JP2009211732A - シフトレジスタ回路および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフトレジスタ回路の製作を容易にする。
【解決手段】クロック信号に同期して入力信号をラッチして出力するラッチ回路12を複数カスケード接続してシフトレジスタ回路10を構成する。各ラッチ回路12には、互いに位相の反転した2つの入力信号IN,/INが入力され、制御入力に入力されてくるクロック信号CLKに同期して入力信号IN,/INをラッチし、ラッチした反転・非反転信号/OUT,OUTを出力する。
【選択図】図1A

Description

本発明は、シフトレジスタ回路およびシフトレジスタ回路を用いた表示装置に関する。
フラットパネルディスプレイ基板上にシフトレジスタなどの駆動回路を形成すると、ディスプレイ基板の外部に駆動回路形成する必要がなく、外部電子部品やインターフェース信号線数を減らし、コスト削減を図ることができる。
ここで、通常シフトレジスタは、クロックドインバータをカスケード接続し、外部から相補的な2つのクロック信号を、カスケード接続されたインバータのクロック入力に交互に入力することで構成する。クロックドインバータは、CMOSを用いて構成される場合が多く、主に次の2つの回路構成が知られている。
1つは、CMOSインバータと正電源との間に反転クロックを接続したPMOSゲートを挿入し、CMOSインバータと負電源との間に非反転クロックを接続したNMOSゲートを挿入する構成、もう1つは、正負電源間に接続したCMOSインバータの入力または出力に直列にパスゲート回路を接続し、パスゲート回路のNMOSゲートに非反転クロックを入力し、PMOSゲートに反転クロックを入力する構成である。なお、入力を待つ間において状態を保持するために、シフトレジスタを構成するクロックドインバータの入力と出力の間に、出力を反転して入力側に戻すクロックドインバータを追加する場合もある。
一方、フラットパネルディスプレイ基板は、コストの観点からPMOSまたはNMOSのいずれか一方のみのトランジスタで構成したいという要請がある。このためには、PMOSまたはNMOSトランジスタのみでシフトレジスタを構成する必要がある。今までにいくつかPMOSまたはNMOSのみで動作するシフトレジスタ回路が提案されてきている。
特開2007−213062号公報 特開2007−133358号公報
簡単には、CMOSシフトレジスタのインバータ部を、PMOSトランジスタのみで構成されるインバータに置換してシフトレジスタを実現することが考えられる。従来技術では、PMOSインバータとして、例えば、CMOSインバータのNMOSトランジスタをPMOSゲーティッドダイオード負荷で置換する構成が提案されている。この例では、入力がLowレベルのときトランジスタとゲーティッドダイオードを介して、正負電源間に貫通電流が流れ、消費電力が大きくなるという問題点がある。
これを解消するため、従来から他にも様々なインバータ回路が提案されている。例えば、特許文献1では、ダイオード負荷型のPMOSインバータの入力トランジスタが導通するタイミングで、入力トランジスタのドレインに接続されたクロック信号をHighレベルに上げることにより、ゲーティッドダイオードを通して貫通電流が流れることを防ぐ構成を提案している。
特許文献2によると、出力段のPMOSトランジスタを駆動するインバータとして、CMOSインバータのNMOSトランジスタをPMOSで置換し、電源と置換したPMOSゲート入力に反転クロック信号を、出力段のNMOSトランジスタの代わりに、ゲート・ソースをインバータの入力・出力端子に接続し、ドレインに非反転クロック信号を接続して、ゲート・ソース間容量によって出力端をHighレベルにブートストラップする回路を用いてシフトレジスタを構成する提案がなされている。
上記特許文献1,2の例では、いずれもクロック信号がシフトレジスタの出力段トランジスタや出力負荷を直接駆動するため、クロック信号の電流容量や遅延時間に注意する必要がある。
本発明は、クロック信号に同期して入力信号をラッチして出力するラッチ回路が複数カスケード接続されたシフトレジスタ回路であって、各ラッチ回路には、互いに位相の反転した2つの入力信号である反転および非反転信号が入力され、制御入力に入力されてくるクロック信号に同期して入力されてくる反転および非反転信号をラッチし、ラッチした反転・非反転信号を出力することを特徴とする。
また、初段のラッチ回路には、入力信号である反転および非反転信号が入力され、次段以降のラッチ回路の非反転入力にはカスケード接続された前段の反転出力が、反転入力には前段の非反転出力が入力され、カスケード接続されたラッチ回路の制御入力には前記互いに位相の異なる2つのクロック信号が交互に入力されることが好適である。
また、前記ラッチ回路は、制御入力に入力されてくるクロック信号に同期して入力されてくる反転および非反転信号を伝達または遮断するパスゲート回路と、このパスゲート回路の出力である反転および非反転信号の2信号を入力して、非反転および反転信号の2信号を出力する2入力2出力インバータ回路と、を含むことが好適である。
前記ラッチ回路は、制御入力に入力されてくるクロック信号に同期して入力されてくる反転および非反転信号を伝達または遮断するパスゲート回路と、このパスゲート回路の出力である反転および非反転信号の2信号を入力して、非反転および反転信号の2信号を出力する第1の2入力2出力インバータ回路と、この第1の2入力2出力インバータ回路の反転および非反転入力に反転および非反転出力が接続され、第1の2入力2出力インバータ回路の反転および非反転出力に非反転および反転入力がそれぞれ接続された第2の2入力2出力インバータ回路と、を含み、ラッチ回路内で反転・非反転信号に関する二重の正帰還ループが構成されることが好適である。
また、前記2入力2出力インバータ回路は、少なくとも、反転・非反転信号を入力し反転信号を出力する2入力1出力インバータ2つを含み、ラッチされた非反転信号が第1の2入力1出力インバータの反転入力端子に接続され、ラッチされた反転信号が第2の2入力1出力インバータの反転入力端子に接続され、ラッチされた反転信号と同相の信号が第1の2入力1出力インバータの非反転入力端子に接続され、ラッチされた非反転信号と同相の信号が第2の2入力1出力インバータの非反転入力端子に接続されることが好適である。
また、前記第1の2入力1出力インバータに入力されるラッチされた反転信号と同相の信号が、第2の2入力1出力インバータの反転出力であるか、もしくは、前記第2の2入力1出力インバータに入力されるラッチされた非反転信号と同相の信号が、第1の2入力1出力インバータの反転出力であることが好適である。
また、前記第1の2入力1出力インバータに入力されるラッチされた反転信号と同相の信号が、第2の2入力1出力インバータの反転出力であり、かつ、前記第2の2入力1出力インバータに入力されるラッチされた非反転信号と同相の信号が、第1の2入力1出力インバータの反転出力であることが好適である。
また、前記パスゲート回路は、ゲート端子を制御クロック入力として、ドレイン・ソース端子にそれぞれ信号入出力を接続したパストランジスタであることが好適である。
また、前記パスゲート回路は、ゲート端子を信号入力として、ドレイン・ソース端子にそれぞれクロック入力、信号出力が接続されたトランジスタであることが好適である。
また、前記2入力1出力インバータ回路は、非反転入力がゲートに、電源1と反転出力がそれぞれドレインとソースに接続された第1トランジスタと、反転入力がゲートに、電源2と反転出力がそれぞれドレインとソースに接続された第2トランジスタと、を含むことが好適である。
また、前記パスゲート回路および2入力1出力インバータ回路を構成するトランジスタが、P型TFTまたはN型TFTのいずれか一方のみであることが好適である。
また、前記2つの2入力1出力インバータ回路の反転入力を構成する第2トランジスタをそれぞれM2,M4、前記パスゲート回路を構成する2つのトランジスタをそれぞれL1,L2とし、Mi(i=2,4)Lj(j=1,2)のチャネル面積を(WL)Mi,(WL)Liと書くとき、
1.5*(WL)L1<(WL)M2
かつ、
1.5*(WL)L2<(WL)M4
となるように構成されることが好適である。さらに、
(WL)M2<750*(WL)L1
または、
(WL)M4<750*(WL)L2
となるように構成されることが好適である。
また、本発明は、上記シフトレジスタ回路を利用する表示装置に関する。
このように、本発明によれば、ラッチ回路を利用してシフトレジスタを構成することができる。そこで、PMOSトランジスタあるいはNMOSトランジスタのいずれか一方を用いてシフトレジスタ回路を構成することができる。
以下、本発明の実施形態に係るシフトレジスタについて、図面に基づいて説明する。図1Aは、実施形態によるシフトレジスタ10の構成を示す。
このように、本実施形態では、ラッチ回路12を複数個カスケード接続することでシフトレジスタ10を構成している。1段目のラッチ回路12−1は、入力信号(s0)とその反転入力信号(/s0)を第1の位相のクロック(clk1)に同期してラッチし、非反転出力信号(s1)とその反転出力信号(/s1)を出力する2入力2出力型のクロックドインバータ(2−2cINV)により構成される。2段目のラッチ回路12−2は、1段目の非反転出力を非反転入力に受け、1段目の反転出力を反転入力に受け、これら入力信号を第2の位相のクロック(clk2)に同期してラッチし、非反転出力(s2)、反転出力(/s2)を出力する。以降、各ラッチ回路12は、前段の非反転出力を非反転入力に受け、前段の反転出力を反転入力に受け、非反転出力(si)、反転出力(/si)を出力する。ここで、iは、ラッチ回路12の段数を示す。また、クロック(CLK)は、奇数段目のラッチ回路12の制御入力に第1の位相のクロック(clk1)、偶数段目のラッチ回路12の制御入力に第2の位相のクロック(clk2)が供給される。すなわち、カスケード接続されたラッチ回路12に対し、互いに位相の異なるクロック信号1(clk1)とクロック信号2(clk2)が交互に供給されている。なお、第1の位相のクロック(clk1)と、第2の位相のクロック(clk2)とは、位相が反対のクロックである。
図1Bには、2入力2出力型クロックドインバータ(2−2cINV)で構成された1つのラッチ回路12を示す。このように、ラッチ回路12は、制御入力端に供給されるクロックに応じて、非反転入力(IN)と、反転入力(/IN)に供給される信号をラッチし、反転出力(/OUT)と、非反転出力(OUT)から出力する。図において、○印は、反転を意味し、反転入力(/IN)は入力信号を反転してラッチさせる。また反転出力(/OUT)は、ラッチされている信号を反転して出力する。
図2に図1の回路の駆動波形を示す。入力信号(s0)が、クロックclk1,clk2に従って、次々に次段のラッチ回路12に送られて、各ラッチ回路12から信号s1,s2,s3,s4が順次出力され、シフトレジスタとして動作することが分かる。
ここで、図1Bに示す2入力2出力型クロックドインバータ(2−2cINV)で構成されたラッチ回路12は、パスゲート回路(L)と、反転・非反転入力に対し反転信号を出力する2入力1出力型のインバータ(2−1INV)2つを用いて構成することができる。なお、図3Bには、2入力1出力型のインバータ(2−1INV)の構成が示されている。このように、非反転入力(IN)と反転入力(/IN)の2つの入力と、1つの反転出力(/OUT)を有している。
図3Aの例では、非反転入力(IN)と反転入力(/IN)の2つの入力がパスゲート回路(L)に接続され、パスゲート回路(L)からの非反転出力は、インバータINV1の非反転入力と、インバータINV2の反転入力に接続されている。また、パスゲート回路(L)からの反転出力は、インバータINV1の反転入力と、インバータINV2の非反転入力に接続されている。インバータINV1,INV2はともに1つの反転出力を有しているため、インバータINV1の出力が反転出力(/OUT)、インバータINV2の出力が非反転出力(OUT)となる。
この図3Aの動作を説明する。パスゲート回路(L)が非反転・反転の2入力信号をラッチすると、インバータINV1の非反転入力端子には非反転信号が、反転入力端子には反転信号が入力され、反転出力端子には反転信号が出力される。同様に、インバータINV2には、非反転・反転入力端子に反転・非反転信号が入力され、反転出力端子に非反転信号が出力される。インバータINV1の反転出力を反転出力端子、インバータINV2の反転出力を非反転出力端子とすることで、2入力2出力のクロックドインバータ(2−2cINV)を構成することができる。
同様にして、図4A,5も2入力2出力型クロックドインバータ(2−2cINV)を構成する。
図4Aの例では、パスゲート回路(L)からの非反転出力は、インバータINV2の反転入力に接続され、パスゲート回路(L)からの反転出力は、インバータINV1の非反転入力と、インバータINV2の非反転入力に接続されている。インバータINV1の反転出力は、インバータINV2の非反転入力に接続されている。
従って、インバータINV2の反転出力には、非反転出力(OUT)が得られ、インバータINV1の反転出力には、反転出力(/OUT)が得られる。
図5の例では、パスゲート回路(L)からの非反転出力は、インバータINV2の反転入力に接続され、パスゲート回路(L)からの反転出力は、インバータINV1の反転入力に接続されている。そして、インバータINV2の反転出力がインバータINV1の非反転入力に接続され、インバータINV1の反転出力が、インバータINV2の非反転入力に接続されている。
従って、インバータINV2の反転出力には、非反転出力(OUT)が得られ、インバータINV1の反転出力には、反転出力(/OUT)が得られ、パスゲート回路(L)がオフした場合にその時の状態がラッチされる。
図6には、図3Aに示した2入力2出力型クロックドインバータ(2−2cINV)の回路構成例を示す。このように、パスゲートLは、2つのパストランジスタ(L1,L2)により構成され、インバータINV1は、正電源VDDと負電源VSSの間に直列接続されたPMOSトランジスタM1,M2、インバータINV2は、正電源VDDと負電源VSSの間に直列接続されたPMOSトランジスタM3,M4から構成されている。この例では、パストランジスタ(L1)の入力端子がラッチ回路12の非反転入力(IN)、パストランジスタ(L2)の入力端子がラッチ回路12の反転入力になっている。
非反転・反転入力信号が2つのパストランジスタ(L1,L2)の入力端子にそれぞれ供給される。パストランジスタ(L1)の出力端子は、インバータINV2の下側トランジスタM4とインバータINV1の上側トランジスタM1のゲートに接続され、パストランジスタ(L2)の出力端子は、インバータINV2の上側トランジスタM3とインバータINV1の下側トランジスタM2のゲートに接続されている。従って、パストランジスタL1の入出力がHレベル、パストランジスタL2の入出力がLレベルであれば、トランジスタM2,M3がオンし、トランジスタM1,M4がオフし、インバータINV1のトランジスタM1,M2(インバータINV1の出力端子)の中点からLレベルが出力され、インバータINV2のトランジスタM3,M4(インバータINV2の出力端子)の中点からHレベルが出力される。そこで、インバータINV1の出力端子がラッチ回路12の反転出力(/OUT)、INV2の出力端子がラッチ回路12の非反転出力(OUT)になる。
図7は、図4Aに記載された例と同等な2入力2出力型クロックドインバータ(2−2cINV)の回路構成例である。
パストランジスタ(L1)の出力端子は、インバータINV2のトランジスタM2のゲートと、インバータINV1のトランジスタM1のゲートに接続されている。また、パストランジスタ(L2)の出力端子は、インバータINV1のトランジスタM2のゲートに接続されている。そして、トランジスタM1,M2の接続点がトランジスタM3のゲートに接続されている。従って、パストランジスタL1の入出力がHレベル、パストランジスタL2の入出力がLレベルであれば、トランジスタM2がオンし、トランジスタM1,M4がオフする。これによって、インバータINV1の出力がLレベルとなり、トランジスタM3がオンする。そこで、インバータINV1の出力端子がラッチ回路12の反転出力(/OUT)、INV2の出力端子がラッチ回路12の非反転出力(OUT)になる。
図8は、図5記載された例における2入力2出力型クロックドインバータ(2−2cINV)の回路構成例である。
パストランジスタ(L1)の出力端子は、インバータINV2のトランジスタM4のゲートに接続され、パストランジスタ(L2)の出力端子は、インバータINV1のトランジスタM2のゲートに接続されている。そして、トランジスタM1,M2の接続点がトランジスタM3のゲートに接続され、トランジスタM1,M2の接続点がトランジスタM3のゲートに接続されている。従って、パストランジスタL1の入出力がHレベル、パストランジスタL2の入出力がLレベルであれば、トランジスタM2がオンし、トランジスタM4がオフする。これによって、インバータINV1の出力がLレベルとなり、またインバータINV2の出力がHレベルとなる。また、これによって、トランジスタトランジスタM3がオンし、トランジスタM1がオフする。従って、インバータINV1の出力がLレベル、インバータINV2の出力がHレベルという状態がラッチされる。
レジスタ回路を構成する各ラッチ回路の出力負荷によっては、ラッチ回路を構成する2入力1出力インバータの段数を増やしてラッチ回路の出力インピーダンスを下げる必要がある場合もある。図4Bは、図4Aのラッチ回路を構成する2入力1出力インバータの段数がnの場合の回路構成例である。図4Bでは、2つの2入力1出力インバータで構成される各2入力2出力インバータの反転・非反転出力を次段の2入力2出力インバータの反転・非反転入力にカスケード接続している。2入力2出力インバータの構成は、図3A,図5の回路構成例に示される2つの2入力1出力インバータで置換しても同様である。図4Bの構成例では2入力1出力インバータの段数は偶数であるが、奇数段で構成しても良い。
図9A,図9Bには、パスゲート回路(L)と、2入力1出力インバータの構成を示してある。このようにパスゲート回路(L)は、1つのPMOSトランジスタから構成される。2入力1出力インバータは、2つのPMOSトランジスタを正電源VDDと負電源VSSの間に配置することによって得られる。
図10Aには、2入力2出力型クロックドインバータ(2−2cINV)の他の構成例を示す。この例では、図10Bに示すように、4つの2入力1出力インバータINV1〜INV4を有している。2つのインバータINV1,INV2は、図3Aと対応しており、インバータINV1の出力がインバータINV3の非反転入力およびインバータINV4の反転入力に接続されており、インバータINV2の出力(反転出力)がインバータINV4の非反転入力およびインバータINV3の反転入力に接続されている。そして、インバータINV3の出力(反転出力)がインバータINV1の非反転入力端子およびインバータINV2の反転入力端子に接続され、インバータINV4の出力(反転出力)がインバータINV1の反転入力端子およびインバータINV2の非反転入力端子に接続されている。従って、インバータINV1の出力端子が非反転出力(OUT)となり、インバータINV2の出力が反転出力(/OUT)となる。
図10Aには、図10Bに対応する回路が示されている。このように、インバータINV1〜INV4は、それぞれ正電源VDDと負電源VSSとの間に直列接続された2つのPMOSトランジスタ(M1,M2)、(M3,M4)、(M5,M6)、(M7,M8)から構成されている。非反転入力(IN)は、パストランジスタL1を介し、インバータINV1のトランジスタM2と、インバータINV2のトランジスタM3のゲートに接続されている。反転入力(/IN)は、パストランジスタL2を介し、インバータINV1のトランジスタM1と、インバータINV2のトランジスタM4のゲートに接続されている。従って、インバータINV1の出力端子が非反転出力(OUT)、インバータINV2の出力端子が反転出力(/OUT)となる。また、非反転入力(OUT)は、インバータINV3のトランジスタM5と、インバータINV4のトランジスタM8のゲートに接続されて、反転出力(/OUT)は、インバータINV3のトランジスタM6と、インバータINV4のトランジスタM7のゲートに接続されている。そして、インバータINV3の出力は、インバータINV1のトランジスタM2と、インバータINV2のトランジスタM4のゲートに接続されている。従って、インバータINV3の出力が非反転出力となり、インバータINV4の出力が反転出力になり、これがインバータINV1,INV2にそれぞれ非反転入力、反転入力として入力される。従って、インバータINV1〜INV4について正帰還ループが構成されて、入力信号がラッチされる。
このように、図10Aの回路では、パストランジスタL1,L2がそのゲート(制御入力)に入力されてくるクロック信号に同期して入力されてくる反転および非反転信号を伝達または遮断する。また、2つのパストランジスタL1,L2の出力である反転および非反転信号の2信号を入力して、インバータINV1,INV2の2つの2入力1出力インバータからなる2入力2出力インバータに入力する。この2入力2出力インバータは、非反転および反転信号の2信号を出力する。
また、インバータINV3,INV4も2入力2出力インバータ回路を構成しており、この2入力2出力インバータ回路の反転および非反転入力にインバータINV1,INV2からなる2入力2出力インバータ回路の反転および非反転出力が接続されている。そこで、インバータINV1,INV2からなる2入力2出力インバータ回路の反転および非反転出力に、インバータINV3,INV4からなる第2の2入力2出力インバータ回路非反転および反転入力がそれぞれ接続され、ラッチ回路12内で反転・非反転信号に関する二重の正帰還ループが構成される。
図10B中の2入力2出力インバータは、図3Aに示した2つの2入力1出力インバータ構成で構成されているが、これを、図4Aまたは図5に示す2入力2出力インバータで置換して構成しても同様に動作する。ここでは詳しい説明は省略する。
ここで、上記例のいずれも、回路図中のトランジスタを全てPMOSトランジスタとしたが、これらPMOSトランジスタを全てNMOSトランジスタに置き換えても、電圧の極性を反転させるだけで、全く同様に動作することができる。
また、上述したシフトレジスタは、有機ELや、液晶などの表示装置などに好適である。すなわち、アクティブマトリクス型表示装置においては、各画素毎にスイッチングトランジスタを有し、このスイッチングトランジスタを介し、各画素毎にデータを書き込むためにシフトレジスタが利用される。例えば、図11には、有機ELパネルの例が示してある。表示パネル30の表示領域32には、マトリクス状に画素が配置されている。各画素には、例えばスイッチングトランジスタ、駆動トランジスタ、保持容量、有機EL素子が備えられている。
データドライバ34には、各画素のデータおよび画素クロックが供給され、データドライバ34が列毎に設けられたデータラインに順次データを供給する。一方、ゲートドライバ36には、水平同期信号が供給され、表示すべき行のゲートラインを順次活性化する。
これによって、各画素では、ゲートラインの信号によりスイッチングトランジスタをオンされ、データラインのデータが保持容量に書き込まれ、書き込まれたデータに応じた電流が駆動トランジスタを介し有機EL素子に供給され、有機EL素子がデータに応じて発光する。
データドライバ34は、データラインを1本ずつ順番にデータを供給する。画素毎のデータは、1つのビデオ信号として供給されるため、そのビデオ信号ラインを各データラインに1本ずつ接続するためのスイッチが必要であり、通常そのスイッチについてシフトレジスタを用いて制御する。すなわち、シフトレジスタに選択信号を画素クロックに応じて転送し、選択信号によってスイッチのオンを制御する。また、ゲートドライバ36は、ゲートラインを1本毎に活性化するため、この場合にもシフトレジスタを利用する。このように、表示装置のデータドライバ34や、ゲートドライバ36では、シフトレジスタを必要とする。これらシフトレジスタに、上述した本実施形態に係るシフトレジスタを採用することが好適である。特に、表示パネル30に画素のスイッチングトランジスタと同一のプロセスでデータドライバ34やゲートドライバ36を形成する場合、本実施形態では、PMOSあるいはNMOSのいずれか一方でシフトレジスタを構成できる。そこで、画素部の形成とともにドライバ部も形成する表示パネル30を作製するプロセスを簡略化して、コストの削減を図ることができる。
ディスプレイの高精細化に伴い、シフトレジスタは高い周波数で安定して動作することが求められる。例えば、図6〜8の回路構成では、下側(VSS側)に接続されるPMOSトランジスタM2とM4のスイッチングスピードが、このシフトレジスタの動作周波数を決める。このため、M2,M4のゲート端子にLレベルが入力され、M2,M4のソース側出力にLレベルが出力されるとき、M2,M4のゲート・ソース間容量によるブートストラップにより、M2,M4のゲート電位がVSSを下回って押し下げられ、M2,M4が線形領域で動作するよう回路設計されることが望ましい。また、図6〜8の回路構成では、パスゲートL1,L2を遮断することでラッチした信号レベルを保持するため、L1,L2のリーク電流に比較して、M2,M4のゲートに接続する寄生容量が十分大きいことが望ましい。このため、M2,M4のゲート・ソース間に容量成分を付加するか、もしくは、M2,M4のトランジスタサイズをL1,L2に比較して十分大きくすればよい。一方、高い周波数でスイッチングを行うためには、L1,L2はM2,M4のゲートまわりの容量に高速にチャージできる十分のスイッチング能力を持つ必要がある。
以下、図7の回路構成について好適な設計条件を求める。M2,M4のゲート・ソース間容量によるブートストラップでM2,M4が線形領域で動作するための条件は、
Cgs/Call・ΔV>(α+β)ΔV ・・・(1)
その後、Lレベル出力期間、M2,M4の線形領域動作条件が保持される条件は、
αΔV−IoffΔT/Call>0 ・・・(2)
また、L1,L2のスイッチングが選択期間内に十分高速に行われるための条件は、
CallΔV/Ion<γΔT ・・・(3)
となる。
ただし、M2またはM4のゲート・ソース間容量をCgs、ゲート端子に接続する全容量の和をCall、L1,L2の単位チャネル幅・単位チャネル長あたりのオン電流・オフ電流をIon,Ioff、クロック信号電圧振幅をΔV、シフトレジスタを構成するラッチ回路のLレベル信号保持時間をΔTとした。α,β,γは設計パラメータで、0〜1の間の実数である。
これらを、各トランジスタのチャネル幅とチャネル長の比を用いて書き直すと、それぞれ、
(WL)M2i>(β+α)/(1−β―α)・{(WL)Li+(WL)M(2i−1)} ・・・(4)
(WL)Li<1/{IoffΔT/(Lch^2αCoxΔV)−1}・{(WL)M2i+(WL)M(2i−1)} ・・・(5)
(WL)Li>1/{μα2ΔVγΔT/(2Lch^2)−1}・{(WL)M2i+(WL)M(2i−1)} ・・・(6)
となる。
ただし、トランジスタの単位面積あたりゲート容量をCox、トランジスタの移動度をμ、Mi(i=1,2,3,4)Lj(j=1,2)のチャネル面積を(WL)Mi,(WL)Li、Liのチャネル長をLchとした。
これらを、各パラメータに適当な値を想定して計算すると、この回路が動作する好適な条件として、
(WL)M2i>1.5*{(WL)Lj+(WL)M(2i−1)}・・・(7)
(WL)Lj>0.0013*{(WL)M2i+(WL)M(2i−1)}・・・(8)
を得る。式(7)はM2,M4両方に関して成立することが好適であり、式(8)は、L1,L2両方もしくは、いずれか一方に関して成り立つことが好適である。
したがって、図7から、
1.5*(WL)L1<(WL)M2<750*(WL)L1 ・・・(9)
1.5*{(WL)L2+(WL)M1}<(WL)M4<750*(WL)L2−(WL)M1 ・・・(10)
となることが好適である。
すなわち、(WL)M2は(WL)L1の1.5倍から750倍の間、(WL)M4は、(WL)L2と(WL)M1の和の1.5倍から750倍の間に設定されることが好適である。
図4bに示すように2入力1出力インバータを2段以上の多段に組んだ場合には、上と同様にして、n=1,2,3、・・・について、
1.5*{(WL)M(4n−3)+(WL)M(4n−2)+(WL)M(4n−1)}<M(4n+2)<750*M(4n−2)−{(WL)M(4n−3)+(WL)M(4n−1)} ・・・(11)
1.5*{(WL)M(4n−1)+(WL)M(4n)+(WL)M(4n+1)}<M(4n+4)<750*M(4n)−{(WL)M(4n−1)+(WL)M(4n+1)} ・・・(12)
を得る。
同様に、図6の回路構成について、
1.5*{(WL)L1+(WL)M3}<(WL)M2<750*(WL)L1−(WL)M3 ・・・(13)
1.5*{(WL)L2+(WL)M1}<(WL)M4<750*(WL)L2−(WL)M1 ・・・(14)
1.5*{(WL)M(4n−3)+(WL)M(4n−2)+(WL)M(4n+3)}<(WL)M(4n+2)<750*(WL)M(4n−2)−{(WL)M(4n−3)+(WL)M(4n+3)} ・・・(15)
1.5*{(WL)M(4n−1)+(WL)M(4n)+(WL)M(4n+1)}<(WL)M(4n+4)<750*(WL)M(4n)−{(WL)M(4n−1)+(WL)M(4n+1)} ・・・(16)
となることが好適である。
図8の回路構成について、
1.5*(WL)L1<(WL)M2<750*(WL)L1 ・・・(17)
1.5*(WL)L2<(WL)M4<750*(WL)L2 ・・・(18)
1.5*{(WL)M(4n−3)+(WL)M(4n−2)+(WL)M(4n−1)}<(WL)M(4n+2)<750*(WL)M(4n−2)−{(WL)M(4n−3)+(WL)M(4n−1)} ・・・(19)
1.5*{(WL)M(4n−3)+(WL)M(4n−1)+(WL)M(4n)}<(WL)M(4n+2)<750*(WL)M(4n)−{(WL)M(4n−3)+(WL)M(4n−1)} ・・・(20)
となることが好適である。
図12Aには、図7の構成において、トランジスタM2,M4のゲート・ソース間に容量(寄生容量でもよい)cを付加した構成を示してある。また、図12Bには、クロックCLK,/CLK、入力IN,/IN、出力OUT,/OUT、およびトランジスタM2およびM4のゲート(a),(b)の信号波形が示されている。トランジスタM2,M4のゲート・ソース間の容量によって、L1,L2がオフされても、出力信号OUT,/OUTのレベルを維持することができる。
実施形態に係るシフトレジスタ回路構成図である。 1つのラッチ回路の構成を示す図である。 実施形態に係るシフトレジスタ動作波形図である。 実施形態に係るラッチ回路の構成例を示す図である。 実施形態に係るインバータの構成を示す図である。 ラッチ回路の構成例を示す図である。 ラッチ回路を複数段接続した構成例を示す図である。 実施形態に係るラッチ回路の他の構成例を示す図である。 実施形態に係るラッチ回路の回路構成例を示す図である。 実施形態に係るラッチ回路の他の回路構成例を示す図である。 実施形態に係るラッチ回路の他の回路構成例を示す図である。 パスゲート回路の構成を示す図である。 2入力1出力インバータの構成を示す図である。 実施形態に係るラッチ回路の他の回路構成例を示す図である。 実施形態に係るラッチ回路の他の構成例を示す図である。 表示装置の構成を示す図である。 容量を付加したラッチ回路の構成例を示す図である。 各部に信号波形を示す図である。
符号の説明
10 シフトレジスタ、12 ラッチ回路、30 表示パネル、32 表示領域、34 データドライバ、36 ゲートドライバ。

Claims (14)

  1. クロック信号に同期して入力信号をラッチして出力するラッチ回路が複数カスケード接続されたシフトレジスタ回路であって、
    各ラッチ回路には、互いに位相の反転した2つの入力信号である反転および非反転信号が入力され、制御入力に入力されるクロック信号に同期して反転および非反転信号をラッチし出力するシフトレジスタ回路。
  2. 請求項1に記載のシフトレジスタ回路であって、
    初段のラッチ回路には、入力信号である反転および非反転信号が入力され、次段以降のラッチ回路の非反転入力にはカスケード接続された前段の反転出力が、反転入力には前段の非反転出力が入力され、
    カスケード接続されたラッチ回路の制御入力には前記互いに位相の異なる2つのクロック信号が交互に入力されるシフトレジスタ回路。
  3. 請求項2に記載のシフトレジスタ回路であって、
    前記ラッチ回路は、
    入力信号である反転および非反転信号を、制御入力端子に入力されるクロック信号に同期してラッチするパスゲート回路と、
    このパスゲート回路の出力であるラッチされた反転および非反転信号の2信号を入力して、非反転および反転信号の2信号を出力する2入力2出力インバータ回路と、
    を含むシフトレジスタ回路。
  4. 請求項2に記載のシフトレジスタ回路であって、
    前記ラッチ回路は、
    入力信号である反転および非反転信号を、制御入力端子に入力されるクロック信号に同期してラッチするパスゲート回路と、
    このパスゲート回路の出力であるラッチされた反転および非反転信号の2信号を入力して、非反転および反転信号の2信号を出力する第1の2入力2出力インバータ回路と、
    この第1の2入力2出力インバータ回路の反転および非反転入力に反転および非反転出力が接続され、第1の2入力2出力インバータ回路の反転および非反転出力に非反転および反転入力がそれぞれ接続された第2の2入力2出力インバータ回路と、
    を含み、
    ラッチ回路内で反転・非反転信号に関する二重の正帰還ループが構成されるシフトレジスタ回路。
  5. 請求項3または4に記載のシフトレジスタ回路であって、
    前記2入力2出力インバータ回路は、
    少なくとも、反転・非反転信号を入力し反転信号を出力する2入力1出力インバータ2つを含み、
    ラッチされた非反転信号が第1の2入力1出力インバータの反転入力端子に接続され、ラッチされた反転信号が第2の2入力1出力インバータの反転入力端子に入力され、ラッチされた反転信号と同相の信号が第1の2入力1出力インバータの非反転入力端子に接続され、ラッチされた非反転信号と同相の信号が第2の2入力1出力インバータの非反転入力端子に入力されるシフトレジスタ回路。
  6. 請求項5に記載のシフトレジスタ回路であって、
    前記第1の2入力1出力インバータに入力されるラッチされた反転信号と同相の信号が、第2の2入力1出力インバータの反転出力であるか、もしくは、前記第2の2入力1出力インバータに入力されるラッチされた非反転信号と同相の信号が、第1の2入力1出力インバータの反転出力であるシフトレジスタ回路。
  7. 請求項5に記載のシフトレジスタ回路であって、
    前記第1の2入力1出力インバータに入力されるラッチされた反転信号と同相の信号が、第2の2入力1出力インバータの反転出力であり、かつ、前記第2の2入力1出力インバータに入力されるラッチされた非反転信号と同相の信号が、第1の2入力1出力インバータの反転出力であるシフトレジスタ回路。
  8. 請求項5〜7のいずれか1つに記載のシフトレジスタ回路であって、
    前記パスゲート回路は、
    ゲート端子を制御クロック入力として、ドレイン・ソース端子にそれぞれ信号入出力を接続したパストランジスタであるシフトレジスタ回路。
  9. 請求項5〜7のいずれか1つに記載のシフトレジスタ回路であって、
    前記パスゲート回路は、
    ゲート端子を信号入力として、ドレイン・ソース端子にそれぞれクロック入力、信号出力が接続されたトランジスタであるシフトレジスタ回路。
  10. 請求項5〜7のいずれか1つに記載のシフトレジスタ回路であって、
    前記2入力1出力インバータ回路は、
    非反転入力がゲートに、電源1と反転出力がそれぞれドレインとソースに接続された第1トランジスタと、
    反転入力がゲートに、電源2と反転出力がそれぞれドレインとソースに接続された第2トランジスタと、
    を含むシフトレジスタ回路。
  11. 請求項8〜10に記載のシフトレジスタ回路であって、
    前記パスゲート回路および2入力1出力インバータ回路を構成するトランジスタが、P型TFTまたはN型TFTのいずれか一方のみであるシフトレジスタ回路。
  12. 請求項11に記載のシフトレジスタ回路であって、
    前記2つの2入力1出力インバータ回路を構成する2つの前記第2トランジスタをそれぞれM2,M4、前記パスゲート回路を構成する2つのトランジスタをL1,L2とし、Mi(i=2,4)、Lj(j=1,2)のチャネル面積を(WL)Mi,(WL)Liと書くとき、1.5*(WL)L1<(WL)M2
    かつ、
    1.5*(WL)L2<(WL)M4
    となるように構成されるシフトレジスタ回路。
  13. 請求項12に記載のシフトレジスタ回路であって、
    前記2つの2入力1出力インバータ回路を構成する2つの前記第2トランジスタをそれぞれM2,M4、前記パスゲート回路を構成する2つのトランジスタをL1,L2とし、Mi(i=2,4)Lj(j=1,2)のチャネル面積を(WL)Mi,(WL)Liと書くとき、
    (WL)M2<750*(WL)L1
    または、
    (WL)M4<750*(WL)L2
    となるように構成されるシフトレジスタ回路。
  14. 請求項1〜13のいずれか1つに記載のシフトレジスタ回路を利用する表示装置。
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