JP2007255531A - 電動バルブ - Google Patents

電動バルブ Download PDF

Info

Publication number
JP2007255531A
JP2007255531A JP2006079394A JP2006079394A JP2007255531A JP 2007255531 A JP2007255531 A JP 2007255531A JP 2006079394 A JP2006079394 A JP 2006079394A JP 2006079394 A JP2006079394 A JP 2006079394A JP 2007255531 A JP2007255531 A JP 2007255531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
valve
amount
movement
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006079394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4776409B2 (ja
Inventor
Hitoshi Matsunaga
均 松永
Koushiyun Kanetaka
浩春 金高
Joji Tanaka
丈二 田中
Genki Ko
元奇 項
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawaden Co Ltd
Original Assignee
Kawaden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawaden Co Ltd filed Critical Kawaden Co Ltd
Priority to JP2006079394A priority Critical patent/JP4776409B2/ja
Publication of JP2007255531A publication Critical patent/JP2007255531A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4776409B2 publication Critical patent/JP4776409B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Abstract

【課題】電動バルブの異常を短時間で検出してモータのダメージを防ぐ。
【解決手段】電動バルブ1の正常時のバルブ3の移動量と所要時間を予め計測する。そののち、バルブ3を所定時間作動させたときの移動量と、そのとき、先の計測値に基づいて予測される正常時の移動量とを比較することで短時間に異常を検知する。こうすることで、電動バルブ装置1の異常を短時間で検出してモータ5のダメージを防ぐ。
【選択図】図1

Description

この発明は、モータの過負荷状態を検出して故障を回避することのできる電動バルブに関するものである。
電動バルブの故障原因の一つに過負荷がある。電動バルブに過負荷が加わると、最悪の場合は、モータコイルを焼損して寿命を著しく縮めてしまう原因になる。
この問題を解決する一つの方法として、(特許文献1)には、電動バルブにバルブ(弁)の開閉検出機構を備えたものが記載されている。
この電動バルブでは、制御器が電動バルブへ閉信号を発信する。そして、所定時間経過後に前記開閉検出機構からの閉弁信号が得られないと、一旦閉信号の発信を中断して開信号に切り換えた後、閉信号を再送信する。こうすることで、自動的にバルブを開放してバルブに咬み込んだゴミなどを流失させたのち閉弁するので、咬み込みによるリークのトラブルを防止することができる。さらに、咬みこんだゴミを流失させたのち閉弁するので、通電しっぱなしによるモータコイルの焼損も防止する。
特開平6−281039号公報
しかしながら、上記の方法では、異常の検出に時間が掛り過ぎるという問題がある。
すなわち、開閉検出機構は、バルブが閉じるのに要する十分な時間を経過してからでないと異常を検出して開信号を出力できない。
そのため、その待機中の間は、バルブの異常を検出できないという問題がある。このようにバルブの異常を検知するのに時間がかかるとモータへのダメージも大きくなるし、咬み込みのリークによるダメージも大きくなる問題がある。
なお、ここでは、バルブを閉鎖する場合について述べたが、これに限定されるものではなく、利用形態によってはバルブを開放する場合もある。
また、上記の電動バルブはボイラー用のものであるが、これ以外に電動バルブには、目的や用途により、開閉角度が異なるもの、あるいは開閉時間が大きく異なるものがあるので、それらのものにも対応できるようにしたい。
そこで、この発明の課題は、電動バルブの異常を短時間で検出できるようにすることでモータへのダメージを防ぎ、かつ、バルブが開放あるいは閉鎖できないために生じるダメージを小さくするとともに、開閉角度や開閉時間の異なる電動バルブにも対応できるようにすることである。
上記の課題を解決するため、この発明では、バルブの移動量を検出するセンサ手段と、タイマ手段を備えるとともに、予め、バルブが所定量移動するのに要する所要時間を測定して記憶するメモリ手段を有し、前記バルブを駆動するモータの作動からタイマ手段で計時を開始し、その計時が予めメモリ手段に記憶させた所要時間に達すると、センサ手段で検出したバルブの移動量と、前記メモリ手段に記憶させた所要時間にバルブが移動する所定の移動量とを比較し、その比較した結果に基づいて異常を検知する構成を採用したのである。
このような構成を採用することにより、メモリ手段に、予め、バルブが所定量移動するのに要する時間を記憶させることで、バルブごとに異常を検出するための基準値を記憶させる。こうすることで、目的や用途で開閉角度が異なるもの、あるいは開閉時間が大きく異なるものにも対応させる。そして、この記憶させた時間内にバルブが所定量移動できるかをセンサ手段で検出することで異常を短時間で検出する。
なお、上記所定量とは、バルブが全閉あるいは全開する量より小さく、正常なバルブを判別するのに最小限必要な移動量で、実験や経験などにより適宜決められるものである。
また、タイマ手段の計時が上記メモリ手段に記憶した所要時間に達すると、メモリ手段に記憶する所要時間とその所要時間にバルブが移動する所定の移動量とから算出される単位時間当りの移動量に、前記タイマ手段の計時を掛け合わせた移動量と、上記センサ手段で検出する移動量とを逐次比較し、その比較した結果に基づいて異常を検知する構成を採用したのである。
このような構成を採用することにより、単位時間当りの移動量とタイマ手段の計時時間と掛け合せることで移動量を算出し、その算出した移動量とセンサ手段の検出する移動量とを比較できるので、異常を逐次検出できる。
このとき、メモリ手段に記憶させた所要時間とその所要時間にバルブが移動する移動量とから算出される単位時間当りの移動量と、タイマ手段の計時した時間とから算出される移動量に逓減率を掛け合わせて、センサ手段で検出した移動量と比較するようにした構成を採用することができる。
このような構成を採用することにより、バルブごとのバラツキによる誤差を補正して判定にエラーを生じないようにする。また、判定に余裕を持たせることで、開閉角度や開閉時間の異なる電動バルブにも対応できるようにする。
また、メモリ手段に記憶させる所要時間に上限と下限を設定した構成を採用することができる。
このような構成を採用することにより、測定時間が例えば、予定する時間t秒より長いt1(t≪t1)秒を超える場合は測定をt1秒停止し、t1秒間の移動量を計測してその移動量を所定の移動量として、測定時間の上限を設定する。こうすることで、異常を検出する時間を正規化して短縮する。また、逆に、例えば、t秒より短いt0(t0≪t)秒で、バルブの移動量が所定量に達した場合は、t0秒を測定時間と設定することで、異常を検出する時間を正規化して起動の遅れや起動時のギヤーのバックラッシュなどの誤差要因を排除し、誤り無くバルブの異常を検出できるようにする。
また、このとき、メモリ手段に記憶させる所要時間の測定の際に、モータがスタートしてから測定開始までの間に不感帯の期間を設けた構成を採用することができる。
このような構成を採用することにより、この不感帯の間は測定を行なわないことで、起動時の遅れやギヤーのバックラッシュなどの誤差要因を排除することができる。
この発明は、以上のように構成したことにより、電動バルブの異常を短時間で検出できる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この形態の電動バルブは、電動アクチュエータ2とバルブ(弁体)3とで構成されている。
電動アクチュエータ2は、減速機構4、モータ5、開度検出センサ6、制御回路7で構成されている。
減速機構4は、ここでは、例えば、平歯車を組み合わせた減速ギヤー群で構成したもので、モータ5の回転軸と接続して、モータ5の回転力をバルブ3へ伝達する。
モータ5は、起動トルクが大きく、堅牢で、しかも簡単な回路で可逆運転が可能なACモータ(例えば、回転方向を瞬時に逆転させることのできるレバーシブルモータ)を使用している。
開度検出センサ6は、ここでは、ポテンショメータを使用しており(以下、開度検出センサをポテンショメータと称する)、前記ポテンショメータ6を、例えば減速機構4とバルブ3とを接続する出力軸に取り付け、後述の制御回路7と接続することにより、バルブ3の移動量を検出できるようにしている。なお、前記センサ6は、ポテンショメータに限定されるものではなく、バルブ3の絶対位置を検出できるようにしたものであれば(例えば、アブソリュート式のものでも可)、どのような形態のものでも構わない。例えばシャフトエンコーダなどを使用することも可能である。
制御回路7は、例えば、図2に示すような、ワンチップマイクロコンピュータ9とモータ駆動回路10とで構成されている。
前記コンピュータ9は、タイマ回路やメモリ回路を内蔵しており、内蔵したメモリに書き込まれた処理プログラムに基づいて処理をする。また、前記コンピュータ9は、I/O入出力、発振回路、A/Dコンバータ等々を備えており、A/Dコンバータと前記ポテンショメータ6とを接続して測定値を入力できるようになっている。
モータ駆動回路10は、ACモータのドライブ回路をモジュール化したもので、右回転(CW)、左回転(CCW)などのコントロール端子を備えており、前記端子にマイクロコンピュータ9からコントロール信号(例えば、「H」または「L」に対応する電流あるいは電圧レベル信号)を入力することにより、モータ5の可逆運転を可能にするものである。
なお、マイクロコンピュータ9への指令入力は、データセレクタを設けて入力を選択し、例えば、電流、電圧、抵抗値などによる指令入力に対処できるようになっている。
この形態は、上記のように構成されており、この電動バルブは、異常を検出するための基準値を設定するために予備測定処理を行なったのち、実際に設置して使用する。
予備測定処理は、図3に示すように、予め正常な電動バルブが所定の移動量を移動するのに要する時間を測定して、基準となる時間に対するポテンショメータ6の変化量をバルブ3ごとに計測するものである。こうした仕組みにより、目的や用途によって開閉の角度や開閉時間が大きく異なる電動バルブに対処できるようにしている。
ここでは、予備測定は、バルブ3の全動作範囲の1/4を開放(移動)するのに要する時間を算出し、これを基準の予測時間Trefとしてメモリへ保存する。そのため、図3のフローチャートの予備測定(処理200:以下「処理」省略)を実行する。
予備測定(200)では、例えば、図3に示すように、モータ5をオンにして(205)、1秒程度待機する(210)。こうして1秒待機して不感帯を設けることにより、例えば、起動の遅れや起動時の減速機構4のギヤーのバックラッシュなどから生じる誤差要因を排除する。
ちなみに、ここでは、待機時間は1秒に設定しているが、これに限定されるものではなく、待機時間は電動バルブ1に合わせて実験や経験などから適宜設定すれば良い。
1秒経過して起動に成功すると、テンポラリーメモリQPTにポテンショメータ6の1/4の値を設定し、タイマカウンタtcに0を設定して初期化し(215)、ポテンショメータ6の値をレジスタM1へ読み込む(220)。
次に、タイマカウンタtcをα秒(αは1秒以下でも可)インクリメントして(225)、その時点のポテンショメータ6の値をレジスタM2へ設定する(230)。次に、タイマカウンタtcが5秒以上か、5秒未満かを判定する(235)。5秒以上なら「低速応答」なので、上限値として予測時間Trefを5秒に設定する。このとき、ポテンショメータ6の移動量は、全動作範囲の1/4に達していないので、ポテンショメータ6の変化量として、レジスタM2−レジスタM1の値をQrefに設定し(260)、モータ5をオフにして(265)、処理を終了する(270)。こうすることで、異常を検出する時間を正規化して短縮する。
一方、処理235でタイマカウンタtcが5秒未満の場合は、レジスタM2−レジスタM1の値をQPTと比較して(240)、QPTと等しくない場合は、等しくなるまで処理225〜240を繰り返す。また、QPTと等しくなった場合は、そのときのタイマカウンタtcの計時時間が、0.75秒以下かどうかを判別する(245)。0.75秒以下の場合は、予測時間Trefを3秒に設定し、QPTの値をQrefに記憶させてモータ5をオフにし(265)、処理を終了する(270)。このように予測時間の下限を設定することにより、起動の遅れや起動時のギヤーのバックラッシュなどの誤差要因を排除し、異常を検出する時間を正規化して誤り無く検出できるようにする。
また、処理245でタイマtcの計時時間が0.75秒より大きな場合は、tc→Trefとし、QPTの値をQrefへ記憶させて、モータ5をオフにし(265)、処理を終了する(270)。
このようにバルブ3ごとに基準値TrefとQrefの設定ができると、実際に設置して使用できるようになる。次に、その動作を図4のフローチャートに基づいて説明する。
電動バルブが作動を開始すると(300)、タイマカウンタtcに0を設定して初期化し(305)、電動バルブの指令入力をレジスタR1へ(310)、また、ポテンショメータ6の値をレジスタR2へ読込む(315)。ここで、R1とR2を比較して(320)、その差が0ならモータ5を停止し(360)、処理305へ戻って待機する。
このとき、処理320で、差が0でないなら、電動バルブを指令された位置まで回転させるためモータをオンにして(325)、タイムカウンタtcをα秒(αは1秒以下でも可)インクリメントし(330)、現在のポテンショメータ6の値をレジスタR3に読込む(335)。
次に、予備測定で設定したパラメータTrefおよびQrefを使用して、異常の検出を行なう。
まず、基準値Trefとタイムカウンタtcの値とを比較し(340)、タイムカウンタの値tcが予備測定の基準値Tref以上ならtcの値から予測されるポテンショメータ6の変化量に減衰率Kを乗算した量、すなわち、
(tc*Qref/Tref)*K
と実際の変化量
|R2−R3|
を比較する(345)。
ここで、式
tc*Qref/Tref
に示すようにQref/Trefを求めて単位時間当りの移動量を算出し、その値にタイムカウンタtcの値を掛けて予測されるポテンショメータ6の移動量を算出する。そして、その予測値と、ポテンショメータ6の移動量を逐次比較する。こうすることで、バルブ3が全開あるいは全閉するまで待つのではなく、直ちに検出できるようにして、異常検出に掛かる時間を短縮できるようにしてある。こうして、目的や用途が異なり、開閉時間の異なるバルブにも適用できるようにしてある。
また、このとき、単位時間当りの移動量を算出して比較するので、予備測定で測定時間の上限(5秒)と下限(3秒)を設定したことにより、開閉に長時間(5秒以上)掛かるバルブ3は上限の5秒の短時間で異常を検出する。また、開閉が極めて短時間(0.75秒)の場合は、下限の3秒間待機することで、起動の遅れや減速機構4のギヤーのバックラッシュなどから生じる誤差要因を排除して誤差を生じないようにできる。
さらに、求めた変化量に減衰率K(ここでは、例えば0.6)を掛けることで、バルブ3ごとのバラツキによる誤差を補正して判定にエラーを生じないようにする。また、判定に余裕を持たせることで、開閉角度や開閉時間の異なる電動バルブにも対応できるようにしている。
そして、処理345の比較の結果、ポテンショメータ6の移動量が予測値と等しいか、予測値を上回った場合は異常が無いので、指定位置に達するまで処理320〜345を繰り返す。
逆に、処理345で、ポテンショメータ6の移動量が予測値よりも小さな場合は、異常と判定し、モータを停止し(350)、エラー表示を行なう(355)。
以上のような処理を行なうことにより、図5のグラフに示すように、目標位置に達するのに要する時間がエラー検出時間よりも長い場合でも短時間で電動バルブの異常を検出できる。
この実施例1は、制御回路7をロジック回路で構成したもので、図6に示すように、演算器20、比較器21、カウンタ22aとカウンタ22b及びラッチ回路M1〜M4で構成されている。
この回路では、スタート信号により、1秒カウンタ22aが作動してモータ5を1秒間始動させたのち、測定シーケンスを実行する。
測定シーケンスでは、測定開始時のポテンショメータ6の値(A/D変換器の出力)をラッチM1へ記憶する。
一方、ラッチM2は現在のポテンショメータ6の値を記憶させるためのもので、測定開始からポテンショメータ6の値を監視し、最新の値をラッチする。
もし、測定中に5秒に達した場合は処理を中断し、そのときのポテンショメータ6の変化量をラッチする(これは、異常の検出時間を最大5秒とし、5秒移動したときのポテンショメータ6の変化量を基に異常の検出を行なうためである)。
また、1.75秒以内にポテンショメータ6の上限値または下限値に達した場合には、Tref=3秒、Qref=QTPとする(エラー検出時間の最小値を3秒とする。これは開閉時間が短いものについて対応するためのものである)。
ラッチM1とM2の値は逐次演算器20へ入力される。演算器20は、逐次入力された両者の値の差を算出して比較器21へ入力する。この差が入力される比較器21には、予め、開度が1/4のポテンショメータ6の値QPTが入力されており、この値と前記差とを比較してカウンタ22bの値と、開度が1/4になったときのポテンショメータ6の変化量をそれぞれラッチM3とM4に記憶する。
また、比較器21の出力とラッチM3とM4の入力間にオア回路23を設けて開度が1/4に掛かる時間Tに応じたトリガ信号を入力するようになっている。そのため、例えば、T≧5秒の場合は、起動から5秒後に、タイマ22bなどによりトリガ信号を入力すると、処理を中断してそのときのポテンショメータ6の変化した値(移動量)をラッチ回路に記憶する。このように5秒経過した値を記憶できるので、この値に実施形態で述べた係数Kを掛ければ、エラーの判定ができる。同様に、3秒≦T<5秒の場合も、T<3秒の場合も同じようにして判別ができる。
実施形態の模式図 実施形態のブロック図 実施形態のフローチャート 実施形態のフローチャート 実施形態の作用説明図 実施例1のブロック図
符号の説明
1 電動バルブ
3 バルブ
5 モータ
K 係数
Tref 基準となる時間
Qref 基準となる移動量

Claims (5)

  1. バルブの移動量を検出するセンサ手段と、タイマ手段を備えるとともに、予め、バルブが所定量移動するのに要する所要時間を測定して記憶するメモリ手段を有し、
    前記バルブを駆動するモータの作動からタイマ手段で計時を開始し、その計時が予めメモリ手段に記憶させた所要時間に達すると、センサ手段で検出したバルブの移動量と、前記メモリ手段に記憶させた所要時間にバルブが移動する所定の移動量とを比較し、その比較した結果に基づいて異常を検知する電動バルブ。
  2. 上記タイマ手段の計時が上記メモリ手段に記憶した所要時間に達すると、メモリ手段に記憶する所要時間とその所要時間にバルブが移動する所定の移動量とから算出される単位時間当りの移動量に、前記タイマ手段の計時を掛け合わせた移動量と、上記センサ手段で検出する移動量とを逐次比較し、その比較した結果に基づいて異常を検知する請求項1に記載の電動バルブ。
  3. 上記メモリ手段に記憶させた所要時間とその所要時間にバルブが移動する移動量とから算出される単位時間当りの移動量と、タイマ手段の計時した時間とから算出される移動量に逓減率を掛け合わせて、センサ手段で検出した移動量と比較するようにした請求項2に記載の電動バルブ。
  4. 上記メモリ手段に記憶させる所要時間に上限と下限を設定した請求項1乃至3のいずれかに記載の電動バルブ。
  5. 上記メモリ手段に記憶させる所要時間の測定の際に、モータがスタートしてから測定開始までの間に不感帯の期間を設けた請求項1乃至4のいずれかに記載の電動バルブ。
JP2006079394A 2006-03-22 2006-03-22 電動バルブ Active JP4776409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006079394A JP4776409B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 電動バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006079394A JP4776409B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 電動バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007255531A true JP2007255531A (ja) 2007-10-04
JP4776409B2 JP4776409B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=38629978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006079394A Active JP4776409B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 電動バルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4776409B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287754A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Yano Special Vehicle Manufacturing Corp 底弁開閉量測定器
WO2009153915A1 (ja) * 2008-06-19 2009-12-23 パナソニック株式会社 モータ制御装置
JP2009299804A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Yazaki Corp ガス遮断弁ユニット
KR100979918B1 (ko) * 2008-06-27 2010-09-06 주식회사알피엠텍 밸브 개도 감지장치
CN103185536A (zh) * 2011-12-30 2013-07-03 北京谊安医疗系统股份有限公司 一种利用电位器获取光源升降数据的装置和方法
CN103244736A (zh) * 2013-05-17 2013-08-14 天津开利达控制技术开发有限公司 一种带有电位器的电动执行器及其控制方法
JP2015084822A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 ホーチキ株式会社 消火設備
JP2015528085A (ja) * 2012-06-07 2015-09-24 エルタヴ ワイヤレス モニタリング リミテッド 作動バルブの不良を予測するための装置およびシステム
KR101607205B1 (ko) * 2015-07-28 2016-03-29 (주)코사플러스 위치감지센서를 이용한 감속기 과부하차단기능을 갖는 전동밸브장치
WO2017079858A1 (zh) * 2015-11-10 2017-05-18 石丽 光源升降数据检测装置
JP2017180752A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社キッツ 電動弁制御装置および電動弁制御方法並びに電動弁

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6338265B2 (ja) * 2013-09-30 2018-06-06 株式会社キッツ 噛み込み検知機能付きバルブ用電動アクチュエータ
JP6543673B2 (ja) * 2017-10-02 2019-07-10 株式会社キッツ 中心型バタフライバルブ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62229044A (ja) * 1986-03-31 1987-10-07 Toshiba Corp 空気作動式オン・オフ弁の異常診断装置
JPH0253582A (ja) * 1988-08-19 1990-02-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マニピュレータ学習制御方法
JPH05248701A (ja) * 1992-03-03 1993-09-24 Rinnai Corp 流量制御装置
JPH06281039A (ja) * 1993-03-25 1994-10-07 Miura Co Ltd 電動バルブの異常検出システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62229044A (ja) * 1986-03-31 1987-10-07 Toshiba Corp 空気作動式オン・オフ弁の異常診断装置
JPH0253582A (ja) * 1988-08-19 1990-02-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マニピュレータ学習制御方法
JPH05248701A (ja) * 1992-03-03 1993-09-24 Rinnai Corp 流量制御装置
JPH06281039A (ja) * 1993-03-25 1994-10-07 Miura Co Ltd 電動バルブの異常検出システム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287754A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Yano Special Vehicle Manufacturing Corp 底弁開閉量測定器
JP2009299804A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Yazaki Corp ガス遮断弁ユニット
WO2009153915A1 (ja) * 2008-06-19 2009-12-23 パナソニック株式会社 モータ制御装置
CN102067439A (zh) * 2008-06-19 2011-05-18 松下电器产业株式会社 电机控制装置
KR100979918B1 (ko) * 2008-06-27 2010-09-06 주식회사알피엠텍 밸브 개도 감지장치
CN103185536A (zh) * 2011-12-30 2013-07-03 北京谊安医疗系统股份有限公司 一种利用电位器获取光源升降数据的装置和方法
JP2015528085A (ja) * 2012-06-07 2015-09-24 エルタヴ ワイヤレス モニタリング リミテッド 作動バルブの不良を予測するための装置およびシステム
CN103244736A (zh) * 2013-05-17 2013-08-14 天津开利达控制技术开发有限公司 一种带有电位器的电动执行器及其控制方法
CN103244736B (zh) * 2013-05-17 2016-03-16 天津开利达控制技术开发有限公司 一种带有电位器的电动执行器及其控制方法
JP2015084822A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 ホーチキ株式会社 消火設備
KR101607205B1 (ko) * 2015-07-28 2016-03-29 (주)코사플러스 위치감지센서를 이용한 감속기 과부하차단기능을 갖는 전동밸브장치
WO2017079858A1 (zh) * 2015-11-10 2017-05-18 石丽 光源升降数据检测装置
JP2017180752A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社キッツ 電動弁制御装置および電動弁制御方法並びに電動弁

Also Published As

Publication number Publication date
JP4776409B2 (ja) 2011-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4776409B2 (ja) 電動バルブ
JP6338265B2 (ja) 噛み込み検知機能付きバルブ用電動アクチュエータ
JP5780896B2 (ja) 電動工具
JP4818847B2 (ja) モータ制御装置
JP5277301B2 (ja) モータ制御装置
JP2013162701A (ja) 直流電動モータ制御装置
JP2007306758A (ja) 電力変換装置
JP6238281B2 (ja) 噛み込み検知機能付きバルブ用電動アクチュエータとその異常検知方法
JP4681953B2 (ja) 電子制御ユニットによるインバータ制御装置
JP5993610B2 (ja) 電動アクチュエータ
JP2007053894A (ja) モータ制御装置
JP2010081664A (ja) 電動機制御装置およびそれを用いた空気調和機
JP4575016B2 (ja) 電動アクチュエータとそのアクチュエータを用いた電動弁
JP2008151240A (ja) 電動制御弁及び電動アクチュエータ
JP6543673B2 (ja) 中心型バタフライバルブ
JP2009214819A (ja) 表示パネルの駆動装置
JP2013200046A (ja) 風呂給湯システムおよび三方弁駆動装置
JP2005349932A (ja) 転てつ機の開通確認装置および転てつ機
JP5305527B2 (ja) 建築用電動開閉装置
JP5273582B2 (ja) サーボモータの制御方法
JP2007206479A (ja) カメラ装置
JP5997497B2 (ja) 電動アクチュエータ
KR102548556B1 (ko) 처리액 공급 장치 및 처리액 공급 장치의 제어 방법
JP3699939B2 (ja) バルブ用ポジショナ
JP5997498B2 (ja) 電動アクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4776409

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250