JP4221143B2 - 車両用開閉体の自動開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体に移動可能に取り付けられたスライドドア、サイドドア、及びバックドア等の開閉体をモータ等の駆動源によって自動開閉する車両用開閉体の自動開閉装置に関し、とくに開閉体を駆動源で開閉する自動開閉モードから手動で開閉する手動開閉モードに切り換えるときに、開閉体が自重で急速に移動するのを抑制する車両用開閉体の自動開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用開閉体の自動開閉装置は、例えば、特開2000−6662号公報に開示されている。この装置は、運転席および後部座席の近くに設けた開閉体であるスライドドアの開閉用操作子を操作することによって、あるいは車外からワイヤレスリモコンを操作することによって、車内に設置した制御装置で駆動源を起動し、さらに「クラッチ手段」である電磁クラッチをオン(接続)状態にして駆動源の動力をスライドドア開閉機構に伝達することでスライドドアを開閉移動している。
【0003】
また、この装置は、スライドドアを駆動源の動力によって開閉する自動開閉モードと、利用者が手動で操作する手動開閉モードとを選択的に切り換えるメインスイッチを備えており、スライドドアが自動開閉モードで移動しているときにメインスイッチで手動開閉モードが選択されると、スライドドアが途中で停止し、電磁クラッチをオフ(切断)状態にし、手動開閉モードに切り換えている。
【0004】
また、この装置は、スライドドアを駆動するシステムの構成要素に何等かの異常があることを検知すると、スライドドアを途中で停止し、電磁クラッチをオフ状態にして手動開閉モードに切り換えている。前記した「何等かの異常」としては、例えば、スライドドアの移動方向を検出するロータリーエンコーダを含むセンサ系の異常や、スライドドアを駆動するモータ等を含む駆動系の異常などである。
【0005】
ところで、前述した各場合において、スライドドアを途中の位置で停止させ、電磁クラッチをオフ状態にして手動開閉モードに切り換えると、車両が傾斜地に停車している場合は、スライドドアは自重により傾斜方向に移動を開始し、傾斜が急なほど急速に移動してしまう不都合を解決するために、開閉体が開閉途中にある場合は、電磁クラッチを所定時間接続し且つ所定時間切断する断続制御を繰り返すクラッチ断続モードを実行し、開閉体の急速な移動を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の装置にあっては、図4に示すように、電磁クラッチを接続させる駆動電圧は、切断状態から所定の伝達保持力による接続状態まで瞬時に変化する。即ち、クラッチが接続状態になると、自重で移動していたドアは急激に停止させられ、そのためスライドドアの駆動機構及び駆動機構とスライドドアとの接続部に衝撃力が加わる。このクラッチの断続は、スライドドアが開閉端まで到達して、自重による移動が完了するまで多数回繰り返される。この衝撃力を繰り返し受けることにより、スライドドア駆動装置の駆動機構には変形や破損が発生するおそれがあり、耐久性の低下が懸念される。
【0007】
また、この耐久性を向上するために構造を補強しようとすると、板厚増大による重量増大、部品点数の増加、構造の大型化といったコンパクト化に逆行するおそれがある。
【0008】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、クラッチ手段がオフ状態のとき、開閉体が自重で急速に移動するのを抑制するため、クラッチ手段を断続させても、開閉体の駆動装置に掛かる衝撃力を緩和して、耐久性を向上させると共にコンパクト化を図った車両用開閉体の自動開閉装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、車体に形成された開口部と、該開口部を開閉するよう車体に移動可能に取り付けられた開閉体と、電磁クラッチよりなるクラッチ手段を介して伝達される駆動源の駆動力に基づいて前記開閉体を開閉駆動する駆動機構と、前記クラッチ手段を断続制御して前記駆動源から前記駆動機構に伝達される駆動力を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は前記駆動源によって前記開閉体を開閉する自動開閉モードから手動によって開閉する手動開閉モードに切り換えるときに、前記開閉体が開閉途中にある場合は前記クラッチ手段を所定時間接続し且つ所定時間切断する断続制御を繰り返すクラッチ断続モードを実行する車両用開閉体の自動開閉装置において、前記クラッチ断続モード中のクラッチ手段を接続させる伝達保持力が接続毎に漸増させる制御回路は、前記車体が所定の傾斜角をなす状態において、開閉体が全開位置付近から全閉位置付近まで、及び全閉位置付近から全開位置付近まで自重により移動するときに、所定の速度以下となるよう、予め設定したオン・オフ時間及び予め設定した断続回数の下で、クラッチ手段を接続する毎の前記クラッチ手段の駆動電圧をデューティ比漸増のPWM制御で設定されていることを特徴とする。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、前記クラッチ断続モード中のクラッチ手段を接続させる伝達保持力が接続毎に漸増させる制御回路は、前記車体が所定の傾斜角をなす状態において、開閉体が全開位置付近から全閉位置付近まで、及び全閉位置付近から全開位置付近まで自重により移動するときに、所定の速度以下となるよう、予め設定したオン・オフ時間及び予め設定した断続回数の下で、クラッチ手段を接続する毎の前記クラッチ手段の駆動電圧をデューティ比漸増のPWM制御で設定されているので、自重で移動する開閉体を緩やかに減速して衝撃力を緩和することが出来、駆動装置の駆動機構には変形や破損が発生するおそれがなく、耐久性が向上する。また、この耐久性が向上することで、構造を補強する必要もなくなり、自動開閉装置のコンパクト化がはかれる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による車両用開閉体の自動開閉装置の一実施の形態を示すブロック図で、スライドドアの制御に関する電気的構成を示している。同図において、車体1には、「制御手段」であるスライドドア制御装置11およびスライドドア駆動装置12を備え、スライドドア制御装置11は、マイクロコンピュータによるプログラム制御によって、モータ等の駆動源およびスライドドア駆動機構を有するスライドドア駆動装置12を制御し、「開閉体」であるスライドドア2を開閉移動するように構成されている。
【0012】
また、スライドドア2は車体1の開口部1aの上縁および下縁に設けた上部トラック13および下部トラック14にそれぞれ連係されることによって、車体1の側面に前後方向に摺動自在に懸架され、開口部1aを開閉する。
【0013】
スライドドア制御装置11は、バッテリー15に接続されて直流電圧BVを受け、イグニッションスイッチ16に接続されてイグニッション信号IGを受け、パーキングスイッチ17に接続されてパーキング信号PKを受け、メインスイッチ18に接続されてメインスイッチ信号MAを受けるように構成されている。
【0014】
また、スライドドア制御装置11は、ドア開スイッチ19に接続されてスライドドア2を開扉指令するドア開信号DOを受け、ドア閉スイッチ20に接続されてスライドドア2を閉扉指令するドア閉信号DCを受け、無線受信部21に接続されて車外のワイヤレスリモコン3からリモコン開信号ROまたはリモコン閉信号RCを受け、ブザー22に接続されてスライドドア2が自動開閉される際の警報音を発生させ、傾斜センサ23に接続されて車体の傾斜角および傾斜信号SSを検出するように構成されている。
【0015】
前記スライドドア駆動装置12は、ドライブプーリ12aと反転プーリ12bとを備え、この間にケーブル部材12cを巻回し、このケーブル部材12cに移動部材12dを固定して、移動部材12dとスライドドア2とをヒンジアーム31を介して接続した構成となっている。なお、ドライブプーリ12a、反転プーリ12b、ケーブル部材12cおよび移動部材12dによってスライドドア駆動機構12iが構成されている。
【0016】
ドライブプーリ12aは、「クラッチ手段」である電磁クラッチ12eを介して「駆動源」である開閉モータ12fに接続されている。電磁クラッチ12eは、スライドドア制御装置11によって伝達保持力が制御されるように構成されている。
【0017】
開閉モータ12fは、スライドドア制御装置11の制御の下に開方向または閉方向に回転駆動される。電磁クラッチ12eがオン状態になると、ドライブプーリ12aは開閉モータ12fと同一方向に回転駆動され、反転プーリ12bとの間でケーブル部材12cを直線方向に移動させる。これによって、スライドドア2が前後方向に移動する。
【0018】
ドライブプーリ12aの回転軸には、ロータリーエンコーダ12gが連係されている。その出力パルスは、パルス信号発生部12hに入力され、2相のパルス信号φ1,φ2としてスライドドア制御装置11に入力される。この2相式のロータリーエンコーダ12gは、スライドドア2の位置だけでなく移動方向も検知することが可能である。
【0019】
スライドドア2内には、スライドドア2をハーフラッチ直前からフルラッチまで締め込むためのクロージャモータ32、それを制御するクロージャ制御部33、スライドドア2がハーフラッチに達したことを検知するハーフスイッチ34が設置されている。
【0020】
さらに、スライドドア2内には、ドアロック35を駆動して車体1側に設けたストライカ24から解除するリリースアクチュエータ36、リリースアクチュエータ36と同様にドアロック35を解除するドアハンドル37を備えている。このドアロック35およびストライカ24によってドアロック機構4が構成されている。
【0021】
また、車体1側の電気的要素とスライドドア2側の電気的要素との接続は、スライドドア2が全閉状態から若干開いた位置で、開口部1aに設けた車体側コネクタ26とスライドドア2の開口端に設けたドア側コネクタ38とが結合されることで行われる。この車体側コネクタ26およびドア側コネクタ38によって給電コネクタ5が構成されている。
【0022】
また、給電コネクタ5を介してクロージャ制御部33が車体1側のバッテリー15および接地に接続され、ハーフスイッチ34が車体1側のスライドドア制御装置11に接続され、リリースアクチュエータ36の一端および他端がそれぞれ車体1側のバッテリー15およびスライドドア制御装置11に接続されている。
【0023】
図2は、スライドドア制御装置11を中心として、図1に示す電磁クラッチ12eの制御部、開閉モータ12fの制御部などを示すブロック図である。同図において、スライドドア制御装置11は、マイクロコンピュータを含む制御回路11aを有し、記憶されているプログラムに基づいて繰り返し制御を行っている。
【0024】
また、スライドドア制御装置11は、電源回路11bを有し、バッテリー15からの直流電圧BVを受けて制御回路11aに供給する電圧を生成している。この制御回路11aは、安全性を確保するためにイグニッションスイッチ16およびパーキングスイッチ17が共にオンのときに動作するように構成されている。
【0025】
また、スライドドア制御装置11は電磁クラッチ12eを制御するトランジスタ11c、開閉モータ12fを制御する第1および第2のモータ制御リレー11d,11e、モータブレーキキャンセルリレー11fおよびアクチュエータ制御リレー11gを有する。
【0026】
トランジスタ11cは、制御回路11aによって制御され、一端がバッテリー15に接続された電磁クラッチ12eの他端に接続されて電磁クラッチ12eの伝達保持力を制御する。
【0027】
また、第1のモータ制御リレー11dは、リレーコイルの一端が制御回路11aのスイッチ素子TR1に接続され、他端がバッテリー15に接続されている。接点スイッチの可動端子は、開閉モータ12fの一端に接続され、2つある固定端子の一方はバッテリー15に、他方はモータブレーキキャンセルリレー11fの可動端子を経て接地されている。
【0028】
第2のモータ制御リレー11eは、リレーコイルの一端が制御回路11aのスイッチ素子TR2に接続され、他端がバッテリー15に接続されている。接点スイッチの可動端子は、開閉モータ12fの他端に接続され、2つある固定端子の一方はバッテリー15に、他方は接地されている。
【0029】
スイッチ素子TR1またはTR2の作動により、第1のモータ制御リレー11dまたは第2のモータ制御リレー11eのリレーコイルにバッテリー15の電流を接続させると、開閉モータ12fは所定の方向に回転する。
【0030】
モータブレーキキャンセルリレー11fは、リレーコイルの一端が制御回路11aのスイッチ素子TR3に接続され、他端がバッテリー15に接続されている。接点スイッチの可動端子は、前述したように第1のモータ制御リレー11dの他方の固定端子に接続され、2つある固定端子の一方は接地され、他方はオープンになっている。
【0031】
アクチュエータ制御リレー11gは、リレーコイルの一端が制御回路11aのスイッチ素子TR4に接続され、他端がバッテリー15に接続されている。接点スイッチの可動端子は、給電コネクター5を介してリリースアクチュエータ36の一端に接続され、2つある固定端子の一方は接地され、他方はオープンとなっている。また、リリースアクチュエータ36の他端は、給電コネクター5の車体側コネクタ26を介してバッテリー15に接続されている。この他にも制御回路11aには前述したロータリーエンコーダ12gが接続されている。
【0032】
この構成において、スライドドア2の動作モードが前述した各理由によって自動開閉モードから手動操作モードに切り換わると、制御回路11aはスイッチ素子TR1をオフして、モータ制御リレー11d及びモータ制御リレー11eのリレーコイルに流れる電流を遮断し、接点スイッチを開く。これによって、開閉モータ12fの回転が停止し、スライドドア2は停止状態となる。
【0033】
次いで、制御回路11aは、トランジスタ11cを制御し、電磁クラッチ12eを接続状態から切断状態に切り換える。これによって、スライドドア2と開閉モータ12fとの接続状態が断たれ、スライドドア2は手動操作による開閉が可能となり、車体が傾斜していれば傾斜方向に自重で移動する。
【0034】
この状態において、制御回路11aは、トランジスタ11cを制御して、図3に示すように、電磁クラッチ12eがオン(ON)状態からオフ(OFF)状態に切り換わった時点から一定のオフ時間Toff および一定のオン時間Tonを一定の回数繰り返すクラッチ断続モードを実行する。
【0035】
この例の場合、オフ時間Toff 、オン時間Tonおよび断続回数は予め設定した固定値である。この固定値は所定の傾斜角において、スライドドア2が全開位置付近から全閉位置付近まで、および全閉位置付近から全開位置付近まで自重により移動するときに、所定の速度以下となるように測定して得た値である。具体的には、スライドドア2は、オフ時間Toff 中に自重で移動し、重力加速度によって加速される。従って、オフ時間Toff は、所定の速度以下となるように設定する。
【0036】
また、クラッチ断続モード中の電磁クラッチ12eの切断状態であるオフ状態から接続であるオン状態に切り換わる際の駆動電圧を、漸増するよう制御されている。
【0037】
このように電磁クラッチ12eをオン状態に切り換える際の駆動電圧を漸増するようにすると、電磁クラッチ12eの接続時の伝達保持力が漸増され、電磁クラッチ12eが除々に接続されるので、自重で移動するスライドドア2を緩やかに減速し、衝撃力を緩和することが出来る。
【0038】
この電磁クラッチ12eの接続時の衝撃力が緩和されることで、スライドドア駆動機構12i及び該スライドドア駆動機構12iとスライドドア2との接続部を構成するヒンジアーム31には、変形や破損が発生するおそれがなくなり、耐久性が向上する。
【0039】
また、この耐久性が向上することで構造を補強する必要もなくなり、スライドドア駆動装置12のコンパクト化がはかれる。
【0040】
本実施形態では、電圧制御により電磁クラッチ12eを制御する例を示したが、本発明においては電磁クラッチ12eの伝達保持力の強弱を制御可能な方法であれば良く、電磁クラッチ12eはPWM制御によって制御しても良い。この場合、PWM制御のデューティー比を制御し電磁クラッチ12eの伝達保持力を漸増させる。また、クラッチ手段は、電磁クラッチ12eを示したが、本発明はこれに限定されるものでなく、他のタイプのクラッチ、例えば流体により駆動されるクラッチであっても、伝達保持力の強弱を制御できるものであれば、適用可能である。
【0041】
本実施形態においては、スライドドア2の自動開閉装置の例を示したが、本発明はこれに限定されるものでなく、揺動式のスイングドアや上下に揺動開閉するバックドア等の車両用の開閉体に適用できることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、前記クラッチ断続モード中のクラッチ手段を接続させる伝達保持力が接続毎に漸増させる制御回路は、前記車体が所定の傾斜角をなす状態において、開閉体が全開位置付近から全閉位置付近まで、及び全閉位置付近から全開位置付近まで自重により移動するときに、所定の速度以下となるよう、予め設定したオン・オフ時間及び予め設定した断続回数の下で、クラッチ手段を接続する毎の前記クラッチ手段の駆動電圧をデューティ比漸増のPWM制御で設定されているので、自重で移動する開閉体を緩やかに減速して衝撃力を緩和することが出来、駆動装置の駆動機構には変形や破損が発生するおそれがなくなり、耐久性が向上する。また、この耐久性が向上することで、構造を補強する必要もなくなり、自動開閉装置のコンパクト化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】スライドドア制御装置と主な電気的要素との接続を示すブロック図である。
【図3】本発明の動作例を説明する説明図である。
【図4】従来技術の動作例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 車体
1a 開口部
2 スライドドア(開閉体)
11 スライドドア制御装置(制御手段)
11a 制御回路
12 スライドドア駆動装置
12e 電磁クラッチ(クラッチ手段)
12f 開閉モータ(駆動源)
12i スライドドア駆動機構
Claims (1)
- 車体に形成された開口部と、該開口部を開閉するよう車体に移動可能に取り付けられた開閉体と、電磁クラッチよりなるクラッチ手段を介して伝達される駆動源の駆動力に基づいて前記開閉体を開閉駆動する駆動機構と、前記クラッチ手段を断続制御して前記駆動源から前記駆動機構に伝達される駆動力を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は前記駆動源によって前記開閉体を開閉する自動開閉モードから手動によって開閉する手動開閉モードに切り換えるときに、前記開閉体が開閉途中にある場合は前記クラッチ手段を所定時間接続し且つ所定時間切断する断続制御を繰り返すクラッチ断続モードを実行する車両用開閉体の自動開閉装置において、
前記クラッチ断続モード中のクラッチ手段を接続させる伝達保持力が接続毎に漸増させる制御回路は、前記車体が所定の傾斜角をなす状態において、開閉体が全開位置付近から全閉位置付近まで、及び全閉位置付近から全開位置付近まで自重により移動するときに、所定の速度以下となるよう、予め設定したオン・オフ時間及び予め設定した断続回数の下で、クラッチ手段を接続する毎の前記クラッチ手段の駆動電圧をデューティ比漸増のPWM制御で設定されていることを特徴とする車両用開閉体の自動開閉装置。
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