JP2008151240A - 電動制御弁及び電動アクチュエータ - Google Patents

電動制御弁及び電動アクチュエータ Download PDF

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Abstract

【課題】弁内の異物噛み込みに対応する駆動制御回路をタイマとリレーによる簡易な構成で実現した電動制御弁及び電動アクチュエータを提供する。
【解決手段】弁体の駆動規制により生じる過負荷を検出するマイクロスイッチ5と、弁本体の全閉状態を検出する全閉検出器2と、弁体の駆動方向を切り替えてから所定時間を計時するタイマ3と、弁体を駆動制御するにあたり、マイクロスイッチ5により過負荷が検出された際、全閉検出器2により全閉状態が検出されなかった場合、電動モータ1による弁体の駆動方向を切り替え、タイマ3により所定時間が計時されると元の駆動方向に復帰させるリレー4とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、流体制御を行う弁の弁開度を調節する電動制御弁及び電動アクチュエータに関するものである。
従来の電動制御弁による弁開度調整において、弁開度を絞る動作をする際に流体内に混入していた異物を弁内の流体通過部分で噛み込むと、ある開度より閉方向には弁開度を調節できなかったり、弁内の駆動部の動作が阻害されて駆動力が電動アクチュエータに過大な負荷として加わる場合がある。このような負荷が、電動アクチュエータ内の許容限界を超えると、内部構成が損傷する可能性がある。
このような不具合を解消する技術として、例えば特許文献1に開示されるものがある。特許文献1では、弁開度を絞る動作をする際に、全閉が検出されず、かつ異物噛み込みが検出されると、弁開度を開く方向に動作させ、所定時間後に弁開度を絞る動作に復帰させる制御が行われる。これにより、弁を一旦開動作させることで、弁内に噛み込んだ異物を自動的に排除することができる。
図3は、特許文献1に開示される従来の電動弁の駆動制御回路を示す図である。図3に示すように、特許文献1による駆動制御回路は、電動弁101を開閉操作する電動モータである駆動装置100を、全閉検出器102、トルク検出スイッチ103、論理回路104、論理回路105、論理回路106、タイマT1、タイマT2、タイマT3からなる回路で制御する。
全閉検出器102は、電動弁101の全閉を検出する。トルク検出スイッチ103は、駆動装置100の過トルクを検出するもので、例えばトルクリミットスイッチを用いる。なお、トルクリミットスイッチによる検出原理としては、電動弁101に連結される出力軸にかかる過大負荷をウォーム軸の変位により検出する。
次に動作について説明する。
電動弁101の弁開度を絞る動作時に弁内の流体通過部分で異物を噛み込むと、トルク検出スイッチ103が、この異物噛み込みによる負荷トルクを検出し、ハイレベルの信号を論理回路104に出力する。このとき、全閉検出器102が、電動弁101の全閉を検出しなかった場合、その旨を示す信号を論理回路104,105に出力する。
ここでは、全閉が検出できなかった場合、ローレベルの信号が、全閉検出器102から論理回路104の反転端子に出力されるものとする。これにより、論理回路104のアンド条件が成立してその出力はハイレベルとなる。
論理回路104からハイレベルの信号を入力すると、タイマT1は、所定時間(異物噛み込みを確認できる時間)の経過後、ハイレベルの信号をタイマT2及び論理回路106に出力する。タイマT2は、タイマT1の出力がハイレベルになると所定時間(流体が異物を押し流すに必要な時間)の間、ローレベルの信号を論理回路105,106に出力する。
このため、論理回路105には、タイマT2からのローレベルの信号と、反転端子に全閉検出器102からのローレベルの信号とが入力して、ローレベルの信号をタイマT3に出力する。タイマT3は、自己に設定された所定時間(異物噛みこみを確認できる時間)の間、ローレベルの信号を論理回路106の反転端子及び駆動装置100に出力する。
論理回路106には、タイマT1からのハイレベルの信号が入力し、反転端子にタイマT2からのローレベルの信号が入力し、もう一つの反転端子にタイマT3からのローレベルの信号が入力されることで、アンド条件が成立してハイレベルの信号(電動弁101への開指令信号が活性化)となり、駆動装置100が電動弁101の弁開度を開く方向に動作する。これにより、電動弁101内に噛み込まれた異物が、電動弁101内の流体の圧力により自動的に排除される。
この後、タイマT2は、所定時間(流体が異物を押し流すに必要な時間)が経過すると、その出力をハイレベルの信号に切り替える。これにより、論理回路106におけるアンド条件が成立しなくなり、論理回路105におけるアンド条件が成立して論理回路105及びタイマT3の出力が共にハイレベルとなる。タイマT3からのハイレベルの信号は、駆動装置100に閉指令信号として供給され、駆動装置100は電動弁101を閉動作させる。
特開平5−106754号
特許文献1に開示される従来の駆動制御回路は、弁内の異物噛み込みに対する対策として有効であるが、回路構成として3個のタイマ回路と3個の論理回路が必要であり、部品点数が多く複雑な回路となる上、コスト高であるという課題があった。
また、特許文献1では、トルク検出スイッチとして、ウォーム歯車に過負荷がかかるとモータ軸方向にシフトすることでトルクリミットスイッチをオンさせる機構を開示している。しかしながら、このようにウォーム歯車を利用する機構では、伝達効率が悪く、回転速度が制限されるため、利用範囲が狭いという不具合もある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、弁内の異物噛み込みに対応する駆動制御回路をタイマとリレーによる簡易な構成で実現した電動制御弁及び電動アクチュエータを得ることを目的とする。
この発明に係る電動制御弁は、弁体の駆動規制により生じる過負荷を検出する過負荷検出手段と、弁本体の全閉状態を検出する全閉検出器と、電動アクチュエータが弁体の駆動方向を切り替えてから所定時間を計時するタイマと、電動アクチュエータが弁体を駆動制御するにあたり、過負荷検出手段により過負荷が検出された際、全閉検出器により全閉状態が検出されなかった場合、電動アクチュエータによる弁体の駆動方向を切り替え、タイマにより所定時間が計時されると元の駆動方向に復帰させるリレーとを備えるものである。
この発明に係る電動アクチュエータは、弁体の駆動規制により生じる過負荷を検出する過負荷検出手段と、弁本体の全閉状態を検出する全閉検出器と、弁体の駆動方向を切り替えてから所定時間を計時するタイマと、弁体を駆動制御するにあたり、過負荷検出手段により過負荷が検出された際、全閉検出器により全閉状態が検出されなかった場合、電動モータによる弁体の駆動方向を切り替え、タイマにより所定時間が計時されると元の駆動方向に復帰させるリレーとを備えるものである。
この発明によれば、弁体の駆動規制により生じる過負荷を検出する過負荷検出手段と、弁本体の全閉状態を検出する全閉検出器と、弁体の駆動方向を切り替えてから所定時間を計時するタイマと、弁体を駆動制御するにあたり、過負荷検出手段により過負荷が検出された際、全閉検出器により全閉状態が検出されなかった場合、電動モータによる弁体の駆動方向を切り替え、タイマにより所定時間が計時されると元の駆動方向に復帰させるリレーとを備えるので、弁内の異物噛み込みに対して、タイマとリレーによる簡易な構成の駆動制御回路で対応することができ、複数のタイマ及び複数の論理回路を用いて回路構成する場合と比較して部品点数の増加が抑えられ、安価に構成することができるという効果がある。
実施の形態1.
実施の形態1による電動制御弁は、不図示の弁を開閉操作する電動アクチュエータと、この電動アクチュエータの出力軸に弁軸が連結された弁本体とを備え、電動アクチュエータに内蔵された電動モータの駆動トルクで出力軸を回転制御することにより、弁軸を介して駆動力が伝達されて弁本体内の弁体が流体通過部を開閉し流体の制御が行われる。
また、実施の形態1による電動制御弁では、例えば弁体の全開状態から全閉状態までの駆動に必要な通電時間に基づいて弁開度に応じた通電時間が予め設定されており、この通電時間に比例して電動アクチュエータに内蔵された電動モータ1を動作させることにより弁開度を調節する(フローティングタイプ)。
図1は、この発明の実施の形態1による電動制御弁の駆動制御回路を示す図である。実施の形態1による電動制御弁では、不図示の電動アクチュエータに内蔵された電動モータ1を、全閉検出器2、タイマ3、リレー4、マイクロスイッチ(過負荷検出手段)5,6、端子7a〜7cからなる回路構成で駆動制御する。ここで、電動モータ1としては、コンデンサで駆動電流の位相をずらして回転軸を正逆方向に回転させるシンクロナスモータを用いる。このシンクロナスモータは、安価で、単純な駆動回路により駆動制御が可能である。
電動モータ1の回転数は、開閉各方向で若干異なる場合がある。特に、電動モータ1としてシンクロナスモータを用いる場合、駆動制御により予め設定された通電時間に応じた開度と実際の弁開度との間でずれが発生することがある。そこで、一定期間(例えば、1日ごと)にリセット動作を行う。
リセット動作としては、例えば全閉方向への動作時間を若干長めに通電して全閉位置を認識し、全開状態から全閉状態までの駆動に要するストローク時間(通電時間)に基づいて弁の中間開度に応じた通電時間を算出し、弁開度と通電時間との関係を補正する。
全閉検出器2は、電動アクチュエータにより弁開度を制御する弁本体の全閉を検出する構成である。例えば、弁体の全閉状態における位置でマイクロスイッチをオンまたはオフに切り替わる機構が考えられるが、光学式、磁気式、機械式の既存の技術を用いて全閉を検出できるものであればよい。図1では、全閉検出器2が、弁体が全閉位置になったことを検出することにより、端子C(コモン)の接続先が端子NC(ノーマルクローズ)から端子NO(ノーマルオープン)に切り替わる。
タイマ3は、一定時間(流体が異物を押し流すに必要な時間)が設定されており、全閉検出器2を介して通電されると前記一定時間が経過するまでリレー4への通電を行う。リレー4は、タイマ3から通電されると内部の電磁コイルの磁力によりNO側を接続し、NC側を開状態とする。
過負荷検出手段となるマイクロスイッチ5は、弁の閉方向の動作において発生した中間開度での過負荷を検出する。例えば、閉方向の駆動位置にマイクロスイッチを配置し、閉方向の動作において過負荷が発生すると当該マイクロスイッチを機械的に押下する機構が考えられるが、光学式、磁気式、機械式の既存の技術を用いて閉方向の動作において発生した過負荷の検出に応じて電気的に動作できるものであればよい。
図1の例では、弁の閉方向の動作において負荷トルクが検出されなければ、端子Cと端子NCが接続され、過負荷の検出によりマイクロスイッチ5が押下されると、端子Cの接続先が端子NOに切り替わる。
マイクロスイッチ6は、弁の開方向の動作において発生した中間開度での負荷トルクを検出するためのものである。具体的には、開方向の動作において全開位置になったときに当該マイクロスイッチを機械的にオンまたはオフに切り替える機構であるが、光学式、磁気式、機械式の既存の技術を用いて弁体が全開位置になったときに電気的に動作できる構成に置換してもよい。
図1の例では、弁の開方向の動作において弁体が全開位置になったことが検出されなければ、端子Cと端子NCが接続される一方、弁体が全開位置になったことの検出によりマイクロスイッチ6が押下されると、端子Cの接続先が端子NOに切り替わる。
次に動作について説明する。
(1)閉方向の動作
弁開度を閉方向に動作させる場合、端子7cと端子7aに通電する。端子7cは電源のコモン端子であり、そのまま電動モータ1に通電され、端子7a側では、端子Cと端子NCが接続された状態のマイクロスイッチ5及びNCが接続されたリレー4を介して電動モータ1に通電される。これにより、電動モータ1の回転軸が、閉方向に対応する向きに回転し、不図示の出力軸及び弁軸が回転して弁本体内の弁体が流体通過部を閉める方向に移動する。
(2)開方向の動作
弁開度を開方向に動作させる場合、端子7cと端子7bに通電する。端子7cは電源のコモン端子であり、そのまま電動モータ1に通電され、端子7b側では、端子Cと端子NCが接続された状態のマイクロスイッチ6を介して電動モータ1に通電される。これにより、電動モータ1の回転軸が、開方向に対応する向きに回転し、不図示の出力軸及び弁軸が回転して弁本体内の弁体が流体通過部を開ける方向に移動する。
(3)閉方向動作において異物を噛み込んだ場合
閉方向の動作において、流体に混入した異物を弁体と流体通過部との間に噛み込むと、弁体の移動が規制され、これに伴って弁軸及び出力軸の回転が規制されて負荷が増加し、過負荷となる。マイクロスイッチ5は、この過負荷を検出すると、端子Cの接続先を端子NOに切り替える。このとき、全閉検出器2は、異物噛み込みにより弁体の移動が阻害されて全閉を検出していない。つまり、全閉検出器2では、端子Cが端子NCに接続している。
異物噛み込みにより上述のような接続関係になると、タイマ3は、全閉検出器2を介して通電されとリレー4側に接続して、一定時間(流体が異物を押し流すに必要な時間)が経過するまで、リレー4への通電が行なわれる。リレー4では、タイマ3を介して通電されると内部の電磁コイルの磁力によりNO側を接続し、NC側を開状態とする。これにより、端子7aを介した電動モータ1までの通電経路が開方向に切り替わり、電動モータ1の回転軸が、開方向に対応する向きに回転して弁本体内の弁体が流体通過部を開ける方向に移動する。
タイマ3は、一定時間(流体が異物を押し流すに必要な時間)が経過すると、リレー4側との接続を遮断する。リレー4は、タイマ3を介して通電されなくなると、NC側を接続してNO側を開状態とする。また、マイクロスイッチ5では、開方向への動作により過負荷が検出されなくなり(オフ状態)、端子Cの接続先が端子NCに切り替わる。これにより、電動モータ1の回転軸が閉方向に対応する向きに回転して弁開度を絞る動作に復帰する。このように、弁本体内で異物が噛み込まれたことを過負荷の発生で検出し、異物を開放する程度まで一旦逆動作することで流体力により異物が外れる。
上述したように、本発明では、特許文献1に開示される発明と異なり、全閉検出器2、タイマ3、リレー4、マイクロスイッチ5,6からなる簡易な回路で弁内の異物噛み込みに対応することができる。
図2は、駆動回路の他の構成例を示す図であり、図1の構成と同一若しくはこれに相当する構成要素については同一符号を付して重複説明を省略する。図2の構成では、図1に示すマイクロスイッチ6の代わりに、全開検出器8が、端子7bから電動モータ1までの経路に設けられる。全開検出器8は、電動アクチュエータにより弁開度を制御する弁本体の全開を検出する構成であり、光学式、磁気式、機械式の既存の技術を用いて全開を検出できるものであればよい。図2では、全開検出器8が、弁体が全開位置になったことを検出することにより、端子Cの接続先が端子NCから端子NOに切り替わる。
次に動作について説明する。
(1)閉方向の動作
弁開度を閉方向に動作させる場合、端子7cと端子7aに通電する。端子7cは電源のコモン端子であり、そのまま電動モータ1に通電され、端子7a側では、端子Cと端子NCが接続された状態のマイクロスイッチ5、全閉を検出しておらず端子Cと端子NCが接続する全閉検出器2、及びNCが接続されたリレー4を介して電動モータ1に通電される。これにより、電動モータ1の回転軸が、閉方向に対応する向きに回転し、不図示の出力軸及び弁軸が回転して弁本体内の弁体が流体通過部を閉める方向に移動する。
(2)開方向の動作
弁開度を開方向に動作させる場合、端子7cと端子7bに通電する。端子7cは電源のコモン端子であり、そのまま電動モータ1に通電され、端子7b側では、端子Cと端子NCが接続された状態の全開検出器8を介して電動モータ1に通電される。これにより、電動モータ1の回転軸が、開方向に対応する向きに回転し、不図示の出力軸及び弁軸が回転して弁本体内の弁体が流体通過部を開ける方向に移動する。
(3)異物を噛み込んだ場合
閉方向の動作において、流体に混入した異物を弁体と流体通過部との間に噛み込むと、弁体の移動が規制され、これに伴って弁軸及び出力軸の回転が規制されて負荷が増加し、過負荷となる。マイクロスイッチ5は、この負荷トルクを検出すると、端子Cの接続先を端子NOに切り替える。このとき、全閉検出器2は、異物噛み込みにより弁体の移動が阻害されて全閉を検出しておらず、端子Cが端子NCに接続している。
異物噛み込みにより上述のような接続関係になると、タイマ3は、全閉検出器2を介して通電され、リレー4側に接続して、一定時間(流体が異物を押し流すに必要な時間)が経過するまで、リレー4への通電が行なわれる。リレー4では、タイマ3を介して通電されると内部の電磁コイルの磁力によりNO側を接続しNC側を開状態とする。このとき、全開検出器8は、全開を検出しておらず端子Cと端子NCが接続している。これにより、端子7aを介した電動モータ1までの通電経路が開方向に切り替わり、電動モータ1の回転軸が、開方向に対応する向きに回転して弁本体内の弁体が流体通過部を開ける方向に移動する。
タイマ3は、一定時間(流体が異物を押し流すに必要な時間)が経過すると、リレー4側との接続を遮断する。リレー4は、タイマ3を介して通電されなくなると、NC側を接続してNO側を開状態とする。また、マイクロスイッチ5では、開方向への動作により過負荷が検出されなくなり(オフ状態)、端子Cの接続先が端子NCに切り替わる。これにより、電動モータ1の回転軸が閉方向に対応する向きに回転して弁開度を絞る動作に復帰する。
図2に示す構成であっても、全閉検出器2、全開検出器8、タイマ3、リレー4、マイクロスイッチ5からなる簡易な回路で弁内の異物噛み込みに対応することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、弁体の駆動規制により生じる過負荷を検出するマイクロスイッチ5と、弁本体の全閉状態を検出する全閉検出器2と、弁体の駆動方向を切り替えてから所定時間を計時するタイマ3と、弁体を駆動制御するにあたり、マイクロスイッチ5により過負荷が検出された際、全閉検出器2により全閉状態が検出されなかった場合、電動モータ1による弁体の駆動方向を切り替え、タイマ3により所定時間が計時されると元の駆動方向に復帰させるリレー4とを備えるので、弁内の異物噛み込みに対して、タイマとリレーによる簡易な構成の駆動制御回路で対応することができ、複数のタイマ及び複数の論理回路を用いて回路構成する場合と比較して部品点数の増加が抑えられ、安価に構成することができる。
この発明の実施の形態1による駆動制御回路を示す図である。 駆動回路の他の構成例を示す図である。 従来の電動弁の駆動制御回路を示す図である。
符号の説明
1 電動モータ
2 全閉検出器
3 タイマ
4 リレー
5 マイクロスイッチ(過トルク検出手段)
6 マイクロスイッチ
7a〜7c 端子
8 全開検出器
100 駆動装置
101 電動弁
102 全閉検出器
103 トルク検出スイッチ
104〜106 論理回路

Claims (2)

  1. 弁体の駆動により弁開度が制御される弁本体と、前記弁体を駆動制御して前記弁本体の弁開度を調節する電動アクチュエータとを備えた電動制御弁において、
    前記弁体の駆動規制により生じる過負荷を検出する過負荷検出手段と、
    前記弁本体の全閉状態を検出する全閉検出器と、
    前記電動アクチュエータが前記弁体の駆動方向を切り替えてから所定時間を計時するタイマと、
    前記電動アクチュエータが前記弁体を駆動制御するにあたり、前記過負荷検出手段により過負荷が検出された際、前記全閉検出器により全閉状態が検出されなかった場合、前記電動アクチュエータによる前記弁体の駆動方向を切り替え、前記タイマにより前記所定時間が計時されると元の駆動方向に復帰させるリレーとを備えたことを特徴とする電動制御弁。
  2. 弁体の駆動により弁開度が制御される弁本体に対し、電動モータの駆動トルクによって前記弁体を駆動させて弁開度を調節する電動アクチュエータにおいて、
    前記弁体の駆動規制により生じる過負荷を検出する過負荷検出手段と、
    前記弁本体の全閉状態を検出する全閉検出器と、
    前記弁体の駆動方向を切り替えてから所定時間を計時するタイマと、
    前記弁体を駆動制御するにあたり、前記過負荷検出手段により過負荷が検出された際、前記全閉検出器により全閉状態が検出されなかった場合、前記電動モータによる前記弁体の駆動方向を切り替え、前記タイマにより前記所定時間が計時されると元の駆動方向に復帰させるリレーとを備えたことを特徴とする電動アクチュエータ。
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