JP5997498B2 - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Description

この発明は、バルブやダンパなどの操作端を駆動する電動アクチュエータに関するものである。
従来より、空調設備では、その冷温水配管に設けられるバルブの開閉動作やダクト内を通って空調エリアに供給される調和空気の風量を加減するダンパの開度調整動作を行わせるために電動アクチュエータが用いられている。
この種の通常の電動アクチュエータは、電動アクチュエータの内部にモータを備え、空調用コントローラからの制御指令に応じて、バルブやダンパなどの操作端の開度を設定開度とするように動作する。
このような電動アクチュエータでは、供給されている電源に停電が生じると、操作端の開度は停電直前の動作開度のままとなり、もはや適切な開度制御が行われなくなる。
そこで、電動アクチュエータに供給されている電源が停電となった場合に、所定開度(例えば、全閉)に強制的に動作させ、電源が再び通常状態に復帰するまで、その所定開度を維持するタイプの電動アクチュエータも提案され、既に存在する。以下、このようなタイプの電動アクチュエータを緊急遮断機能付き電動アクチュエータと呼ぶ。
現在、緊急遮断機能付き電動アクチュエータとしては具体的には2タイプ提案されており、1つのタイプはスプリングリターン型、もう1つのタイプは2次電源駆動型と称されている。
スプリングリターン型電動アクチュエータは、電動アクチュエータの駆動軸に対して全閉状態を維持するように付勢されるリターンスプリングを搭載し、電源が供給されている場合はこのリターンスプリングの付勢力に抗して駆動モータを駆動させてバルブやダンパなどの操作端の開度を調整し、停電が生じた場合にはリターンスプリングの付勢力によってバルブやダンパなどの操作端を強制的に所定開度に動作させる。
一方、2次電源駆動型電動アクチュエータは、2次電池や電気二重層コンデンサ等で構成される蓄電体を搭載し、電源が供給されているときは、この電源でモータを駆動させてバルブやダンパなどの操作端の開度を調整し、停電が生じた場合には蓄電体を動作電源とし、モータを駆動させてバルブやダンパなどの操作端を強制的に所定開度に動作させる。
ところで、このような2つのタイプの緊急遮断機能付き電動アクチュエータ同士を比較すると、スプリングリターン型は、リターンスプリングの付勢力が通常時のモータ駆動に対して抵抗として働くので、その抵抗に打ち勝つためにトルクの大きなモータを使用しなくてはならず、電動アクチュエータの大型化・重量化・コストアップをもたらすという短所を持つ。
これに対して、2次電源駆動型は、スプリングリターン型のような短所を有さず、また近年、蓄電体である2次電池や電気二重層コンデンサの容量の改善などもあって、2次電源駆動型電動アクチュエータが有利になりつつある。
図11に、例えば特許文献1に記載された電動遮蔽弁のモータ駆動回路を示す。同図において、1は商用電源、2は電源スイッチ、3は交流電圧を規定の直流電圧に変換する定電圧回路、4はリレー、5はモータ(DCモータ)、6は開側リミットスイッチ、7は閉側リミットスイッチ、8,9はリレー4の接点(リレー接点)、10は蓄電体(電気二重層コンデンサ)、11はダイオード、12は抵抗である。
このモータ駆動回路では、電源スイッチ2をオンとすると、定電圧回路3から直流電圧が出力され、リレー4が励磁され、リレー接点8,9がそれぞれ端子8a,9a側に切り換わる。このとき、モータ5が中間開度の状態にあり、開側リミットスイッチ6が端子6a側にあり、閉側リミットスイッチ7が端子7a側にあるとする。また、開度指令として、全開指令を受けているものとする。
すると、モータ5が回転し、弁が開方向へ駆動される。そして、開側リミットスイッチ6が作動して、端子6b側に切り換わると、すなわち弁が全開となると、モータ5が停止する。一方、蓄電体10は、抵抗12を介して充電される。
この状態で、例えば停電などが発生し、定電圧回路3からの直流電圧の出力がなくなると、リレー4の励磁が解けて、リレー接点8,9がそれぞれ端子8b,9b側に切り換わる。このとき、蓄電体10に蓄えられている電力がダイオード11と閉側リミットスイッチ7を通じ、モータ5に供給され、モータ5が逆回転し、弁が閉方向に駆動される。そして、閉側リミットスイッチ7が作動して、端子7b側に切り換わると、すなわち弁が全閉となると、モータ5が停止する。
特開平11−101359号公報 特許第4774207号公報
しかしながら、図11に示されたモータ駆動回路では、メンテナンス時、電源スイッチ2をオフとし、弁開度を全閉以外の任意の位置に保持したいような場合があり、このような場合、蓄電体10に蓄電された電力を放電する必要が生じる。
すなわち、メンテナンスに際して電源スイッチ2をオフとすると、停電と同様な状態が発生し、蓄電体10に蓄えられている電力によってモータ5が強制的に駆動され、弁が全閉とされる。このような状態で、全閉状態の弁を開方向へ動かそうとすると、閉側リミットスイッチ7が端子7a側に切り換わり、モータ5への蓄電体10からの電力の供給が再開され、モータ5が弁を全閉状態に戻そうとする。
したがって、メンテナンス時、電源スイッチ2をオフとし、弁開度を全閉以外の任意の位置に保持したいような場合、モータ5が弁を全閉状態に戻そうとしなくなるまで、蓄電体10に蓄電されている電力を放電しなければならない。このため、放電終了まで作業に待ち時間が発生するとともに、放電した分の電力が無駄となってしまう。
なお、特許文献2には、充電電源(蓄電体)とアクチュエータ(モータ)との間にスイッチ手段と電源監視手段を設け、電源監視手段が停電を検出するとスイッチ手段をオンにして充電電源とアクチュエータとを接続し、その接続された充電電源によりアクチュエータが作動して閉弁すると、スイッチ手段をオフにして充電電源とアクチュエータとの接続を断って、開閉用のハンドルでもって弁を開放できるようにした遮断弁が示されている。
この特許文献2に示された技術を適用して考えられるモータ駆動回路を図12に示す。このモータ駆動回路では、特許文献2に示されたスイッチ手段に相当する構成としてスイッチ13を設け、電源監視手段に相当する構成として電源監視部14を設けている。電源監視部14は停電を検出してスイッチ13をオンとする。
この図12に示された構成では、メンテナンスに際して電源スイッチ2をオフとすると、リレー接点8,9が端子8b,9b側に切り換わるとともに、電源監視部14によってスイッチ13がオンとされ、蓄電体10に蓄えられている電力がダイオード11と閉側リミットスイッチ7とスイッチ13を通じ、モータ5に供給される。これにより、モータ5が逆回転し、弁が閉方向に駆動される。そして、閉側リミットスイッチ7が作動して、端子7b側に切り換わると、すなわち弁が全閉となると、モータ5が停止する。また、弁が全閉となると、スイッチ13がオフとされる。
このスイッチ13は、一旦オフとされると、弁の開閉状態に拘わらず、オフの状態を維持する。これにより、手動によるハンドル操作で弁の開放動作を行った際に、閉側リミットスイッチ7が作動して端子7a側に切り換わっても、蓄電体10に蓄えられている電力がモータ5に供給されることがない。このため、蓄電体10に蓄電されている電力を放電しなくても、手動による弁の開放動作が可能となる。
しかしながら、この構成では、メンテナンスの終了後、通常の使用状態へ復帰させるために、スイッチ13をオンとする必要があるが、スイッチ13のオンへの復帰作業(通常使用状態への復帰作業)を手動にすると、復帰作業を失念する可能性がある。また、タイマ手段を設け、タイマ手段の計時に基づいて、閉弁後のスイッチ13を所定時間経過後にオンとすることが考えられるが、弁を手動開閉できる時間が限られてしまうという問題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、蓄電体に蓄電された電力をすべて放電することなく、また通常使用状態への復帰作業を失念することなく、時間の制約を受けずに、メンテナンスを行うことが可能な電動アクチュエータを提供することにある。
また、外部電源を遮断しなくても、すなわち通電状態のまま、メンテナンスを行うことが可能な電動アクチュエータを提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、外部電源からの電力の供給を受けて操作端を駆動するモータと、外部電源からの電力の供給を受けて充電される蓄電体とを備え、外部電源の遮断時に蓄電体に蓄えられている電力によってモータを強制的に駆動し、このモータによって駆動される操作端が所定の開度に達したことを検出して、蓄電体からのモータへの電力の供給を遮断する電動アクチュエータにおいて、外部電源および蓄電体からのモータへの電力の共通の供給通路に設けられ、操作者からの指示に応じてモータへの電力の共通の供給通路を開とするスイッチ手段と、外部電源からの電力の供給を受けて動作し、モータへの電力の共通の供給通路に設けられているスイッチ手段を閉とするリセット手段と、操作者からの指示に応じて、指示された時間あるいは所定の時間の間、外部電源からの電力をリセット手段に供給する復帰手段と、外部電源の遮断が復旧された場合、リセット手段への外部電源からの電力の供給を所定の遅延時間の経過後に遮断する手段とを備えることを特徴とする。
本発明において、外部電源および蓄電体からのモータへの電力の共通の供給通路にはスイッチ手段が設けられている。このスイッチ手段は通常使用状態では閉とされている。操作者は、メンテナンスを行いたい場合、スイッチ手段を開とする。これにより、外部電源および蓄電体からのモータへの電力の共通の供給通路が開とされ、モータが現在位置で停止する。これにより、外部電源を遮断しなくても、すなわち通電状態のまま、操作端を手動で所望の開度まで動かして、メンテナンスを行うことが可能となる。この場合、蓄電体に蓄電されている電力は消費されない。
本発明では、メンテナンスの終了後、復帰手段を作動させると、操作者から指示された時間あるいは所定の時間の間、外部電源からの電力がリセット手段に供給されて、外部電源および蓄電体からのモータへの電力の共通の供給通路に設けられているスイッチ手段が閉とされる。これにより、スイッチ手段が開から閉に切り換わり、通常使用状態へ復帰する。リセット手段には、復帰手段の作動時のみ、外部電源からの電力が供給される。このため、スイッチ手段の閉状態はリセット手段によって保持されることがなく、外部電源が供給されている状態であっても、スイッチ手段を閉として、メンテナンスを行うことが可能となる。
また、スイッチ手段が通常使用状態に復帰すると、モータへの外部電源の供給が開始される。この場合、復帰手段によってモータへの再通電とスイッチ手段の開から閉への切り換えとを同時に行わせるようにしているので、スイッチ手段の通常使用状態への復帰作業を失念することがなくなる。また、復帰手段を作動させるまで、操作端を手動で操作することが可能であり、時間の制約を受けることもない。
本発明において、復帰手段は、接点がオンとされている間、外部電源からの電力をリセット手段に供給する接点自動復帰型の操作スイッチとしてもよく、手動でセットされた時間の経過後、外部電源からの電力をリセット手段に所定の時間のあいだ供給するタイマとしてもよい。このようなタイマを用いると、メンテナンス前にタイマにあらかじめ時間をセットし、このセットした時間の経過後にリセット手段を作動させて、スイッチ手段を閉とし、通常使用状態へ復帰させるようにすることが可能となる。
本発明によれば、外部電源および蓄電体からのモータへの電力の共通の供給通路にスイッチ手段を設け、このスイッチ手段を操作者からの指示に応じて開とする一方、外部電源からの電力の供給を受けて動作するリセット手段と、操作者からの指示に応じて、指示された時間あるいは所定の時間の間、外部電源からの電力をリセット手段に供給する復帰手段とを設けるようにしたので、スイッチ手段を開とすると、外部電源および蓄電体からのモータへの電力の共通の供給通路が開とされ、モータが現在位置で停止し、外部電源を遮断しなくても、すなわち通電状態のまま、操作端を手動で所望の開度まで動かして、メンテナンスを行うことが可能となる。この場合、蓄電体に蓄電されている電力は消費されず、また通常使用状態への復帰作業を失念することなく、メンテナンスを行うことが可能となる。
本発明に係る電動アクチュエータの一実施の形態(実施の形態1)の要部を示す回路図である。 この電源アクチュエータの電源スイッチオン時の動作を説明する図である。 この電源アクチュエータの停電時の動作を説明する図である。 この電源アクチュエータの方式1でのメンテナンスに際する電源スイッチオフ時の動作を説明する図である。 この電源アクチュエータの方式1でのメンテナンスに際するメンテナンスモードへの移行状態を示す図である。 この電源アクチュエータの方式1でのメンテナンスの終了に際して電源スイッチをオンとした状態を示す図である。 この電源アクチュエータの方式2でのメンテナンスに際するメンテナンスモードへの移行状態を示す図である。 この電源アクチュエータのメンテナンスの終了に際して接点自動復帰型の操作スイッチをオンとした状態を示す図である。 本発明に係る電動アクチュエータの他の実施の形態(実施の形態2)の要部を示す回路図である。 実施の形態2の電動アクチュエータにおいてLED(発光ダイオード)を設けてセットコイルが動作したことを知らせるようにした例を示す図である。 特許文献1に記載された電動遮蔽弁のモータ駆動回路を示す図である。 特許文献2に示された技術を適用して考えられるモータ駆動回路を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1はこの発明に係る電動アクチュエータの一実施の形態(実施の形態1)の要部を示す回路図である。同図において、21は商用電源、22は電源スイッチ、23は交流電圧を規定の直流電圧に変換する定電圧回路、24はリレー、25はバルブやダンパなどの操作端(図示せず)を駆動するモータ(DCモータ)、26は開側リミットスイッチ、27は閉側リミットスイッチ、28,29はリレー24の接点(リレー接点)、30は蓄電体(電気二重層コンデンサ)、31は本発明でいうスイッチ手段に相当するリセット機能付きスイッチ、32は本発明でいうリセット手段に相当するリセットコイル、33は遅延回路、34は接点制御部、35は接点制御部34によって制御される接点、36は接点自動復帰型の操作スイッチ、37は手動でセットされた時間の経過後、所定の時間のあいだオンとなるタイマ、Tr1はトランジスタ、R1,R2は抵抗である。
この電動アクチュエータ100において、モータ25のそれぞれの端子は、リレー接点28のコモン端子28cおよびリレー接点29のコモン端子29cに接続されている。また、リレー接点28の常開接点端子28aは開側リミットスイッチ26の端子26aに接続され、リレー接点28の常閉接点端子28bは閉側リミットスイッチ27の端子27aに接続されている。また、リレー接点29の常閉接点端子29bは開側リミットスイッチ26のコモン端子26cとともにリセット機能付きスイッチ31を介して蓄電体30の一端に接続され、リレー接点29の常開接点端子29aは閉側リミットスイッチ27のコモン端子27cとともに蓄電体30の他端に接続されている。
蓄電体30の一端はトランジスタTr1および抵抗R1を介して定電圧回路23からの直流電圧の出力ラインL1に接続され、蓄電体30の他端は定電圧回路23からの直流電圧の出力ラインL2に接続されている。抵抗R2は定電圧回路23からの直流電圧の出力ラインL1とトランジスタTr1のベースとの間に接続されている。リレー24は定電圧回路23からの直流電圧の出力ラインL1とL2との間に接続されている。
遅延回路33は、RCフィルタなどで構成され、接点制御部34への電力の供給タイミングを所定時間遅延させる。接点制御部34は、例えばリレーのコイルとされ、接点35のオン/オフを制御する。接点35は、コモン端子35cと、a接点端子35aと、b接点端子35bとを備え、通常はコモン端子35cとb接点端子35bとがオンとされており、遅延回路33を介する電力の供給を受けて接点制御部34が動作すると、コモン端子35cとa接点端子35aとがオンとされる。この例では、コモン端子35cとb接点端子35bとがオンとされた状態が接点35のオン状態、コモン端子35cとa接点端子35aとがオンとされた状態が接点35のオフ状態となる。
接点35のコモン端子35cは定電圧回路23からの直流電圧の出力ラインL1に接続され、接点35のb接点端子35bはリセットコイル32の一端に接続されている。リセットコイル32の他端は定電圧回路23からの直流電圧の出力ラインL2に接続されている。また、接点35に並列に、接点自動復帰型の操作スイッチ36とタイマ37が接続されている。リセットコイル32は、通電付勢されると、リセット機能付きスイッチ31を閉とする。リセット機能付きスイッチ31は、リセットコイル32が通電付勢されていない場合、手動操作によって開とすることができ、リセットコイル32が通電付勢されるまでその開とされた状態を保つ。
なお、この例において、電源スイッチ22は電動アクチュエータ100の構成要素として設けられているが、電動アクチュエータ100の外部にあってもよい。また、図1には示していないが、モータ25が駆動されないときに操作端の開度を操作可能な手動開度操作手段として、開閉用のハンドルなどが設けられている。また、接点制御部34は、リレーのコイルの他、トランジスタのベースなどとすることも考えられる。また、接点35もリレーの接点の他、トランジスタのエミッタ−コレクタとすることも考えられる。
この電動アクチュエータ100では、電源スイッチ22をオンとすると、定電圧回路23から直流電圧が出力され、リレー24が励磁され、リレー接点28,29がそれぞれ常開接点端子28a,29a側に切り換わる。このとき、モータ25が中間開度の状態にあり、開側リミットスイッチ26が端子26a側にあり、閉側リミットスイッチ27が端子27a側にあるとする。また、開度指令として、全開指令を受けているものとする。
すると、図2に示す矢印の経路で電流が流れ、モータ25が矢印A方向へ回転し、操作端が開方向へ駆動される。そして、開側リミットスイッチ26が作動して、端子26b側に切り換わると、すなわち操作端が全開となると、モータ25が停止する。一方、蓄電体30は、抵抗R1,トランジスタTr1を介する電流の供給を受けて充電される。
また、リセット機能付きスイッチ31は、リセットコイル32が通電付勢されることから、閉状態とされる。この閉とされた状態がリセット機能付きスイッチ31の通常使用状態である。なお、リセットコイル32の通電付勢は、接点制御部34が遅延回路33での所定の遅延時間Tの経過後に接点35をオフとすることによって解除される。これにより、リセット機能付きスイッチ31は手動で開とすることが可能な状態とされる。
〔停電時の緊急遮断〕
この状態で、停電が発生し、すなわち外部電源が遮断され(図3参照)、定電圧回路23からの直流電圧の出力がなくなると、リレー24の励磁が解けて、リレー接点28,29がそれぞれ常閉接点端子28b,29b側に切り換わる。このとき、蓄電体30に蓄えられている電力によって、図3に示す矢印の経路で電流が流れ、モータ25が矢印B方向へ回転(逆回転)し、操作端が閉方向へ駆動される。そして、閉側リミットスイッチ27が作動して、端子27b側に切り換わると、すなわち操作端が全閉となると、モータ25が停止する。一方、停電によって接点制御部34への電力の供給が断たれることから、接点35はオンとされる。
〔メンテナンス〕
本実施の形態では、メンテナンスモード(後述)に移行する方式として、2つの方式がある。1つは、電源スイッチ22をオフとしてからメンテナンスモードに移行する方式、もう1つは、電源スイッチ22をオンとしたままメンテナンスモードに移行する方式である。以下、電源スイッチ22をオフとしてからメンテナンスモードに移行する方式を方式1、電源スイッチ22をオンとしたままメンテナンスモードに移行する方式を方式2として、両方の方式について説明する。方式2では、メンテナンスモードに移行した後、電源スイッチ22をオフとしなくてもメンテナンスを行うことが可能である。
〔方式1:電源スイッチをオフとしてからメンテナンスモードに移行する方式〕
メンテナンスに際して電源スイッチ22をオフとすると(図4参照)、停電と同様な状態が発生し、定電圧回路23からの直流電圧の出力がなくなる。これにより、上述した「停電時の緊急遮断」と同様にして、図4に示す矢印の経路で電流が流れ、モータ25が矢印B方向へ回転(逆回転)し、操作端が閉方向へ駆動される。そして、閉側リミットスイッチ27が作動して、端子27b側に切り換わると、すなわち操作端が全閉となると、モータ25が停止する。
この場合、接点制御部34への電力の供給が断たれることから、接点35はオンとされる。しかし、接点35がオンとされても、電源スイッチ22がオフとされているので、リセットコイル32の通電付勢は行われない。したがって、リセット機能付きスイッチ31は、手動で開とすることが可能な状態を維持する。
次に、操作者は、リセット機能付きスイッチ31を手動で開とする(図5参照)。リセット機能付きスイッチ31が開とされた状態をメンテナンスモードと呼ぶ。すなわち、この方式1では、電源スイッチ22をオフとした後、リセット機能付きスイッチ31を手動で開とすることにより、電動アクチュエータ100をメンテナンスモードに移行させる。
このメンテナンスモードでは、手動によるハンドル操作で操作端の開放動作を行った際、閉側リミットスイッチ27が作動して端子27a側に切り換わっても、蓄電体30に蓄えられている電力がモータ25に供給されることがない。これにより、蓄電体30に蓄電されている電力を放電しなくても、手動による操作端の開放動作が可能となる。
〔メンテナンスの終了〕
メンテナンスの終了後、電源スイッチ22をオンとすると、すなわち外部電源を復旧し、再通電を実施すると(図6参照)、定電圧回路23からの直流電圧を受けてリセットコイル32が動作し、リセット機能付きスイッチ31を閉とする。
これにより、メンテナンスの終了後、再通電を実施した時点で、リセット機能付きスイッチ31が自動的に開から閉に切り換わり、通常使用状態へ自動復帰する。これにより、通常使用状態への復帰作業を失念することがなくなる。また、再通電を実施するまで、操作端を手動で操作することが可能であり、時間の制約を受けることもない。
また、電源スイッチ22をオンとすると、定電圧回路23からの直流電圧を受けてリレー24が動作し、リレー接点28,29がそれぞれ常開接点端子28a,29a側に切り換わる。これにより、メンテナンス時に操作端の開度を全閉以外の任意の位置に保持した状態から、操作端の開度の制御動作が再開される。
また、リセットコイル32の通電付勢は、接点制御部34が遅延回路33での所定の遅延時間Tの経過後に接点35をオフとすることによって解除される。これにより、リセット機能付きスイッチ31が手動で開とすることが可能な状態とされる。
〔方式2:電源スイッチをオンとしたままメンテナンスモードに移行する方式〕
操作者は、メンテナンスを行いたい場合、電源スイッチ22をオンとしたまま、リセット機能付きスイッチ31を手動で開とする(図7参照)。
この場合、接点制御部34への電力の供給が続けられていることから、接点35はオフとされている。したがって、リセットコイル32の通電付勢は行われておらず、リセット機能付きスイッチ31を手動で開とすることができる。
リセット機能付きスイッチ31が開とされると、定電圧回路23および蓄電体30からのモータ25への電力の共通の供給通路が開とされた状態となり、メンテナンスモードへ移行する。この場合、定電圧回路23からも蓄電体30からもモータ25への電力の供給が行われないので、モータ25は現在位置で停止する。
すなわち、この方式2では、電源スイッチ22をオンとしたまま、リセット機能付きスイッチ31を手動で開とすることにより、電動アクチュエータ100を即座にメンテナンスモードに移行させる。メンテナンスモードへの移行後は、電源スイッチ22をオフとしなくても、手動によるハンドル操作で操作端を動かして、メンテナンスを行うことが可能となる。
この方式2では、方式1のように、蓄電体30に蓄えられている電力によってモータ25を強制的に駆動させて、操作端を所定の開度まで駆動させる必要もない。また、モータ25は現在位置で停止する。
〔メンテナンスの終了〕
〔操作スイッチで復帰〕
メンテナンスの終了後、接点自動復帰型の操作スイッチ36をオンとすると(図8参照)、定電圧回路23からの直流電圧を受けてリセットコイル32が動作し、リセット機能付きスイッチ31を閉とする。
これにより、メンテナンスの終了後、接点自動復帰型の操作スイッチ36をオンとした時点で、リセット機能付きスイッチ31が開から閉に切り換わり、通常使用状態へ復帰する。これにより、モータ25への定電圧回路23からの電力の供給が開始され、メンテナンス時に操作端の開度を全閉以外の任意の位置に保持した状態から、操作端の開度の制御動作が再開される。
この場合、接点自動復帰型の操作スイッチ36によって、モータ25への再通電とリセット機能付きスイッチ31の開から閉への切り換えとが同時に行われるので、リセット機能付きスイッチ31の通常使用状態への復帰作業を失念することがなくなる。また、接点自動復帰型の操作スイッチ36をオンとするまで、操作端を手動で操作することが可能であり、時間の制約を受けることもない。
接点自動復帰型の操作スイッチ36は、操作者が押している間だけオンとなり、押すのを止めると自動でオフの状態に復帰する。このため、リセットコイル32は、接点自動復帰型の操作スイッチ36をオンとしている間のみ通電付勢され、その後は通電付勢が解除される。これにより、リセット機能付きスイッチ31は、手動で開とすることが可能な状態に戻される。
〔タイマにて時限で復帰〕
リセット機能付きスイッチ31は、タイマ37によって時限で、通常使用状態へ復帰させることも可能である。この場合、メンテナンス前にタイマ37にあらかじめ時間をセットし、このセットした時間の経過後にリセットコイル32を作動させて、リセット機能付きスイッチ31を閉とし、通常使用状態へ復帰させる。
タイマ37は、手動でセットされた時間の経過後、所定の時間のあいだオンとなる。このため、リセットコイル32は、タイマ37がオンとなっている間のみ通電付勢され、その後は通電付勢が解除される。これにより、リセット機能付きスイッチ31は、手動で開とすることが可能な状態に戻される。
〔実施の形態2〕
上述した実施の形態1の電動アクチュエータ100では、定電圧回路23および蓄電体30からのモータ25への電力の共通の供給通路にリセット機能付きスイッチ31を設けるようにしたが、実施の形態2では、図9に示すように、ラッチングリレーの接点(ラッチングリレー接点)38を設けるようにする。そして、ラッチングリレーのリセットコイル39とセットコイル40とを設け、ラッチングリレー接点38をリセットコイル39の通電付勢によって閉とするようにし、セットコイル40の通電付勢によって開とするようにする。
セットコイル40は、蓄電体30の一端と他端との間に接続し、セットコイル40と蓄電体30の一端との接続ラインには接点自動復帰スイッチ41を接続する。また、必要に応じて、電池パック42をセットコイル32に対して並列に接続する。電池パック42は、電池BTとスイッチSW1とを直列に接続した回路構成とされている。
この実施の形態2の電動アクチュエータ200でも、電源スイッチをオフとしてからメンテナンスモードに移行する方式1と、電源スイッチをオンとしたままメンテナンスモードに移行する方式2との2つの方式でメンテナンスを行うことが可能である。
方式1では、電源スイッチ22をオフとし、蓄電体30によって操作端を全閉とした後、接点自動復帰スイッチ41をオンとする。この接点自動復帰スイッチ41は、操作者が押している間だけオンとなり、押すのを止めると自動でオフの状態に復帰する。接点自動復帰スイッチ41がオンとなると、セットコイル40が蓄電体30からの電力の供給を受けて通電付勢され、ラッチングリレー接点38が開とされる。
なお、蓄電体30に電力がたまっておらず、接点自動復帰スイッチ41をオンとしてもセットコイル40が通電付勢されない場合には、電池パック42をセットコイル40に対して並列に接続し、スイッチSW1をオンとして、電池BTからの電力をセットコイル40へ与え、ラッチングリレー接点38を開とする。
方式2では、電源スイッチ22をオンとしたまま、接点自動復帰スイッチ41をオンとする。この場合、接点制御部34への電力の供給が続けられていることから、接点35はオフとされている。したがって、リセットコイル39の通電付勢が行われておらず、ラッチングリレー接点38をセットコイル40によって開とすることが可能な状態である。
接点自動復帰スイッチ41は、操作者が押している間だけオンとなり、押すのを止めると自動でオフの状態に復帰する。接点自動復帰スイッチ41がオンとなると、セットコイル40が定電圧回路23からの電力の供給を受けて通電付勢され、ラッチングリレー接点38が開とされる。
なお、図10に示すように、セットコイル40に対して並列にLED(発光ダイオード)43を接続し、セットコイル40が動作したことを知らせるようにしてもよい。すなわち、例えば、方式1において、蓄電体30に電力がたまっていれば、接点自動復帰スイッチ41をオンとした時、セットコイル40への蓄電体30からの電力の供給に伴ってLED43への給電が行われ、LED43が発光し、リセット機能付きスイッチ31が開とされたことを知らせる。
LED43が発光しなかった場合、蓄電体30に電力がたまっていないと判断し、電池パック42をセットコイル40に対して並列に接続し、スイッチSW1をオンとして、電池BTからの電力をセットコイル40へ与え、ラッチングリレー接点38を開とする。この際、セットコイル40への電池パック42からの電力の供給に伴ってLED43への給電が行われ、LED43が発光し、ラッチングリレー接点38が開とされたことを知らせる。
なお、上述した実施の形態では、スイッチ手段としてリセット機能付きスイッチ31やラッチングリレー接点38を用い、リセット手段としてリセットコイル32や39を用いるようにしたが、このようなものに限られるものではない。
すなわち、スイッチ手段は、操作者からの指示に応じて蓄電体30からのモータ25への電力の供給通路を開とすることができるものであればよく、リセット手段は、外部電源の遮断が復旧された場合、その外部電源からの電力の供給を受けて動作し、蓄電体30からのモータ25への電力の供給通路に設けられているスイッチ手段を閉とすることができるものであればよく、どのような形態のものでも構わない。
また、LED43に代えてブザーなどを設けてもよく、人間の五感にて感知できる素子であれば、どのようなものであってもよい。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
21…商用電源、22…電源スイッチ、23…定電圧回路、24…リレー、25…モータ(DCモータ)、26…開側リミットスイッチ、27…閉側リミットスイッチ、28,29…リレー接点、30…蓄電体(電気二重層コンデンサ)、31…リセット機能付きスイッチ、32…リセットコイル、33…遅延回路、34…接点制御部、35…接点、36…接点自動復帰型の操作スイッチ、37…タイマ、38…ラッチングリレー接点、39…ラッチングリレーのリセットコイル、40…ラッチングリレーのセットコイル、41…接点自動復帰スイッチ、42…電池パック、43…LED(発光ダイオード)、100,200…電動アクチュエータ。

Claims (3)

  1. 外部電源からの電力の供給を受けて操作端を駆動するモータと、前記外部電源からの電力の供給を受けて充電される蓄電体とを備え、前記外部電源の遮断時に前記蓄電体に蓄えられている電力によって前記モータを強制的に駆動し、このモータによって駆動される操作端が所定の開度に達したことを検出して、前記蓄電体からの前記モータへの電力の供給を遮断する電動アクチュエータにおいて、
    前記外部電源および前記蓄電体からの前記モータへの電力の共通の供給通路に設けられ、操作者からの指示に応じて前記モータへの電力の共通の供給通路を開とするスイッチ手段と、
    前記外部電源からの電力の供給を受けて動作し、前記モータへの電力の共通の供給通路に設けられている前記スイッチ手段を閉とするリセット手段と、
    操作者からの指示に応じて、指示された時間あるいは所定の時間の間、前記外部電源からの電力を前記リセット手段に供給する復帰手段と
    前記外部電源の遮断が復旧された場合、前記リセット手段への外部電源からの電力の供給を所定の遅延時間の経過後に遮断する手段と
    を備えることを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 請求項1に記載された電動アクチュエータにおいて、
    前記復帰手段は、接点がオンとされている間、前記外部電源からの電力を前記リセット手段に供給する接点自動復帰型の操作スイッチである
    ことを特徴とする電動アクチュエータ。
  3. 請求項1に記載された電動アクチュエータにおいて、
    前記復帰手段は、
    手動でセットされた時間の経過後、前記外部電源からの電力を前記リセット手段に所定の時間のあいだ供給するタイマである
    ことを特徴とする電動アクチュエータ。
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