JP2005336855A - 車両ドア駆動装置 - Google Patents

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功一 廣田
Takaya Goyama
隆弥 合山
Kouji Aoki
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Abstract

【課題】車両のサイドドアやバックドアで挟み込み状況が生じた際の負荷を低減する開閉装置を提供する。
【解決手段】制御手段25は、挟み込み状況である際には、検出手段36からの信号に基づいて動力伝達機構33の伝達部材33aと被伝達部材33bとの係合力が駆動源31の駆動力を移動機構35に伝達できるだけの最小限度の係合力となるようにすることにより、伝達部材33aと被伝達部材33bとの接合状態に滑りが生じるよう動力伝達機構33の作動を制御することを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両のサイドドアやバックドア(テールゲート)などの車両ドアを車両ボデーに形成されたドア開口を開閉すべく動作させる車両ドア開閉装置に関する。
従来、この種の車両ドア開閉装置は、車両ドアの開閉移動に係る駆動力を発生する駆動源と、駆動源の駆動力により車両ドアを開閉移動させる移動機構と、駆動源と移動機構との間に配設され駆動源に連係される伝達部材及び移動機構に連係され駆動部材と係脱可能な被伝達部材とを有し駆動源の駆動力を移動機構に伝達可能な接合状態及び伝達不能な切離状態に切り換えられる動力伝達機構と、動力伝達機構の被伝達部材の回転状態を検出する検出手段と、検出手段からの信号に基づいて車両ドアの移動速度を算出し移動速度が予め決められた所定値を超えて減速方向に変動した際に車両ドアが障害物を挟み込みんだ挟み込み状況であると判断する制御手段とを有する。
そして、制御手段によりアクチュエータを作動させ且つ動力伝達機構を接合状態とすべく作動させるよう制御することで、アクチュエータの駆動力を動力伝達機構を介して移動部材へと伝達し、これにより、車両ドアを開閉移動させている。
又、制御手段は、検出手段からの信号に基づき、車両ドアの開閉速度が予め決められた所定値を超えて減速方向に変動したと判定すると、車両ドアが挟み込み状況であると判断して、駆動源を作動停止するべく制御している。
特開2004−027752号
しかし、上記した従来装置では、制御手段による挟み込み状況の判定が車両ドアの開閉速度に依存しているので、車両ドアの開閉速度が速い場合など、挟み込み状況の判断に遅れが生じる場合、挟み込み状況が生じた際に車両ドアに加わっている負荷が大きくなる恐れがある。
故に、本発明は、挟み込み状況が生じた際の負荷を低減することを、その技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、制御手段を、挟み込み状況である際には動力伝達機構の伝達部材と被伝達部材との接合状態に滑りが生じているよう前記動力伝達機構の作動を制御するよう構成した、ことである。
より好ましくは、前記制御手段を、検出手段からの信号に基づいて前記動力伝達機構の伝達部材と被伝達部材との係合力が駆動源の駆動力を移動機構に伝達できるだけの最小限度の係合力となるよう前記動力伝達機構の作動を制御するよう構成する、と良い。
より好ましくは、前記制御手段を、前記検出手段からの信号に基づいて前記車両ドアを搭載する車両が停車する路面の傾斜角度を推定し該傾斜角度に基づいて前記動力伝達機構を作動させる出力値を決定するよう構成する、と良い。
より好ましくは、前記制御手段を、前記検出手段からの信号に基づいて前記車両ドアの開閉位置を算出し該開閉位置に基づいて前記動力伝達機構を作動させる出力値を決定するよう構成する、と良い。
本発明によれば、駆動源の駆動力によって車両ドアを開閉移動させている時、制御手段は、検出手段からの信号に基づいて動力伝達機構の伝達部材と被伝達部材との係合力が駆動源の駆動力を移動機構に伝達できるだけの最小限度の係合力となるよう動力伝達機構の作動を制御している。よって、制御手段が挟み込み状況を判断した際には、動力伝達機構の伝達部材と被伝達部材との接合状態に滑りが生じることとなる。これにより、車両ドアと駆動源との間の動力伝達に相対的な運動が生じ、結果、車両ドアに加わっている負荷を軽減することができる。
図1に示されるように、車両ドアとしてのスイングドア11は、図示しない車両の側部ボディに形成されたドア開口を開閉すべく周知のヒンジ部(図示せず)により支持されている。スイングドア11には、該ドア11を開閉動作させる車両ドア開閉装置12が設けられている。
車両ドア開閉装置12は、スイングドア11の車外側及び室内側にそれぞれ配置された車外操作スイッチ21及び室内操作スイッチ22と、後述詳しく説明するドア開閉駆動部23と、スイングドア11をドア開口の全閉状態又は半閉状態で側部ボディに対して保持するラッチ駆動部24と、これらに接続された制御手段としてのコントローラ25とを備えている。
車外操作スイッチ21は、車外においてドア開閉駆動部23によるスイングドア11の開閉動作を行う際に操作されるスイッチである。また、室内操作スイッチ22は、室内においてドア開閉駆動部23によるスイングドア11の開閉動作を行う際に操作されるスイッチである。
ラッチ駆動部24は、側部ボディに固定されたストライカと係脱するラッチと、ストライカとラッチの係合状態においてラッチと係脱するポールとを含み、ラッチ状態、ハーフラッチ状態及びアンラッチ状態を成す既知の構造体と、該構造体の状態を変更すべく作動するアクチュエータとを備える。コントローラ25は、ラッチ駆動部24のアクチュエータを駆動制御し、スイングドア11の開操作時にはラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態へと変更し、スイングドア11の閉操作時にはラッチ機構をハーフラッチ状態からラッチ状態へと変更する。
ドア開閉駆動部23は、スイングドア11に取着されており、ドア開閉駆動部23は、これに一端が連結され他端がピラー13に連結されたレバー14を出没させることで図示しないヒンジ部材を支点にスイングドア11を回動させてこれを開閉する。
コントローラ25は、スイングドア11が閉じているとき、車外操作スイッチ21又は室内操作スイッチ22の操作に基づき、ラッチ駆動部24を制御してラッチ機構をアンラッチ状態に変更し、ドア開閉駆動部23を制御してスイングドア11を回動させてこれを開く。また、スイングドア11が開いているとき、コントローラ25は、車外操作スイッチ21又は室内操作スイッチ22の操作に基づき、ドア開閉駆動部23を制御してスイングドア11を回動させ、ラッチ駆動部24を制御してラッチ機構をラッチ状態に変更してこれを閉じる。
ドア開閉駆動部23について、詳しく説明する。
図2に概略構成図を示したように、このドア開閉駆動部23は、駆動源としてのドア駆動モータ31と、第1減速機構32と、動力伝達機構としての電磁クラッチ33と、第2減速機構34と、移動機構としてのレバー操作部35とを備えている。
ドア駆動モータ31は、コントローラ25からの駆動信号に応じて作動し、その回転軸31aを正回転若しくは逆回転させる。電磁クラッチ33は、伝達部材としての摩擦板33a及び被伝達部材としての摩擦板33bの2枚の摩擦板33a、33bを備えており、コントローラ25からの制御信号に応じて作動し、摩擦板33aと摩擦板33bと摩擦係合した接合状態と摩擦係合解除された切離状態とに切り換えられる。そして、接合状態でドア駆動モータ31の回転をレバー操作部35に伝達する。レバー操作部35は、レバー14に連結されており、電磁クラッチ33より伝達されたドア駆動モータ31の回転を直線運動に変換してレバー14を出没させる。第1減速機構32は、ドア駆動モータ31の回転軸31aと電磁クラッチ33の摩擦板33aとの間を連結しており、回転軸31aの回転を所定の減速比で減速して摩擦板33に伝達する。第2減速機構34は、電磁クラッチ33の摩擦板33Bとレバー操作部35との間を連結しており、摩擦板33bの回転を所定の減速比で減速してレバー操作部35に伝達する。
図2及び図3に示されるように、電磁クラッチ33と第2減速機構34との間には、パルスセンサ36が設けられている。パルスセンサ36は、電磁クラッチ33と第2減速機構34との間で伝達される回転、詳しくは、電磁クラッチ33に入力される第1減速機構32からの回転状態に対応する信号を出力するものであり、ホール素子が用いられる。ホール素子は、電磁クラッチ33の摩擦板33bに取着された磁石による磁束の変化に応じて所定のパルス信号をコントローラ25に出力するように取着されている。そして、コントローラ25は、このパルス信号をカウントし、摩擦板33aの回転数を算出する。
次に、コントローラ25の構成を説明する。
図3に示されるように、コントローラ25は、CPU(中央処理装置)41、モータ駆動回路42、クラッチ駆動回路43、パルス幅変調回路44を備えている。
CPU41は、入力回路45を介して車外操作スイッチ21と室内操作スイッチ22に接続されており、これらから入力した操作信号に基づきスイングドア11の開閉操作の有無を検出する。また、CPU41は、入力回路46を介してパルスセンサ36と接続されており、これから入力したパルス信号をカウントすることにより摩擦板33bの回転数を算出する。そして、CPU41は、パルスセンサ36からのパルス信号に基づいてスイングドア11の開閉位置及び開閉速度を算出する。
モータ駆動回路42は、CPU41に電気的に接続されており、図示しないバッテリからバッテリ電圧+Bが供給されている。モータ駆動回路42は、CPU41からの駆動信号に基いて、該信号に応じた極性にてドア開閉駆動部23のドア駆動モータ31に駆動電力を供給し、ドア駆動モータ31は該駆動電力に基づいて正転又は逆転する。
クラッチ駆動回路43は、CPU41に電気的に接続されており、図示しないバッテリからバッテリ電圧+Bが供給されている。クラッチ駆動回路43は、CPU41からの駆動信号に基いてドア開閉駆動部23の電磁クラッチ33を作動させるべく駆動電力を供給又は停止する。又、CPU41と電磁クラッチ33との間には、電磁クラッチ33に供給される電力値を可変するためのパルス幅変調回路44が電気的に接続されている。CPU41は、このパルス幅変調回路44に対して供給する制御信号のパルス幅を、制御しようとする電磁クラッチ33の接合状態に応じて変更する。パルス幅変調回路44は、その制御信号に応答してオンオフするスイッチング素子(例えばNチャネルMOSトランジスタ)44aを備え、該スイッチング素子44aのオンオフする比率によって電磁クラッチ33に流れる平均的な電流を変更する。即ち、CPU41は、パルス幅変調回路44の所謂PWM制御によって電磁クラッチ33のクラッチ出力(摩擦板33a、33b同士の摩擦係合具合)を制御する。尚、本実施形態の電磁クラッチ33は、駆動電力が供給されない停止状態において両摩擦板33a,33bが摩擦係合解除された切離状態にあり、供給される駆動電力の値に応じて摩擦板33a,33bが摩擦係合するようになっている。従って、CPU41は、電磁クラッチ33に駆動電力を供給しないように駆動停止信号を出力し、それによって電磁クラッチ33は切離状態となる。また、CPU41は、電磁クラッチ33に駆動電力を供給するよう駆動信号を出力し且つスイッチング素子44aをオンオフするようにパルス幅変調回路44に対して制御信号を出力し、それによって電磁クラッチ33には断続的にスイッチング素子44aがオンすることによって平均的な電流が流れ、電磁クラッチ33は接合状態となる。
CPU41は、スイングドア11の開閉位置に対応したクラッチ出力の補正値をメモリマップとしてROM(リードオンリーメモリ)記憶している。又、CPU41は、スイングドア11の開閉速度に基づいてスイングドア11を搭載する車両が停車している路面の傾斜角度を推定すると共に該傾斜角度に対応したクラッチ出力の補正値をメモリマップとしてROMに記憶している。
次に、コントローラ25の作動、特に、ドア開閉駆動部23に関わる作動を図4に示すタイミングチャートに基づいて説明する。
先ず、コントローラ25は、室外又は室内操作スイッチ21、22から操作信号が入力されると、スイングドア11をドア駆動モータ31の駆動力で開動作させるべく、モータ駆動回路42及びクラッチ駆動回路43に駆動信号を出力して、ドア駆動モータ31及び電磁クラッチ33を作動させる。この際、モータ駆動回路42に対する駆動信号がドア駆動モータ31を正回転させるものであるので、レバー14がレバー操作部35により押し出されてスイングドア11が開方向に回動する(逆回転させるものである場合は閉方向に回動する)。又、この際、クラッチ駆動回路43に対する駆動信号は、クラッチ出力(第1の出力値)をスイングドア11の開閉位置や開閉速度に応じて予め定められた値となるようパルス幅変調回路44により可変しており、このクラッチ出力の値は、電磁クラッチ33の摩擦板33a、33b同士をドア駆動モータ31の回転がレバー操作部35に伝達されるための必要最小限な摩擦接合を常に得るものとなっている。そして、コントローラ25は、パルスセンサ36からのパルス信号に基づいてスイングドア11が全開位置にあること検出して、ドア駆動モータ31を停止させ即ちドア駆動モータ31の駆動力によるスイングドア11の開閉動作を停止させ、クラッチ出力を所定値(第2の出力値)に制御する。このクラッチ出力の所定値は、スイングドア11を所定の保持荷重にて保持するように電磁クラッチ33のクラッチ出力を制御する。所定の保持荷重は、スイングドア11が自然的な力(例えば、スイングドア11に当る風や斜面に車両を停止することでスイングドア11を開方向又は閉方向へ回動させる力)に抗するような荷重である。
CPU41の動作を示す図5のフローチャートに基づいてコントローラ25による電磁クラッチ33の制御を詳しく説明する。
先ず、CPU41は、ステップS1にて、パルスセンサ36からのパルス信号を取得し、ステップS2にて、スイングドア11の開閉速度及びスイングドア11の現在の開閉位置を算出し、CPU41内のRAM(ランダムアクセスメモリ)に記憶する。そして、ステップS4にて、これらの算出結果からスイングドア11が開閉動作中であるか否かを判断する。ステップS4にてスイングドア11が開閉動作中であると判断された場合には、ステップS5にて、算出されたスイングドア11の開閉速度及び現在の開閉位置からメモリマップを参照して前述した傾斜角度及び開閉位置に関するクラッチ出力の補正値を算出し、ステップS6にて、スイングドア11の開閉速度及び現在の開閉位置から基準となる出力値を算出すると共に該出力値に算出した補正値を加えて第1の出力値を算出する。尚、基準となる出力値の算出は、ステップS4におけるスイングドア11の開閉動作判断前に行っても良い。そして、ステップS7にて、クラッチ出力が第1の出力値となるように電磁クラッチ33を制御して、スイングドア11を開閉駆動する。ステップS4にてスイングドア11が開閉動作中でないと判断された場合には、ステップS8にて、ドア駆動モータ31の作動を停止させ、ステップS9にて、クラッチ出力が第2の出力値となるように電磁クラッチ33を制御してスイングドア11を保持する。
スイングドア11の開閉動作中において、ステップS2にて、CPU41のRAMに記憶されているスイングドア11の開閉速度(前回ドア開閉速度N0)と直前のステップS2にて算出したスイングドア11の開閉速度(ドア開閉速度N1)との差が予め定められた所定の減速度以上か否かを判断する。ステップS2にて所定の減速度以上であると判断された場合には、CPU41は、スイングドア11が挟み込み状況にあると判断して、ステップS10、S11にて、ドア駆動モータ31をこれまでの開閉動作方向とは逆の方向にスイングドア11が予め定められたドア所定位置までスイングドア11を開閉動作させる。そして、スイングドア11が所定位置となると、ステップS12にて、ドア駆動モータ31の作動を停止させ、ステップS13にて、クラッチ出力が第2の出力値となるように電磁クラッチ33を制御してスイングドア11を保持する。ステップS2にて所定の減速度以下であると判断された場合には、スイングドア11が挟み込み状況にないと判断して、ステップS4へと進み、スイングドア11の開閉動作を継続する。
このように、スイングドア11の開閉動作中、電磁クラッチ33は、そのクラッチ出力が第1の出力値、つまり、電磁クラッチ33の摩擦板33a、33b同士をドア駆動モータ31の回転がレバー操作部35に伝達されるための必要最小限な摩擦接合を常に得るものとなるような接合状態に制御されているので、CPU41がスイングドア11の挟み込み状況を判断した際には、電磁クラッチ33の摩擦板33a、33b同士が直に滑ることとなる。これにより、スイングドア11とドア駆動モータ31との間の動力伝達に相対的な運動が生じ、結果、スイングドア11に加わっている負荷を軽減することができる。
本実施の形態においては、スイングドア11を電動モータ11の駆動力で回動させる(開閉動作させる)ものに本発明に係る車両ドア開閉装置12を適用しているが、スライドドア11を電動モータ11の駆動力でスライド動作させる(開閉操作させる)ものに適用しても良い。尚、本発明に係る車両ドアの開閉移動が本実施の形態におけるスイングドア11やスライドドア11の回動やスライド動作を含むものであること明白である。又、本実施の形態においては、現在のスイングドア11の開閉動作中における移動速度に基づいて傾斜角度を推定しているが、前回のスイングドア11の開閉動作中における移動速度に基づいて傾斜角度を推定しても良い。具体的には、現在のスイングドア11が開動作であれば、前回のスイングドア11の閉動作である。さらに、別のスイングドア11の開閉動作中における移動速度に基づいて傾斜角度を推定するようにしても良い。
本発明に係る車両ドア開閉装置が搭載された車両ドアの模式図である。 本発明に係る車両ドア開閉装置の概略構成図である。 本発明に係る車両ドア開閉装置の制御手段を示す回路図である。 本発明に係る車両ドア開閉装置の制御手段の作動を示すタイミングチャートである。 本発明に係る車両ドア駆動装置の制御手段の作動を示すフローチャートである。
符号の説明
11 スイングドア(車両ドア)
12 車両ドア開閉装置
25 コントローラ(制御手段)
31 ドア駆動モータ(駆動源)
33 電磁クラッチ(動力伝達機構)
35 レバー操作部(移動機構)
36 パルスセンサ(検出手段)
33a 摩擦板(伝達部材)
33b 摩擦板(被伝達部材)

Claims (4)

  1. 車両ドアの開閉移動に係る駆動力を発生する駆動源と、該駆動源の駆動力により前記車両ドアを開閉移動させる移動機構と、前記駆動源と前記移動機構との間に配設され前記駆動源に連係される伝達部材及び前記移動機構に連係され前記駆動部材と係脱可能な被伝達部材とを有し前記駆動源の駆動力を前記移動機構に伝達可能な接合状態及び伝達不能な切離状態に切り換えられる動力伝達機構と、前記動力伝達機構の前記被伝達部材の回転状態を検出する検出手段と、該検出手段からの信号に基づいて前記車両ドアの移動速度を算出し該移動速度が予め決められた所定値を超えて減速方向に変動した際に該車両ドアが障害物を挟み込みんだ挟み込み状況であると判断する制御手段とを有する車両ドア開閉装置において、前記制御手段は、前記挟み込み状況である際には前記動力伝達機構の前記伝達部材と前記被伝達部材との接合状態に滑りが生じているよう前記動力伝達機構の作動を制御する、ことを特徴とする車両ドア開閉装置。
  2. 前記制御手段は、前記検出手段からの信号に基づいて前記動力伝達機構の伝達部材と被伝達部材との係合力が前記駆動源の駆動力を前記移動機構に伝達できるだけの最小限度の係合力となるよう前記動力伝達機構の作動を制御する、請求項1記載の車両ドア開閉装置。
  3. 前記制御手段は、前記検出手段からの信号に基づいて前記車両ドアを搭載する車両が停車する路面の傾斜角度を推定し該傾斜角度に基づいて前記動力伝達機構を作動させる出力値を決定する、請求項2記載の車両ドア開閉装置。
  4. 前記制御手段は、前記検出手段からの信号に基づいて前記車両ドアの開閉位置を算出し該開閉位置に基づいて前記動力伝達機構を作動させる出力値を決定する、請求項2又は3記載の車両用ドア開閉装置。
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