JP4500080B2 - 車両用ドア制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両用ドアの開閉に係る制御を行う車両用ドア制御装置に関するものである。
従来、車両ボディにヒンジ軸線を中心として揺動自在に支持されたサイドドアやバックドア(テールゲート)などの車両ドアを、車両ボディに形成されたドア開口を開閉すべく動作させる車両ドア駆動装置がある。この駆動装置は、車両外側と車両内側に設けられた操作スイッチの操作に基づいてモータを駆動して車両ドアを開閉する。
このような車両ドア駆動装置では、任意の角度にて車両ドアを保持するとともに手動による車両ドアの開閉を可能にするものが特許文献1に開示されている。特許文献1の装置は、ドア開閉機構とモータの回転を減速する減速器との間に電磁クラッチを配設し、該電磁クラッチを接合させることで車両ドアを任意の角度で保持し、遮断することで手動による車両ドアの開閉を可能にしている。
特開昭58−76671号公報
しかし、上記の車両ドア駆動装置は、電磁クラッチを遮断するために、電磁クラッチにより保持された車両ドアを、その大きな保持力に抗して手動にて動かさなければならないので、引っかかりを感じたりして操作のフィーリングが悪いものであった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、手動操作の操作感の良い車両用ドア制御装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両用ドアの開閉に係る駆動を行うアクチュエータと、前記車両用ドアを開閉移動させる駆動部材と、前記アクチュエータと前記駆動部材との間に配設され前記アクチュエータの駆動力を前記駆動部材に伝達する動力伝達機構と、前記車両用ドアの開閉位置を検出するための位置検出手段と、前記位置検出手段の出力に基づき前記車両用ドアに対する手動操作の有無を検出する操作検出手段と、前記操作検出手段による手動操作の検出後に前記車両用ドアのドア速度に応じて前記動力伝達機構の伝達出力を減少又は一定値にて保持するよう制御する制御手段と、を備えた。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用ドア制御装置において、前記制御手段は、前記ドア速度と判別速度とを比較し、その比較結果に基づいて前記伝達出力を減少又は一定値に制御するようにした。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用ドア制御装置において、前記制御装置は、一定時間毎又は一定パルス毎にドア速度判別を行うようにした。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の車両用ドア制御装置において、前記制御装置は、前記伝達出力を最小値まで減少させ、該最小値を保持するようにした。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のうちの何れか一項に記載の車両用ドア制御装置において、前記制御手段は、前記アクチュエータによる前記車両用ドアの開閉において前記動力伝達機構の伝達出力を第1の出力値に制御し、前記車両用ドアの停止時に前記動力伝達機構の伝達出力を第2の出力値に制御するようにした。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の車両用ドア制御装置において、前記制御手段は、前記ドア速度が前記判別速度より大きい時の前記伝達出力を前記ドア速度が前記判別速度より小さい時の前記伝達出力より減少させるようにした。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、車両用ドアのドア速度に応じて動力伝達機構の伝達出力を減少又は一定値にて保持する。その伝達出力により車両用ドアに対するドア保持荷重が発生するため、ドア速度に応じて発生するドア保持荷重力により車両用ドアの移動操作が行え、操作感がよくなる。
請求項2に記載の発明によれば、制御手段は、ドア速度と判別速度とを比較し、その比較結果に基づいて伝達出力を減少又は一定値に制御するようにしたため、容易に制御することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、制御装置は、一定時間毎又は一定パルス毎にドア速度判別を行うようにしたため、適当な間隔にてドア速度判別を行って適切に伝達力制御をおこなうことができる。
請求項4に記載の発明によれば、制御装置は、伝達出力を最小値まで減少させ、該最小値を保持するようにしたため、動力伝達機構の制御が少なく、制御全体が簡単になる。
請求項5に記載の発明によれば、第1の出力値にて車両用ドアをアクチュエータによって確実に開閉し、車両用ドアの停止時に伝達出力を第2の出力値に変更することで手動操作しやすくなる。
請求項6に記載の発明によれば、車両用ドアのドア速度に応じて、該ドア速度が判別速度より大きいときの伝達出力をドア速度が判別速度より小さいときの伝達出力より減少させるため、その伝達出力により車両用ドアに対するドア保持荷重が発生し、ドア速度に応じて発生するドア保持荷重力により車両用ドアの移動操作が行え、操作感がよくなる。
本発明によれば、手動操作の操作感の良い車両用ドア制御装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両用ドアとしてのスイングドア11は、図示しない車両の側部ボディに形成されたドア開口を開閉すべく周知のヒンジ部(図示せず)により支持されている。スイングドア11には、該ドア11を開閉制御する車両用ドア制御装置12が設けられている。
車両用ドア制御装置12は、スイングドア11の車外側及び室内側にそれぞれ配置された車外操作スイッチ21及び室内操作スイッチ22と、アクチュエータとしてのドア開閉駆動部23と、スイングドア11をドア開口の完全閉状態又は半閉状態で側部ボディに対して保持するラッチ駆動部24と、これらに接続された制御ユニット25とを備えている。尚、制御ユニット25は、操作検出手段、位置検出手段、計時手段、制御手段に相当する。
車外操作スイッチ21は、車外においてドア開閉駆動部23によるスイングドア11の開閉駆動を行う際に操作されるスイッチである。また、室内操作スイッチ22は、室内においてドア開閉駆動部23によるスイングドア11の開閉駆動を行う際に操作されるスイッチである。
ラッチ駆動部24は、側部ボディに固定されたストライカと係脱するラッチと、ストライカとラッチの係合状態においてラッチと係脱するポールとを含み、ラッチ状態、ハーフラッチ状態及びアンラッチ状態を成す既知の構造体と、該構造体の状態を変更すべく作動するアクチュエータとを備える。制御ユニット25は、ラッチ駆動部24のアクチュエータを駆動制御し、スイングドア11の開操作時にはラッチ機構をアンラッチ状態へと変更し、スイングドア11の閉操作時にはラッチ機構をラッチ状態へと変更する。
ドア開閉駆動部23はスイングドア11に取着されており、ドア開閉駆動部23はこれに一端が連結され他端がピラー13に連結された駆動部材としてのレバー14(図2参照)を出没させることで図示しないヒンジ部材を支点にスイングドア11を回動させてこれを開閉する。
即ち、スイングドア11が閉じているとき、制御ユニット25は、車外操作スイッチ21又は室内操作スイッチ22の操作に基づき、ラッチ駆動部24を制御してラッチ機構をアンラッチ状態に変更し、ドア開閉駆動部23を制御してスイングドア11を回動させてこれを開く。また、スイングドア11が開いているとき、制御ユニット25は、車外操作スイッチ21又は室内操作スイッチ22の操作に基づき、ドア開閉駆動部23を制御してスイングドア11を回動させ、ラッチ駆動部24を制御してラッチ機構をラッチ状態に変更してこれを閉じる。
詳述すると、図2に概略構成図を示したように、このドア開閉駆動部23は、アクチュエータとしてのドア駆動モータ31と、第1減速機構32と、動力伝達機構としてのクラッチ33と、第2減速機構34と、レバー操作部35とを備えている。
ドア駆動モータ31は、制御ユニット25からの駆動信号に応じてその回転軸31aを正回転若しくは逆回転させる。第1減速機構32は、ドア駆動モータ31の回転軸31aに連結されており、所定の減速比で回転速度を減速させる。クラッチ33は、2枚の摩擦板33a,33bを備えた電磁クラッチであって、一方の摩擦板33aが第1減速機構32に連結され、他方の摩擦板33bが第2減速機構34に連結されている。
制御ユニット25は、車外操作スイッチ21又は室内操作スイッチ22の操作、スイングドア11の状態、スイングドア11に対する手動操作等に応じて、両摩擦板33a,33b間の断接と、クラッチ33により伝達されるトルクを制御する。
第2減速機構34は、所定の減速比でクラッチ33(摩擦板33b)の回転速度を減速させる。第2減速機構34に連結されたレバー操作部35には、上記レバー14が連結されており、該レバー操作部35は第2減速機構34における回転運動を直線運動に変換してレバー14を出没させる。
クラッチ33と第2減速機構34との間には、図3に示す位置検出手段としてのドア開度センサ36が設けられている。ドア開度センサ36は、クラッチ33と第2減速機構34との間で伝達される回転、詳しくは、第2減速機構34に入力されるクラッチ33からの回転状態、又はクラッチ33から第2減速機構34に出力される回転に対応する信号を出力するものであり、例えばホール素子が用いられる。ホール素子は、クラッチ33の摩擦板33bに取着された磁石による磁束の変化に応じた信号を出力するように取着されている。この信号により、制御ユニット25は、レバー14の出没量及び移動方向を算出する。このレバー14の出没によってスイングドア11が開閉する。従って、スイングドア11は、このレバーの出没量に応じた開度及び移動方向に応じた開閉方向となり、制御ユニット25は、ドア開度センサ36の出力信号に基づいてレバー14の出没量及び移動方向、即ちスイングドア11の開度及び開閉方向を検出する。
更に、制御ユニット25は、ドア開度センサ36の出力信号に基づいて、スイングドア11の手動操作を検出する。詳述すると、スイングドア11を任意の開度に保持しているとき、ドア開度センサ36の出力信号は変化しない。スイングドア11を手動にて開方向又は閉方向に回動操作すると、そのスイングドア11の回動によってレバー14が出没し、そのレバー14の出没によって第2減速機構34を介してクラッチ33の摩擦板33bが正逆回転する。この回転によってドア開度センサ36の出力信号が変化するため、制御ユニット25は、この出力信号により、スイングドア11に対する手動操作を検出するとともに、その操作方向(開方向又は閉方向)を検出する。
制御ユニット25は、クラッチ33によりドア駆動モータ31からレバー操作部35(実際には第2減速機構34)に伝達されるクラッチ出力を制御する。クラッチ出力は、2枚の摩擦板33a,33bの接続状態に対応する。両摩擦板33a,33bを完全な接続状態に制御した場合、クラッチ33は入力される力と同等の力を出力し、この時のクラッチ出力が最大値となる。そして、両摩擦板33a,33bを離間させると、それらの間隔に応じた力が出力される。そして、このクラッチ出力がスイングドア11に対するドア保持荷重となる。即ち、クラッチ出力が高ければ、それだけスイングドア11を移動させるための荷重が大きくなる、即ちドア保持荷重が大きくなる。従って、クラッチ出力を制御することは、ドア保持荷重を制御することとなる。
制御ユニット25は、スイングドア11を開閉駆動する際にクラッチ33を完全な接続状態に制御してクラッチ出力を最大にする(第1の出力値)。これにより、例えば、ドア駆動モータ31を正回転させたときにレバー14が押し出されてスイングドア11が開放され、逆回転させたときにレバー14が引き戻されてスイングドア11が閉鎖される。
また、制御ユニット25は、ドア駆動モータ31を停止させたとき、即ちスイングドア11の開閉を停止した時に、クラッチ出力を所定値(第2の出力値)に制御する。このクラッチ出力の所定値は、スイングドア11を所定の保持荷重(第2の保持荷重)にて保持するようにクラッチ33のクラッチ出力を制御する。所定の保持荷重は、スイングドア11が自然的な力(例えば、スイングドア11に当る風や斜面に車両を停止することでスイングドア11を開方向又は閉方向へ移動させる力)に抗するような荷重であり、この荷重は、クラッチ33を完全な接続状態の場合にスイングドア11を保持する荷重(第1の保持荷重)に比べて小さい。
即ち、制御ユニット25は、クラッチ33を完全な接続状態にしてその時に発生する第1の保持荷重によってスイングドア11を開閉させ、スイングドア11を停止した場合にはクラッチ33のクラッチ出力を第1の出力値よりも小さな第2の出力値に変更する。即ち、クラッチ33は不完全な接続状態となり、その時に発生する第2の保持荷重にてスイングドア11を保持する。従って、スイングドア11を手動操作にて開閉しようとする場合、該スイングドア11の保持力がクラッチ33を完全な接続状態にある場合に比べて小さな力で操作することができ、手動操作のフィーリングが良くなる。
また、制御ユニット25は、手動操作によりスイングドア11が開閉されると、該手動操作によるスイングドア11の移動速度(ドア速度)Vを検出し、該ドア速度Vが設定された判別速度V1以上か否かを判断する。そして、制御ユニット25は、ドア速度Vが判別速度V1以上の時にはクラッチ出力を徐々に最小値(例えば、ゼロ(クラッチ33の切断状態))にまで減少する。これにより、手動操作によってスイングドア11が急激に回動するのを防ぐとともに、クラッチ出力を最小値にすることで駆動装置を持たないスイングドアと同様の感覚でスイングドア11を楽に開閉することができ、手動操作のフィーリングが良くなる。
一方、制御ユニット25は、ドア速度Vが判別速度V1未満の時にはクラッチ出力を上記第2の出力値よりも低い第3の出力値に変更してその値を保持する。これにより、ゆっくりと(低速で)スイングドア11を手動にて操作した場合に、クラッチ出力がドア操作に対する抵抗力となり、スイングドア11の操作フィーリングをよいものにすることができる。低速でスイングドア11を操作した場合、抵抗力がないとスイングドア11がふらついたり、車両の停止位置によって意図する方向(操作方向)よりも異なる方向に移動しようとするため、操作のフィーリングが悪い場合があるからである。
即ち、図4に示すように、スイングドア11が位置P1にあるとき、制御ユニット25は、第2の保持荷重を発生させて該スイングドア11を保持している。そして、手動にてスイングドア11を例えばドア開方向(図において右方向)に回動操作すると、それをドア開度センサ36から入力する信号のパルスによって検知し(位置P2)、実線で示す波形のように、該パルスに応じてドア保持荷重を減少させる。そして、ドア速度Vが判別速度V1以上の場合には、実線L1にて示すようにトルク出力(仮想ドア保持荷重)を最小値(ゼロ)まで徐々に減少させる。一方、ドア速度Vが判別速度V1未満の場合には、実線L2にて示すようにトルク出力(仮想ドア保持荷重)を所定値にて保持する。
そして、スイングドア11を停止させると、制御ユニット25は、ドア開度センサ36から入力する信号のパルスが所定期間(t1)変化しない場合にスイングドア11が停止していると判断し、第2の保持荷重を発生させるべくクラッチ33を駆動制御する。これによって、スイングドア11を任意の開度にて保持することができる。
次に、制御ユニット25の構成を説明する。
図3に示されるように、制御ユニット25は、CPU(中央処理装置)41、モータ駆動回路42、クラッチ駆動回路43、パルス幅変調回路44を備えている。
CPU41は、入力回路45を介して車外操作スイッチ21と室内操作スイッチ22に接続されており、これらから入力した信号に基づきスイングドア11の開閉操作の有無を検出する。また、CPU41は、入力回路46を介してドア開度センサ36と接続されており、これから入力した信号(パルス信号)をカウントすることによりレバー14の出没量、即ちスイングドア11の開度を検出する。
モータ駆動回路42は、CPU41に電気的に接続されており、図示しないバッテリからバッテリ電圧+Bが供給されている。モータ駆動回路42は、CPU41からの信号に基づいて、該信号に応じた極性にてドア開閉駆動部23のドア駆動モータ31に駆動電力を供給し、ドア駆動モータ31は該駆動電力に基づいて正転又は逆転する。
クラッチ駆動回路43は、CPU41に電気的に接続されており、図示しないバッテリからバッテリ電圧+Bが供給されている。クラッチ駆動回路43は、CPU41からの作動信号に基づいてドア開閉駆動部23のクラッチ33を作動させるべく駆動電力を供給又は停止する。又、CPU41とクラッチ33との間には、クラッチ33に供給される電力値を可変するためのパルス幅変調回路44が電気的に接続されている。CPU41は、このパルス幅変調回路44に対して供給する制御信号のパルス幅を、制御しようとするクラッチ33の接続状態(クラッチ出力)に応じて変更する。パルス幅変調回路44は、その制御信号に応答してオンオフするスイッチング素子(例えばNチャネルMOSトランジスタ)44aを備え、該スイッチング素子44aのオンオフする比率によってクラッチ33に流れる平均的な電流を変更する。
即ち、CPU41は、パルス幅変調回路44の所謂PWM制御によってクラッチ33のクラッチ出力を制御する。尚、本実施形態のクラッチ33は、駆動電力が供給されない停止状態において両摩擦板33a,33bが接続された完全な接続状態にあり、供給される駆動電力の値に応じて摩擦板33a,33bが離間するようになっている。従って、CPU41は、クラッチ33に駆動電力を供給しないように制御信号を出力し、それによってクラッチ33は完全な接続状態となる。また、CPU41は、スイッチング素子44aをオンオフするように制御信号を出力し、それによってクラッチ33には断続的にスイッチング素子44aがオンすることによって平均的な電流が流れ、クラッチ33は不完全な接続状態となる。このとき、クラッチ33を完全な接続状態とする場合に比べて電流量が少なくなるため、それにより消費電力が少なくなる。
CPU41は、内部に計時手段としてのタイマ41aを備えている。このタイマ41aは、スイングドア11が閉位置から全開位置まで及び全開位置から閉位置までの開閉動作する所要時間を計時している。又、CPU41は、内部にテーブル41bを備えている。このテーブル41bには、スイングドア11の開閉操作に応じたパルス幅変調回路44に出力する制御信号のパルス幅のデータが記憶されている。CPU41は、スイングドア11を開閉するとき、スイングドア11を停止するとき、手動によりスイングドア11が開閉された時、等の時々に応じてパルス幅をこのテーブル41bから読み出し、そのパルス幅にてパルス幅変調回路44に制御信号を出力する。
更に、CPU41は、ドア開度センサ36から入力される信号(パルス信号)と、タイマ41aとによってドア速度検出手段として機能する。即ち、CPU41は、ドア開度センサ36から入力される信号のパルス数をカウントし、タイマ41aにより計時した所定時間内のカウント数によりスイングドア11のドア速度を算出する。
そして、CPU41は、スイングドア11の保持状態において、上記ドア速度の判別を一定時間間隔毎に行う。即ち、CPU41は、クラッチ33の接続状態においてスイングドア11に対して仮想ドア保持荷重を発生させているときに、タイマ41aにより計時した一定時間毎にドア速度の判別を行う。
図5は、CPU41の動作を示すフローチャートである。
先ず、CPU41は、ドア静止状態か否かを判断する(ステップ51)。このステップ51において、CPU41は、所定期間(t1)、ドア開度センサ36から入力する信号に変化があるか否か(パルスがあるか否か)により判断する。
パルスがありドア静止状態にない場合(ステップ51:NO)、CPU41は、スイングドア11が手動にて操作されているか否かを検知する。例えば、CPU41は、2パルスカウントした場合、即ちドア開度センサ36から入力される信号のパルスのカウント値が「2」となった場合にスイングドア11が手動操作されていると判断する。これは、パルスのカウント値が「1」の場合には、偶然的にパルスが発生した虞があるからである。そして、CPU41は、手動操作を検知した場合(ステップ52:YES)にドア速度Vを計算し(ステップ53)、判別速度V1を計算する(ステップ54)。尚、ドア手動操作検出後に図5に示す処理を繰り返し実行するが、このステップ54において判別速度V1の計算は、手動操作検出後に実行する初回のみに行う。
次に、CPU41は、ドア速度判別を行う(ステップ55)。即ち、CPU41は、ドア速度Vと判別速度V1とを比較する。そして、CPU41は、ドア速度Vが判別速度V1以上の場合(ステップ55:YES)、クラッチ出力停止条件が成立するか否かを判断する(ステップ56)。クラッチ出力停止条件は、クラッチ出力が最小値になっているか否かである。CPU41は、停止条件が成立している場合(ステップ56:YES)、クラッチ出力を最小(本実施形態ではクラッチ出力:ON)に設定する(ステップ57)。一方、CPU41は、停止条件が成立していない場合(ステップ56:NO)、クラッチ33への出力Dutyを徐減するようにクラッチ出力値を計算し(ステップ58)、その計算値のデューティ(Duty)にて出力する(ステップ59)。
一方、CPU41は、ステップ55においてドア速度Vが判別速度V1未満の場合(ステップ55:NO)、クラッチ33への出力Dutyを一定とするようにクラッチ出力値を計算し(ステップ60)、その計算値のデューティ(Duty)にて出力する(ステップ61)。
一方、CPU41は、ステップ51においてドア静止状態であると判断した場合(ステップ51:YES)、その時のスイングドア11の現在位置をドア停止位置として記憶し(ステップ62)、クラッチ出力を第2の出力値に変更して第2の保持力を発生(クラッチDuty出力)させて該スイングドア11を保持する(ステップ63)。
次に、制御ユニット25の基本的な作動を図6に基づいて説明する。
スイングドア11の閉位置にある際、乗員が起動スイッチとして室内操作スイッチ22をオープン側に操作してオンすると、ドア駆動モータ31に搭載バッテリからの電力が供給され、該ドア駆動モータ31が正転駆動する。この時、クラッチ33には搭載バッテリからの電力が供給されず完全な接合状態のままである。これにより、クラッチ33に第1の保持荷重が発生し、ドア駆動モータ31の駆動力によってレバー14が突出し、スイングドア11が開動作する。
ドア駆動モータ31の駆動によるスイングドア11の開動作中において、この開動作を停止させるために乗員が起動スイッチ(室内操作スイッチ22)を操作して再びオンすると、ドア駆動モータ31への電力供給が断たれてドア駆動モータ31が停止する。この時、クラッチ33には所定の駆動電力が供給されてクラッチ33は不完全な接合状態(図においてハッチングで示す状態S1)となり、第2の保持荷重を発生させる。これにより、スイングドア11は任意の所定開角度位置で保持される。
スイングドア11がクラッチ33により保持された状態において、手動操作を行なう(手動操作:有り)と、その操作によるスイングドア11の位置に応じてクラッチ33に供給される駆動電力が制御されて該クラッチ33に発生する保持荷重が減少される(図においてハッチングで示す状態S2)。そして、スイングドア11を所定以上に開操作すると、クラッチ33に駆動電力が供給されて完全な切断状態となる。これにより、手動操作に対する保持荷重がなくなり、自由に開動作することができる。スイングドア11が開位置となり、それがドア開度センサ36から入力した信号に基づいて検出されると、クラッチ33への電力供給が断たれてクラッチ33が再び接合状態となる。これにより、スイングドア11が全開位置で保持されることになる。尚、この時のクラッチ33の接合状態は、完全な接合状態ばかりでなく、第2の保持荷重を発生させる不完全な接合状態であってもよい。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)車両用ドア制御装置12は、ドア駆動モータ31とクラッチ33とを備え、スイングドア11を開閉するためのドア駆動モータ31は、クラッチ33を介してレバー操作部35に接続されている。車両用ドア制御装置12は、該レバー操作部35においてクラッチ出力によってレバー14を出没させてスイングドア11を開閉する。スイングドア11が位置P1にあるとき、車両用ドア制御装置12の制御ユニット25は、第2の保持荷重を発生させて該スイングドア11を保持している。そして、手動にてスイングドア11を回動操作すると、それをドア開度センサ36から入力する信号のパルスによって検知し(位置P2)、実線L1で示す波形のように、該パルスに応じてドア保持荷重を減少させる。そして、スイングドア11の操作速度に基づいて、該速度が所定値以上の場合には静止状態より低い所定のクラッチ出力でスイングドア11を保持するようにした。その結果、手動操作におけるクラッチ33の引っかかり感が少なくなり、操作感を良くすることができる。
(2)制御ユニット25は、スイングドア11の停止を検出した場合にクラッチ33のクラッチ出力を第2の出力値に制御し、それによるドア保持荷重によってスイングドア11を保持するようにした。そのドア保持荷重は、クラッチ33のクラッチ出力を第2の出力値にしてスイングドア11をドア駆動モータ31により開閉するときのドア保持荷重に比べて小さい。その結果、手動によりスイングドア11を容易に開閉することができ、操作感を良くすることができる。
(3)制御ユニット25は、手動操作によるスイングドア11の開閉を検出すると、クラッチ33のクラッチ出力を徐減する(ドア保持荷重を徐々に小さくする)ようにした。その結果、手動操作の開始時にはドア保持荷重がある程度あってスイングドア11が急激に移動するのを防ぎ、開閉操作に従ってドア保持荷重が小さくなるため、容易にスイングドア11を移動させることができる。
(4)制御ユニット25は、クラッチ33のクラッチ出力を第1の出力値に制御し、それによって発生するドア保持荷重によってスイングドア11をドア駆動モータ31にて確実に開閉することができる。そして、制御ユニット25は、スイングドア11の停止時にクラッチ33のクラッチ出力を第2の出力値に変更することでドア保持荷重を小さくし、手動操作をしやすくすることができる。また、スイングドア11の停止時にクラッチ出力を小さくすることで、クラッチ33に流れる電流が少なくなり、それによって消費電力を小さくすることができる。
尚、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ドア速度判別を一定時間毎に行うようにしたが、一定のパルス数毎にドア速度判別を行うようにしてもよい。そのパルス数に要する時間に基づいてドア速度の計算、ドア速度判別を行うようにする。
・上記実施形態では、ドア速度に応じてクラッチ出力を変更するようにした。この場合、ドア速度Vが判別速度V1以上と判断してクラッチ出力を最小値に減少させた後にドア速度Vが判別速度V1未満となった場合にクラッチ出力を一定値に変更する。尚、一端最小値に減少した後はスイングドア11が停止するまでその状態を保持するようにしてもよい。
・上記実施形態において、判別速度V1を、スイングドア11の開度、操作方向に応じて算出するようにしてもよい。また、判別速度V1を予めテーブルなどに設定し、それを用いるようにしてもよい。
・上記実施形態では、駆動電力の供給によって2つの摩擦板が離間される所謂負作動型のクラッチを用いたが、駆動電力の供給によって2つの摩擦板が接続される正作動型のクラッチを用いて実施しても良い。この場合、図7に示すように、スイングドア11の閉位置にある際、乗員が起動スイッチとして室内操作スイッチ22をオープン側に操作してオンすると、ドア駆動モータ31に搭載バッテリからの電力が供給され、該ドア駆動モータ31が正転駆動する。この時、クラッチ33には搭載バッテリから駆動電力が供給され完全な接合状態となる。これにより、クラッチ33に第1の保持荷重が発生し、ドア駆動モータ31の駆動力によってレバー14が突出し、スイングドア11が開動作する。
ドア駆動モータ31の駆動によるスイングドア11の開動作中において、この開動作を停止させるために乗員が起動スイッチ(室内操作スイッチ22)を操作して再びオンすると、ドア駆動モータ31への電力供給が断たれてドア駆動モータ31が停止する。この時、クラッチ33には所定の駆動電力が供給されてクラッチ33は不完全な接合状態(図においてハッチングで示す期間S3)となり、第2の保持荷重を発生させる。これにより、スイングドア11は任意の所定開角度位置で保持される。
スイングドア11がクラッチ33により保持された状態において、手動操作を行なう(手動操作:有り)と、その操作によるスイングドア11の位置に応じてクラッチ33に供給される駆動電力が制御されて該クラッチ33に発生する保持荷重が減少される(図においてハッチングで示す期間S4)。そして、スイングドア11を所定以上に開操作すると、クラッチ33に対する駆動電力の供給が停止されて完全な切断状態となる。これにより、手動操作に対する保持荷重がなくなり、自由に開動作することができる。スイングドア11が開位置となり、それがドア開度センサ36から入力した信号に基づいて検出されると、クラッチ33に電力が供給されてクラッチ33が再び接合状態となる。これにより、スイングドア11が全開位置で保持されることになる。尚、この時のクラッチ33の接合状態は、完全な接合状態ばかりでなく、第2の保持荷重を発生させる不完全な接合状態であってもよい。
・上記実施形態は、車両の側部ボディに形成されたドア開口を開閉すべく支持されたスイングドア11に具体化したが、車両の後部ボディに形成されたドア開口を開閉すべく支持されたドアに具体化してもよい。また、揺動可能に支持されたスイングドア11に具体化したが、上下方向に開口するドアやスライドドアに具体化して実施しても良い。尚、駆動部材は、各実施形態に応じてレバー以外の部材に変更されることは言うまでもない。
・上記実施形態において、車外操作スイッチ21及び室内操作スイッチ22のオンオフ信号をスイングドア11の開閉に係る要求信号として、制御ユニット25によるスイングドア11の開閉制御を行った。これに対して、例えば利用者が所有する送信機から受信した信号をスイングドア11の開閉に係る要求信号として、制御ユニット25によるスイングドア11の開閉制御を行ってもよい。
・上記実施形態において、ドア開度センサ36は、スイングドア11の開閉操作に応じた信号を出力するセンサや、レバー14の出没量に応じた信号を出力するセンサであればよい。例えば、減速機構34の出力ギヤの回転を検出するためのロータリエンコーダ、レバー14の出没量を検出するためのリニアエンコーダ、スイングドア11を揺動可能に支持するヒンジ部においてヒンジ軸の回転を検出するためのホールICやロータリエンコーダを用いて実施しても良い。
・上記実施形態において、スイングドア11を保持するドア保持荷重を適宜変更しても良い。例えば、開方向に操作する場合と閉方向に操作する場合とで保持荷重を異なるようにテーブルを設定する。また、スイングドア11の開度に応じて保持荷重を変更するようにテーブルを設定する。
・上記実施形態では、室内操作スイッチ22をスイングドア11に設けたが、これをインストルメントパネルやセンターコンソールなどに設けても良い。また、車外操作スイッチ21と室内操作スイッチ22には、それぞれ機械式スイッチ、静電容量式のタッチセンサ、撮像装置(カメラ)と画像処理装置によりドアの開閉要求を検出するもの、等を用いても良い。
第一実施形態の概略構成を示す模式図。 同実施形態の概略構成図。 同実施形態の電気的構成を示すブロック図。 ドア位置に対するドア保持荷重を示す波形図。 同実施形態の動作態様を示すフローチャート。 同実施形態の動作態様を示すタイムチャート。 別の動作態様を示すタイムチャート。
符号の説明
11…車両用ドアとしてのスイングドア、31…アクチュエータとしてのドア駆動モータ、33…動力伝達機構としてのクラッチ、14…駆動部材としてのレバー、25…操作検出手段,位置検出手段,制御手段,計時手段としての制御ユニット、36…位置検出手段としてのドア開度センサ、41a…計時手段としてのタイマ、V…ドア速度、V1…判別速度。

Claims (6)

  1. 車両用ドアの開閉に係る駆動を行うアクチュエータと、
    前記車両用ドアを開閉移動させる駆動部材と、
    前記アクチュエータと前記駆動部材との間に配設され前記アクチュエータの駆動力を前記駆動部材に伝達する動力伝達機構と、
    前記車両用ドアの開閉位置を検出するための位置検出手段と、
    前記位置検出手段の出力に基づき前記車両用ドアに対する手動操作の有無を検出する操作検出手段と、
    前記操作検出手段による手動操作の検出後に前記車両用ドアのドア速度に応じて前記動力伝達機構の伝達出力を減少又は一定値にて保持するよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用ドア制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記ドア速度と判別速度とを比較し、その比較結果に基づいて前記伝達出力を減少又は一定値に制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア制御装置。
  3. 前記制御装置は、一定時間毎又は一定パルス毎にドア速度判別を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ドア制御装置。
  4. 前記制御装置は、前記伝達出力を最小値まで減少させ、該最小値を保持することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の車両用ドア制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記アクチュエータによる前記車両用ドアの開閉において前記動力伝達機構の伝達出力を第1の出力値に制御し、前記車両用ドアの停止時に前記動力伝達機構の伝達出力を第2の出力値に制御することを特徴とする請求項1〜4のうちの何れか一項に記載の車両用ドア制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記ドア速度が前記判別速度より大きい時の前記伝達出力を前記ドア速度が前記判別速度より小さい時の前記伝達出力より減少させることを特徴とする請求項2に記載の車両用ドア制御装置。
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