JP2013200466A - 液晶表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013200466A
JP2013200466A JP2012069153A JP2012069153A JP2013200466A JP 2013200466 A JP2013200466 A JP 2013200466A JP 2012069153 A JP2012069153 A JP 2012069153A JP 2012069153 A JP2012069153 A JP 2012069153A JP 2013200466 A JP2013200466 A JP 2013200466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
liquid crystal
shift register
inverter
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012069153A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Higuchi
潤 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2012069153A priority Critical patent/JP2013200466A/ja
Publication of JP2013200466A publication Critical patent/JP2013200466A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

【課題】デジタル駆動方式において、データ転送回数を低減することができ、消費電力を低減することができる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】画素12のそれぞれが、1フレームを構成するサブフレーム毎に、第1行走査線GAを介して供給された第1行選択信号に応じて、列データ線Dを介して連続して供給された互いに逆論理値である第1及び第2データを順次反転して出力する第1シフトレジスタ21と、第2行走査線GBを介して供給された第2行選択信号に応じて、第1シフトレジスタ21から出力された第1及び第2データを順次反転して出力する第2シフトレジスタ22と、共通信号線TRGを介して供給されたトリガパルスに応じて、第2シフトレジスタ22から出力された第1及び第2データを順次反転して出力する第3シフトレジスタ23と、第3シフトレジスタ23から出力された第1及び第2データに応じて諧調表示を行う液晶表示素子24とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、特にデジタル階調信号に基づいて表示を行う反射型液晶プロジェクタ装置等に用いるデジタル駆動方式の液晶表示装置及びその駆動方法に関する。
近年、プロジェクタ装置やプロジェクションテレビには画像を投影するための中心部品としてLCOS(Liquid Crystal on Silicon)型液晶表示装置が多く用いられている。このLCOS等の液晶表示装置の表示方式には、従来CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の半導体素子へアナログ映像信号を入力し、その信号を画素毎の液晶表示素子の画素電極にそのまま保持して、液晶の配向を変える方式や、デジタル信号によりパルス幅変調(PWM;Pulse Width Modulation)した映像信号を液晶表示素子の画素電極に印加して液晶の配向を時間的に切り替えて駆動する方式などがある。この中でデジタル信号によるパルス幅変調方式は、液晶の焼き付きに対して高い耐性を持つという特徴があるので、近年使用実績が高くなっている。
一方、液晶表示素子の駆動方式としてアナログ駆動方式とデジタル駆動方式とが知られている。アナログ駆動方式の液晶表示装置では、各画素が、液晶表示素子と、列データ線を介して供給される階調に応じたレベルのアナログ信号である階調信号を画素選択時にサンプリングする第1のスイッチング手段と、第1のスイッチング手段を介して供給される階調信号を一定期間保持する保持容量と、所定の読み出しタイミングでオンにスイッチングされて保持容量に保持された階調信号を液晶表示素子の画素電極に印加する第2のスイッチング手段を備えている構成のものが知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
また、デジタル駆動方式の液晶表示装置では、表示する映像信号の各フレームを、1フレーム期間より短時間である表示期間をもつ複数のサブフレームにより構成し、それら複数のサブフレームを表示すべき階調に応じてデジタル信号である1ビットのサブフレームデータにより選択的にオン、オフにして1フレームの画像を表示すべき階調に応じたサブフレームの組み合わせで画素を駆動する。
このデジタル駆動方式の液晶表示装置としては、各画素が、液晶表示素子と、2本で一組の列データ線をそれぞれ介して供給される互いに逆論理値の1ビットのサブフレームデータを画素選択時にサンプリングする第1及び第2のスイッチング手段と、互いの出力端子が他方の入力端子に接続された2つのインバータからなり、第1及び第2のスイッチング手段を介して供給される互いに逆論理値のサブフレームデータを一定期間保持する保持手段と、所定の読み出しタイミングでオンにスイッチングされて保持手段に保持されたサブフレームデータを液晶表示素子の画素電極に印加する第3のスイッチング手段を備えている構成のものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。上記第3のスイッチング手段は2つのトランスファゲートからなり、それらトランスファゲートは出力端子が画素電極に共通に接続され、一方のゲート入力端子が保持手段の一方の端子に共通に接続され、他方のゲート入力端子が保持手段の他方の端子に共通に接続された構成である。また、上記2つのトランスファゲートのうち一方のトランスファゲートは第1の電圧が入力端子に供給され、他方のトランスファゲートは第2の電圧が入力端子に供給され、保持手段の保持電圧に応じて2つのトランスファゲートの一方がオンとされて第1の電圧又は第2の電圧を出力端子から画素電極に印加する構成である。
特開2001−272657号公報 特開2001−075534号公報 特表2002−515606号公報
しかしながら、デジタル駆動方式はアナログ駆動方式に比べて、電気的な調整が可能であるなどの特長がある反面、デジタル駆動方式の液晶表示装置では、画素の微細化に問題がある。例えば特許文献3に記載のデジタル駆動方式の液晶表示装置では、2つのインバータの各々が2個のトランジスタからなるCMOSインバータで構成され、第1及び第2のスイッチング手段が各1個のトランジスタで構成され、第3のスイッチング手段が2つのトランスファゲートからなる4個のトランジスタで構成されているため、全部で10個のトランジスタを使用しており、画素を構成するトランジスタ数が多いため微細化の妨げになっている。
そこで、画素を構成するトランジスタ数を削減するため、デジタル駆動方式の液晶表示装置において、各画素を2段のシフトレジスタと液晶表示素子で構成し、この2段のシフトレジスタを用いてサブフレーム単位で逆論理値とした1ビットのサブフレームデータを転送する方法が検討されている。この方法では、サブフレーム単位で反転させたサブフレームデータを転送するため、データ転送回数が多くなり、消費電力が増大するという問題がある。
本発明の目的は、デジタル駆動方式において、データ転送回数を低減することができ、、消費電力を低減することができる液晶表示装置及びその駆動方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、複数本の列データ線(D)と、複数本からなり2本で一組の第1及び第2行走査線(GA,GB)とが交差する複数の交差部のそれぞれに画素(12)が配置されており、各フレームを1フレーム期間より短時間である表示期間をもつ複数のサブフレーム(B0〜B3)により構成し、それら複数のサブフレーム(B0〜B3)を表示すべき階調に応じて1ビットのデジタルデータにより選択的にオン、オフにして1フレームの画像を表示すべき階調に応じたサブフレーム(B0〜B3)の組み合わせで画素(12)が駆動されて表示を行う表示部(11)と、複数本の第1行走査線(GA)及び複数本の第2行走査線(GB)に対して第1及び第2行選択信号をそれぞれ出力する垂直走査回路(14)と、複数本の列データ線(D)に対してサブフレーム(B0〜B3)単位で互いに逆論理値である第1及び第2データを順次出力する水平走査回路(13)と、複数の画素(12)に共通に接続された共通信号線(TRG)に対してトリガパルスを出力するトリガパルス発生回路(15)とを備え、複数の画素(12)のそれぞれが、第1行選択信号に応じて、列データ線(D)を介して供給された第1及び第2データを順次反転して出力する第1シフトレジスタ(21)と、第2行選択信号に応じて、第1シフトレジスタ(21)から出力された第1及び第2データを順次反転して出力する第2シフトレジスタ(22)と、トリガパルスに応じて、第2シフトレジスタ(22)から出力された第1及び第2データを順次反転して出力する第3シフトレジスタ(23)と、第3シフトレジスタ(23)から出力された第1及び第2データに応じて諧調表示を行う液晶表示素子(24)とを備える液晶表示装置が提供される。
本発明の一態様において、第1シフトレジスタ(21)が、行走査線にゲートが接続され、列データ線(D)にドレインが接続された第1スイッチングトランジスタ(Tr1)と、第1スイッチングトランジスタ(Tr1)のソースに入力端子が接続された第1インバータ(INV1)とを備え、第2シフトレジスタ(22)が、第1インバータ(INV1)の出力端子にドレインが接続され、行走査線にゲートが接続された第2スイッチングトランジスタ(Tr2)と、第2スイッチングトランジスタ(Tr2)のソースに入力端子が接続された第2インバータ(INV2)とを備え、第3シフトレジスタ(23)が、共通信号線(TRG)にゲートが接続され、第2インバータ(INV2)の出力端子にドレインが接続された第3スイッチングトランジスタ(Tr3)と、第3スイッチングトランジスタ(Tr3)のソースに入力端子が接続され、画素(12)電極に出力端子が接続された第3インバータ(INV3)とを備えていても良い。
本発明の一態様において、第1のシフトレジスタ(21)が、列データ線(D)に入力端子が接続され、互いに逆論理値の第1行選択信号が供給される2本の第1行走査線(GA,NGA)に制御端子が接続された第1トランスファゲート(41)と、第1トランスファゲート(41)の出力端子に入力端子が接続された第1インバータ(INV1)とを備え、第2のシフトレジスタ(22)が、第1インバータ(INV1)の出力端子に入力端子が接続され、互いに逆論理値の第2行選択信号が供給される2本の第2行走査線(GB,NGB)に制御端子が接続された第2トランスファゲート(42)と、第2トランスファゲート(42)の出力端子に入力端子が接続された第2インバータ(INV2)とを備え、第3シフトレジスタ(23)が、第2インバータ(INV2)の出力端子に入力端子が接続され、互いに逆論理値のトリガパルスが供給される2本の共通信号線(TRG,NTRG)に制御端子が接続された第3トランスファゲート(43)と、第3トランスファゲート(43)の出力端子に入力端子が接続され、画素(12)電極に出力端子が接続された第3インバータ(INV3)とを備えていてもよい。
本発明の他の一態様によれば、複数本の列データ線(D)と、複数本からなり2本で一組の第1及び第2行走査線(GA,GB)とが交差する複数の交差部のそれぞれに画素(12)が配置されており、各フレームを1フレーム期間より短時間である表示期間をもつ複数のサブフレーム(B0〜B3)により構成し、それら複数のサブフレーム(B0〜B3)を表示すべき階調に応じて1ビットのデジタルデータにより選択的にオン、オフにして1フレームの画像を表示すべき階調に応じたサブフレーム(B0〜B3)の組み合わせで画素(12)が駆動されて表示を行う液晶表示装置の駆動方法において、サブフレーム(B0〜B3)毎に、第1シフトレジスタ(21)が、第1行走査線(GA)を介して供給された第1行選択信号に応じて、列データ線(D)を介してサブフレーム(B0〜B3)単位で順次供給された互いに逆論理値である第1及び第2データを順次反転して出力するステップと、第2シフトレジスタ(22)が、第2行走査線(GB)を介して供給された第2行選択信号に応じて、第1シフトレジスタ(21)から出力された第1及び第2データを反転して出力するステップと、第3シフトレジスタ(23)が、複数の画素(12)に共通に接続された共通信号線(TRG)に応じて、第2シフトレジスタ(22)から出力された第1及び第2データを順次反転して出力するステップと、液晶表示素子(24)が、第3シフトレジスタ(23)から出力された第1及び第2データに応じて諧調表示を行うステップとを含む液晶表示装置の駆動方法が提供される。
本発明によれば、デジタル駆動方式において、データ転送回数を低減することができ、、消費電力を低減することができる液晶表示装置及びその駆動方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の一例を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る画素の一例を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の駆動方法の一例を説明するためのタイミングチャートである。 図3の一点鎖線の丸で囲んだ部分の詳細の一例を示すタイミングチャートである。 図3の一点鎖線の丸で囲んだ部分の詳細の他の一例を示すタイミングチャートである。 比較例に係る画素を示す回路図である。 比較例に係る液晶表示装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。 比較例に係る書き込み方法を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施の形態の変形例に係る画素の一例を示す回路図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(液晶表示装置の構成)
本発明の実施の形態に係る液晶表示装置は、図1に示すように、j本の列データ線D1〜Djと複数(2×k)本からなり2本で一組の行走査線GA1〜GAk,GB1〜GBkとの各交差部にマトリクス状に配置された複数(j×k個)の画素回路(以下、単に「画素」という。)12を有する表示部11と、列データ線D1〜Djに接続された水平走査回路13と、行走査線GA1〜GAk,GB1〜GBkに接続された垂直走査回路14と、各画素12に共通に接続された共通信号線TRGに接続されたトリガパルス発生回路15とを備えるデジタル駆動方式の液晶表示装置である。
表示部11は、表示する映像信号の各フレームを、1フレーム期間より短時間である表示期間をもつ複数のサブフレームにより構成し、それら複数のサブフレームを表示すべき階調に応じてデジタル信号であるサブフレームデータにより選択的にオン、オフにして1フレームの画像を表示すべき階調に応じたサブフレームの組み合わせで画素12を駆動する。
水平走査回路13は、画素12のそれぞれに対するサブフレーム単位のサブフレームデータとして、互いに逆論理値である1ビットの第1及び第2データを、列データ線D1〜Djに順次、1水平走査期間単位で出力する。垂直走査回路14は、行走査線GA1〜GAk,GB1〜GBkに対して、所定のタイミングで第1及び第2行選択信号を1水平走査期間単位で供給する。トリガパルス発生回路15は、表示部11内の全画素12に同時に、共通信号線TRGを介して所定のタイミングで読み出し(表示)のためのトリガパルスを供給する。
図2に示す画素12Aは、図1に示した列データ線D1〜Djのうちの任意の1本の列データ線Dと、一組の行走査線GA1〜GAk,GB1〜GBkのうち、任意の一組の行走査線GA,GBとの交差部に配置された一画素とする。画素12Aは、第1保持部(第1シフトレジスタ)21、第2保持部(第2シフトレジスタ)22、出力部(第3シフトレジスタ)23及び画素部(液晶表示素子)24を備える。
第1保持部21は、サブフレーム毎に、行走査線GAを介して供給された第1行選択信号に応じて、列データ線Dを介して供給された第1及び第2データを順次反転して出力する。第1保持部21は、列データ線Dにドレインが接続され、行走査線GAにソースが接続された第1スイッチングトランジスタTr1と、第1スイッチングトランジスタTr1のソースに入力端子が接続された第1インバータINV1を備える。
第2保持部22は、サブフレーム毎に、行走査線GBを介して供給された第2行選択信号に応じて、第1保持部21から出力された第1及び第2データを順次反転して出力する。第2保持部22は、行走査線GBにゲートが接続され、第1インバータINV1の出力端子にドレインが接続された第2スイッチングトランジスタTr2と、第2スイッチングトランジスタTr2のソースに入力端子が接続された第2インバータINV2を備える。
出力部23は、サブフレーム毎に、共通信号線TRGを介して供給されたトリガパルスに応じて、第2保持部22から出力された第1及び第2データを順次反転して出力する。出力部23は、共通信号線TRGにゲートが接続され、第2インバータINV2の出力端子にドレインが接続された第3スイッチングトランジスタTr3と、第3スイッチングトランジスタTr3のソースに入力端子が接続された第3インバータINV3を備える。
画素部24は、サブフレーム毎に、出力部23から出力された第1及び第2データに応じて諧調表示を順次行う。画素部24は、第3インバータINV3の出力端子に接続された画素電極PEと、画素電極PEに離間対向して配置された共通電極CEと、画素電極PEと共通電極CEとの間に充填封止された液晶LCを備える。
図2に示した第1〜第3スイッチングトランジスタTr1〜Tr3としては、一例としていずれもnチャンネルMOS型トランジスタ(以下、「nMOSトランジスタ」という。)が使用可能である。また、第1〜第3インバータINV1〜INV3としては、互いのドレイン同士、ゲート同士が接続されたpチャンネルMOS型トランジスタ(以下、「pMOSトランジスタ」という。)とnMOSトランジスタからなるCMOSインバータが使用可能である。
(液晶表示装置の駆動方法)
次に、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の画素12の書き込み及び読み出し(表示)を含む駆動方法の一例を、図3〜図5のタイミングチャートを参照しながら説明する。図3の上部に付されたB0,B1,B2,B3はサブフレームをそれぞれ示し、4つのサブフレームB0,B1,B2,B3により1フレームが構成される。図3(a)は、表示部11内の全画素12に対する書き込みと読み出し(表示)を模式的に示しており、斜線部分が書き込みを示し、斜線部分の下の横線部分が読み出し(表示)を示す。図3(a)の横線部分に付されたTb0、Tnb0、Tb1、Tnb1、Tb2、Tnb2、Tb3、Tnb3は、サブフレームB0、B1、B2、B3の第1及び第2データに対応する表示期間をそれぞれ示す。
[書き込み動作]
最初にサブフレームB0における書き込みについて説明する。例えば、画素12Aの画素部24へ論理値「0」を出力する場合には、図3(b)及び詳細には図4(a)に示すように、時刻t1〜t4において、画素12Aに接続された列データ線Dに対して水平走査回路13から第1データとして論理値「1」であるハイレベル(VDD)が供給される。このとき、画素12Aと同じ1行の他の画素12にそれぞれ接続された列データ線にも第1データが供給される。その状態で、図3(c)及び図3(d)、詳細には図4(b)及び図4(c)に示すように、時刻t1の直後の時刻t2から時刻t4の直前の時刻t3までの期間、垂直走査回路14から一組の行走査線GA、GBを介してハイレベル(VDD)の行選択信号が、画素12Aを含む1行のj個の画素12に供給されてそれらの画素12が選択される。これにより、画素12Aにおいて第1スイッチングトランジスタTr1及び第2スイッチングトランジスタTr2がオン状態となり、列データ線Dから供給されたハイレベルが第1インバータINV1へ転送され、第1インバータINV1がハイレベルを反転してローレベルを第2インバータINV2へ転送する。
次に、画素12Aに接続された列データ線Dに対して水平走査回路13から第1のデータと逆論理値の第2データが供給される。ここでは第1のデータとして論理値「1」であるハイレベルが供給されたので、図3(b)及び詳細には図4(a)に示すように、時刻t4〜時刻t7において論理値「0」であるローレベル(0V)を第2データとして供給する。この互いに逆論理値の第1及び第2データが、サブフレームB0におけるサブフレームデータを構成する。この状態で今度は図3(c)及び詳細には図4(b)に示すように、時刻t4の直後の時刻t5から時刻t7の直前の時刻t6まで、行走査線GAのみにハイレベルの行選択信号が供給される。これにより、画素12Aにおいて第1スイッチングトランジスタTr1がオン状態となり、列データ線Dから供給された第2データであるローレベルが第1インバータINV1へ転送される。この結果、第1インバータINV1には第2データとしてローレベル、第2インバータINV2には第1データとしてローレベルがそれぞれ書き込まれ、保持されている。これを全列に行うことで全画素12に書き込みが行われる。
一方、画素部24へ論理値「1」を出力する場合には、図5(a)に示すように、時刻t1〜t4において列データ線Dに第1データとして論理値「0」であるローレベルが与えられる。その状態で、図5(b)及び図5(c)に示すように、選択された一組の行走査線GA、GBを共に、時刻t1の直後の時刻t2においてローレベルからハイレベルへ変化させ、時刻t4の直前の時刻t3においてローレベルへ変化させる。これにより、第1スイッチングトランジスタTr1及び第2スイッチングトランジスタTr2がオン状態となり、ローレベルが第1インバータINV1へ転送され、第1インバータINV1がローレベルを反転してハイレベルを第2インバータINV2へ転送する。
次に、図5(a)に示すように時刻t4〜t7において第1データとは逆の論理値「1」であるハイレベルを第2データとして供給する。この状態で今度は図5(b)に示すように行走査線GAのみを時刻t5〜t6においてローレベル、ハイレベル、ローレベルと変化させる。これにより、第1スイッチングトランジスタTr1がオン状態となり、ハイレベルが第1インバータINV1へ転送される。この状態で第1インバータINV1には第2データとしてハイレベル、第2インバータINV2には第1データとしてハイレベルがそれぞれ書き込まれ、保持されている。これを全列に行うことで全画素12に書き込みが行われる。
[読み出し動作]
次に、読み出し(表示)動作へ移行する。図3(e)に示すように、全画素12への書き込み終了後に時刻t8において共通信号線TRGをハイレベルとすることで、第3スイッチングトランジスタTr3がオン状態となる。第2インバータINV2に第1データとしてローレベルが保持されていた場合には、第2インバータINV2が保持されていたローレベルを反転してハイレベルを第3インバータINV3に転送するとともに、第3インバータINV3がハイレベルを反転してローレベルを画素部24の画素電極PEに印加する。これとは逆に、第2インバータINV2に第1データとしてハイレベルが保持されていた場合には、第2インバータINV2が保持されていたハイレベルを反転してローレベルを第3インバータINV3に転送するとともに、第3インバータINV3がローレベルを反転してハイレベルを画素部24の画素電極PEに印加する。
したがって、列データ線Dを介して供給される第1データが論理値「0」であるときは、図3(f)に示すように、液晶表示素子24の画素電極PEの電位は第1データとは逆の論理値「1」である正の電圧VDDとなり、列データ線Dを介して供給される第1データが論理値「1」であるときは、図3(g)に示すように、液晶表示素子24の画素電極PEの電位は第1データとは逆の論理値「0」である0Vとなる。
一方、液晶表示素子24の共通電極CEには、サブフレームB0内で第1及び第2データの読み出しに併せて反転する共通電極電圧VCが印加される。この共通電極電圧VCは、時刻t8において共通信号線TRGがハイレベルとなると同時に、図3(h)に示すように、ローレベルの電圧cが印加され、サブフレームB0の第1データに対応した表示期間b0においてローレベルの電圧cが維持される。この電圧cは、0V未満のマイナスの電圧であり、例えば液晶LCの閾値電圧をVtt(>0)としたとき、−Vttである。
液晶表示素子24は、液晶LCにかかる画素電極PEの電位と共通電極CEの共通電極電圧VCとの電位差の絶対値に応じた階調で表示を行う。ここで、サブフレームB0の第1データが論理値「0」であるときは、図3(i)に示すように、液晶表示素子24の液晶LCに印加される電圧は正の大きな電圧V1b0(=VDD−c)となり、サブフレームB0の第1データに対応する表示期間Tb0において画素12Aは白を表示する。一方、サブフレームB0の第1データが論理値「1」であるときは、図3(j)に示すように、液晶表示素子24の液晶LCに印加される電圧は正の小さな電圧V0b0(=0−c)となり、サブフレームB0の第1データに対応する表示期間Tb0において画素12Aは黒を表示する。
次に、時刻t8において共通信号線TRGをローレベルとした後に、時刻t9において図3(d)に示すように行走査線GBのみローレベル、ハイレベル、ローレベルと変化させる。これにより、第2スイッチングトランジスタTr2がオン状態となり、第1インバータINV1から第2データが反転されて第2インバータINV2へ転送される。行走査線GBの動作は全画素12同時でも同時でなくとも構わない。次に共通信号線TRGがハイレベルになる前に全画素12に置いて終了すれば良い。
次に、時刻t10において、図3(e)に示すように共通信号線TRGをハイレベルとすることで、第3スイッチングトランジスタTr3がオン状態となる。第2インバータINV2に第2データとしてローレベルが保持されていた場合には、第2インバータINV2に保持されていたローレベルが反転され、ハイレベルが第3インバータINV3に転送される。第3インバータINV3がハイレベルを反転してローレベルを画素部24の画素電極PEに印加する。これとは逆に、第2インバータINV2に第2データとしてハイレベルが保持されていた場合には、第2インバータINV2が保持されていたハイレベルを反転しローレベルを第3インバータINV3に転送するとともに、第3インバータINV3がローレベルを反転してハイレベルを画素部24の画素電極PEに印加する。
列データ線Dを介して供給されるサブフレームB0の第2データが論理値「1」であるときは、図3(f)に示すように、液晶表示素子24の画素電極PEの電位は第2データとは逆の論理値「0」である0Vとなり、列データ線Dを介して供給されるサブフレームB0の第2データが論理値「0」であるときは、図3(g)に示すように、液晶表示素子24の画素電極PEの電位は第2データとは逆の論理値「1」である正の電圧VDDとなる。
一方、時刻t10において共通信号線TRGがハイレベルとなると同時に、液晶表示素子24の共通電極CEには、図3(h)に示すように、共通電極電圧VCとしてハイレベルの電圧dが印加され、サブフレームB0の第2データに対応する表示期間Tnb0においてハイレベルの電圧dに維持される。この電圧dは、VDDより大きな所定電圧であり、例えば液晶LCの飽和電圧Vsat(>0)である。この飽和電圧Vsatは前記閾値電圧Vttよりも規定電圧(例えばVDD)高い電圧である。なお、焼き付きが発生しないように、サブフレームB0の第2データに対応する表示期間Tnb0は、第1データに対応する表示期間Tb0と等しい。
サブフレームB0の第2データが論理値「1」である場合、図3(i)に示すように、液晶表示素子24の液晶LCに印加される電圧は、画素電極PEの印加電圧0Vと共通電極電圧VC(=d)との差電圧である、−VDDより負方向に大きな電圧V1nb0(=−d)となる。一方、サブフレームB0の第2データが論理値「0」である場合、図3(j)に示すように、液晶表示素子24の液晶LCに印加される電圧は、画素電極PEの印加電圧VDDと共通電極電圧VC(=d)との差電圧である、負の小さな電圧V0nb0(=VDD−d)となる。
ここで、c=−Vtt、d=Vsat(=VDD+Vtt)としたとき、図3(i)に示す同じ画素12AのサブフレームB0内の液晶層印加電圧V1b0(=VDD−c=VDD+Vtt)と液晶層印加電圧V1nb0(=0−d=−(VDD+Vtt))とは、液晶LCに対する電圧印加方向が互いに逆となるが絶対値が同じ(VDD+Vtt)であるので、画素12Aはどちらの表示期間Tb0,Tnb0でも白を表示する。
一方、図3(j)に示す同じ画素12AのサブフレームB0内の液晶層印加電圧V0b0(=0−c=+Vtt)と液晶層印加電圧V0nb0(=VDD−d=−Vtt)とは、液晶LCに対する電圧印加方向が互いに逆となるが絶対値が同じVttであるので、画素12Aはどちらの表示期間Tb0,Tnb0でも黒を表示する。また、液晶LCに対する電圧印加方向がサブフレームB0内の表示期間Tb0,Tnb0で反転するので、液晶表示素子24は交流駆動されることになる。
続いて、図3(a)に示したサブフレームB1,B2,B3,・・・の順で、図3(b)〜図3(j)に示すようなサブフレームB1,B2,B3,・・・の各画素行単位の書き込み動作と全画素同時読み出し動作をサブフレームB0と同様に行い、各サブフレームB1,B2,B3,・・・の表示を行う。サブフレームB1,B2,B3,・・・の書き込みは、先のサブフレームB0,B1,B2,・・・の第2データに対応する表示期間Tnb0,Tnb1,Tnb2,・・・内で行われる。図3(b)〜図3(j)においては、サブフレームB1,B2,B3,・・・の第1及び第2データの論理値の極性が、サブフレームB0の第1及び第2データの論理値の極性と同様の場合を示すが、特にこれに限定されない。
ここで、サブフレームB1,B2,B3,・・・毎に、サブフレームデータとして互いに逆論理値の第1及び第2データが連続して伝送され、画素12Aの書き込み動作及び読み出し動作を行うことにより、サブフレームB1,B2,B3,・・・のそれぞれにおいて2つの表示期間Tb0、Tnb0、Tb1、Tnb1、Tb2、Tnb2、Tb3、Tnb3で同じ階調の表示を行うと共に、液晶表示素子24を交流駆動できるため、液晶表示素子24の焼き付きを防止することができる。
また、サブフレームB0、B1、B2、B3の書き込み時間はそれぞれ同じである。これに対し、サブフレームB0、B1、B2、B3毎の表示期間(Tb0+Tnb0)、(Tb1+Tnb1)、(Tb2+Tnb2)、(Tb3+Tnb3)は、
(TB0+TnB0):(TB1+TnB1):(TB2+TnB2):(TB3+TnB3)=1:2:4:8
となっており、各サブフレームB0、B1、B2、B3のサブフレームデータの値を変えることで、4ビットのPWM方式での階調表現が可能となっている。すなわち、1フレーム期間内の4つのサブフレームB0、B1、B2、B3の組み合わせによって所望の階調表示を行うことができる。
このように、本発明の実施の形態の画素12Aによれば、3段のシフトレジスタ21〜23を用いてサブフレームB0、B1、B2、B3内において逆論理値の第1及び第2データを転送して諧調表示を行うことができるので、2段のシフトレジスタを用いてサブフレーム単位でサブフレームデータを反転させる場合と比較してデータ転送回数を低減することができ、消費電力を低減することができる。
更に、本発明の実施の形態の画素12Aによれば、インバータINV1〜INV3をそれぞれ互いのドレイン同士、ゲート同士が接続された1個のpMOSトランジスタと1個のnMOSトランジスタとからなるCMOSインバータで構成できるので、全部で9個のトランジスタで構成することができ、従来のデジタル駆動方式の液晶表示装置の画素のトランジスタ数10個に比べてトランジスタ数を削減することができる。このため、従来よりも画素ピッチを縮小することができるので、画素の微細化を実現でき、微細画素による高精細化に対応することができる。
更に、本発明の実施の形態の画素12Aによれば、シフトレジスタで記憶素子を構成しているので安定な動作が期待できる。また、液晶表示素子24の画素電極PEに対して第2インバータINV1が出力するデータを印加するようにしているので、低インピーダンスで液晶表示素子24を駆動できるので、保持容量が不要である。
(比較例)
次に、比較例に係る画素を説明する。比較例に係る画素12Bは、図6に示すように、水平走査回路(図示せず)に接続された列データ線D1〜Djのうちの任意の1本の列データ線Dと、垂直走査回路(図示せず)に接続された行走査線G1〜Gkのうちの任意の1本の行走査線Gとの交差部に配置された一画素で、保持部31、出力部32及び液晶表示素子33より構成されている。
保持部31は、ドレインが列データ線Dに接続され、ゲートが行走査線に接続された第1スイッチングトランジスタTr11と、第1スイッチングトランジスタTr11のソースに入力端子が接続された第1インバータINV11とからなり、全体として第1のシフトレジスタを構成している。
出力部32は、ドレインが第1インバータINV11の出力端子に接続され、ゲートが共通信号線TRGに接続された第2スイッチングトランジスタTr12と、第2スイッチングトランジスタTr12のソースに入力端子が接続された第2インバータINV12とからなり、全体として第2のシフトレジスタを構成している。
液晶表示素子33は、第2インバータINV12の出力端子に接続された画素電極PEと、画素電極PEに離間対向して配置された共通電極CEと、画素電極PEと共通電極CEとの間の空間に充填封止された液晶LCとからなる。なお、ここでは、第1スイッチングトランジスタTr11と第2スイッチングトランジスタTr12とは、一例としていずれもnMOSトランジスタである。
次に、本実施の形態の画素12Bの書き込みと読み出しの動作について、図7及び図8のタイミングチャートを併せ参照して説明する。
まず、書き込み動作について説明する。図7(a)は、表示部11を構成する全画素12に対する書き込みと読み出しを模式的に示しており、図7(a)の斜線部分が書き込みを示している。いま、画素12Bに接続された列データ線Dに対して水平走査回路13から図7(b)及び図8(a)に示すように、サブフレームB0の1ビットのサブフレームデータが時刻T1から時刻T4までの期間出力されたものとする。このときには、画素12Aと同じ1行の他の画素12にそれぞれ接続された列データ線にもサブフレームB0の各1ビットのサブフレームデータがそれぞれ出力される。なお、図8(a)に示す1ビットのサブフレームデータは、説明の便宜上、論理値「1」としているが、論理値「0」のときは時刻T1〜T4の期間ローレベルとされる。
続いて、上記の時刻T1の直後の時刻T2から上記の時刻T4の直前の時刻T3までの期間、図7(c)及び図8(b)に示すように、垂直走査回路14から行走査線Gを介してハイレベル(VDD)の行選択信号が、画素12Bを含む1行のj個の画素12に入力されてそれらの画素12が選択される。この画素選択状態で画素12B内の第1スイッチングトランジスタTr11はオンとされ、この時列データ線Dを介して供給されている図7(b)及び図8(a)に示す1ビットのサブフレームデータをサンプリングして第1インバータINV11へ供給する。
第1インバータINV11は、入力されたサブフレームデータと逆論理値のデータを出力する。ここで、図8(c)に示すように共通信号線TRGには時刻T1から後述する読み出し開始時刻T5までの期間はトリガパルスは入力されず共通信号線TRGはローレベルとなっているので、第2スイッチングトランジスタTr12はオフ状態とされている。このため、時刻T3で図8(b)に示すように行選択信号がローレベルとなり、画素12Bを含む1行のj個の画素12が非選択状態となっても、第1インバータINV11は画素選択時に第1スイッチングトランジスタTr11によりサンプリングされたサブフレームデータを保持している。
以下、同様にして、表示部11を構成する全画素12(これらは図6の構成と同じ構成である)に対してサブフレームB0の対応するサブフレームデータが書き込まれ、各画素12内の第1インバータINV11にサブフレームデータが保持される。
次に、読み出し動作について説明する。全画素12へのサブフレームデータの書き込み終了後の図8(c)に示す時刻T5から時刻T6までの期間、また図7(d)に模式的に示すように共通信号線TRGを介してハイレベルのトリガパルスが供給され、画素12Aを含む全画素12の第2スイッチングトランジスタTr12がオンとされる。これにより、画素12B内の第1インバータINV11に保持されていた入力サブフレームデータと逆論理値のサブフレームデータが、第2スイッチングトランジスタTr12を通して読み出されて第2インバータINV12に印加される。
第2インバータINV12は、入力された逆論理値のサブフレームデータを反転して、列データ線Dのサブフレームデータと同じ論理値としたサブフレームデータを保持すると共に液晶表示素子33の画素電極PEに印加する。
液晶表示素子33の画素電極PEの電位は、列データ線Dを介して供給されるサブフレームB0のサブフレームデータが論理値「1」であるときは図7(e)に示すように正の電圧VDDであり、論理値「0」であるときは図7(f)に示すように0Vである。
一方、液晶表示素子33は、共通電極CEにサブフレーム期間毎に反転する共通電極電圧VCが印加される。この共通電極電圧VCは、図7(g)に示すように、サブフレームB0の表示期間Tb0はローレベルの電圧cである。この電圧cは、0V未満のマイナスの電圧であり、例えば液晶LCの閾値電圧をVtt(>0)としたとき、−Vttである。
液晶表示素子33は、液晶LCにかかる画素電極PEの電位と共通電極CEの共通電極電圧VCとの電位差の絶対値に応じた階調で表示を行う。ここで、液晶表示素子24の液晶LCに印加される電圧は、サブフレームB0のサブフレームデータが論理値「1」であるときは図7(h)に示す正の大きな電圧V1b0(=VDD−c)となり、論理値「0」であるときは図7(i)に示す正の小さな電圧V0b0(=0−c)となる。従って、サブフレームB0ではサブフレームデータが論理値「1」である画素12Bは白を表示し、サブフレームデータが論理値「0」である画素12Bは黒を表示する。
サブフレームB0の書き込みと読み出し(表示)が終了すると、続く1サブフレーム期間では、図7(a)に模式的に示すように、サブフレームnB0の書き込みと読み出し(表示)とが順次に行われる。サブフレームnB0の書き込みは、図7(d)及び図8(c)に示す共通信号線TRGのトリガパルスがハイレベルからローレベルに変った直後に開始される。サブフレームnB0の書き込みは、先に書き込まれたサブフレームB0の表示期間b0内で行われる。
このサブフレームnB0の各画素に書き込まれるサブフレームデータは、直前のサブフレームB0の同じ画素に書き込まれたサブフレームデータとは逆論理値の反転データである。すなわち、画素12Bに書き込まれたサブフレームB0のサブフレームデータが論理値「1」であるときは、同じ画素12Bに書き込まれるサブフレームnB0のサブフレームデータは論理値「0」である。また、画素12Bに書き込まれたサブフレームB0のサブフレームデータが論理値「0」であるときは、同じ画素12Bに書き込まれるサブフレームnB0のサブフレームデータは論理値「1」である。
画素12BのサブフレームnB0の書き込み動作は、サブフレームB0の書き込み動作と同様であり、表示部11を構成する全画素12Bに対してサブフレームnB0の対応するサブフレームデータが書き込まれ、各画素12B内の第1インバータINV11にサブフレームnB0のサブフレームデータが保持される。図7(a)のnB0における斜線部分が書き込みを示している。
続いて、画素12Bの読み出し動作について説明する。全画素12へのサブフレームデータの書き込み終了後に、図7(d)に模式的に示すように共通信号線TRGを介してハイレベルのトリガパルスが供給され、画素12Bを含む全画素12の第2スイッチングトランジスタTr12がオンとされる。これにより、画素12B内の第1インバータINV11に保持されていたサブフレームnB0のサブフレームデータと逆論理値のサブフレームデータが、第2スイッチングトランジスタTr12を通して読み出されて第2インバータINV12に印加される。
第2インバータINV12は、入力された逆論理値のサブフレームデータを反転して、列データ線DのサブフレームnB0のサブフレームデータと同じ論理値としたサブフレームデータを保持すると共に液晶表示素子33の画素電極PEに印加する。
液晶表示素子33の画素電極PEの電位は、列データ線Dを介して供給されるサブフレームnB0のサブフレームデータが論理値「0」であるときは図7(e)に示すように0Vであり、論理値「1」であるときは図7(f)に示すように正の電圧VDDである。
一方、液晶表示素子33は、共通電極CEにサブフレーム期間毎に反転する共通電極電圧VCが印加される。この共通電極電圧VCは、図7(g)に示すように、サブフレームnB0の表示期間Tnb0はハイレベルの電圧dである。この電圧dは、VDDより大きな所定電圧であり、例えば液晶LCの飽和電圧Vsat(>0)である。この飽和電圧Vsatは前記閾値電圧Vttよりも規定電圧(例えばVDD)高い電圧である。なお、サブフレームnB0の表示期間Tnb0は、サブフレームのB0の表示期間Tb0と等しい。
液晶表示素子33の液晶LCに印加される電圧は、論理値「1」のサブフレームB0のサブフレームデータが印加された画素12Bでは、次のサブフレームnB0のサブフレームデータは論理値「0」であるので、画素電極PEの印加電圧0Vと共通電極電圧VC(=d)との差電圧である、ーVDDより負方向に大きな図7(h)に示す電圧V1nb0(=−d)となる。また、液晶表示素子33の液晶LCに印加される電圧は、論理値「0」のサブフレームB0のサブフレームデータが印加された画素12Bでは、次のサブフレームnB0のサブフレームデータは論理値「1」であるので、画素電極PEの印加電圧VDDと共通電極電圧VC(=d)との差電圧である、図7(i)に示す負の小さな電圧V0nb0(=VDD−d)となる。
ここで、c=−Vtt、d=Vsat(=VDD+Vtt)としたとき、図7(h)に示す同じ画素12AのサブフレームB0の液晶層印加電圧V1b0(=VDD−c=VDD+Vtt)とサブフレームnB0の液晶層印加電圧V1nb0(=0−d=−(VDD+Vtt))とは、液晶LCに対する電圧印加方向が互いに逆となるが絶対値が同じ(VDD+Vtt)であるので、画素12Bはどちらのサブフレームでも白表示を行う。一方、図7(i)に示す同じ画素12BのサブフレームB0の液晶層印加電圧V0b0(=0−c=+Vtt)とサブフレームnB0の液晶層印加電圧V0nb0(=VDD−d=−Vtt)とは、液晶LCに対する電圧印加方向が互いに逆となるが絶対値が同じVttであるので、画素12Bはどちらのサブフレームでも黒表示を行う。また、液晶LCに対する電圧印加方向がサブフレームB0とサブフレームnB0とで反転するので、液晶表示素子33は交流駆動されることになる。
続いて、図7(a)に模式的に示すように、画素12BはサブフレームB1、nB1、B2、nB2、B3、nB3・・・の順で、上述と同様の図7(b)〜(i)に示すようなサブフレームの各画素行単位の書き込み動作と全画素同時読み出し動作を行い、各サブフレームの表示を行う。ここで、サブフレームnB1、nB2、nB3はサブフレームB1、B2、B3のサブフレームデータの反転データを伝送するサブフレームである。このように、隣接する2つのサブフレーム単位で、互いに逆論理値のサブフレームデータを伝送して画素12Bが書き込み動作及び読み出し動作を行うことにより、隣接する2つのサブフレームでは各画素12Bは画素毎に同じ階調の表示を行うと共に、液晶表示素子33を交流駆動できるため、液晶表示素子33の焼き付きを防止することができる。
また、サブフレームB0、nB0、B1、nB1、B2、nB2、B3、nB3の書き込み時間はそれぞれ同じである。これに対し、表示期間に関しては、サブフレームB0、nB0、B1、nB1、B2、nB2、B3、nB3の各表示期間をそれぞれTb0、Tnb0、Tb1、Tnb1、Tb2、Tnb2、Tb3、Tnb3とすると、例えば
(TB0+TnB0):(TB1+TnB1):(TB2+TnB2):(TB3+TnB3)=1:2:4:8
となっており、各サブフレームデータB0〜B3(nB0〜nB3)の各値を変えることで、4ビットのPWM方式での階調表現が可能となっている。すなわち、1フレーム期間内の8つのサブフレームB0、nB0、B1、nB1、B2、nB2、B3、nB3の組み合わせによって所望の階調表示を行う。
このように、比較例に係る画素12Bによれば、第1及び第2インバータINV11,INV12をそれぞれ互いのドレイン同士、ゲート同士が接続された1個のpMOSトランジスタと1個のnMOSトランジスタとからなるCMOSインバータで構成できるので、全部で6個のトランジスタで構成することができ、従来のデジタル駆動方式の液晶表示装置の画素のトランジスタ数10個に比べてトランジスタ数を削減することができる。このため、従来よりも画素ピッチを縮小することができるので、画素の微細化を実現でき、微細画素による高精細化に対応することができる。
また、比較例に係る画素12Bによれば、シフトレジスタで記憶素子を構成しているので安定な動作が期待できる。また、液晶表示素子33の画素電極PEに対して第2インバータINV12が出力するデータを印加するようにしているので、低インピーダンスで液晶表示素子33を駆動できるので、保持容量が不要である。
ここで、比較例に係る画素12Bを用いた液晶表示装置では、サブフレームB0に対してサブフレームnB0、サブフレームB1に対してサブフレームnB1、・・・と互いに逆論理値のサブフレームデータについて2回ずつ転送する必要があった。このため、データ転送回数が多くなり、消費電力が増大する。これに対して、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置及びその駆動方法によれば、図2に示すように3段のシフトレジスタ21〜23を有する画素12Aを用いることにより、図3に示すようにサブフレームB0,B1,B3のそれぞれにおいて、互いに逆論理値の第1及び第2データを1回(一括)で転送し、諧調表示することが可能となる。したがって、比較例に係る画素12Bを用いた液晶表示装置と比較してデータ転送回数を半分にでき、消費電流を低減することが可能となる。
(変形例)
本発明の実施の形態の変形例として、液晶表示装置の画素の構成が異なる一例を説明する。本発明の実施の形態の変形例に係る画素12Cは、図9に示すように、第1保持部21、第2保持部22及び出力部23のそれぞれが、前段に第1〜第3トランスファゲート41,42,43を有する点が、図2に示した画素12Aと異なる。
図9に示した第1保持部21は、第1トランスファゲート41と、第1トランスファゲート41の出力端子に入力端子が接続された第1インバータINV1とを有し、全体として第1シフトレジスタを構成している。第1トランスファゲート41は、互いにドレイン同士、及びソース同士が接続された1個のnMOSトランジスタNTr1と1個のpMOSトランジスタPTr1とからなる。第1トランスファゲート41の入力端子であるトランジスタNTr1及びPTr1の各ドレインは列データ線Dに接続されている。第1トランスファゲート41の出力端子である各ソースは第1インバータINV1の入力端子に接続されている。また、第1トランスファゲート41の制御端子であるnMOSトランジスタNTr1のゲートとpMOSトランジスタPTr1のゲートとは、2本の行走査線GA,NGAにそれぞれ接続されている。行走査線GA,NGAは、各行の複数の画素単位に接続され、互いに逆論理値の行選択信号が垂直走査回路(図示せず)から供給される。
第2保持部22は、第2トランスファゲート42と、第2トランスファゲート42の出力端子に入力端子が接続された第2インバータINV2とを有し、全体として第2シフトレジスタを構成している。第2トランスファゲート42は、互いにドレイン同士、及びソース同士が接続された1個のnMOSトランジスタNTr2と1個のpMOSトランジスタPTr2とからなる。第2トランスファゲート42の入力端子であるトランジスタNTr2及びPTr2の各ドレインは第1インバータINV1の出力端子に接続されている。第2トランスファゲート42の出力端子である各ソースは第2インバータINV2の入力端子に接続されている。また、第2トランスファゲート42の制御端子であるnMOSトランジスタNTr2のゲートとpMOSトランジスタPTr2のゲートとは、2本の行走査線GB,NGBにそれぞれ接続されている。行走査線GB,NGBは、各行の複数の画素単位に接続され、互いに逆論理値の行選択信号が垂直走査回路(図示せず)から供給される。
出力部23は、第3トランスファゲート43と、第3トランスファゲート43の出力端子に入力端子が接続された第3インバータINV3とを有し、全体として第3シフトレジスタを構成している。第3トランスファゲート43は、互いにドレイン同士、及びソース同士が接続された1個のnMOSトランジスタNTr3と1個のpMOSトランジスタPTr3とからなり、第3トランスファゲート43の入力端子であるトランジスタNTr3及びPTr3の各ドレインは第2インバータINV2の出力端子に接続され、第3トランスファゲート43の出力端子である各ソースは第3インバータINV3の入力端子に接続されている。また、第3トランスファゲート43の制御端子であるnMOSトランジスタNTr3のゲートとpMOSトランジスタPTr3のゲートは第1共通信号線TRGと第2共通信号線NTRGにそれぞれ接続されている。第1共通信号線TRG及び第2共通信号線NTRGとは、表示部11を構成する全画素12に共通に接続され、互いに逆論理値のトリガパルスがトリガパルス発生回路(図示せず)から供給される。
本発明の実施の形態の変形例に係る画素12Cの書き込み動作は、行走査線GA,NGA及び行走査線GB,NGBを介して供給される互いに逆論理値の行選択信号により第1トランスファーゲート41及び第2トランスファーゲート42をオンする以外は、図3〜図5に示した画素12Aの書き込み動作と同様である。また、全画素書き込み終了後の画素12Cの読み出し時動作も、第1共通信号線TRG及び第2共通信号線NTRGを介して供給される互いに逆論理値のトリガパルスにより第3トランスファゲート43をオンし、行走査線GB,NGBを介して供給される互いに逆論理値の行選択信号により第2トランスファーゲート42をオンする以外は、図3に示した画素12Aの読み出し動作と同様である。
本発明の実施の形態の変形例に係る画素12Cは、画素12Aがスイッチング手段を1個のnMOSトランジスタで構成したのに比べて、2個のトランジスタからなるトランスファゲートの構成としたため、画素を構成するトランジスタ数が9個から12個と若干増えるが、比較例係る画素12Bを用いた液晶表示装置と比較してデータ転送回数を半分にでき、消費電流を低減することが可能となる。
また、本発明の実施の形態の変形例に係る画素12Cによれば、スイッチング手段が2個のトランジスタからなるトランスファゲートとしているので、スイッチング手段を通して第1〜第3インバータINV1〜3に入力される電圧(サブフレームデータ)をVDDまで高くすることができ、動作の安定が見込まれるという効果が得られる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、図2に示した画素12A内の第1〜第3スイッチングトランジスタTr1〜Tr3をpMOSトランジスタで構成することもできる。ただし、この場合は列データ線Dのデータや行走査線Gの行選択信号やトリガパルスの極性を実施の形態の場合と反転する必要がある。
また、1フレーム期間内のサブフレーム数やサブフレーム間の時間関係は図3と共に説明した実施の形態のものに限定されるものではなく、システムに応じて適宜変更可能であることは勿論である。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
11…表示部
12,12A,12B,12C…画素(画素回路)
13…水平走査回路
14…垂直走査回路
15…トリガパルス発生回路
21…第1シフトレジスタ(第1保持部)
22…第2シフトレジスタ(第2保持部)
23…第3シフトレジスタ(出力部)
24,33…液晶表示素子(画素部)
31…シフトレジスタ(保持部)
32…シフトレジスタ(出力部)
41…第1トランスファゲート
42…第2トランスファゲート
43…第3トランスファゲート

Claims (4)

  1. 複数本の列データ線と、複数本からなり2本で一組の第1及び第2行走査線とが交差する複数の交差部のそれぞれに画素が配置されており、各フレームを1フレーム期間より短時間である表示期間をもつ複数のサブフレームにより構成し、当該複数のサブフレームを表示すべき階調に応じて1ビットのデジタルデータにより選択的にオン、オフにして1フレームの画像を表示すべき階調に応じたサブフレームの組み合わせで前記画素が駆動されて表示を行う表示部と、
    前記複数本の第1行走査線及び複数本の第2行走査線に対して第1及び第2行選択信号をそれぞれ出力する垂直走査回路と、
    前記複数本の列データ線に対して、前記サブフレーム単位で互いに逆論理値である第1及び第2データを順次出力する水平走査回路と、
    前記複数の画素に共通に接続された共通信号線に対してトリガパルスを出力するトリガパルス発生回路とを備え、
    前記複数の画素のそれぞれが、
    前記第1行選択信号に応じて、前記列データ線を介して供給された前記第1及び第2データを順次反転して出力する第1シフトレジスタと、
    前記第2行選択信号に応じて、前記第1シフトレジスタから出力された前記第1及び第2データを順次反転して出力する第2シフトレジスタと、
    前記トリガパルスに応じて、前記第2シフトレジスタから出力された前記第1及び第2データを順次反転して出力する第3シフトレジスタと、
    前記第3シフトレジスタから出力された前記第1及び第2データに応じて諧調表示を行う液晶表示素子
    とを備えることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記第1シフトレジスタが、前記行走査線にゲートが接続され、前記列データ線にドレインが接続された第1スイッチングトランジスタと、前記第1スイッチングトランジスタのソースに入力端子が接続された第1インバータとを備え、
    前記第2シフトレジスタが、前記第1インバータの出力端子にドレインが接続され、行走査線にゲートが接続された第2スイッチングトランジスタと、
    前記第2スイッチングトランジスタのソースに入力端子が接続された第2インバータとを備え、
    前記第3シフトレジスタが、前記共通信号線にゲートが接続され、前記第2インバータの出力端子にドレインが接続された第3スイッチングトランジスタと、前記第3スイッチングトランジスタのソースに入力端子が接続され、前記画素電極に出力端子が接続された第3インバータとを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第1のシフトレジスタが、前記列データ線に入力端子が接続され、互いに逆論理値の第1行選択信号が供給される2本の前記第1行走査線に制御端子が接続された第1トランスファゲートと、前記第1トランスファゲートの出力端子に入力端子が接続された第1インバータとを備え、
    前記第2のシフトレジスタが、前記第1インバータの出力端子に入力端子が接続され、互いに逆論理値の第2行選択信号が供給される2本の前記第2行走査線に制御端子が接続された第2トランスファゲートと、前記第2トランスファゲートの出力端子に入力端子が接続された第2インバータとを備え、
    前記第3シフトレジスタが、前記第2インバータの出力端子に入力端子が接続され、互いに逆論理値のトリガパルスが供給される2本の前記共通信号線に制御端子が接続された第3トランスファゲートと、前記第3トランスファゲートの出力端子に入力端子が接続され、前記画素電極に出力端子が接続された第3インバータとを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 複数本の列データ線と、複数本からなり2本で一組の第1及び第2行走査線とが交差する複数の交差部のそれぞれに画素が配置されており、各フレームを1フレーム期間より短時間である表示期間をもつ複数のサブフレームにより構成し、当該複数のサブフレームを表示すべき階調に応じて1ビットのデジタルデータにより選択的にオン、オフにして1フレームの画像を表示すべき階調に応じたサブフレームの組み合わせで前記画素が駆動されて表示を行う液晶表示装置の駆動方法において、
    第1シフトレジスタが、前記第1行走査線を介して供給された第1行選択信号に応じて、前記列データ線を介して前記サブフレーム単位で順次供給された互いに逆論理値である第1及び第2データを順次反転して出力するステップと、
    第2シフトレジスタが、前記第2行走査線を介して供給された第2行選択信号に応じて、前記第1シフトレジスタから出力された前記第1及び第2データを反転して出力するステップと、
    第3シフトレジスタが、前記複数の画素に共通に接続された共通信号線に応じて、前記第2シフトレジスタから出力された前記第1及び第2データを順次反転して出力するステップと、
    液晶表示素子が、前記第3シフトレジスタから出力された前記第1及び第2データに応じて諧調表示を行うステップ
    とを含むことを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
JP2012069153A 2012-03-26 2012-03-26 液晶表示装置及びその駆動方法 Pending JP2013200466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012069153A JP2013200466A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 液晶表示装置及びその駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012069153A JP2013200466A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 液晶表示装置及びその駆動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013200466A true JP2013200466A (ja) 2013-10-03

Family

ID=49520750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012069153A Pending JP2013200466A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 液晶表示装置及びその駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013200466A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001272657A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Canon Inc 液晶素子
JP2002207453A (ja) * 2001-01-04 2002-07-26 Hitachi Ltd 画像表示装置およびその駆動方法
JP2004309669A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd アクティブマトリクス型表示装置とその駆動方法
JP2005352457A (ja) * 2004-05-11 2005-12-22 Victor Co Of Japan Ltd 液晶画像表示装置
JP2007034095A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Hitachi Displays Ltd 表示装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001272657A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Canon Inc 液晶素子
JP2002207453A (ja) * 2001-01-04 2002-07-26 Hitachi Ltd 画像表示装置およびその駆動方法
JP2004309669A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd アクティブマトリクス型表示装置とその駆動方法
JP2005352457A (ja) * 2004-05-11 2005-12-22 Victor Co Of Japan Ltd 液晶画像表示装置
JP2007034095A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Hitachi Displays Ltd 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102383363B1 (ko) 게이트 구동 회로 및 이를 포함하는 표시 장치
JP4912000B2 (ja) シフトレジスタ回路およびそれを備える画像表示装置
JP4912023B2 (ja) シフトレジスタ回路
JP5733154B2 (ja) 液晶表示装置
US7190342B2 (en) Shift register and display apparatus using same
US10204545B2 (en) Gate driver and display device including the same
JP6255709B2 (ja) 液晶表示装置
US20140320482A1 (en) Liquid crystal display (lcd) device
JP4158658B2 (ja) 表示ドライバ及び電気光学装置
JP5765205B2 (ja) 液晶表示装置及びその画素検査方法
US11145267B2 (en) Liquid crystal display device and driving method therefor
JP2009134814A (ja) シフトレジスタおよびそれを備える画像表示装置
WO2013042622A1 (ja) 表示装置およびその駆動方法
JP3764733B2 (ja) 低電圧クロック信号を用いる連続パルス列発生器
JP6256059B2 (ja) 液晶表示装置
JP2013101285A (ja) 液晶表示装置
JP2008225494A (ja) 表示ドライバ及び電気光学装置
JP2004109824A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、電気光学装置の駆動回路および電子機器
JP4147480B2 (ja) データ転送回路及びフラットディスプレイ装置
JP2013200466A (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
JPH09106265A (ja) 電圧出力回路および画像表示装置
JP6115056B2 (ja) 液晶表示装置
TWI385626B (zh) 位移暫存器及液晶顯示器
JP2015179138A (ja) 液晶表示装置
JP2009211732A (ja) シフトレジスタ回路および表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160119