JP2013200046A - 風呂給湯システムおよび三方弁駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】風呂給湯システムに具備された所定の三方弁2は、2つのリミッタL1,1,L2のうち、一方のリミッタL1がオンにある状態から、他方のリミッタL2がオンとなるように弁体20を所定方向に回転させるための弁体回転制御が実行された場合において、他方のリミッタL2が所定時間内にオンにならないときには、弁体20を逆回転させて元の角度に復帰させる弁体復帰動作が実行された後に、弁体20を前記所定方向に回転させるための再度の弁体回転制御が実行される構成である。
【選択図】 図4
Description
そこで、従来では、たとえば特許文献1〜3に示すようなシステムが提案されている。これらの文献に示されたシステムでは、給湯装置において発生したドレン水を浴室内に導いて排出し、浴室の排水口に流し込むようにしている。より具体的には、前記システムにおいては、浴槽の循環アダプタに三方弁を接続している。この三方弁は、給湯装置からドレン水が送られてきたときには、このドレン水を浴室内において排出させる一方、給湯装置から湯水が送られてきたときには、この湯水を浴槽の循環アダプタ側に導いて浴槽に流入するように切り替え制御される。このような構成によれば、給湯装置の設置箇所にドレン水専用の排水口が設けられていない場合であっても、浴室の排水口を利用してドレン水の廃棄処理を適切に行なうことが可能である。
従来においては、前記したような異物の噛み込みを生じた場合には、これを好適に解消するための手段が講じられていないのが実情であり、三方弁が所定の状態に作動しない場合には、三方弁に異常がある旨の判断が直ちになされるように構成されている。ところが、このような構成によれば、三方弁が異常である旨の判断に基づいて、風呂給湯システム全体の運転停止が余儀なく強いられることとなり、ユーザにとって不便となる。
。
成されており、この回転角度が所定値以上である場合には、その後に前記弁体を前記回転角度と同一またはそれよりも大きい角度で前記所定方向に回転させるための弁体回転制御が実行されるように構成されている。
ている)。
まず、制御部15は、浴槽45への湯張り、あるいは風呂追い焚き動作を実行する旨の操作指令を受けるなどして、三方弁2における流路切り替えを実行する必要が生じると、三方弁2の弁体回転制御を実行する(S1:YES,S2)。この弁体回転制御は、第1のリミッタL1がオンの状態から弁体20を所定方向に180°回転させるべく、ステッピングモータMに所定パルス数に対応した駆動電力供給を行なわせる制御である。このような制御を行なった結果、第2のリミッタL2がオンになれば、制御部15は異常なしと判断する(SS:YES,S4)。この場合には、三方弁2における所定の流路切り替えが適切に行なわれており、その後は浴槽45への湯張り、あるいは風呂追い焚き動作が直ちに開始される。
すなわち、図4(a)に示す初期状態から弁体20を回転させる場合、同図(b)に示すように、異物9の噛み込みを生じることに起因して脱調を生じ、第2のリミッタL2がオンにならない場合がある。ただし、その後は同図(c)に示すように、弁体20が逆回転して元の角度に復帰するため、その際に異物9の噛み込み状態が解消される可能性が出てくる。また、同図(c)の状態から再度の弁体回転制御がなされるときには、ステッピングモータMの回転トルクが大きくされているために、異物9を粉砕する効果も期待できる。その結果、同図(d)に示すように、弁体20が適正な位置まで回転する可能性が高まる。
説明する。
すなわち、この場合には、先に述べたステップS9と同様に、弁体20を逆回転させる弁体復帰動作が実行されるが、この動作に基づいて、先に実行された再度の弁体回転制御による弁体20の実際の回転角度αを検出する(S12,S13)。この検出は、図5(a)に示す状態からたとえば同図(b)に示す状態に回転した弁体20を、同図(c)に示す角度0°の状態に戻すまでのパルス数(ステップ数)をカウントすればよく、このパルス数が、回転角度αに相当する。この回転角度αの大きさは、パルス数を用いて特定されていてもよい。
前記とは異なり、弁体20が第2の流路22bを開としている状態から、第3の流路22cを開とするように流路切り替えがなされる場合には、弁体角度の0°と180°との関係は逆転するものの、これ以外の基本的な動作手順は、前記した手順と同様である。ステップS22を実行する場合には、たとえばポンプPを駆動させて貯留槽14からポートP1に給水を行なうといった手段を採用すればよい。
本発明でいう三方弁駆動装置は、本発明に係る風呂給湯システムの構成要素として好適に用いることが可能なものであるが、その用途はこれに限定されず、たとえば風呂給湯システムの他の箇所において用いたり、あるいは風呂給湯システム以外の装置・機器に組み付けて用いることもできる。
L1,L2 第1および第2のリミッタ(2つのリミッタ)
M ステッピングモータ(モータ)
1 給湯装置
2 三方弁
15 制御部(制御手段)
20 弁体(三方弁の)
22a〜22c 第1ないし第3の流路(三方弁の)
35a 配管部
45 浴槽
Claims (6)
- 浴室の外部に設置され、かつ湯水加熱用気体からの潜熱回収によって湯水加熱が可能な潜熱回収型の給湯装置と、
第1の流路が前記給湯装置から湯水およびドレン水を供給してくる配管部に接続され、第2の流路が浴槽に接続され、第3の流路が前記ドレン水の排出用流路とされ、かつモータによって回転される弁体が、前記第3の流路を閉状態としつつ前記第2の流路を前記第1の流路に連通させるように開状態とする第1の状態と、前記第2の流路を閉状態としつつ前記第3の流路を前記第1の流路に連通させるように開状態とする第2の状態と、が切り替え設定可能とされた三方弁と、
前記弁体が前記第2および第3の流路をそれぞれ開状態とする角度となったときにオンとなる2つのリミッタと、
を備えている、風呂給湯システムであって、
前記2つのリミッタのうち、一方のリミッタがオンにある状態から、他方のリミッタがオンとなるように前記弁体を所定方向に回転させるための弁体回転制御が実行された場合において、前記他方のリミッタが所定時間内にオンにならないときには、前記弁体を逆回転させて元の角度に復帰させる弁体復帰動作が実行された後に、前記弁体を前記所定方向に回転させるための再度の弁体回転制御が実行されるように構成されていることを特徴とする、風呂給湯システム。 - 請求項1に記載の風呂給湯システムであって、
前記再度の弁体回転制御が実行されるときには、初回の弁体回転制御時よりも前記モータの回転トルクを高める制御が実行されるように構成されている、風呂給湯システム。 - 請求項1または2に記載の風呂給湯システムであって、
前記弁体復帰動作および前記再度の弁体回転制御は、前記他方のリミッタがオンにならない場合に、所定の回数だけ繰り返して、または単発で実行され、
前記弁体復帰動作および前記再度の弁体回転制御の実行回数が、前記所定の回数に達したにも拘わらず、前記他方のリミッタがオンにならない場合には、異常があると判断されるように構成されている、風呂給湯システム。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の風呂給湯システムであって、
前記弁体復帰動作が実行されるときには、この弁体復帰動作に先立って実行された弁体回転制御による前記弁体の回転角度が判断されるように構成されており、
この回転角度が所定値以上である場合には、その後に前記弁体を前記回転角度と同一またはそれよりも大きい角度で前記所定方向に回転させるための弁体回転制御が実行されるように構成されている、風呂給湯システム。 - 請求項4に記載の風呂給湯システムであって、
前記弁体を前記回転角度と同一またはそれよりも大きい角度で前記所定方向に回転させるための弁体回転制御が実行された後において、前記他方のリミッタが所定時間内にオンにならない場合には、前記第1の流路に前記給湯装置から給水が行なわれ、前記三方弁に所定の通水が生じているか否かが判断されるように構成されている、風呂給湯システム。 - モータによって回転される弁体が、第1ないし第3の流路のうち、第3の流路を閉状態としつつ第2の流路を第1の流路に連通させるように開状態とする第1の状態と、前記第2の流路を閉状態としつつ前記第3の流路を前記第1の流路に連通させるように開状態とする第2の状態と、が切り替え設定可能とされた三方弁と、
前記弁体が前記第2および第3の流路をそれぞれ開状態とする角度となったときにオンとなる2つのリミッタと、
を備えている、三方弁駆動装置であって、
前記2つのリミッタのうち、一方のリミッタがオンにある状態から、他方のリミッタがオンとなるように前記弁体を所定方向に回転させるための弁体回転制御が実行された場合において、前記他方のリミッタが所定時間内にオンにならないときには、前記弁体を逆回転させて元の角度に復帰させる弁体復帰動作が実行された後に、前記弁体を前記所定方向に回転させるための再度の弁体回転制御が実行されるように構成されていることを特徴とする、三方弁駆動装置。
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