JPH06281039A - 電動バルブの異常検出システム - Google Patents

電動バルブの異常検出システム

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Publication number
JPH06281039A
JPH06281039A JP9240693A JP9240693A JPH06281039A JP H06281039 A JPH06281039 A JP H06281039A JP 9240693 A JP9240693 A JP 9240693A JP 9240693 A JP9240693 A JP 9240693A JP H06281039 A JPH06281039 A JP H06281039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
electric valve
controller
valve
closing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9240693A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Tasaka
英司 田坂
Hitoshi Sugano
均 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Miura Co Ltd filed Critical Miura Co Ltd
Priority to JP9240693A priority Critical patent/JPH06281039A/ja
Publication of JPH06281039A publication Critical patent/JPH06281039A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 間欠的に開閉する電動バルブにおいて、閉弁
時に弁部にかみ込んだゴミ等を検知し、これを除去させ
るシステムを提供する。 【構成】 流体系路7に設けた開閉検出機構6aを有す
る電動バルブ6と、この電動バルブ6を制御する制御器
12を備えた構成において、前記制御器12が閉信号を前記
電動バルブ6に発信し、所定時間経過後において前記開
閉検出機構6aより閉信号が得られないとき、一旦閉信
号の発信を中断して開信号に切替えた後、再び閉信号を
自動的に発信できるように制御器12内に制御回路12bを
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ボイラ等に
付設の電動バルブの閉弁時に弁部にかみ込んだスケー
ル、スラッジ等のゴミ類を検出して除去する電動バルブ
の異常検出システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ボイラを長時間運転すると缶水
が濃縮し、キャリオーバ現象等により蒸気の乾き度が低
下してしまうので、適宜缶水の入れ替えを行う必要があ
る。そのため、従来においては、種々の電動バルブ制御
機構が提案されている。
【0003】しかしながら、従来の電動バルブ制御機構
では、予め設定したブロー率に基づいて缶水の入れ替え
を行っているが、前記電動バルブを閉弁時において、缶
水中に混入しているスケール、スラッジ等のゴミ類が弁
部にかみ込み、完全に閉弁できないことがある。この電
動バルブにゴミ類がかみ込み、弁が完全に閉じないと、
その隙間より缶水がリークして過剰ブローとなり、ボイ
ラ水の濃縮不足による缶体腐食のほか、ボイラの燃焼開
始後に低水位となり問題となることがある。又、バルブ
が閉じないため、通電しっぱなしとなり、このときモー
タ温度が上昇しコイル焼損の恐れもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の問
題点に鑑み、電動バルブの異常検出システムを提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、流体
系路に設けた開閉検出機構を有する電動バルブと、この
電動バルブを制御する制御器を備えた構成において、前
記制御器が閉信号を前記電動バルブに発信し、所定時間
経過後において前記開閉検出機構より閉信号が得られな
いとき、一旦閉信号の発信を中断して開信号に切替えた
後、再び閉信号を自動的に発信できるように制御器内に
制御回路を構成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明によれば、制御器が閉信号を電動バル
ブに発信し、所定時間経過後において開閉検出機構より
閉信号が得られないときは、制御器は前記閉信号を一旦
中断して開信号に切替えた後、再び閉信号を自動的に発
信して電動バルブを閉弁する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図面に示す実施例は、一例として
多管式貫流ボイラにこの発明に係る電動バルブの異常検
出システムを適用した場合の説明である。
【0008】図1に示すように、ボイラ1の下部には、
逆止弁,濾過器,薬注装置等を備えた給水装置(図示省
略)の給水管2が連通接続されている。給水管2の他端
は、水道,井戸等の水源に連通接続され、給水ポンプP
の作動により、水源の水が濾過され薬液注入された薬注
給水となってボイラ1の缶内に供給される。また、ボイ
ラ1の外側には、図1に図示のごとく、発生した蒸気の
気水分離を行うセパレータ3が蒸気連絡管4および降水
管5を介してボイラ1の缶内上下部に連通して接続され
ており、また降水管5の下部には、開閉検出機構6aを
有する電動バルブ6を備えた流体系路7(ブロー配管)
が連通接続されている。
【0009】この種のボイラ1の稼動,停止は、通常負
荷の状況に基づき、ボイラ1の缶内圧を検出する圧力検
出器8の信号に基づいて、燃焼制御器(図示省略)によ
り制御する。すなわち、缶内圧が予め設定しておいた圧
力値以上になれば燃焼を停止させ、それ以下になれば燃
焼を開始する。また、ボイラ1のバーナ部(図示省略)
には、ボイラ1内での燃焼を検出する燃焼検出センサ9
が設置されていて、ボイラ1内の燃焼状況と燃焼時間が
計測されるようになっている。そして、前記圧力検出器
8および燃焼検出センサ9を通信線10,11を介してそれ
ぞれ接続した制御器12と、この制御器12を電動バルブ6
に通信線13を介して接続した構成となっている。
【0010】前記制御器12は、たとえばマイコン内蔵の
演算機能を有し、前記圧力検出器8,燃焼検出センサ9
等の検出手段からの検出信号と、予め設定しているブロ
ー率より電動バルブ6の開閉タイミングを演算し、電動
バルブ6の開閉を間欠的に行うタイムを決定して、電動
バルブ6にその信号を出力するようになっている。前記
電動バルブ6には、弁が所定動作により確実に開閉した
かを検出する開閉検出機構6a(図2参照)を備えてお
り、この開閉検出機構6aからの信号を回線13を介して
制御器12へ通報するようになっている。尚、前記制御器
12には、前記電動バルブ6に開閉の出力を出すと同時に
経過時間を計時するタイマ12a(図2参照)を備えてお
り、前記開閉の出力ON後、所定時間経過しても前記開
閉検出器6aから返信されない場合は、前記電動バルブ
6に不具合が発生したと判断し所定の方法で対処するよ
うに制御回路12bを構成している。
【0011】即ち、制御器12が閉信号を電動バルブ6に
発信し、所定時間経過しても開閉検出機構6aから閉信
号が返信されないときは、制御器12の制御回路12bは、
閉信号を一旦中断して開信号に切替えた後、再び閉信号
を自動的に発信する。一方、開信号を発信し所定時間経
過しても開信号が返信されないときは例えばブザー(図
示省略)等により通報し、前記閉信号を再度発信しても
閉信号が返信されないときは前記ブザー等により通報で
きるように前記制御回路12bに構成している。尚、この
発明の電動バルブの異常検出システムは、ボイラ等に限
定するものではなく、間欠的に開閉する自動開閉弁を設
けた例えば汚水(油)処理ライン等にも適用することも
できる。
【0012】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、制御
器が閉信号を電動バルブに発信し、所定時間経過後にお
いて開閉検出機構より閉信号が得られないときは、前記
制御器は一旦閉信号の発信を中断して開信号に切替えた
後、再び閉信号を自動的に発信できるように制御回路を
構成したので、従来のように閉弁時の弁部にゴミ類がか
み込んだ場合に、その隙間よりリークし問題となってい
たが、自動的に開弁してゴミ類を流出させた後閉弁する
のでリークすることはなくトラブルを自動的に回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電動バルブの異常検出システムを多
管式貫流ボイラに適用したときの説明図である。
【図2】図1の多管式貫流ボイラの制御器と電動バルブ
との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
6…電動バルブ 6a…開閉検出機構 7…流体系路 12…制御器 12b…制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体系路7に設けた開閉検出機構6aを
    有する電動バルブ6と、この電動バルブ6を制御する制
    御器12を備えた構成において、前記制御器12が閉信号を
    前記電動バルブ6に発信し、所定時間経過後において前
    記開閉検出機構6aより閉信号が得られないとき、一旦
    閉信号の発信を中断して開信号に切替えた後、再び閉信
    号を自動的に発信できるように制御器12内に制御回路12
    bを構成したことを特徴とする電動バルブの異常検出シ
    ステム。
JP9240693A 1993-03-25 1993-03-25 電動バルブの異常検出システム Pending JPH06281039A (ja)

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JP9240693A JPH06281039A (ja) 1993-03-25 1993-03-25 電動バルブの異常検出システム

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JP9240693A JPH06281039A (ja) 1993-03-25 1993-03-25 電動バルブの異常検出システム

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JPH06281039A true JPH06281039A (ja) 1994-10-07

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ID=14053540

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JP (1) JPH06281039A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001141094A (ja) * 1999-11-12 2001-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流体制御弁
JP2007255531A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Kawaden:Kk 電動バルブ
JP2010210095A (ja) * 2010-06-28 2010-09-24 Panasonic Corp 流体制御弁
JP2013200046A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Noritz Corp 風呂給湯システムおよび三方弁駆動装置
JP2015052329A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 株式会社キッツ 噛み込み検知機能付きバルブ用電動アクチュエータとその異常検知方法

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