JP2013200320A - 消去装置、消去システム、及び消去装置の制御方法 - Google Patents

消去装置、消去システム、及び消去装置の制御方法 Download PDF

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浩之 田口
Hiroyuki Dobashi
宏行 土橋
Hiroyuki Taki
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Abstract

【課題】消去処理を施している最中であっても、ユーザは用紙を継ぎ足すことが可能であり、操作性を向上させる消去装置を提供することにある。
【解決手段】用紙移送部101に、用紙を積載する第一の積載部200、第二の積載部201、及び側壁202を備え、消去装置100が消去処理を施している最中であっても、第一の積載部200に用紙Pを継ぎ足すことを可能とする。また、第二の積載部201の上面には天井部203を備え、用紙Pにカールが発生していても、用紙Pを平滑に保つ。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置により画像形成された用紙にて画像を消去及び蓄積する消去装置、消去システム、及び消去装置の制御方法に関する。
近年、各種情報量の増大に伴い、用紙の大量消費が成されている。一方、紙資源の節約を目的とするための用紙のリサイクルがなされている。例えば、用紙のリサイクルは、トナー等からなる画像情報が形成された使用済みの用紙を多量の漂白剤と水を用いて処理し、再生紙を製造することにより行われている。このため、用紙のリサイクルは、再生紙のコストの上昇を招き、経済性が損なわれると共に使用済みの用紙の再生時に用いた廃液の処理に伴う新たな環境汚染を発生するおそれもある。
そこで近年では、例えば樹脂、色素、発色剤、消去剤等からなる消去可能な画像形成材料を用いて用紙に画像を形成し、この形成された画像を画像消去装置により消去して白紙状態に戻し、用紙を何度も再利用することにより、実質的な紙の使用量を大幅に減らす技術が開発されている。この技術によれば、用紙の再利用に係る総合的なコストを削減することができる。
例えば、用紙を加熱することにより画像形成材料を消色する画像消去機能を持ち、再利用する用紙の誤使用を防止することが可能な画像形成装置が知られている。(例えば、特許文献1参照。)
上述した画像形成装置(特許文献1)は、画像形成機能だけでなく、熱により画像を消去する消去機能を備えている。また、用紙に再利用可能な用紙であることを示すマークが付与されているか否かを検知センサで検知する。このことにより、ユーザが給紙トレイに再利用可能な用紙と再利用不可能な用紙が混在して積載された場合であっても、再利用可能な用紙を分別することが可能である。すなわち、用紙に再利用可能な用紙であることを示すマークが付与されている場合は画像の消去処理が施され、用紙にマークが付与されていない場合は、画像の消去処理は施されない。
しかしながら、上述した消去装置を備えた画像形成装置(特許文献1)では、ユーザが消去処理を施そうとした際に、消去装置が以前に挿入された用紙の消去動作を実施するために挿入口に設置されている用紙を給紙している最中であると、新たに消去処理を施すために用紙を給紙しようとしても挿入することが不可能である。すなわち、消去処理を施すために用紙を積載する積載部が1つであると、消去処理動作中は、用紙が積載された用紙の最上面から画像形成装置内に給紙されており、給紙中にユーザは用紙を積載部に置くことが不可能となる。また、用紙をセットした給紙口から順に給紙していくと、常にセットした用紙の上部のみ繰り返し、再利用することになるので、再利用効率が悪いといった問題がある。さらに、消去装置で処理を施す用紙は、既に使用された用紙であり、カールが発生している恐れがある。カールが発生している場合、給紙時に紙詰まりを起こす可能性が考えられ、スムーズに処理を行うことができない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、消去処理を施している最中であっても、用紙を継ぎ足すことが可能であり、操作性を向上させる消去装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様における消去装置は、消去処理を施す用紙を積載する第一の積載部と、前記第一の積載部に隣接し、前記第一の積載部に積載される前記用紙を消去処理するために待機させる第二の積載部と、前記第二の積載部に積載される前記用紙を下方へ付勢し、前記用紙を平滑に保つ天井部と、前記用紙に形成された画像の消去処理を施す画像消去部と、前記天井部の上面に位置し、前記天井部に向けて押し付けられた前記用紙を前記第二の積載部から前記画像消去部へ前記用紙を搬送する給紙部と、を備えることをその要旨とする。
本発明の消去装置によれば、消去処理を施している最中であっても、用紙を継ぎ足すことが可能であり、操作性を向上させることが可能である。
本実施形態における、消去装置の構成図である。 本実施形態における、用紙移送部の動作を示す図である。 本実施形態における、側壁が閉じた状態の用紙移送部を示す図である。 本実施形態における、側壁が開いた状態の用紙移送部を示す図である。 本実施形態における、第一の積載部と第二の積載部が結合した状態の用紙移送部を示す図である。 本実施形態における、第一の積載部が下方向に移動した状態を示す用紙移送部を示す図である。 本実施形態における、用紙の移送後の用紙移送部を示す図である。 本実施形態における、第一の積載部が上方向に移動する用紙移送部の状態を示す図である。 本実施形態における、第二の積載部に積載する最上面の用紙が天井部に接していない状態を示す図である。 本実施形態における、第二の積載部に積載する最上面の用紙が天井部に接した状態を示す図である。 本実施形態における、天井面の上面図である。 本実施形態における、ピックアップローラの切り欠き部を複数設けた天井面の上面図である。 本実施形態における、判定部1で再利用不可と判定された用紙の搬送経路を示した図である。 本実施形態における、判定部2で両面共に再利用不可と判定された用紙の搬送経路を示した図である。 本実施形態における、判定部2で両面共に再利用可と判定された用紙の搬送経路を示した図である。 本実施形態における、判定部2で用紙の表のみが再利用可と判定された場合の搬送経路を示した図である。 本実施形態における、判定部2で用紙の裏のみが再利用可と判定された場合の搬送経路を示した図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる消去装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
本実施形態は、用紙移送部に、用紙を積載する2つの積載部を設け、2つの積載部の間には側壁を設けている。このような構造により、一方の積載部から用紙の消去処理を施すために給紙している最中であっても、ユーザは他方の積載部に用紙を継ぎ足すことが可能であることを特徴とする。また、第二の積載部の上面には天井部を備え、再利用用紙にカールが発生していても、天井部は用紙により上方へ付勢されることにより、用紙を平滑に保つことを特徴とする。
図1は、消去装置の構成図である。消去装置100は、樹脂、色素、発色剤、消去剤等からなる消去可能な画像形成材料を用いて形成された用紙の画像を加熱することにより白紙状態に戻す機能を持つ。
消去装置100は、用紙移送部101、給紙ローラ102、判定部1(103)、搬送方向切り替え部104、再利用不可排紙部1(105)、画像消去部106、判定部2(107)、再利用不可排紙部2(108)、排紙部(両面可)109、排紙部(片面可)110、及び表示部111で構成される。
ユーザは、再利用したい用紙Pを、消去装置100の外部に露出している第一の積載部200に積載可能である。用紙移送部101は、積載された用紙Pの束を第一の積載部200から第二の積載部201、すなわち、消去装置100の内部へ移送することを可能とする。
給紙ローラ102は、駆動ローラと従動ローラの対で構成される。給紙ローラ102は、用紙移送部101から給紙される用紙を、消去処理を施すために給紙する。
判定部1(103)は、超音波センサ103aと用紙厚さ検出センサ103bで構成される。用紙Pの消去処理の前に、判定部1(103)により、消去処理を施せるかどうかを判定する。
超音波センサ103aは、超音波を当てて、重送を検出するセンサである。超音波センサ103aは、用紙Pが複数枚重なって搬送された場合に用紙間の空気層を検出する。すなわち超音波を当てて、空気層を検出したら、用紙Pは複数枚重なっている、ということを示す。
用紙厚さ検出センサ103bは、用紙Pの厚さを検出するセンサである。例えば、重送、用紙Pの折れ、用紙Pの破れ、及びステープル等を検出する。すなわち、用紙厚さ船さ103bで用紙Pの厚さに異常である場合、再利用に不適切であるため、該当した用紙Pを再利用可否と判断する。
搬送方向切り替え部104は、給紙されてきた用紙Pの搬送方向を切り替える。例えば、判定部1(103)で、再利用可能であると判定された場合、画像消去処理に向かう搬送経路に切り替える。判定部1(103b)で再利用不可と判定された場合、再利用不可排紙部105へ搬送経路を切り替える。
再利用不可排紙部105は、判定部1(103)で、再利用不可と判定された用紙Pを積載し、格納する。
画像消去部106は、ローラ対で構成されており、一定以上の温度や熱を加えることにより、消去可能な画像形成材料を用いて形成された用紙の画像を加熱することにより、用紙Pを白紙状態に戻す。画像消去部106はローラ対で構成されていることから、用紙Pの両面の画像消去を可能とする。
判定部2(107)は、対の二次元CCDスキャナで構成されており、用紙Pの両面からスキャンすることで、画像消去が確実に行われたかを判定する。すなわち、画像消去部106での処理で、消去残りがあるかを判定している。また、判定部2(107)では、用紙厚さ検出センサ103bで検知できなかった、用紙Pのしわや破れ等も確認することが可能である。判定部2(107)は、対の二次元CCDスキャナに限定されず、一次元のスキャナやCMOSセンサ等であっても良い。
判定部2(107)で消去できなかった用紙Pや破れがあった用紙P等は、再利用不可と判定される。再利用不可排紙部2(108)は、判定部2(107)で、再利用不可と判定された用紙Pを積載し、格納する。
排紙部(両面可)109は、判定部2(107)で、両面が再利用可と判定された用紙Pを積載し、格納する。
排紙部(片面可)110は、判定部2(107)で、片面が再利用可と判定された用紙Pを積載し、格納する。本実施形態では、排紙部(片面可)110に積載される用紙Pの上面が再利用可、すなわち白紙面に統一される。ただし、用紙Pの白紙面の向きは下面にくるよう、積載されても良い。
表示部111は、用紙移送部101で用紙を移送中に、用紙を移送中であることを表示する。例えば、LEDを点灯させて移送処理が施されることを表示する。表示部111は、この形態に限らず、ディスプレイ等で移送処理が施されていることを表示しても良い。
次に、用紙移送部101について詳細に説明する。用紙移送部101は、第一の積載部200、第二の積載部201、側壁202、及び天井部203で構成される。
図2の用紙移送部101において、第一の積載部200は、消去装置100の外部に設けられ、ユーザが再利用したい用紙Pを積載するためのトレイである。ユーザは消去装置100が第二の積載部201に積載されている用紙の消去作業を行っている際も、第一の積載部200に用紙Pを積載することが可能である。
第一の積載部200は、上部200aと下部200bで構成されており、上部200aはソレノイド204により上下に移動可能である。上部200aと下部200bで構成され、上部200aが上下に移動可能であるのは第一の積載部のみであり、第二の積載部201は、一枚のトレイで構成されている。用紙Pの受け渡しまで、上部200aは第二の積載部201の上面と略同じ高さまたは、第二の積載部201と比較し、高い位置に位置する。上部200aは用紙Pを第二の積載部201へ受け渡す際に、第二の積載部201の上面よりも低い位置になるよう下降する。用紙Pの受け渡しが終了し、第一の積載部200が元の位置に戻った際に、上部200aは用紙Pの受け渡し前の高さに戻る。
第二の積載部201は、消去装置100の内部で、第一の積載部200に隣接するように設けられる。第二の積載部201は、第一の積載部200から移送された用紙Pを積載するためのトレイである。第二の積載部201に積載された用紙Pの束の最上面から、用紙Pを一枚ずつ、消去処理を行うために給紙する。第二の積載部201は、第一の積載部200に隣接する位置から給紙位置の範囲で昇降が可能である。用紙Pが最上面から一枚ずつ給紙されるに伴い、最上面からスムーズに用紙Pをピックアップできる高さに位置するよう、第二の積載部201は上昇する。
側壁202は、第一の積載部200と第二の積載部201の間に設置され、開閉可能である。側壁202は、通常は閉じた状態であり、第一の積載部200から第二の積載部201への用紙Pの移送中は、開いた状態となる。用紙Pの移送が終了し、第一の積載部200が元の位置(側壁202の外部)に戻ったら、側壁202は閉まる。
天井部203は、第二の積載部201の上面に位置する。もし、再利用したい用紙Pにカールが発生していても、天井部203が用紙Pの上面に位置することから、天井部203は上方へ付勢される。従って、用紙Pを平滑に保つことが可能となる。
ここで、第一の積載部200から第二の積載部201への用紙Pの移送の流れを詳細に説明する。図2は、用紙移送部101の動作を示す図である。第一の積載部200からの用紙Pの移送手段として、第一の積載部用紙移送ソレノイド204、及び第一の積載部駆動モータ205を備える。
第一の積載部用紙移送ソレノイド204を作動させると、第一の積載部200の上部200aが下降する。第一の積載部用紙移送ソレノイド204の作動を停止させると、第一の積載部200の上部200aは上昇し、元の位置に戻る。また、第一の積載部駆動モータ205のモータ軸とプーリに掛け渡されたベルトが回転して、ベルトに結合された第一の積載部200が左右に駆動する。すなわち、第一の積載部200は第二の積載部201に接近可能であって、側壁202が開の状態であれば、第二の積載部201内に一部侵入できる。
第二の積載部201において、用紙Pの束を上方に移動させ、用紙Pが無くなった際に下降し、元の位置に戻る手段として、第二の積載部上下モータ206を備える。第二の積載部上下モータ206のモータ軸とプーリに掛け渡されたベルトが回転して、ベルトに結合された第二の積載部201が上下に移動する。図2で第二の積載部上下モータ206がt方向へ回転すると、第二の積載部201は上昇し、t方向と反対の方向へ回転すると、第二の積載部201は下降する。
側壁202の開閉手段として、側壁開閉モータ207を備える。側壁開閉モータとラックにて結合した側壁202が、側壁開閉モータ207が回転することにより、上下に移動する。
図3は、側壁202が閉じた状態の用紙移送部101を示す図である。この側壁202が閉じた状態からの一連の流れを以下に示す。図3では図示していないが、第一の積載部200の上部には用紙Pが積載している、ということを想定して用紙Pの移送の流れを説明する。第一の積載部200及び第二の積載部201は、凹凸の形状をとっており、ここでは第一の積載部200の凹部と第二の積載部201の凸部を結合させると、合致する。
図4は、側壁202が開いた状態の用紙移送部101を示す図である。ここで、側壁202が閉じた状態から開く状態となるのは、図1において、第二の積載部201の上面に積載していた用紙Pが全て後段処理へ給紙され、第一の積載部200からの用紙Pの移送が必要となる場合である。第一の積載部200からの用紙Pの移送が必要となる場合、図2の側壁開閉モータ207がr方向へ回転し、回転に伴い、側壁202が上昇する。
図5は、第一の積載部200と第二の積載部201が結合した状態の用紙移送部101を示す図である。側壁202が上昇したら、図2の第一の積載部駆動モータ205がs方向へ回転し、回転に伴い、第一の積載部200は第二の積載部201と結合するまで右側へ移動する。この時、用紙Pは第一の積載部200と第二の積載部201の結合部の上面に位置する。
図6は、第一の積載部200が下方向に移動した状態を示す用紙移送部を示す図である。第一の積載部200と第二の積載部201が結合すると、図2の第一の積載部用紙渡しソレノイド204が作動し、第一の積載部200の上部200aが下降する。この時、第一の積載部200の上部200aが下降したことにより、用紙Pは第二の積載部201のみと接している。
図7は、用紙の移送後の用紙移送部101を示す図である。第一の積載部200の上部200aが下降すると、図2の第一の積載部駆動モータ205がs方向と反対の方向へ回転し、回転に伴い、第一の積載部200は側壁202の外部まで移動する。この時、用紙Pは第二の積載部201に積載しており、第一の積載部200には、用紙Pは積載していない。
図8は、第一の積載部200が上方向に移動する用紙移送部101の状態を示す図である。第一の積載部200が側壁202の外側へ移動すると、図2の側壁開閉モータ207はr方向と反対の方向へ回転し、回転に伴い、側壁202は下降する。さらに、第一の積載部用紙渡しソレノイド204の作動が停止すると、バネの力が働き、第一の積載部200の上部200aは上昇し、元の位置に戻る。
以上が、第一の積載部200から第二の積載部201への用紙移送の一連の流れである。再び、第二の積載部201に用紙Pが無くなり、第一の積載部200からの移送が必要となれば、図3から図8までの流れを繰り返し行う。
本実施形態では、第一の積載部200の上部200aが上下および左右に移動することで、第一の積載部200から第二の積載部201への用紙Pの受け渡しを行っているが、第二の積載部201が用紙Pの受け渡し時に上下に移動しても良い。すなわち、図5で第一の積載部200と第二の積載部201が結合した後、第二の積載部201が上昇することによって、用紙Pを第二の積載部201へ移送させる。
次に、天井部203について詳細に説明する。図9は、第二の積載部に積載する最上面の用紙Pが天井部203に接していない状態を示す図である。天井部203は、天井面300、バネ301、ピックアップ部302、及び上面検知センサ303で構成される。
天井面300を設けることにより、用紙Pにカールが発生していても、用紙を平滑に保つことを可能とする。天井面300の用紙Pと接する平面は、低摩擦部材にて形成されている。樹脂製シートであるマイラ等の低摩擦部材を貼り付けても良い。
バネ301は、天井面300上の端に設置する。バネ301は、3または4箇所設置すると良い。天井面300はバネ301で付勢される。
ピックアップ部302は、ピックアップローラ302a及び支点302bで構成されている。ピックアップ部はバネ(図示せず)で下方に付勢するように設置されている。ピックアップローラ302aは、ニップ力にて用紙Pを給紙する。支点302bを中心にピックアップローラ302aは回動する。
上面検知センサ303は、センサが遮蔽されるか否かにより、用紙Pの上面位置を検出する。上面検知センサ303がピックアップ部302に遮蔽される場合、用紙Pの最上面が天井面300に接していることを示す。
図9において、第二の積載部201に積載する最上面の用紙Pが天井部203に接していない状態の時、ピックアップローラ301aは支点302bを中心にu方向と逆方向に回動した状態となり、上面検知センサ303は透過状態となる。
図10は、第二の積載部201に積載する最上面の用紙Pが天井部203に接した状態を示す図である。第二の積載部201が上昇し、ピックアップローラ302aに用紙Pの最上面が当接する。すなわち、最上面の用紙Pが天井面300に接した後、天井面300とピックアップ部302は上方に付勢される。さらに第二の積載部201を上昇する。このことにより、ピックアップローラ302aが支点302bを中心にu方向へ回動し、上面検知センサ303が遮蔽され、その後、第二の積載部201を所定量上昇した位置で停止させる。
第二の積載部201の上昇停止後、ピックアップ部302により、用紙Pが後段処理へ搬送される。天井面300は低摩擦部材にて形成されているため、ピックアップ部302及び給紙ローラ102による搬送は可能となる。
用紙上面部を下方から第二の積載部201において、上方から天井部203に付勢することにより、用紙Pにてカールが発生していても用紙Pを平滑に保つことが可能となる。また、ピックアップローラ302aにて、上面を検出しているので、ピックアップローラ302aは常に一定のニップ力にて用紙Pを給紙することが可能となる。
図11は、天井面300の上面図である。図11の天井面300の上下方向を副走査方向(用紙Pの移動方向)とする。天井面300の上面は、面の一部にピックアップローラの切り欠き部300aを設けている。ピックアップローラ302aが用紙Pを押圧している場合、ピックアップローラ302aは用紙押圧時ピックアップローラ位置300bに位置する。第二の積載部201が下降しており、ピックアップローラ302aが用紙Pを押圧していない場合、ピックアップローラ302aは用紙押圧時ピックアップローラ位置300cに位置する。
図12は、ピックアップローラの切り欠き部300aを複数設けた天井面300の上面図である。図12では、ピックアップローラの切り欠き部300aを2つ設けているが、3つ以上設けても良い。ただし、天井面300が一枚板の場合は、ピックアップローラの切り欠き部300aの数と同数のピックアップ部300を設ける必要がある。ピックアップ部300を複数設けることにより、より安定した用紙Pの供給が可能となる。
次に、消去装置100における用紙Pの一連の流れについて詳細に説明する。本実施形態では、用紙Pの搬送経路は5つである。1つ目は、判定部1(103)にて、再利用不可と判定され、再利用不可排紙部1(105)に用紙Pが格納される経路である。2つ目は、判定部2(107)にて、再利用不可と判定され、再利用不可排紙部2(108)に用紙Pが格納される経路である。3つ目は、判定部2(107)にて、再利用可と判定され、排紙部(両面可)109に用紙Pが格納される経路である。4つ目は、判定部2(107)にて、用紙Pの上面が再利用可と判定され、排紙部(片面可)110に用紙Pが格納される経路である。5つ目は、判定部2(107)にて、用紙Pの下面が再利用可と判定され、排紙部(片面可)110に用紙Pが格納される経路である。
まず、1つ目の経路について説明する。図13は、用紙Pが折れており、再利用不可と判定され、再利用不可排紙部1(105)に搬送される経路を示した図である。ユーザによって、第一の積載部200に置かれた用紙Paは図3から図8で説明した流れにより、第二の積載部201へ移送される。用紙Paの移送中は表示部111で、移送中であることを表示する。移送された用紙Paはピックアップローラ302a及び給紙ローラ102により、搬送経路へ給紙される。第二の積載部201から給紙された用紙Paは、判定部1(103)にて、用紙Pが重なっているか、折れているか、破れているか等を判定する。ここで、用紙Paは、折れているため、判定部1(103)にて、再利用不可と判定される。判定部1(103)にで、再利用不可と判定された場合、搬送方向切り替え部104は、再利用不可排紙部1(105)に搬送されるよう切り替わり、用紙Paは再利用不可排紙部1(105)に格納される。ここでは、用紙Paが折れている例を挙げているが、用紙Pが重なっている場合、破れている場合も同様の経路を通る。
次に、2つ目の経路について説明する。図14は、両面共に消去不可である用紙Pbの搬送経路を示す図である。ここでは、用紙の表Pb−1及び用紙の裏Pb−2のどちらにも、消去不可能な画像形成材料により画像形成されており、消去不可な用紙Pbで説明する。2つ目の経路は1つ目の経路の判定部1(103)での判定までは同様であるため、ここまでの説明は省略する。判定部1(103)で用紙Pbに折れ等が無く、再利用可と判定された場合、搬送方向切り替え部104は、画像消去処理に搬送されるよう切り替わる。用紙Pbは、画像消去部106で加熱され、消去可能な画像形成材料を用いて形成された画像が消去される。画像消去処理後、用紙Pbは画像消去部106で画像が確実に消去され、白紙の状態になっているかを、判定部2(107)で判定する。ここで、用紙Pbは両面を消去不可能な画像形成材料により画像形成されており、判定部2(107)で、用紙Pbの両面が再利用不可と判定される。判定部2(107)で両面共に再利用不可と判定された場合、搬送方向切り替え部104は、再利用不可排紙部2(108)に搬送されるよう切り替わり、用紙Pbは再利用不可排紙部2(108)に格納される。
ここで、判定部2(107)で、用紙Pの両面が再利用不可と判定されるのは、消去不可能な画像形成材料により画像形成されている場合の他、用紙Pに筆記具によるメモ書きがされている場合、用紙Pに修復不能なしわが発生している場合、及び用紙Pが破れている場合を指す。
次に、3つ目の経路について説明する。図15は、両面共に消去可である用紙Pcの搬送経路を示す図である。ここでは、用紙の表Pc−1及び用紙の裏Pc−2のどちらも消去可の用紙Pcで説明する。3つ目の経路は、2つ目の経路の判定部2(108)での判定までは同様であるため、ここまでの説明は省略する。用紙Pcは両面共に、消去可能な画像形成材料を用いて画像形成されているため、画像消去部106で熱消去され、判定部2(108)で用紙Pの両面が再利用可と判定される。判定部2(108)で用紙Pcの両面が再利用可と判定された場合、搬送方向切り替え部104は、排紙部(両面可)109に搬送されるよう切り替わり、用紙Pは排紙部(両面可)109に格納される。ここで、両面が再利用可である場合とは、用紙Pcの両面が消去可能な画像形成材料により画像形成されている場合に限らず、片面が消去可能な画像形成材料により画像形成されており、他方が画像形成されていない場合(白紙)であっても良い。
次に、4つ目の経路について説明する。図16は、用紙の表Pd−1のみが消去可である用紙Pdの搬送経路を示す図である。ここでは、用紙の表Pd−1が消去可で、用紙の裏Pd−2が消去不可の用紙Pdで説明する。4つ目の経路は、3つ目の経路の判定部2(108)での判定までは同様であるため、ここまでの説明は省略する。用紙の表Pd−1が消去可で、用紙の裏Pd−2が消去不可であるため、判定部2(108)で用紙の表Pd−1のみが再利用可と判定される。用紙の表Pd−1のみが再利用可と判定された場合、搬送方向切り替え部104は、排紙部(片面可)110に搬送されるよう切り替わる。用紙の表Pd−1が再利用可の場合は、pの経路を通って、用紙Pdは排紙部(片面可)110に格納される。
次に、5つ目の経路について説明する。図17は、用紙の裏Pe−2のみが消去可である用紙Peの搬送経路を示す図である。ここでは、用紙の表Pe−1が消去不可で、用紙の裏Pe−2が消去可の用紙Peで説明する。5つ目の経路は、3つ目の経路の判定部2(108)での判定までは同様であるため、ここまでの説明は省略する。用紙の表Pe−1が消去不可で、用紙の裏Pe−2が消去可であるため、判定部2(108)で用紙の裏Pe−2が再利用可と判定される。用紙の裏Pe−2のみが再利用可と判定された場合、搬送方向切り替え部104は、排紙部(片面可)110に搬送されるよう切り替わる。用紙の裏Pe−2が再利用可の場合は、qの反転経路を通って、反転され、用紙Peは排紙部(片面可)110に格納される。すなわち、qの経路において積極的に用紙Peの再利用可能面を揃えている。このことにより、排紙部(片面可)110には、上面が再利用可の用紙Peで統一された状態で積載される。
以上説明した消去装置をユーザに提供することにより、消去装置が消去処理を施している最中であっても、ユーザは第一の積載部200に用紙Pを継ぎ足すことが可能であり、操作性を向上させることが可能となる。また、第二の積載部201の上面には天井部203を備え、用紙Pにカールが発生していても、平滑に保ち、安定した用紙Pの供給が可能となる。
100…消去装置
101…用紙移送部
102…給紙ローラ
103…判定部1
104…搬送方向切り替え部
105…再利用不可排紙部1
106…画像消去部
107…判定部2
108…再利用不可排紙部2
109…排紙部(両面可)
110…排紙部(片面可)
111…表示部
200…第一の積載部
201…第二の積載部
202…側壁
203…天井部
300…天井面
301…バネ
302…ピックアップ部
303…上面検知センサ
特開2009−143231公報

Claims (13)

  1. 消去処理を施す用紙を積載する第一の積載部と、
    前記第一の積載部に隣接し、前記第一の積載部に積載される前記用紙を消去処理するために待機させる第二の積載部と、
    前記第二の積載部に積載される前記用紙を下方へ付勢し、前記用紙を平滑に保つ天井部と、
    前記用紙に形成された画像の消去処理を施す画像消去部と、
    前記天井部の上面に位置し、前記天井部に向けて押し付けられた前記用紙を前記第二の積載部から前記画像消去部へ前記用紙を搬送する給紙部と、
    を備える消去装置。
  2. 前記第二の積載部は前記第一の積載部と略同じ高さ、または第一の積載部より低い高さから、第二の積載部上における最上面の前記用紙が給紙可能となる位置の範囲で昇降可能な第一の駆動部を備えることを特徴とする請求項1に記載の消去装置。
  3. 前記第二の積載部の前記用紙が全て給紙され、前記第二の積載部に積載される前記用紙が無くなった際に、前記第一の積載部から前記第二の積載部への移送処理が実施されることを特徴とする請求項2に記載の消去装置。
  4. 前記第一の積載部と前記第二の積載部の間に位置し、前記第一の積載部から前記第二の積載部への前記用紙の移送時に、上下に移動し、開閉可能である側壁を備えることを特徴とする請求項3に記載の消去装置。
  5. 前記側壁を開閉する第二の駆動部を備えることを特徴とする請求項4に記載の消去装置。
  6. 前記側壁は、前記第一の積載部から前記第二の積載部への前記用紙の移送処理が施されてから、前記第一の積載部が元の位置に戻るまで開くことを特徴とする請求項5に記載の消去装置。
  7. 前記消去装置は、前記第一の積載部から前記第二の積載部への前記用紙の移送処理が施されている際に、移送処理を施していることを通知する表示部を備えることを特徴とする請求項3に記載の消去装置。
  8. 前記天井部には前記給紙部の切り欠き部を少なくとも1つ備えることを特徴とする請求項1に記載の消去装置。
  9. 前記給紙部によって給紙された前記用紙を再利用可能であるかどうかの判定または、前記画像消去部で画像消去された前記用紙にて、画像消去処理が施されたか否かを判定する判定処理部と、
    前記判定処理部で再利用不可と判定された前記用紙を排紙する複数の再利用不可排紙部と、
    前記判定処理部で、両面が再利用可能であると判定された前記用紙を排紙する第一の排紙部と、
    前記判定処理部で、片面が再利用可能であると判定された前記用紙を排紙する第二の排紙部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の消去装置。
  10. 前記判定処理部で片面が再利用可能であると判定された前記用紙が前記第二の排紙部へ搬送される際、決められた一方の面が再利用不可である場合に前記用紙を反転可能とした反転経路を備えることを特徴とした請求項9に記載の消去装置。
  11. 前記再利用不可排紙部は少なくとも2つ備えられ、第一の再利用不可排紙部は、前記画像消去部における画像消去の前段に備え、第二の再利用不可排紙部は、前記画像消去部における画像消去の後段に備えられることを特徴とした請求項9に記載の消去装置。
  12. 消去処理を施す用紙を積載する第一の積載手段と、
    前記第一の積載手段に隣接し、前記第一の積載部に積載される前記用紙を消去処理するために待機させる第二の積載手段と、
    前記用紙に形成された画像の消去処理を施す画像消去手段と、
    前記第二の積載手段の上部に位置する用紙から順に前記画像消去手段へ前記用紙を搬送する給紙手段と、
    前記第一の積載手段に積載された用紙を前記第二の積載手段へ移送する移送手段と
    を備える消去システム。
  13. 消去処理を施す用紙を第一の積載部に積載し、
    前記第一の積載部に積載される前記用紙を前記第一の積載部に隣接する第二の積載部に移送し、
    前記第二の積載部の上部で前記用紙を平滑に保ち、
    前記第二の積載部から前記画像消去部へ前記用紙を搬送し、
    前記用紙に形成された画像の消去処理を施す
    消去装置の制御方法。
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