されるコンタクト層が形成されており、
    前記パンチスルーストッパー層は、前記コンタクト層よりも不純物濃度が低く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第3半導体層の側壁面の一部は、前記段差部に隣接して設けられており、前記段差部の側壁面は逆テーパ形状に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記溝部の幅は、前記各トレンチ間の距離の24%未満であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 所定の表面と裏面とを備えた半導体基板内に第1導電型の第1半導体層を形成する工程と、
    前記半導体基板の前記表面側から掘り下げて複数のトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチの底面及び側面にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記トレンチ内において前記ゲート絶縁膜よりも内側にゲート電極を形成する工程と、
    複数の前記トレンチにおけるトレンチ間において、前記第1半導体層上に第2導電型の第2半導体層を形成する工程と、
    前記表面側において前記トレンチに隣接するように第1導電型の第3半導体層を形成する工程と、を含み、
    前記トレンチの深さ方向所定領域を前記第2半導体層と隣接させ、その隣接位置よりも深い位置に設けられた前記トレンチの底部を前記第1半導体層に隣接するように形成し、且つ、前記トレンチを前記深さ方向所定領域よりも前記表面側において前記第3半導体層と隣接するように形成し、
    前記半導体基板のトレンチ間における幅方向所定領域において、前記トレンチの上端部よりも底部が深い位置となるように溝状に段差部を形成する工程と、
    前記第2半導体層の前記表面側において、各トレンチから離れた中間位置且つ、前記段差部における幅方向中間位置に、前記裏面側に凹状に凹む溝部を形成する工程と、
    前記第2半導体層における前記溝部の下部領域且つ、前記深さ方向所定領域よりも深い位置へ不純物を注入してパンチスルーストッパー層を形成する工程と、
    前記不純物を注入した後に、前記溝部内に絶縁層を埋め込む工程と、を有していることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記第3半導体層の側壁面の一部を、前記段差部に隣接するように形成するとともに、前記段差部の側壁面を逆テーパ形状に形成することを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
JP2012069802A 2012-03-26 2012-03-26 半導体装置及び半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP5807597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012069802A JP5807597B2 (ja) 2012-03-26 2012-03-26 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012069802A JP5807597B2 (ja) 2012-03-26 2012-03-26 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013201361A true JP2013201361A (ja) 2013-10-03
JP5807597B2 JP5807597B2 (ja) 2015-11-10

Family

ID=49521333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012069802A Expired - Fee Related JP5807597B2 (ja) 2012-03-26 2012-03-26 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5807597B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015072052A1 (ja) * 2013-11-13 2015-05-21 三菱電機株式会社 半導体装置
US10026807B2 (en) 2016-05-16 2018-07-17 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing semiconductor device
JP2019054300A (ja) * 2019-01-11 2019-04-04 株式会社東芝 半導体装置
US10256229B2 (en) 2015-12-11 2019-04-09 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device and manufacturing method
JP2019057603A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 株式会社東芝 半導体装置及びその製造方法
US10586862B2 (en) 2015-08-11 2020-03-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device
CN113410302A (zh) * 2020-03-17 2021-09-17 株式会社东芝 半导体装置
CN116403910A (zh) * 2023-05-29 2023-07-07 深圳市威兆半导体股份有限公司 碳化硅mosfet器件及其制造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003324196A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Nec Electronics Corp 縦型mosfetとその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003324196A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Nec Electronics Corp 縦型mosfetとその製造方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015072052A1 (ja) * 2013-11-13 2015-05-21 三菱電機株式会社 半導体装置
US10586862B2 (en) 2015-08-11 2020-03-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device
US10256229B2 (en) 2015-12-11 2019-04-09 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device and manufacturing method
US10026807B2 (en) 2016-05-16 2018-07-17 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing semiconductor device
US10381436B2 (en) 2016-05-16 2019-08-13 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing semiconductor device
JP2019057603A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 株式会社東芝 半導体装置及びその製造方法
JP2019054300A (ja) * 2019-01-11 2019-04-04 株式会社東芝 半導体装置
CN113410302A (zh) * 2020-03-17 2021-09-17 株式会社东芝 半导体装置
JP2021150375A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 株式会社東芝 半導体装置
JP7319496B2 (ja) 2020-03-17 2023-08-02 株式会社東芝 半導体装置
CN116403910A (zh) * 2023-05-29 2023-07-07 深圳市威兆半导体股份有限公司 碳化硅mosfet器件及其制造方法
CN116403910B (zh) * 2023-05-29 2023-08-22 深圳市威兆半导体股份有限公司 碳化硅mosfet器件及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5807597B2 (ja) 2015-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5807597B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP6418340B2 (ja) 逆導通型絶縁ゲートバイポーラトランジスタの製造方法および逆導通型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
JP6048317B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
JP6741070B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP6881463B2 (ja) Rc−igbtおよびその製造方法
US8901573B2 (en) Silicon carbide semiconductor device and method of manufacturing the same
JP5767430B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
WO2009119735A1 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5136578B2 (ja) 半導体装置
JP6179409B2 (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法
JP4813762B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2013062344A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2013258327A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2009289904A (ja) 半導体装置
US9853099B1 (en) Double diffused metal oxide semiconductor device and manufacturing method thereof
JP2013058575A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US9018701B2 (en) Avalanche capability improvement in power semiconductor devices using three masks process
JP2011204808A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2016025177A (ja) スイッチング素子
JP2016096288A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
US8492221B2 (en) Method for fabricating power semiconductor device with super junction structure
US9224806B2 (en) Edge termination structure with trench isolation regions
JP2009141185A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5034151B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2009016480A (ja) 半導体装置、及び半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150811

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150824

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5807597

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees