JP6077314B2 - 送風装置 - Google Patents
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Description
このようなレンジフードにおいては、フィルタの目詰まり、外風圧の変化による圧力損失の変化やダクトの形態による圧力損失により屋外に排出する風量が変化する。
前記規定のパターン運転中は電動モータを、前記指令電圧値で一定に運転するようにできる。
前記規定のパターン運転は、電動モータの指令電圧を基定値として運転し、かつその指令電圧を基定値から設定の値まで順次ゆっくりと減少することを間欠的に行うようにできる。
しかも、運転時の電力消費を低減できる。
しかも、突発的な外風圧、周囲の気圧の大きな変動の影響が少なく、ファンのうなり音の発生を低減できる。
送風機10は、直流電動モータ11を駆動することで、ファン12を回転し、レンジフードを運転する。
スイッチ20は、図2に示すようにレンジフードの運転状態を選択する複数の運転スイッチ、例えば弱スイッチ21、中スイッチ22、強スイッチ23、運転停止スイッチ24を備え、いずれか1つの運転スイッチを操作することで、弱、中、強のいずれか1つの運転信号がモータ制御装置30に入力される。
フード1は、上面板2と周面板3で下面が開口した箱形状で、そのフード1内にフィルタ4と整流板5が設けてある。
送風機10は、ケーシング13内にファン12を設け、そのケーシング13に設けた直流電動モータ11のモータ軸11aにファン12を取り付けてある。
この送風機10はフード1内に設けてあり、ファン12を回転することで吸込口14から空気を吸い込み、排出ダクト15に吐出する。
スイッチ20は周面板3の前面3aに取り付けてある。
例えば、特許第4726424号公報に開示されたように、所定の式から直流電動モータの等価電機子電流を算出し、この等価電機子電流が設定風量に基づく指令負荷駆動電流値と等しくなるように直流電動モータの駆動電圧を制御することで、設定風量で送風機を運転する。
設定した風量はスイッチ20から強運転信号が入力されたときが最も大きく、中運転信号が入力されたときが中で、弱運転信号が入力されたときが最も小さい。
つまり、圧力損失の大きさによらず一定の電圧値で直流電動モータ11を駆動する。
しかも、一定の電圧値で直流電動モータ11を所定時間駆動するので、この間に外風圧、周囲の気圧が突発的に大きく変動してもファン11の回転数が変化しないから、突発的は外風圧、周囲の気圧の大きな変動の影響が少なくなり、ファンのうなり音の発生が低減する。
スイッチ20から運転信号が入力され運転開始するときには、定風量運転制御部31により直流電動モータ11に通電制御される。
これにより、運転開始時には定風量運転で、直流電動モータ11への指令電圧は図3の(a)のように圧力損失に応じて変動する。
これにより、運転開始から設定時間経過すると規定のパターン運転となり、直流電動モータ11への指令電圧は図3の(b)のように一定となる。
例えば、定風量運転終了時点の指令電圧を、基準指令電圧とし、その基準指令電圧で連続して規定のパターン運転する。
これにより、規定のパターン運転後は2回目の定風量運転となり、直流電動モータ11への指令電圧は図3の(c)のように圧力損失に応じて変動する。
これにより、2回目の定風量運転後は2回目の規定のパターン運転となり、この2回目の規定のパターン運転は1回目の規定のパターン運転と同じ時間、例えば300秒である。
いずれにしても規定のパターン運転時に、直前の定風量運転時の指令電圧に基づいた指令電圧で運転するので、規定のパターン運転時の風量を、実際の圧力損失、つまり外風圧、周囲の気圧に見合う風量に近づけることができる。
特に、定風量運転中の突発的な変動値を除いた残りの平均電圧とした場合には、規定のパターン運転時の指令電圧が、突発的な変動値の影響を受けることがないので、規定のパターン運転時の風量を外風圧、周囲の気圧に見合う風量により近づけることができる。
その後は、定風量運転の時間が短いので、突発的な外風圧、室内気圧の大きな変動の影響をより一層受け難く、ファン12のうなり音の発生をより一層低減できる。
2回目以降の定風量運転時間は最初の時間よりも短くし、定風量運転時に突発的な外風圧、周囲の気圧の変化の影響を受けにくくする。
特に、2回目以降の定風量運転時間よりも規定のパターン運転時間を著しく長くしている。例えば10倍の時間としている。
これにより、送風装置の全運転時間における定風量運転時間の占める割合が小さく、突発的な外風圧、周囲の気圧の大きな変動をより一層受けにくく、ファン12のうなり音の発生をより一層低減できる。
つまり、定風量運転は圧力損失の値を検知し、その圧力損失に見合う適切な風量となる直流電動モータ11の指令電圧を得るためであるということができる。
規定のパターン運転を、直前の定風量運転時の直流電動モータ11の指令電圧を、基定値として運転し、かつ指令電圧を基定値から設定の値まで順次ゆっくりと減少することを間欠的に行うようにした。
例えば、図4に示すように、定風量運転終了時点の指令電圧(d)を基定値とし、規定のパターン運転時の指令電圧を、定風量運転終了時点から設定時間、例えば3秒だけ基定値とする。
設定時間後に図4の(e)のように所定時間(例えば、2.4秒)で基定値から基定値の88%まで順次ゆっくり減少し、図4の(f)のように88%から基定値まで所定時間(例えば、2.4秒)でゆっくりと順次増加する。
また、指令電圧を基定値から減少する割合は88%に限らず、任意の割合で減少することができ、その減少するのに要する時間も任意に設定できる。
Claims (5)
- 電動モータでファンを回転駆動する送風機を備えた送風装置であって、
前記電動モータを制御するモータ制御装置は、定風量運転制御部と規定のパターン運転制御部を備え、送風機を送風機の圧力損失が変化した場合に電動モータへの電圧の大きさを変えて設定した風量とする定風量運転と、送風機の圧力損失の大きさの変化によらず電動モータを所定の電圧値を基準として駆動する規定のパターン運転を交互に行う制御をすることを特徴とする送風装置。 - 直前の定風量運転終了時点の電動モータの指令電圧又は、定風量運転中の電動モータの平均指令電圧又は、定風量運転中の突発的な変動値を除いた電動モータの平均指令電圧を、次の規定のパターン運転時の指令電圧とし、
前記規定のパターン運転中は電動モータを、前記指令電圧値で一定に運転する請求項1記載の送風装置。 - 直前の定風量運転終了時点の電動モータの指令電圧又は、定風量運転中の電動モータの平均指令電圧又は、定風量運転中の突発的な変動値を除いた電動モータの平均指令電圧を、次の規定のパターン運転の基定値として、
前記規定のパターン運転は、電動モータの指令電圧を基定値として運転し、かつその指令電圧を基定値から設定の値まで順次ゆっくりと減少することを間欠的に行うようにした請求項1記載の送風装置。 - 運転開始時の最初の定風量運転時間は、2回目以降の定風量運転時間よりも長い請求項1〜3いずれか1項記載の送風装置。
- 規定のパターン運転時間は定風量運転時間よりも長い請求項1〜4いずれか1項記載の送風装置。
Priority Applications (1)
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JP2013012504A JP6077314B2 (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | 送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013012504A JP6077314B2 (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | 送風装置 |
Publications (2)
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JP2014145255A JP2014145255A (ja) | 2014-08-14 |
JP6077314B2 true JP6077314B2 (ja) | 2017-02-08 |
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Family Applications (1)
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JP2013012504A Active JP6077314B2 (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | 送風装置 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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Family Cites Families (1)
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JP2865795B2 (ja) * | 1990-04-18 | 1999-03-08 | 株式会社日立製作所 | 電気掃除機 |
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2013
- 2013-01-25 JP JP2013012504A patent/JP6077314B2/ja active Active
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