JP2006057391A - 車両ドア駆動装置 - Google Patents

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昭郎 杉木
Takayuki Ota
孝之 太田
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功一 廣田
Takaya Goyama
隆弥 合山
Yoshinori Hitomi
佳典 人見
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Abstract

【課題】 駆動源の駆動力により車両ドアが開閉移動している最中における安全性を向上させる。
【解決手段】 制御手段25は、駆動源31の駆動力により車両ドア11が開閉移動している最中において検出手段36、47からの検出信号に基づいて車両ドア11の移動速度が予め決められた所定値を超えて増速方向に変動した際に駆動源31の駆動を停止すると共に動力伝達機構33の伝達部材33aと被伝達部材33bとを接合状態とするよう駆動源31及び動力伝達機構33の作動を制御する、
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両のサイドドアやバックドア(テールゲート)などの車両ドアを車両ボデーに形成されたドア開口を開閉すべく動作させる車両ドア開閉装置に関する。
従来、この種の車両ドア開閉装置は、車両ドアの開閉移動に係る駆動力を発生する駆動源と、駆動源の駆動力により車両ドアを開閉移動させる移動機構と、駆動源と移動機構との間に配設され駆動源に連係される伝達部材及び移動機構に連係され伝達部材と係脱可能な被伝達部材とを有し駆動源の駆動力を移動機構に伝達可能な接合状態及び伝達不能な切離状態に切り換えられる動力伝達機構と、駆動源及び動力伝達機構の作動を制御する制御手段とを有する。そして、駆動源を駆動すると共に動力伝達機構の伝達部材と被伝達部材とを接合状態とすべく制御手段によって駆動源及び動力伝達機構の作動を制御することで、駆動源の駆動力で車両ドアを開閉移動させている。
近年、特許文献1及び特許文献2に示されるように、安全上の観点から、駆動源の駆動力で車両ドアを開閉移動させている最中において、各種の検出手段からの検出信号に基づいて車両ドアの開閉移動を制御することが知られている。
特許文献1に記載の車両ドア開閉装置は、車両の状態を検出する検出手段を有しており、そして、制御手段は、駆動源の駆動力により車両ドアが開閉移動している最中において、検出手段からの検出信号に基づいて作動条件が成立しなくなった際に、駆動源の駆動を停止すると共に動力伝達機構の伝達部材と被伝達部材とを接合状態とするよう駆動源及び動力伝達機構の作動を制御している。これにより、車両ドアを任意の開閉位置で保持している。尚、作動条件としては、車両の走行速度、車両のトランスミッションの状態や車両のブレーキの状態を基にしている。
特許文献2に記載の車両ドア開閉装置は、車両ドアの移動状態を検出する検出手段を有しており、そして、制御手段は、駆動源の駆動力により車両ドアが開閉移動している最中において、検出手段からの検出信号に基づいて車両ドアの移動速度が予め決められた目標速度を超えて増速方向に変動した際に、動力伝達機構の伝達部材と被伝達部材とを接合状態とするよう動力伝達機構の作動を制御すると共に車両ドアの移動速度が目標速度となるよう駆動源の作動を制御し、駆動源の駆動力による車両ドアの移動にブレーキを掛けている。
特開平10-317793号 特開2002−194949号
上記した特許文献1に示される従来装置では、駆動源の駆動力により車両ドアが開閉移動している最中における車両ドアの移動制御として、車両の走行速度、車両のトランスミッションの状態や車両のブレーキの状態を基にした作動条件に基づいて車両ドアを任意の開閉位置で保持することを行うのみである。しかし、例えば坂道などに車両が停止している場合や風力など車両ドアに加わる負荷によって車両ドアの移動速度が速くなった場合における具体的な制御については述べられていない。
上記した特許文献2に示される従来装置では、駆動源の駆動力により車両ドアが開閉移動している最中における車両ドアの移動制御として、車両ドアの移動速度が速くなった際に車両ドアの移動にブレーキを掛けることを行っている。しかし、例えば動力伝達機構の伝達部材と被伝達部材との間で滑りが生じるほど車両ドアの移動速度が速い場合における具体的な制御については述べられていない。
故に、本発明は、駆動源の駆動力により車両ドアが開閉移動している最中における車両ドアの移動制御として、より安全性を向上させることを、その技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、駆動源の駆動力により車両ドアが開閉移動している最中において検出手段からの検出信号に基づいて前記車両ドアの移動速度が予め決められた所定値を超えて増速方向に変動した際に前記駆動源の駆動を停止すると共に動力伝達機構の伝達部材と被伝達部材とを接合状態とするよう前記駆動源及び前記前記動力伝達機構の作動を制御するよう構成した、ことである。
より好ましくは、前記検出手段は、前記動力伝達機構の前記被伝達部材の回転状態を検出する、と良い。
より好ましくは、前記制御手段は、前記駆動源の作動電流値を検出する、と良い。
本発明によれば、駆動源の駆動力によって車両ドアを開閉移動させている時、車両ドアの移動速度が所定値を超えて増速方向に変動した場合、つまり、車両ドアの移動速度が所定値より速くなった場合、制御手段は、駆動源の駆動を停止すると共に動力伝達機構の伝達部材と被伝達部材とを接合状態とする。これにより、車両ドアは、その開閉移動を停止して任意の開閉位置で保持されることとなる。この結果、従来に比して、より安全性を向上させることができる。
図1に示されるように、車両ドアとしてのスイングドア11は、図示しない車両の側部ボディに形成されたドア開口を開閉すべく周知のヒンジ部(図示せず)により支持されている。スイングドア11には、該ドア11を開閉動作させる車両ドア開閉装置12が設けられている。
車両ドア開閉装置12は、スイングドア11の車外側及び室内側にそれぞれ配置された車外操作スイッチ21及び室内操作スイッチ22と、後述詳しく説明するドア開閉駆動部23と、スイングドア11をドア開口の全閉状態又は半閉状態で側部ボディに対して保持するラッチ駆動部24と、これらに接続された制御手段としてのコントローラ25とを備えている。
車外操作スイッチ21は、車外においてドア開閉駆動部23によるスイングドア11の開閉動作を行う際に操作されるスイッチである。また、室内操作スイッチ22は、室内においてドア開閉駆動部23によるスイングドア11の開閉動作を行う際に操作されるスイッチである。
ラッチ駆動部24は、側部ボディに固定されたストライカと係脱するラッチと、ストライカとラッチの係合状態においてラッチと係脱するポールとを含み、ラッチ状態、ハーフラッチ状態及びアンラッチ状態を成す既知のラッチ機構と、このラッチ機構の状態を変更すべく作動する既知のアクチュエータとを備える。コントローラ25は、ラッチ駆動部24のアクチュエータを駆動制御し、スイングドア11の開操作時にはラッチ駆動部24のラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態へと変更し、スイングドア11の閉操作時にはラッチ駆動部24のラッチ機構をハーフラッチ状態からラッチ状態へと変更する。
ドア開閉駆動部23は、スイングドア11に取着されており、ドア開閉駆動部23は、これに一端が連結され他端がピラー13に連結されたレバー14を出没させることで図示しないヒンジ部材を支点にスイングドア11を回動させてこれを開閉する。
コントローラ25は、スイングドア11が閉じているとき、車外操作スイッチ21又は室内操作スイッチ22の操作に基づき、ラッチ駆動部24を制御してラッチ駆動部24のラッチ機構をアンラッチ状態に変更し、ドア開閉駆動部23を制御してスイングドア11を回動させてこれを開く。また、スイングドア11が開いているとき、コントローラ25は、車外操作スイッチ21又は室内操作スイッチ22の操作に基づき、ドア開閉駆動部23を制御してスイングドア11を回動させ、ラッチ駆動部24を制御してラッチ駆動部24のラッチ機構をラッチ状態に変更してこれを閉じる。
ドア開閉駆動部23について、詳しく説明する。
図2に概略構成図を示したように、このドア開閉駆動部23は、駆動源としてのドア駆動モータ31と、第1減速機構32と、動力伝達機構としての電磁クラッチ33と、第2減速機構34と、移動機構としてのレバー操作部35とを備えている。
ドア駆動モータ31は、コントローラ25からの駆動信号に応じて作動し、その回転軸31aを正回転若しくは逆回転させる。電磁クラッチ33は、伝達部材としての摩擦板33a及び被伝達部材としての摩擦板33bの2枚の摩擦板33a、33bを備えており、コントローラ25からの制御信号に応じて作動し、摩擦板33aと摩擦板33bと摩擦係合した接合状態と摩擦係合解除された切離状態とに切り換えられる。そして、接合状態でドア駆動モータ31の回転をレバー操作部35に伝達する。レバー操作部35は、レバー14に連結されており、電磁クラッチ33より伝達されたドア駆動モータ31の回転を直線運動に変換してレバー14を出没させる。第1減速機構32は、ドア駆動モータ31の回転軸31aと電磁クラッチ33の摩擦板33aとの間を連結しており、回転軸31aの回転を所定の減速比で減速して摩擦板33に伝達する。第2減速機構34は、電磁クラッチ33の摩擦板33bとレバー操作部35との間を連結しており、摩擦板33bの回転を所定の減速比で減速してレバー操作部35に伝達する。
図2及び図3に示されるように、電磁クラッチ33と第2減速機構34との間には、パルスセンサ36が設けられている。パルスセンサ36は、電磁クラッチ33と第2減速機構34との間で伝達される回転、詳しくは、電磁クラッチ33に入力される第1減速機構32からの回転状態に対応する信号を出力するものであり、ホール素子が用いられる。ホール素子は、電磁クラッチ33の摩擦板33bに取着された磁石による磁束の変化に応じて所定のパルス信号をコントローラ25に出力するように取着されている。
次に、コントローラ25の構成を説明する。
図3に示されるように、コントローラ25は、CPU(中央処理装置)41、モータ駆動回路42、クラッチ駆動回路43、パルス幅変調回路44を備えている。
CPU41は、入力回路45を介して車外操作スイッチ21と室内操作スイッチ22に接続されており、これらから入力した操作信号に基づきスイングドア11の開閉操作の有無を検出する。また、CPU41は、入力回路46を介してパルスセンサ36と接続されており、これから入力したパルス信号に基づいてスイングドア11の開閉位置及び開閉速度を算出する。尚、開閉位置の算出は、パルス数をカウントすることで行われ、開閉速度の算出は、パルス巾を計測するか単位時間当たりのパルス数をカウントすることで行われる。
モータ駆動回路42は、CPU41に電気的に接続されており、図示しないバッテリからバッテリ電圧+Bが供給されている。モータ駆動回路42は、CPU41からの駆動信号に基いて、該信号に応じた極性にてドア開閉駆動部23のドア駆動モータ31に駆動電力を供給し、ドア駆動モータ31は該駆動電力に基づいて正転又は逆転する。
クラッチ駆動回路43は、CPU41に電気的に接続されており、図示しないバッテリからバッテリ電圧+Bが供給されている。クラッチ駆動回路43は、CPU41からの駆動信号に基いてドア開閉駆動部23の電磁クラッチ33を作動させるべく駆動電力を供給又は停止する。又、CPU41と電磁クラッチ33との間には、電磁クラッチ33に供給される電力値を可変するためのパルス幅変調回路44が電気的に接続されている。CPU41は、このパルス幅変調回路44に対して供給する制御信号のパルス幅を、制御しようとする電磁クラッチ33の接合状態に応じて変更する。パルス幅変調回路44は、その制御信号に応答してオンオフするスイッチング素子(例えばNチャネルMOSトランジスタ)44aを備え、該スイッチング素子44aのオンオフする比率によって電磁クラッチ33に流れる平均的な電流を変更する。即ち、CPU41は、パルス幅変調回路44の所謂PWM制御によって電磁クラッチ33のクラッチ出力(摩擦板33a、33b同士の摩擦係合具合)を制御する。尚、本実施形態の電磁クラッチ33は、駆動電力が供給されない停止状態において両摩擦板33a,33bが摩擦係合解除された切離状態にあり、供給される駆動電力の値に応じて摩擦板33a,33bが摩擦係合するようになっている。従って、CPU41は、電磁クラッチ33に駆動電力を供給しないように作動停止信号を出力し、それによって電磁クラッチ33は切離状態となる。また、CPU41は、電磁クラッチ33に駆動電力を供給するよう駆動信号を出力し且つスイッチング素子44aをオンオフするようにパルス幅変調回路44に対して制御信号を出力し、それによって電磁クラッチ33には断続的にスイッチング素子44aがオンすることによって平均的な電流が流れ、電磁クラッチ33は接合状態となる。
次に、コントローラ25の作動、特に、ドア開閉駆動部23に関わる作動を図4に示すタイミングチャートに基づいて説明する。
先ず、コントローラ25は、室外又は室内操作スイッチ21、22から操作信号が入力されると、スイングドア11をドア駆動モータ31の駆動力で開動作させるべく、モータ駆動回路42及びクラッチ駆動回路43に駆動信号を出力して、ドア駆動モータ31及び電磁クラッチ33を作動させる。この際、モータ駆動回路42に対する駆動信号がドア駆動モータ31を正回転させるものであるので、レバー14がレバー操作部35により押し出されてスイングドア11が開方向に回動する(逆回転させるものである場合は閉方向に回動する)。又、この際、クラッチ駆動回路43に対する駆動信号は、クラッチ出力をスイングドア11の開閉位置や開閉速度に応じて予め定められた値となるようパルス幅変調回路44により可変しており、このクラッチ出力の値(第1の出力値)は、電磁クラッチ33の摩擦板33a、33b同士をドア駆動モータ31の回転がレバー操作部35に伝達されるための必要最小限な摩擦接合を常に得るものとなっている。そして、コントローラ25は、パルスセンサ36からのパルス信号に基づいてスイングドア11が全開位置にあることを認識すると、モータ駆動回路42に作動停止信号を出力してドア駆動モータ31の駆動を停止させ即ちドア駆動モータ31の駆動力によるスイングドア11の開動作を停止させると共に、クラッチ出力を予め定められた値とすべくクラッチ駆動回路43に駆動信号を出力する。これにより、スイングドア11が全開位置で保持される。尚、このクラッチ出力の値(第2の出力値)は、スイングドア11を所定の保持荷重にて保持し得る値で、所定の保持荷重とは、スイングドア11が自然的な力(例えば、スイングドア11に当る風や斜面に車両を停止することでスイングドア11を開方向又は閉方向へ回動させる力)に抗するような荷重である。
ドア駆動モータ31の駆動力でスイングドア11を開動作させている際に、スイングドア11の開閉速度が予め定められた所定の開閉速度(しきい値)より速くなると、コントローラ25は、モータ駆動回路42に作動停止信号を出力してドア駆動モータ31の駆動を停止すると共に、クラッチ出力を前述の所定値とすべくクラッチ駆動回路43に駆動信号を出力する。これにより、ドア駆動モータ31の駆動力によるスイングドア11の開動作が停止し、スイングドア11は、開閉速度が速くなった時点の任意の開閉位置で保持される。
尚、スイングドア11をドア駆動モータ31の駆動力で閉動作させる場合は、ドア駆動モータ31を前述とは反対に逆回転させるべく作動させればよく、その他、電磁クラッチ33の作動などについては、前述と同様である。
CPU41の動作を示す図5のフローチャートに基づいてコントローラ25の制御を詳しく説明する。
先ず、CPU41は、ステップS1にて、パルスセンサ36からのパルス信号を取得し、ステップS2にて、スイングドア11の開閉速度及びスイングドア11の現在の開閉位置を算出し、CPU41内のRAM(ランダムアクセスメモリ)に記憶する。そして、ステップS3にて、これらの算出結果からスイングドア11が開閉動作中であるか否かを判断する。ステップS3にてスイングドア11が開閉動作中であると判断された場合には、ステップS4にて、算出されたスイングドア11の開閉速度がしきい値を超えたか否かを判断する。ステップS4にて、スイングドア11の開閉速度がしきい値を超えたと判断された場合には、ステップS5にて、ドア駆動モータ31の駆動を停止させ、ステップS6にて、クラッチ出力が第2の出力値となるように電磁クラッチ33を制御してスイングドア11を保持する。ステップS4にて、スイングドアの開閉速度がしきい値を超えていないと判断された場合には、ステップS7にて、クラッチ出力が第1の出力値となるように電磁クラッチ33を制御して、ドア駆動モータ31の駆動力によるスイングドア11を開閉動作を継続する。尚、ステップS3にて、スイングドア11が開閉動作中でないと判断された場合には、ステップS5にて、ドア駆動モータ31の駆動を停止させ、ステップS6にて、クラッチ出力が第2の出力値となるように電磁クラッチ33を制御してスイングドア11を保持する。
このように、ドア駆動モータ31の駆動力によってスイングドアを開閉動作させている時、スイングドア11の開閉速度が所定の開閉速度より速くなった場合、ドア駆動モータ31の駆動が停止され、クラッチ出力が第2の出力値となるように電磁クラッチ33が制御される。これにより、車両ドアは、その開閉動作を停止して任意の開閉位置で保持されることとなる。この結果、従来に比して、より安全性を向上させることができる。
本実施形態においては、コントローラ25のCPU41は、パルスセンサ36からのパルス信号に基づいてスイングドア11の開閉速度を算出しているが、図6に示されるように、駆動回路42とCPU41との間に電流検出回路47を接続して、この電流検出回路47によってドア駆動モータ31に流れる電流値を検出し、この電流値に基づいてスイングドア11の開閉速度を算出しても良い。この場合のスイングドア11の開閉速度の算出は、電流値を計測することで行われる。
本実施の形態においては、スイングドア11を電動モータ11の駆動力で回動させる(開閉動作させる)ものに本発明に係る車両ドア開閉装置12を適用しているが、スライドドア11を電動モータ11の駆動力でスライド動作させる(開閉操作させる)ものに適用しても良い。尚、本発明に係る車両ドアの開閉移動が本実施の形態におけるスイングドア11やスライドドア11の回動やスライド動作を含むものであること明白である。
本発明に係る車両ドア開閉装置が搭載された車両ドアの模式図である。 本発明に係る車両ドア開閉装置の概略構成図である。 本発明に係る車両ドア開閉装置の制御手段の一実施形態を示す回路図である。 本発明に係る車両ドア開閉装置の制御手段の作動を示すタイミングチャートである。 本発明に係る車両ドア駆動装置の制御手段の作動を示すフローチャートである。 本発明に係る車両ドア開閉装置の制御手段の他の実施形態を示す回路図である。
符号の説明
11 スイングドア(車両ドア)
12 車両ドア開閉装置
25 コントローラ(制御手段)
31 ドア駆動モータ(駆動源)
33 電磁クラッチ(動力伝達機構)
35 レバー操作部(移動機構)
36 パルスセンサ(検出手段)
47 電流検出回路(検出手段)
33a 摩擦板(伝達部材)
33b 摩擦板(被伝達部材)

Claims (3)

  1. 車両ドアの開閉移動に係る駆動力を発生する駆動源と、該駆動源の駆動力により前記車両ドアを開閉移動させる移動機構と、前記駆動源と前記移動機構との間に配設され前記駆動源に連係される伝達部材及び前記移動機構に連係され前記伝達部材と係脱可能な被伝達部材とを有し前記駆動源の駆動力を前記移動機構に伝達可能な接合状態及び伝達不能な切離状態に切り換えられる動力伝達機構と、前記車両ドアの移動状態を検出する検出手段と、該検出手段からの検出信号に基づいて前記駆動源及び前記動力伝達機構の作動を制御する制御手段とを有する車両用ドア開閉装置において、前記制御手段は、前記駆動源の駆動力により前記車両ドアが開閉移動している最中において前記検出手段からの検出信号に基づいて前記車両ドアの移動速度が予め決められた所定値を超えて増速方向に変動した際に前記駆動源の駆動を停止すると共に前記動力伝達機構の前記伝達部材と前記被伝達部材とを接合状態とするよう前記駆動源及び前記動力伝達機構の作動を制御する、ことを特徴とする車両ドア開閉装置。
  2. 前記検出手段は、前記動力伝達機構の前記被伝達部材の回転状態を検出する、請求項1記載の車両ドア開閉装置。
  3. 前記制御手段は、前記駆動源の作動電流値を検出する、請求項1記載の車両ドア開閉装置。
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