JP2013201050A - 有機el装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性を向上させることが可能な有機EL装置および電子機器を提供する。
【解決手段】有機EL装置70は、有機EL素子8が形成された基板10と、ケース50と、基板10とケース50とを接着する接着剤60とを備え、接着剤60は湿気硬化型シリコーン接着剤であり、ケース50の基板10と接着される部位には、湿気侵入孔56が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機EL装置および電子機器に関する。
有機EL(Electro Luminescence)装置は、陽極と、発光層を含む有機機能層と、陰極とが積層され構成された有機EL素子を備えている。有機EL素子では、陽極と陰極との間に流れる電流量に応じた輝度で、有機機能層の発光層が発光する。有機機能層の有機材料は、空気中の水分等で変質する。そのため、有機EL装置の基板に封止ケースを接着し、有機EL素子を封止して水分の侵入を抑止する構造の有機EL装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、有機機能層の有機材料は、熱や紫外線等に晒されると発光特性が劣化する。有機EL装置は、有機EL素子で発光するに際に発熱を伴うため、発光で生じる熱を有機EL装置の外部に効率よく放熱することが望ましい。そこで、上述の水分の侵入を抑止する封止とは別に、放熱を目的として有機EL装置の基板にケースを接着する構造の有機EL装置が知られている。
基板に放熱用のケースを接着する際の接着剤として、熱硬化型接着剤や紫外線硬化型接着剤は、熱や紫外線が有機機能層の有機材料の特性を劣化させるおそれがあるため用いないことが望ましい。基板に放熱用のケースを接着する際に好適に用いることができる接着剤としては、空気中の湿気(水分)や被着体に含まれる湿気(水分)と反応して硬化する湿気硬化型接着剤が考えられる。
特開2001−126868号公報
しかしながら、湿気硬化型接着剤を用いる場合、被着体としてのケース及び基板はほとんど湿気を含まないので、実質的に空気中の湿気のみで湿気硬化型接着剤を硬化させることとなる。そして、ケースと基板との間に挟まれた湿気硬化型接着剤が空気と触れるのはその外周のみであるので、湿気硬化型接着剤全体が硬化するまでに長時間(例えば、数日)を要してしまう。そのため、有機EL装置の製造工程において、次の工程に移行するまでの滞留時間が増大する。また、湿気硬化型接着剤の硬化を促進するために、被着体表面に水分を付着させる処理、または水分を含んだ中間層を設ける処理等を行う場合、その処理ための作業工程が必要となるため、製造工数が増大する。その結果、有機EL装置の製造工程における生産性の低下を招いてしまうという課題がある。
本発明の態様は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る有機EL装置は、有機EL素子が形成された基板と、ケースと、前記基板と前記ケースとを接着する接着剤と、を備え、前記接着剤は湿気硬化型シリコーン接着剤であり、前記ケースの前記基板と接着される部位には、湿気侵入孔が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ケースの基板と接着される部位に湿気侵入孔が設けられているので、ケースと基板との間に配置された湿気硬化型シリコーン接着剤における湿気侵入孔と重なる部分が露出する。そのため、湿気硬化型シリコーン接着剤は、端部だけでなく湿気侵入孔と重なる部分でも空気と触れるので、湿気侵入孔が設けられていない場合に比べて、硬化が進み易くなる。これにより、ケースと基板とを接着する湿気硬化型シリコーン接着剤全体が硬化するまでに要する時間を短縮できるので、有機EL装置の製造工程における生産性を向上させることができる。
[適用例2]上記適用例に係る有機EL装置であって、前記湿気侵入孔は、前記部位の端部から離れた位置に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、湿気侵入孔が基板と接着される部位の端部から離れた位置に設けられているので、湿気硬化型シリコーン接着剤の端部から離れた位置、例えば中央寄りの位置でも空気と触れる。これにより、湿気硬化型シリコーン接着剤の硬化が端部から進むとともに端部から離れた位置からも進むので、湿気硬化型シリコーン接着剤全体が硬化するまでに要する時間をより短縮できる。
[適用例3]上記適用例に係る有機EL装置であって、前記湿気侵入孔は、前記部位に複数設けられていることが好ましい。
この構成によれば、湿気侵入孔が複数設けられているので、湿気硬化型シリコーン接着剤の硬化が複数の箇所から並行して進む。これにより、湿気硬化型シリコーン接着剤全体が硬化するまでに要する時間をより一層短縮できる。
[適用例4]上記適用例に係る有機EL装置であって、前記ケースの前記基板側における前記湿気侵入孔の内径は、前記ケースの前記基板とは反対側における前記湿気侵入孔の内径よりも大きいことが好ましい。
この構成によれば、ケースの基板側において湿気侵入孔の内径を大きくして湿気硬化型シリコーン接着剤が空気に触れる面積を大きくしても、ケースの基板とは反対側、すなわち外側において湿気侵入孔の内径を小さくできる。これにより、ケースの外観を損なわないようにして、湿気硬化型シリコーン接着剤全体が硬化するまでに要する時間をさらに短縮できる。
[適用例5]本適用例に係る電子機器は、上記に記載の有機EL装置を備えることを特徴とする。
この構成によれば、生産性を向上させることができる有機EL装置を備えているので、コストパフォーマンスが高い電子機器を提供することができる。
第1の実施形態に係る有機EL装置の概略構成を示す模式図。 第1の実施形態に係る有機ELパネルの電気的な構成を示す等価回路図。 第1の実施形態に係る有機ELパネルの構成を示す模式平面図。 第1の実施形態に係る有機ELパネルの構造を示す模式断面図。 第1の実施形態に係る有機EL装置の分解斜視図。 有機EL装置を備えた電子機器の一例としてスマートフォンを示す模式図。 第2の実施形態に係る有機EL装置の分解斜視図。 変形例1に係る有機EL装置の概略構成を示す模式断面図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大または縮小して表示している。また、説明に必要な構成要素以外は図示を省略する場合がある。
なお、以下の形態において、例えば「基板上に」と記載された場合、基板の上に接するように配置される場合、または基板の上に他の構成物を介して配置される場合、または基板の上に一部が接するように配置され、一部が他の構成物を介して配置される場合を表すものとする。
(第1の実施形態)
<有機EL装置>
第1の実施形態に係る有機EL装置の構成について図を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係る有機EL装置の概略構成を示す模式図である。詳しくは、図1(a)は有機EL装置の側面図であり、図1(b)は有機EL装置の平面図である。
図1(a),(b)に示すように、第1の実施形態に係る有機EL装置70は、有機ELパネル1と、ケース50と、有機ELパネル1とケース50とを接着する接着剤60とを備えている。
<有機ELパネル>
まず、有機ELパネル1の構成を図2、図3、および図4を参照して説明する。図2は、第1の実施形態に係る有機ELパネルの電気的な構成を示す等価回路図である。図3は、第1の実施形態に係る有機ELパネルの構成を示す模式平面図である。図4は、第1の実施形態に係る有機ELパネルの構造を示す模式断面図である。
図2に示すように、有機ELパネル1は、スイッチング素子としてトランジスターを用いたアクティブマトリックス型の有機ELパネルである。トランジスターとしては、薄膜半導体層を用いた薄膜トランジスター(Thin Film Transistor、以下、TFTと呼ぶ)であってもよいし、半導体基板自体にチャネルが形成されるトランジスターであってもよい。有機ELパネル1は、基板10と、基板10上に設けられた走査線16と、走査線16に対して交差する方向に延びる信号線17と、信号線17に並列に延びる電源線18とを備えている。
信号線17には、シフトレジスター、レベルシフター、ビデオライン、およびアナログスイッチを備えたデータ線駆動回路14が接続されている。また、走査線16には、シフトレジスターおよびレベルシフターを備えた走査線駆動回路15が接続されている。
走査線16と信号線17とによりサブ画素2の領域が区画されている。サブ画素2は、有機ELパネル1の表示の最小単位であり、例えば、走査線16の延在方向と信号線17の延在方向とに沿ってマトリックス状に配列されている。各サブ画素2には、スイッチング用トランジスター11と、駆動用トランジスター12と、保持容量13と、陽極24と、陰極32と、有機機能層30とが設けられている。
有機機能層30は、例えば、順に積層された正孔輸送層と発光層と電子輸送層とで構成されている。陽極24と、陰極32と、有機機能層30とによって有機EL素子8が構成される。有機EL素子8では、正孔輸送層から注入される正孔と、電子輸送層から注入される電子とが発光層で再結合することにより発光が得られる。
有機ELパネル1では、走査線16が駆動されてスイッチング用トランジスター11がオン状態になると、信号線17を介して供給される画像信号が保持容量13に保持され、保持容量13の状態に応じて駆動用トランジスター12のソースとドレインの間の導通状態が決まる。そして、駆動用トランジスター12を介して電源線18に電気的に接続したとき、電源線18から陽極24に駆動電流が流れ、さらに有機機能層30を通じて陰極32に電流が流れる。
この駆動電流は、駆動用トランジスター12のソースとドレインの間の導通状態に応じたレベルとなる。このとき、駆動用トランジスター12のソースとドレインとの間の導通状態、すなわち、駆動用トランジスター12のチャネルの導通状態は、駆動用トランジスター12のゲートの電位により制御される。そして、有機機能層30の発光層は、陽極24と陰極32との間に流れる電流量に応じた輝度で発光する。言い換えると、有機EL素子8の発光状態を駆動用トランジスター12により制御するとき、駆動用トランジスター12のソース及びドレインのいずれか一方が電源線18に電気的に接続され、駆動用トランジスター12のソース及びドレインのいずれか他方が有機EL素子8に電気的に接続される。
図3に示すように、有機ELパネル1は、平面視で略矩形状である。有機ELパネル1は、基板10上に、略矩形の平面形状を有する発光領域4を備えている。発光領域4は、有機ELパネル1において、実質的に発光に寄与する領域である。有機ELパネル1は、発光領域4の周囲に、実質的に発光に寄与しないダミー領域を備えていてもよい。発光領域4には、サブ画素2がマトリックス状に配列されている。サブ画素2は、例えば略矩形の平面形状を有している。サブ画素2の矩形形状の4つの角は丸く形成されていてもよい。この場合、サブ画素2の平面形状は、4つの辺と4隅に対応する湾曲部から構成されてもよい。
本実施形態に係る有機ELパネル1は、赤色(R)波長帯域の光を射出するサブ画素2Rと、緑色(G)波長帯域の光を射出するサブ画素2Gと、青色(B)波長帯域の光を射出するサブ画素2Bとを有している(以下では、赤色、緑色、青色を、それぞれR、G、Bと記し、対応する色を区別しない場合には単にサブ画素2とも呼ぶ)。サブ画素2R,2G,2Bに対応して、有機EL素子8R,8G,8Bが設けられている(以下では、サブ画素2と同様に対応する色を区別しない場合には単に有機EL素子8とも呼ぶ)。
発光領域4の周囲には、2つの走査線駆動回路15と検査回路19とが配置されている。検査回路19は、有機ELパネル1の作動状況を検査するための回路である。基板10の外周部には、陰極用配線33が配置されている。また、基板10の一辺側には、フレキシブル基板20が設けられている。フレキシブル基板20は、各配線と接続された駆動用IC21を備えている。
本実施形態に係る有機ELパネル1では、画像を形成する際の一つの単位がサブ画素2R,2G,2Bの画素群により構成され、それぞれの単位においてサブ画素2R,2G,2Bのそれぞれの輝度を適宜変えることで、種々の色の光を射出することができる。これにより、有機ELパネル1は、フルカラー表示またはフルカラー発光が可能である。
図4に示すように、有機ELパネル1は、基板10上に、反射層22と、保護層26と、陽極24と、絶縁膜28と、有機機能層30と、陰極32と、封止層44と、対向基板40とを備えている。有機ELパネル1は、有機機能層30から発した光が対向基板40側に射出されるトップエミッション型である。また、有機ELパネル1は、R,G,Bの各波長帯域の光を共振させる光共振構造を有している。
なお、本明細書では、図4における有機ELパネル1の対向基板40側を上方と呼ぶ。そして、有機ELパネル1の上方の面(対向基板40の表面)を上面1aと呼び、その反対側の面(基板10の表面)を下面1bと呼び、有機ELパネル1における上面1aおよび下面1bと交差する面を側面1c(図1(a)参照)と呼ぶ。また、本明細書では、有機ELパネル1の対向基板40側表面の法線方向から見ることを「平面視」と呼ぶ。図3は、対向基板40を省略した状態で有機ELパネル1を平面視した図である。
基板10は、有機ELパネル1がトップエミッション型であることから、基材に透光性材料および不透光性材料のいずれを用いてもよい。透光性材料としては、例えば、ガラス、石英、樹脂(プラスチック、プラスチックフィルム)等があげられる。不透光性材料としては、例えば、アルミナ等のセラミックス、ステンレススチール等の金属シートに表面酸化等の絶縁処理を施したもの、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂、およびそのフィルム(プラスチックフィルム)等があげられる。また、基板10として、ガラス、石英、樹脂(プラスチック、プラスチックフィルム、セラミックス等としたが、シリコンなどの半導体基板であってもよいし、SOI基板であってもよい。
図4では図示を省略するが、基板10には、サブ画素2(2R,2G,2B)毎に、半導体膜とゲート絶縁層とゲート電極とドレイン電極とソース電極とを備えた駆動用トランジスター12(図1参照)が設けられている。基板10は、例えば二酸化珪素(SiO2)等からなる絶縁層や平坦化層等で覆われていてもよい。
基板10上には、反射層22が設けられている。反射層22は、例えば、アルミニウムや銀、またはアルミニウムや銀を主成分とする合金等の光反射性を有する材料によって形成される。
保護層26は、基板10と反射層22とを覆うように設けられている。保護層26の上面は、平坦化されている。保護層26は、例えば、二酸化珪素(SiO2)、窒化珪素(SiN)、酸化窒化珪素(SiON)等の無機絶縁膜によって形成されている。保護層26は、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂等の有機樹脂によって形成されてもよい。
陽極24(24R,24G,24B)は、保護層26上に設けられている。陽極24R,24G,24Bは、サブ画素2R,2G,2Bに対応して配置されている。陽極24R,24G,24Bの層厚は、光共振構造の光学的距離(光路長)を調整するため互いに異なっており、陽極24B,24G,24Rの順に厚くなっている。陽極24は、透光性を有する導電材料からなり、例えば、ITO(indium tin oxide)やZnO2で形成される。
絶縁膜28は、保護層26上に設けられている。絶縁膜28は、サブ画素2の領域を区画する開口部28aを有している。開口部28aは、陽極24よりも一回り小さく形成されている。絶縁膜28は、開口部28aの周囲に沿って陽極24の周縁部に所定幅で乗り上げるように形成されている。絶縁膜28は、二酸化珪素(SiO2)等の無機絶縁材料やアクリル樹脂等で形成されている。
有機機能層30は、陽極24(24B,24G,24R)と絶縁膜28とを覆うように設けられている。有機機能層30は、例えば、正孔輸送層と発光層と電子輸送層とで構成される。有機機能層30を構成するこれらの層は、公知の材料を用いて形成することができる。有機機能層30では、正孔輸送層から注入される正孔と電子輸送層から注入される電子とが発光層で再結合することにより、白色の発光が得られる。なお、有機機能層30が発光する際は、発熱を伴う。
陰極32は、有機機能層30を覆うように設けられている。陰極32は、その表面に達した光の一部を透過するとともに他の一部を反射する性質(すなわち半透過反射性)を持った半透過反射層として機能する。陰極32は、マグネシウム(Mg)や銀(Ag)、またはこれらを主成分とする合金等で形成される。
陽極24(24R,24G,24B)と有機機能層30と陰極32とで、有機EL素子8(8R,8G,8B)が構成される。有機EL素子8R,8G,8Bは、サブ画素2R,2G,2Bに対応して配置される。
なお、図示を省略するが、陰極32上には、パッシベーション層が設けられている。パッシベーション層は、酸素や水分の浸入による有機EL素子8の劣化を防止するための保護膜である。パッシベーション層は、例えばSiO2、SiN、SiON等のガス透過率が低い無機材料で形成される。
複数の有機EL素子8(8R,8G,8B)が形成された基板10上には、対向基板40が対向配置される。対向基板40は、ガラス等の透光性材料で構成されている。対向基板40の基板10側の面には、少なくともカラーフィルター42(42R,42G,42B)が形成されており、遮光層43を有してもよい。
有機ELパネル1は、カラーフィルター42として、Rの波長帯域に対応するカラーフィルター42Rと、Gの波長帯域に対応するカラーフィルター42Gと、Bの波長帯域に対応するカラーフィルター42Bとを有している。カラーフィルター42R,42G,42Bは、サブ画素2R,2G,2Bに対応して配置され、平面視で有機EL素子8R,8G,8Bに重なるように設けられている。カラーフィルター42R,42G,42Bは、有機EL素子8R,8G,8Bから射出される光のうち、R,G,Bの各波長帯域の光を選択的に透過させるためのものである。
遮光層43は、有機EL素子8R,8G,8Bに対応する開口部43aを有し、開口部43aによりカラーフィルター42R,42G,42Bを区画している。
カラーフィルター42R,42G,42Bと遮光層43とが形成された対向基板40は、封止層44を介して基板10と貼り合わされている。封止層44は、透光性の樹脂材料、例えば、エポキシ樹脂などの硬化性樹脂で形成されている。
<ケースおよび接着剤>
次に、ケース50および接着剤60について、図1(a),(b)および図5を参照して説明する。図5は、第1の実施形態に係る有機EL装置の分解斜視図である。
図1(b)に示すように、ケース50は、平面視で略矩形状である。ケース50は、有機EL素子8が発光する際に生じる熱を有機ELパネル1の外部に放熱する機能を有するとともに、有機ELパネル1を補強し外力等から保護する機能も有する。ケース50は、例えばアルミニウム、銅、あるいはこれらの合金等の金属材料で形成されている。
図5に示すように、ケース50は、底部51と、底部51の有機ELパネル1と対向する側に立設された側部52とを備えている。底部51は平面視で略矩形状である。底部51の有機ELパネル1(下面1b)と対向する側の面を内面51aと呼び、その反対側の面を外面51bと呼ぶ。
底部51には、底部51を貫通する複数(例えば、5つ)の湿気侵入孔56が設けられている。湿気侵入孔56は、例えば、底部51における有機ELパネル1と接着されている部位(以下では、接着部位と呼ぶ)、すなわち接着剤60が配置される範囲における中央部、および、接着剤60の外周(端部)と中央部との間に設けられている。なお、図5では、接着剤60が配置される範囲を破線で示している。湿気侵入孔56は、例えば、平面視で円形のストレート穴であるが、楕円形や多角形等の形状であってもよい。
側部52は、平面視で略矩形状の底部51の3辺側に設けられている。有機ELパネル1とケース50とを接着する際は、ケース50の側部52が設けられていない1辺側が有機ELパネル1のフレキシブル基板20が設けられた側と対応するように配置される。したがって、側部52は、有機ELパネル1のフレキシブル基板20が設けられた側の辺を除く3辺における側面1cを囲むように配置される。
側部52の上方の面を上面52aと呼ぶ。側部52の内側(有機ELパネル1の側面1cと対向する側)には、有機ELパネル1の側面1cを保持する突起部54が設けられている。なお、ケース50は、突起部54以外に、放熱用の突起やフィン等を有していてもよい。また、ケース50の形状は、有機EL装置70を後述するスマートフォン100(図6参照)等の電子機器に組み込む場合、組み込みに適した形状(電子機器側の形状と適合する形状)であってもよい。
図1(a)に示すように、有機ELパネル1とケース50とは、有機ELパネル1の基板10(下面1b)とケース50の底部51(内面51a)との間に配置された接着剤60により、互いに接着されている。なお、有機ELパネル1を保護するため、側部52の上面52aは有機ELパネル1の上面1aよりも上方にあることが好ましい。
有機EL装置70において、有機ELパネル1の有機EL素子8で生じた熱は、基板10から接着剤60を介してケース50の底部51に伝達される。また、有機EL素子8で生じた熱は、基板10からケース50の突起部54にも伝達される。これらにより、有機EL素子8で生じた熱が、ケース50から有機EL装置70の外部へ放熱される。
接着剤60は、空気中の湿気(水分)や被着体に含まれる湿気(水分)と反応して硬化する湿気硬化型接着剤からなる。湿気硬化型接着剤としては、例えば、株式会社タナック製のXE11−A5133Sや、セメダイン株式会社のスーパーXゴールドNo.777等を好適に用いることができる。本実施形態では、被着体は有機ELパネル1の基板10およびケース50であり、これらの被着体は水分をほとんど含んでいない。したがって、接着剤60は、空気中の湿気と反応することによって硬化する。
なお、接着剤として熱硬化型接着剤や紫外線硬化型接着剤を用いる場合、接着剤を硬化させる際の熱や紫外線が有機機能層30の有機材料の特性を劣化させるおそれがある。また、湿気硬化型の瞬間接着剤を用いる場合、接着剤が硬化する際の収縮による被着体との接着剥がれや、硬化後の水分付着による被着体との接着剥がれが生じる恐れがある。したがって、熱硬化型接着剤、紫外線硬化型接着剤、瞬間接着剤は使用しないことが望ましい。
図1(b)に示すように、硬化した接着剤60の平面形状(外周の形状)は、例えば略円形や略楕円形である。基板10とケース50とを接着する際は、例えば、ディスペンサー等を用いて、基板10とケース50との間に接着剤60を塗布する。そして、有機ELパネル1とケース50との間に圧力をかけた状態で、接着剤60を空気中の湿気と反応させて硬化させる。したがって、接着剤60の平面形状は、接着剤60を塗布して硬化させる過程で形成されるものであり、略円形や略楕円形に限定されるものではなく、枠状も含め他の形状であってもよい。
ところで、仮にケース50の底部51に湿気侵入孔56が設けられていない場合、基板10とケース50とを接着剤60で接着する際、基板10とケース50との間に塗布された接着剤60は、その外周(端部)においてのみ空気に触れることとなる。そうすると、接着剤60は外周側から硬化が始まるが、基板10とケース50との間に挟まれた部分は空気に触れないため、接着剤60全体(内部まで)が硬化するまでに長時間(例えば、数日)を要してしまう。そのため、有機EL装置70の製造工程において、接着する工程から次の工程(例えば、検査工程等)に移行するまでの滞留時間が長くなるので、有機EL装置70の製造工数が増大する。その結果、有機EL装置70の生産性の低下を招いてしまうという課題がある。
また、接着剤60の硬化を促進するために、被着体である基板10およびケース50の表面を水分で処理する方法、または基板10およびケース50と接着剤60との間に水分を含んだ中間層を設ける等の処理を行う方法も考えられる。しかしながら、これらの場合は、その処理のための作業工程が必要となるため、有機EL装置70の製造工数が増大する。その結果、有機EL装置70の生産性の低下を招いてしまうという課題がある。
これに対して、本実施形態に係る有機EL装置70では、ケース50(底部51)の基板10との接着部位に湿気侵入孔56が設けられているので、ケース50と基板10との間に塗布された接着剤60における湿気侵入孔56と重なる部分が露出する。そのため、接着剤60はその外周だけでなく湿気侵入孔56と重なる部分でも空気と触れるので、湿気侵入孔56が設けられていない場合に比べて、接着剤60の硬化が進みやすくなる。これにより、接着剤60全体が硬化するまでに要する時間を短縮できるので、有機EL装置70の生産性を向上させることができる。
ここで、図1(b)に示すように、湿気侵入孔56の少なくとも一つは、接着剤60が配置される略円形や略楕円形の平面形状の外周から離れた位置、例えば、中央部に設けられていることが好ましい。湿気侵入孔56をこのように配置することで、接着剤60の硬化が外周から進むとともに中央部からも進むので、接着剤全体の硬化をより促進できる。
また、湿気侵入孔56は、複数設けられていることが好ましく、接着剤60の中央部の他に、接着剤60の外周と中央部との間にも設けられていることが好ましい。このような構成によれば、接着剤60の硬化が複数の箇所から並行して進むとともに、接着剤60の塗布範囲における硬化の進行の偏りが抑えられるので、接着剤60全体の硬化をより一層促進できる。なお、湿気侵入孔56の数、内径の大きさ、配置位置等は、接着部位の領域の大きさや接着剤60の層厚等に基づいて適宜設定される。
<電子機器>
次に、第1の実施形態に係る電子機器を説明する。図6は、有機EL装置を備えた電子機器の一例としてスマートフォンを示す模式図である。図6に示すように、電子機器としてのスマートフォン100は、表示部101に上述した有機EL装置70を備えている。表示部101には、例えば、アイコン102が表示される。スマートフォン100では、アイコン102にタッチする等の操作により種々の機能を動作させて、有機ELパネル1により表示部101において高品位な表示を行うことができ、コストパフォーマンスに優れる。
なお、上述した有機ELパネル1は、スマートフォン100の他、携帯電話機、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display:HMD)、EVF(Electrical View Finder)、小型プロジェクター、モバイルコンピューター、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ディスプレイ、車載機器、オーディオ機器、露光装置や照明機器等の各種電子機器に用いることができる。
以上述べたように、本実施形態に係る有機EL装置70および電子機器の構成によれば、以下の効果が得られる。
(1)ケース50の基板10と接着される部位に湿気侵入孔56が設けられているので、ケース50と基板10との間に配置された接着剤60における湿気侵入孔56と重なる部分が露出する。そのため、接着剤60は、端部(外周)だけでなく湿気侵入孔56と重なる部分でも空気と触れるので、湿気侵入孔56が設けられていない場合に比べて、硬化が進み易くなる。これにより、ケース50と基板10とを接着する接着剤60全体が硬化するまでに要する時間を短縮できるので、有機EL装置70の製造工程における生産性を向上させることができる。
(2)湿気侵入孔56が基板10と接着される部位の端部(外周)から離れた位置に設けられているので、接着剤60の端部から離れた位置、例えば中央寄りの位置でも空気と触れる。これにより、接着剤60の硬化が端部から進むとともに端部から離れた位置からも進むので、接着剤60全体が硬化するまでに要する時間をより短縮できる。
(3)湿気侵入孔56が複数設けられているので、接着剤60の硬化が複数の箇所から並行して進む。これにより、接着剤60全体が硬化するまでに要する時間をより一層短縮できる。
(4)生産性を向上させることができる有機EL装置70を備えているので、コストパフォーマンスが高い電子機器(スマートフォン100)を提供することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る有機EL装置の構成を説明する。第2の実施形態に係る有機EL装置は、第1の実施形態に対して、ケースの構成が異なっている点以外はほぼ同じである。第1の実施形態と共通する構成要素については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図7は、第2の実施形態に係る有機EL装置の分解斜視図である。図7に示すように、第2の実施形態に係る有機EL装置90は、有機ELパネル1と、ケース80と、有機ELパネル1とケース80とを接着する接着剤60とを備えている。第2の実施形態に係る有機EL装置90では、ケース80が有機ELパネル1の上面1aと対向するように配置され、有機ELパネル1の側面1cが接着剤60を介してケース80に接着されている。
換言すれば、第1の実施形態に係る有機EL装置70では有機ELパネル1の下面1b側を覆うようにケース50が配置されていたのに対して、第2の実施形態に係る有機EL装置90では有機ELパネル1の上面1a側を覆うようにケース80が配置されている。このように形態の異なるケース50,80を備えた有機EL装置70,90を用意することで、例えば、上述したスマートフォン100等の電子機器に組み込む位置や向きに適した構成の有機EL装置を提供することができる。
第2の実施形態に係るケース80は、平面視で略矩形状の底部81と、底部81の有機ELパネル1と対向する側に立設された側部82とを備えている。底部81の有機ELパネル1(上面1a)と対向する側の面を内面81aと呼び、その反対側の面を外面81bと呼ぶ。底部81には、有機ELパネル1の発光領域4(図3参照)に対応する開口部83が設けられている。観察者は、開口部83から露出する有機ELパネル1の発光領域4を、ケース80の外面81b側から視認することができる。
側部82は、平面視で略矩形状の底部81において、有機ELパネル1のフレキシブル基板20が設けられた側の1辺を除く3辺側に設けられている。側部82には、略矩形状の有機ELパネル1の4つの角部に対応して、4つの溝部84が設けられている。また、側部82の有機ELパネル1(側面1c)との接着部位(図7に破線で示す)には、側部82を貫通する複数(例えば、4つ)の湿気侵入孔86が設けられている。
有機ELパネル1とケース80とは、有機ELパネル1の側面1cとケース80の側部82との間に配置された接着剤60(図7に破線で示す)により、互いに接着されている。側部82の有機ELパネル1との接着部位に設けられた湿気侵入孔86により、有機ELパネル1とケース80との間に塗布された接着剤60は、その外周だけでなく湿気侵入孔86と重なる部分でも空気と触れるので、接着剤60の硬化が進み易くなる。
有機EL装置90において、有機ELパネル1の有機EL素子8で生じた熱は、側面1cから接着剤60を介してケース80の側部82に伝達される。また、有機EL素子8で生じた熱は、上面1aからケース80の底部81にも伝達される。これらにより、有機EL素子8で生じた熱が、ケース80から有機EL装置90の外部へ放熱される。
以上述べたように、第2の実施形態に係る有機EL装置90においても、ケース80(側部82)の有機ELパネル1と接着される部位に湿気侵入孔86が設けられているので、ケース80と有機ELパネル1との間に塗布された接着剤60における湿気侵入孔86と重なる部分が露出する。そのため、接着剤60は、その外周だけでなく湿気侵入孔86と重なる部分でも空気と触れるので、湿気侵入孔86が設けられていない場合に比べて、硬化が進み易くなる。これにより、接着剤60全体が硬化するまでに要する時間を短縮できるので、有機EL装置90の製造工程における生産性を向上させることができる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(変形例1)
上述の実施形態の有機EL装置では、ケース50,80に設けられた湿気侵入孔56,86はストレート穴であったが、本発明はこのような形態に限定されない。湿気侵入孔56,86は、図8に示すように、テーパー穴であってもよい。図8は、変形例1に係る有機EL装置の概略構成を示す模式断面図である。変形例1に係る有機EL装置70Aは、第1の実施形態に係る有機EL装置70に対して、湿気侵入孔56Aの形状が異なっている点以外はほぼ同じである。第1の実施形態と共通する構成要素については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図8に示すように、変形例1に係る有機EL装置70Aは、有機ELパネル1と、ケース50Aと、接着剤60とを備えている。ケース50Aの底部51Aには、湿気侵入孔56Aが設けられている。底部51Aの内面51a(基板10側)における湿気侵入孔56Aの内径D1は、底部51Aの外面51bにおける湿気侵入孔56Aの内径D2よりも大きい。
湿気侵入孔56Aの内径は、接着剤60の露出面積を大きくして硬化を促進する観点からは大きい方が好ましいが、ケース50を外面51b側から見たときの外観を損なわない観点からは小さい方が好ましい。変形例1の構成によれば、内面51aにおいて湿気侵入孔56Aの内径D1を大きくして接着剤60が空気に触れる面積を大きくしつつ、外面51bにおいて湿気侵入孔の内径D2を小さくして、ケース50A(底部51A)を外面51b側から見たときの外観を損なわないようにすることができる。
(変形例2)
上述の実施形態の有機EL装置では、ケース50,80に設けられた湿気侵入孔56,86は接着剤60の硬化を促進するために設けられていたが、本発明はこのような形態に限定されない。湿気侵入孔56,86は、接着剤60の硬化を促進する役割以外の役割を兼ねる構成であってもよいし、他の役割のために設けられた穴を湿気侵入孔56,86として利用する構成であってもよい。
例えば、湿気侵入孔56,86が、有機EL装置70,90を電子機器に組み込む際の固定用ねじ穴や位置決め用ピン穴等を兼ねる構成であってもよい。また、湿気侵入孔56,86が、有機EL装置70,90を検査する検査装置にセットする際の位置決め用ピン穴や、有機EL装置70,90を搬送する搬送容器における移動防止用ピン穴等を兼ねる構成であってもよい。このような場合、湿気侵入孔56,86はそれぞれの役割や、電子機器、検査装置、搬送容器等の構成に適した形状、大きさ、配置位置で設けられる。
(変形例3)
第2の実施形態の有機EL装置90では、有機ELパネル1の側面1cとケース80の側部82との間に接着剤60を配置する構成であったが、本発明はこのような形態に限定されない。側部82における接着部位として凹部または溝部を設け、凹部または溝部に接着剤60を塗布(充填)する構成としてもよい。この場合、湿気侵入孔86は接着部位である凹部または溝部に設けられる。この構成によれば、側部82の接着部位以外の部分は接着剤60を塗布しなくてもよいので、側部82と有機ELパネル1(側面1c)との間隔をより小さくすることができる。これにより、有機EL装置90を小型化することが可能となる。
(変形例4)
上述の実施形態の有機ELパネル1では、サブ画素2R,2G,2Bに対応して陽極24の層厚を異ならせることで、光共振器の光学的距離を最適化する構成となっていたが、本発明はこのような形態に限定されない。サブ画素2R,2G,2Bに対応して、反射層22と陰極32との間に配置された絶縁層等の層厚を異ならせることや、複数の絶縁層または導電層を積層することや、有機機能層30の層厚を異ならせることで光共振器の光学的距離を最適化する構成としてもよい。
(変形例5)
上述の実施形態の有機ELパネル1は、光共振構造を有する構成であったが、本発明はこのような形態に限定されない。有機ELパネル1は光共振構造を有していない構成であってもよい。また、有機ELパネル1は、有機機能層30が白色で発光する構成であったが、有機機能層30がR,G,Bの各色で発光する材料を塗り分けて形成された構成としてもよい。
8,8R,8G,8B…有機EL装置、10…基板、50,50A,80…ケース、56,56A,86…湿気侵入孔、60…接着剤、70,70A,90…有機EL装置、100…スマートフォン(電子機器)。

Claims (5)

  1. 有機EL素子が形成された基板と、
    ケースと、
    前記基板と前記ケースとを接着する接着剤と、を備え、
    前記接着剤は湿気硬化型シリコーン接着剤であり、
    前記ケースの前記基板と接着される部位には、湿気侵入孔が設けられていることを特徴とする有機EL装置。
  2. 請求項1に記載の有機EL装置であって、
    前記湿気侵入孔は、前記部位の端部から離れた位置に設けられていることを特徴とする有機EL装置。
  3. 請求項1または2に記載の有機EL装置であって、
    前記湿気侵入孔は、前記部位に複数設けられていることを特徴とする有機EL装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の有機EL装置であって、
    前記ケースの前記基板側における前記湿気侵入孔の内径は、前記ケースの前記基板とは反対側における前記湿気侵入孔の内径よりも大きいことを特徴とする有機EL装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の有機EL装置を備えることを特徴とする電子機器。
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