JP6681536B2 - 換気装置 - Google Patents

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本発明は、室内空気を換気する換気装置に関するものである。
従来、室内の空気を排出するために、室内の吸込口から室外の排気口にかけて壁を貫通した排気ダクトを通じて室内の換気を行う小型の換気装置が用いられている。このような小型の換気装置には、吸込口にシャッターが設けられている。このシャッターは換気装置を停止しているときに、外から風が入ることを防ぐために使用している。
そして、シャッターを開閉する駆動力としてはソレノイドが使用されている。ソレノイドとは、電磁力を利用して電気エネルギーを機械運動に変換する機能部品である。従来の換気装置においては、シャッター本体に連結した可動部をソレノイドのON/OFFに連動して動作させて、シャッターを開閉させている。
ソレノイドには直流駆動と交流駆動の2種類があり、小型の換気装置には、シャッターの開閉に必要とされる駆動力もストロークも小さいもので十分であるため、駆動力もストロークも小さく、異常発熱の恐れが無い直流タイプのソレノイドが使用される。直流ソレノイドを用いた場合には、換気装置の電源回路は、ソレノイド駆動用の電源回路と、送風機のON/OFF制御を行う制御回路用の2つの電源回路から構成される。(例えば、特許文献1参照)。
このような換気装置はそれ自体が小型であるため、換気通風路を可能な限り確保できるように、シャッター構成は省スペースのソレノイドと必要最低限の動作を行うだけの制御回路で構成されている。
なお、シャッターを開状態にする際にはソレノイドに大きな始動トルクが必要となり、開状態を保持する際には始動トルクよりも小さな保持トルクでよい。つまり、簡易な電気回路の構成では、シャッターの開状態を保持する際にも本来必要ではない始動トルクを確保するため、ソレノイドに始動電圧を印加して保持を行う。
このような小型の換気装置では、換気を行うために利用される消費電力に対してソレノイドの消費電力の割合が大きくなる。このため、電気回路の半導体スイッチによって電力ロスを発生させることにより、ソレノイドに印加される電圧を始動電圧から保持電圧に切り替えることで、ソレノイドで消費される消費電力と発熱を低減させている(例えば、特許文献2)。
特開2008−39313号公報 特開2008−089248号公報
このような従来の換気装置は、電子回路で電力ロスを発生させることにより、ソレノイドの消費電力や発熱を抑制するように構成していたが、半導体スイッチでの直流高電圧から直流低電圧に切り替える際に半導体スイッチに掛かる電力ドロップは損失が大きくなる。そのため、ソレノイドの消費電力や発熱は抑制できても、半導体スイッチの電力ロスは大きくなる。また半導体スイッチの発熱緩和のため、表面積の大きな半導体スイッチか別途放熱機構を設ける必要があり、換気装置全体の消費電力低減と電子回路の小型化の課題となっていた。
また、従来の換気装置は、使用者が届かないような高所に設置されることが多く、換気装置を起動停止するためのスイッチは、住宅の壁面で使用者が操作しやすい高さに設置される。すなわち、換気装置本体と起動停止用のスイッチは離れた場所に設置されることが多い。このような換気装置では、換気装置本体を掃除する際には、換気装置とは離れた場所に設けられた起動停止用スイッチを操作した後に、換気装置の掃除を行わなければならない。この手間を減らすために、換気装置本体に一時停止用のスイッチ(以降、入力スイッチ)が設けられる。この入力スイッチは、換気装置本体において操作でき、換気装置を掃除するときに、換気装置の設置場所で操作ができることになる。
入力スイッチとして、商用電源を入り切りするスイッチを用いると、換気装置の大型化につながる。そのため、小型の換気装置の入力スイッチには、低圧直流電圧の制御回路へのスイッチ入力を利用している。すなわち、入力スイッチの入力を制御回路に認識させ、送風機を停止してシャッターを閉じて一次停止動作を行っている。一時停止を終了すると
きには、再度入力スイッチを操作(ON)して、運転を再開するものである。一時停止動作を行うにあたっては、シャッターを閉じるために、ソレノイドに0Vを印加してソレノイドの励磁を解消していた。一方、制御回路は、入力スイッチの操作入力を常に認識できなければならないため、一時停止の間も、制御回路の動作電圧以上の電圧が常に印加されていた。
このように従来の換気装置では、スイッチによる一時停止動作時に、ソレノイドへの印加電圧は0Vとし、制御回路の印加電圧は常に動作電圧以上を維持していた。このため、ソレノイドの電源回路と制御回路の電源回路の出力を共通の出力として使用することができず個別に用意する必要があり、装置の大型化、高コスト化の要因となっていた。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、ソレノイドと制御回路の電源回路の共用化し、小型かつ安価な換気装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明に係る換気装置は、送風機と、前記送風機を駆動する駆動部と、前記送風機の通風路を開閉するシャッターと、電圧Aに対応するデューティAまたは前記電圧Aよりも低い電圧Bに対応するデューティBを出力するデューティ出力部と、入力された交流電圧を直流に変換する直交変換回路と、前記直交変換回路が出力した直流電圧を前記デューティ出力部からのデューティに基づいて降圧する降圧部と、前記電圧Aを受けて前記シャッターを開状態とし前記電圧Bを受けて前記シャッターの開状態を維持するソレノイドと、前記電圧Aを入力してコンデンサの充電を開始し所定の時間経過後に前記充電が満了した旨を出力する遅延部とを備え、前記デューティ出力部は、前記遅延部からの充電が満了した旨の出力を受けるまでは前記デューティAを前記降圧部に出力し、前記遅延部からの充電が満了した旨の出力を受けて前記デューティBを前記降圧部に出力するものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、ソレノイドと制御回路の電源回路の共用化し、小型かつ安価な換気装置を提供できる。
本発明の実施の形態1に係る換気装置の配置構成図 本発明の実施の形態1に係る換気装置の部品構成図 本発明の実施の形態1に係る換気装置の電気回路構成図 本発明の実施の形態1に係る電気回路の回路動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係る電気回路の回路動作を示すチャート 本発明の実施の形態1に係る電気回路の回路動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係る電気回路の回路動作を示すチャート 本発明の実施の形態2に係る換気装置の電気回路構成図 本発明の実施の形態2に係る電気回路の回路動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る電気回路の回路動作を示すチャート
本発明に係る換気装置は、送風機と前記送風機を駆動する駆動部と、前記送風機の通風路を開閉するシャッターと、電圧Aに対応するデューティAまたは前記電圧Aよりも低い電圧Bに対応するデューティBを出力するデューティ出力部と、入力された交流電圧を直流に変換する直交変換回路と、前記直交変換回路が出力した直流電圧を前記デューティ出力部からのデューティに基づいて降圧する降圧部と、前記電圧Aを受けて前記シャッターを開状態とし前記電圧Bを受けて前記シャッターの開状態を維持するソレノイドと、前記
電圧Aを入力してコンデンサの充電を開始し所定の時間経過後に前記充電が満了した旨を出力する遅延部とを備え、前記デューティ出力部は、前記遅延部からの充電が満了した旨の出力を受けるまでは前記デューティAを前記降圧部に出力し、前記遅延部からの充電が満了した旨の出力を受けて前記デューティBを前記降圧部に出力する構成としている。
これにより、シャッターを開状態にする際にはソレノイドに大きな始動トルクを供給する始動電圧を所定の時間印加することができ、その後の開状態を保持する際には始動トルクよりも小さな保持トルクを供給する保持電圧を印加することができるため、ソレノイド自身の消費電力や発熱を抑制することができる。
また、 本発明に係る換気装置は、前記降圧部からの電圧が前記電圧Bよりも低い電圧C以上または未満であることを判定する判定部と、前記判定部が前記電圧C未満であると判定した場合には前記コンデンサの電荷を強制放電するリセット部とを備えて構成している。
これにより、入力される交流電圧の遮断および供給が短時間で切り替えられた場合にでも、シャッターを確実に開状態にするため、ソレノイドへの始動電圧印加が必要となる所定の時間を確保することができる。
また、本発明に係る換気装置は、外部からの動作OFF指示または動作ON指示を受け付ける入力スイッチと、前記駆動部の駆動制御と前記電圧Bよりも低い電圧Dに対応するデューティDの前記デューティ出力部への出力指示と前記リセット部の動作指示とを制御する制御部と、前記降圧部の出力を受けて前記制御部の駆動電圧を生成する降圧変換部とを備え、前記デューティ出力部は、さらに前記電圧Dに対応するデューティDを出力し、前記制御部は、前記入力スイッチが受け付けた動作OFF指示に基づいて、前記駆動部の停止と、前記デューティ出力部へのデューティDの出力指示と、前記コンデンサの電荷を強制放電するのを動作させる指示とを行う構成としている。
これにより、外部からの動作OFF指示に基づいて、前記駆動部の停止を行うとともに、シャッターの開状態を維持できる電圧よりも低く、前記制御部の動作を維持できる電圧よりも高い制御部動作電圧となる。このため、シャッターは保持状態を維持することができなくなり、閉状態となるが、制御回路を継続動作させることができる。
また、本発明に係る換気装置は、前記入力スイッチが受け付けた動作ON指示に基づいて、前記駆動部の駆動と、前記デューティ出力部へのデューティAの出力指示と前記リセット部の動作を停止して前記コンデンサの電荷を強制放電するのを停止させる指示とを行う制御部を設けて構成している。
これにより、前記制御部は前記降圧回路の出力電圧が、前記制御部の動作電圧以上かつ前記ソレノイドの励磁解消電圧まで低下している状態で再び入力手段の指示があった場合に、前記降圧回路の出力電圧を復帰させるため、一時停止中であっても、制御回路は継続して動作しているので再度の入力スイッチの操作入力を認識することができ、シャッターを開き送風機を起動できる。
上記により、ソレノイドと制御回路の電源回路を共用化でき、小型で安価な換気装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を
省略している。さらに、各図面において、本発明に直接には関係しない各部の詳細については説明を省略している。
(実施の形態1)
図1に本発明に係る換気装置101の室内での配置構成を、図2に換気装置101の部品構成を、図3に換気装置101の電気回路の構成の一例を示す。
換気装置101は、図1に示すように、室内の空気を排気する目的で室内の壁面に取り付けられる。通常、室内では空気が温められて上昇気流が発生しやすいため、換気装置101を天井に近く、すなわち室内の高さ方向において中位よりも高い位置に配置することで、換気効率を高めている。また、換気装置101は、外部から室内に取り込まれた空気を直接排気するのを防止するため、窓103からは比較的離れた位置に設けられる。
壁スイッチ102は、換気装置101への交流電圧の供給および遮断を切り替えるための壁に埋め込まれた入力スイッチであり、換気装置101に対して外部からの動作OFF指示または動作ON指示を受け付けて、壁内を通じて換気装置101に送信する。
図1では、壁スイッチ102は換気装置101と同じ壁面に設置されているが、使用者が使用やすい任意の場所に設置しても問題はない。
換気装置101は、図2に示すように、換気装置101本体のカバーであるフロントグリル104、シャッター105、羽根106、本体フレーム107、電装部108、モータ109を備えている。
フロントグリル104は、開口、すなわち、複数のスリットを有し、室内の空気の吸込口となるもので、室内側に設けられている。
モータ109とモータ109の回転軸に取り付けられた羽根106とで構成された送風機120は、本体フレーム107の中央円形開口部である通風路部分に固定される。
シャッター105は、フロントグリル104に設けられた吸込口から室外に通じる排気口までの通風路を開閉するものであり、開状態で通風可能とし、閉状態では通風不可能とすることができる。シャッター105は、本実施の形態では、フロントグリル104の裏側、すなわち、フロントグリル104と送風機との間に設けられている。シャッター105は、送風機120の起動停止と連動して開閉するもので、送風機120が起動した時は開放すなわち開状態となり、送風機120が停止した時は外からの風の室内への侵入を防ぐために閉じられすなわち閉状態となる。
また、シャッター105は図3等に示したソレノイド1と機構的に連結されていて、ソレノイド1のON/OFFにより開閉する構成としている。すなわち、ソレノイド1と送風機120の動作を連動させて換気装置101の運転停止を行っている。
電装部108は、本体フレーム107に取り付けられて、ソレノイド1及び送風機120の動作の制御を行っているが詳細は後述する。
次に、図3を用いて換気装置101の電気回路の構成とその機能について説明する。
電装部108に設けられる電気回路は、直交変換回路2、降圧部3、デューティ出力部4、遅延部5、リセット部6、判定部7、駆動部8を備えている。
直交変換回路2は、電源から入力された交流電圧を直流電圧に変換する。
降圧部3は、直交変換回路2の出力を低電圧の直流電圧に変換し、ソレノイド1に印加する電圧(低電圧)を出力する。降圧部3は、例えば半導体スイッチと、コイルと、ダイオードと、コンデンサとから構成されるスイッチング回路である。
デューティ出力部4は、デューティでの指示により降圧部3の出力電圧値を指示する。
遅延部5は、降圧部3からの出力電圧を受けて所定の時間で満充電となるコンデンサに充電を行い、充電が満了した後にデューティ出力部4へ充電が満了した旨を出力する。つまり所定の遅延時間の経過後に信号を出力する。
判定部7は、降圧部3の出力電圧を受けて任意の出力電圧か否かを判定し、判定結果をリセット部6へ出力する。ここでいう任意の出力電圧か否かとは、例えば所定の電圧以上か又は未満か、あるいは所定の電圧を超えるのかそれとも以下なのかを判定することを意味し、未満であっても以下であっても違いは無い。
リセット部6は、遅延部5のコンデンサの電荷の強制放電を行う。
駆動部8は、交流電源から提供される交流電圧を受けて動作し、送風機120を起動、または停止する。
次に、電気回路の回路動作、および換気装置101の起動時の動作について図4を参照しながら説明する。図4は、電気回路の回路動作を示すフローチャートである。なお図4における付番の先頭に記されたSはステップを意味するが、Sに続く数値は必ずしも処理順序を示すものではない。
まず、使用者が壁スイッチ102をONすると、交流電源から換気装置101に交流電圧が供給され、駆動部8により送風機が起動するとともに、供給された交流電圧は、直交変換回路2により交流から直流の141Vに変換される(S000→S001)。
直交変換回路2によって変換された直流電圧は、降圧部3に供給され、降圧部3は、電圧を決定するデューティ出力部4からのデューティAの指示に従って、直流の低電圧(以下直流低電圧A)に変換して、ソレノイド1へ供給する(S002)。この変換は、具体的には例えば降圧部3を構成する半導体スイッチのONおよびOFFにより行われる。
直流低電圧Aは、ソレノイド1がシャッター105を開状態にできる始動電圧である。つまり直流低電圧Aがソレノイド1に印加されると、ソレノイド1が励磁されてシャッター105の可動部を動作させ、シャッター105が開き、遅延部5に設けられたコンデンサは直流低電圧Aによって充電が開始される(S003)。
直流低電圧Aの出力から所定の時間が経過すると、遅延部5のコンデンサの充電が満了となり、遅延部5からデューティ出力部4へ充電が満了した旨が出力される(S004Yes→S005)。つまり遅延部5は、直流低電圧Aに変換された直後から所定の時間が経過(遅延)したことをデューティ出力部4に送信する。
デューティ出力部4は、コンデンサの充電が満了した旨の出力を受け取ると、ソレノイド1がシャッター105の開状態を保持するために必要な保持電圧となる直流低電圧(以下、直流低電圧B)を示すデューティBを出力する。これにより、ソレノイド1へ印加される電圧は直流低電圧Bに変更される(S005)。つまりシャッター105が開状態に変更される際には直流低電圧Aが印加され、所定の時間が経過すると直流低電圧Bへ切り
替わることとなる。つまり所定の時間とは、ソレノイド1がシャッター105を閉状態から開状態に変更(遷移)させるのに十分な時間である。そして開状態に変更後に直流低電圧Bへ切り替えることにより、開状態を継続しながらもソレノイド1で消費される電力を抑制することができ、またデューティ出力部4のデューティを切り替えることで直流低電圧を切り替えるため、電気回路の電力ロスを低減することができる(S006)。なおデューティ出力部4は、充電が満了した旨の出力を受けるまではデューティAを出力する仕様となっている。
次に、使用者が壁スイッチ102をOFFすると、交流電源から換気装置101への交流電圧は遮断され、駆動部8により送風機120は停止するとともに、直交変換回路2による交流からの直流141Vも停止する(S007→S008)。
そのため、降圧部3の出力低電圧も低下するとともに、遅延部5のコンデンサの電荷は自由放電を行う(S009)。その後、コンデンサの自由放電によって降圧部3からの出力低電圧がシャッター105を閉状態とする保持電圧未満の電圧(以下、直流低電圧C)まで降下すると、ソレノイド5はシャッターの自重を保持できなくなり、閉状態となる(S010→S011)。なお直流低電圧Cは、直流低電圧Bよりも低い電圧である。
以上が、通常使用における換気装置の動作である。
続いて、上記通常使用時における交流電圧、直流低電圧、コンデンサ電荷、シャッター動作の状態を、図5を用いて説明する。なお図5は、電気回路の回路動作を示すチャートである。また、図5中のPはポイント(場所)を意味する。
電源ONにより交流電圧が供給されると、直流低電圧は0(ボルト)から直流低電圧A(ボルト)まで上昇する(P501、P502)。また、遅延部5を構成するコンデンサの電荷は、電荷なしの状態から徐々に上昇する(P503)。
直流低電圧が直流低電圧Cを超えると、ソレノイド1が駆動を開始することで、シャッター105が徐々に開状態に向かう(P504、P506)。
そして、直流低電圧が直流低電圧Aに上昇して電圧が維持された状態でシャッターは完全な開状態となる(P507)。
コンデンサが十分に充電されて充電満了状態になると、その旨が遅延部5からデューティ出力部4に送信さる(P508)。デューティ出力部4はコンデンサの充電が満了した旨の出力を受け取ると、デューティBを出力することで、直流低電圧は直流低電圧Bまで低下する(P509)。
以上が通常使用時における交流電圧、直流低電圧、コンデンサ電荷、シャッター動作の状態である。なお、図5には示していないが、交流電源がOFFにされると、直流低電圧は0に低下し、コンデンサの電荷は徐々に放電されて電荷なしに近づく。また、ソレノイド1は直流低電圧が直流低電圧C未満となった時点で開状態を維持できなくなりシャッター105を閉状態とする。
次に、シャッター105が開状態を維持している際に、壁スイッチ102をOFFとして、直交変換回路2への交流電圧の供給が遮断された直後に、再度壁スイッチ102をONとして、直交変換回路2への交流電圧の供給が復帰した場合の電気回路の回路動作、および換気装置101の動作について説明する。なお、電灯などの電気製品を動作させる場合において、ON時に電気製品が即座に動作するような場合が稀であるため、使用者はこ
のような連続的なON、OFF操作を壁に設けられたスイッチに対して頻繁に行う傾向がある。
このような場合には、以下に示すエラー動作が発生する。なお以下に示すエラー動作は、本実施の形態に必須である判定部7を備えない場合のものであり、本実施の形態の動作ではない。
具体的に図5参照しながら説明する。判定部7を備えない場合、交流電圧の供給が遮断されると、降圧部3からの直流低電圧Bは低下を始め、遅延部5のコンデンサも充電されていた電荷が自由放電される(P510、P511、P512)。直流低電圧がシャッター105の開状態を維持できなくなって閉状態となる直流低電圧C未満となると、シャッター105は自重によって即座に閉状態となる(P513)。
その後、使用者が即座に壁スイッチ102をONとすると、遅延部3のコンデンサの電荷が満充電となっていないため、デューティ出力部4からデューティAが出力されて、降圧部3から直流低電圧Aが出力される(P514、P515)。それによって、ソレノイド1は動作して、シャッター105が開状態へ遷移する(P516)。しかし、遅延部5のコンデンサは、半充電状態からの充電となるため、満充電となる時間が短く、降圧部3からの直流低電圧Bへの切り替わりが早くなってしまう。そのため、シャッター105は開状態に至る前に直流低電圧Bが供給されてしまうため、シャッター105は閉じてしまう。つまり直流低電圧Aを所定の時間だけ十分に与えることができないのである。降圧部3からの出力低電圧が直流低電圧Bに一度切り替わってしまうと、使用者が壁スイッチを再度OFFしない限り切り替わることがなく、シャッター105が閉状態を継続してしまう。つまり、シャッター105が閉じた状態で送風機120が駆動してしまうというエラー動作が発生するのである。
このため、本実施の形態では、判定部7を設けて構成している。具体的に図6参照しながら判定部7を設けて構成した場合の動作を説明する。図6は、電気回路の回路動作を示すフローチャートである。先に説明した同内容に関しては、同番号を付与し、説明を省略する。
使用者が壁スイッチ102をONして、送風機120駆動および直交変換が行われて(S000→S001)、ソレノイド1へ直流低電圧Aが供給される(S002)。ソレノイド1によりシャッターが開状態へ推移する(S101)。その際、判定部7によって、直流低電圧がC未満か否かを判定する(S102)。
ここで直流低電圧がC未満である場合、その旨を受けてリセット部6は、遅延部5のコンデンサを強制放電させる(S102Yes→S103)。これにより、コンデンサは降圧部3からの直流低電圧がC未満の場合、常に強制放電されることとなる。一方、直流低電圧がC未満ではない場合は、リセットされること無く遅延部5のコンデンサへ充電が開始される。その後、遅延部5でコンデンサが満充電かを判定する(S004)。コンデンサが満充電の場合は、デューティ出力部4がデューティBを出力して、直流低電圧Aから直流低電圧Bへ切り替える(S004Yes→S005)。一方、コンデンサが満充電ではない場合は、再度判定部7に戻って判定を行い(S004No→S102)、満充電となるまでフローを繰り返す。その後、コンデンサが満充電となって(S004Yes→S005)、直流低電圧Aから直流低電圧Bへ切り替わって、シャッター105の開状態が継続される(S006)。
次に、使用者が壁スイッチ102をOFFすると(S007)、送風機120および直交変換回路2が停止し(S008)、直流低電圧が低下するとともにコンデンサが自由放
電を行う(S009)。直流低電圧がC未満となると(S010)、シャッターは閉状態となるとともに、判定部7によってリセット部6を動作させてコンデンサは強制放電される。その後、待機状態となるが(S106)、使用者が壁スイッチ102をONすると交流電圧ONの状態(S000)から再動作を行うことになる。すなわち、使用者の壁スイッチ102のOFFからONの短期間操作(S007からS000まで)が行われても、判定部7によって、直流低電圧がC未満かを判定して、遅延部5のコンデンサを強制放電するため、直流低電圧Aに変換された直後から所定の時間が経過すると直流低電圧Bへ切り替わることとなり、ソレノイド1がシャッター105を閉状態から開状態へ変更させるのに十分な時間を確保することができる。
判定部7を備えた場合における交流電圧、直流低電圧、コンデンサ電荷、シャッター動作の状態を、図7を用いて説明する。なお図7は、電気回路の回路動作を示すチャートである。なお、図7における通常時の状態については既述のため省略する。 判定部7を備えた状態でシャッター105が開状態を維持している際に、使用者が壁スイッチ102をOFFとすると、降圧部3からの出力低電圧は低下を始める(P601、P602)。同時に、遅延部5の満充電となっているコンデンサは電荷の自由放電が始まる(P603)。降圧部3からの出力低電圧が直流低電圧C未満となると、ソレノイド1の保持電圧を確保できないため、シャッター105が保持トルクを維持できずに即座に閉状態となる(P604)。またこれと同時に、判定部7直流低電圧C未満であることを判定し、遅延部5のコンデンサの電荷を強制放電するように、直流低電圧C未満であると判定した旨がリセット部6へ伝達される(P605)。これにより、コンデンサの電荷は強制放電されて直ちに低下する(P606)。
その後、短期間で使用者によって再度壁スイッチ102がONされると、デューティ出力部4からのデューティAの出力によって、降圧部3から直流低電圧Aがソレノイドに供給される(P607、P608)。これにより、シャッター105は閉状態から開状態へ移行し、遅延部5のコンデンサは再度充電を始める(P609、P610)。つまり、コンデンサの電荷はリセットされた状態から充電されるため、ソレノイド1へ直流低電圧Aを印加するための所定の時間が十分に確保され、シャッター105は確実に開状態へ移行することができる(P611)。
なお、コンデンサの充電が開始されてから所定の時間経過後は、直流低電圧Aから直流低電圧Bに移行される点は上述したとおりである(P612)。
上記のように、本実施の形態の換気装置によれば、ソレノイドへ印加される電圧は、シャッター開時には直流低電圧Aを印加し、所定の時間が経過すると直流低電圧Bへ切り替わることとなり、ソレノイドで消費される電力を抑制することができ、換気装置の小型化と低コスト化を図ることができる。
(実施の形態2)
図8に本実施の形態に係る換気装置201の電気回路の構成を示す。
図8に示す換気装置201は、入力スイッチ9を介して外部からの動作OFF指示または動作ON指示を受け付ける。そして例えば制御部10に動作OFFや動作ONの指示を受け付けた旨を送信し、あるいは制御部10が常時入力スイッチ9の状態を監視してスイッチ9の状態を取得する。なお、入力スイッチ9は、例えば使用者が掃除をするために一時的に換気装置201を停止させる目的で用意されたスイッチであり、換気装置201の本体に設けられ、具体的には、本体フレーム7に設けられる。
この入力スイッチ9を使えば、換気装置201と離れた場所にある壁スイッチ102を操作せずとも換気装置201を一時的に停止させることができる。入力スイッチ9は、例
えば制御部10が直接認識できる小型の低電圧用スイッチを適用することができる。すなわち、換気装置201の一時停止時には、換気装置201への交流電圧や降圧部3の出力を直接ON/OFFする必要は無い。スイッチ9を通じて換気装置201への交流電圧を通電した状態で制御部10による駆動部8とデューティ出力部4とを制御することにより、送風機を停止させシャッター105を閉じることで一時停止を実現できるが詳細は後述する。
制御部10は、例えば、トライアックもしくはリレーで構成される駆動部8の駆動制御を行う。また制御部10は、直流低電圧Bよりも低い直流低電圧Dに対応するデューティDを出力する旨の指示をデューティ出力部4に対して送信する。また制御部10は、リセット部5の動作指示を制御する。制御部10は、例えばマイコンで構成される。
降圧変換部11は、降圧部3の出力を受けて制御部10の駆動電圧を生成して制御部10に提供する。具体的には、降圧変換部11は、例えばレギュレータであり、降圧部3の出力電圧を所定の低電圧、すなわち制御部10の制御部動作電圧(以下、直流低電圧E)に変換し、制御部10へ印加する。
次に、電気回路の回路動作、および換気装置201の起動時の動作について図9及び図10を参照しながら説明する。図9は、本実施の形態に係る電気回路の回路動作を示すフローチャートである。また図10は、換気装置201の電気回路の回路動作を示すチャートである。なお図9における付番の先頭に記されたSはステップを意味するが、Sに続く数値は必ずしも処理順序を示すものではない。また図10中のPはポイント(場所)を意味する。また、実施の形態1にて説明した同内容に関しては、同番号を付与し、説明を省略する。
まず、使用者が壁スイッチ102をONすると(S000)、交流電源から換気装置201に交流電圧が供給され、直交変換回路2により交流から直流の141Vに変換される(S201)、(P701)。
直交変換回路2によって変換された直流電圧は、降圧部3に供給され、降圧部3は、デューティ出力部4からのデューティAの指示に従って、直流低電圧を直流低電圧Aになるように変換して出力する(S202)、(P702)。その後、直流低低電圧が直流低電圧E以上となると、制御部10が動作する(S203)、(P703)。
制御部10が動作すると、制御部10よりデューティ出力部4へデューティDの出力を指示するとともに、リセット部6を動作させる(S204)。
デューティ出力部4からのデューティDの出力指示によって、降圧部3は直流低電圧Dを出力するとともに、電源ONによって充電されていた遅延部5のコンデンサは強制放電される(S205)、(P704)。ここで直流低電圧Dは、シャッター105の開状態を保持できる保持電圧よりも低く、制御部10の動作を維持できる電圧よりも高い制御部動作電圧である。
次に、使用者によって入力スイッチ9がON操作されると、制御部10よりデューティ出力部4へデューティAを出力するように指示するとともに、リセット部6を解除する指示と、送風機駆動を指示する(S207)、(P705)。
降圧部3は、デューティ出力部4からのデューティAの指示に従って、直流低電圧Aに変換して、ソレノイド1へ供給する(S002)、(P706)。
直流低電圧Aがソレノイド1に印加されると、ソレノイド1が励磁されてシャッター105の可動部を動作させ、シャッター105が開き、遅延部5に設けられたコンデンサは直流低電圧Aによって充電が開始される(S003)、(P707、P708)。
直流低電圧Aの出力から所定の時間が経過すると、遅延部5のコンデンサの充電が満了となり、遅延部5からデューティ出力部4へ充電が満了した旨が出力される(S004Yes→S005)、(P709)。
デューティ出力部4は、コンデンサの充電が満了した旨の出力を受け取ると、デューティBを出力する。これにより、ソレノイド1へ印加される電圧は直流低電圧Bに変更される(S005)、(P710)。そして開状態に変更後に直流低電圧Bへ切り替えることにより、開状態を継続しながらもソレノイド1で消費される電力を抑制することができる。またデューティ出力部4のデューティを切り替えることで直流低電圧を切り替えるため、電気回路の電力ロスを低減することができる(S006)、(P711)。
以上が、換気装置201の起動時の動作である。
続いて、使用者が入力スイッチ9をOFF操作した場合の動作について説明する。これは例えば換気装置201の清掃時などに行われる動作である。
換気装置201が起動した状態で使用者が入力スイッチ9をOFF操作し「一時停止」を示す状態にする(S207)、(P720)。
制御部10は、入力スイッチ9のOFFを検知すると、制御部10からデューティ出力部4へデューティDを出力するように指示するとともに、リセット部6の動作指示をし、かつ送風機の駆動を停止させる(S208)。
デューティ出力部4からのデューティDの指示をうけて、降圧部3は直流低電圧Dを出力する。また、リセット部6からの指示により遅延部5のコンデンサが強制放電して、送風機120は駆動を停止し、すなわち換気装置201は待機状態となる(S210)。
この状態では、降圧部3の直流低電圧Dによって、シャッター105の開状態は維持できずに閉状態となっている(P721、P722)。
またリセット部6への動作指示により、遅延部5のコンデンサの電荷が強制放電される(P723)。
つまり待機状態においては、待機状態に至る過程を含めて降圧変換部11は、直流低電圧A、直流低電圧B、直流低電圧C、または直流低電圧Dを受けて、常時一定の制御部動作電圧である直流低電圧E(例えば、5V)を出力している。つまり制御部10は、換気装置201が「一時停止」の状態においても動作することができる。従って、シャッター105が閉じた状態でも制御部10は継続して動作でき、以後の入力スイッチ9の操作入力を受け付けることができる(P724)。
次に、使用者が入力スイッチ9をON操作して、「一時停止」状態から「通常」状態に戻した場合を説明する。これは、図9におけるフローチャート上での待機状態であるS210からの、S206〜S006の処理に該当する。
つまり、換気装置201が「一時停止」状態で再び入力スイッチ9がON操作されると、ON操作を検知した制御部10は、デューティ出力部4に対し、出力電圧を直流低電圧
Aに復帰させる指示を出力する(P725)。つまり、送風機120やソレノイド1が停止状態であっても、最低限の電力を供給されている制御部10は、入力スイッチ9の状態を検知可能である。
降圧部3は、デューティ出力部4を介した制御部10からの指示に基づいて、出力電圧を直流低電圧Dから直流低電圧Aに復帰させる(P726)。これにより、ソレノイド1が駆動しシャッター105が開状態となる(P727)。
また制御部10は、リセット部6の動作を停止(解除)し、遅延部5のコンデンサの電荷の強制放電を停止するためコンデンサは直流低電圧Aを受けて充電される(P728)。
さらに、制御部10は、駆動回路8をONして送風機を起動する。
その後、所定の時間が経過して、遅延部5のコンデンサの充電が満了となりその旨の出力を受けると、デューティ出力部4がデューティBを降圧部3に出力することで、降圧部3より直流低電圧Bが出力される(P728)。このため、所定の時間経過後は、ソレノイド1で消費される電力消費が低減されるのは実施の形態1と同様である。
なお、入力スイッチ9については、入力状態が固定されるスイッチ、あるいは、入力状態が固定されない反転式のスイッチのいずれを用いてもよい。
上記のように、本実施の形態の換気装置によれば、入力スイッチを操作して「一時停止」状態と「通常時」状態を切り換える。そして、「一時停止」状態では、ソレノイドには、直流低電圧Dの電圧を印加し、制御部には、降圧変換部を介して動作電圧が常時供給されるので、ソレノイドと制御部の電源回路を共用化でき、換気装置の小型化と低コスト化を図ることができる。
本発明に係る換気装置は、室内空気を排気する住宅用の換気装置などの用途として有効である。
1 ソレノイド
2 直交変換回路
3 降圧部
デューティ出力部
5 遅延部
6 リセット部
7 判定部
8 駆動部
9 入力スイッチ
10 制御部
11 降圧変換部
101 換気装置
102 壁スイッチ
103 窓
104 フロントグリル
105 シャッター
106 羽根
107 本体フレーム
108 電装部
109 モータ
120 送風機
201 換気装置

Claims (7)

  1. 送風機と、
    前記送風機を駆動する駆動部と、
    前記送風機の通風路を開閉するシャッターと、
    電圧Aに対応するデューティAまたは前記電圧Aよりも低い電圧Bに対応するデューティBを出力するデューティ出力部と、
    入力された交流電圧を直流に変換する直交変換回路と、
    前記直交変換回路が出力した直流電圧を前記デューティ出力部からのデューティに基づいて降圧する降圧部と、
    前記電圧Aを受けて前記シャッターを開状態とし前記電圧Bを受けて前記シャッターの開状態を維持するソレノイドと、
    前記電圧Aを入力してコンデンサの充電を開始し所定の時間経過後に前記充電が満了した旨を出力する遅延部とを備え、
    前記デューティ出力部は、
    前記遅延部からの充電が満了した旨の出力を受けるまでは前記デューティAを前記降圧部に出力し、
    前記遅延部からの充電が満了した旨の出力を受けて前記デューティBを前記降圧部に出力する換気装置。
  2. 前記降圧部からの電圧が前記電圧Bよりも低い電圧C以上または未満であることを判定する判定部と、
    前記判定部が前記電圧C未満であると判定した場合には前記コンデンサの電荷を強制放電するリセット部とを備えた請求項1に記載の換気装置。
  3. 外部からの動作OFF指示または動作ON指示を受け付ける入力スイッチと、
    前記駆動部の駆動制御と前記電圧Bよりも低い電圧Dに対応するデューティDの前記デューティ出力部への出力指示と前記リセット部の動作指示とを制御する制御部と、
    前記降圧部の出力を受けて前記制御部の駆動電圧を生成する降圧変換部とを備え、
    前記デューティ出力部は、
    さらに前記電圧Dに対応するデューティDを出力し、
    前記制御部は、
    前記入力スイッチが受け付けた動作OFF指示に基づいて、
    前記駆動部の停止と、
    前記デューティ出力部へのデューティDの出力指示と、
    前記コンデンサの電荷を強制放電させる指示とを行う請求項2に記載の換気装置。
  4. 前記制御部は、
    前記入力スイッチが受け付けた動作ON指示に基づいて、
    前記駆動部の駆動と、
    前記デューティ出力部へのデューティAの出力指示と、
    前記リセット部の動作を停止して前記コンデンサの電荷の強制放電を停止させる指示とを行う請求項3に記載の換気装置。
  5. 前記電圧Aは、
    前記シャッターを開状態にできる始動電圧であり、
    前記電圧Bは、
    前記シャッターの開状態を保持できる保持電圧である請求項2から4のいずれかに記載の換気装置。
  6. 前記電圧Cは、
    前記保持電圧よりも低く前記シャッターを閉状態とする電圧である請求項5に記載の換気装置。
  7. 前記電圧Dは、
    前記シャッターの開状態を保持できる保持電圧よりも低く前記制御部の動作を維持できる電圧よりも高い制御部動作電圧である請求項3または4に記載の換気装置。
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