JP2003307280A - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

Info

Publication number
JP2003307280A
JP2003307280A JP2002111840A JP2002111840A JP2003307280A JP 2003307280 A JP2003307280 A JP 2003307280A JP 2002111840 A JP2002111840 A JP 2002111840A JP 2002111840 A JP2002111840 A JP 2002111840A JP 2003307280 A JP2003307280 A JP 2003307280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
backlash
valve
gear
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002111840A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Takusagawa
勝 田草川
Yuichi Asano
祐一 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitz Corp
Original Assignee
Kitz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitz Corp filed Critical Kitz Corp
Priority to JP2002111840A priority Critical patent/JP2003307280A/ja
Publication of JP2003307280A publication Critical patent/JP2003307280A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Flow Control (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体制御を行うバルブの弁体を駆動するアク
チュエータにおいて、噛み込んだ異物による弁体の作動
不良を防止する。 【解決手段】 弁体が取り付けられた出力軸17と、ギ
アを介して出力軸17と結合され、出力軸17を回転さ
せて弁体を閉方向および開方向に駆動するモータ18
と、動作指示信号を受けてモータ18を回転させ、弁体
が全閉位置または全開位置とならない場合にはモータ1
8を反転させてギアをそのバックラッシ分だけ逆方向に
回転させた後に再度モータ18を反転させて弁体を閉方
向または開方向に駆動する制御部24とを有する構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクチュエータに関
し、特に流体制御を行うバルブを駆動するアクチュエー
タに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配管には流体の流れを制御するためにバ
ルブを設置する場合が多い。そして、バルブの駆動は手
動で、あるいはアクチュエータを用いて自動で行われ
る。
【0003】ここで、流体中に異物があり、この異物が
流路を開閉するバルブの弁体と弁座との間に噛み込む
と、全閉付近あるいは全開付近における弁体の作動抵抗
が大きくなるのみならず、異物により弁体が全閉位置や
全開位置に到達できない場合が生じる。
【0004】このような異物の噛み込みによる不具合が
生じると、流体の流れを正しく行うことができなくな
り、動作の信頼性を損ねることになる。
【0005】そこで、異物の噛み込みによる問題を解決
するための技術として、たとえば特開平5−10675
4号公報や特開平9−6439号公報に記載のものが知
られている。
【0006】特開平5−106754号公報には、異物
噛み込みを検出したときには弁体を反対方向に動作させ
ることにより、当該異物を流体の流れを利用して除去す
る技術が開示されている。
【0007】また、特開平9−6439号公報には、異
物を噛み込んだときにはステッピングモータに与えるパ
ルス周波数を低くして低速駆動することにより駆動トル
クを上昇させ、上昇した駆動トルクで弁体を駆動してこ
れを強制的に目的位置に到達させる技術が開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、異物は
弁体と弁座とに挟み込まれることによって弁体あるいは
弁座に付着して取れにくくなっているために、特開平5
−106754号公報に記載の技術のように弁体を反対
方向に動作させても、異物が流体によって除去されない
場合がある。
【0009】また、特開平9−6439号公報に記載の
技術のようにモータの駆動トルクを上昇させるのにも限
界があるため、弁体を目的位置に到達させることができ
ない場合が発生する。
【0010】そこで、本発明は、噛み込んだ異物による
弁体の作動不良を防止することのできるアクチュエータ
についての技術を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るアクチュエータは、流体制御を行うバ
ルブの弁体を駆動するアクチュエータであって、弁体が
取り付けられた出力軸と、ギアを介して出力軸と結合さ
れ、当該出力軸を回転させて弁体を閉方向および開方向
に駆動するモータと、動作指示信号を受けてモータを回
転させ、弁体が全閉位置または全開位置とならない場合
にはモータを反転させてギアをそのバックラッシ分だけ
逆方向に回転させた後に再度モータを反転させて弁体を
閉方向または開方向に駆動する制御部とを有することを
特徴とする。
【0012】このように、弁体が全閉位置または全開位
置とならない場合には、モータを反転させてギアをその
バックラッシ分だけ逆方向に回転させた後に再度モータ
を反転させているので、モータがバックラッシ分だけ無
負荷の状態で回転することにより瞬間的に発生するトル
クは弁体に噛み込まれた異物に作用する。したがって、
異物はモータの電気エネルギによる駆動トルクおよび無
負荷の慣性力で瞬間的に発生するトルクにより潰されて
弁体が全開位置または全閉位置に到達するので、噛み込
んだ異物による弁体の作動不良を確実に防止することが
可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付
図面において同一の部材には同一の符号を付しており、
また、重複した説明は省略されている。なお、発明の実
施の形態は、本発明が実施される特に有用な形態として
のものであり、本発明がその実施の形態に限定されるも
のではない。
【0014】図1は本発明の一実施の形態であるアクチ
ュエータの内部構造をバルブとともに示す断面図、図2
は図1のアクチュエータの制御系を示すブロック図、図
3は図1のアクチュエータにおける動作を示すフローチ
ャート、図4は図1のアクチュエータにおいて弁体が異
物の噛み込みなく全閉位置から全開位置に到達した場合
の入出力信号を示すタイムチャート、図5は図1のアク
チュエータにおいて異物を噛み込んだ弁体が全閉位置か
ら全開位置に到達した場合の入出力信号を示すタイムチ
ャート、図6は弁体が異物を噛み込んだときにおけるギ
アの回転動作を連続的に示す説明図である。
【0015】本実施の形態のアクチュエータ11は流体
制御を行うバルブ12の弁体(図示せず)を駆動するア
クチュエータである。
【0016】図1に示すように、アクチュエータ11
は、バルブ12がボルト止めされた台座13と、この台
座13に取り付けられて台座13との間に内部空間を形
成するハウジング14とを有している。そして、ハウジ
ング14内には、その内部空間を上下に区画するプレー
ト15が、スペーサ16によって台座13との間に所定
の距離をおいて設けられている。また、台座13を貫通
して、バルブ12の弁体を駆動する出力軸17が回転可
能に設けられている。
【0017】プレート15にはモータ18が固定さてお
り、台座13とプレート15との間には、モータ18の
出力を出力軸17に伝達する複数のギア19が配置され
ている。そして、これらのギア19によりモータ18の
回転が減速されて出力軸17に伝達され、このようにし
て回転する出力軸17により弁体が駆動される。なお、
台座13には、モータ18への給電を行うケーブルの引
き込み口となる開口部20が形成されている。
【0018】ここで、モータ18には、与えられたパル
ス数に応じて回転するステッピングモータが用いられて
いる。但し、シンクロナスモータなど、回転角の制御が
可能な他の種類のモータを用いてもよい。
【0019】出力軸17の同軸上には、周方向に一定間
隔で複数の孔(図示せず)が形成された開度板21が取
り付けられている。また、開度板21を挟むようにして
フォトインタラプタ22が配置されている。そして、開
度板21およびフォトインタラプタ22で構成される弁
開度計(開度検出部)23では、開度板21の回転によ
り遮断・透過されるフォトインタラプタ22の発光部か
ら受光部に至る光をカウントすることで弁体の開度(つ
まり、全閉位置および全開位置ならびに中間開度)が検
出される。
【0020】但し、開度検出部は、少なくとも弁体の全
閉位置および全開位置のみが検出できるようになってい
ればよい。したがって、図示するような中間開度も検出
できる弁開度計23ではなく、たとえば弁体が全閉位置
および全開位置になったときにオン・オフする光学式、
磁気式、機械式などのリミットスイッチを開度検出部と
することができる。
【0021】図2に示すように、アクチュエータ11に
は、電源、弁体を全開位置とするようモータ18を回転
させるための動作指示信号である開信号、および弁体を
全閉位置とするようモータ18を回転させるための動作
指示信号である閉信号が入力され、弁開度計23により
弁体が全開位置となったと検知されたときの信号である
全開信号、および弁開度計23により弁体が全閉位置と
なったと検知されたときの信号である全閉信号が出力さ
れ、アクチュエータ11の動作制御を行う制御部24が
設けられている。また、ギア19のバックラッシ量を検
出するバックラッシ検出部25が設けられている。
【0022】次に、このような構成を有するアクチュエ
ータ11の制御部24による弁体の開閉駆動制御につい
て、図3〜図6を用いて説明する。なお、ここでは弁体
を全閉位置から全開位置に駆動する場合について説明す
るが、全開位置から全閉位置に駆動する場合について
は、モータの回転方向や信号の種類などが逆になるだけ
で、動作自体は同様である。
【0023】図3のフローチャートにおいて、弁体が全
閉位置となっている場合において(ステップS1)、弁
体を全開位置へ駆動する開信号が制御部24に入力され
たならば(ステップS2)、バックラッシ検出部25に
よるギア19のバックラッシ量の検出が行われる。
【0024】すなわち、バックラッシのカウントが開始
されてモータ18が弁体の開方向へ駆動され(ステップ
S3、S4)、弁開度計23が動作することで(リミッ
トスイッチを用いた場合には、弁閉リミットスイッチが
オフになることで)全閉信号が出力されなくなったかど
うかが、つまり弁体の作動が認識されたかどうかが判断
される(ステップS5)。そして、全閉信号が出力され
なくなったならば、ギア19がバックラッシ分動いて弁
体の駆動が開始されたことになるので、その時点でのバ
ックラッシカウントが保存される(ステップS6)。
【0025】ここで、モータ18にステッピングモータ
を用いた本実施の形態では、開信号が入力されてモータ
18が回転を開始してから開度検出部である弁開度計2
3により弁体の作動が認識されて全閉信号が出力されな
くなるまでにモータ18に与えられたパルス数がバック
ラッシ量として検出される。なお、シンクロナスモータ
を用いた場合には、モータ18が回転を開始してから弁
開度計23により弁体の作動が認識されるまでに要した
時間がバックラッシ量として検出される。
【0026】このようにしてバックラッシカウントが保
存されたならば、次に駆動パルスのカウントが開始され
(ステップS7)、モータ18が弁体の開方向に駆動さ
れる(ステップS8)。そして、規定パルス数に達した
かが判断され(ステップS9)、達する前に弁開度計2
3の動作が停止して(リミットスイッチを用いた場合に
は、弁開リミットスイッチがオンになって)弁体の全開
信号が出力されたならば(ステップS10)、弁体が全
開位置へ到達してその動作が停止する(ステップS1
1)。
【0027】なお、シンクロナスモータを用いた場合に
は、ステップS7においては弁体の作動が開始してから
の時間がカウントされ、ステップS8でモータ18が弁
体の開方向に駆動されて、ステップS9においては規定
の回転時間に達したかが判断される。
【0028】このような一連の動作における入出力信号
のタイムチャートとして、弁体が異物の噛み込みなく全
閉位置から全開位置に到達した場合の入出力信号のタイ
ムチャートを図7に、異物を噛み込んだ弁体が全閉位置
から全開位置に到達した場合の入出力信号のタイムチャ
ートを図8に、それぞれ示す。
【0029】ここで、ステップS9においてモータ18
に与えられるパルス数が規定数に達したならば(図5の
(A)点)、これはモータ18に与えられるパルス数が
規定数に達したにも拘わらず全開信号が出力されない、
つまり弁体が全開位置となっていないことになり、弁体
が異物を噛み込んだものと考えられる。このときのギア
の状態を図6(A)に示す。なお、図6において、符号
19aは弁体が取り付けられた出力軸17に設けられた
出力ギアを、符号19bはこの出力ギア19aを駆動す
るギアである第1ギアを、それぞれ示している。
【0030】そこで、この場合には、前述したバックラ
ッシ検出部25に保存されているバックラッシ量だけモ
ータ18を戻す(ステップS12)。つまり、第1ギア
19bを出力ギア19aに対するバックラッシ分だけ逆
方向に回転させる(図5の(B)点)。このときのギア
の状態を図6(B)に示す。
【0031】ステップS12を実行して第1ギア19b
をそのバックラッシ分だけ逆方向に回転させたならば、
再度モータ18を反転させて弁体を開方向に駆動する
(ステップS13)。すると、モータ18はバックラッ
シ分だけは無負荷の状態で回転することになる(図5の
(C)点)。このときのギアの状態を図6(C)に示
す。
【0032】前述のようにモータ18により第1ギア1
9b出力ギア19aに対するバックラッシ分だけ逆方向
に回転させているので、出力軸17およびこの出力軸1
7に取り付けられた弁体はモータ18により逆方向には
動いていない。したがって、モータ18から得られる電
気エネルギによる駆動トルクに加えてバックラッシ区間
において第1ギア19bに生じる無負荷の慣性力で瞬間
的に発生するトルクが、つまりピークのトルクが弁体に
噛み込まれた異物に作用するので、弁体は当該異物を潰
して全開位置に到達するようになる。これにより、噛み
込んだ異物による弁体の作動不良が確実に防止される。
【0033】なお、特開平5−106754号公報に記
載の技術では弁体を反対方向に回転させているので、バ
ックラッシ分だけ無負荷の状態で回転することにより得
られるトルクは噛み込んだ異物には作用しない。したが
って、異物にはモータの駆動トルクのみしか作用しない
ので、本願のように大きな異物潰し力は得られない。
【0034】ステップS13を実行してモータ18を弁
体の開方向に駆動したならば、規定パルス数に達したか
が判断され(ステップS14)、達する前に弁開度計2
3の動作が停止して(リミットスイッチを用いた場合に
は、弁開リミットスイッチがオンになって)弁体の全開
信号が出力されたならば(ステップS15)、弁体が全
開位置へ到達してその動作が停止する(ステップS1
6)。
【0035】また、ステップS14において規定パルス
数に達したと判断された場合には弁体が全開位置となっ
ていないことになるので、ステップS12およびステッ
プS13の処理を繰り返す。この繰り返し操作により、
弁に噛み込んだ異物を徐々に潰すようにしてもよい。
【0036】なお、シンクロナスモータを用いた場合に
は、ステップS14においては規定の回転時間に達した
かが判断される。
【0037】このように、本実施の形態によれば、弁体
が全開位置(または全閉位置)とならない場合には、モ
ータ18を反転させてギア19をバックラッシ分だけ逆
方向に回転させた後に再度モータ18を反転させている
ので、モータ18がバックラッシ分だけ無負荷の状態で
回転することにより瞬間的に発生するトルクは弁体に噛
み込まれた異物に作用する。したがって、異物はモータ
18から得られる電気エネルギによる駆動トルクおよび
この無負荷の慣性力で瞬間的に発生するトルクにより潰
され、これにより弁体は全開位置(または全閉位置)に
到達するので、噛み込んだ異物による弁体の作動不良を
確実に防止することができる。
【0038】以上の説明では、ギア19のバックラッシ
量を検出してこれを保存するバックラッシ検出部25が
設けられており、制御部24は、バックラッシ検出部2
5に保存されたバックラッシ量に基づいてモータ18を
介してギア19をバックラッシ分だけ逆方向に回転させ
ているが、バックラッシ検出部25の代わりに、ギア1
9のバックラッシ量が格納された記憶部を備えておき、
記憶部に格納されたバックラッシ量に基づいてモータ1
8を介してギア19をバックラッシ分だけ逆方向に回転
させるようにしてもよい。
【0039】なお、バックラッシ量は、ステッピングモ
ータの場合にはモータに与えられるパルス数として、シ
ンクロナスモータの場合にはモータの回転時間として、
格納される。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば以下の効果を奏することができる。
【0041】すなわち、弁体が全閉位置または全開位置
とならない場合には、モータを反転させてギアをそのバ
ックラッシ分だけ逆方向に回転させた後に再度モータを
反転させているので、弁体に噛み込まれた異物はモータ
の電気エネルギによる駆動トルクおよびギアに生じる無
負荷の慣性力で瞬間的に発生するトルクにより潰されて
弁体が全開位置または全閉位置に到達することになり、
噛み込んだ異物による弁体の作動不良を確実に防止する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるアクチュエータの
内部構造をバルブとともに示す断面図である。
【図2】図1のアクチュエータの制御系を示すブロック
図である。
【図3】図1のアクチュエータにおける動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図1のアクチュエータにおいて弁体が異物の噛
み込みなく全閉位置から全開位置に到達した場合の入出
力信号を示すタイムチャートである。
【図5】図1のアクチュエータにおいて異物を噛み込ん
だ弁体が全閉位置から全開位置に到達した場合の入出力
信号を示すタイムチャートである。
【図6】弁体が異物を噛み込んだときにおけるギアの回
転動作を連続的に示す説明図である。
【符号の説明】
11 アクチュエータ 12 バルブ 13 台座 14 ハウジング 15 プレート 16 スペーサ 17 出力軸 18 モータ 19 ギア 19a 出力ギア 19b 第1ギア 20 開口部 21 開度板 22 フォトインタラプタ 23 弁開度計(開度検出部) 24 制御部 24 磁気体 25 バックラッシ検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H062 BB08 CC02 CC15 EE07 HH01 5H307 DD18 DD20 EE02 EE06 FF27 GG20 5H580 AA10 BB06 CA12 FA04 FB03 FC10 FD12 HH01 HH35 JJ02 JJ05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体制御を行うバルブの弁体を駆動する
    アクチュエータであって、 前記弁体が取り付けられた出力軸と、 ギアを介して前記出力軸と結合され、当該出力軸を回転
    させて前記弁体を閉方向および開方向に駆動するモータ
    と、 動作指示信号を受けて前記モータを回転させ、前記弁体
    が全閉位置または全開位置とならない場合には前記モー
    タを反転させて前記ギアをそのバックラッシ分だけ逆方
    向に回転させた後に再度前記モータを反転させて前記弁
    体を閉方向または開方向に駆動する制御部とを有するこ
    とを特徴とするアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記ギアのバックラッシ量を検出してこ
    れを保存するバックラッシ検出部を備え、 前記制御部は、前記バックラッシ検出部に保存された前
    記バックラッシ量に基づいて前記モータを介して前記ギ
    アをバックラッシ分だけ逆方向に回転させることを特徴
    とする請求項1記載のアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記弁体の少なくとも全閉位置および全
    開位置を検出する開度検出部を備え、 前記バックラッシ検出部は、前記モータが回転を開始し
    てから前記開度検出部が全閉位置または全開位置にある
    前記弁体の作動を認識するまでに前記モータに与えられ
    たパルス数、または前記モータが回転を開始してから前
    記開度検出部が全閉位置または全開位置にある前記弁体
    の作動を認識するまでの時間により前記バックラッシ量
    を検出することを特徴とする請求項2記載のアクチュエ
    ータ。
  4. 【請求項4】 前記ギアのバックラッシ量が格納された
    記憶部を備え、 前記制御部は、前記記憶部に格納されたバックラッシ量
    に基づいて前記モータを介して前記ギアをバックラッシ
    分だけ逆方向に回転させることを特徴とする請求項1記
    載のアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記記憶部には、前記モータに与えられ
    るパルス数、または前記モータの回転時間として前記バ
    ックラッシ量が格納されていることを特徴とする請求項
    4記載のアクチュエータ。
JP2002111840A 2002-04-15 2002-04-15 アクチュエータ Pending JP2003307280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002111840A JP2003307280A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002111840A JP2003307280A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 アクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003307280A true JP2003307280A (ja) 2003-10-31

Family

ID=29394525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002111840A Pending JP2003307280A (ja) 2002-04-15 2002-04-15 アクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003307280A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7287541B2 (en) * 2004-01-16 2007-10-30 Battelle Energy Alliance, Llc Method, apparatus and system for controlling fluid flow
JP2008172895A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Mitsubishi Electric Corp ステップモータ駆動装置
JP2008169987A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Yamatake Corp アクチュエータ
JP2008169986A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Yamatake Corp アクチュエータ
JP2008169985A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Yamatake Corp アクチュエータ
US7669581B2 (en) * 2006-04-12 2010-03-02 Denso Corporation Throttle control apparatus and method for throttle control

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7287541B2 (en) * 2004-01-16 2007-10-30 Battelle Energy Alliance, Llc Method, apparatus and system for controlling fluid flow
US7669581B2 (en) * 2006-04-12 2010-03-02 Denso Corporation Throttle control apparatus and method for throttle control
JP2008172895A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Mitsubishi Electric Corp ステップモータ駆動装置
JP2008169987A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Yamatake Corp アクチュエータ
JP2008169986A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Yamatake Corp アクチュエータ
JP2008169985A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Yamatake Corp アクチュエータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4254212B2 (ja) 車両用開閉体の開閉制御システム
JP3253031B2 (ja) パワーウインド装置のモータ制御方法および装置
JP2011032667A (ja) パワーウインド装置
JP2003307280A (ja) アクチュエータ
WO2006075704A1 (ja) モータアクチュエータおよび開閉装置
JPH11270230A (ja) パワーウインド装置の挟み込み検知方法
JP2001083397A (ja) レンズ駆動制御装置
JP4681953B2 (ja) 電子制御ユニットによるインバータ制御装置
JP2005140262A5 (ja)
KR920005387B1 (ko) 드로틀 작동기 제어장치
KR970027439A (ko) 세탁기의 자동도어 개폐장치의 제어방법
JP2008151240A (ja) 電動制御弁及び電動アクチュエータ
JP2009052367A (ja) ドア開閉アシスト装置
JP2001141096A5 (ja)
KR101202157B1 (ko) 장치 제어용 전기 액추에이터
WO2004070186A1 (ja) 建設機械のエンジン制御装置
JP6182920B2 (ja) 便蓋・便座の開閉装置
JPH04138397U (ja) 便座・便蓋自動開閉装置
JP6548614B2 (ja) 開閉体制御装置および開閉体制御方法
JPH0626894Y2 (ja) モータ駆動の羽根作動装置
JP2006118281A (ja) 自動ドア開閉検知システム及び自動ドアの開閉検知方法
JPH07137967A (ja) エレベーター扉の開閉制御装置
JP2000018426A (ja) 遮断弁駆動制御方法
JP2004024365A5 (ja)
JP4179891B2 (ja) 開閉装置